JPH0790689B2 - 車両用ベンチレ−タ構造 - Google Patents

車両用ベンチレ−タ構造

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JPH0790689B2
JPH0790689B2 JP61277657A JP27765786A JPH0790689B2 JP H0790689 B2 JPH0790689 B2 JP H0790689B2 JP 61277657 A JP61277657 A JP 61277657A JP 27765786 A JP27765786 A JP 27765786A JP H0790689 B2 JPH0790689 B2 JP H0790689B2
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JP
Japan
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drum body
drum
ventilator
vehicle
case
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JP61277657A
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JPS63131947A (ja
Inventor
年男 柳田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両のベンチレータ構造に関し、特にドラム式
のベンチレータ構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種の車両用ベンチレータ構造としては、たと
えば第5図および第6図に示すようなものがある(特開
昭61−128058号公報参照)。即ち100はインストルメン
トパネルに取付けられるケース101の開口部102に回動自
在に取付けられたドラム本体であり、このドラム本体10
0の通風路103の前部には固定フィン104が設けられてい
る。またこの通風路103後部にはドラム本体100の回転軸
105と直交する枢支軸106を介して複数の可動フィン107
が設けられ、各可動フィン107がリンク108を介して連結
されている。而してドラム本体100の回動および可動フ
ィン107の向きを変更することによりベンチレータから
吹出される風向きを好みの向きに制御していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし斯かる従来技術の場合には、風向きをドラム本体
100の回転方向に大きく変えるべくドラム本体100を回動
させると、ドラム本体100の後端100aがケース101の開口
部102から外部にはみ出して風洩れが生じてしまい所望
の風向きが得られないという問題があった。そこで第7
図に示すようにドラム本体100のドラム角θ(回転軸105
からドラム本体100の前後端に引いた線のなす角)を大
きくしてドラム本体100の回動角度を大きくとって、ケ
ース101と重なるようにラップ代を設けることが考えら
れる。しかしこのようにドラム角θを大きくとると、ド
ラム本体100の外径Dに対し、ドラム本体100の通風路10
3の有効幅aおよびケース101の通風路109の有効幅bが
共に小さくなってしまい、通気抵抗が大きくなり、風量
が少なくなるという問題が生じる。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、ベンチレータから
吹き出す空気の通気抵抗を増大させることなく風洩れを
阻止してドラム本体の回動角度を大きくとり得る車両用
ベンチレータ構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあっては、ケース
開口部に回動自在に取付けられたドラム本体の通風路前
部に固定フィンを設けると共に通風路後部にドラム本体
の回転軸と直交する枢支軸を介して複数の可動フィンを
設け、該各可動フィンをリンクを介して連結した車両用
ベンチレータ構造において、上記リンクをドラム本体後
方に延ばしてドラム本体の外周形状に合わせた連続面に
該リンクの断面形状がドラム本体の外周断面形状を延長
させる形状に形成した。
(作 用) 而してドラム本体の後端が開口部から露出するまで大き
く回動させても、ドラム本体の後端から後方に延びるリ
ンクによって開口部とドラム本体後端との隙間が閉塞さ
れて風洩れが防止される。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。本発
明の一実施例に係る車両用ベンチレータ構造を示す第1
図乃至第4図において、1は自動車のインストルメント
パネルAに配設されるベンチレータであり、図示しない
ダクトの吹出口に取付けられている。このベンチレータ
1はダクトに接続される筒状のケース2と、ケース2の
開口部3に回動自在に取付けられるドラム部4とから構
成されている。ドラム部4はケース2開口部3形状に倣
って正面横長長方形状に成形された箱形のドラム本体5
と、ドラム本体5の通風路6の前部に固定され通風路6
を上下方向に区分する横方向の固定フィン7が取付けら
れている。ドラム本体5は、その両端から突出する回転
軸5aを介してケース2に回動自在に取付けられている。
一方ドラム本体5の上、下面は回転軸5aを中心に描いた
円弧面に形成され、一方ケース2の開口部3内周面もド
ラム本体5の上、下面5b,5cに倣った円弧面に成形され
ている。
ドラム本体5の通風路6後部にはドラム本体5の回転軸
5aに対して直交する枢支軸8aを介して上記固定フィン7
と直交する線形の複数の可動フィン8が回動自在に取付
けられていて、可動フィン8によって通風路6を幅方向
に区分して横方向の風向きを制御するようになってい
る。一方各可動フィン8は上記枢支軸8aとオフセットし
た位置にてリンク9により枢支連結されており、中央の
可動フィン8に設けた操作つまみ10を横方向に操作する
ことによって各可動フィン8を連動させてその向きを変
え、風向きを制御するものである。操作つまみ10は上記
固定フィン7の間から前方に突出していて操作可能とな
っており、さらにこの操作つまみ10を上下に移動させる
ことによりドラム本体5を回動させて固定フィン7の上
下方向の向きを制御するようになっている。
上記各可動フィン8,…を連結するリンク9は可動フィン
8の上端に枢支ピン9aを介して連結されており、ドラム
本体5後端から後方に延長されている。而してリンク9
の延長部11はドラム本体5の上面5bと同一形状の円弧面
に断面形状がドラム本体の外周断面形状を延長させる形
状に形成されている。
上記構成の車両用ベンチレータ構造にあっては、ベンチ
レータ1から吹出される温調風の上下方向の風向きを調
整する場合は、操作つまみ10をつまんで回転軸5aを中心
にドラム本体5を上下方向に回動させる。ドラム本体5
を下方に大きく回動させてドラム本体5の上面5bの後端
5dがケース2開口端3aから外方に露出した場合、リンク
9の延長部11によってケース開口端3aとドラム本体上面
5bの後端5dとの隙間が閉塞される。したがって通風路6
から吹出される温調風の風洩れが生じることなく、風向
きを大きく変えることができる。またドラム本体5のド
ラム角θ′が小さくてもリンク9によって風洩れを防止
することができ、また、リンク9の延長部11はドラム本
体上面5bの外周断面形状を延長させている形状なので、
通風路6の障害とならないので、ドラム本体5およびケ
ース2の有効通路幅a′,b′を大きくとることができ通
気抵抗を小さくすることができる。
また本実施例ではインストルメントパネルAは下方に向
って徐々に前方にせり出す傾斜面になっていて、ケース
開口部3はその下端側が上端側よりも前方に突出してい
る。したがってドラム本体5の上方への回動角度を大き
くしてもドラム本体下面5cの後端5eはケース開口部3下
端から外方に突出することはないので、リンク9は可動
フィン8の上端側に設け、その延長部11によってドラム
本体5を下方に回動させた場合の風洩れ防止を図ってい
る。もっともリンク9を可動フィン8の下端側に設けて
ドラム本体5を上方へ回動させた場合の風洩れを防止す
ることもできる。またリンク9を可動フィン8の上、下
端両側に設けてもよい。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、ドラム
本体に設けられた風向き制御用の可動フィンのリンクを
利用してドラム本体回動時のドラム本体とケース開口部
との間に生じる隙間を覆うようにしたので、ドラム本体
を大きく回転させても風洩れが生じることはなくなっ
て、風向きを大きく変えることができる。またこのよう
にドラム本体のドラム角を大きくすることなく風向きを
大きく変えることができ、かつ、可動フィンのリンクは
通風路の障害とならないので、通風路の有効通風巾を大
きくとることができ通風抵抗が大きくなる不具合も生じ
ないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における車両用ベンチレータ
構造の概略縦断面図、第2図は第1図のベンチレータの
ドラム本体の回動角度を大きくとった状態の概略縦断面
図、第3図は第1図のベンチレータの正面図、第4図は
第1図のベンチレータの要部横断面図、第5図および第
6図は従来の車両用ベンチレータ構造の要部縦断面図、
第7図は第5図のベンチレータのドラム本体のドラム角
を大きくとった状態を示す要部縦断面図である。 符号の説明 1……ベンチレータ、2……ケース 5……ドラム本体、5a……回転軸 6……通風路、7……固定フィン 8……可動フィン、9……リンク 11……延長部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース開口部に回動自在に取付けられたド
    ラム本体の通風路の前部に固定フィンを設けると共に通
    風路後部にドラム本体の回転軸と直交する枢支軸を介し
    て複数の可動フィンを設け、該各可動フィンをリンクを
    介して連結した車両用ベンチレータ構造において、 上記リンクをドラム本体後方に延ばしてドラム本体の外
    周形状に合わせた連続面に該リンクの断面形状がドラム
    本体の外周断面形状を延長させる形状に形成したことを
    特徴とする車両用ベンチレータ構造。
JP61277657A 1986-11-20 1986-11-20 車両用ベンチレ−タ構造 Expired - Lifetime JPH0790689B2 (ja)

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JP61277657A JPH0790689B2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20 車両用ベンチレ−タ構造

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JP61277657A JPH0790689B2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20 車両用ベンチレ−タ構造

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JPS63131947A JPS63131947A (ja) 1988-06-03
JPH0790689B2 true JPH0790689B2 (ja) 1995-10-04

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ID=17586479

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JP61277657A Expired - Lifetime JPH0790689B2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20 車両用ベンチレ−タ構造

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US6059652A (en) * 1997-12-16 2000-05-09 Summit Polymers, Inc. Register for a vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424351Y2 (ja) * 1984-11-30 1992-06-09
JPH0233074Y2 (ja) * 1985-03-08 1990-09-06

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JPS63131947A (ja) 1988-06-03

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