JPH079063U - モータのファン取付構造 - Google Patents

モータのファン取付構造

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Publication number
JPH079063U
JPH079063U JP4028093U JP4028093U JPH079063U JP H079063 U JPH079063 U JP H079063U JP 4028093 U JP4028093 U JP 4028093U JP 4028093 U JP4028093 U JP 4028093U JP H079063 U JPH079063 U JP H079063U
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JP
Japan
Prior art keywords
fan
rotor case
peripheral surface
motor
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP4028093U
Other languages
English (en)
Inventor
公夫 北島
Original Assignee
株式会社三協精機製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社三協精機製作所 filed Critical 株式会社三協精機製作所
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Publication of JPH079063U publication Critical patent/JPH079063U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの発熱によってファンがずれたりがた
ついたりすることがない、モータのファン取付構造を提
供する。 【構成】 回転軸1の一方端側に固定された略カップ状
のロータケース2と、このロータケース2の外周面に取
り付けられた円環状のファン3とを備えたモータのファ
ン取付構造であって、ロータケース2の外周面及びファ
ンの内周面のいずれか一方には凸部4を、他方には凹部
5を有し、凸部4と凹部5を嵌め合わせることによっ
て、ロータケース2にファン3が取り付けられている。
ロータケース2に空気流入用の孔部6を形成してもよ
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばテープストリーマ装置等に適用可能なモータのファン取付構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばテープストリーマ装置等に適用されるモータの従来例としてファンが取 り付けられたモータある。このようなファンが取り付けられたモータについて図 面を参照しながら説明する。図6において、円筒状のホルダー31の外周面のほ ぼ中央部にはつば部31aが形成されている。ホルダー31のつば部31aより 下側の外周面にはステータコア27が取り付けられている。ステータコア27の 外周には複数の突極が形成されており、各突極にはコイル28が巻回されている 。また、ステータコア27は複数のコア素体を積層することによって構成されて いる。ステータコア27の基部にはねじ34が貫通しており、ねじ34の先端部 がつば部31aの下端部にねじ込まれることによって、ステータコア27がボス 31と一体に固定されている。
【0003】 ホルダー31の中央孔の上端部と下端部にはそれぞれリング状の玉軸受30、 30の外輪が嵌合固定されている。玉軸受30、30の各内輪には回転軸21が 圧入されている。このため、回転軸21は玉軸受30、30によって回転自在と なるに支持されている。
【0004】 回転軸21の上端部のボス31から突出した部分にはテープ駆動用のゴムロー ラ32が嵌合固定されている。一方、回転軸21の下端部のボス31から突出し た部分には、カップ状のロータケース22が取り付けられている。ロータケース 22の周壁内面には駆動マグネット33が取り付けられており、駆動マグネット 33の内面は一定のギャップをおいてステータコア27の突極と対向している。 一方、ロータケース22の周壁外面には、ファン23が接着剤によって固定され ている。コイル28を通電制御することによって、駆動マグネット33及びロー タケース22が付勢され、ゴムローラ32及びロータケース22の外周に取り付 けられたファン23が回転駆動される。
【0005】 ボス31中央のつば部31aの上端面には、カップ状のステータケース39が 、ファン23及びロータケース22を上側から覆うような体勢で取り付けられて いる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような構成のモータは、回転駆動時の発熱が激しく、100℃くらいま で上昇することがある。また100℃にならないまでも、約60〜80℃程にな ると、ファン23をロータケース22へ固定している接着剤が軟化したり融けて しまうため、ファン23の位置がずれたり、がたついたりするという問題点があ った。
【0007】 本考案は以上のような問題点を解決するためになされたもので、モータの発熱 によってファンがずれたりがたついたりすることがない、モータのファン取付構 造を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために本考案は、回転軸の一方端側に固定された 略カップ状のロータケースと、このロータケースの外周面に取り付けられた円環 状のファンとを備えたモータのファン取付構造であって、ロータケースの外周面 及びファンの内周面のいずれか一方には凸部を、他方には凹部を有し、凸部と凹 部を嵌め合わせることによって、ロータケースにファンが取り付けられているこ とを特徴とする。ロータケースには空気流入用の孔部を形成してもよい。
【0009】
【作用】
ロータケースとファンは凹部と凸部で嵌まり合っているため、温度が上昇して 接着材の固定強度が低下しても、ずれたり外れたりしない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案にかかるモータのファン取付構造について図面を参照しながら説 明する。図1において、円筒状のボス11の外周面のほぼ中央にはつば部11a が形成されている。ボス11のつば部11aより下側の外周面にはステータコア 7が取り付けられている。ステータコア7の外周には複数の突極が形成されてお り、各突極にはコイル8が巻回されている。また、ステータコア7は複数のコア 素体を積層することによって構成されている。ステータコア7の基部にはねじ1 4が貫通しており、このねじ14の先端部がつば部11aの下端部にねじ込まれ ることによって、ステータコア7がボス11と一体に固定されている。
【0011】 ボス11の中央孔の上端部と下端部にはそれぞれリング状の玉軸受10、10 の外輪が嵌合固定されている。玉軸受10、10の内輪には回転軸1が圧入固定 されている。このため、回転軸1は玉軸受10、10によって回転自在に支持さ れている。
【0012】 回転軸1の上端部で、ボス11から突出した部分には、テープ駆動用のゴムロ ーラ12が嵌合固定されている。一方、回転軸1の下端部のボス11より突出し た部分にはロータケース2が取り付けられている。ロータケース2は、図4、図 5に示すように、カップ状で、底部には空気を流動させるための孔部6が複数個 形成されている。また、ロータケース2の周壁外面にはパンチ等の手法によって 複数の凹部5が形成されている。このようなロータケース2は、図1に示すよう にステータコア7を下側から覆うような体勢で回転軸1に取り付けられている。 このようなロータケース2の周壁内面には駆動マグネット13が取り付けられて おり、駆動マグネット13の内面は一定のギャップをおいてステータコア7の突 極と対向している。
【0013】 ロータケース2の外周面には樹脂製のファン3が取り付けられている。ファン 3は、図2、図3に示すように、円環状で外周面に複数の羽3aが形成されてい る。また、ファン3の内周面には、ロータケース4の外周面の凹部5に対応した 半円球状の凸部4が形成されており、凸部4を凹部5にはめ込むことにより、ロ ータケース4に取り付けられるファン3のがたつきや位置のずれを防止できるよ うになっている。上記凸部4と凹部5との嵌まり合いによってファン3とロータ ケース4が一体に結合されるが、ファン3の内周面とロータケース4の外周面と の間に接着剤を介在させてもよい。
【0014】 また、図1において、ステータコア7の突極に巻回されたコイル8を通電制御 することによって、駆動マネット3及びロータケース2が付勢され、ゴムローラ 12及びロータケース2の外周のファン3が回転駆動される。ボス11中央のつ ば部11aの上端面には、カップ状のステータケース9が、外周にファン3が取 り付けられたロータケース2を上側から覆うような体勢で取り付けられている。
【0016】 以上のような構成のモータのファン取付構造によれば、ロータケース2の外周 面に形成された凹部5を、ファン3の内周面に形成された凸部4と嵌め合わせる ことによってファン3をロータケース2に結合するようにしたため、ファン3の 位置決めが容易で、自動的に位置決めすることもでき、生産性も向上する。また 、補助的に接着剤を用いたものにおいて、モータの発熱によって温度が上昇し、 接着剤が軟化したり融けるようなことがあっても、凸部4と凹部5が嵌合してい るため、ファン3がずれたり、がたついたりすることはない。
【0017】 なお、本実施例ではファン3の内周面に凸部4を、ロータケース2の外周面に 凹部5を形成したが、ファン3の内周面に凹部を形成し、ロータケース2の外周 面に凸部を形成して嵌めあわせるようにしてもよい。また、ファン3を圧入によ ってロータケース2に取り付けるようにしてもよい。ファン3を固定させるため の接着剤が不要となり低コスト化が可能となる。
【0018】 また、図1に示す、ロータケース2の底部には複数の孔部6が形成されている 。このためファン3が回転した場合に、孔部6から空気Aがロータケース2の内 部に流入する。空気Aはステータコア7の各突極と突極の間の部分を通過し、ロ ータケース4とステータケース9の間の空間を通ってモータ外部に放出される。 このように、孔部6から流入した空気Aがモータ内部を流動し、モータ外部に放 出されることによって、放熱効果が向上しモータの発熱を従来よりも著しく低下 させることができ、ファン3とロータケース2との間に接着剤を介在させている 場合に、上記接着剤の劣化を抑制することができる。なお、ファン3が逆方向に 回転すると空気Aの流動の向きは逆となるが、この場合も同様に放熱効果を向上 させることが可能である。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、ロータケースの外周面及びファンの内周面のいずれか一方に は凸部を、他方には凹部を有し、凸部と凹部を嵌め合わせることによって、ロー タケースにファンが取り付けられているため、ファンのずれやがたつきを防止す ることが可能となる。また、ロータケースに孔部を形成すれば、孔部を通じて流 入した空気がロータケース内を流動し、モータの発熱を押えることが可能となる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるモータのファン取付構造の実施
例を示す断面図。
【図2】本考案にかかるモータのファン取付構造に適用
可能なファンの平面図。
【図3】図2中のD−D’に沿う断面図。
【図4】本考案にかかるモータのファン取付構造に適用
可能なロータの平面図。
【図5】同上ロータの断面図。
【図6】従来のモータのファン取付構造の例を示す断面
図。
【符号の説明】
1 回転軸 2 ロータケース 3 ファン 4 凸部 5 凹部 6 孔部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の一方端側に固定された略カップ
    状のロータケースと、このロータケースの外周面に取り
    付けられた円環状のファンとを備えたモータのファン取
    付構造であって、 上記ロータケースの外周面及び上記ファンの内周面のい
    ずれか一方には凸部を、他方には凹部を有し、上記凸部
    と上記凹部を嵌め合わせることによって、上記ロータケ
    ースに上記ファンが取り付けられていることを特徴とす
    るモータのファン取付構造。
  2. 【請求項2】 上記ロータケースには空気流入用の孔部
    が形成されている請求項1記載のモータのファン取付構
JP4028093U 1993-06-28 1993-06-28 モータのファン取付構造 Pending JPH079063U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4028093U JPH079063U (ja) 1993-06-28 1993-06-28 モータのファン取付構造

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JP4028093U JPH079063U (ja) 1993-06-28 1993-06-28 モータのファン取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH079063U true JPH079063U (ja) 1995-02-07

Family

ID=12576210

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JP4028093U Pending JPH079063U (ja) 1993-06-28 1993-06-28 モータのファン取付構造

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JP (1) JPH079063U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042467A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
WO2022044783A1 (ja) * 2020-08-28 2022-03-03 ミネベアミツミ株式会社 回転機器

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