JPH0791730A - 通風パネルユニット及びこれを用いた床構造 - Google Patents
通風パネルユニット及びこれを用いた床構造Info
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- JPH0791730A JPH0791730A JP25502993A JP25502993A JPH0791730A JP H0791730 A JPH0791730 A JP H0791730A JP 25502993 A JP25502993 A JP 25502993A JP 25502993 A JP25502993 A JP 25502993A JP H0791730 A JPH0791730 A JP H0791730A
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Abstract
用いる通風パネルユニットの全高を下げて省スペース化
を図る。 【構成】 矩形のパネル1に吹き出し口2を略面一に取
り付け、ダクト部3をパネル1の下面に吹き出し口2と
略同心に取り付ける。ダクト部3のケーシング9外周に
一対のクロスフローファン10、10を対向させて取り
付け、ケーシング9内に配した第1、第2の整流体1
1、12により水平方向に吹き出されたエアーを上方へ
向かわせ、スムーズにかつ静粛に吹き出し口2から室内
へ吹き出させる。
Description
称されるビル等の構造物の二重構造の床を構成するのに
適する通風パネルユニット及びこれを用いた床構造に関
する。
り床面を通風パネルユニットの寸法に対応させて複数区
分に分割し、通風パネルユニットを少なくとも1以上の
区分に用い、他の区分には通風パネルユニットのパネル
上面と面一に配置可能なパネルユニットを用いたフリー
アクセス床と称される二重床構造が知られている。この
構造の床に用いられている通風パネルユニットは、床面
の一部を構成するための矩形のパネルをスラブ上に固定
した支持脚上に取り付け、パネルとスラブの間にダクト
と軸流ファンを配し、軸流ファンからダクト内に吹き出
したエアを、パネルに設けた吹き出し口から室内に給気
するようにしたものがある。
の吹き出し方向とファンの回転軸の方向とが一致するた
め下吸い込み、上吹き出しとなり、通風パネルユニット
としての全高が高くなる。従ってスラブ上面からパネル
までの間隔が大きくなり、従来の例では約150ないし
200mmもの間隔を必要としていた。
っても、上記の所要寸法を合計すれば1階分のスペース
に近いものになってしまうため、特に高層のオフィスビ
ルが増えている近年では、フリーアクセス床を構成する
場合、このような通風のための寸法を極力小さくしてス
ペース利用の効率化を図ることが求められている。
なしたもので、全高を従来より大きく減らすことができ
る通風ユニットを提供し、またこれを用いて省スペース
化を図った床構造を提供することを目的とする。
ユニットは上記目的を達成するために、床面の一部を構
成するための矩形のパネルと、該パネルに略面一にして
取り付ける吹き出し口と、上記パネルより寸法が小さい
矩形の平面形状を有し、上記パネルの下面に上記吹き出
し口と略同心に取り付けるダクト部とからなり該ダクト
部が、四周を囲んで通風路を形成するケーシングと、該
ケーシングに取り付け、該ケーシング内に水平方向で給
気するクロスフローファンとからなる構成としたもので
ある。
クロスフローファンを、上記ケーシングに一対対向させ
て取り付ける構成とすることができる。
ケーシング内に上記通風路の下面を画定する整流体を配
してなり、該整流体が、上記一対のクロスフローファン
の間の中央位置で、上方へ突出する断面山形の整流部を
備える構成とすることができる。
パネルの下面に上記吹き出し口を避けて第2の整流体を
配してなり、該第2の整流体が、上記クロスフローファ
ン側から上記吹き出し口側へかけて上向きに傾斜する断
面形状を有する構成とすることができる。
整流体または上記整流体と上記第2の整流体の少なくと
も一方とが、遮音材からなる構成とすることができる。
ために、上記いずれかの通風パネルユニットを少なくと
も1以上用い、他の床面部分を上記通風パネルユニット
のパネル上面と面一にしてなる構成としたものである。
ために、床面を上記いずれかの通風パネルユニットの寸
法に対応させて複数区分に分割し、上記いずれかの通風
パネルユニットを少なくとも1以上の区分に用い、他の
区分には上記通風パネルユニットのパネル上面と面一に
配置可能なパネルユニットを用い、上記各通風パネルユ
ニット及びパネルユニットを位置可変としてなる構成と
したものである。
ニットの一実施例を示す。図示のように本実施例に係る
通風パネルユニットは主に、パネル1、吹き出し口2、
ダクト部3からなり、一例として約95mmの高さを有
する構成となっている。
形のもので、例えば500mmx500mmの正四角形
の平面形状を有し厚さが約20mmのステンレスパネル
等から構成する。なお図示の例ではパネル1上に、厚さ
が約5〜7mmのカーペット4が敷いてある。
にして取り付けるもので、図4に示すように、放射状に
孔5を複数設けたカバー6と、その下側に組み合わせる
円筒部7とからなる。この吹き出し口2としては、例え
ば特開平3−99158号公報、実開平1−16024
9号公報、実開平4−32442号公報、実開平4−1
36443号公報等に示されたようなものを用いること
ができる。これらの吹き出し口は、エアの吹き出し方向
が図1中に矢印で示すようにそれぞれ異なる角度をもっ
て上方へ向かうようになっており、周囲のエアを攪拌し
て素早く混合され、適当に減速された吹き出し速度でも
って室内に供給されるようになっているものである。な
お図示の例では吹き出し口2の厚さがパネル1とほぼ同
等に描いてあるが、このような吹き出し口に本発明が限
定されることではない。また図中8は吹き出し量制御用
のコントローラーであり、このコントローラー8として
は従来公知のものを用いればよい。
口2と略同心に取り付けてあり、四周を囲んで通風路を
形成するケーシング9と、ケーシング9外周に取り付け
る一対のクロスフローファン10、10とケーシング9
内に配する第1、第2の整流体11、12とから構成し
てあり、全体としてはパネル1よりも縦横寸法が小さい
矩形の平面形状を有する。ケーシング9は4枚の穴明き
板材を矩形に組み合わせてなるもので、図示の例では高
さが約75mmとなっている。
ング9に対向させて取り付けてあり、ケーシング9によ
って形成される通風路内にエアを吹き出すようになって
いる。このクロスフローファン10は図示の例では、例
えば幅が約300mm、高さ及び幅が約60mmの外形
寸法を有し、吹き出し側の側縁をケーシング9を構成す
る板材の外側面にパッキン等を介して固定してある。な
おクロスフローファン10をケーシング9に取り付ける
には、妨振材等を用いてパネル1に直接に振動や音が伝
わらないようにするとよい。
ラスウール等の遮音材からなり、ケーシング9内の通風
路の下面を画定している。この第1の整流体11は一対
のクロスフローファン10、10間の中央位置に上方側
へ突出する断面山形の整流部13を備えている。第2の
整流体12もグラスウール等の遮音材からなり、図3に
示すように、クロスフローファン10側から吹き出し口
2の円筒部7側へかけて上向きに傾斜する断面形状を有
する。もちろんこの整流体12は、吹き出し口2を避け
て配してある。このため、クロスフローファン9から水
平方向に吹き出されたエアーは、第2の整流体12及び
第1の整流体11の整流部13の斜面に沿って上方へと
吹き出し方向を変え、スムーズにかつ静粛に吹き出し口
2から室内へ吹き出される(図3参照)。
公知の床パネルユニットを用いて構成したフリーアクセ
ス床構造の一実施例を示す。この実施例の床面は、上記
通風パネルユニットの寸法に対応させて複数区画に区分
してある。図中X印を付したものが本発明に係る通風パ
ネルユニット20で、印を付していないものが公知の床
パネルユニット21であり、詳細な図示は省略するがこ
れら各ユニット20、21は位置を可変としてある。も
ちろん各パネルユニット20、21のパネル上面は面一
になっている。
すためのエアコン装置で、框23で区切られた室内はこ
のエアコン装置22で全体的に温度調整され、本発明に
係る通風ユニット20は局所的な温度調整に用いられ
る。なお上述のように、通風パネルユニット20のダク
ト部3がパネル1の下面に吹き出し口2と略同心に取り
付けてあり、パネル1よりも縦横寸法が小さいしてある
ため、エアコン装置22から吹き出されたエアはダクト
部3によって循環を阻止されることなく、ダクト部3の
外周をも流れるようになっている。
説明してきたようなものなので、全高が従来の通風ユニ
ットよりも大幅に小さくできるようになるという効果が
ある。
ルユニットを用いることにより通風のための寸法を極く
小さなものとすることができ、これによって省スペース
化を図れるという効果がある。
して示す斜視図である。
る。
平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 床面の一部を構成するための矩形のパネ
ルと、該パネルに略面一にして取り付ける吹き出し口
と、上記パネルより寸法が小さい矩形の平面形状を有
し、上記パネルの下面に上記吹き出し口と略同心に取り
付けるダクト部とからなり、該ダクト部が、四周を囲ん
で通風路を形成するケーシングと、該ケーシングに取り
付け、該ケーシング内に水平方向で給気するクロスフロ
ーファンとからなることを特徴とする通風パネルユニッ
ト。 - 【請求項2】 上記クロスフローファンを、上記ケーシ
ングに一対対向させて取り付けることを特徴とする請求
項1の通風パネルユニット。 - 【請求項3】 上記ケーシング内に上記通風路の下面を
画定する整流体を配してなり、該整流体が、上記一対の
クロスフローファンの間の中央位置で上方へ突出する断
面山形の整流部を備えることを特徴とする請求項2の通
風パネルユニット。 - 【請求項4】 上記パネルの下面に上記吹き出し口を避
けて第2の整流体を配してなり、該第2の整流体が、上
記クロスフローファン側から上記吹き出し口側へかけて
上向きに傾斜する断面形状を有することを特徴とする請
求項3の通風パネルユニット。 - 【請求項5】 上記整流体または上記整流体と上記第2
の整流体の少なくとも一方とが、遮音材からなることを
特徴とする請求項3または4の通風パネルユニット。 - 【請求項6】 上記いずれかの通風パネルユニットを少
なくとも1以上用い、他の床面部分を上記通風パネルユ
ニットのパネル上面と面一にしてなることを特徴とする
床構造。 - 【請求項7】 床面を上記いずれかの通風パネルユニッ
トの寸法に対応させて複数区分に分割し、上記いずれか
の通風パネルユニットを少なくとも1以上の区分に用
い、他の区分には上記通風パネルユニットのパネル上面
と面一に配置可能なパネルユニットを用い、上記各通風
パネルユニット及びパネルユニットを位置可変としてな
ることを特徴とする床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25502993A JP3331420B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 通風パネルユニット及びこれを用いた床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25502993A JP3331420B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 通風パネルユニット及びこれを用いた床構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0791730A true JPH0791730A (ja) | 1995-04-04 |
JP3331420B2 JP3331420B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=17273194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25502993A Expired - Fee Related JP3331420B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 通風パネルユニット及びこれを用いた床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331420B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09308755A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Matsushita Seiko Co Ltd | 遊技場における空調システム |
US5910045A (en) * | 1995-09-07 | 1999-06-08 | Daikin Industries, Ltd. | Air discharge unit for underfloor air conditioning and underfloor air conditioning system using same |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP25502993A patent/JP3331420B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5910045A (en) * | 1995-09-07 | 1999-06-08 | Daikin Industries, Ltd. | Air discharge unit for underfloor air conditioning and underfloor air conditioning system using same |
JPH09308755A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Matsushita Seiko Co Ltd | 遊技場における空調システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3331420B2 (ja) | 2002-10-07 |
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