JP2973374B2 - 連結解除方法、及びクラッチ装置 - Google Patents

連結解除方法、及びクラッチ装置

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JP2973374B2
JP2973374B2 JP3124634A JP12463491A JP2973374B2 JP 2973374 B2 JP2973374 B2 JP 2973374B2 JP 3124634 A JP3124634 A JP 3124634A JP 12463491 A JP12463491 A JP 12463491A JP 2973374 B2 JP2973374 B2 JP 2973374B2
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    • B60K17/3505Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed
    • B60K17/351Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed comprising a viscous clutch

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制動時に多軸駆動車両の
第2の駆動車軸を駆動装置から連結解除する方法に関す
る。即ち、上記制動時には第1の車軸は絶えず駆動装置
と連結され、第2の駆動軸は少なくとも一つのすべりク
ラッチを介して駆動装置と回転速度差に応じて接続さ
れ、少なくとも一つの断続クラッチを介してこれから解
除されると共に、該断続クラッチがこの目的のために周
方向に分布する一連の凹所を有する少なくとも一つの第
1のシャフトと、周方向に分布して前記凹所に並列され
た一連の開口を有するスリーブ形の第2のシャフトと、
第2のシャフトの開口内に径方向に移動可能に保持され
て第1と第2のシャフトを非回転的に接続すべく一部が
第1のシャフトの凹所内へ進入可能な連結要素と、上記
両シャフトに対して同軸的に配置されると共に、連結要
素が径方向に移動するように軸方向へ移動し、連結要素
を環状の遮断面によって両シャフト間の非回転接続位置
にロック状態に保持することの可能な切換要素とを備え
る。
【0002】
【従来の技術】上記駆動装置の場合に第1に問題となる
のは全輪駆動であって、その際絶えず駆動される第1の
駆動車軸と第2の駆動車軸(通常は後車軸)との間の回
転速度差が正である場合、すべりクラッチを介して回転
トルクが付与される。このために好適なすべりクラッチ
は、例えば流体摩擦クラッチ(ビスカスカップリング)
であって、この構成の場合は粘性トランスミッションと
称される。例えばポンプ作用に基づくような他の構成の
すべりクラッチも同様に好適である。他方、問題となる
のは常には駆動されていない第2の駆動車軸(通常は後
車軸)の車軸ディファレンシャルに2つのすべりクラッ
チが差動バスケット内で駆動可能に配置され(トルクス
プリッタ)、それぞれ片方のクラッチが第2の駆動車軸
に接続されるような全輪駆動の場合である。この場合に
も駆動車軸間の回転速度が異なると第2の駆動車軸に回
転トルクが伝達されると同時にすべりクラッチは車軸デ
ィファレンシャルを補償する。(商標名ツインビスコ)
【0003】ここに述べた駆動方式の場合、例えばブレ
ーキをかけた際に制動中の第1の駆動車軸と第2の駆動
車軸の間の回転速度差が負となった場合には、車軸同士
が絶えず連結されていると、すべりクラッチを介して回
転トルクも第2の車軸から第1の車軸へ伝達されること
になろう。
【0004】アンチロックブレーキ装置(ABS)を使
用する場合にも,走行安全性の根拠から後輪の円周方向
へのスリップは前輪のそれよりも小さく維持されるため
に前輪と後輪間に回転速度差が生ずる。それ故、制動時
のブレーキ作動時に車軸同士間の連結を解除すべく断続
クラッチを作動させる方法が知られている。この場合、
ブレーキを作動させる時、第1の駆動車軸(特に前車
軸)から更に第2の駆動車軸(即ち後車軸)へ伝達され
る場合、同様にして連結の解除によって快適さの上で望
ましくない逆切換えが生ずるという問題が発生する。こ
のことはカーブ走行時にあてはまる。カーブ走行時には
前車軸は後車軸よりも大きなコースを描くため、駆動シ
ャフトのラインに緊張が生ずることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は冒頭に
述べた種類の方法とこのために好適な断続クラッチで、
カーブ走行時にブレーキをかけた時逆切換えが回避でき
るようにしたものを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、以下の如くに実現される。即ち、駆動車軸間に逆方
向のトルク流れが生じた際に断続クラッチのロック状態
が解除され、更に第2の駆動車軸から駆動装置へ回転ト
ルクが方向転換する場合にのみ回転トルクに応じて断続
クラッチが自動的にゆるめられるようにする連結解除方
法によって実現される。上記断続クラッチのロック状態
の解除はブレーキペダルを作動させたり、ABS制御の
開始時やアクセルペダルを戻したりするときに行われ
る。その効果は以下のことにある。即ち、ロック位置で
は回転トルクを第2の駆動車軸の両方向へ伝達できる。
即ち、逆進走行時にも全車輪に対する駆動は車軸間にそ
れに対応するすべり(回転速度差)が生ずることによっ
て確保することができる。前進走行中にブレーキ制動を
開始する場合、公知の装置とは対照的に第2の車軸はブ
レーキ作動時に直接的には有効に連結解除されず、回転
トルクのトルク流れが第2の駆動車軸側から第1の駆動
車軸側に方向転換する場合にのみ自動的に連結解除が発
生するようになっている。
【0007】本発明による連結解除用のクラッチ装置
この場合、以下の特徴を備えている。即ち、周方向に分
布する一連の凹所を有する少なくとも一つの第1のシャ
フトと、周方向に分布して前記凹所に並列された一連の
開口を有するスリーブ形の第2のシャフトと、第2のシ
ャフトの開口内に径方向に変位可能に保持されて第1と
第2のシャフトを非回転的に接続(ねじり耐性をもって
連結)すべく一部が第1のシャフトの凹所内へ進入可能
な連結要素と、上記両シャフトに対して同軸的に配置さ
れると共に、連結要素を径方向へ変位させるために軸方
向へ移動し、前記連結要素を環状の遮断面によって両シ
ャフト間の非回転接続位置に保持することができる切換
要素とを備えている。その場合、第1群の連結要素が第
1群の開口(例えば周方向を向いたもしくは同様な孔の
形をした開口)と第1群の凹所内に保持され、円筒形の
遮断面によってロックされ、その隣りに軸方向に隣接す
る第1の環状溝が位置し、第2群の連結要素が第2群の
開口(例えば周方向を向いた縦溝又はそれと同様の孔の
形をした開口)と第2群の凹所内に保持され、円錐形の
遮断面によってロックされ、その隣りに軸方向に隣接す
る第2の環状溝が位置し、第1群及び第2群の縦溝ない
し第1群及び第2群の凹所が互いに軸方向に距離をおい
てほぼ対応する周長内に互いにわずかに角度をずらして
配置され、遮断要素が切換要素の軸方向移動をロックす
るために設けられ、その際、それぞれの回転トルクの向
きにおいて切換要素がロック位置に保持される時、一群
のみの連結要素がその開口と凹所の側部に接触し、切換
要素が開放される時、第1の向きの回転トルクのかかっ
た遮断要素によって第1群の連結要素がその開口と凹所
の側部に接触し、円筒形の遮断面によって径方向にブロ
ックされ、第2の向きの回転トルク作用時に第2群の連
結要素はその開口と凹所の側部に接触し、径方向の力を
介して円錘形の遮断面上を遮断要素が軸方向へ移動し、
連結要素は切換要素の環状溝内へ進入し、両シャフト間
の非回転接続は解除される。
【0008】上記の特徴をもったクラッチ装置に上記作
用方法が生ずることは容易に跡づけることができる。
【0009】開口角が互いにずれるか、凹所角が互いに
ずれるといった上記両手段のうち、最初のものだけを実
施例として解説する。
【0010】第1の実施例によれば、第1のシャフトが
中空軸としてスリーブ形の第2のシャフトを包摂してお
り、切換要素はシャフトプラグとして同軸シャフト内に
位置する。このための実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0011】第2の実施例によれば、第1のシャフトは
特に中実軸としてスリーブ形の第2のシャフト内に位置
し、切換要素は切換スリーブとして内部に遮断面と環状
溝を備えている。この他には何も図示されていない。
【0012】
【実施例】図1にはモータと伝動装置により構成される
駆動装置22を備える車両21が描かれている。車両2
1は駆動前車軸23と駆動後車軸24が離れている。駆
動装置22と伝動装置部分には前車軸ディファレンシャ
ルギア25が配置されていて、同ギアは第1の片側シャ
フト26を介して前車軸23の車輪を駆動する。すべり
クラッチである粘性クラッチ27の入力側はディファレ
ンシャル入力側と接続され、その出力側は駆動シャフト
28を介して後車軸ディファレンシャル29を駆動す
る。これは第2の片側シャフト30を介して後車軸24
の車輪と接続される。
【0013】図2には車両31の原理図が示されてい
る。そのモータと伝動装置より構成される駆動装置32
は前車軸33と後車軸34の車輪を駆動する。前車軸デ
ィファレンシャル35は駆動装置32の駆動部分と接続
され、片側シャフト36を介して直接前車軸33の車輪
を駆動する。前車軸ディファレンシャル35の出力側は
直接駆動シャフト38と接続され、同シャフト38は差
動バスケット37を2つの流体摩擦クラッチ(すべりク
ラッチ)の入力側として駆動し、その両側の出力シャフ
ト39はそれぞれ第2の片側シャフト40によって後車
軸34の車輪を駆動する。第1の薄片41は差動バスケ
ットのケーシング部材と固定接続される一方、第2の薄
片42は出力シャフト39と固定接続されている。
【0014】図1と図2においてそれぞれ流体摩擦クラ
ッチで覆われたクラッチ装置は系統的には描かれておら
ず、個々に図7と8で見ることができるのみである。
【0015】図3〜図6では、相当する部分には等しい
符号をふってある。それぞれ駆動される第1のシャフト
である中空シャフト1と、従動されるスリーブ形の第2
のシャフトであるスリーブ形シャフト2と、シャフトプ
ラグ形の切換要素3とを見ることができる。中空シャフ
ト1内には縦溝として構成された円形断面の凹所4が設
けられている。これらに並行して第1の縦孔形の開口5
と第2の縦孔形の開口6がスリーブ形シャフト2内に設
けられる。連結要素として、開口5内には回転トルクを
伝達する為の球7が、開口6内には球8が保持される。
最初に述べた開口5と球7は2つの周列内に設けられ、
第2の開口6と球8は単一の周列内へ設けられる。中心
の切換要素3は、球7の下部に円筒形の遮断面9を、ま
た球8下部には円錐形の遮断面10を有し、それに対し
ては軸方向に隣接してそれぞれ環状溝11,12が設け
られる。
【0016】開口5,6は周方向へ互いに偏倚するた
め、図3に示す形の場合には孔5の正面に球7が位置す
る一方、遊びを以て球8が孔6の両側部に位置するよう
になっている。回転トルクが作用すると、遮断面9には
球7の力Fが正確に径方向に付与される。切換要素3の
軸方向位置は、遮断要素であるクランクロッド13によ
りロックされた遮断球15によって正逆両方向のトルク
流れに対して固定される(第1の連結状態)。これら中
空シャフト1,第2のシャフト2,切換要素3,連結要
素、及びクランクロッド13が請求項1記載の断続クラ
ッチ、連結ロック手段及び内部トルク応答手段に相当す
る。
【0017】図4はほぼ同一の部分を示す。ブレーキを
作動させるとクランクロッド13は、図示しない外部制
御手段によって左方向へ移動させられる。回転トルクの
作用方向が不変であれば、径方向の力Fを有する球7は
引続き遮断面9に作用し、切換要素3は軸方向の力から
自由な状態にとどまり、回転トルクの流れはそのままで
ある(第2の連結状態)即ち、正方向のトルク流れに
対してのみ連結された状態となる。
【0018】図5において、第2の駆動車軸の速度の増
加によって絶えず駆動される第1の駆動車軸方向へ回転
トルクの作用方向が方向転換する際、即ち、中空シャフ
ト1からスリーブ型シャフト2へ回転トルクが作用する
状態から、スリーブ型シャフト2から中空シャフト1へ
回転トルクが作用する状態に回転トルクの作用方向が転
換する際、外側の中空シャフト1はスリーブ型シャフト
2に対して球8が開口6の側部と接触する一方、球7が
遊びを以てしかも回転トルクから自由に開口5内に保持
されるようにねじられる。このため回転トルクを受けて
表面法線力Fが円錐形の遮断面10に行使される。力F
は径方向成分と軸方向成分に分割される。クランクロッ
ド13が後退すると、軸方向成分は固定対向面としての
円錐面14と共に径方向面19を介して遮断球15を中
心の環状空間16内に進入させる。前記空間16は先に
クランクロッド13により占められていたものである。
【0019】その結果、クランクロッド13は図6に描
かれた左方向へ移動した位置を占め、その位置では球7
が球8と同様に切換要素3の環状溝11,12内へ進入
することができるため、断面図に示される如く、中空シ
ャフト1とスリーブ形シャフト2は互いに対して自由に
回転し、引き続いて流体摩擦クラッチは連結を解除され
る。クランクロッド13が反対方向へ移動する際、遮断
球15は外側方向へ移動し、切換要素3はそのことによ
って軸方向へ長くなり球7,8は円錐面17,18を介
して再び凹所4内へ圧入される。
【0020】図7には本発明のクラッチ装置を示す。そ
の入力側、即ち第1のシャフトである駆動シャフト10
1の左に描かれたフランジには、すべりクラッチとして
の流体摩擦クラッチが取付けられることになろう。
【0021】駆動シャフト101内にはスリーブ形の第
2のシャフトである従動シャフト102が描かれてい
て、その内部には更に切換要素103が描かれている。
従動シャフト101内には溝形の凹所104が設けられ
ている。内壁にはそれぞれ第1群の開口105が設けら
れ、その内部には第1群の連結要素である球107が径
方向に移動可能に支承され、それらは図の下半分に示す
ように円筒形の遮断面109によってブロックされる
か、図の上半分に示すように隣接する環状溝111内へ
進入可能となっている。従動シャフト102内には更に
第2群の開口106が設けられ、その内部に第2群の球
108が保持されている。球108は、凹所104内へ
進入する際円錐形の遮断面110によりブロックされる
か、あるいは先に述べたように遮断面110に隣接する
位置の環状溝112内へ進入可能なようになっている。
第1群の球107として2列が設けられる一方、第2群
の球108として一列が設けられる。先に詳説した駆動
装置を備えた遮断要素であるクランクロッド113が、
遮断球115を左方向に前進した位置の切換要素103
の径方向面119と固定対向面である円錐面114との
間の径方向外側位置に維持する。図の上半分に示した後
退位置では、遮断球115が環状空間116内の軸内側
方向に近い位置へと進入する。フランジ44は出力側で
従動シャフト102と接続される。フランジ44は対向
フランジ45と螺着され内部空間46を構成する。内部
空間46は膜47により分割され、膜47は補強板48
を介してクランクロッド113と固定される。この膜4
7は圧力ばね49を介して従動シャフト102に支持さ
れる。従動シャフト102は2つのベアリング50,5
1を介してケーシング固定部材内に保持され、同部材は
同時に真空状態を作る働きをも行う。これに対して真空
パイプ52がはめこまれ、同パイプ52は環状空間53
を介して従動シャフト102内の径方向孔54と連通し
ている。パッキン55,56,57,58はこの系を外
側に対して密封する。
【0022】図8においてディファレンシャルギアケー
シング60の一部が示され、その内部には差動バスケッ
ト61が2つのテーパロールベアリング62,63内に
回転自在に保持される。差動バスケット61は、2つの
流体摩擦クラッチの外側部分を構成する。そのキャンバ
64,65は互いに分離されていて、それぞれ本発明の
クラッチ装置の第1のシャフトとしての駆動スリーブ2
01,301を構成する連結内部部分を備える。外側薄
片68,69は差動バスケット61と接続される一方、
内側薄片70,71は駆動スリーブ201,301と接
続される。クラッチ装置の詳細は図7のものと等しい。
しかしその際、連結要素としては、一列の球207,3
07と一列の球208,308が設けられる。対向フラ
ンジ245,345には、後車軸の半側シャフトをそれ
ぞれ接続することができる。
【0023】駆動シャフト201,301内にはスリー
ブ形の第2のシャフトである従動シャフト202,30
2が表され、その内部には再び切替要素203,303
が描かれている。駆動シャフト201,301内には溝
形の凹所204,304が設けられる。内側の従動シャ
フト202,302内にはそれぞれ第1の開口205,
305が並列されており、その内部には球207,30
7が径方向に移動可能に支承され、それらは図の下半分
に示すように円筒形の遮断面209,309によりブロ
ックされるか、図の上半分に示す如く隣接する環状溝2
11,311内へ進入することができる。従動シャフト
202,302内には更に第2の開口206,306が
設けられ、その内部には球208,308が保持され、
凹所204,304内に進入する際円錐形の遮断面21
0,310によってブロックされるか、図の上半分に示
す如くそれに隣接する位置の環状溝212,312内に
進入することが可能になっている。更に詳説する駆動装
置を備えたクランクロッド213,313は軸方向に沿
って内側方向に前進した位置に遮断球215,315を
切換要素203,303の径方向面219,319と固
定対向面である円錐面214,314との間の径方向外
側位置に保持する。図の上半分に示した後退位置では、
遮断球215,315が環状空間216,316内の軸
内側方向に近い位置へ進入する。従動シャフト202,
302とフランジ244,344は出力側で接続され、
対向フランジ245,345と螺着され、内部空間24
6,346を構成する。内部空間246,346は膜2
47,347により分割され、膜は補強板248,34
8を介してクランクロッド213,313と固定接続さ
れる。これは圧力バネ249,349を介して従動シャ
フト202,302に支持される。従動シャフト20
2,302はスナップリング250,350を介して軸
方向に固定される。真空供給はディファレンシャルギア
ケーシング60内の孔252,352を介して行われ
る。前記孔は環状空間253,353を介して従動シャ
フト202,302内の径方向孔254,354と連通
する。
【0024】パッキン255,355,256,35
6,258,358はこれらの系を外側に対して密封す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全輪駆動と前後車軸間に流体摩擦クラッチ(粘
性クラッチ“粘性トランスミッション”)を有する車両
の原理図である。
【図2】全輪駆動と後車軸ディファレンシャルに流体摩
擦クラッチ(トルクスプリッタ、“ツインビスコ”)を
有する車両の原理図である。
【図3】前進駆動時(回転トルク正)におけるクラッチ
図(駆動)である。
【図4】連結解除後(回転トルク正)におけるクラッチ
図(ブレーキ1)である。
【図5】送り駆動時(回転トルク負)におけるクラッチ
図(ブレーキ2)である。
【図6】連結解除後(回転トルク無し)におけるクラッ
チ図(ブレーキ3)である。
【図7】個々の流体摩擦クラッチ(粘性クラッチ、“粘
性トランスミション”)と共に使用する本発明の断続ク
ラッチの断面図である。
【図8】流体摩擦クラッチ2つ(トルクスプリッタ、
“ツインビスコ”)と本発明の断続クラッチを有するデ
ィファレンシャルギアの断面図である。
【符号の説明】
1,2 中空シャフト 3 切換要素 4 凹所 5,6 開口 7,8 球 9,10 遮断面 11,12 環状溝 13 遮断要素 15 遮断球 16 環状空間 17,18 円錐面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク・ベトガー ドイツ連邦共和国 ベルギッシュ・グラ トバッハ 1、アッケルシュトラーセ 51 (56)参考文献 実開 昭62−187929(JP,U) 実開 平6−83450(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 23/08

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の駆動車軸が絶えず駆動装置と接続
    されると共に、第2の駆動車軸が少なくとも一つのすべ
    りクラッチを介して回転速度差に応じて前記駆動装置と
    接続されている多軸駆動車両の駆動車軸間に配設された
    少なくとも一つの断続クラッチと、該断続クラッチを連
    結状態にロックする連結ロック手段と、によって、前記
    駆動装置との接続を解除する必要がある車両制動時に前
    記第2の駆動車軸を前記駆動装置から連結解除する方法
    において、ブレーキペダルを作動させることにより、 前記第1の
    車軸と第2の駆動車軸との間に逆方向のトルク流れが
    生じた際に前記連結ロック手段のロックを解除し、正逆
    両方向のトルク流れに対して前記駆動装置と連結される
    第1の連結状態から、正方向のトルク流れに対してのみ
    連結される第2の連結状態に変更し、更に第2の駆動車
    軸から駆動装置への回転トルクが前記第1の駆動車軸か
    ら第2の駆動車軸への回転トルクより大きくなり回転ト
    ルクが方向転換した場合にのみ、内部トルク応答手段に
    より断続クラッチを回転トルクに応じて前記第2の連結
    状態から自動的に連結解除状態にする連結解除方法。
  2. 【請求項2】 前記断続クラッチのロックがアクセルペ
    ダルを戻す時に解除される請求項1記載の連結解除方
    法。
  3. 【請求項3】 前記断続クラッチのロックがABS制御
    からの信号によって解除される請求項1記載の連結解除
    方法。
  4. 【請求項4】 第1の駆動車軸が絶えず駆動装置と接続
    され、第2の駆動車軸が少なくとも一つのすべりクラッ
    チを介して回転速度差に応じて前記駆動装置と接続さ
    れ、少なくとも一つの断続クラッチを介して前記駆動装
    置から解放される制動時に多軸駆動車両の第2の駆動車
    軸を駆動装置から連結解除するクラッチ装置であって、 周方向に分布する一連の凹所(4)を有する第1のシャ
    フトと、周方向に分布して凹所(4)に並列された一連
    の開口(5,6)を有するスリーブ形の第2のシャフト
    (2)と、第2のシャフトの開口(5,6)内に変位可
    能に保持されて第1と第2のシャフトと非回転的に接続
    すべく一部が前記第1のシャフトの凹所内へ進入可能な
    連結要素(7,8)と、連結要素(7,8)の往方向変
    位のために軸方向に移動し環状の遮断面(9,10)に
    よって連結要素(7,8)を両シャフト間の非回転接続
    位置に保持可能な切換要素(3)とを備え、前記第1及
    び第2のシャフト及び切換要素が同軸に多重管状に配列
    されているものにおいて、前記切換要素(3)は、第一
    群の連結要素(7)が第一群の開口(5)内に保持さ
    れ、円筒形の遮断面(9)によりブロックされ、その隣
    りに軸方向に隣接する第1の環状溝(11)が位置し、
    第2群の連結要素(8)が第2群の開口(6)内に保持
    され、円錐形の遮断面(10)によりブロックされ、そ
    の隣りに軸方向に隣接する第2の環状溝(12)が位置
    するように形成し、 上記第1群及び第2群の開口(5,6)は互いに軸方向
    に距離をおいてほぼ対応する周長内に互いにわずかに角
    度を偏倚され、切換要素(3)の軸方向移動をロックす
    るための遮断要素(13)が設けられ、切換要素(3)
    がロック位置に保持された状態ではそれぞれの回転トル
    クの向きにおいて一群のみの連絡要素(7,8)がその
    開口(5,6)と凹所(4)の側部に接触し、第1の向
    きの回転トルクがかかって遮断要素(13)によって切
    換要素(3)が解放された時には第1群の連結要素
    (7)がその開口(5)と凹所(4)の側部に接触し、
    円筒形の遮断面(9)によって径方向にブロックされ、
    前記第1の向きの回転トルクとは逆方向の第2の向きの
    回転トルクが増加して前記両シャフト(1,2)間の回
    転トルクの作用方向が転換する時には、第2群の連結要
    素(8)がその開口(6)と凹所(4)の側部に接触
    し、円錐形の遮断面(10)上に作用する径方向力の軸
    方向分力により切換要素(3)が軸方向に移動し、これ
    ら連結要素(7,8)が切換要素(3)の環状溝(1
    1,12)内に進入し、両シャフト(1,2)間の非回
    転接続が解除される前記クラッチ装置。
  5. 【請求項5】 第1の駆動車軸が絶えず駆動装置と接続
    され、第2の駆動車軸が少なくとも一つのすべりクラッ
    チを介して回転速度差に応じて前記駆動装置と接続さ
    れ、少なくとも一つの断続クラッチを介して前記駆動装
    置から解放される制動時に多軸駆動車両の第2の駆動車
    軸を駆動装置から連結解除するクラッチ装置であって、
    周方向に分布する一連の凹所を有する少なくとも第1の
    シャフト(1)と、周方向に分布し前記凹所へ並列され
    た一連の開口を有するスリーブ形の第2のシャフト
    (2)と、第2のシャフトの開口内に径方向に移動可能
    に保持されて第1と第2のシャフトを非回転的に接続す
    べく第1のシャフトの凹所内へ部分的に進入する連結要
    素(7,8)と、前記両シャフト(1,2)の同軸上に
    配置され、連結要素(7,8)を径方向へ移動させるた
    めに軸方向に移動し、連結要素(7,8)を環状の遮断
    面(9,10)によって両シャフト間の非回転接続位置
    にロック状態に保持する切換要素(3)とを備え、前記
    第1及び第2のシャフトが同軸に多重管状に配列されて
    いるものにおいて、 前記切換要素(3)は、第1群の連結要素(7)が第1
    のシャフトの第1群の凹所内へ進入し、円筒形の遮断面
    (9)によりブロックされ、その隣りに軸方向に隣接す
    る第1の環状溝(11)が位置し、 第2群の連結要素(8)が第1のシャフトの第2群の凹
    所内へ進入し、円錐形の遮断面(10)によりブロック
    され、その隣りに軸方向に隣接する第2の環状溝(1
    2)が位置するように形成され、 第1群及び第2群の凹所が互いに軸方向に距離を以てほ
    ぼ対応する周長内に互いに僅かに角度を偏倚され、切換
    要素(3)の軸方向移動をロックするための遮断要素
    (13)が設けられ、それぞれの回転トルクの向きで切
    換要素(3)がロック位置に保持された時にはそれぞれ
    一群の連結要素(7,8)がその開口と凹所の側部に接
    触し、第1の向きの回転トルクがかかった遮断要素によ
    って切換要素(3)が解放された時には第1群の連結
    要素がその開口と凹所の側部に接触し、円筒形の遮断面
    (9)によって径方向にブロックされ、前記第1の向き
    の回転トルクとは逆方向の第2の向きの回転トルクが増
    加して前記両シャフト(1,2)間の回転トルクの作用
    方向が転換する時には、第2群の連結要素(8)がその
    開口と凹所の側部に接触し、円錐形の遮断面(10)上
    に作用する径方向力の軸方向分力により切換要素(3)
    が軸方向へ移動し、これら連結要素(7,8)が切換要
    素(3)の環状溝(11,12)内に進入し、両シャフ
    ト(1,2)間の非回転継手が解除される前記クラッチ
    装置。
  6. 【請求項6】 遮断要素(13)が軸方向に移動するク
    ランクロッドであって、第1の位置では遮断球(15)
    を径方向外側に保持し、その際、それらが切換要素の径
    方向面(19)及び固定対向面(14)と衝突し、第2
    の解放位置で遮断球(15)が軸に近い中空空間(1
    6)へ進み、その際前記面(14,19)間の中間空間
    が解放される請求項4又は5記載のクラッチ装置。
  7. 【請求項7】 第1のシャフト(1)がスリーブ形の第
    2のシャフト(2)を包囲する中空シャフトであり、切
    換要素(3)が外側の円筒形及び円錐形の遮断面(9,
    10)と、それに対して軸方向に隣接する外側の環状溝
    (11,12)とを有するシャフトプラグである請求項
    4〜6のいずれか1項記載のクラッチ装置。
  8. 【請求項8】 第1のシャフトがスリーブ形の第2のシ
    ャフト内に位置するシャフト、殊に中実シャフトであっ
    て、切換要素が内側に位置する円筒形及び円錐形の遮断
    面と、それに対して隣接する内側に位置する環状溝とを
    有するスリーブである請求項4〜6のいずれか1項記載
    のクラッチ装置。
  9. 【請求項9】 第1シャフト(1)内の凹所(4)が円
    形断面を有する縦溝である請求項4〜8のいずれか1項
    記載のクラッチ装置。
  10. 【請求項10】 第1のシャフト内の凹所が連結要素の
    径幅を有している請求項4〜8のいずれか1項記載のク
    ラッチ装置。
  11. 【請求項11】 第1のシャフト内の凹所が連結要素の
    径よりも僅かに小さな径を有する孔である請求項4〜8
    のいずれか1項記載のクラッチ装置。
  12. 【請求項12】 連結要素(7,8)が球である請求項
    4〜11のいずれか1項記載のクラッチ装置。
  13. 【請求項13】 遮断要素(13)が特に真空吸引手
    段、又は電磁気的手段により調節される請求項4〜12
    記載のクラッチ装置。
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