JPH0789178A - バーコードラベル作成システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作成者の知識や熟練を要することなく、内容
の異なる複数のバーコードラベルを１枚の台紙に同時に
印刷できるバーコードラベル印刷用データを容易に作成
する。 【構成】 キーボード１３（またはマウス）により、使
用される台紙の大きさ・ラベルの大きさ・台紙上に配列
されるラベルの行、列数・台紙の上下左右のマージン幅
・ラベル間隔・台紙の送り孔の有無を入力して台紙及び
ラベルの割り付け画像をＣＲＴ表示部１２の画面上に表
示し、この画面上において、台紙内のラベルを複数のぺ
ージに分割した後、このページ内のラベルを異なる複数
種類のデザインに割り付け、さらにページ内の各バーコ
ード番号の末尾に識別用の枝番号を設定して、１枚の台
紙に内容の異なる複数のバーコードラベルをソフト処理
でレイアウトし作成できる構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、１枚の台紙上に複数枚
のラベルが配置されたラベルシートに内容の異なる複数
のバーコードラベルをグループ分けして同時に印刷する
ためのバーコードラベル作成システムに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】近年では、物品の個別管理等を行う手段
として用いられているバーコードラベルが臨床検査の検
体管理などにも利用されるようになってきている。

【０００３】臨床検査では、患者から採取した血液や尿
等の検体を真空採血管（血液）やスピッツ（尿）にそれ
ぞれ収容し、ＯＣＲシート等からなる検査依頼書の希望
の検査項目の欄にチェック印を記し、検査依頼書に添付
されたラベルに患者名等必要事項を記入して採血管やス
ピッツに貼付し、これら採血管やスピッツと検査依頼書
とを対にして、病院内の検査室や民間の検査センター等
に持ち込んでいる。ところで、例えば血液検査では、血
液中の血清を用いたり、凝固していない血液をそのまま
用いたり、検査項目によって使用する血液の形態がそれ
ぞれ異なるため、依頼する検査項目が多い場合には、１
人の患者から複数の採血管に血液を採取する場合があ
る。また、尿検査についても、尿酸値などの通常行う検
査に加えて尿沈査等を行う場合には、１人の患者から採
取した尿を複数のスピッツに分けて収容する場合があ
る。

【０００４】従って、上述した臨床検査において、様々
な検査機器を用いて得られた検査結果を患者単位で取り
まとめ、１つの報告書に記載して臨床側に返すには、第
１に、血液や尿が収容された前記採血管やスピッツを患
者単位で管理する必要がある。第２には、同じ患者の検
体でも、血液や尿といった検体の内容の違いに応じて個
別管理する必要があり、第３には、同じ患者の血液で
も、抗凝固剤入りの採血管や分離剤入りの採血管等、容
器の違いに応じて検体を個別管理する必要がある。

【０００５】このような背景から、臨床検査の分野で検
体管理用にバーコードラベルを用いるに当たっては、１
組の検査依頼書について複数枚のバーコードラベルを添
付し、それら複数枚のバーコードラベルのそれぞれに、
検査依頼書に付与された通し番号と同じ内容のバーコー
ドを記載すると共に、各検査依頼書の各バーコードラベ
ル上のバーコード内に、検体の内容の違いや、検体の収
容に用いる容器の違い等、各バーコードラベルの使用目
的に応じた個別の枝番号を包含させることが要望されて
いる。このため、上述した検査依頼書添付用のバーコー
ドラベルを大量印刷するには、例えば台紙上に白紙のラ
ベルを型抜き又は半抜きの形で剥離可能に多数配列した
ラベルシートを用い、１回の印刷動作でそれら多数のラ
ベルに同時にバーコードを印刷し、しかも、数枚単位の
ラベル毎に、同じ内容のラベル番号の末尾に付加された
小番号を含むバーコードを印刷する必要が生じる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のバー
コードラベルの作成に際しては、机上でラベル内の文
字、図形、バーコードなどのレイアウトを詳細に設計
し、その位置情報、大きさに関する情報などをバーコー
ドラベル１枚毎に作成して、プリンタの印刷割り付け情
報を得ていた。しかし、このような方式では、作成者が
プリンタを制御するための内部構造を熟知していなけれ
ばならず、高度の知識と熟練が要求される。従って、従
来におけるバーコードラベルの大量印刷は、商品に付さ
れるバーコードラベルのように、その内容が同じ場合に
限り有効であるが、バーコードの内容が異なる複数のバ
ーコードラベルを同時に印刷できるように台紙上のラベ
ルシートに割り付けることは至難の作業であり、上記の
従来技術ではほとんど不可能であった。本発明は、上述
の点に鑑みてなされたもので、作成者の知識や熟練を要
することなく、内容の異なる複数のバーコードラベルを
１枚の台紙に同時に印刷できるバーコードラベル印刷用
データを容易に作成できるバーコードラベル作成システ
ムを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、台紙上のラベルシートにバーコード内容が
異なる複数のラベルをグループ分けして同時に印刷する
バーコードラベル作成システムであって、前記台紙の大
きさ・該台紙に配列されるラベルの大きさ・台紙上での
ラベルの行列数及びラベル間隔などの情報を入力し設定
する台紙設定手段と、前記台紙設定手段で設定された台
紙を画像として表示する表示手段と、前記表示された台
紙を、互いに同数のバーコードラベルが配置される前記
グループに対応した複数のページに分割するぺージ分割
手段と、前記分割された各ページ内のラベルに同じ内容
のバーコードを割り付けるバーコード割付手段と、前記
分割された各ページ内のバーコードにそれぞれ個別の枝
番号を付加する枝番号設定手段と、前記バーコード割付
手段及び枝番号設定手段により割り付け及び設定された
バーコードを前記各ページの各ラベルに配置して印刷す
るための印刷データを生成する印刷データ生成手段とを
備える構成にした。

【０００８】

【作用】上記の構成により、台紙設定手段で設定された
台紙及びラベルの割り付け画像を表示手段の画面上に表
示し、この画面上において、台紙内のラベルを複数のぺ
ージに分割した後、このページ内のラベルをラベル割付
手段により複数の異なる種類のデザインに割り付け、さ
らにページ内の各ラベルの番号に識別用の枝番号を設定
して、１枚の台紙に内容の異なる複数のバーコードラベ
ルをソフト処理でレイアウトし得るから、内容の異なる
複数のバーコードラベルを１枚の台紙に同時に印刷でき
るバーコードラベル印刷用データを容易に作成できる。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、本発明の一実施例によるバーコードラベ
ル作成システムの構成を示すブロック図であり、図２は
該システムを構成するコンピュータとこれに接続された
バーコードプリンタの外観図である。図２において、１
０はパソコン又はオフコン等のバーコードラベル作成用
のコンピュータであり、本体部１１と、これに接続され
たＣＲＴ表示部１２、キーボード１３、及びマウス（不
図示）とを備える。１４はプリンタであり、コンピュー
タ本体部１１から図略の通信ケーブルを介して伝送され
てくる印刷用画像データに基づいて、電子写真法などに
よりバーコードラベルの印刷を行う。

【００１０】次に、図１の構成について述べる。図１に
おいて、コンピュータ本体部１１は、システム全体を制
御し管理するとともにバーコードラベルの作成に必要な
演算処理を行う中央処理装置（以下ＣＰＵと略称する）
１１１、ＣＰＵ１１１に接続された内部記憶装置１１
２、ＣＰＵ１１１に接続された各種のインタフェース１
１３〜１１６から構成される。前記内部記憶装置１１２
には、台紙の大きさ・ラベルの大きさ・台紙上に配列さ
れるラベルの行、列数・台紙の上下左右のマージン幅・
ラベル間隔・台紙の送り孔等の台紙設定用プログラム、
ページ分割プログラム、ラベル割り付けプログラム、ラ
ベル番号の末尾に小番号を付加するための小番号設定プ
ログラム、ＣＰＵ１１１での演算結果及びキーボード１
３等から入力されるデータなどが格納される。

【００１１】前記入力用インタフェース１１３には、キ
ーボード１３およびマウスが接続され、このキーボード
１３またはマウスを操作することにより、使用される台
紙の大きさ・ラベルの大きさ・台紙上に配列されるラベ
ルの行、列数・台紙の上下左右のマージン幅・ラベル間
隔・台紙の送り孔の有無等の台紙設定用のデータなどが
入力されるほか、ページ分割指令、ラベル呼び出し指
令、ラベル割り付け指令、枝番号等が入力される。ま
た、前記外部記憶用インタフェース１１４には、磁気デ
ィスク、フロッピディスク等からなる外部記憶装置１５
が接続されており、この外部記憶装置１５には、ラベル
のレイアウトを表す複数種のラベルデザインデータ、Ｃ
ＰＵ１１１で処理されたバーコードラベルの作成データ
等が格納される。前記表示用インタフェース１１５に
は、表示制御手段１６を介してＣＲＴ表示部１２が接続
されており、さらに、表示制御手段１６には、ＣＰＵ１
１１からの文字データを基に文字タパターンを発生する
キャラクタ発生手段１７、及びＣＰＵ１１１からの台紙
設定データ・ページ分割データを基に台紙図形・ラベル
図形を描くための画素データを記憶する図形発生手段１
８がそれぞれ接続されている。また、前記プリンタ用イ
ンタフェース１１６には、プリンタ制御手段１９を介し
てプリンタ１４が接続されている。

【００１２】次に、上記のように構成された本実施例の
動作について、図３に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、ステップＳ１において、キーボード１３
（またはマウス）を操作することにより、使用される台
紙の大きさ・ラベルの大きさ（縦、横）・台紙上に配列
されるラベルの行、列数・台紙の上下左右のマージン幅
・ラベル間隔・台紙の送り孔の有無を入力し、それぞれ
に対応するプログラムにより台紙の大きさ、ラベルの大
きさ、台紙上に配列されるラベルの行・列数、台紙の上
下左右のマージン幅、ラベル間隔、台紙の送り孔をＣＰ
Ｕ１１１で演算し、その演算結果を表示用インタフェー
ス１１５を通して表示制御手段１６に出力する。表示制
御手段１６では、演算結果から得られる図形データに基
づいて図形発生手段１８から台紙及びラベルの形状を描
くための画素データを読み出し、この画素データを表示
用のアナログ信号に変換した後、ＣＲＴ表示部１２出力
することにより、図４に示すような台紙画像５０と該台
紙画像５０内に行列方向に配列されたラベル画像５１を
表示する（ステップＳ２）。

【００１３】次のステップＳ３では、キーボード１３
（またはマウス）を操作することにより、ＣＲＴ表示部
１２の画面上に表示された台紙画像５０内のラベル画像
５１群を、縦横とも割切れる数、例えば図５に示すよう
に、ラベル６個ずつ上下左右の４つに分割する。ここ
で、分割された単位をページと称する。なお、ページ分
割された段階では、各ページ内のラベルのバーコード番
号はページ毎にＣＰＵ１１１と内部記憶装置１１２との
ソフト処理動作によって自動的にナンバリングされる。
次のステップＳ４では、キーボード１３を操作すること
により、外部記憶装置１５または予めプリロードされて
いる内部記憶装置１１２から複数のラベルデザインデー
タを読み出し、このラベルデザインデータを表示制御手
段１６を通してＣＲＴ表示部１２に出力することによ
り、デザイン画像５２を図６に示すように、ＣＲＴ表示
部１２の画面上にウインド表示する。その後、ステップ
Ｓ５において、キーボード１３またはマウスを操作する
ことにより、全ページを代表して１つのページを例えば
ページＰ１と指定し、このページＰ１内の左側の縦列３
枚のラベルに対し、画面上にウインド表示されたデザイ
ン画像の１つを選択して割り付けるとともに、ページＰ
１内の右側の縦列３枚のラベルに対しては、別デザイン
のデザイン画像の１つを選択して割り付ける。これによ
り、左側の縦列３枚のラベルを、例えば血液検査用に、
また、右側の縦列３枚のラベルを、例えば尿検査用に種
別する。このページＰ１の６枚のラベルが患者１人分と
なり、以下ページＰ２〜Ｐ４は他の患者用のラベルとな
る。また、他のページ、他の台紙のページにおいても、
ページ内の全ラベルを代表して１つのラベルに上述のデ
ザイン画像の割り付けを行えば、同様なデザイン画像の
割り付けが自動的に行われる構成になっている。

【００１４】次のステップＳ６では、キーボード１３を
操作することにより、代表するページＰ１を指定し、こ
のページＰ１内の左側の縦列３枚のラベルに対しナンバ
リングされたバーコード番号の末尾に血液検査であるこ
とを識別するための枝番号、及び血液検査項目を識別す
るための枝番号を設定する（図７参照）。同様にして、
ページＰ１内の右側の縦列３枚のラベルに対しナンバリ
ングされたバーコード番号の末尾に尿検査であることを
識別するための枝番号、及び尿検査項目を識別するため
の枝番号を設定する（図７参照）。図８は、上述の処理
により作成されたバーコードラベルのレイアウト状態の
一例を示す。次のステップＳ７では、割り付け及び設定
されたバーコードを各ページの各ラベルに配置し印刷す
るための印刷データをＣＰＵ１１１で生成する。次のス
テップＳ８では、上述の処理により作成された台紙１枚
分のバーコードの印刷データが内部記憶装置１１２また
は外部記憶装置１５に格納される。

【００１５】上述のように作成された台紙１枚分のバー
コードの印刷データに基づいてバーコードラベルを印刷
する場合は、キーボード１３を操作することにより、Ｃ
ＰＵ１１１に印刷指令を入力し、これにより、内部記憶
装置１１２または外部記憶装置１５に格納されている台
紙１枚分のバーコードの印刷データを読み出してインタ
フェース１１６からプリンタ制御手段１９に送出する。
プリンタ制御手段１９では、台紙１枚分の印刷データを
印刷信号に変換してプリンタ１４に出力することで、台
紙上のラベルシートにバーコードラベルをデザイン通り
に印刷する。

【００１６】上記のように本実施例においては、キーボ
ード１３（またはマウス）により、使用される台紙の大
きさ・ラベルの大きさ・台紙上に配列されるラベルの
行、列数・台紙の上下左右のマージン幅・ラベル間隔・
台紙の送り孔の有無を入力して台紙及びラベルの割り付
け画像をＣＲＴ表示部１２の画面上に表示し、この画面
上において、台紙内のラベルを複数のぺージに分割した
後、このページ内のラベルを異なる複数種類のデザイン
に割り付け、さらにページ内の各バーコード番号の末尾
に識別用の枝番号を設定して、１枚の台紙に内容の異な
る複数のバーコードラベルをソフト処理でレイアウトし
作成できる構成にしたので、作成者の知識や熟練を要す
ることなく、内容の異なる複数のバーコードラベルを１
枚の台紙に同時に印刷できるバーコードラベル印刷用デ
ータを容易に作成することができ、かつ、作成者の希望
に沿う柔軟なバーコードラベル作成できるという効果が
ある。

【００１７】なお、本実施例では、図３に示すように左
右両端縁部に送り孔を有する台紙に対してのバーコード
ラベルの作成動作について説明したが、本発明はこれに
限らず、台紙の左右方向の中間部分に送り孔が形成され
る台紙に対してのバーコードラベルの作成にも適用でき
る。例えば、図９の台紙画像５２に示すように台紙の左
右方向の中間部分に送り孔が形成される場合を想定して
バーコードラベルの作成動作を行う場合には、バーコー
ドラベルのデザインの決定に関する動作を行う前に、そ
のような中間部分の送り孔の形成領域を確保した上で所
望のバーコードラベルを配置できる領域が台紙上に残る
か否かを判別する。

【００１８】この場合には、図９中Ａで示す三角マーク
を、前記中間部分の送り孔を形成する台紙画像５２の上
辺箇所に、キーボード１３のカーソル移動キー等を用い
て移動、表示させ、送り孔形成箇所、即ちドブを指示す
る。続いて、指定されたドブよりも左側の台紙の状態を
調べる。ここでは、指定されたドブよりも左側にある送
り孔までの距離ａ（例えば台紙の左端に送り孔がない場
合には、台紙の左端までの距離）を、台紙の大きさと前
記三角マークＡの表示座標とを基に算出する。次に、台
紙の左マージンｃ、ドブからそのすぐ左側のラベルまで
の距離、つまり、ドブよりも左側の台紙領域についての
右マージンｄ、ラベルの横幅ｅ、及び、台紙の横方向に
おいて前記ドブより左側にあるラベルの枚数ｆを基に、
前記ドブに送り孔が形成された場合にそれより左側の台
紙領域に前記枚数ｆのラベルを設けることが可能である
か否かを、下記の判定式Ｄ１により判定する。 Ｄ１＝ａ−｛（ｃ＋ｄ＋ｅ）×ｆ｝

【００１９】次に、指定されたドブよりも右側の台紙の
状態を調べる。ここでは、先に述べた、指定されたドブ
よりも左側の台紙の状態を調べる際と基本的に同じこと
が行われる。まず、指定されたドブよりも右側にある送
り孔までの距離ｂ（例えば台紙の右端に送り孔がない場
合には、台紙の右端までの距離）を算出する。そして、
前記距離ｂと、ドブからそのすぐ右側のラベルまでの距
離、つまり、ドブよりも右側の台紙領域についての左マ
ージンｃ１、台紙の右マージンｄ１、ラベルの横幅ｅ、
及び、台紙の横方向において前記ドブより左側にあるラ
ベルの枚数ｆ１とを基に、前記ドブに送り孔が形成され
た場合にそれより右側の台紙領域に前記枚数ｆ１のラベ
ルを設けることが可能であるか否かを、下記の判定式Ｄ
２により判定する。 Ｄ２＝ａ−｛（ｃ１＋ｄ１＋ｅ）×ｆ１｝

【００２０】そして、上記両判定式Ｄ１，Ｄ２の計算結
果が、Ｄ１≧０でかつＤ２≧０ならば、指定されたドブ
に後の処理で送り孔が形成されたとしても、所望のバー
コードラベルを配置できる領域が台紙上に残ると判定
し、Ｄ１＜０及び／又はＤ２＜０ならば、指定されたド
ブに後の処理で送り孔が形成されると、所望のバーコー
ドラベルを配置できる領域が台紙上に残らないと判定す
る。以上の結果により、台紙上にバーコードラベル配置
領域が残ると判定された場合にのみ、そのドブ指定を有
効とし、その後のバーコードラベルのデザインの決定に
関する動作が実行される。

【００２１】以上に説明した処理は、例えば、台紙上に
バーコードラベルを印刷した後の工程で台紙が切断され
てページ単位に分割され、そのページ単位の台紙の左右
どちらか一方の端部に、他方の端部に形成されている送
り孔と対応する送り孔が新たに形成されるような場合等
に行うと有効である。

【００２２】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、台
紙上のラベルシートにバーコード内容が異なる複数のラ
ベルをグループ分けして同時に印刷するバーコードラベ
ル作成システムであって、前記台紙の大きさ・該台紙に
配列されるラベルの大きさ・台紙上でのラベルの行列数
及びラベル間隔などの情報を入力し設定する台紙設定手
段と、前記台紙設定手段で設定された台紙を画像として
表示する表示手段と、前記表示された台紙を、互いに同
数のバーコードラベルが配置される前記グループに対応
した複数のページに分割するぺージ分割手段と、前記分
割された各ページ内のラベルに同じ内容のバーコードを
割り付けるバーコード割付手段と、前記分割された各ペ
ージ内のバーコードにそれぞれ個別の枝番号を付加する
枝番号設定手段と、前記バーコード割付手段及び枝番号
設定手段により割り付け及び設定されたバーコードを前
記各ページの各ラベルに配置して印刷するための印刷デ
ータを生成する印刷データ生成手段とを備える構成にし
たので、作成者の知識や熟練を要することなく、内容の
異なる複数のバーコードラベルを１枚の台紙に同時に印
刷できるバーコードラベル印刷用データを容易に作成す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に一実施例によるバーコードラベル作成
システムの構成を示すブロック図である。

【図２】本実施例のシステムを構成するコンピュータと
これに接続されたバーコードプリンタの外観図である。

【図３】本実施例におけるバーコードラベル作成の処理
手順を示すフローチャートである。

【図４】本実施例におけるバーコードラベルの表示例を
示す説明図である。

【図５】本実施例におけるバーコードラベルの表示例を
示す説明図である。

【図６】本実施例におけるバーコードラベルの表示例を
示す説明図である。

【図７】本実施例におけるバーコードラベルの表示例を
示す説明図である。

【図８】本実施例におけるバーコードラベルの一例を示
す図である。

【図９】本実施例における送り孔作成後処理を想定した
作成動作時のバーコードラベルの表示例を示す説明図で
ある。

【符号の説明】

１０ コンピュータ １１ コンピュータ本体 １２ ＣＲＴ表示部（表示手段） １３ キーボード １４ プリンタ １５ 外部記憶装置 １６ 表示制御手段 １７ キャラクタ発生手段 １８ 図形発生手段 １９ プリンタ制御手段 １１１ ＣＰＵ １１２ 内部記憶装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 台紙上のラベルシートにバーコード内容
   が異なる複数のラベルをグループ分けして同時に印刷す
   るバーコードラベル作成システムであって、 前記台紙の大きさ・該台紙に配列されるラベルの大きさ
   ・台紙上でのラベルの行列数及びラベル間隔などの情報
   を入力し設定する台紙設定手段と、 前記台紙設定手段で設定された台紙を画像として表示す
   る表示手段と、 前記表示された台紙を、互いに同数のバーコードラベル
   が配置される前記グループに対応した複数のページに分
   割するぺージ分割手段と、 前記分割された各ページ内のラベルに同じ内容のバーコ
   ードを割り付けるバーコード割付手段と、 前記分割された各ページ内のバーコードにそれぞれ個別
   の枝番号を付加する枝番号設定手段と、 前記バーコード割付手段及び枝番号設定手段により割り
   付け及び設定されたバーコードを前記各ページの各ラベ
   ルに配置して印刷するための印刷データを生成する印刷
   データ生成手段と、 を備えてなるバーコードラベル作成システム。