JPH0790946B2 - シート束の搬送方向検出方法及びその装置 - Google Patents

シート束の搬送方向検出方法及びその装置

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JPH0790946B2
JPH0790946B2 JP826689A JP826689A JPH0790946B2 JP H0790946 B2 JPH0790946 B2 JP H0790946B2 JP 826689 A JP826689 A JP 826689A JP 826689 A JP826689 A JP 826689A JP H0790946 B2 JPH0790946 B2 JP H0790946B2
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sheet bundle
sheet
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identification mark
orientation
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JP826689A
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康之 佐々木
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Toppan Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ラベル等が印刷されてブロック状に積層され
たシート束を打抜機で打ち抜く場合に、誤ってシート束
の天地を逆にして打ち抜かないように、そのシート束の
搬送方向を検出する方法及び装置に関するものである。
[従来の技術] ビール等のラベルは、多面付けで印刷されると共に、そ
の印刷紙から積層状態で各ラベル毎に方形に小断ちさ
れ、この小断ちされたシート束をラベル打抜機に送り込
んで打ち抜かれるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記のようにラベル打抜機でラベルを打ち抜
く場合に、前記小断ちされたシート束が天地逆向き或は
横向きに送られてくると、打ち抜きに位置ずれが生じて
ラベルの不良品が発生することになる。
小断ちされたシート束の表面には、通常そのシートと同
サイズの台紙が載せられ、その台紙にはシート束の有無
検出用のマークを付けてラベル打抜機に搬送する際に、
そのマークをセンサーで読み取り、ラベル打抜機の誤動
作が生じないようにしているが、このシート束の有無検
出用のマークだけではシート束の向きまで判別すること
は出来ない。即ち、誤ってシート束の向きが所定の向き
ではない状態で搬送されて来ても、センサーが前記マー
クを読み取ってしまうため、正しい向きで送られたもの
との区別が付かず、その侭打抜機に送り込まれて位置ず
れによるラベルの不良品が発生することがあった。
本発明は、このようなシート束搬送方向の誤りに起因す
るラベル等の打ち抜き不良品を防止するためになされ、
印刷されたシート束を打抜機に搬送する場合において、
そのシート束の搬送時の向きを確実に検出出来るように
した方法及びその装置を提供することを技術的課題とし
たものである。
[課題を解決するための手段] この技術的課題を解決するための手段として、本発明
は、ブロック状に積載された印刷シート束を搬送する過
程で、そのシート束の向きが適正であるか否かを検出す
る方法において、前記シート束の表面にそのシートと同
サイズの台紙を載せ、この台紙表面にシート束の向き識
別用マークを搬送方向に沿って帯状に設けると共に、前
記マーク以外の部分にシート束を有無識別用マークを搬
送方向に対して直角方向に帯状に形成し、前記シート束
を搬送しながら前記シート束の向き識別用マークとシー
ト束の有無識別用マークとを少なくとも2つのセンサー
で検知し、これらのセンサーがそれぞれ前記シート束の
向き識別用マークと前記シート束の有無識別用マークと
の通過時間を読み取って検知信号を発信し、この2つの
検知信号によるマークの読み取り時間の長短に基づいて
前記シート束の向きが適正か否かを判別する、シート束
の搬送方向検出方法を要旨とする。
更に、ブロック状に積載された印刷シート束を搬送する
過程で、そのシート束の表面にシートと同サイズの台紙
が載せられており、その台紙の表面に搬送方向に沿って
帯状に設けられたシート束の向き識別用マークを検出す
る第1のセンサーと、前記マーク以外の部分に搬送方向
に対して直角方向に帯状に設けられたシート束の有無識
別用マークを検出する第2のセンサーと、これらのセン
サーにより読み取られた前記シート束の向き識別用マー
クと前記シート束の有無識別用マークの通過時間の検知
信号が入力され、この2つの検知信号によるマークの読
み取り時間の長短に基づいて前記シート束の向きが適正
か否かを判別し、その向きが適正でないときに、警報の
作動信号或は前記シート束搬送装置の停止信号等を出力
する制御装置とを備えた、シート束の搬送方向検出装置
を要旨とするものである。
[作 用] 上記の構成により、ブロック状に積載された印刷シート
束の搬送時に、少なくとも2つのセンサーがシート束の
向き識別用マークとシート束の有無識別用マークとの通
過時間をそれぞれ読み取って検知信号を発信し、それら
の検知信号によるマークの読み取り時間の長短に基づい
てシート束の向きが適正か否かを判別する。
前記印刷されたシート束が逆向きに搬送されると、前記
シート束の向き識別用マークとシート束の有無識別用マ
ークとは搬送方向に対して左右逆位置になるので、前記
2つのセンサーによるマークの検出時間の長短が逆にな
り、これによりシート束搬送時の逆向きを確実に検出す
ることが出来る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図において、1はラベル等が多面付けで印刷され、
各ラベル等毎に小断ちされてブロック状に積層されたシ
ート束であり、その最上位にはシートと同じサイズの台
紙2が載置されている。前記台紙2には、幅方向の真ん
中から一方の側に長い帯状のマーク3が搬送方向Pと平
行方向に付されると共に、他方の側に短い帯状(矢印)
のマーク4が搬送方向Pに対して直角方向に付設されて
いる。前記帯状のマーク3はシート束1の向き識別用マ
ークであり、前記帯状のマーク4はシート束1の有無識
別用マークであり、図示の例ではいずれも黒く着色され
ている。このように前記台紙2の表面に二種類の識別用
マーク3、4を付したのは、第2図(イ)に示すように
前記シート束1の天地が逆になると、搬送方向Pに対し
てマーク3、4の位置が正常である同図(ロ)の場合と
は左右の位置が逆になり、この位置の逆転を利用してシ
ート束の逆向き搬送を判別するためである。
前記シート束1は第3図に示すように、プッシャー装置
5でラベル等の打抜機(図示せず)に送り込まれるが、
この搬送路の途中における上部に、前記シート束1の向
き識別用マーク3を読み取る第1のセンサー6と、前記
シート束1の有無識別用マーク4を読み取る第2のセン
サー7とが、搬送路の中央線Cを挟むようにして両側に
配設されている。
前記第1、第2のセンサー6、7が前記マーク3、4を
それぞれ読み取ると、第4図に示すようにその信号を制
御装置8に入力し、その両信号によるマークの読み取り
時間の長短に基づいてシート束1が所定の向きとは異な
っていることが判明すると、制御装置8から前記プッシ
ャー装置5に停止信号が出力され、警報装置9に警報信
号が出力される。従って、シート束1の搬送の向きが正
しくない場合には、打抜機にシート束1が送り込まれ
ず、ラベル等の逆抜きが未然に防止される。この際、打
抜機もプッシャー装置5に連動させて停止させる方が望
ましい。
前記センサー6、7は公知のものが使用出来、マークの
読み取り時間の長短に基づいて具体的にはパルス発生器
又はアップダウンカウンター等と組み合わせて容易に構
成することが出来る。
尚、シート束1が横向きに搬送された場合にも、勿論検
出することが出来る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ブロック状に積
載された印刷シート束の表面にシートと同サイズの台紙
が載置され、その台紙の表面にはシート束の向き識別用
マークが搬送方向に沿って帯状に設けられると共に、前
記マーク以外の部分にシート束の有無識別用マークが搬
送方向に対して直角方向に帯状に形成され、前記シート
束を搬送しながら前記シート束の向き識別用マークとシ
ート束の有無識別用マークとを少なくとも2つのセンサ
ーで検知し、これらのセンサーがそれぞれ前記シート束
の向き識別用マークと前記シート束の有無識別用マーク
との通過時間を読み取って検知信号を発信し、この2つ
の検知信号によるマークの読み取り時間の長短に基づい
て前記シート束の向きが適正か否かを判別出来るように
したので、シート束の搬送時に所定の向きでないものを
確実に検出することが出来、これによりラベル等の打抜
機での誤抜きを未然に防止する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート束の斜視図、第2図(イ)
はそのシート束搬送時の正しい向き、(ロ)は天地逆向
きの状態をそれぞれ示す平面図、第3図はシート束の搬
送状態を示す一部の斜視図、第4図は本発明装置の構成
ブロック図である。 1……シート束 2……台紙 3……シート束の向き識別用マーク 4……シート束の有無識別用マーク 5……プッシャー装置 6……第1のセンサー 7……第2のセンサー 8……制御装置 9……警報装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロック状に積載された印刷シート束を搬
    送する過程で、そのシート束の向きが適正であるか否か
    を検出する方法において、前記シート束の表面にそのシ
    ートと同サイズの台紙を載せ、この台紙表面にシート束
    の向き識別用マークを搬送方向に沿って帯状に設けると
    共に、前記マーク以外の部分にシート束を有無識別用マ
    ークを搬送方向に対して直角方向に帯状に形成し、前記
    シート束を搬送しながら前記シート束の向き識別用マー
    クとシート束の有無識別用マークとを少なくとも2つの
    センサーで検知し、これらのセンサーがそれぞれ前記シ
    ート束の向き識別用マークと前記シート束の有無識別用
    マークの通過時間を読み取って検知信号を発信し、この
    2つの検知信号によるマークの読み取り時間の長短に基
    づいて前記シート束の向きが適正か否かを判別すること
    を特徴とするシート束の搬送方向検出方法。
  2. 【請求項2】ブロック状に積載された印刷シート束を搬
    送する過程で、そのシート束の表面にシートと同サイズ
    の台紙が載せられており、その台紙の表面に搬送方向に
    沿って帯状に設けられたシート束の向き識別用マークを
    検出する第1のセンサーと、前記マーク以外の部分に搬
    送方向に対して直角方向に帯状に設けられたシート束の
    有無識別用マークを検出する第2のセンサーと、これら
    のセンサーにより読み取られた前記シート束の向き識別
    用マークと前記シート束の有無識別用マークの通過時間
    の検知信号が入力され、この2つの検知信号によるマー
    クの読み取り時間の長短に基づいて前記シート束の向き
    が適正か否かを判別し、その向きが適正でないときに、
    警報の作動信号或は前記シート束搬送装置の停止信号等
    を出力する制御装置とを備えたことを特徴とするシート
    束の搬送方向検出装置。
JP826689A 1989-01-17 1989-01-17 シート束の搬送方向検出方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH0790946B2 (ja)

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