JPH0848471A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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Publication number
JPH0848471A
JPH0848471A JP6181583A JP18158394A JPH0848471A JP H0848471 A JPH0848471 A JP H0848471A JP 6181583 A JP6181583 A JP 6181583A JP 18158394 A JP18158394 A JP 18158394A JP H0848471 A JPH0848471 A JP H0848471A
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JP
Japan
Prior art keywords
wheelchair
hall
car
elevator
movable sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6181583A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Ishikawa
三男 石川
Koichi Okimoto
浩一 沖本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP6181583A priority Critical patent/JPH0848471A/ja
Publication of JPH0848471A publication Critical patent/JPH0848471A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車椅子利用者が車椅子に座ったま
まの姿勢で、無理な姿勢をとることなく、容易に利用で
きるようにすることを目的とするものである。 【構成】 車椅子の足掛け部により操作可能な乗場可動
センサ21を、乗場壁1の乗場の戸3の左右に設け、そ
れぞれの乗場可動センサ21を操作することにより、か
ご呼び登録と同時に行き先階登録が行えるように設定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車椅子利用者が単独
で容易に利用できるエレベータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のエレベータの乗場の一例を
示す構成図である。図において、1は乗場壁、2は乗場
の枠、3は乗場の戸、4は乗場壁1に設けられたかご位
置表示器、5は乗場押釦、6は車椅子用乗場押釦、7は
車椅子、8は車椅子利用者である。
【0003】図7は図6のエレベータのかご室内を示す
正面図であり、9はかご室、9aはかご室側壁、9bは
かご室奥壁、10はかご室側壁9aに設けられた車椅子
用かご行先階押釦である。
【0004】図8は図6のエレベータの全体を示す構成
図であり、11は乗場押釦5の信号線、12は車椅子用
乗場押釦6の信号線、13は各信号線11,12が接続
されている制御盤、14はかご室9と制御盤13とを結
ぶ制御ケーブルである。
【0005】次に、動作について説明する。車椅子利用
者8が車椅子用乗場押釦6を手で押すと、その信号は、
乗場押釦5の信号線11とは別の車椅子用乗場押釦6の
信号線12により制御盤13に伝えられる。制御盤13
は、信号を受信すると、車椅子用乗場押釦6に内蔵され
た応答ランプを点灯させ、かご室9をその階へ移動させ
る。
【0006】車椅子利用者8は、到着したかご室9に乗
り込んだ後、 車椅子用かご行先階押釦10を押す。そ
の信号は、制御ケーブル14を通して制御盤13に伝え
られ、車椅子用かご行先階押釦10で指定した階へかご
室9が走行する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエレベータにおいては、車椅子利用者8が車椅
子用乗場押釦6を押す場合に、手が届く位置まで車椅子
7を移動させる必要がある。このとき、車椅子7を車椅
子用乗場押釦6の正面に向けたままにすると、車椅子7
に座ったままでは車椅子用乗場押釦6まで手が届かない
ため、腕を伸ばして身を乗り出すようにしなければなら
ない。これは、車椅子利用者8にとって、苦しい姿勢と
なる。
【0008】また、車椅子7を車椅子用乗場押釦6に対
して横向きにすると、車椅子用乗場押釦6までの距離が
近くなり押し易くなるが、車椅子用乗場押釦6を押した
後、かご室9に乗り込むために、車椅子7の方向を変え
なければならず、乗場前が広い場合は問題ないが、狭い
場合は車椅子7の方向転換が難しい。
【0009】さらに、車椅子利用者8の中には、手も不
自由で電動車椅子の運転レバーは操作できるが、腕を伸
ばすことができない人もいる。このような人にとって
は、車椅子用乗場押釦6を押すことも大変である。車椅
子用かご行先階押釦10は、かご室側壁9aに取り付け
られており、車椅子利用者7は手を横に伸ばせば押すこ
とができるが、手も不自由な人にとっては、車椅子用乗
場押釦6の場合と同様に押すことが大変である。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、車椅子利用者
が容易に利用することができるエレベータを得ることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベータは、車椅子の足掛け部により操作可能に乗場壁
に設けられ、かご呼び登録をするための乗場可動センサ
を備えたものである。
【0012】請求項2の発明に係るエレベータは、乗場
可動センサが複数設けられており、それぞれかご呼び登
録と同時に行き先階を登録するように設定されているも
のである。
【0013】請求項3の発明に係るエレベータは、かご
停止時に乗場の戸及びかごの戸を開放するための戸開用
可動センサが、足掛け部により操作可能にかご室壁に設
けられているものである。
【0014】請求項4の発明に係るエレベータは、車椅
子の足掛け部により操作可能にかご室壁に複数設けら
れ、行き先階を登録するためのかご室可動センサを備え
たものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明においては、車椅子利用者が車
椅子を乗場可動センサに近付けて、車椅子の足掛け部で
乗場可動センサを操作し、かごを呼ぶ。
【0016】請求項2の発明においては、複数の乗場可
動センサのうち、行き先階に対応した乗場可動センサを
操作することにより、かご呼び登録と行き先階登録とを
同時に行える。
【0017】請求項3の発明においては、車椅子利用者
が乗場可動センサを操作せずにかご室内に乗り込み、乗
場の戸及びかごの戸が閉じてしまった場合に、戸開用可
動センサを操作して戸を開き、乗場に戻って乗場可動セ
ンサを操作する。
【0018】請求項4の発明においては、かご室壁にか
ご室可動センサを設けることにより、車椅子利用者がか
ご室内で容易に行き先階の登録を行える。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1によるエレベータ
の乗場を示す構成図、図2は図1の要部斜視図、図3は
図2の断面図であり、図6ないし図8と同一又は相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0020】図において、21は車椅子7の足掛け部7
aにより操作可能に乗場壁1の最下部に設けられている
乗場可動センサであり、この乗場可動センサ21は、乗
場の戸3の両側に設けられている。また、乗場可動セン
サ21は、かご呼び及び行き先階登録の信号を出力する
ためのスイッチ22、乗場壁1に直角の方向へ往復動し
てスイッチ22を操作する接触棒23、及び接触棒23
を乗場壁1から突出する方向へ付勢する戻しばね24を
有している。
【0021】25は乗場壁1の乗場可動センサ21の上
方に設けられている応答ランプ、26は乗場壁1の応答
ランプ25の上方に設けられている表示板である。例え
ば、かごの昇降行程が3階である場合、車椅子利用者8
が現在いる階以外の2つの階の行き先階登録を、左右の
乗場可動センサ21に振り分けて行っている。従って、
各表示板26には、その下方に位置する乗場可動センサ
21が何階へ移動するためのものであるのかが表示され
ている。例えば、1階の乗場では、左右の表示板26
に、2階、3階等と記載されている。
【0022】図4は図1のエレベータのかご室内を示す
正面図である。図において、27はかご室奥壁9bに設
けられ、かご停止時に乗場の戸及びかごの戸を開放する
ための戸開用可動センサであり、その構造は可動センサ
21と同様である。28はかご室奥壁9bの戸開用可動
センサ27の上方に設けられている戸開表示ランプであ
る。
【0023】次に、動作について説明する。車椅子利用
者8は、表示板26の表示に従い、行き先階用の乗場可
動センサ21の前に移動し、車椅子7の足掛け部7aの
先端で接触棒23を押す。これにより、接触棒23は戻
しばね24に逆らって図3の右方へ移動し、スイッチ2
2が作動する。この後、接触棒23は、戻しばね24に
より自動的に復帰する。スイッチ22からの信号は、図
8の信号線12を通り制御盤13に伝えられる。制御盤
13は、信号を受信すると、乗場の応答ランプ25を点
灯させ、かごをその階へ移動させる。
【0024】乗場可動センサ21は、かご呼びと同時に
行き先階の登録も行うものであるため、到着したかご室
9内に車椅子利用者8が乗り込むことにより、かごは自
動的に目的の階に移動することになる。
【0025】また、車椅子利用者8が、左右の乗場可動
センサ21のいずれも操作せずにかごに乗り込み、かご
室9内に閉じ込められた場合、戸開用可動センサ27を
操作することにより、戸開表示ランプ28が点灯し、か
ごの戸及び乗場の戸3が開く。従って、車椅子利用者8
は、一度かご室9外へ出て、改めて乗場可動センサ21
を操作してから、再度かご室9内に乗り込むことができ
る。
【0026】このようなエレベータでは、車椅子7の足
掛け部7aにより乗場可動センサ21を操作してかご呼
び及び行き先階登録を行うことができるため、車椅子利
用者8は車椅子7に座ったままの姿勢で無理な姿勢をと
る必要がなく、利用が容易になる。また、手が不自由な
車椅子利用者8の場合にも、同様に容易に利用すること
ができる。
【0027】さらに、かご室9内に戸開用可動センサ2
7を設けたので、車椅子利用者8がかご室9内に閉じ込
められるのが防止され、安全性が向上する。
【0028】なお、上記実施例1では乗場可動センサ2
1を2台設置したが、エレベータの昇降行程が2階であ
る場合には、かご呼び登録が実質的に行き先階登録を兼
ねるため、1台の可動センサ21で済むことになる。
【0029】また、昇降行程が4階以上である場合に
は、階数に応じて乗場可動センサ21を設置すればよ
い。但し、3台以上設置すると、広い乗場のスペースが
必要となり、かつ操作が面倒になるため、上記実施例1
と同様に3階程度のものに適用するのが特に有効であ
る。
【0030】実施例2.図5はこの発明の実施例2によ
るエレベータのかご室内を示す正面図である。図1にお
ける乗場可動センサー21をそれぞれUP用,DOWN
用のかご呼び登録のみの設定とすると、従来例の車椅子
用乗場押釦6と同じ働きをすることになる。この場合、
図5に示すように、かご室9のかご室奥壁9bにかご室
可動センサ31を複数設け、行き先階登録を行うように
すればよい。このかご室可動センサ31は、構造的には
乗場可動センサ21と同様のものであり、従来例の車椅
子用かご行先階押釦10と同様の働きをする。
【0031】この実施例2の構成によっても、上記実施
例1と同様に車椅子利用者8がエレベータを容易に利用
できるようになる。
【0032】なお、上記実施例2ではかご室可動センサ
31を2台設置したが、昇降行程の階数に応じて3台以
上設けてもよい。但し、かご室9内のスペースは限られ
ているため、やはり3階程度の行程のものに適用するの
が有効である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータは、かご呼び登録をするための乗場可動セン
サを、車椅子の足掛け部により操作可能に乗場壁に設け
たので、車椅子利用者は車椅子に座ったままの姿勢で、
無理な姿勢をとることなく、かごを呼ぶことができ、従
って車椅子利用者が容易に利用できるようになるという
効果を奏する。
【0034】また、請求項2の発明のエレベータは、乗
場可動センサを複数設け、それぞれかご呼び登録と同時
に行き先階を登録するように設定したので、上記請求項
1の発明と同様の効果に加えて、かご室内で行き先階登
録をする必要がなく、車椅子での利用が一層容易になる
という効果を奏する。
【0035】さらに、請求項3の発明のエレベータは、
かご停止時に乗場の戸及びかごの戸を開放するための戸
開用可動センサを、足掛け部により操作可能にかご室壁
に設けたので、上記請求項2の発明と同様の効果に加え
て、車椅子利用者がかご室内に閉じ込められるのを防止
することができ、安全性が向上するという効果を奏す
る。
【0036】さらにまた、請求項4の発明のエレベータ
は、行き先階を登録するためのかご室可動センサを、車
椅子の足掛け部により操作可能にかご室壁に複数設けた
ので、車椅子利用者がかご室内での行き先階登録を容易
に行うことができ、従って車椅子利用者が容易に利用で
きるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるエレベータの乗場
を示す構成図である。
【図2】 図1の要部斜視図である。
【図3】 図2の断面図である。
【図4】 図1のエレベータのかご室内を示す正面図で
ある。
【図5】 この発明の実施例2によるエレベータのかご
室内を示す正面図である。
【図6】 従来のエレベータの乗場の一例を示す構成図
である。
【図7】 図6のエレベータのかご室内を示す正面図で
ある。
【図8】 図6のエレベータの全体を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 乗場壁、3 乗場の戸、7 車椅子、7a 足掛け
部、9 かご室、9bかご室奥壁、21 乗場可動セン
サ、27 戸開用可動センサ、31 かご室可動セン
サ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子の足掛け部により操作可能に乗場
    壁に設けられ、かご呼び登録をするための乗場可動セン
    サを備えていることを特徴とするエレベータ。
  2. 【請求項2】 乗場可動センサは、複数設けられてお
    り、それぞれかご呼び登録と同時に行き先階を登録する
    ように設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    エレベータ。
  3. 【請求項3】 かご停止時に乗場の戸及びかごの戸を開
    放するための戸開用可動センサが、足掛け部により操作
    可能にかご室壁に設けられていることを特徴とする請求
    項2記載のエレベータ。
  4. 【請求項4】 車椅子の足掛け部により操作可能にかご
    室壁に複数設けられ、行き先階を登録するためのかご室
    可動センサを備えていることを特徴とするエレベータ。
JP6181583A 1994-08-02 1994-08-02 エレベータ Pending JPH0848471A (ja)

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JP6181583A JPH0848471A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 エレベータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002348074A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Mitsubishi Electric Corp エレベータの扉開閉装置
CN108349683A (zh) * 2015-11-26 2018-07-31 三菱电机株式会社 电梯的控制装置及控制方法

Cited By (3)

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