JPH0789376A - 連結解除方法ならびに装置 - Google Patents

連結解除方法ならびに装置

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JPH0789376A
JPH0789376A JP3124634A JP12463491A JPH0789376A JP H0789376 A JPH0789376 A JP H0789376A JP 3124634 A JP3124634 A JP 3124634A JP 12463491 A JP12463491 A JP 12463491A JP H0789376 A JPH0789376 A JP H0789376A
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clutch
drive
recess
switching element
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ヴォルフガング・バイガング
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フランク・ベトガー
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    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/08Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/34Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
    • B60K17/348Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
    • B60K17/35Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches
    • B60K17/3505Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed
    • B60K17/351Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed comprising a viscous clutch

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のカーブ走行時にブレーキをかけた時の
逆切換を回避すること。 【構成】 第1の車軸が常に駆動装置と接続され第2の
駆動車軸が少なくとも一つのスライドクラッチを介して
回転速度差に応じて駆動装置と接続され、少なくとも一
つのクラッチを介してこれと解除されるブレーキ時に多
軸駆動車両の第2の駆動車軸を駆動装置から連結解除す
るための方法で、走行状態に応じてクラッチのロックが
上昇し、回転トルクに応じて回転トルクが第2の駆動車
軸から駆動装置へ方向転換する時にクラッチが自動的に
解除されるものが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制動時に複軸駆動車両の
第2の駆動シャフトを駆動装置から連結解除する方法に
関する。即ち、上記制動時には第1の車軸は絶えず駆動
装置と連結され、第2の駆動軸は少なくとも一つのすべ
りクラッチを介して駆動装置と回転速度差に応じて接続
され、少なくとも一つのクラッチを介してこれから解除
すると共に、クラッチがこの目的のために一連の周方向
に分布する凹所を有する少なくとも一つの第1シャフト
と、一連の周方向に分布し凹所に並列された開口を有す
るスリーブ形の第2のシャフトと、第2のシャフトの開
口内に径方向に移動可能に保持され第1と第2のシャフ
トを非回転接続するために一部第1シャフトの凹所内へ
進入可能な連結要素と、上記両シャフトに対して同軸状
に配置され連結要素が径方向に延びるように軸方向に移
動し、連結要素をリング形の遮断面によって両シャフト
間の非回転接続位置にロック状態に維持することの可能
な切換要素とを備える。
【0002】
【従来の技術】上記駆動装置の場合に第1に問題となる
のは全輪駆動であって、その場合第2の車軸、通常は後
車軸が第1の絶えず駆動される車軸と第2の車軸との間
の回転速度差が正である場合、すべりクラッチを介して
回転トルクが付与される。このために好適なすべりクラ
ッチは、例えば流体摩擦クラッチ(粘性クラッチ)であ
って、この構成の場合は粘性トランスミッションと称さ
れる。例えばポンプ作用に基づくような他のクラッチも
同様に好適である。他方、問題となるのは第2の、常に
駆動されてはいない車軸、通常は後車軸の車軸ディファ
レンシャルに2つのスライドクラッチが駆動可能な差動
バスケット内に配置され(トルクスプリッタ)、それぞ
れ第2の半分クラッチが車軸に接続されるような全輪駆
動の場合である。この場合にも駆動車軸間の回転速度が
異なると第2の車軸に回転トルクが伝達されると同時に
スライドクラッチは車軸ディファレンシャルを補償す
る。(商標名ツインビスコ)
【0003】ここに述べた駆動方式の場合、例えばブレ
ーキをかける際に例えば制動中の第1の車軸と第2の車
軸の間の回転速度差がマイナスの場合、車軸どうしが絶
えず連結されている場合、クラッチを介して回転トルク
も第2の車軸から第1の車軸へ伝達されることになろ
う。
【0004】反制動方式を使用する場合にも走行安全性
の根拠から後輪の円周方向へのスリップは前輪のそれよ
りも小さく維持されるために前輪と後輪間に回転速度差
が生ずる。それ故、制動時にブレーキ作動時に車軸どう
しを互いに連結解除するクラッチを作動させる方法が知
られている。この場合、ブレーキを作動させる時第1車
軸、特に前車軸から更に第2の、即ち後車軸へ伝達され
る場合、同様にして連結の解除によって快適さの上で望
ましくない逆切換えが生ずるという問題が発生する。こ
のことはカーブ走行時にあてはまる。カーブ走行時には
前車軸は後車軸よりも大きなコースを描くため、駆動シ
ャフトのラインに緊張が生ずることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は冒頭に
述べた種類の方法とこのために好適なクラッチで、カー
ブ走行時にブレーキをかけた時逆切換えが回避できるよ
うにしたものを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、以下の如くに実現される。即ち、走行状態に応じて
クラッチのロックがもち上げられ、第2の駆動車軸から
駆動装置へ回転トルクが方向転換する場合にのみ回転ト
ルクに応じてクラッチが自動的にゆるめられるにする連
結解除方法によって実現される。上記のロック解除はブ
レーキペダルを作動させたり、ABS制御の開始時やア
クセルペダルを戻したりするときに行われる。その効果
は以下のことにある。即ち、ロック位置で回転トルクを
第2の車軸の両方向へ伝達できる、即ち、逆進走行時に
も全車輪に対する駆動は車軸間にそれに対応するスライ
ドが生ずることによって確保することができる。前進走
行とブレーキ工程を開始する場合、公知の装置とは対照
的に耐2の車軸はブレーキ作動時に直接的には有効には
連結解除されず、回転トルクの流れが第2車軸から第1
車軸に方向転換する場合にのみ自動的に連結解除が発生
するようになっている。
【0007】本発明による連結解除用クラッチはこの場
合、以下の特徴を備えている。即ち、円周方向に分布す
る一連の凹所を有する少なくとも一つの第1のシャフト
と、周方向に分布し上記凹所に並列する一連の開口を有
するスリーブの形をした第2のシャフトと、第1のシャ
フトの開口内に径方向に変位して保持され、第1と第2
のシャフトによって第1のシャフトの凹所内へねじり耐
性をもって連結するために一部進入する連結要素と、上
記両シャフトに同軸的に配置され連結要素を径方向へ変
位させるために軸方向へ移動し上記連結要素をリング状
の遮断面によって両シャフト間の非回転接続位置に保持
することができるようになった切換要素とを備えてい
る。その場合、第一群の連結要素は第一群の開口、例え
ば周方向を向いたもしくは同様な孔の形をした開口と第
1群の凹所内に保持され、円筒形遮断面によってロック
され、その隣りに軸方向に隣接する第1の環状溝が位置
し、第2群の開口が、例えば周方向を向いた縦溝又はそ
れと同様の孔の形をした第2群の開口と第2群の凹所内
に保持され、円錐形の遮断面によってロックされ、その
隣りに軸方向に隣接する第2の環状溝が位置し、第1と
第2の群の縦溝ないし第1と第2群の凹所が互いに軸方
向に距離をおいてほぼ対応する周長内に互いにわずかに
角度をずらして配置され、遮断要素が切換要素を軸方向
にロックするために設けられ、その際、それぞれの回転
トルクの向きに際して切換え要素がロック位置に保持さ
れる時、一群の連結要素のみがその開口と凹所の側部へ
到着し、切換要素が釈放される時、第1の向きの回転ト
ルクのかかった遮断要素によって第 群の連結要素がそ
の開口と凹所の側部へ到着し円筒形の遮断面によって径
方向にブロックされ、第2の向きの回転トルク時に第2
群の連結要素はその開口と凹所の側部へ到来し、径方向
の力を介して円筒遮断面上に遮断要素が軸方向へ移動
し、連結要素は切換要素の環状溝内へ進入し、シャフト
間の非回転接続は上昇する。
【0008】上記の特徴をもったクラッチに上記作用方
法が生ずることは容易に跡づけることができる。
【0009】開口角が互いにずれるか、凹所角が互いに
ずれるといった上記両手段のうち、最初のものだけを実
施例として解説する。
【0010】第1の実施例によれば、第1のシャフトが
中空軸として第2のスリーブ形のシャフトを包摂してお
り、プラグとして切換要素は同軸シャフト内に位置す
る。このための実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】第2の実施例によれば、第1のシャフトは
特に中実軸として第2のスリーブ形シャフト内に位置
し、切換要素は切換スリーブとして内部に遮断面と環状
溝を備えている。この他には何も図示されていない。
【0012】
【実施例】図1にはモータとギアにより構成される駆動
装置22を備える車両21が描かれている。車両21は
従動前車軸23と従動後車軸24を識別することができ
る。駆動装置22とギア部分には前車軸ディファレンシ
ャルギア25が配置されていて、同ギアは第1の半分シ
ャフト26を介して前車軸23のギアを駆動する。粘性
クラッチ27の入力側はディファレンシャル入力側と接
続され、その出力側は駆動シャフト28を介して後車軸
ディファレンシャル29を駆動する。これは第2の半分
シャフト30を介して後車軸24のギアと接続される。
【0013】図2には車両31の原理図が示されてい
る。そのモータとギアより構成される駆動装置32は前
車軸33と後車軸34のギアを駆動する。前車軸ディフ
ァレンシャル35は駆動装置32の駆動部分と接続さ
れ、半分シャフト36を介して直接前車軸33のギアを
駆動する。前車軸35の出力側は直接駆動シャフト38
と接続され、同シャフト38は差動バスケット37を2
重流体摩擦クラッチの入力側として駆動し、その両側の
出力シャフト39はそれぞれ第2の側部シャフト40に
よって後車軸34のギアを駆動する。第1の薄片41は
ケーシング部材と固定接続される一方、第2の薄片42
は出力シャフトと固定接続されている。
【0014】図1と図2においてそれぞれ流体摩擦クラ
ッチでふさがれたクラッチは系統的には描かれておら
ず、個々に図7と8で見ることができるのみである。
【0015】図3〜図6では、相当する部分には等しい
数字をふってある。それぞれ従動中空シャフト1と、従
動スリーブ形のシャフト2とプラグ形の切換要素3を見
ることができる。シャフト1内には縦溝として構成され
た円形断面の凹所4が設けられている。これらに並行し
て第1の縦孔形の開口5と第2の縦溝形の開口6がスリ
ーブ形シャフト2内に設けられる。開口5内には回転ト
ルク伝達球7が、開口6内には球8が保持される。最初
に述べた開口5と球7は2つの周列内に設けられ、第2
の開口6と球8は単一の周列内へ設けられる。中心の切
換要素3は球7の下部に円筒形の遮断面9を、また球8
下部には円錐形の遮断面10を有し、それに対しては軸
方向に隣接してそれぞれ周溝11,12が設けられる。
【0016】開口5,6は周方向へ互いに変位するた
め、図3に示す形の場合には孔5の正面を有する球7が
存在する一方、遊びを有する球8が孔6の両側部に位置
するようになっている。回転トルクがかかると、遮断面
9は球7の力Fを正確に径方向に付与される。切換要素
3の軸方向位置はクランクロッド13によりロックされ
た遮断球15によって固定される。
【0017】図4はほぼ同一の部分を示す。ブレーキを
作動させるとクランクロッド13は左方向へ逃げる。回
転トルクの方向が不変でありれ、径方向の力Fを有する
球7は更に遮断面9に作用し、切換要素3は軸方向へ力
から自由な状態にとどまり、回転トルクの流れは直立方
向にとどまる。
【0018】図5おいて、第2の車軸の速度の増加によ
って第1の絶えず駆動される車軸方向へ回転トルクが方
向転換する際、外部シャフト1はスリーブ形シャフト2
の向こう側へと球8が開口6の側部と接触する一方、球
7が遊びを以てしかも回転トルクから自由に開口5内に
保持されるようにねじられる。このため回転トルクを受
けて表面法線力Fが円錐遮断面10に行使される。力F
は径方向成分と軸方向成分に分割される。クランクロッ
ド13が後退すると軸方向成分は円錐面14と共に径方
向表面を介して遮断球15を中心の環状空間内へ進入さ
せる。上記空間16は先にクランクロッド13により求
められていたものである。
【0019】その結果、クランクロッド3は図6に描か
れた左方向へ延長した位置を占め、その位置では球7は
球8と同様に切換要素3の環状溝11と12内へ進入す
ることができるため、断面に示される如く、シャフト1
と2は互いに対して自由に回転し、引き続いて流体摩擦
クラッチは連結を解除される。クランクロッド13が反
対運動する際、遮断球は外側方向へ移動し、切換要素3
はそのことによって軸方向へ長くなり球7,8は円錐面
17,18を介して再び凹所4内へ圧入される。
【0020】図7には本発明のクラッチを示す。その入
力側、即ち駆動シャフト101の左に描かれたフランジ
には流体摩擦クラッチがとりつけられることになろう。
【0021】駆動シャフト101内にはスリーブ形の駆
動シャフト102が描かれていて、その内部には更に調
整要素103が描かれている。駆動シャフト101内に
は溝形の凹所104が設けられている。内壁にはそれぞ
れ第1の開口105が設けられ、その内部には球107
が径方向に移動可能に支承され、それらは図の下半分に
示すように円筒形の遮断面109によってブロックされ
るか、先に述べるように隣接する環状溝111内へ進入
可能となっている。シャフト102内には更に開口10
6が設けられ、その内部に球108が保持されている。
球108は凹所104内へ進入する際円錐形遮断面11
0によりブロックされるか、あるいは先に述べたように
環状溝112内のそれに隣接する位置へ進入可能なよう
になっている。第一群の球107のうち2列が設けられ
る一方、第2群の球108のうち一列が設けられる。先
に詳説する駆動装置を備えた遮断プラグ113が遮断球
115を左方向に前進した位置の切換要素の円錐面11
4と径方向面119間の径方向外側位置に維持する。先
に述べた後退位置で球は環状空間116内の内側方向へ
軸に近い位置へと進入する。フランジ44は出力側でシ
ャフト102と接続される。フランジ44は対向フラン
ジ45と螺着され内部空間46を構成する。内部空間4
6は膜47により分割され、膜47は補強板48を介し
てクランクロッド113と固定される。この膜47は圧
力ばね49を介してシャフト102に支持される。シャ
フト102は2つのベアリング50,51を介してケー
シング固定部材内に保持され、同部材は同時に真空を送
る働きをも行う。これに対して真空パイプ52がはめこ
まれ、同パイプ52は環状空間53を介してシャフト1
02内の径方向孔54と連通している。パッキン55,
56,57,58はこの系を外側方向へ密封する。
【0022】図8においてディファレンシャルギアケー
シング60の一部が示され、その内部には差動バスケッ
ト61が2つのテーパロールベアリング62,63内に
回転自在に保持される。差動バスケット2つの流体摩擦
クラッチの外側部分を構成する。そのキャンバ64,6
5は互いに分離されていて、それぞれ本発明のクラッチ
の駆動スリーブ201,301を構成する連結内部部分
を備える。外側薄片68,69は差動カップリング61
と接続される一方、内側薄片70,71は駆動スリーブ
201,301と接続される。クラッチの詳細は図7の
ものと等しい。しかし、その際、一列の球207,30
7と一列の球208,308が設けられる。フランジ外
側245,345には後車軸の半分シャフトを接続する
ことができる。
【0023】駆動シャフト201,301内にはスリー
ブ状の駆動シャフト202,302が表され、その内部
には再び調節要素203,303が描かれている。駆動
シャフト201,301内には溝形の凹所204,30
4が設けられる。内部シャフト内にはそれぞれ第1の開
口205,305が並列されており、その内部には球2
07,307が径方向に移動可能に支承され、それらは
図の下半分に示すように円筒形遮断面209,309に
よりブロックされるか、上記の如く隣接環状溝211,
311内へ進入することができる。シャフト202,3
02内には更に開口206,306が設けられ、その内
部には球208,308が保持され、凹所204,30
4内に進入する際円錐形遮断面210,310によって
ブロックされるか上記の如く環状溝212,312内の
それに隣接する位置に進入することが可能になってい
る。更に詳細する駆動装置を備えた遮断プラグ213,
313は軸方向に内側方向に前進した位置に遮断球21
5,315を切換要素の円錐面214,314と径方向
面219,319間の径方向外側位置に保持する。上記
の後退位置で球は環状空間216,316内の径方向内
側方向に軸に近い位置へ進入する。シャフト202,3
02とフランジ244,344は出力側で接続され、対
向フランジ245,345と螺着され、内部空間24
6,346を構成する。内部空間246,346は膜2
47,347により分割され、膜は補強板248,34
8を介してクランクロッド213,313と固定接続さ
れる。これは圧力バネ249,349を介してシャフト
202,302に支持される。シャフト202,302
はスナップリング250,350を介して軸方向に固定
される。真空供給はケーシング内の孔252,352を
介して行われる。上記孔は環状空間253,353を介
してシャフト202,302内の径方向孔254,35
4と連通する。
【0024】パッキン255,355,256,35
6,258,358はこれらの系を外側方向へ密封す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全輪駆動と車軸間の流体摩擦クラッチ(粘性ク
ラッチ“粘性トランスミッション”)を有する車両の原
理図。
【図2】全輪駆動と後車両ディファレンシャルに流体摩
擦クラッチを有する車両の原理図(トルクスプリッタ、
“ツインビスコ”)
【図3】前進駆動(回転トルク正)におけるクラッチ図
(駆動)
【図4】連結解除後(回転トルク正)におけるクラッチ
図(ブレーキ1)
【図5】スライド駆動時(回転トルク負)におけるクラ
ッチ図(ブレーキ2)
【図6】連結解除後(回転トルク無し)におけるクラッ
チ図(ブレーキ3)
【図7】個々の流体摩擦クラッチ(粘性クラッチ、“粘
性トランスミション”)と共に使用する本発明のクラッ
チ図。
【図8】流体摩擦クラッチ2つと本発明のクラッチ(ト
ルクスプリッタ、“ツインビスコ”)を有するディファ
レンシャルギア図。
【符号の説明】
1,2 中空シャフト 3 切換要素 4 凹所 5,6 開口 7,8 球 9,10 遮断面 11,12 環状溝 13 遮断要素 15 遮断球 16 環状空間 17,18 円錐面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク・ベトガー ドイツ連邦共和国 ベルギッシュ・グラト バッハ 1、アッケルシュトラーセ 51

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の車軸が絶えず駆動装置と接続され
    第2の駆動車軸が少なくとも一つのスライドクラッチを
    介して回転速度差に応じて上記駆動装置と接続され少な
    くとも一つのクラッチを介して上記駆動装置から解放さ
    れるブレーキ時に多軸駆動車両の第2の駆動車軸を駆動
    装置から連結解除する方法において、走行状態に応じて
    クラッチのロックが中止され、回転トルクに応じて第2
    の駆動軸から駆動装置へ回転トルクが方向転換する場合
    にのみ、クラッチが自動的に解除される前記方法。
  2. 【請求項2】 アクセルペダルを戻す時にロックが中止
    される請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 ブレーキペダルの作動時にロックが中止
    される請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 上記ロックがABS制御からの信号によ
    って中止される請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 第1の車軸が絶えず駆動装置と接続され
    第2の駆動軸が少なくとも一つのスライドクラッチを介
    して回転速度差に応じて上記駆動装置と接続され少なく
    とも一つのクラッチを介して上記駆動装置から解放され
    るブレーキ時に多軸駆動車両の第2の駆動車軸を駆動装
    置から連結解除するクラッチで、周方向に分布する一連
    の凹所(4)を有する第1のシャフトと、周方向に分布
    し凹所(4)に並列する一連の開口(5,6)を有する
    スリーブの形をした第2のシャフト(2)と、第2のシ
    ャフトの開口(5,6)内に変位可能に保持され第1と
    第2のシャフトと非回転接続するために一部上記第1シ
    ャフトの凹所内へ進入可能な連結要素(7,8)と、連
    結要素(7,8)の往方向変位のために軸方向に移動し
    環状の遮断面(9,10)によって連結要素(7,8)
    を両シャフト間の非回転接続位置に保持可能な切換要素
    (3)と、を備えたものにおいて、第一群の連結要素
    (7)が第一群の開口(5)内に保持され、円筒形遮断
    面(9)によりロックされ、その隣りに軸方向に隣接す
    る第1の環状溝(11)が位置し、 第2群の連結要素(8)が第2群の開口(6)内に保持
    され、円錐形の遮断面(10)によりロックされ、その
    隣りに軸方向に隣接する第2の環状溝(12)が位置
    し、 上記第1群と第2群の開口(5,6)は互いに軸方向に
    距離をおいてほぼ対応する周長に互いにわずかに角度を
    偏倚させ、切換要素(3)を軸方向ロックするための遮
    断要素(13)が設けられ、その際切換要素(3)がロ
    ック位置に保持された状態でそれぞれの回転トルクの向
    きにおいて一群のみの連絡要素(7,8)がその開口
    (5,6)と凹所(4)の側部に接触し、第1の向きの
    回転トルクがかかって遮断要素(13)によって切換要
    素が解放された時に第1群の連結要素(7)がその開口
    (5)と凹所(4)の側部へ接触し円筒形遮断面(9)
    によって径方向にブロックされ、第2の向きの回転トル
    クに際して、第2群の連結要素(8)がその開口(6)
    と凹所(4)の側部へ接触し、径方向力を介して切換要
    素(3)が円錐形遮断面(10)上へ軸方向へ移動し、
    連結要素(7,8)が切換要素(3)の環状溝(11,
    12)内に進入し、シャフト(1,2)間の非回転継手
    が上昇する前記クラッチ。
  6. 【請求項6】 第1の車軸が絶えず駆動装置と接続され
    第2の駆動軸が少なくとも一つのスライドクラッチを介
    して回転速度差に応じて上記駆動装置と接続され少なく
    とも一つのクラッチを介して上記駆動装置から解放され
    るブレーキ時に多軸駆動車両の第2の駆動車軸を駆動装
    置から連結解除するクラッチで一連の周方向に分布する
    凹所を有する少なくとも第1のシャフト(1)と、一連
    の周方向に分布し上記凹所へ並列する開口を有するスリ
    ーブ形の第2のシャフト(2)と、 第2のシャフトの開口内に径方向に移動可能に保持され
    第1と第2のシャフトを非回転接続するために第1のシ
    ャフトの凹所内へ部分的に進入する連結要素(7,8)
    と、上記両シャフト(1,2)に同軸状に配列され、連
    結要素(7,8)を径方向へ移動させるために軸方向に
    移動し、連結要素(7,8)をリング状の遮断面(9,
    10)によって両シャフト間の非回転接続位置にロック
    状態に保持する切換要素(3)と、を備えるものにおい
    て、 第1群の連結要素が第1群の第1シャフトの凹所内へ進
    入し、円筒形遮断面(9)によりロックされ、その隣り
    に軸方向に隣接する第1の環状溝(11)が位置し、 第2群の連結要素(8)が第1のシャフトの第2の凹所
    内へ進入し、円錐形の遮断面(10)によりロックさ
    れ、その隣りに軸方向に隣接する第2の環状溝(12)
    が位置し、 第1と第2の群の凹所が互いに軸方向に間隔を以てほぼ
    対応する周長に僅かに互いに角度を偏倚され切換要素
    (3)を軸方向にロックするための遮断要素(13)が
    設けられ、その際、それぞれの回転トルクの向きで切換
    要素(3)がロック位置に保持されたときにそれぞれ一
    群の連結要素(7,8)がその開口と凹所の側部に接触
    し、第1の向きの回転トルクのかかった遮断要素によっ
    て切換要素(3)が解放された時に、第1群の連結要素
    がその開口と凹所の側部へ接触し、円筒形遮断面(9)
    によって径方向にブロックされ、第2の向きのトルクの
    際に、第2群の連結要素(8)がその開口と凹所の側部
    に接触し、円錐形遮断面(10)に対する径方向力を介
    して切換要素(3)が軸方向に移動し、連結要素(7,
    8)が切換要素(3)の環状溝(11,12)内に進入
    し、シャフト(1,2)間の非回転継手が上昇する前記
    クラッチ。
  7. 【請求項7】 遮断要素(13)が軸方向に移動するク
    ランクロッドであって、第1の位置に遮断球(15)を
    径方向に外側方向に保持し、その際、それらが切換要素
    の径方向面と固定対向面(14)と衝突し、第2の解放
    位置で遮断球(15)が軸に近い中空空間(16)へ進
    み、その際上記面(14,19)間の中間空間が解放さ
    れる請求項5又は6のクラッチ。
  8. 【請求項8】 第1のシャフト(1)が第2の中空シャ
    フト(2)を包囲する中空シャフトであり、切換要素
    (3)が外側の円筒形と円錐形の遮断面(9,10)
    と、それに対して軸方向に隣接する外側環状溝(11,
    12)を有するシャフトプラグである請求項5ないし7
    のクラッチ。
  9. 【請求項9】 第1のシャフトが第2の中空シャフト内
    に位置するシャフト、殊に中実シャフトであって、切換
    要素が内側に位置する円筒形と円錐形の遮断面と、それ
    に対して隣接する内側に位置する環状溝を有するスリー
    ブである請求項5〜7のクラッチ。
  10. 【請求項10】 第1シャフト(1)内の凹所(4)が
    円形断面形を有する縦溝である請求項5〜9のクラッ
    チ。
  11. 【請求項11】 第1のシャフト内の凹所が球頭巾であ
    る請求項5〜9のクラッチ。
  12. 【請求項12】 第1のシャフト内の凹所が連結要素の
    それよりも僅かに小さな径を有する孔である請求項5〜
    9のクラッチ。
  13. 【請求項13】 連結要素(7,8)が球である請求項
    5〜12のクラッチ。
  14. 【請求項14】 遮断要素(13)が特に真空によって
    空気により、又は電磁気的に調節される請求項5〜13
    のクラッチ。
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