JPH0790992B2 - ホームエレベータ - Google Patents
ホームエレベータInfo
- Publication number
- JPH0790992B2 JPH0790992B2 JP63237506A JP23750688A JPH0790992B2 JP H0790992 B2 JPH0790992 B2 JP H0790992B2 JP 63237506 A JP63237506 A JP 63237506A JP 23750688 A JP23750688 A JP 23750688A JP H0790992 B2 JPH0790992 B2 JP H0790992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- floor
- home elevator
- house
- button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、２階建、３階建などの住宅に設置されるホー
ムエレベータに関する。
ムエレベータに関する。
［従来の技術］ 近時、住宅難のために２世帯、３世帯の家族が同一家屋
に住むことが推奨され、この複数の世代が共に住む２階
建や３階建の個人住宅が増加する傾向にある。そして、
この個人住宅では、老人が階段を上り下りすることは不
便であり、また、転落する危険を伴うことから、これま
で老人用居室は１階に設けられることが多かつた。
に住むことが推奨され、この複数の世代が共に住む２階
建や３階建の個人住宅が増加する傾向にある。そして、
この個人住宅では、老人が階段を上り下りすることは不
便であり、また、転落する危険を伴うことから、これま
で老人用居室は１階に設けられることが多かつた。
しかしながら、１階は日当たりや見晴らしが悪い等の理
由で、２階、３階などに老人用居室を設けることもあ
る。このような場合に前述した階段を上り下りすること
に伴う問題を考慮して、例えば実開昭62−26370号公報
に示されるように、２階建、３階建などの住宅に設けら
れるホームエレベータが提案され、一部実用化されてい
る。
由で、２階、３階などに老人用居室を設けることもあ
る。このような場合に前述した階段を上り下りすること
に伴う問題を考慮して、例えば実開昭62−26370号公報
に示されるように、２階建、３階建などの住宅に設けら
れるホームエレベータが提案され、一部実用化されてい
る。
なお、このようなホームエレベータでは、一人か二人乗
りの小型のかごが備えられるとともに、一般のエレベー
タと同様に、かごの運転盤がかご内に、また、かごを呼
び寄せるかご呼び釦が階床の出入口部に設置されてい
る。
りの小型のかごが備えられるとともに、一般のエレベー
タと同様に、かごの運転盤がかご内に、また、かごを呼
び寄せるかご呼び釦が階床の出入口部に設置されてい
る。
［発明が解決しようとする課題］ ところで、上記のような従来のホームエレベータにあつ
ては、かごにたんす等の大型の荷物や、あるいは多数の
荷物を積み込むと、かごの操作を行なう人が乗り込むこ
とができず、このような荷物をかごで運搬することがで
きないという問題があつた。
ては、かごにたんす等の大型の荷物や、あるいは多数の
荷物を積み込むと、かごの操作を行なう人が乗り込むこ
とができず、このような荷物をかごで運搬することがで
きないという問題があつた。
なお、かごに荷物を積み込んでから、一人が階床から手
を伸ばしてかご内の運転盤を操作するとともに、他の人
が所定階でかごの到着を待ち受けることも考えられる
が、この場合には、かご内の運転盤を操作するのに、荷
物が積み込まれたかご内に階床側から手を伸ばさなけれ
ばならないとう煩わしさがある。加えて、他の階床でか
ご呼び釦が操作されたりすると、これに応じてかごが作
動してしまい、したがつて、このような方法で荷物の運
搬を行なうことは困難である。
を伸ばしてかご内の運転盤を操作するとともに、他の人
が所定階でかごの到着を待ち受けることも考えられる
が、この場合には、かご内の運転盤を操作するのに、荷
物が積み込まれたかご内に階床側から手を伸ばさなけれ
ばならないとう煩わしさがある。加えて、他の階床でか
ご呼び釦が操作されたりすると、これに応じてかごが作
動してしまい、したがつて、このような方法で荷物の運
搬を行なうことは困難である。
本発明は上記のような従来技術における実情を鑑みてな
されたもので、その目的は、かご内での運転操作を要す
ることなく、確実にかごを所定階まで運転することので
きるホームエレベータを提供することにある。
されたもので、その目的は、かご内での運転操作を要す
ることなく、確実にかごを所定階まで運転することので
きるホームエレベータを提供することにある。
［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明は、住宅の階床間を昇
降するかごと、前記階床の出入口部に備えられ、前記か
ごを呼び寄せるかご呼び釦とを有するホームエレベータ
において、前記かごの利用者の手操作によって動作し、
前記かご呼び釦による作動を無効にする作動無効手段
と、前記かごを所定階へ送り出す信号を出力する行先階
指定釦とを備えた操作盤を設けた構成にしてある。
降するかごと、前記階床の出入口部に備えられ、前記か
ごを呼び寄せるかご呼び釦とを有するホームエレベータ
において、前記かごの利用者の手操作によって動作し、
前記かご呼び釦による作動を無効にする作動無効手段
と、前記かごを所定階へ送り出す信号を出力する行先階
指定釦とを備えた操作盤を設けた構成にしてある。
［作用］ 本発明は上記のように構成したので、例えばかごで荷物
を運搬するとき、階床の出入口部に設けられる操作盤の
作動無効手段を手動操作し、かご呼び釦による作動を無
効にしておいて、かごに荷物を積み込む。そして、階床
の出入口部に設けられる行先釦指定釦を押圧すると、こ
れに伴つてかごが所定階へ送り出される。これにより、
かご内での運転操作を要することなく、確実にかごを所
定階まで運転することができる。
を運搬するとき、階床の出入口部に設けられる操作盤の
作動無効手段を手動操作し、かご呼び釦による作動を無
効にしておいて、かごに荷物を積み込む。そして、階床
の出入口部に設けられる行先釦指定釦を押圧すると、こ
れに伴つてかごが所定階へ送り出される。これにより、
かご内での運転操作を要することなく、確実にかごを所
定階まで運転することができる。
［実施例］ 以下、本発明のホームエレベータを図に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本発明のホームエレベータの一実施例の全体構
成を示す縦断面図、第２図は第１図のホームエレベータ
が設置される住宅の外観を示す斜視図である。
成を示す縦断面図、第２図は第１図のホームエレベータ
が設置される住宅の外観を示す斜視図である。
まず、住宅の外観を示す第２図において、１は住宅、例
えば３階建の個人住宅、２はこの住宅１の外壁部に立設
される昇降路、４は昇降路２内を昇降可能なかごであ
る。
えば３階建の個人住宅、２はこの住宅１の外壁部に立設
される昇降路、４は昇降路２内を昇降可能なかごであ
る。
次に、ホームエレベータの全体構成を示す第１図におい
て、３は上端に上述したかご４が取付けられ、昇降路２
内で伸縮可能なプランジヤ、５は住宅１の１階階床、同
様に6,7はそれぞれ２階階床、３階階床、5a,6a,7aはそ
れぞれの階床５〜７の出入口部、8,9,10は出入口部5a〜
7aのそれぞれに備えられ、かご４を呼び寄せるかご呼び
釦、11,12,13は出入口部5a〜7aに設けられる側壁、14,1
5,16はそれぞれの側壁11〜13に設置される操作盤で、各
々の操作盤14〜16は、かご呼び釦８〜10による作動をそ
れぞれ無効にする作動無効手段、例えばスイツチ17と、
これらのスイツチ17による無効状態を保持する解除スイ
ツチ18と、かご４を所定階へ送り出す信号を出力する行
先階指定釦19とを有している。そして、20はかご４内に
装着される運転盤、21,22,23はかご４の行先階を登録す
る行先階登録釦である。なお、これらの昇降路２、プラ
ンジヤ３、かご４、かご呼び釦８〜10、操作盤14〜16、
運転盤20などによつて、住宅１に設置されるホームエレ
ベータが構成されている。
て、３は上端に上述したかご４が取付けられ、昇降路２
内で伸縮可能なプランジヤ、５は住宅１の１階階床、同
様に6,7はそれぞれ２階階床、３階階床、5a,6a,7aはそ
れぞれの階床５〜７の出入口部、8,9,10は出入口部5a〜
7aのそれぞれに備えられ、かご４を呼び寄せるかご呼び
釦、11,12,13は出入口部5a〜7aに設けられる側壁、14,1
5,16はそれぞれの側壁11〜13に設置される操作盤で、各
々の操作盤14〜16は、かご呼び釦８〜10による作動をそ
れぞれ無効にする作動無効手段、例えばスイツチ17と、
これらのスイツチ17による無効状態を保持する解除スイ
ツチ18と、かご４を所定階へ送り出す信号を出力する行
先階指定釦19とを有している。そして、20はかご４内に
装着される運転盤、21,22,23はかご４の行先階を登録す
る行先階登録釦である。なお、これらの昇降路２、プラ
ンジヤ３、かご４、かご呼び釦８〜10、操作盤14〜16、
運転盤20などによつて、住宅１に設置されるホームエレ
ベータが構成されている。
この実施例にあつて、例えば１階階床５から３階階床７
へ荷物を運搬するとき、かご呼び釦８を押圧してかご４
を１階階床５に呼び寄せて、１階階床５の側壁11に設け
られる操作盤14のスイツチ17を操作し、かご呼び釦８〜
10による作動を無効にしておき、かご４に荷物を積み込
む。そして、操作盤14に設けられる３階用の行先階指定
釦19を押圧すると、これに伴つてかご４が上昇して３階
階床７に着床する。そこで、かご４から３階階床７へ荷
物を降ろし、操作盤16の解除スイツチ18を操作してスイ
ツチ17による無効状態を解除する。このとき、かご呼び
釦８〜10は、かご４の呼び寄せが可能な通常の作動状態
に復帰する。
へ荷物を運搬するとき、かご呼び釦８を押圧してかご４
を１階階床５に呼び寄せて、１階階床５の側壁11に設け
られる操作盤14のスイツチ17を操作し、かご呼び釦８〜
10による作動を無効にしておき、かご４に荷物を積み込
む。そして、操作盤14に設けられる３階用の行先階指定
釦19を押圧すると、これに伴つてかご４が上昇して３階
階床７に着床する。そこで、かご４から３階階床７へ荷
物を降ろし、操作盤16の解除スイツチ18を操作してスイ
ツチ17による無効状態を解除する。このとき、かご呼び
釦８〜10は、かご４の呼び寄せが可能な通常の作動状態
に復帰する。
このように構成した実施例では、かご１内の運転盤20の
操作を要することなく、出入口部5a〜7aの操作盤14〜16
の操作を行なうことにより、かご呼び釦８〜10による作
動に妨げられることなく、確実にかご４を所定階まで運
転することができる。
操作を要することなく、出入口部5a〜7aの操作盤14〜16
の操作を行なうことにより、かご呼び釦８〜10による作
動に妨げられることなく、確実にかご４を所定階まで運
転することができる。
［発明の効果］ 本発明のホームエレベータは以上のように構成したの
で、階床の出入口部に設けられた操作盤の作動無効手段
をかごの利用者が、かごに乗り込む前に手操作すること
により、かご内での運転操作を要することなく、確実に
かごを所定階まで運転することができ、したがつて、容
易にかごで大型の荷物や、多数の荷物を運搬することが
できるという効果がある。
で、階床の出入口部に設けられた操作盤の作動無効手段
をかごの利用者が、かごに乗り込む前に手操作すること
により、かご内での運転操作を要することなく、確実に
かごを所定階まで運転することができ、したがつて、容
易にかごで大型の荷物や、多数の荷物を運搬することが
できるという効果がある。
第１図は本発明のホームエレベータの一実施例の全体構
成を示す縦断面図、第２図は第１図のホームエレベータ
が設置される住宅の外観を示す斜視図である。 １……住宅、２……昇降路、４……かご、５〜７……階
床、5a〜7a……出入口部、８〜10……かご呼び釦、14〜
16……操作盤、17……スイツチ（作動無効手段）、18…
…解除スイツチ、19……行先階指定釦。
成を示す縦断面図、第２図は第１図のホームエレベータ
が設置される住宅の外観を示す斜視図である。 １……住宅、２……昇降路、４……かご、５〜７……階
床、5a〜7a……出入口部、８〜10……かご呼び釦、14〜
16……操作盤、17……スイツチ（作動無効手段）、18…
…解除スイツチ、19……行先階指定釦。
Claims (1)
- 【請求項１】住宅の階床間を昇降するかごと、前記階床
の出入口部に備えられ、前記かごを呼び寄せるかご呼び
釦とを有するホームエレベータにおいて、前記出入口部
に、前記かごの利用者の手操作によつて動作し、前記か
ご呼び釦による作動を無効にする作動無効手段と、前記
かごを所定階へ送り出す信号を出力する行先階指定釦と
を備えた操作盤を設けたことを特徴とするホームエレベ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63237506A JPH0790992B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | ホームエレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63237506A JPH0790992B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | ホームエレベータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0286573A JPH0286573A (ja) | 1990-03-27 |
| JPH0790992B2 true JPH0790992B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=17016329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63237506A Expired - Lifetime JPH0790992B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | ホームエレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790992B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5145853A (en) * | 1974-10-16 | 1976-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | Erebeetano untensochi |
| JPS6361261A (ja) * | 1986-09-02 | 1988-03-17 | Fuji Electric Co Ltd | 電子写真感光体 |
-
1988
- 1988-09-24 JP JP63237506A patent/JPH0790992B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0286573A (ja) | 1990-03-27 |
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