JPH09282330A - データベース作成方法 - Google Patents

データベース作成方法

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JPH09282330A
JPH09282330A JP8097996A JP9799696A JPH09282330A JP H09282330 A JPH09282330 A JP H09282330A JP 8097996 A JP8097996 A JP 8097996A JP 9799696 A JP9799696 A JP 9799696A JP H09282330 A JPH09282330 A JP H09282330A
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input
data
image
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JP8097996A
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Masanori Tamano
真紀 玉野
光彦 ▲吉▼村
Mitsuhiko Yoshimura
Hiroyuki Okuda
弘幸 奥田
Yoshiaki Yoshikawa
喜章 吉川
Noriyuki Murakami
憲之 村上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99943Generating database or data structure, e.g. via user interface

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベースへの入力画面を作成する際に、
データベースのフィールド名の指定が必要であり、帳票
に記載されたデータを入力するには不要なフィールド名
を区別する作業を必要とするため、作業の効率が低下す
る。 【解決手段】 表示されている項目名に関する表示項目
情報、データベースへデータを入力する画面を構成する
入出力領域(部品)を制御する情報、データベースにテ
ーブルを定義する際に参照するフィールド名やデータ型
などのデータベース言語情報とを予め項目名毎に作成
し、予め入力されたイメージ情報に対するユーザからの
入力に応じて、イメージ情報上の位置を区別する位置情
報とデータベースのフィールドを区別する定義項目情報
とからなるリンク情報を生成し、部品を制御する情報に
基づいて表示装置に表示されたイメージ情報上に部品を
表示し、データベース言語情報に基づいてデータベース
のテーブル定義を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】帳票に記載されている内容を
電子化し、管理するためのデータベースを作成する方法
および、その作成したデータベースへデータを入力する
方法及びデータベースに入力された内容を出力する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】数値や文字、記号で表される大量の情報
を管理する情報システムとして、データベースシステム
が有る。「データベース・システムの原理」(Jeffrey
D. Ullman著、日本コンピュータ協会1985年発行)
によれば、データベースシステムは、次の手順で構築さ
れ、利用される。
【0003】(1)データ構造の定義。すなわち、関係
データベースでいうところのテーブルの定義。 (2)テーブルの各レコードに対するデータの入力。 (3)レコードの値が入力されたテーブルの活用。
【0004】一方、近年のデータベースシステムにおい
ては、グラフィカルユーザインタフェース(以下GUIと
略する)の画面を用いてデータ構造を定義したり、デー
タを入力したりする方法が提供されている。
【0005】例えば、「Access Ver.2.0 Part1」(エー
アイ出版、1995年)に記載されているアクセスは、
コントロールと呼ばれる部品を画面上で配置することに
よって、予めデータ構造を定義したデータベースへデー
タを入力するための画面を作成する方法を提供してい
る。マイクロソフトコンピュータ用語辞典(アスキー出
版局、1993年7月発行)によれば、このコントロー
ルは、GUIで用いて、なんらかの動作を実行させるため
にユーザーが操作する画面上の物体であると定義されて
いる。このコントロールの一つに、キーボードを用いて
入力された文字を表示できるような入出力領域を表すよ
うな部品がある。
【0006】また、カーソルを用いて表示画面上に位置
を指示することによりリンクを設定する場合に、リンク
を設定する場所を確実に指定できるカーソルを提供する
技術として、特開平6−149532に開示されている
「カーソル形状設定方法」がある。この公報には、地図
とファイルに含まれるエントリーとの対応関係を作成す
る際にカーソルの形状を設定する方法が記載されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】医薬品会社は、新しく
開発し、販売しようとする試験薬品(以下試薬と略す
る)の人間に対する試験を医療機関の医師へ依頼してい
る。依頼を受けた医師は、被験者に試験薬品を投与し、
試験項目に従って各被験者のデータを測定する。これが
臨床試験と呼ばれ、この臨床試験の結果は、症例報告書
(以下CRFと略する)と呼ばれる記録様式に記録され
る。これらの試験項目は試験の対象となる薬品ごとに予
め定められる。定められた試験項目に関する情報は、C
RFに記録される。CRFは、印刷又は光学的若しくは
電子的に記録された様式であり、以下では印刷されたC
RFをCRF用紙と呼ぶ。一般に、CRF用紙は、一つ
の試薬に対して複数枚で構成される。即ち、CRF用紙
には、いくつかの試薬のそれぞれに対して試験項目が規
定されており、各試験項目にはいくつかの症例が記入さ
れる。
【0008】記録されたCRFを元に、医薬品会社は、
臨床試験の結果をデータベースシステムを用いて集計
し、集計データを統計処理した結果などを用いて、試験
薬品の有効性を判定する。このとき構築されるデータベ
ースを症例データベースと呼ぶ。この症例データベース
は、以下に示す手順で構築されている。
【0009】(1)試薬ごとに試験項目が規定され、試
験項目は、試薬の種別によって標準的な項目が予め定め
られている。ただし、各試薬毎に評価する項目の内容や
組み合わせが異なる。 (2)試験項目に基づいてCRFが作成される。
【0010】(3)CRF用紙に記載されたデータを入力
するためのテーブルが、症例データベースに対応して定
義される。すなわち、一種類のCRFに対して、症例デ
ータベースには一つのテーブル(CRFテーブル)が定義
される。
【0011】(4)作成されたCRFテーブルに基づ
き、症例データベースへCRF用紙に記載されたデータ
を入力するための画面が作成される。 (5)上記(2)で作成されたCRF用紙が臨床試験医
に配布され、臨床試験の結果がCRF用紙に記入され
る。CRF用紙には、被験者単位のデータ(氏名、体
温、血圧など)が記入される。CRF用紙は、医者本人
が記入し、承認印をおすことが法的に定められている。
【0012】(6)医薬品会社によって回収された記入
済みのCRF用紙に記録されたデータが、上記(4)で
作成された画面を用いて、症例データベースに入力され
る。なお、同じ種類のCRF用紙に記載されたデータ
は、同じCRFテーブルへ入力される。 (7)上記(6)で試験結果が入力された症例データベ
ースは、試験薬品の有効性などを判定するために、被験
者の個々のデータが検索・参照される。
【0013】上記の従来技術では、予めデータ構造を定
義したデータベースにデータを入力するための画面を作
成することについては述べられているが、データ構造が
定義されていないデータベースへのデ−タ入力画面を作
成する方法については述べられていない。そのため、症
例データベースを新たに構築しようとする場合、次のよ
うな課題がある。
【0014】上記従来技術では、データベースのフィー
ルド名に基づいて入力画面を作成している。そのため、
データベースへのデ−タ入力画面を作成する際に、デー
タベースのフィールド名を指定する必要がある。よっ
て、帳票に記載されたデータを入力するために不要なフ
ィールド名を区別する作業を必要とするため、症例デー
タベースを作成する作業の作業効率が低下する。
【0015】また、データベースへ入力するデータが記
載された欄同士の帳票の中での位置関係と、データを入
力するための入力領域同士の入力画面の中での位置関係
とが異なるため、入力作業の作業効率が低下する。
【0016】さらに、上記従来技術では、既に症例デー
タベースが作成されたCRFと同じ様な試験項目を含む
CRFに関する別の症例データベースを作成する際に好
適なデータベース作成方法について述べられてなく、さ
らに標準化された試験項目を管理する方法については述
べられていない。このため、症例データベースを作成す
る作業の作業効率が低下し、症例データベースを作成す
るための時間が増加する。
【0017】さらに、上記従来技術では、予め定義した
データ構造を入力するための入力画面を変更する機能に
ついては述べられているが、入力画面の変更に応じてデ
ータ構造を変更する機能については述べられていない。
このため、症例データベースを作成する作業の作業効率
が低下し、症例データベースを作成するための時間が増
加する。
【0018】そこで、本発明の目的は、データベースの
データ構造に関する情報を入力しなくても、データベー
スのデータ構造を定義できるデータベース作成方法を提
供することである。
【0019】本発明の他の目的は、帳票に文字を記入す
る場合に、各欄に記入する文字数やフォーマットが規定
されていない、自由度のある帳票に記載された内容をデ
ータベースに入力するための方法を提供することであ
る。
【0020】本発明のさらに他の目的は、データベース
のデータ構造を予め定義しなくても、データベースへデ
ータを入力する画面を作成できるデータベース作成方法
を提供することである。
【0021】本発明のさらに他の目的は、標準化された
データベースのデータ構造を定義した情報を再利用する
のに適したデータベース作成方法を提供することであ
る。本発明のさらに他の目的は、用紙に記入されたデー
タをデータベースに入力するのに適したデータベース入
力方法を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明では、以下の方法
を用いて上記目的を達成する。 (1)CRF(症例報告書)に表示されている項目名に関
する表示項目情報、データベースへデータを入力する画
面を構成する入出力領域である部品を制御する部品制御
情報、及びデータベースにテーブルを定義する際に参照
するフィールド名やデータ型などのデータベース言語情
報を予め項目名毎に作成した辞書情報を設け、(2)予め
入力されたCRFのイメージ情報に対するユーザからの
入力に基づいて、イメージ情報における部品の表示位置
をユニークに区別する位置情報とデータベースのフィー
ルドをユニークに区別するために辞書情報に基づいて作
成された定義項目情報とからなるリンク情報を生成し、
(3)部品制御情報、表示項目情報、及び位置情報に基づ
いて表示装置に表示されたイメージ情報上に部品を表示
し、(4)リンク情報に含まれるデータベース言語情報に
基づいてデータベースにテーブルを定義する。
【0023】さらに、(5)予め入力されたイメ−ジ情報
とリンク情報とに基づいてデータベースへの入力画面を
表示し、(6)部品制御情報とデ−タベ−ス言語情報とに
基づいて、入力画面から入力されたデ−タを、上記(4)
で定義されたデ−タベ−スのテ−ブルに格納する。
【0024】
【発明の実施の形態】本実施例では、CRF(症例報告
書)用紙に記入された臨床試験の結果が格納されたデー
タベースである症例データベースを作成する場合を例
に、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
【0025】図1は、本実施例の各処理とデータとの関
係を表す概念図である。図2は、システム構成図であ
る。図3は、後述するフォルダ情報1、イメージ情報
2、リンク情報3の各種データのテーブル構成図及び、
症例データベース5に定義されたテーブルのテーブル構
成図の一例である。図4は、症例データベース5を定義
するために予め作成された辞書情報4のテーブル構成図
である。図5は、本実施例を利用者が使用した場合の作
業の流れを表わした図である。図6は、データベースを
作成する本実施例のメインフローチャートである。図7
は、後述するメニュー領域に対して入力があった場合の
処理のフローチャートである。図8は、ファイルを開く
処理のフローチャートである。図9は、後述するリスト
領域に対して入力があった場合の処理のフローチャート
である。図10から図12は、後述するイメージ領域に
対して入力があった場合の処理のフローチャートであ
る。図13から図15は、画面表示例である。
【0026】本実施例で述べるデータベースを作成する
処理は、データベースを定義する処理とデータベースに
データを入力する処理とに大きくわけられる。本実施例
では、これらの処理に共通する処理が多いためこれらの
処理を、データベースを作成するモジュールとしてまと
めている。しかし、これらの二つの処理は、別々の独立
したモジュールとして利用できる。以下では、症例デー
タベースを構築する手順に従い、データベースを作成す
るモジュールを説明する。
【0027】図1を用いてデータベース作成の概略を説
明する。データベースを作成する処理200では、まず初
期化処理を実行した後、ユーザからの入力に応じて、デ
ータベースを定義する処理8もしくはデータベースを入
力する処理9を実行する。ただし、データベース入力処
理9は、データベース定義処理8で作成されたリンク情
報3と症例データベース5とを用いるため、まずデータ
ベース定義処理8から説明する。
【0028】データベース定義処理8では、イメージ情
報2と辞書情報4とを参照して、データベースへデータ
を入力するための入力画面を作成するとともに、データ
を格納するための症例データベース5を定義する。入力
画面を作成した結果得られる情報が、リンク情報3であ
る。
【0029】イメージ情報2は、予めイメージ情報を入
力する処理6によって、臨床試験の結果が記入されてい
ないCRF用紙から得られた画像データであり、図2に
示す記憶装置103に格納されている。このCRF用紙
は、試薬毎に作られ、一種類の試薬に対して複数枚のC
RF用紙で構成される。本実施例では、どの試薬に対す
るCRFであるかを管理するための情報として、フォル
ダ情報1を用意する。フォルダ情報1の詳細については
図3のテーブル構成図を用いて後述する。
【0030】このようにフォルダ情報1を設けることに
よって、一枚のCRF用紙を一つの画像ファイルとして
取り込んだ時も、試薬の名前を指定すれば、所望のCRF
の画像ファイルを取り出せる。
【0031】辞書情報4は、予め辞書情報を作成・保守
する処理7によって作成され、図2に示す記憶装置103
に格納されている。辞書情報4は、CRFの試験項目に
なりうる項目の一覧を管理する辞書データである。各C
RFの試験項目として必要な項目はこの辞書情報に含ま
れている。すなわち、各CRFの試験項目は辞書情報の
部分集合として与えられる。詳細については、図4を用
いて後述する。また、辞書情報は、CD−ROMなどの
記憶媒体に格納され必要に応じて、読み書き装置108を
用いて参照される。
【0032】リンク情報3には、各CRFで決められて
いる試験項目(表示項目名)、CRF画像上に配置する
入出力領域(以下では、このような入出力可能な領域を
部品と呼ぶ)の位置や、作成するデータベースのテーブ
ルを定義・検索するのに必要な情報(テーブルのフィー
ルド名や、データ型など)が含まれている。これらの情
報は、辞書情報4から参照された値もしくは、ユーザに
よって入力された値からなる。
【0033】データベース5は、リンク情報3に含まれ
るテーブルのフィールド名やデータ型に基づいて、デー
タベース定義処理8で定義される。ゆえに、処理8で定
義されたデータベースは、データベースの枠組みだけで
あり、臨床試験で得られた試験結果はまだ格納されてい
ない。
【0034】次に、データベース入力処理9について説
明する。データベース入力処理9では、イメージ情報2
とリンク情報3とに基づいてデータ入力画面を表示す
る。表示された画面を用いて、ユーザが入力した臨床試
験の試験結果を、データベース定義処理8で作成された
データベース5へ格納する。この時参照されるイメージ
情報は、未記入のCRF用紙でもよいが、試験結果が記
入されたCRF用紙を用いる場合もある。こうしてデー
タベース入力処理9によって、試験結果を格納した症例
データベース5が作成される。
【0035】本実施例のシステム構成を図2を用いて説
明する。本システムは、少なくとも一台のデータベース
定義端末100と少なくとも一台のデータベース入力端末1
10とからなり、LAN121や公衆回線122を介して接続さ
れている。また、CRF用紙をイメージ画像として取り
込む入力装置としてファクシミリ装置120を使用する場
合もある。定義端末100と入力端末110のそれぞれは、中
央処理装置101、111に、表示装置102、112、記憶装置10
3、113、キーボード104、114、マウス105、115、画像入
力装置106、116、記憶媒体読み書き装置107、117、及び
CD−ROM読み取り装置108、118が接続されている。
キーボードやマウスの代りに手書き入力装置を用いても
よい。
【0036】このように定義端末100と入力端末110とを
別々に設ける場合、データベース作成プログラムは、図
1に示したような一つのプログラムとせずに、データベ
ース定義処理8と入力処理9とを別々のプログラムとし
てもよい。別々のプログラムとすることで、記憶装置の
記憶容量やメモリのメモリ占有量が削減できるので、プ
ログラムの実行速度の向上が望める。
【0037】また、このように、ファクシミリ装置をイ
メージ画像の入力装置として用いることによって、入力
端末や定義端末のない場所からも、データベースへ格納
すべきデータが記入された用紙の画像が得られるので、
より多くの場所から記入済みのCRF用紙を入手でき
る。
【0038】図3は、フォルダ情報1、イメージ情報
2、リンク情報3、及び症例データベース5に定義され
たテーブルのテーブル構成図と各テーブルの関係を表わ
した図である。
【0039】テーブル10は、フォルダ情報1の構成を
示す。フォルダ情報1は、CRFと試薬との対応関係を
表わす情報で構成される。テーブル10は、フォルダID
11、フォルダ名12、頁リスト名13、リンク情報名14、症
例DBテーブル名15、及びメモ情報16の各欄で構成され
る。フォルダID11は、フォルダ名を一意に区別するた
めの番号である。フォルダ名12は、試薬の名前を表わし
ており、利用者がCRFを区別する際に用いる。このフ
ォルダ名は、後述するファイルを開く処理350で表示
される。頁リスト名13は、各試薬に関するCRF用紙の
イメージ情報が格納されているファイル名を参照するた
めのテーブル20のテーブル名を格納している。テーブル
20については後述する。リンク情報名14は、リンク情
報を格納したテーブル30のテーブル名を格納し、症例D
Bテーブル名15は、症例データベース5に定義されるテ
ーブルをユニークに管理するテーブル名が格納される。
メモ情報16は、フォルダ名だけでは区別しにくい試薬に
関する補助的な情報を格納するための欄である。
【0040】次に、イメージ情報2について説明する。
一枚のCRF用紙を一つの画像ファイルとして格納し、
テーブル20を用いてこれら複数の画像ファイルを管理し
ている。頁ID21は各頁をユニークに区別し、頁数22は
各画像ファイルの順序を表わし、画像ファイル名23はイ
メージ画像のファイル名を格納している。イメージ画像
は大きさが一定でないため、図3のように別のファイル
として格納する方が管理する際に便利である。
【0041】次に、リンク情報3について説明する。リ
ンク情報3は、CRF画像を構成する部品の一覧を格納
したリンク情報テーブル30と各部品の定義項目に関する
詳細情報を格納した詳細テーブル35からなる。これら
は、一つのテーブルとしても構わない。テーブル30は、
リンクID31、頁ID32、部品位置33、及び定義項目I
D34の各欄からなる。リンクID31は、以下で述べる
「部品」をユニークに管理するための番号である。部品
とは、データベースへデータを入力するための画面上の
入出力領域であり、キーボードやマウスなどの入力装置
からの入力を受付け、入力された内容を表示する入出力
領域である。頁ID32は、上記のテーブル20の頁ID21の値
を示している。この頁ID32と部品位置33の各欄に格納さ
れた値の組合せにより、イメージ情報の特定の位置を一
意に決めることができる。定義項目ID34は、詳細テーブ
ル35の定義項目ID36を示している。詳細テーブル35は、
部品に関する詳細な情報が格納されており定義項目ID3
6、表示項目情報37、部品制御情報38、及びデータベー
ス言語情報39からなる。これらの情報は、デ−タベ−ス
定義処理8において、辞書情報4に基づいて格納され
る。
【0042】表示項目情報37は、表示項目名40と語句変
換辞書ID41の各欄からなる。部品制御情報38は、部品種
別42、入力下限値43、入力上限値44、及びコンボ項目ID
45の各欄からなる。データベース言語情報39は、フィー
ルド名46及びデータ型47の各欄からなる。コンボ項目I
Dは、辞書情報4のテーブル70の内容を参照する際に用
いる値を格納している。これらの各欄の内容は、後ほど
フローチャートの説明の中で説明する。
【0043】最後に症例DBテーブル5について説明す
る。一つのCRFに対し、一つの症例DBテーブルが作
成される。作成されたテーブルの一例をテーブル90に示
す。テ−ブル90の各フィールド名とデータ型は、リン
ク情報3のデータベース言語情報39をもとに定義され
る。
【0044】これらの各テーブルのうち、テーブル10及
びテーブル20は、イメージ情報を入力する処理6によっ
て作成され、テーブル30、35は、データベース定義処理
8によって作成される。テーブル90は、データベース定
義処理8によって枠組みが定義され、枠組みに対応する
データはデータベース入力処理9によって格納される。
【0045】図4は、辞書情報4を構成する各テーブル
のテーブル構成図である。テーブル60の各欄は、前述し
たリンク情報3の詳細テーブル35と同様の欄で構成され
ているため、各欄の名称についてはここでは説明を省略
する。表示項目名65は、試験項目がCRF用紙に表示
される際に、どのような名前で表示されているのかを表
わす。さらにその表示項目名を他の項目名で表わす場
合、語句変換辞書を参照して項目名を変換する。
【0046】テーブル70は、コンボと呼ぶ部品に関する
詳細な情報を格納するテーブルである。コンボ部品と
は、入力する値を選択肢の一つとしてもっている部品で
あり、コンボ項目とは、その選択肢の内容である。テー
ブル70は、コンボ項目ID74、項目名75、語句変換辞書ID
76、及び次コンボ項目ID77の各欄で構成される。テーブ
ル60の欄67で部品の種別としてCOMBが格納されている場
合、コンボ項目ID71のIDに基づき、テーブル70の欄74が
参照される。そこで、一つめの選択肢が「男」であること
が、決定される。さらに次コンボ項目ID77に格納された
ID「3」に基づき、コンボ項目ID74が参照され、二つ目の
選択肢が「女」であることが決定される。そして、このコ
ンボIDの値が3である項目の次コンボ項目IDの値が「END」
であることから、それ以降の選択肢がないことがわか
る。
【0047】語句変換辞書ID66及び76で関連付けられて
いるテーブル80は、項目名を異なる表現で表記するため
の変換辞書を表わしたものであり、その構成の一例を示
している。
【0048】本実施例では、ユーザからの入力に応じた
処理をシステムが実行している。そこで、図5にユーザ
の作業の流れを示し、その場合システムがどのような処
理を実行するのかを図6〜図11のフローチャートを用い
て説明する。
【0049】ユーザの作業には、データベースを定義す
る作業とデータベースを入力する作業がある。データベ
ースを定義する作業では、データベースへデータを入力
するための画面を作成するとともに、データを格納する
データベースのテーブルを定義する。すなわちデータの
入れ物を作成する。一方、データベースにデ−タを入力
する作業では、デ−タベ−スを定義する作業で作成した
入力用の画面を用いて、同じくデ−タベ−スを定義する
作業で作成したデータベースのテーブルへデータを入力
する。
【0050】これらの作業の共通する部分として、まず
プログラムの起動150とモードの設定155、及びファイル
を閉じる処理190とプログラムの終了195がある。そ
こで、プログラムの起動、終了(ファイルを閉じる処理
を含む)、及びモードの設定について、図6を用いて説
明する。
【0051】プログラムが起動されると、初期化処理
(ステップ202)では、後述する各種フラグの初期値が設
定される。設定される初期値は、モード=None、ファイ
ルオープンフラグ=NG、保存フラグ=OK、部品フラグ=
0、カーソルフラグ=Not_Selectである。
【0052】本システムは、初期化処理を終了すると、
表示装置に、図13(a)で示すアプリケーションプログラ
ム画面1000(以下、APP画面と略す)を表示し、ユーザ
からの入力を待つ。(ステップ204)。ここまでが、図5
のプログラムの起動処理150にあたる。
【0053】ここで、APP画面を図13(a)を用いて説
明する。APP画面1000は、メニュー領域1100と、イメ
ージ領域1200とがある。メニュー領域1100は、領域1101
〜1106を含んでいる。これら領域を、ポインタ(マウス
などの入力装置で制御され、画面上の位置あるいは選択
項目を指示して、選択する手段)を用いて指定すること
で、メニュー領域に対して入力がなされたとする。な
お、ステップ204以降でシステムが受け付ける入力は、M
odeフラグがNone以外の値に設定されるまでは、APP
の終了処理もしくは、モードの選択処理のいずれかであ
る。
【0054】ゆえに、ユーザからの入力があれば、入力
がアプリケーションプログラム(以下APPと略す)を終
了させる指示かどうかを判定し(ステップ206)、終了な
らば、APP画面を非表示とし(ステップ208)、APP
を終了する。
【0055】一方、ステップ206において、APPが終
了でなければモードを判定し(ステップ210)、Mode=None
ならばステップ212に進む。ステップ212では、入力がモ
ードを設定する入力か否かを判定する。例えば、図13
(a)の領域1106(モ−ド)に対する入力でなければステ
ップ204に戻る。一方、モードメニュー1106が選択され
たならば(ステップ212)、さらに、ユ−ザにより選
択されたメニュー(図13では表示せず)が「定義」か
「入力」かを判定し、選択されたメニューに応じて、モ
ードをMode=定義又はMode=入力に設定し(ステップ2
14)、さらにファイルを開く処理350を実行する。フ
ァイルを開く処理を実行した後は、ステップ204に戻
る。ファイルを開く処理については、図8を用いて後述
する。
【0056】さて、モードが設定された後は、ステップ
210においてMode=Noneが成り立たないので、システム
は、入力がある度に、その入力がメニュー領域、リスト
領域、イメージ領域の何れの領域に対する入力であるか
をステップ216、218、220で判定し、それぞれの処理を
実行する。これらメニュー領域処理300、リスト領域処
理400、及びイメージ領域処理500は、モード、フラグ、
及びユーザによる入力の組み合わせに応じて、個々のス
テップを実行する。
【0057】そこでまず、データベース定義処理8が実
行される場合を図5を用いてユーザからの入力に従って
説明する。ユーザによって、プログラムが起動される(1
50)と、図6のステップ202が実行されることは、これま
で述べてきた。そこで、次にユーザによってモードが選
択される(155)と、図6のステップ212が実行され、ユー
ザは、図8のファイルを開く処理350の実行中に、ファ
イル名を指定してファイルを開く(160)。
【0058】このファイルを開く処理350を図8(a)を用
いて説明する。まず、図3のテーブル10に基づいて、図
13(a)に示すファイル指定用のウインドウ1300が表示
される(ステップ352)。このとき、フォルダ名表示領域1
301には、テーブル10のフォルダ名12の欄に格納された
試薬名が表示される。フォルダ名表示領域1301に表示さ
れたフォルダ名が選択されたか否かを判定し(ステップ3
54)、選択されていればステップ356へ進み、選択されて
いなければステップ358へ進む。
【0059】ステップ356では、選択されたフォルダに
関するテーブル10のエントリから得たメモ情報欄16、ペ
ージリスト名欄14、さらに対応するテーブル20を介して
抽出したフォルダの第一ページ目のイメージファイルに
基づいて、メモ情報は領域1302へ、イメージファイルを
縮小した画像を領域1303にそれぞれ表示する。
【0060】ステップ358では、「OK」ボタン1304が
押下されたか否かを判定し、押下されていなければステ
ップ360へ進み、押下されていればステップ366へ進む。
ステップ360では、「Cancel」ボタン1305が押下された
か否かを判定し、押下されていなければ、ステップ354
へ戻り、押下されていればステップ362へ進む。
【0061】ステップ362では、ファイル指定用ウィン
ドウ1300を非表示にし、Mode=Noneに設定し(ステ
ップ364)、本ルーチンを終了する。一方、ステップ358
で、「OK」ボタン1014が押下された場合は、図14(a)
に示すようなリスト表示領域1400を表示し(ステップ36
6)、イメージ表示領域1200に、図3のテーブル10とテー
ブル20を参照して、選択されたフォルダの一ページ目の
画像ファイルを表示する(ステップ368)。また、それと
同時に、図3で説明したリンク情報3に関するテーブル
と同様な構成のテンポラリテーブルをメモリ上に設け
る。そしてファイル指定用ウィンドウ1010を非表示にし
(ステップ370)、ファイルオープンフラグをOKに設定
し(ステップ372)、本ルーチンを終了する。
【0062】このようにして、ファイルが開かれた際の
表示画面例が、図14(a)である。イメージ表示領域1200
には、選択された画像データが表示される。リスト表示
領域1400の表示項目名領域1402には、図4の辞書情報4
のテーブル60に格納されている表示項目65の欄の値が表
示されている。
【0063】ユーザは、この画像ファイルが表示された
イメージ領域若しくはリスト領域に対して、主に「試験
項目を指定する処理(図5のステップ162)」と「試験項目
の結果を入力するための部品を配置する場所を指定する
処理(図5のステップ164)」の二種類の処理を繰り返す。
これらの処理を繰り返すことよってテンポラリテーブル
にデータが格納される。部品の配置位置を入力後、テン
ポラリテーブルに格納されたデータを保存する(ステッ
プ166)。ステップ166の保存の処理は、リンク情報を保
存する処理(ステップ168)とDBのデ−タ構造を定義する
処理(ステップ169)とがある。
【0064】さて、ファイルを開く処理350が実行され
た後は、リスト領域もしくはイメージ領域に対する入力
に基づき、ユーザによって部品が配置され、データ入力
用画面が作られる。そこで、図10のイメージ領域処理
500と図9のリスト領域処理400のフローチャートと図14
の画面表示例を用いて。データベース定義処理8を説明
する。
【0065】まず、イメージ画像上に部品を配置するた
めのイメージ領域処理500を説明する。Modeは「定義」
であるため、Modeを判定した結果(ステップ502)、ステ
ップ504へ進む。このときの画面は図14(a)である。
【0066】ステップ504では、ユ−ザのマウス操作に
よって領域が指定される。例えば、領域を指定する方法
としては、マウスのカーソルで二つの点を指定し、それ
らの点を対角線上にもつ矩形を指定する方法がある。以
下では、矩形の領域のみを指定する。例えば、図14(b)
の破線1203で示した矩形のような領域が指定される。
【0067】入力された領域座標値と図3のテ−ブル3
0の部品位置33を比較して、入力した矩形の中に、デ
ータベースへデータを入力する際に使用する部品が含ま
れているか否かを判定する(ステップ506)。部品の表示
例としては、文字の入力を受け付けるテキスト部品(図1
4(b)の領域1201)と選択肢を表示し、その中からデータ
を選ばせるコンボ部品(図14(b)の領域1202)とがある。
【0068】ステップ506で判定した結果、入力した矩
形の中に部品が含まれていればステップ520へ進み、含
まれていなければステップ508へ進む。
【0069】最初の部品を配置する場合、ステップ506
の判定結果はNoであるため、まずステップ508へ進む場
合を説明する。ステップ508、ステップ510、ステップ51
2では、カーソルフラグに応じて、入力された矩形の座
標を参照ながら処理550、560、又は570のいずれかを実
行する。カーソルフラグは、処理を分岐させるためのフ
ラグだけでなく、フラグに応じてカーソルの表示形態を
変えるものである。カーソルフラグがNot_Selectなら
ば、図14(a)に示すように、非選択状態を示す矢印のカ
ーソル1001が表示され、カーソルフラグが文字カーソル
ならば、図13(b)に示すような矢印のカーソルのそばに
試験項目が表示されたものが表示され、カーソルフラグ
が部品カーソルならば、図13(c)に示すような文字カー
ソルに似た矢印のカーソルが表示される。部品カーソル
は、文字カーソルの特別な種類であり、画面上に既に表
示された部品と同じ試験項目名を持つ文字カーソルであ
る。つまり、文字カーソルに表示されている試験項目
は、部品として表示されていないが、部品カーソルに表
示されている試験項目は、既に部品として表示されてい
る。
【0070】初期化処理で、カーソルフラグはNot_Sele
ctに設定されているため、カーソルは非選択状態のカー
ソルであり、このカ−ソルがイメージ領域に入力される
とステップ508の判定の結果、ステップ550が実行され、
試験項目が選択される。試験項目を選択する方法にはリ
スト項目へ入力する方法もあるが、これは後述する。
【0071】処理550を図11(a)を用いて説明する。ス
テップ551では、ステップ504で得た領域の中のイメージ
画像を文字認識する。ここでは、詳細を省略するが、イ
メージ画像の文字認識に関する手法については、「TURB
O Pascal 画像処理の実際」(303−320ページ、1989
年、工学社)に記載されている。
【0072】ステップ552では、ステップ551で認識した
結果と辞書情報4の表示項目情報62の表示項目名65とを
比較する。比較した結果、一致度の高い表示項目名を選
び(ステップ553)、カーソルフラグを文字カーソルに設
定する(ステップ554)。ステップ555では、ステップ553
で一致度が一番高い表示項目の文字をカーソル付近に表
示するとともに、図14(b)に示したリスト領域の候補項
目エリア1401に、一位以下のものを順に表示する。な
お、文字カーソルに表示している項目1404を他の項目と
異なる態様で表示している。図14(b)では、文字の周り
に枠を付けているが、反転表示したり、文字の色を変え
て表示しても良い。
【0073】このようにして、試験項目が選択された場
合、カーソルは文字カーソルとして表示され、カーソル
フラグは文字カーソルとなる。このときのカーソルは、
図14(b)の矢印1002で示すような文字カーソルとして表
示されている。
【0074】次に、イメージ領域に対して、矩形が入力
されると(図14(b)に示す破線の領域1204)、ステップ510
から処理560へ進む。処理560では、ステップ504で入力
された矩形から矩形の位置に関する情報を得る。これを
テンポラリテーブルへ格納し(ステップ561)、文字カー
ソルに表示されている表示項目に基づき、辞書情報4か
ら抽出した表示項目情報62、コントロール部品制御情報
63、及びデータベース言語情報64をテンポラリテーブル
へ格納する(ステップ562)。このときコントロール部品
によっては、図4のテーブル70を参照してコンボ項目名
をテンポラリテ−ブルへ格納する。
【0075】次にテンポラリテーブルへ各種情報を格納
するとともに、カーソルフラグをNot_Selectに設定し
(ステップ563)、図14(a)に示すような非選択状態のカー
ソル1001を表示し(ステップ564)、さらにコントロール
部品詳細情報63を参照してテンポラリテーブルに格納し
た値と位置情報に基づき、コントロール部品を表示する
(ステップ565)。図14(b)では、二つ目の矩形1204まで表
示している。この矩形を入力した後、1201や1205で示し
たような部品が1204の領域に表示される。部品の内部に
は、表示項目名が表示されている。そしてステップ566
で、保存フラグをNGに設定する。
【0076】このようにして、コントロール部品を配置
するが、試験項目を選ぶ方法として、リスト領域に表示
された試験項目を非選択状態のカーソルによって選ぶ方
法がある。リスト領域へ入力があった場合、図6のステ
ップ218における判定の結果、リスト領域処理400が実行
される。処理400では、図9に示すように、ステップ402
の判定の結果、選択された項目が試験項目であればステ
ップ404へ進む。ステップ404では、カーソルフラグを文
字カーソルに設定し、ステップ406では、選択した試験
項目の表示項目名をカーソル付近へ表示する。
【0077】一方、リスト領域上の取り消しボタン(図1
4の1403)が選択された場合は、ステップ408からステッ
プ410へ進み、カーソルフラグをNot_Selectに設定し(ス
テップ410)、表示されている文字カーソルもしくは部品
カーソルを非選択状態のカーソルとして再表示し(ステ
ップ412)、部品フラグに0を設定する(ステップ414)。
【0078】以上のように新たに部品を配置する方法の
他に、既に配置してある部品と同様のものを複製する場
合がある。部品を複製する方法には、二通りある。第一
の方法は、部品カーソルが表示された状態で、イメージ
画像上の他の部品を含まない場所に矩形を指定する方法
である。第二の方法は、まず部品カーソルを表示させ、
次に図13(a)のメニュー領域にあるコピーボタン1105を
選択する方法である。
【0079】そこでまず、部品カーソルが表示される場
合について、図10を用いてイメ−ジ領域処理500を説
明する。なお、部品カーソルは、既にイメージ画像上に
配置された部品を複写する場合に表示されるカーソルで
あるため、既に画像上に少なくとも一つの部品が配置さ
れていることが前提である。
【0080】まず、イメージ画像上に矩形を入力し(ス
テップ504)、この矩形の中に部品があるか否かを判定し
(ステップ506)、矩形の中に部品がある場合、ステップ5
20へ進む。ステップ520では、矩形内にあった部品の部
品IDと部品フラグが同じか否かを判定する。部品IDと
部品フラグが一致するならばステップ528へ進み、一致
しなければステップ521へ進む。ステップ528では、矩形
を入力した際の入力座標に基づき、部品を移動し、再描
画し(ステップ528)、保存フラグをNGに設定する(ステ
ップ530)。
【0081】一方、ステップ521では、カーソルフラグ
を部品カーソルに設定する。次にステップ522でカーソ
ルフラグに、ステップ520で比較した部品IDを設定す
る。ステップ523では、矩形内に含まれる部品が選択さ
れていることを示す態様で再表示する。ステップ524で
は、カーソルを部品カーソルとして表示する。
【0082】矩形内に部品がない場合、部品カーソルが
表示された後にイメージ領域へ矩形が入力される(ステ
ップ504)と、カーソルフラグが部品フラグであれば処理
570が実行される。入力された矩形の表示例を図14(b)の
1206に示す。処理570を、図11(c)を用いて説明する。
ステップ571では、ステップ504で入力された矩形の位置
情報をテンポラリテーブルに格納する。部品フラグの部
品IDに関するテンポラリテーブルの表示項目情報、部
品制御情報、及びデータベース言語情報を参照し、フィ
ールド名の項目以外の項目の内容を複写する。但し、フ
ィールド名に添字を足すなどして、参照元のフィールド
名とは異なり、かつ参照元のフィールド名と関連がある
ことを示すフィールド名を付与し、そのフィールド名を
テンポラリテーブルに格納する。また、このとき参照元
のフィールド名も、参照されたことを示すフィールド名
に変更する。例えば、辞書情報におけるフィールド名が
「tmp」であった場合、一つ目の部品のフィールド名をt
mp1、二つ目の部品のフィールド名をtmp2とする。ステ
ップ573では、カーソルフラグをNot_Selectに設定し、
カーソルを部品カーソルから非選択状態のカーソルに変
更して再表示する(ステップ574)。ステップ575では、部
品詳細情報を参照し、画面に部品を表示する。ステップ
575では、保存フラグをNGに設定し、処理570を終了す
る。
【0083】以上のようにしてユーザは、図5の処理16
2、164によって、CRF用紙に記載された試験項目と、
それに対応する症例DBのフィールド名との対応関係を
表すデータを入力できる。入力されたデータはテンポラ
リテーブルに格納されており、これらを保存する処理16
8とDBを作成する処理169について、図7を用いて説明
する。図13(a)に示すメニュー領域1100の「保存」メニ
ュー1103が選択された場合は(図7のステップ306)、リン
ク情報を保存する処理(図7のステップ326)によって、テ
ンポラリテーブルに格納されたデータがファイルに格納
される。また、DBのテーブルは、「DB登録」メニュ
ー(図13のメニュ−1104)が選択された場合は(ステップ3
08)、テーブル35のデータベース言語情報39の各欄に格
納されているフィールド名やデータ型を参照して生成さ
れる(図7のステップ332)。
【0084】本実施例では、ステップ326とステップ332
とは、異なるメニューが選択された場合に、各々実行さ
れるが、いずれか一つのメニューが選択された場合に、
続けて実行しても良い。しかし、複数枚のイメージ画像
に対して部品を配置する場合などでは、このように各ス
テップが独立して実行できる方がよい。なぜならば、一
つのイメージ画像に対してリンク情報を作成する度に、
それをファイルに格納すれば、複数枚分のイメージ画像
に対するデ−タベ−スのテーブル定義が一括して行なえ
るので、検索効率よくテーブル定義が行なえる。さら
に、いったん作成したテーブルにフィールドを追加でき
ないようなデータベース言語を用いている場合は、上記
の手法は特に有効となる。
【0085】さて、リンク情報の格納とデータベースの
定義を実行した後、ファイルを閉じることによって、引
き続きデータベース定義処理もしくはデータベース入力
処理を実行することができる。ファイルを閉じる処理
(図5のステップ190)は、図13(a)のメニュー領域1101の
「閉じる」ボタンを選択することによって実行される。
図7に示すメニュー領域に対する入力があった場合の処
理では、ステップ302で「閉じる」ボタン(図13のメニュ
−1101)が選択された場合、ステップ312に進み、保存フ
ラグがOKかNGかを判定し(ステップ312)、OKなら
ば表示しているファイルを非表示に変更し(ステップ31
4)、Mode=Noneを設定し(ステップ316)、本ルーチンを
終了する。一方、保存フラグがNGならば、未保存の情
報を破棄する事をユーザに確認させた後、ファイルを非
表示に変更し(ステップ318)、Mode=Noneを設定し(ステ
ップ320)、本ルーチンを終了する。ユーザが未保存の情
報の破棄を承認しなかった場合は、ステップ318、320を
実行せずに本ルーチンを終了する。
【0086】このようにして、データベース定義処理8
により、リンク情報3と症例データベース5とが作成さ
れた後に、データベース入力処理9が実行される。デー
タベース入力処理9では、イメージ情報2とリンク情報3
とに基づき、データベース入力画面を表示し、表示した
画面に対してユーザから入力されたデータを症例データ
ベース5へ格納する。
【0087】具体的に、図5に示すように、ユーザが、
入力する試験項目を選ぶ作業(ステップ172)と、CRF
に記載されたデータを選んだ部品に入力する作業(ステ
ップ174)とを繰り返してすべてのデータを入力した後、
これらを保存する(ステップ176)。ステップ176の保存の
処理は、入力したデータをファイルへ保存する処理(ス
テップ178)とDBに登録する処理(ステップ179)とからな
る。
【0088】プログラムの起動(図5のステップ150)とモ
ードの選択(図5のステップ155)は、データベース定義と
同様であるので説明を省略する。図6におけるステップ2
14でMode=入力が設定されるとモードの設定に引き続
き、ファイルを開く処理が実行される(図8(b))。入力モ
ードにおけるファイルを開く処理では、ステップ366と
ステップ368のみが、定義モードにおけるファイルを開
く処理(図8(a))と異なるため、以下ではこれらのステッ
プのみを説明する。
【0089】ステップ366は、入力モードでは実行され
ない。すなわち、リスト領域は表示されない。ステップ
368は、テーブル10とテーブル20を参照して、選択され
たフォルダの一ページ目の画像ファイルをイメージ表示
領域1200に表示し、さらにリンク情報を参照して、入力
用の部品を表示する。このとき、表示した部品のうちの
一つを、キーボードやマウスからの入力が可能となるよ
うに設定し、データが入力可能である部品を入力を受け
付けていない部品とは異なる態様で表示する。また、症
例データベースに定義したテーブルと同様なデータ構造
のテンポラリテーブルをメモリ上に設ける。
【0090】次に、図5に示した、入力すべき試験項目
を選ぶ作業(ステップ172)と選んだ部品にCRFに記載
されたデータを入力する作業(ステップ174)とを、図10
と図12のフローチャートと図15の画面表示例とを用いて
説明する。
【0091】CRFに記載されたデータを入力する場合
は、イメージ領域にデ−タが入力されるため、図6のス
テップ220では、イメージ領域処理500に進む。Modeは
「定義」ではないため、図10のステップ502からステ
ップ540へ進む。ステップ540の詳細を図12に示す。
【0092】図12のステップ541では、キーボードに
よる入力か、マウスによる入力かを判定する。マウスに
よる入力ならばステップ542へ進み、キーボードによる
入力ならばステップ545へ進む。ステップ542では、マウ
スによって入力された位置が、入力可能な部品を表示し
ている範囲内に含まれるか否かを判定する。範囲外なら
ばステップ543へ進み、範囲内ならばステップ545へ進
む。
【0093】ステップ543では、マウスによって入力さ
れた位置を含む部品を検出し、検出した部品を入力可能
な部品として設定してステップ544へ進む。このとき該
当する部品が検出されなければ、図には示していない
が、この処理540を終了する。ステップ544では、データ
を入力できる部品を他の部品とは異なる態様で表示し、
処理540を終了する。
【0094】一方、ステップ541とステップ542から分岐
した場合、入力装置からの入力デ−タをテンポラリテー
ブルへ格納する(ステップ545)とともに、部品に入力さ
れた内容を部品内に表示する(ステップ546)。データの
入力が完了したことを示す入力(例えば、キーボードか
ら「Enter」キーが押下されることや、マウスのボタン
が離されることなど)を受け付けた後、テンポラリテー
ブルの中からデータが入力されていないフィールドを探
し、そのフィールドに対応する部品を入力可能な部品と
して設定し(ステップ547)、入力可能な部品として設定
された部品を他の部品とは異なる態様で表示する(ステ
ップ548)。そして、ステップ549において、保存フラグ
をNGに設定して処理540を終了する。
【0095】この処理540が繰り返されることで、CR
F用紙に記入されたデータがテンポラリテーブルに順次
格納される。
【0096】入力可能な部品であることを示す態様とし
て、図15(a)に示すように文字の入力が受付可能なこと
を示すカーソル1212を表示したり、部品の枠を他の部品
とは異なる色や形で表示する方法がある。
【0097】また、表示するイメージ情報として、記入
済みのCRFをイメージ画像として取り込んだ画像ファ
イルを用いる場合、図15(a)で表示する場所とは異な
り、データを入力する部品は、例えば、図15(b)で示す
ように画面の下方向へシフトした位置1210へ表示され
る。こうすることで、イメージ画像に表示されている文
字を見ながら部品へデータを入力することが可能とな
る。この場合は、入力されたデータを部品内に表示する
際は、データを表示した部品を、図15(a)で示した位
置に表示する。また、図15(b)に示すように画面上に
は、入力可能な部品と、データが入力されたフィールド
に対応する部品とが表示されている。
【0098】こうして、図5の処理172、174で、CRF
用紙に記載されたデータが、テンポラリテーブルに格納
される。このテンポラリテーブルに格納されたデータを
ファイルに保存する処理178とDBに登録する処理179
を、図7を用いて説明する。テンポラリテーブルに格納
されたデータは、Modeが入力であるため、メニュー領域
1100の「保存」メニュー1103が選択された場合(図7のス
テップ306)、「入力レコードを保存する処理」(図7のス
テップ328)が実行され、入力レコ−ドがファイルに格納
される。また、このファイルの内容は、「DB登録」メ
ニュー1104が選択された場合(ステップ308)、「レコー
ドをDBに更新する処理」(図7のステップ334)が実行さ
れて、症例データベース5に格納される。
【0099】これらのステップ178とステップ179とを続
けて実行しても良いが、複数の端末を用いて入力する場
合、入力したデータを保存する毎に、DBへのアクセス
を行なうと、DBへの他のアクセスができないために、
入力したデータを保存できないことがありうる。よっ
て、このように端末から入力したデータを保存する処理
とDBへ登録する処理とを分けることによって、入力し
たデータがハードウエア障害や人為的なミスによって失
われる恐れを軽減できる。
【0100】こうして、CRF用紙に記載されたデータ
が症例データベースに格納される。ファイルを閉じる方
法は、データベース定義処理と同様であるので、説明を
省略する。また、本システムの終了方法については、シ
ステムの起動とともに説明したので、ここで改めて説明
しない。
【0101】上記の本発明によるデ−タベ−ス作成方法
を実行するためのプログラムは、ハ−ドディスク装置、
フロッピディスク、あるいは光ディスクなどの記録媒体
に格納され、CPUの主記憶に読み込まれて実行され
る。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、データベースのデータ
構造に関する情報を入力せずに、データベースのデータ
構造を定義することによって、帳票に記載されたデータ
を入力するのに不要なフィールド名を区別する作業をし
なくてもよいので、症例データベースを作成する作業の
作業効率が向上する。
【0103】また、データベースへ入力するデータが記
載された欄相互の帳票の中での位置関係と、データを入
力するための入力領域相互の入力画面の中での位置関係
とがそのまま保たれているので、デ−タ入力に伴う煩雑
さが低減する。
【0104】さらに、既に症例データベースが作成され
たCRFと同じ様な試験項目を含むCRFに関する別の
症例データベースを作成する際に、既に作成されたデー
タベースを流用できるので、症例データベースを作成す
るための時間が短縮される。本発明によれば、DBにデ
ータを登録するためのテーブルの作成とは独立に、イメ
−ジ入力されたCRF用紙に基づいてDBへデータを入
力するための画面を表示できるため、入力画面が変更さ
れても、その都度、デ−タ項目間のリンク情報を変更す
るだけで、データベースのデータ構造を定義し直す必要
がない。従って、CRF用紙の変更に柔軟に対応でき、
症例データベースを作成するための時間が短縮される。
【0105】フォルダ情報を設けることによって、一枚
のCRF用紙を一つの画像ファイルとして取り込んだ時
も、試薬の名前を指定すれば、所望のCRFの画像ファ
イルを取り出すことができる。
【0106】定義端末100と入力端末110とを別々に設け
る場合、データベース作成プログラムは、図1に示した
ような一つのプログラムとせずに、データベース定義処
理とデ−タベ−ス入力処理とを別々のプログラムとして
もよい。別々のプログラムとすることで、記憶装置の記
憶容量やメモリのメモリ占有量が削減できるので、プロ
グラムの実行速度の向上が望める。
【0107】ファクシミリ装置をイメージ画像の入力装
置とすることによって、入力端末や定義端末のない場所
からも、データベースへ格納するデータが記入された用
紙に関する画像が得られるので、アンケート集計システ
ムの場合、より広い範囲の調査を実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した場合の各処理の関係を表した
概念図である。
【図2】本発明を実施した場合のシステム構成図であ
る。
【図3】フォルダ情報1、イメージ情報2、リンク情報
3、症例DB5のテーブル構成図である。
【図4】リンク情報を表すテーブルと表示項目情報に関
する詳細情報を表すテーブルとのテーブル構成図であ
る。
【図5】本発明を実施する場合のユーザの作業の流れを
示した図である。
【図6】本発明を実施した場合のメインフローチャート
である。
【図7】メニュー領域処理を表すフローチャートであ
る。
【図8】データベースを定義する場合のファイルを開く
処理を表すフローチャートである。
【図9】リスト領域処理を表すフローチャートである。
【図10】イメージ領域処理を表すフローチャートであ
る。
【図11】イメージ領域処理に含まれるサブルーチンの
フローチャートである。
【図12】イメージ領域処理に含まれるサブルーチンの
フローチャートである。
【図13】本発明を実施した場合のアプリケーション画
面の画面表示例である。
【図14】データベース定義処理を実行している場合の
画面表示例である。
【図15】データベース入力処理を実行している場合の
画面表示例である。
【符号の説明】
1…フォルダ情報、2…イメージ情報、3…リンク情
報、4…辞書情報、5…データベース、6…イメージ情
報入力処理、7…辞書作成処理、8…データベース定義
処理、9…データベース入力処理、10…フォルダ情報テ
ーブル、20…イメージ情報テーブル、25…イメージ情報
ファイル、30、35…リンク情報テーブル、60、70、80…
辞書情報テーブル、90…症例テーブル、100…データベ
ース定義用端末、110…データベース入力用端末、101、
111…中央処理装置、102、112…表示装置、103、113…
記憶装置、104、114…文字入力装置(キーボード)、10
5、115…位置入力装置(マウス)、106、116…画像入力
装置、107、117…記憶媒体ドライブ装置、108、118…CD
-ROMドライブ装置、120…ファクシミリ装置、121…ネッ
トワーク、122…公衆回線、200…データベース作成処
理、300…メニュー領域処理、400…リスト領域処理、50
0…イメージ領域処理、350…ファイルを開く処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 喜章 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 村上 憲之 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースを作る方法において、中央処
    理装置、表示装置、キーボード、位置入力装置、画像入
    力装置、メモリと記憶装置とからなり、該記憶装置に
    は、該画像入力装置を用いて入力されたイメージ情報、
    イメージ情報の位置をユニークに区別する位置情報とデ
    ータベースのフィールドをユニークに区別する定義項目
    情報とからなるリンク情報、表示項目情報、入出力領域
    制御情報とデータベース言語情報とが格納されている、
    システムを用いて、予め前記イメージ情報を、該表示装
    置に表示する第一のステップと、前記記憶装置から表示
    項目情報を参照する第二のステップと、第一のステップ
    で表示したイメージ情報とともに表示項目名を該表示装
    置に表示する第三のステップと、予め該メモリもしくは
    該記憶装置に確保してあるデータの格納領域に、該位置
    入力装置による入力に応じて、該位置入力装置によって
    入力された位置情報、前記記憶装置に格納されている入
    出力領域制御情報及びデータベース言語情報とに基づい
    た値を格納する第四のステップと、前記格納領域に前記
    値を格納すると同時に、前記位置情報と入出力領域制御
    情報とを参照し、入出力領域をイメージ情報に重ね合わ
    せて前記表示装置に表示する第五のステップと、該キー
    ボードもしくは前記位置入力装置による、データベース
    を作成することを表す入力に応じて、前記格納領域に格
    納されているデータベース言語情報に基づき、データベ
    ース作る第六のステップとを含むことを特徴とするデー
    タベース作成方法。
  2. 【請求項2】前記第二のステップにおいて、 前記イメージ情報に対する位置情報の入力に応答して、
    イメージ情報に対する文字認識する認識領域を算出し、
    該認識領域に対して文字認識し、該文字認識の結果と前
    記表示項目情報とを比較し、比較した結果に基づき、予
    め設けた基準に該当する表示項目を前記イメージ情報と
    ともに表示することを特徴とする請求項1記載のデータ
    ベース作成方法。
  3. 【請求項3】前記第四のステップにおいて、 既に表示された部品のうちの少なくとも一つの部品が選
    択されている場合、該選択された部品に関する該データ
    ベース言語情報のうち、データベースのフィールド名を
    表すデータに基づき、他にフィールド名と異なるフィー
    ルド名を表すデータを設定し、 設定したフィールド名に関する情報と、前記選択された
    部品に関する表示項目情報、入出力領域情報とデータベ
    ース言語情報と同じ内容を設定し、設定した内容を格納
    することを特徴とする請求項1記載のデータベース作成
    方法。
  4. 【請求項4】前記第五のステップにおいて、 入出力領域に、作成するデータベースのフィールド名を
    表示することを特徴とする請求項1記載のデータベース
    作成方法。
  5. 【請求項5】データベースにデータを蓄える方法におい
    て、中央処理装置、表示装置、キーボード、位置入力装
    置、メモリと記憶装置とからなり、該記憶装置には、イ
    メージ情報、データを蓄えるためのデータベースと、該
    イメージ情報の位置をユニークに区別する位置情報と該
    データベースのフィールドをユニークに区別する定義項
    目情報とからなるリンク情報とが格納されている、シス
    テムを用いて、前記イメージ情報と前記リンク情報とを
    参照し、該表示装置に前記データベースへデータを入力
    するための画面を表示する第一のステップと、該入力装
    置によるデータの入力に応じて、前記入力された値を前
    記入出力領域へ表示するとともに、予め該メモリ若しく
    は、該記憶装置に確保されたデータ格納領域に、前記入
    力された値を格納する第二のステップと、データベース
    へデータを格納することを表す入力に応じて、前記デー
    タ格納領域に格納されている値を前記データベースへ格
    納する第三のステップとを含むことを特徴とするデータ
    ベース作成方法。
  6. 【請求項6】該表示装置に前記データベースへデータを
    入力するための画面を表示するステップにおいて、入出
    力領域に入力されるデータの例若しくは、入力されたデ
    ータを表示することを特徴とする請求項5記載のデータ
    ベース作成方法。
  7. 【請求項7】請求項5における第一のステップで表示さ
    れる画面が、請求項1で表されるデータベース作成方法
    で作成されていることを特徴とするデータベース作成方
    法。
  8. 【請求項8】請求項5ないし、請求項6において、該表
    示装置に表示する画像データをファクシミリ装置から入
    力した画像データを用いることを特徴とするデータベー
    ス作成方法。
  9. 【請求項9】請求項8における画像データに、データベ
    ースへ入力されるデータが含まれることを特徴とするデ
    ータベース作成方法。
  10. 【請求項10】計算機を用いたデ−タベ−ス作成方法に
    おいて、 (1)帳票に表示されている項目名に関する表示項目情
    報、データベースへデータを入力する画面を構成する入
    出力領域である部品を制御する部品制御情報、及びデー
    タベースにテーブルを定義する際に参照するフィールド
    名やデータ型などのデータベース言語情報を予め項目名
    毎に作成した辞書情報を設け、 (2)予め入力された帳票のイメージ情報に対するユーザ
    からの入力に基づいて、イメージ情報における部品の表
    示位置をユニークに区別する位置情報とデータベースの
    フィールドをユニークに区別するために辞書情報に基づ
    いて作成された定義項目情報とからなるリンク情報を生
    成し、 (3)部品制御情報、表示項目情報、及び位置情報に基づ
    いて表示装置に表示されたイメージ情報上に部品を表示
    し、 (4)リンク情報に含まれるデータベース言語情報に基づ
    いてデータベースにテーブルを定義することを特徴とす
    るデ−タベ−ス作成方法。
  11. 【請求項11】前記デ−タベ−ス作成方法は、さらに、 (5)予め入力されたイメ−ジ情報とリンク情報とに基づ
    いてデータベースへの入力画面を表示し、 (6)部品制御情報とデ−タベ−ス言語情報とに基づい
    て、入力画面から入力されたデ−タを、前記ステップ
    (4)で定義されたデ−タベ−スのテ−ブルに格納するこ
    とを特徴とする請求項10記載のデ−タベ−ス作成方
    法。
  12. 【請求項12】計算機で読み出し可能な記憶媒体に格納
    されたデ−タベ−ス作成方法のプログラムは、 (1)帳票に表示されている項目名に関する表示項目情
    報、データベースへデータを入力する画面を構成する入
    出力領域である部品を制御する部品制御情報、及びデー
    タベースにテーブルを定義する際に参照するフィールド
    名やデータ型などのデータベース言語情報を予め項目名
    毎に作成した辞書情報を設け、 (2)予め入力された帳票のイメージ情報に対するユーザ
    からの入力に基づいて、イメージ情報における部品の表
    示位置をユニークに区別する位置情報とデータベースの
    フィールドをユニークに区別するために辞書情報に基づ
    いて作成された定義項目情報とからなるリンク情報を生
    成し、 (3)部品制御情報、表示項目情報、及び位置情報に基づ
    いて表示装置に表示されたイメージ情報上に部品を表示
    し、 (4)リンク情報に含まれるデータベース言語情報に基づ
    いてデータベースにテーブルを定義し、 (5)予め入力されたイメ−ジ情報とリンク情報とに基づ
    いてデータベースへの入力画面を表示し、 (6)部品制御情報とデ−タベ−ス言語情報とに基づい
    て、入力画面から入力されたデ−タを、前記ステップ
    (4)で定義されたデ−タベ−スのテ−ブルに格納するこ
    とを特徴とするデ−タベ−ス作成方法プログラム。
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