JP2001306598A - データ入力フォーム検索システム、データ入力フォーム検索方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ入力フォーム検索システム、データ入力フォーム検索方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001306598A
JP2001306598A JP2000119687A JP2000119687A JP2001306598A JP 2001306598 A JP2001306598 A JP 2001306598A JP 2000119687 A JP2000119687 A JP 2000119687A JP 2000119687 A JP2000119687 A JP 2000119687A JP 2001306598 A JP2001306598 A JP 2001306598A
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JP2000119687A
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Susumu Honma
奨 本間
Hidetoshi Nagafune
秀俊 長船
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Fuji Xerox Co Ltd
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    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting
    • G06F40/174Form filling; Merging

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望のデータ入力フォームを容易に探し出す
ことができるデータ入力フォーム検索システムを提供す
る。 【解決手段】 データ入力フォーム検索システム10
は、文字列を含んで構成される複数のデータ入力フォー
ムを格納する格納部12と、格納部12に格納された複
数のデータ入力フォームそれぞれから文字列を抽出する
文字列抽出部14と、複数のデータ入力フォームのなか
から特定のデータ入力フォームを抽出するための抽出条
件を入力する抽出条件入力部16と、抽出条件入力部1
6によって入力された抽出条件に基づいて、文字列抽出
部14によって抽出された文字列を検索することによっ
て、特定のデータ入力フォームを抽出するデータ入力フ
ォーム抽出部18とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票フォームなど
のデータ入力フォームを検索するデータ入力フォーム検
索システム、データ入力フォーム検索方法、及び、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化社会においては、情報を管
理することが極めて重要である。情報を管理するために
は、情報の入力、データベース化等の処理が不可欠とな
る。情報の入力には、通常、帳票フォームなどのデータ
入力フォームが用いられる。すなわち、必要な情報の種
類に応じた種々のデータ入力フォームを用いることで、
種々の情報を入力し、データベース化することが可能と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、管理すべき情
報の多様化に伴ってデータ入力フォームも多様化し、か
かるデータ入力フォームの数(種類)が膨大になってき
た。その結果、特定の情報を入力する際には、まず、上
記膨大な量のデータ入力フォームのなかから当該特定の
情報を入力するためのデータ入力フォームを探し出す処
理が必要となった。上述のデータ入力フォームを探し出
す処理は、データ入力フォームの数の増大に伴って、多
大な時間と労力とを要し、困難を極めるようになってき
た。
【0004】そこで本発明は、上述の問題点を解決し、
所望のデータ入力フォームを容易に探し出すことができ
るデータ入力フォーム検索システム、データ入力フォー
ム検索方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のデータ入力フォーム検索システムは、文字
列を含んで構成される複数のデータ入力フォームそれぞ
れから前記文字列を抽出する文字列抽出手段と、前記複
数のデータ入力フォームのなかから特定のデータ入力フ
ォームを抽出するための抽出条件を入力する抽出条件入
力手段と、前記抽出条件入力手段によって入力された前
記抽出条件に基づいて、前記文字列抽出手段によって抽
出された前記文字列を検索することによって、前記特定
のデータ入力フォームを抽出するデータ入力フォーム抽
出手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】データ入力フォームは、データ入力フォー
ムのタイトル、当該データ入力フォームを用いて入力さ
れる情報の名称など、当該データ入力フォームに含まれ
る文字列によって特徴づけられることが多い。従って、
複数のデータ入力フォームそれぞれから文字列を抽出し
ておき、入力された抽出条件に基づいて上記文字列を検
索することによって特定のデータ入力フォームを抽出す
ることで、データ入力フォームに記載されている文字列
を手がかりとして、当該特定のデータ入力フォームを探
し出すことができる。
【0007】また、本発明のデータ入力フォーム検索シ
ステムにおいては、前記文字列抽出手段は、前記複数の
データ入力フォームそれぞれに含まれる前記文字列のう
ちすべての文字列を抽出することを特徴とすることが好
適である。
【0008】複数のデータ入力フォームそれぞれに含ま
れる文字列のうちすべての文字列を抽出しておき、当該
すべての文字列を検索の対象とすることで、検索の対象
を広げることができる。
【0009】また、本発明のデータ入力フォーム検索シ
ステムにおいては、前記文字列抽出手段は、前記複数の
データ入力フォームそれぞれに含まれる前記文字列のう
ちから選択された特定の文字列を抽出することを特徴と
することもできる。
【0010】複数のデータ入力フォームそれぞれに含ま
れる文字列のうちから選択された特定の文字列を抽出し
ておき、当該選択された特定の文字列を検索の対象とす
ることで、検索の対象を絞ることができる。
【0011】また、本発明のデータ入力フォーム検索シ
ステムは、複数のデータ入力フォームそれぞれにキーワ
ードを付加するキーワード付加手段と、前記複数のデー
タ入力フォームのなかから特定のデータ入力フォームを
抽出するための抽出条件を入力する抽出条件入力手段
と、前記抽出条件入力手段によって入力された前記抽出
条件に基づいて、前記キーワード付加手段によって付加
された前記キーワードを検索することによって、前記特
定のデータ入力フォームを抽出するデータ入力フォーム
抽出手段とを備えたことを特徴とすることもできる。
【0012】データ入力フォームは、当該データ入力フ
ォームを用いて入力される情報などに関連づけられたキ
ーワードによって連想される場合が多い。従って、複数
のデータ入力フォームそれぞれにキーワードを付加して
おき、入力された抽出条件に基づいて上記キーワードを
検索することによって特定のデータ入力フォームを抽出
することで、データ入力フォームに付加されたキーワー
ドを手がかりとして、当該特定のデータ入力フォームを
探し出すことができる。
【0013】また、上記課題を解決するために、本発明
のデータ入力フォーム検索方法は、文字列を含んで構成
される複数のデータ入力フォームそれぞれから前記文字
列を抽出する文字列抽出ステップと、前記複数のデータ
入力フォームのなかから特定のデータ入力フォームを抽
出するための抽出条件を入力する抽出条件入力ステップ
と、前記抽出条件入力ステップにおいて入力された前記
抽出条件に基づいて、前記文字列抽出ステップにおいて
抽出された前記文字列を検索することによって、前記特
定のデータ入力フォームを抽出するデータ入力フォーム
抽出ステップとを備えたことを特徴としている。
【0014】データ入力フォームは、データ入力フォー
ムのタイトル、当該データ入力フォームを用いて入力さ
れる情報の名称など、当該データ入力フォームに含まれ
る文字列によって特徴づけられることが多い。従って、
複数のデータ入力フォームそれぞれから文字列を抽出し
ておき、入力された抽出条件に基づいて上記文字列を検
索することによって特定のデータ入力フォームを抽出す
ることで、データ入力フォームに記載されている文字列
を手がかりとして、当該特定のデータ入力フォームを探
し出すことができる。
【0015】また、本発明のデータ入力フォーム検索方
法においては、前記文字列抽出ステップは、前記複数の
データ入力フォームそれぞれに含まれる前記文字列のう
ちすべての文字列を抽出することを特徴とすることが好
適である。
【0016】複数のデータ入力フォームそれぞれに含ま
れる文字列のうちすべての文字列を抽出しておき、当該
すべての文字列を検索の対象とすることで、検索の対象
を広げることができる。
【0017】また、本発明のデータ入力フォーム検索方
法においては、前記文字列抽出ステップは、前記複数の
データ入力フォームそれぞれに含まれる前記文字列のう
ちから選択された特定の文字列を抽出することを特徴と
することもできる。
【0018】複数のデータ入力フォームそれぞれに含ま
れる文字列のうちから選択された特定の文字列を抽出し
ておき、当該選択された特定の文字列を検索の対象とす
ることで、検索の対象を絞ることができる。
【0019】また、本発明のデータ入力フォーム検索方
法は、複数のデータ入力フォームそれぞれにキーワード
を付加するキーワード付加ステップと、前記複数のデー
タ入力フォームのなかから特定のデータ入力フォームを
抽出するための抽出条件を入力する抽出条件入力ステッ
プと、前記抽出条件入力ステップにおいて入力された前
記抽出条件に基づいて、前記キーワード付加ステップに
おいて付加された前記キーワードを検索することによっ
て、前記特定のデータ入力フォームを抽出するデータ入
力フォーム抽出ステップとを備えたことを特徴とするこ
ともできる。
【0020】データ入力フォームは、当該データ入力フ
ォームを用いて入力される情報などに関連づけられたキ
ーワードによって連想される場合が多い。従って、複数
のデータ入力フォームそれぞれにキーワードを付加して
おき、入力された抽出条件に基づいて上記キーワードを
検索することによって特定のデータ入力フォームを抽出
することで、データ入力フォームに付加されたキーワー
ドを手がかりとして、当該特定のデータ入力フォームを
探し出すことができる。
【0021】また、上記課題を解決するために、本発明
のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、文字列を含
んで構成される複数のデータ入力フォームそれぞれから
前記文字列を抽出する文字列抽出ステップと、前記複数
のデータ入力フォームのなかから特定のデータ入力フォ
ームを抽出するための抽出条件を入力する抽出条件入力
ステップと、前記抽出条件入力ステップにおいて入力さ
れた前記抽出条件に基づいて、前記文字列抽出ステップ
において抽出された前記文字列を検索することによっ
て、前記特定のデータ入力フォームを抽出するデータ入
力フォーム抽出ステップとを、コンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したことを特徴としている。
【0022】データ入力フォームは、データ入力フォー
ムのタイトル、当該データ入力フォームを用いて入力さ
れる情報の名称など、当該データ入力フォームに含まれ
る文字列によって特徴づけられることが多い。従って、
コンピュータによって上記プログラムを実行させ、複数
のデータ入力フォームそれぞれから文字列を抽出してお
き、入力された抽出条件に基づいて上記文字列を検索す
ることによって特定のデータ入力フォームを抽出するこ
とで、データ入力フォームに記載されている文字列を手
がかりとして、当該特定のデータ入力フォームを探し出
すことができる。
【0023】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体においては、前記文字列抽出ステップは、前
記複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる前記文
字列のうちすべての文字列を抽出することを特徴とする
ことが好適である。
【0024】複数のデータ入力フォームそれぞれに含ま
れる文字列のうちすべての文字列を抽出しておき、当該
すべての文字列を検索の対象とすることで、検索の対象
を広げることができる。
【0025】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体においては、前記文字列抽出ステップは、前
記複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる前記文
字列のうちから選択された特定の文字列を抽出すること
を特徴とすることもできる。
【0026】複数のデータ入力フォームそれぞれに含ま
れる文字列のうちから選択された特定の文字列を抽出し
ておき、当該選択された特定の文字列を検索の対象とす
ることで、検索の対象を絞ることができる。
【0027】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、複数のデータ入力フォームそれぞれにキ
ーワードを付加するキーワード付加ステップと、前記複
数のデータ入力フォームのなかから特定のデータ入力フ
ォームを抽出するための抽出条件を入力する抽出条件入
力ステップと、前記抽出条件入力ステップにおいて入力
された前記抽出条件に基づいて、前記キーワード付加ス
テップにおいて付加された前記キーワードを検索するこ
とによって、前記特定のデータ入力フォームを抽出する
データ入力フォーム抽出ステップとを、コンピュータに
実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
ることもできる。
【0028】データ入力フォームは、当該データ入力フ
ォームを用いて入力される情報などに関連づけられたキ
ーワードによって連想される場合が多い。従って、コン
ピュータによって上記プログラムを実行させ、複数のデ
ータ入力フォームそれぞれにキーワードを付加してお
き、入力された抽出条件に基づいて上記キーワードを検
索することによって特定のデータ入力フォームを抽出す
ることで、データ入力フォームに付加されたキーワード
を手がかりとして、当該特定のデータ入力フォームを探
し出すことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態にかかる
データ入力フォーム検索システムについて図面を参照し
て説明する。まず、本実施形態にかかるデータ入力フォ
ーム検索システムの構成について説明する。図1は、本
実施形態にかかるデータ入力フォーム検索システムの構
成図である。
【0030】本実施形態にかかるデータ入力フォーム検
索システム10は、図1に示すように、格納部12と、
文字列抽出部14(文字列抽出手段)と、抽出条件入力
部16(抽出条件入力手段)と、データ入力フォーム抽
出部18(データ入力フォーム抽出手段)とを備えて構
成される。以下、各構成要素について詳細に説明する。
【0031】格納部12は、複数(例えば、数百〜数
千)のデータ入力フォームを格納する。より詳細には、
格納部12は、例えば図2に示すような、個人データ入
力フォーム1a、売上データ入力フォーム1b、顧客デ
ータ入力フォーム1cなどを格納する。
【0032】かかるデータ入力フォームそれぞれは、デ
ータ入力フォームのタイトル、当該データ入力フォーム
を用いて入力される情報の名称、当該データ入力フォー
ムを用いて情報を入力する際の注意事項等の文字列を含
んで構成される。例えば、図2に示す個人データ入力フ
ォーム1aは、データ入力フォームのタイトルとして
「個人データ入力フォーム」、当該データ入力フォーム
を用いて入力される情報の名称として「氏名」、「住
所」、「電話番号」、当該データ入力フォームを用いて
情報を入力する際の注意事項等として「下記の事項を入
力してください。」の文字列をそれぞれ含んで構成され
る。また、図2に示す売上データ入力フォーム1bは、
データ入力フォームのタイトルとして「売上データ入力
フォーム」、当該データ入力フォームを用いて入力され
る情報の名称として「月日」、「顧客」、「商品名」、
「価格」、当該データ入力フォームを用いて情報を入力
する際の注意事項等として「下記の事項を入力してくだ
さい。」、「「顧客」の欄には事業所名も入力してくだ
さい。」の文字列をそれぞれ含んで構成される。また、
図2に示す顧客データ入力フォーム1cは、データ入力
フォームのタイトルとして「顧客データ入力フォー
ム」、当該データ入力フォームを用いて入力される情報
の名称として「名称」、「本社所在地」、「支社所在
地」、当該データ入力フォームを用いて情報を入力する
際の注意事項等として「下記の事項を入力してくださ
い。」の文字列をそれぞれ含んで構成される。
【0033】また、上記データ入力フォームそれぞれに
おいて、データを入力する欄は、入力される情報の名称
を第1行のセルに配置した表となっている。また、かか
る表は、上記入力される情報の名称をフィールド名とす
るデータベースと関連づけられている。従って、上記デ
ータ入力フォームの上記表にデータを入力した場合、か
かるデータは同時に、対応するデータベースの各フィー
ルドに入力されるものとなる。例えば、図2に示す個人
データ入力フォーム1aは、データを入力する欄とし
て、「氏名」、「住所」、「電話番号」を第1行のセル
に配置した表を有している。また、かかる表は、「氏
名」、「住所」、「電話番号」をフィールド名とするデ
ータベース2aと関連づけられている。従って、個人デ
ータ入力フォーム1aの上記表に氏名、住所、電話番号
のデータを入力した場合、かかるデータは同時に、対応
するデータベース2aの各フィールドに入力されるもの
となる。また、図2に示す売上データ入力フォーム1b
は、データを入力する欄として、「月日」、「顧客」、
「商品名」、「価格」を第1行のセルに配置した表を有
している。また、かかる表は、「月日」、「顧客」、
「商品名」、「価格」をフィールド名とするデータベー
ス2bと関連づけられている。従って、売上データ入力
フォーム1bの上記表に月日、顧客、商品名、価格のデ
ータを入力した場合、かかるデータは同時に、対応する
データベース2bの各フィールドに入力されるものとな
る。また、図2に示す顧客データ入力フォーム1cは、
データを入力する欄として、「名称」、「本社所在
地」、「支社所在地」を第1行のセルに配置した表を有
している。また、かかる表は、「名称」、「本社所在
地」、「支社所在地」をフィールド名とするデータベー
ス2cと関連づけられている。従って、顧客データ入力
フォーム1cの上記表に名称、本社所在地、支社所在地
のデータを入力した場合、かかるデータは同時に、対応
するデータベース2cの各フィールドに入力されるもの
となる。
【0034】文字列抽出部14は、文字列を含んで構成
される複数のデータ入力フォームそれぞれから文字列を
抽出する。より詳細には、文字列抽出部14は、まず、
格納部12に格納された複数のデータ入力フォームそれ
ぞれを読み出す。文字列抽出部14は、また、読み出し
たデータ入力フォームそれぞれに含まれる文字列のうち
すべての文字列を抽出する。すなわち、文字列抽出部1
4は、データ入力フォームそれぞれから、データ入力フ
ォームのタイトル、当該データ入力フォームを用いて入
力される情報の名称、当該データ入力フォームを用いて
情報を入力する際の注意事項等、当該データ入力フォー
ムに含まれるすべての文字列を抽出する。ここで、抽出
される文字列としては、表の各セルに含まれる文字デー
タ等も該当する。文字列抽出部14は、複数のデータ入
力フォームそれぞれについて、当該データ入力フォーム
から抽出したすべての文字列を含むテキストファイルを
構成する。
【0035】格納部12は、文字列抽出部14によって
構成された上記テキストファイルを、対応するデータ入
力フォームと関連づけて格納する。
【0036】例えば、文字列抽出部14は、図3に示す
ように、個人データ入力フォーム1aに含まれるすべて
の文字列、すなわち、「個人データ入力フォーム」、
「下記の事項を入力してください。」、「氏名」、「住
所」、「電話番号」の文字列を抽出し、当該抽出したす
べての文字列を含むテキストファイル3aを構成する。
格納部12は、文字列抽出部14によって構成された上
記テキストファイル3aを、対応する個人データ入力フ
ォーム1aと関連づけて格納する。また、文字列抽出部
14は、図3に示すように、売上データ入力フォーム1
bに含まれるすべての文字列、すなわち、「売上データ
入力フォーム」、「下記の事項を入力してくださ
い。」、「月日」、「顧客」、「商品名」、「価格」、
「「顧客」の欄には事業所名も入力してください。」の
文字列を抽出し、当該抽出したすべての文字列を含むテ
キストファイル3bを構成する。格納部12は、文字列
抽出部14によって構成された上記テキストファイル3
bを、対応する売上データ入力フォーム1bと関連づけ
て格納する。また、文字列抽出部14は、図3に示すよ
うに、顧客データ入力フォーム1cに含まれるすべての
文字列、すなわち、「顧客データ入力フォーム」、「下
記の事項を入力してください。」、「名称」、「本社所
在地」、「支社所在地」の文字列を抽出し、当該抽出し
たすべての文字列を含むテキストファイル3cを構成す
る。格納部12は、文字列抽出部14によって構成され
た上記テキストファイル3cを、対応する顧客データ入
力フォーム1cと関連づけて格納する。
【0037】抽出条件入力部16は、複数のデータ入力
フォームのなかから特定のデータ入力フォームを抽出す
るための抽出条件を入力する。より具体的には、抽出条
件入力部16は、「個人データ」、「住所」などの特定
の文字列の入力を受け付ける。この場合、「「個人デー
タ」という文字列を含む」、「「住所」という文字列を
含む」などが、上記抽出条件となる。また、抽出条件入
力部16は、「「個人データ」という文字列を含み、か
つ、「住所」という文字列を含む」等のAND条件や、
「「個人データ」という文字列を含むか、または、「住
所」という文字列を含む」等のOR条件など、より複雑
な抽出条件を入力することもできるようになっている。
【0038】データ入力フォーム抽出部18は、抽出条
件入力部16によって入力された抽出条件に基づいて、
文字列抽出部14によって抽出された文字列を検索する
ことによって、特定のデータ入力フォームを抽出する。
より詳細には、データ入力フォーム抽出部18は、抽出
条件入力部16によって入力された抽出条件に基づい
て、文字列抽出部14によって構成されて格納部12に
格納されている複数のテキストファイルそれぞれを検索
し、上記抽出条件を満たす特定のデータ入力フォームを
抽出する。例えば、抽出条件入力部16によって「「個
人データ」という文字列を含む」という抽出条件が入力
された場合、データ入力フォーム抽出部18は、上記複
数のテキストファイルそれぞれを検索し、「個人デー
タ」という文字列を含むテキストファイル3aを抽出す
るとともに、当該テキストファイル3aに対応する個人
データ入力フォーム1aを抽出する(図3参照)。デー
タ入力フォーム抽出部18は、また、抽出したデータ入
力フォームを図示しないディスプレイに表示する。
【0039】続いて、本実施形態にかかるデータ入力フ
ォーム検索システムの動作について説明し、併せて、本
発明の実施形態にかかるデータ入力フォーム検索方法に
ついて説明する。図4は、本実施形態にかかるデータ入
力フォーム検索システムの動作を示すフローチャートで
ある。
【0040】データ入力フォーム検索システム10を用
いてデータ入力フォームを検索する先だって、図4に示
すように、まず、文字列抽出部14によって、文字列を
含んで構成される複数のデータ入力フォームそれぞれか
ら文字列が抽出される(S12)。より詳細には、ま
ず、格納部12に格納された複数のデータ入力フォーム
それぞれが読み出される。続いて、読み出されたデータ
入力フォームそれぞれに含まれる文字列のうちすべての
文字列が抽出される。すなわち、データ入力フォームそ
れぞれから、データ入力フォームのタイトル、当該デー
タ入力フォームを用いて入力される情報の名称、当該デ
ータ入力フォームを用いて情報を入力する際の注意事項
等、当該データ入力フォームに含まれるすべての文字列
が抽出される。ここで、抽出される文字列としては、表
の各セルに含まれる文字データ等も該当する。複数のデ
ータ入力フォームそれぞれからすべての文字列が抽出さ
れると、複数のデータ入力フォームそれぞれについて、
当該データ入力フォームから抽出されたすべての文字列
を含むテキストファイルが構成される。ここで構成され
たテキストファイルは、対応するデータ入力フォームと
関連づけられて格納部12に格納される。
【0041】例えば、図3に示すような個人データ入力
フォーム1aについては、当該個人データ入力フォーム
1aに含まれるすべての文字列、すなわち、「個人デー
タ入力フォーム」、「下記の事項を入力してくださ
い。」、「氏名」、「住所」、「電話番号」の文字列が
抽出され、当該抽出されたすべての文字列を含むテキス
トファイル3aが構成される。このように構成された上
記テキストファイル3aは、対応する個人データ入力フ
ォーム1aと関連づけられて格納部12に格納される。
また、図3に示すような売上データ入力フォーム1bに
ついては、当該売上データ入力フォーム1bに含まれる
すべての文字列、すなわち、「売上データ入力フォー
ム」、「下記の事項を入力してください。」、「月
日」、「顧客」、「商品名」、「価格」、「「顧客」の
欄には事業所名も入力してください。」の文字列が抽出
され、当該抽出されたすべての文字列を含むテキストフ
ァイル3bが構成される。このように構成された上記テ
キストファイル3bは、対応する売上データ入力フォー
ム1bと関連づけられて格納部12に格納される。ま
た、図3に示すような顧客データ入力フォーム1cにつ
いては、当該顧客データ入力フォーム1cに含まれるす
べての文字列、すなわち、「顧客データ入力フォー
ム」、「下記の事項を入力してください。」、「名
称」、「本社所在地」、「支社所在地」の文字列が抽出
され、当該抽出されたすべての文字列を含むテキストフ
ァイル3cが構成される。このように構成された上記テ
キストファイル3cは、対応する顧客データ入力フォー
ム1cと関連づけられて格納部12に格納される。
【0042】データ入力フォーム検索システム10を用
いて実際にデータ入力フォームを検索する際には、ユー
ザが抽出条件入力部16に対して、複数のデータ入力フ
ォームのなかから特定のデータ入力フォームを抽出する
ための抽出条件を入力する(S14)。より具体的に
は、ユーザは、抽出条件入力部16に対して、「個人デ
ータ」、「住所」などの特定の文字列を入力する。この
場合、「「個人データ」という文字列を含む」、「「住
所」という文字列を含む」などが、上記抽出条件とな
る。また、ユーザは抽出条件入力部16に対して、
「「個人データ」という文字列を含み、かつ、「住所」
という文字列を含む」等のAND条件や、「「個人デー
タ」という文字列を含むか、または、「住所」という文
字列を含む」等のOR条件など、より複雑な抽出条件を
入力することもできる。
【0043】上記抽出条件が入力されると、データ入力
フォーム抽出部18により、抽出条件入力部16によっ
て入力された抽出条件に基づいて、文字列抽出部14に
よって抽出された文字列が検索され、特定のデータ入力
フォームが抽出される(S16)。より詳細には、抽出
条件入力部16によって入力された抽出条件に基づい
て、文字列抽出部14によって構成されて格納部12に
格納されている複数のテキストファイルそれぞれが検索
され、上記抽出条件を満たす特定のデータ入力フォーム
が抽出される。例えば、抽出条件入力部16によって
「「個人データ」という文字列を含む」という抽出条件
が入力された場合、上記複数のテキストファイルそれぞ
れが検索され、「個人データ」という文字列を含むテキ
ストファイル3aが抽出され、当該テキストファイル3
aに対応する個人データ入力フォーム1aが抽出される
(図3参照)。当該抽出されたデータ入力フォームは、
図示しないディスプレイに表示される。
【0044】続いて、本実施形態にかかるデータ入力フ
ォーム検索システムの作用及び効果について説明する。
データ入力フォームは、データ入力フォームのタイト
ル、当該データ入力フォームを用いて入力される情報の
名称など、当該データ入力フォームに含まれる文字列に
よって特徴づけられることが多い。本実施形態にかかる
データ入力フォーム検索システム10は、文字列抽出部
14によって複数のデータ入力フォームそれぞれから文
字列を抽出しておき、抽出条件入力部16によって入力
された抽出条件に基づいて、データ入力フォーム抽出部
18により上記文字列を検索することによって特定のデ
ータ入力フォームを抽出する。従って、データ入力フォ
ームに記載されている文字列を手がかりとして、当該特
定のデータ入力フォームを探し出すことができる。その
結果、所望のデータ入力フォームを容易に探し出すこと
が可能となる。
【0045】また、本実施形態にかかるデータ入力フォ
ーム検索システム10は、文字列抽出部14によって、
複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる文字列の
うちすべての文字列を抽出し、当該抽出されたすべての
文字列を含むテキストファイルを構成する。本実施形態
にかかるデータ入力フォーム検索システム10は、さら
に、上記データ入力フォームに含まれるすべての文字列
を含むテキストファイルをデータ入力フォーム抽出部1
8による検索の対象とする。従って、データ入力フォー
ム抽出部18による検索の対象を広げることができる。
その結果、極めて精度の高い検索が可能となる。
【0046】上記実施形態にかかるデータ入力フォーム
検索システム10は、複数のデータ入力フォームそれぞ
れに含まれる文字列のうちすべての文字列を文字列抽出
部14によって抽出し、データ入力フォームに含まれる
すべての文字列をデータ入力フォーム抽出部18による
検索の対象としていたが、これは、複数のデータ入力フ
ォームそれぞれに含まれる文字列のうちから選択された
特定の文字列(いわゆるインデックス)を文字列抽出部
14によって抽出し、上記選択された特定の文字列をデ
ータ入力フォーム抽出部18による検索の対象としても
よい。この場合、文字列抽出部14は、図5に示すよう
に、データ入力フォームそれぞれから特定の文字列を選
択し、当該選択された特定の文字列を抽出する。文字列
抽出部14は、また、複数のデータ入力フォームそれぞ
れについて、当該データ入力フォームから抽出した文字
列を含むテキストファイルを構成する。ここで、特定の
文字列の選択は、名詞のみ、文章となっていない部分の
み、など種々のルールに基づいて行うことが可能であ
る。格納部12は、文字列抽出部14によって構成され
た上記テキストファイルを、対応するデータ入力フォー
ムと関連づけて格納する。
【0047】例えば、文章となっていない部分のみとい
うルールに基づいて文字列を選択した場合、文字列抽出
部14は、図5に示すように、個人データ入力フォーム
1aに含まれる文字列のうち、「個人データ入力フォー
ム」、「氏名」、「住所」、「電話番号」の文字列を選
択的に抽出し、当該抽出した文字列を含むテキストファ
イル4aを構成する。格納部12は、文字列抽出部14
によって構成された上記テキストファイル4aを、対応
する個人データ入力フォーム1aと関連づけて格納す
る。また、文字列抽出部14は、図5に示すように、売
上データ入力フォーム1bに含まれる文字列のうち、
「売上データ入力フォーム」、「月日」、「顧客」、
「商品名」、「価格」の文字列を選択的に抽出し、当該
抽出した文字列を含むテキストファイル4bを構成す
る。格納部12は、文字列抽出部14によって構成され
た上記テキストファイル4bを、対応する売上データ入
力フォーム1bと関連づけて格納する。また、文字列抽
出部14は、図3に示すように、顧客データ入力フォー
ム1cに含まれる文字列のうち、「顧客データ入力フォ
ーム」、「名称」、「本社所在地」、「支社所在地」の
文字列を選択的に抽出し、当該抽出した文字列を含むテ
キストファイル4cを構成する。格納部12は、文字列
抽出部14によって構成された上記テキストファイル4
cを、対応する顧客データ入力フォーム1cと関連づけ
て格納する。
【0048】このように、複数のデータ入力フォームそ
れぞれに含まれる文字列のうちから選択された特定の文
字列を文字列抽出部14によって抽出しておき、当該選
択された特定の文字列をデータ入力フォーム抽出部18
による検索の対象とすることで、データ入力フォーム抽
出部18による検索の対象を絞ることができる。その結
果、データ入力フォーム抽出部18による検索時間を短
縮することが可能となる。
【0049】続いて、本発明の第2の実施形態にかかる
データ入力フォーム検索システムについて図面を参照し
て説明する。本実施形態にかかるデータ入力フォーム検
索システムが、上記第1の実施形態にかかるデータ入力
システム10と異なる点は、上記第1の実施形態にかか
るデータ入力フォーム検索システム10は、複数のデー
タ入力フォームそれぞれから文字列を抽出し、当該文字
列を検索することによって特定のデータ入力フォームを
抽出していたのに対し、本実施形態にかかるデータ入力
フォーム検索システムは、複数のデータ入力フォームそ
れぞれにキーワードを付加し、当該キーワードを検索す
ることによって特定のデータ入力フォームを抽出する点
である。
【0050】まず、本実施形態にかかるデータ入力フォ
ーム検索システムの構成について説明する。図6は、本
実施形態にかかるデータ入力フォーム検索システムの構
成図である。
【0051】本実施形態にかかるデータ入力フォーム検
索システム20は、図6に示すように、格納部22と、
キーワード付加部24(キーワード付加手段)と、抽出
条件入力部26(抽出条件入力手段)と、データ入力フ
ォーム抽出部28(データ入力フォーム抽出手段)とを
備えて構成される。以下、各構成要素について詳細に説
明する。
【0052】格納部22は、上記第1の実施形態におけ
る格納部12と同様に、複数のデータ入力フォームを格
納し、例えば、図2に示すような、個人データ入力フォ
ーム1a、売上データ入力フォーム1b、顧客データ入
力フォーム1cなどを格納する。
【0053】キーワード付加部24は、複数のデータ入
力フォームそれぞれにキーワードを付加する。より詳細
には、キーワード付加部24は、データ入力フォームを
参照したユーザから入力されたキーワード、あるいは、
自然言語解析等によって自動的に生成されたキーワード
を、複数のデータ入力フォームそれぞれに付加する。こ
こで、キーワード付加部24は、1つのデータ入力フォ
ームに対して1つのキーワードを付加してもよいし、1
つのデータ入力フォームに対して複数のキーワードを付
加しても良い。
【0054】格納部22は、キーワード付加部24によ
って付加された上記キーワードを、対応するデータ入力
フォームと関連づけて格納する。
【0055】具体的には、キーワード付加部24は、例
えば図7に示すように、個人データ入力フォーム1aに
対して「個人」、売上データ入力フォーム1bに対して
「売上」、顧客データ入力フォーム1cに対して「顧
客」のキーワードをそれぞれ付加し、格納部22は、キ
ーワード付加部24によって付加された上記キーワード
を、対応するデータ入力フォームと関連づけて格納す
る。
【0056】抽出条件入力部26は、上記第1の実施形
態における抽出条件入力部16と同様に、複数のデータ
入力フォームのなかから特定のデータ入力フォームを抽
出するための抽出条件を入力する。
【0057】データ入力フォーム抽出部28は、抽出条
件入力部26によって入力された抽出条件に基づいて、
キーワード付加部24によって付加されたキーワードを
検索することによって、特定のデータ入力フォームを抽
出する。例えば、抽出条件入力部26によって「「個
人」というキーワードが付加されている」という抽出条
件が入力された場合、データ入力フォーム抽出部28
は、上記複数のデータ入力フォームそれぞれに付加され
たキーワードを検索し、「個人」というキーワードを抽
出するとともに、当該キーワードが付加された個人デー
タ入力フォーム1aを抽出する(図7参照)。データ入
力フォーム抽出部28は、また、抽出したデータ入力フ
ォームを図示しないディスプレイに表示する。
【0058】続いて、本実施形態にかかるデータ入力フ
ォーム検索システムの動作について説明し、併せて、本
発明の実施形態にかかるデータ入力フォーム検索システ
ム方法について説明する。図8は、本実施形態にかかる
データ入力フォーム検索システムの動作を示すフローチ
ャートである。
【0059】データ入力フォーム検索システム20を用
いてデータ入力フォームを検索する先だって、図8に示
すように、まず、キーワード付加部24により、複数の
データ入力フォームそれぞれにキーワードが付加される
(S22)。より詳細には、データ入力フォームを参照
したユーザから入力されたキーワード、あるいは、自然
言語解析等によって自動的に生成されたキーワードが、
複数のデータ入力フォームそれぞれに付加される。キー
ワード付加部24によって付加された上記キーワード
は、対応するデータ入力フォームと関連づけられて、格
納部22に格納される。
【0060】具体的には、例えば図7に示すように、個
人データ入力フォーム1aに対して「個人」、売上デー
タ入力フォーム1bに対して「売上」、顧客データ入力
フォーム1cに対して「顧客」のキーワードがそれぞれ
付加され、当該キーワードは、対応するデータ入力フォ
ームと関連づけられて格納部22に格納される。
【0061】データ入力フォーム検索システム20を用
いて実際にデータ入力フォームを検索する際には、ユー
ザが抽出条件入力部26に対して、複数のデータ入力フ
ォームのなかから特定のデータ入力フォームを抽出する
ための抽出条件を入力する(S24)。
【0062】上記抽出条件が入力されると、データ入力
フォーム抽出部28により、抽出条件入力部26によっ
て入力された抽出条件に基づいて、キーワード付加部2
4によって付加されたキーワードが検索され、特定のデ
ータ入力フォームが抽出される(S26)。例えば、抽
出条件入力部26によって「「個人」というキーワード
が付加されている」という抽出条件が入力された場合、
上記複数のデータ入力フォームそれぞれに付加されたキ
ーワードが検索され、「個人」というキーワードが抽出
されるとともに、当該キーワードが付加された個人デー
タ入力フォーム1aが抽出される(図7参照)。抽出さ
れたデータ入力フォームは、図示しないディスプレイに
表示される。
【0063】続いて、本実施形態にかかるデータ入力フ
ォーム検索システムの作用及び効果について説明する。
データ入力フォームは、当該データ入力フォームを用い
て入力される情報などに関連づけられたキーワードによ
って連想される場合が多い。本実施形態にかかるデータ
入力フォーム検索システム20は、キーワード付加部2
4によって複数のデータ入力フォームそれぞれにキーワ
ードを付加しておき、抽出条件入力部26によって入力
された抽出条件に基づいて、データ入力フォーム抽出部
28によって上記キーワードを検索することにより、特
定のデータ入力フォームを抽出する。従って、データ入
力フォームに付加されたキーワードを手がかりとして、
当該特定のデータ入力フォームを探し出すことができ
る。その結果、所望のデータ入力フォームを容易に探し
出すことが可能となる。
【0064】続いて、本発明の第1の実施形態にかかる
コンピュータ読み取り可能な記録媒体(以下、単に記録
媒体という)について説明する。ここで、記録媒体と
は、コンピュータのハードウェア資源に備えられている
読み取り装置に対して、プログラムの記述内容に応じ
て、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起
こして、それに対応する信号の形式で、読み取り装置に
プログラムの記述内容を伝達できるものである。かかる
記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディス
ク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されるメモリな
どが該当する。
【0065】図9は、本発明の第1の実施形態にかかる
記録媒体の構成図である。記録媒体30は、図9に示す
ように、プログラムを記録するプログラム領域30aを
備えており、このプログラム領域30aには、データ入
力フォーム検索プログラム32が記録されている。デー
タ入力フォーム検索プログラム32は、処理を統括する
メインモジュール32aと、文字列を含んで構成される
複数のデータ入力フォームそれぞれから文字列を抽出す
る文字列抽出モジュール32bと、複数のデータ入力フ
ォームのなかから特定のデータ入力フォームを抽出する
ための抽出条件を入力する抽出条件入力モジュール32
cと、抽出条件入力モジュール32cを動作させること
によって入力された抽出条件に基づいて、文字列抽出モ
ジュール32bを動作させることによって抽出された文
字列を検索することによって、特定のデータ入力フォー
ムを抽出するデータ入力フォーム抽出モジュール32d
とを備えて構成される。ここで、文字列抽出モジュール
32b、抽出条件入力モジュール32c、データ入力フ
ォーム抽出モジュール32dそれぞれを動作させること
によって実現する機能は、上記データ入力フォーム検索
システム10の文字列抽出部14、抽出条件入力部1
6、データ入力フォーム抽出部18それぞれの機能と同
様である。
【0066】図10は、記録媒体30に記録されたデー
タ入力フォーム検索プログラム32を実行するためのコ
ンピュータのシステム構成図であり、図11は、記録媒
体30に記録されたデータ入力フォーム検索プログラム
32を実行するためのコンピュータの斜視図である。コ
ンピュータ100は、図10及び図11に示すように、
読み取り装置102と、オペレーティングシステム(O
S)を常駐させた作業用メモリ(RAM)104と、表
示手段であるディスプレイ106と、入力手段であるマ
ウス108及びキーボード110と、データ入力フォー
ム等を印刷出力するプリンタ112と、データ入力フォ
ーム検索プログラム32の実行等を制御するCPU11
4とを備えている。ここで、記録媒体30が読み取り装
置102に挿入されると、記録媒体30に記録された情
報が読み取り装置102からアクセス可能となり、記録
媒体30のプログラム領域30aに記録されたデータ入
力フォーム検索プログラム32が、コンピュータ100
によって実行可能となる。
【0067】上記読み取り装置102としては、記録媒
体30に対応して、フレキシブルディスクドライブ装
置、CD−ROMドライブ装置、あるいは磁気テープド
ライブ装置などが用いられる。
【0068】続いて、本発明の第2の実施形態にかかる
コンピュータ読み取り可能な記録媒体(以下、単に記録
媒体という)について説明する。図12は、本発明の第
2の実施形態にかかる記録媒体の構成図である。記録媒
体40は、図12に示すように、プログラムを記録する
プログラム領域40aを備えており、このプログラム領
域40aには、データ入力フォーム検索プログラム42
が記録されている。データ入力フォーム検索プログラム
42は、処理を統括するメインモジュール42aと、複
数のデータ入力フォームそれぞれにキーワードを付加す
るキーワード付加モジュール42bと、複数のデータ入
力フォームのなかから特定のデータ入力フォームを抽出
するための抽出条件を入力する抽出条件入力モジュール
42cと、抽出条件入力モジュール42cを動作させる
ことによって入力された抽出条件に基づいて、キーワー
ド付加モジュール42bを動作させることによって付加
されたキーワードを検索することによって、特定のデー
タ入力フォームを抽出するデータ入力フォーム抽出モジ
ュール42dとを備えて構成される。ここで、キーワー
ド付加モジュール42b、抽出条件入力モジュール42
c、データ入力フォーム抽出モジュール42dそれぞれ
を動作させることによって実現する機能は、上記データ
入力フォーム検索システム20のキーワード付加部2
4、抽出条件入力部26、データ入力フォーム抽出部2
8それぞれの機能と同様である。
【0069】ここで、図10及び図11に示す読み取り
装置102に記録媒体40が挿入されると、記録媒体4
0に記録された情報が読み取り装置102からアクセス
可能となり、記録媒体40のプログラム領域40aに記
録されたデータ入力フォーム検索プログラム42が、コ
ンピュータ100によって実行可能となる。
【0070】
【発明の効果】データ入力フォームは、データ入力フォ
ームのタイトル、当該データ入力フォームを用いて入力
される情報の名称など、当該データ入力フォームに含ま
れる文字列によって特徴づけられることが多い。本発明
のデータ入力フォーム検索システム、データ入力フォー
ム検索方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、複数のデータ入力フォームそれぞれから文字列を
抽出しておき、入力された抽出条件に基づいて上記文字
列を検索することによって特定のデータ入力フォームを
抽出する。従って、データ入力フォームに記載されてい
る文字列を手がかりとして、当該特定のデータ入力フォ
ームを探し出すことができる。その結果、所望のデータ
入力フォームを容易に探し出すことが可能となる。
【0071】また、本発明のデータ入力フォーム検索シ
ステム、データ入力フォーム検索方法、及び、コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、複数のデータ入力フォ
ームそれぞれに含まれる文字列のうちすべての文字列を
抽出しておき、当該すべての文字列を検索の対象とする
ことで、検索の対象を広げることができる。その結果、
極めて精度の高い検索が可能となる。
【0072】また、本発明のデータ入力フォーム検索シ
ステム、データ入力フォーム検索方法、及び、コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、複数のデータ入力フォ
ームそれぞれに含まれる文字列のうちから選択された特
定の文字列を抽出しておき、当該選択された特定の文字
列を検索の対象とすることで、検索の対象を絞ることが
できる。その結果、検索時間を短縮することが可能とな
る。
【0073】また、データ入力フォームは、当該データ
入力フォームを用いて入力される情報などに関連づけら
れたキーワードによって連想される場合が多い。本発明
のデータ入力フォーム検索システム、データ入力フォー
ム検索方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、複数のデータ入力フォームそれぞれにキーワード
を付加しておき、入力された抽出条件に基づいて上記キ
ーワードを検索することによって特定のデータ入力フォ
ームを抽出することで、データ入力フォームに付加され
たキーワードを手がかりとして、当該特定のデータ入力
フォームを探し出すことができる。その結果、所望のデ
ータ入力フォームを容易に探し出すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ入力フォーム検索システムの構成図であ
る。
【図2】データ入力フォームの構成図である。
【図3】データ入力フォーム及びテキストファイルの構
成図である。
【図4】データ入力フォーム検索システムの動作を示す
フローチャートである。
【図5】データ入力フォーム及びテキストファイルの構
成図である。
【図6】データ入力フォーム検索システムの構成図であ
る。
【図7】キーワードが付加されたデータ入力フォームの
構成図である。
【図8】データ入力フォーム検索システムの動作を示す
フローチャートである。
【図9】記録媒体の構成図である。
【図10】コンピュータのシステム構成図である。
【図11】コンピュータの斜視図である。
【図12】記録媒体の構成図である。
【符号の説明】
10,20…データ入力フォーム検索システム、12,
22…格納部、14…文字列抽出部14,26…抽出条
件入力部、18,28…データ入力フォーム抽出部、2
4…キーワード付加部、30,40…記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列を含んで構成される複数のデータ
    入力フォームそれぞれから前記文字列を抽出する文字列
    抽出手段と、 前記複数のデータ入力フォームのなかから特定のデータ
    入力フォームを抽出するための抽出条件を入力する抽出
    条件入力手段と、 前記抽出条件入力手段によって入力された前記抽出条件
    に基づいて、前記文字列抽出手段によって抽出された前
    記文字列を検索することによって、前記特定のデータ入
    力フォームを抽出するデータ入力フォーム抽出手段とを
    備えたことを特徴とするデータ入力フォーム検索システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記文字列抽出手段は、 前記複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる前記
    文字列のうちすべての文字列を抽出することを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ入力フォーム検索システム。
  3. 【請求項3】 前記文字列抽出手段は、 前記複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる前記
    文字列のうちから選択された特定の文字列を抽出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータ入力フォーム検
    索システム。
  4. 【請求項4】 複数のデータ入力フォームそれぞれにキ
    ーワードを付加するキーワード付加手段と、 前記複数のデータ入力フォームのなかから特定のデータ
    入力フォームを抽出するための抽出条件を入力する抽出
    条件入力手段と、 前記抽出条件入力手段によって入力された前記抽出条件
    に基づいて、前記キーワード付加手段によって付加され
    た前記キーワードを検索することによって、前記特定の
    データ入力フォームを抽出するデータ入力フォーム抽出
    手段とを備えたことを特徴とするデータ入力フォーム検
    索システム。
  5. 【請求項5】 文字列を含んで構成される複数のデータ
    入力フォームそれぞれから前記文字列を抽出する文字列
    抽出ステップと、 前記複数のデータ入力フォームのなかから特定のデータ
    入力フォームを抽出するための抽出条件を入力する抽出
    条件入力ステップと、 前記抽出条件入力ステップにおいて入力された前記抽出
    条件に基づいて、前記文字列抽出ステップにおいて抽出
    された前記文字列を検索することによって、前記特定の
    データ入力フォームを抽出するデータ入力フォーム抽出
    ステップとを備えたことを特徴とするデータ入力フォー
    ム検索方法。
  6. 【請求項6】 前記文字列抽出ステップは、 前記複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる前記
    文字列のうちすべての文字列を抽出することを特徴とす
    る請求項5に記載のデータ入力フォーム検索方法。
  7. 【請求項7】 前記文字列抽出ステップは、 前記複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる前記
    文字列のうちから選択された特定の文字列を抽出するこ
    とを特徴とする請求項5に記載のデータ入力フォーム検
    索方法。
  8. 【請求項8】 複数のデータ入力フォームそれぞれにキ
    ーワードを付加するキーワード付加ステップと、 前記複数のデータ入力フォームのなかから特定のデータ
    入力フォームを抽出するための抽出条件を入力する抽出
    条件入力ステップと、 前記抽出条件入力ステップにおいて入力された前記抽出
    条件に基づいて、前記キーワード付加ステップにおいて
    付加された前記キーワードを検索することによって、前
    記特定のデータ入力フォームを抽出するデータ入力フォ
    ーム抽出ステップとを備えたことを特徴とするデータ入
    力フォーム検索方法。
  9. 【請求項9】 文字列を含んで構成される複数のデータ
    入力フォームそれぞれから前記文字列を抽出する文字列
    抽出ステップと、 前記複数のデータ入力フォームのなかから特定のデータ
    入力フォームを抽出するための抽出条件を入力する抽出
    条件入力ステップと、 前記抽出条件入力ステップにおいて入力された前記抽出
    条件に基づいて、前記文字列抽出ステップにおいて抽出
    された前記文字列を検索することによって、前記特定の
    データ入力フォームを抽出するデータ入力フォーム抽出
    ステップとを、コンピュータに実行させるためのプログ
    ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記文字列抽出ステップは、 前記複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる前記
    文字列のうちすべての文字列を抽出することを特徴とす
    る請求項9に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 前記文字列抽出ステップは、 前記複数のデータ入力フォームそれぞれに含まれる前記
    文字列のうちから選択された特定の文字列を抽出するこ
    とを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 複数のデータ入力フォームそれぞれに
    キーワードを付加するキーワード付加ステップと、 前記複数のデータ入力フォームのなかから特定のデータ
    入力フォームを抽出するための抽出条件を入力する抽出
    条件入力ステップと、 前記抽出条件入力ステップにおいて入力された前記抽出
    条件に基づいて、前記キーワード付加ステップにおいて
    付加された前記キーワードを検索することによって、前
    記特定のデータ入力フォームを抽出するデータ入力フォ
    ーム抽出ステップとを、コンピュータに実行させるため
    のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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