JPH079038A - 曲げ加工装置 - Google Patents

曲げ加工装置

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JPH079038A
JPH079038A JP15728293A JP15728293A JPH079038A JP H079038 A JPH079038 A JP H079038A JP 15728293 A JP15728293 A JP 15728293A JP 15728293 A JP15728293 A JP 15728293A JP H079038 A JPH079038 A JP H079038A
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JP
Japan
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work
fixed mold
cross
mold
sectional shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP15728293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Yokoyama
政雄 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP15728293A priority Critical patent/JPH079038A/ja
Publication of JPH079038A publication Critical patent/JPH079038A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 固定金型12のワーク出側に、同固定金型1
2のワーク導通孔12aを出たワーク6の横断面形状の
変形挙動を規制する変形規制用のガイド10、11が配
設されている。 【効果】 横断面形状精度の良好な曲がり品に曲げ加工
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウム等の金
属製の形材ワークの曲げ加工に用いられる曲げ加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図3に示されるような曲がり品
(1)、即ち、立ち上がり板部(2)の上縁部に内方突
出状のフランジ板部(3)が連接されると共に、同立ち
上がり板部(2)の下縁部に外方突出状のフランジ板部
(4)が連接された構造のアルミニウム製のU字状曲が
り品(1)の製造方法として、図4に示されるいわゆる
マルチベンダーと称される曲げ加工装置を用い、図2に
示されるような、曲がり品(4)の横断面形状に対応し
た横断面形状のアルミニウム押出形材製のワーク(6)
に曲げ加工を施す方法が考えられる。
【0003】この曲げ加工装置は、図4に示されるよう
に、ワーク導通孔(51a )を有する固定金型(51)と、
該固定金型(51)の前方に配置されると共に、ワーク導
通孔(52a )を有し、かつ転向・変位可能に支持された
可動金型(52)と、固定金型(51)の後方に配置され、
ワークを固定金型(51)のワーク導通孔(51a )に強制
導通せしめるワークフィーダー(53)とが備えられたも
のである。
【0004】曲がり品(1)は、上記形状の形材ワーク
(6)をこのマルチベンダーにセットし、ワークフィー
ダー(53)によって該形材ワーク(6)を両金型(51)
(52)の導通孔(51a )(52a )に強制導通させなが
ら、可動金型(52)を所定の態様に転向・変位動作せし
めることによって、該形材ワーク(6)に曲げ加工を施
すことによって製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のマルチベンダーを用いて曲がり品(1)を
製作した場合、曲がり品(1)に反りを生じて平面度が
低くなってしまうなど、横断面における形状精度の良好
な曲がり品(1)が得られないという問題があった。
【0006】この発明は、上記のような問題に鑑み、横
断面形状精度の良好な曲がり品に曲げ加工することがで
きるマルチベンダータイプの曲げ加工装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
発明は、ワーク導通孔を有する固定金型と、該固定金型
の前方に配置されると共に、ワーク導通孔を有し、かつ
転向・変位可能に支持された可動金型と、固定金型の後
方に配置され、該ワークを固定金型のワーク導通孔に強
制導通せしめるワークフィーダーと、が備えられ、ワー
クフィーダーによる両金型導通孔へのワークの強制導通
と、可動金型の転向・変位動作との協働作用によりワー
クの曲げを行うものとなされた曲げ加工装置において、
前記固定金型のワーク出側に、同固定金型のワーク導通
孔を出たワークの横断面形状の変形挙動を規制する変形
規制用のガイドが、配設されてなることを特徴とする曲
げ加工装置を要旨とする。
【0008】
【作用】ワークは、固定金型と可動金型との間を通過し
ていく過程において、曲げを付与され所定の曲がり形状
に成形されていくが、その一方で、その曲げの影響を受
けてその横断面形状をも変化させようとする場合があ
る。上記変形規制用のガイドは、このようにワークに横
断面形状の変形挙動の起こりやすい固定金型と可動金型
との間における、固定金型のワーク出口位置から所定の
距離範囲において、ワークのこのような横断面形状の変
形挙動を規制するよう作用する。従って、ワークは、横
断面形状精度の良好な曲がり品に曲げ加工される。
【0009】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。
【0010】本実施例では、図2に示されるような形材
ワーク(6)、即ち、中間板部(7)と、該中間板部
(7)の両側縁部に向きを異にして直交して突出された
直交板部(8)(9)とを有するアルミニウム押出形材
製の形材ワーク(6)を、図3に示されるような曲がり
品(1)に曲げ加工するものとする。
【0011】曲げ加工装置全体の基本構成は、変形規制
用のガイド(10)(11)が備えられている点を除いて、
従来のマルチベンダーと略同様の構成を有する。
【0012】即ち、この曲げ加工装置も、第1図に示さ
れるように、固定金型(12)と、可動金型(13)と、ワ
ークフィーダー(14)とを備えている。固定金型(12)
は、形材ワーク(6)の外周形状に即したワーク導通孔
(12a )を有する。また、可動金型(13)は、固定金型
(12)の前方に配置されると共に、同じく形材ワーク
(6)の外周形状に即したワーク導通孔(13a )を有
し、かつ転向・変位可能に支持されている。また、フィ
ーダー(14)は、固定金型(12)の後方に配置され、形
材ワーク(6)を固定金型(12)のワーク導通孔(12a
)に強制導通せしめるものとなされている。そして、
フィーダー(14)による両金型導通孔(12a )(13a )
への形材ワーク(6)の強制導通と、可動金型(13)の
転向・変位動作との協働作用により形材ワーク(6)の
曲げを行うものとなされている。
【0013】なお、固定金型(12)は、前側の曲げ支点
用金型(16)と、後側のワークガイド用金型(17)と、
これら両金型(16)(17)を保持する保持用金型(18)
とを備えている。また、可動金型(13)は、そのワーク
導通孔(13a )が、前後方向中央位置において形材ワー
ク(6)の外周形状に即した内周形状を有すると共に、
該中央位置から前後両方向に向けて曲面テーパー状に開
く曲面状に形成され、可動金型(13)の転向・変位時に
形材ワーク(6)が所定の態様にスムーズに曲げられな
がら該導通孔(13a )を通過しうるようにされている。
更に、フィーダー(14)として、前後方向に強制移動さ
れる押金(14a )が採用されている。
【0014】そして、上記マルチベンダーにおいて、固
定金型(12)のワーク出側には、変形規制用のガイド
(10)(11)が、該固定金型(12)と隣接し、該固定金
型(12)から所定距離前方に突出する態様において、配
設されている。この突出距離は、固定金型(12)と可動
金型(13)との間の領域における本来のワーク曲げ作用
を阻害しない範囲の距離に設計されるものであることは
いうまでもない。
【0015】また、このガイド(10)(11)は、固定金
型(12)を出た形材ワーク(6)の横断面形状の変形挙
動を考慮して、その変形を起こしうる箇所に、その変形
方向と対向するように備えられている。
【0016】例えば、図2に示されるような形材ワーク
(6)に曲げ加工を施す場合において直交板部(8)
(9)と中間板部(7)とのなす角度を小さくする方向
に変形を生じることが確認されている場合には、図1
(ロ)に示されるように、一方のガイド(10)を、一方
の直交板部(8)と、中間板部(7)における該直交板
部(8)に連接する側の半部(7a)とに囲まれた領域
に、これら板部(8)(7a)に面摺接しうる態様におい
て配置するようにする。また、もう一方のガイド(11)
を、他方の直交板部(9)と、中間板部(7)における
該直交板部(9)に連接する側の半部(7b)とに囲まれ
た領域に、これら板部(9)(7b)に面摺接しうる態様
において配置するようにする。
【0017】なお、ガイド(10)(11)は、固定金型
(12)の構成部材として固定金型に一体的に備えられて
いてもよいし、固定金型(12)とは別個の独立した構成
部材として、固定金型(12)のワーク出側に配備された
ものとなされていてもよい。
【0018】上記構成の曲げ加工装置では、これに、図
2に示されるような形材ワーク(6)をセットし、そし
て、フィーダー(14)にて該形材ワーク(6)を両金型
(12)(13)の導通孔(12a )(13a )に強制導通させ
ていきながら、その過程で、可動金型(13)を所定の態
様に転向・変位させる。これにより、形材ワーク(6)
は、固定金型(12)を支点部とし、可動金型(13)を作
用部として、固定金型(12)と可動金型(13)との間で
曲げを付与され、図3に示されるような曲がり品(1)
に曲げ加工される。
【0019】そして、この曲げ加工において、固定金型
(12)のワーク導通孔(12a )を出て、その横断面形状
を変化させようとする形材ワーク(6)は、その横断面
形状の変形をガイド(10)(11)にて規制されることに
よって、当初の適正な横断面形状を維持しつつ可動金型
(13)を通過していき、横断面形状の良好な曲がり品形
状となりつつ、可動金型(13)の前方に移行されてい
く。
【0020】以上の説明のように、上記曲げ加工装置
は、固定金型(12)の前面側にガイド(10)(11)が備
えられて、該ガイド(10)(11)にて、形材ワーク
(6)の横断面形状の不本意な変化を規制するようにな
されているから、形材ワーク(6)を横断面形状精度の
良好な曲がり品(1)に曲げ加工することができる。
【0021】なお、上記実施例では、上記のような特定
横断面形状の形材ワーク(W)の曲げ加工の場合を説明
しているが、ワークの形状はこれに限定されるものでは
なく、要は、本発明におけるような変形規制ガイドがな
ければ横断面形状精度の良好な曲がり品に曲げ加工され
ないような各種横断面形状のワークの曲げ加工に広く適
用され得るものである。
【0022】
【発明の効果】上述の次第で、この発明のマルチベンダ
ータイプの曲げ加工装置は、固定金型のワーク出側に、
同固定金型のワーク導通孔を出たワークの横断面形状の
変形挙動を規制する変形規制用のガイドが、配設された
ものであるから、固定金型を出たワークの横断面形状の
変形挙動が規制され、ワークを横断面形状精度良好な曲
がり品に曲げ加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(イ)は実施例にかかる曲げ加工装置を示す
断面側面図、図(ロ)は図(イ)のI−I線断面矢視図
である。
【図2】形材ワークの斜視図である。
【図3】曲がり品の斜視図である。
【図4】従来の曲げ加工装置を示す断面側面図である。
【符号の説明】
10…変形規制用のガイド 11…変形規制用のガイド 12…固定金型 12a…ワーク導通孔 13…可動金型 13a…ワーク導通孔 14…フィーダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク導通孔を有する固定金型と、 該固定金型の前方に配置されると共に、ワーク導通孔を
    有し、かつ転向・変位可能に支持された可動金型と、 固定金型の後方に配置され、該ワークを固定金型のワー
    ク導通孔に強制導通せしめるワークフィーダーと、 が備えられ、 ワークフィーダーによる両金型導通孔へのワークの強制
    導通と、可動金型の転向・変位動作との協働作用により
    ワークの曲げを行うものとなされた曲げ加工装置におい
    て、 前記固定金型のワーク出側に、同固定金型のワーク導通
    孔を出たワークの横断面形状の変形挙動を規制する変形
    規制用のガイドが、配設されてなることを特徴とする曲
    げ加工装置。
JP15728293A 1993-06-28 1993-06-28 曲げ加工装置 Pending JPH079038A (ja)

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JP15728293A JPH079038A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 曲げ加工装置

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JP15728293A Pending JPH079038A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 曲げ加工装置

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