JPS6310177Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310177Y2 JPS6310177Y2 JP12032383U JP12032383U JPS6310177Y2 JP S6310177 Y2 JPS6310177 Y2 JP S6310177Y2 JP 12032383 U JP12032383 U JP 12032383U JP 12032383 U JP12032383 U JP 12032383U JP S6310177 Y2 JPS6310177 Y2 JP S6310177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam body
- guide cam
- guide
- cam
- passive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 21
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は板金プレス装置における可変ストロー
ク寄曲カム機構に関するものである。
ク寄曲カム機構に関するものである。
自動車の車体の板金部材にフランジを成形する
場合、寄曲カム機構によつて加工している。従来
一般の寄曲カム機構は第１図に示すように、ベー
ス１上に案内カム体２を水平方向に摺動自在に載
置し、この案内カム体２上に受動カム３を案内カ
ム体２と同方向に摺動可能に載置させ、案内カム
体２と受動カム３の一方の対向面間に鉛直方向に
昇降動する作動カム４の下降で案内カム体２と受
動カム３とを相対移動させて案内カム体２と受動
カム３の他方の対向面を互いに引き寄せるように
し、この他方の対向面側に設けた曲げ加工型５，
６によつてワークＷのフランジ加工を行うように
した構造である。尚７は案内カム体２の後退用の
リターンスプリング、８は受動カム３の後退用の
リターンスプリングである。
場合、寄曲カム機構によつて加工している。従来
一般の寄曲カム機構は第１図に示すように、ベー
ス１上に案内カム体２を水平方向に摺動自在に載
置し、この案内カム体２上に受動カム３を案内カ
ム体２と同方向に摺動可能に載置させ、案内カム
体２と受動カム３の一方の対向面間に鉛直方向に
昇降動する作動カム４の下降で案内カム体２と受
動カム３とを相対移動させて案内カム体２と受動
カム３の他方の対向面を互いに引き寄せるように
し、この他方の対向面側に設けた曲げ加工型５，
６によつてワークＷのフランジ加工を行うように
した構造である。尚７は案内カム体２の後退用の
リターンスプリング、８は受動カム３の後退用の
リターンスプリングである。
ところで、上記のような構造の寄曲カム機構に
おいては、第２図のａ，ｂに示すように形状、部
位がそれぞれ異なるフランジを加工する場合に
は、ｂ部フランジ曲げのためにはカムストローク
がａ部フランジ曲げよりも大きく必要とするが、
ａ部フランジが邪魔になつて所要のストロークが
取れない不都合がある。従つて、従来では、別個
の寄曲げ型によつてそれぞれ加工しており、作業
能率並びに設備費、加工費に問題があつた。
おいては、第２図のａ，ｂに示すように形状、部
位がそれぞれ異なるフランジを加工する場合に
は、ｂ部フランジ曲げのためにはカムストローク
がａ部フランジ曲げよりも大きく必要とするが、
ａ部フランジが邪魔になつて所要のストロークが
取れない不都合がある。従つて、従来では、別個
の寄曲げ型によつてそれぞれ加工しており、作業
能率並びに設備費、加工費に問題があつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、１つの寄
曲カム機構により形状、部位の異なる複数個所の
フランジを、カムストロークを可変とすることに
よつて同時に加工し得るようにし、従来の問題を
解消したものである。
曲カム機構により形状、部位の異なる複数個所の
フランジを、カムストロークを可変とすることに
よつて同時に加工し得るようにし、従来の問題を
解消したものである。
以下本考案の実施例を第３図乃至第６図によつ
て説明する。第３図及び第４図において、１０は
ベースである。このベース１０の水平面上に第１
の案内カム体１１を摺動自在に載置し、この第１
の案内カム体１１上に受動カム１２を第１の案内
カム体１１と同方向に摺動可能に載置する。そし
て、第１の案内カム体１１と受動カム１２の一方
の対向面間に鉛直方向に昇降動する作動カム１３
の下降で前記第１の案内カム体１１と受動カム１
２とを相対移動させて第１の案内カム体１１と受
動カム１２の他方の対向面を互いに引き寄せ合う
ようにする。
て説明する。第３図及び第４図において、１０は
ベースである。このベース１０の水平面上に第１
の案内カム体１１を摺動自在に載置し、この第１
の案内カム体１１上に受動カム１２を第１の案内
カム体１１と同方向に摺動可能に載置する。そし
て、第１の案内カム体１１と受動カム１２の一方
の対向面間に鉛直方向に昇降動する作動カム１３
の下降で前記第１の案内カム体１１と受動カム１
２とを相対移動させて第１の案内カム体１１と受
動カム１２の他方の対向面を互いに引き寄せ合う
ようにする。
而して、第１の案内カム体１１と受動カム１２
の他方の対向面に第１の曲げ加工型１４，１５を
設ける。
の他方の対向面に第１の曲げ加工型１４，１５を
設ける。
さらに、前記第１の曲げ加工型１４に近接して
第１の案内カム体１１上に第３図及び第５図で示
すように、第２の案内カム体１６を第１の案内カ
ム体１１の前進時には一体移動し、スプリング１
９によつて常に後退方向に引張して相対摺動可能
に載置し、この第２の案内カム体１６と、これに
対面する前記受動カム１２とに第２の曲げ加工型
１７，１８を設ける。ついで、前記第２の案内カ
ム体１６の後方のベース１０には、第１の案内カ
ム体１１の後退端位置にて第２の案内カム体１６
の後退端位置を規制して位相差を持たせるための
ストローク規制プレート２０を固設したものであ
る。尚第５図中の符号２１は第１の案内カム体１
１を後退移動するリターンスプリング、２２は受
動カム１２を後退移動するリターンスプリングで
ある。
第１の案内カム体１１上に第３図及び第５図で示
すように、第２の案内カム体１６を第１の案内カ
ム体１１の前進時には一体移動し、スプリング１
９によつて常に後退方向に引張して相対摺動可能
に載置し、この第２の案内カム体１６と、これに
対面する前記受動カム１２とに第２の曲げ加工型
１７，１８を設ける。ついで、前記第２の案内カ
ム体１６の後方のベース１０には、第１の案内カ
ム体１１の後退端位置にて第２の案内カム体１６
の後退端位置を規制して位相差を持たせるための
ストローク規制プレート２０を固設したものであ
る。尚第５図中の符号２１は第１の案内カム体１
１を後退移動するリターンスプリング、２２は受
動カム１２を後退移動するリターンスプリングで
ある。
本考案は上記の通りの構造であるから、第１の
案内カム体１１並びに第２の案内カム体１６の後
退端では第６図のＡに示すように、ストローク規
制プレート２０によつて後退端位置を規制されて
いる第２の案内カム体１６と第１の案内カム体１
１との間には所要のギヤツプＧを有している。
案内カム体１１並びに第２の案内カム体１６の後
退端では第６図のＡに示すように、ストローク規
制プレート２０によつて後退端位置を規制されて
いる第２の案内カム体１６と第１の案内カム体１
１との間には所要のギヤツプＧを有している。
この原位置状態よりワークＷをセツトし作動カ
ム１３を下降動させると、先ず第６図Ａに示すよ
うに第１の案内カム体１１を図において左方向に
前進移動し、第６図Ｂに示すようにギヤツプＧだ
け前進移動して第２の案内カム体１６の後端面と
係合する。これにより、前記ギヤツプＧの前進移
動量だけ第１の曲げ加工型１４は第２の案内カム
体１６上の第２の曲げ加工型１７よりも先行して
突出した位相差を持つて第２の案内カム体１６は
第１の案内カム体１１と一体に前進移動して停止
する。さらに、作動カム１３の下降により第６図
Ｃに示すように受動カム１２が第１の案内カム体
１１上を図において右方に前進移動し、作動カム
１３の最下降端では受動カム１２上の第１の曲げ
加工型１５を第１の案内カム体１１上の第１の曲
げ加工型１４と対合させ、また受動カム１２上の
第２の曲げ加工型１８を第２の曲げ加工型１７と
対合し、ワークＷの異なる形状、部位のａ部フラ
ンジとｂ部フランジとを同時に曲げ加工するもの
である。
ム１３を下降動させると、先ず第６図Ａに示すよ
うに第１の案内カム体１１を図において左方向に
前進移動し、第６図Ｂに示すようにギヤツプＧだ
け前進移動して第２の案内カム体１６の後端面と
係合する。これにより、前記ギヤツプＧの前進移
動量だけ第１の曲げ加工型１４は第２の案内カム
体１６上の第２の曲げ加工型１７よりも先行して
突出した位相差を持つて第２の案内カム体１６は
第１の案内カム体１１と一体に前進移動して停止
する。さらに、作動カム１３の下降により第６図
Ｃに示すように受動カム１２が第１の案内カム体
１１上を図において右方に前進移動し、作動カム
１３の最下降端では受動カム１２上の第１の曲げ
加工型１５を第１の案内カム体１１上の第１の曲
げ加工型１４と対合させ、また受動カム１２上の
第２の曲げ加工型１８を第２の曲げ加工型１７と
対合し、ワークＷの異なる形状、部位のａ部フラ
ンジとｂ部フランジとを同時に曲げ加工するもの
である。
このように本考案によると近接する２個所以上
の形状、部位を異にするフランジを寄曲カムによ
つて加工するにおいて、それぞれの案内カムを異
なつたストロークで作動するようにしたものであ
るから、１つの型で１工程で同時に加工すること
が可能となり、作業能率が向上すると共に、設備
費及び加工費が大巾に低減する効果を有してい
る。
の形状、部位を異にするフランジを寄曲カムによ
つて加工するにおいて、それぞれの案内カムを異
なつたストロークで作動するようにしたものであ
るから、１つの型で１工程で同時に加工すること
が可能となり、作業能率が向上すると共に、設備
費及び加工費が大巾に低減する効果を有してい
る。
第１図は従来の寄曲カム機構の断面図、第２図
は形状、部位を異にする複数のフランジの加工を
要するワークの斜視図、第３図は本考案の平面
図、第４図は第３図−線断面図、第５図は第
３図−線断面図、第６図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄは本
考案の作動説明図である。 １０……ベース、１１……第１の案内カム体、
１２……受動カム、１３……作動カム、１４，１
５……第１の曲げ加工型、１６……第２の案内カ
ム体、１７，１８……第２の曲げ加工型、１９…
…スプリング、２０……ストローク規制プレー
ト。
は形状、部位を異にする複数のフランジの加工を
要するワークの斜視図、第３図は本考案の平面
図、第４図は第３図−線断面図、第５図は第
３図−線断面図、第６図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄは本
考案の作動説明図である。 １０……ベース、１１……第１の案内カム体、
１２……受動カム、１３……作動カム、１４，１
５……第１の曲げ加工型、１６……第２の案内カ
ム体、１７，１８……第２の曲げ加工型、１９…
…スプリング、２０……ストローク規制プレー
ト。
Claims (1)
- 近接する２個所以上に異なつた形状、部位のフ
ランジを寄曲加工するカム機構であつて、ベース
の水平面上に第１の案内カム体を摺動自在に載置
し、この第１の案内カム体上に受動カムを第１の
案内カム体と同方向に摺動可能に載置させ、前記
第１の案内カム体と受動カムの一方の対向面間に
鉛直方向に昇降動する作動カムの下降で前記第１
の案内カム体と受動カムとを相対移動させて第１
の案内カム体と受動カムの他方の対向面を互いに
引き寄せるようにし、前記第１の案内カム体と受
動カムの他方の対向面に第１の曲げ加工型を設け
ると共に、この第１の曲げ加工型に近接して第１
の案内カム体上に第２の案内カム体を第１の案内
カム体の前進時に一体移動し、スプリングによつ
て常に後退方向に引張して相対摺動可能に載置さ
せ、この第２の案内カム体と、これに対面する受
動カムとに第２の曲げ加工型を設け、第２の案内
カム体の後方のベースには第１の案内カム体の後
退端位置にて第２の案内カム体の後退端位置を規
制して位相差を持たせるためのストローク規制プ
レートを固設したことを特徴とする板金プレス装
置における可変ストローク寄曲カム機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12032383U JPS6028917U (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 板金プレス加工装置における可変ストロ−ク寄曲カム機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12032383U JPS6028917U (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 板金プレス加工装置における可変ストロ−ク寄曲カム機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6028917U JPS6028917U (ja) | 1985-02-27 |
| JPS6310177Y2 true JPS6310177Y2 (ja) | 1988-03-25 |
Family
ID=30275815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12032383U Granted JPS6028917U (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 板金プレス加工装置における可変ストロ−ク寄曲カム機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028917U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0320014Y2 (ja) * | 1985-07-02 | 1991-04-30 |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP12032383U patent/JPS6028917U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6028917U (ja) | 1985-02-27 |
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