JPH0334590Y2 - - Google Patents

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JPH0334590Y2
JPH0334590Y2 JP4398385U JP4398385U JPH0334590Y2 JP H0334590 Y2 JPH0334590 Y2 JP H0334590Y2 JP 4398385 U JP4398385 U JP 4398385U JP 4398385 U JP4398385 U JP 4398385U JP H0334590 Y2 JPH0334590 Y2 JP H0334590Y2
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JP
Japan
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louver
casing
air outlet
louvers
section
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JP4398385U
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JPS61162740U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のインストルメントパネル等に
設けられる空気吹出口のルーバ装置に関する。
(従来の技術) 従来この種装置として、前面に空気吹出口を有
するケーシング内に複数のルーバを回動自在に且
つ互に平行に配列し、これらルーバの回動により
風向を調整し得るようにしたものは知られる。
ところで、上下方向に傾斜したパネル面を有す
る車両のインストルメントパネル等に上記装置を
組込む場合、第1図に示すように、空気吹出口a
がパネル面に沿つて傾斜され、即ちケーシングb
内の左右方向の風向調整用のルーバcを横断する
該ケーシングbの中心断面に対し斜交する面上に
該空気吹出口aが開口されることがあるが、従来
は、この場合にも該ルーバcを該中心断面に直交
する上下方向に長手の側面視長方形のものとして
これをその上下の支軸d,dにおいて該ケーシン
グb内に軸支するようにしている。
図面でeは上下方向の風向調整用ルーバを示
す。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のものでは、空気吹出口aとルーバcとの
間隙が下方において広くなり、該空気吹出口aか
らの吹出風の指向性が悪くなる。
この場合、第2図に示すように、ルーバcをそ
の前縁に空気吹出口aに沿う傾斜を付けた側面視
略台形に形成することも考えられるが、このもの
ではルーバcを第3図に示すように側方に回動さ
せたとき、外側部のルーバcに沿つて矢印の如く
流れる風がケーシングbの側壁に干渉して前方に
有効に吹出されなくなり、結局有効開口面積は図
中Aで示す範囲に狭められてしまう。
又、第4図に示すように、側面視長方形のルー
バcを空気吹出口aに沿わせて傾斜姿勢に配置す
ることも考えられるが、この場合ルーバcの支軸
dが傾斜して、これを保持するケーシングbの軸
支孔の傾斜化に伴う成形上の困難性、又ルーバc
の端部とケーシングb内壁面との間の隙間等の問
題を生じ好ましくない。
本考案は、空気吹出口が傾斜角を持つ場合の上
記の問題点を解決して、多量の風を指向性良く吹
出し得るようにした装置を提供することをその目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成すべく、前面に空気
吹出口を有するケーシング内に複数のルーバを回
動自在に且つ互に平行に配列するルーバ装置であ
つて、該空気吹出口を該ケーシングのこれらルー
バを横断する中心断面に対し斜交する面上に開口
させるものにおいて、該ルーバをその前縁に該空
気吹出口に沿う傾斜を付けた側面視略台形に形成
し、その長手方向両端の該中心断面に直交する方
向の支軸で該ルーバを該ケーシング内に軸支する
と共に、該ルーバの後部の長手方向中間部分に切
欠きを形成したことを特徴とする。
(実施例) 本考案を第5図以下に示す実施例に付説明す
る。
第5図を参照して、1は車両のインストルメン
トパネルを示し、該パネル1の横方向複数箇所
に、前面に空気吹出口2を有する該パネル1と一
体或いは別体のケーシング3を組込み、該ケーシ
ング3に該パネル1内のダクトを介してヒータ等
からの空気を導き、これを該吹出口2から車室内
に吹出させるようにした。
該ケーシング3内には、第6図及び第7図に示
すように、上下方向に長手の第1ルーバ4の複数
枚を左右方向に互に平行に整列配置すると共に、
その前側に左右方向に長手の第2ルーバ5の複数
枚を上下方向に互に平行に整列配置するもので、
該第1ルーバ4と該第2ルーバ5とを夫々図示し
ない操作機構により左右方向と上下方向とに回動
自在とし、該第1ルーバ4の回動により左右方向
の風向調整と、該第2ルーバ5の回動により上下
方向の風向調整とを行い得られるようにした。
ここで空気吹出口2は、ケーシング3の第1ル
ーバ4を横断する水平の中心断面に対し斜交する
インストルメントパネル1の傾斜面に開口される
もので、この場合第2ルーバ5については、これ
を該吹出口2の傾斜に合せて前後方向に位置をず
らせて配置することで対処できるが、第1ルーバ
4を通常の長方形状のものとすると上記の如き問
題を生ずる。
そこで図示の実施例では、本考案の特徴とする
ところに従い、第1ルーバ4をその前縁に空気吹
出口2に沿う傾斜を付けた側面視略台形に形成し
て、これをその長手方向両端、即ち上下両端の前
記中心断面に直交する垂直の支軸4a,4aにお
いてケーシング3の上下の内壁面に形成した軸支
孔6,6に軸支させ、更に該第1ルーバ4の後部
の上下方向中間部分に切欠き4bを形成するもの
とした。
尚、吹出風を左右方向一方には大きく変向させ
る必要がない場合、他方への変向に際してのケー
シング3の該一方寄りの部分における吹出風の直
進を防止する上で、該一方寄りの最外側に位置す
る第1ルーバ4′には切欠き4bを形成しない方
が良い。
(作用) 第1ルーバ4の前縁が空気吹出口2に沿つて傾
斜するため、該吹出口2と該ルーバ4との間の隙
間をその上下に亘つて可及的に狭めることが可能
となり、吹出風の左右方向の指向性は該吹出口2
の傾斜によつても良好に確保される。
又、該ルーバ4を上記した第2図示の如く単純
に側面視略台形に形成したのでは、これを回動さ
せたときの有効開口面積が第3図にAで示すよう
に大きく狭められてしまうのに対し、本考案で
は、該ルーバ4の後部に形成した切欠き4bによ
り風を前方に導く通風路が形成され、有効開口面
積が第7図にBで示すように広くなり、空気吹出
口2から吹出される風量が増す。
更に、該ルーバ4は、ケーシング3の中心断面
に直交する方向の支軸4aで該ケーシング3内に
軸支されるため、該ケーシング3の内壁面に該支
軸4aを保持する軸支孔6を傾斜させて形成する
必要がなく、ルーバ4を第4図示のように傾斜姿
勢に配置する場合の上記した問題も生じない。
(考案の効果) この様に本考案によるときは、ルーバを前縁に
空気吹出口に沿う傾斜を付けた側面視略台形に形
成すると共に、その後部に切欠きを形成して、こ
れをケーシングの中心断面に直交する方向の支軸
で該ケーシング内に軸支するもので、ケーシング
の成形上の問題を生ずることなく、多量の風を指
向性良く吹出させることができて有利である効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の截断側面図、第2図は本案
に対する比較装置の截断側面図、第3図は第2図
の−線截断面図、第4図は他の比較装置の截
断側面図、第5図は本案装置を具備するインスト
ルメントパネルの正面図、第6図は第5図の−
線拡大截断側面図、第7図は第6図の−線
截断平面図である。 2……空気吹出口、3……ケーシング、4……
ルーバ、4a……支軸、4b……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に空気吹出口を有するケーシング内に複数
    のルーバを回動自在に且つ互に平行に配列するル
    ーバ装置であつて、該空気吹出口を該ケーシング
    のこれらルーバを横断する中心断面に対し斜交す
    る面上に開口させるものにおいて、該ルーバをそ
    の前縁に該空気吹出口に沿う傾斜を付けた側面視
    略台形に形成し、その長手方向両端の該中心断面
    に直交する方向の支軸で該ルーバを該ケーシング
    内に軸支すると共に、該ルーバの後部の長手方向
    中間部分に切欠きを形成したことを特徴とする空
    気吹出口のルーバ装置。
JP4398385U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH0334590Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4398385U JPH0334590Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JP4398385U JPH0334590Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61162740U JPS61162740U (ja) 1986-10-08
JPH0334590Y2 true JPH0334590Y2 (ja) 1991-07-23

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JPS61162740U (ja) 1986-10-08

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