JP2006031066A - 年表検索装置、年表検索方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

年表検索装置、年表検索方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】経済活動や社会活動を調査分析するために、時系列データを抽出し、抽出された時系列データに関連する年表データを容易に検索、表示できる年表検索装置等を提供すること。
【解決手段】複数の時系列データと、日時データを含む年表データとを格納するデータ格納部220と、日時データを入力するパターンマッチング開始日付入力部309等と、入力された日時データにおける時系列データと、他の時系列データとの類似度を計算することで、データ格納部220に格納された時系列データを抽出する時系列データパターンマッチング処理部207と、抽出された時系列データに対応する日時データを含む年表データを検索するデータ検索部206と、入力された日時データにおける時系列データと、抽出された時系列データと、検索された年表データと、を同期して表示する表示部105とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、年表検索装置、年表検索方法、プログラム及び記録媒体に関する。
従来、複数の文書を表示する装置が用いられている。例えば、原文と翻訳文を対比させて表示する装置、法令文書の新旧文書を対比させて表示する装置等である(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−249640号公報
近年、経済活動や社会活動を調査分析する重要性が高くなっている。例えば、過去の様々な期間の経済活動を調査分析することにより、その将来動向を予想することができる。このために、まず初めに、調査分析する対象期間における経済状況と、過去における経済状況とを比較する。そして、調査分析する対象期間における経済状況と類似の推移をした経済状況の複数の期間を抽出する。経済活動や社会活動を示す指標として、数値で表現された時系列データを用いることができる。例えば、経済活動を示す時系列データとして、株価を用いることができる。
ここで、時系列データは、調査分析する対象期間における時系列データと類似の推移を示していても、その背景に生じている政治、経済、社会の出来事が大きく異なることが、しばしば起こる。このため、経済活動や社会活動の調査分析においては、時系列データの比較だけでは不十分であり、その時期の背景にあった史実や関連した出来事を示す年表データを調査することも必要となる。
従来技術では、抽出された時系列データに関連した年表データを検索するときに、例えば、複数の書物、写真集、ビデオ等をそれぞれ参照することが必要である。このように、別個の媒体を、それぞれ参照して年表データを作成することは非常に煩雑である。これにより、抽出された時系列データと関連する年表データとを簡便に対比、参照できない。この結果、経済活動や社会活動を正確かつ簡便に調査分析することが困難となってしまい問題である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、経済活動や社会活動を調査分析するために、時系列データを抽出し、抽出された時系列データに関連する年表データを容易に検索、表示できる年表検索装置、年表検索方法、プログラム、記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の本発明によれば、経済現象または社会現象に対応して形成される複数の時系列データと、日時データを含む年表データとを格納するデータ格納部と、日時データを入力する日時データ入力部と、入力された日時データにおける時系列データと、他の時系列データとの類似度をパターンマッチングにより計算することで、データ格納部に格納された時系列データを抽出する時系列データ抽出部と、抽出された時系列データに対応する日時データを含む年表データを検索する年表データ検索部と、入力された日時データにおける時系列データと、抽出された時系列データと、検索された年表データとを同期して表示する表示部と、を有することを特徴とする年表検索装置を提供できる。これにより、時系列データ抽出部は、経済活動や社会活動を調査分析するために、日時データにより特定される所定期間の時系列データに類似する他の時系列データを抽出する。次に、年表データ検索部は、抽出された時系列データに対応する年表データを検索する。この結果、抽出された時系列データに関連する年表データを容易に検索、表示できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、時系列データ抽出部は、類似度に応じた複数の時系列データを抽出し、表示部は、入力された日時データにおける時系列データと、複数の時系列データのうち選択された時系列データと、年表データとを表示することが望ましい。これにより、ユーザは、類似度に応じて、任意の時系列データを選択できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、表示部は、年表データを示す静止画表示部と動画表示部と史実表示部と楽曲一覧表示部との少なくとも一つの表示部と、時系列データを示すグラフ表示部とを有することが望ましい。これにより、時系列データの内容と、抽出された時系列データに対応する年表データの内容とを文字情報、画像情報で認識できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、データ格納部は、年表データに含まれている楽曲情報に対応する音声データを格納し、楽曲一覧表示部は、楽曲情報のリストを表示し、さらに、表示部に表示されている楽曲情報に対応する音声データを再生する音声再生部を有することが望ましい。これにより、抽出された時系列データに対応する年表データの内容を文字情報、画像情報に加えて音声情報で認識できる。
また、第2の本発明によれば、経済現象または社会現象に対応して形成される複数の時系列データと、日時データを含む年表データとを格納するデータ格納ステップと、日時データを入力する日時データ入力ステップと、入力された日時データにおける時系列データと、他の時系列データとの類似度をパターンマッチングにより計算することで、データ格納部に格納された時系列データを抽出する時系列データ抽出ステップと、抽出された時系列データに対応する日時データを含む年表データを検索する年表データ検索ステップと、入力された日時データにおける時系列データと、抽出された時系列データと、検索された年表データとを同期して表示する表示ステップと、を有する年表検索方法を提供できる。これにより、時系列データ抽出部は、経済活動や社会活動を調査分析するために、日時データにより特定される所定期間の時系列データに類似する他の時系列データを抽出する。次に、年表データ検索部は、抽出された時系列データに対応する年表データを検索する。この結果、抽出された時系列データに関連する年表データを容易に検索、表示できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、時系列データ抽出ステップにおいて、類似度に応じた複数の時系列データを抽出し、表示ステップは、入力された日時データにおける時系列データと、複数の時系列データのうち選択された時系列データと、年表データとを表示することが望ましい。これにより、ユーザは、類似度に応じて、任意の時系列データを選択できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、表示ステップは、年表データを示す静止画表示と動画表示と史実表示と楽曲一覧表示との少なくとも一つの表示と、時系列データを示すグラフ表示とを行なうことが望ましい。これにより、時系列データの内容と、抽出された時系列データに対応する年表データの内容とを文字情報、画像情報で認識できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、データ格納ステップでは、年表データに含まれている楽曲情報に対応する音声データを格納し、楽曲一覧表示部は、楽曲情報のリストを表示し、さらに、表示ステップにおいて表示されている楽曲情報に対応する音声データを再生する音声再生ステップを有することが望ましい。これにより、抽出された時系列データに対応する年表データの内容を文字情報、画像情報に加えて音声情報で認識できる。
また、第3の本発明によれば、経済現象または社会現象に対応して形成される複数の時系列データと、日時データを含む年表データとを格納する機能と、日時データを入力する機能と、入力された日時データにおける時系列データと、他の時系列データとの類似度をパターンマッチングにより計算することで、データ格納部に格納された時系列データを抽出する機能と、抽出された時系列データに対応する日時データを含む年表データを検索する機能と、入力された日時データにおける時系列データと、抽出された時系列データと、検索された年表データとを同期して表示する機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムを提供できる。これにより、コンピュータは、経済活動や社会活動を調査分析するために、時系列データを抽出し、抽出された時系列データに関連する年表データを容易に検索、表示できる。
また、第4の本発明によれば、上述のプログラムを記録した記録媒体を提供できる。この記録媒体により、上述のプログラムの機能をコンピュータに実行させることができる。
本発明によれば、経済活動や社会活動を調査分析するために、時系列データを抽出し、抽出された時系列データに関連する年表データを容易に検索、表示できるという効果を奏する。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る年表検索装置100を備えるシステムの概略構成を示す。年表検索装置100は、主としてコンピュータで構成されている。本体101は、少なくとも、入出力制御装置102と、中央処理装置103と、記憶装置104とを有する。また、本体101には、音声再生部であるスピーカ110が接続されている。入出力制御装置102は、本体101に接続されているキーボード109と、マウス108と、表示部105とを制御する。中央処理装置103は、CPUとしての機能に加え、後述する時系列データの抽出、年表データの検索を行なう。また、記憶装置104は、本発明を特徴付ける処理機能を実装したプログラムを格納する。なお、記憶装置104は、年表データ、時系列データを格納しても良い。本体101には、適宜、固定外部記憶装置106、着脱式外部記憶装置107を接続することもできる。固定外部記憶装置106、着脱式外部記憶装置107は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM等を用いることができる。固定外部記憶装置106、及び着脱式外部記憶装置107は、記憶装置104と同様に、主として年表データ、時系列データを格納できる。また、本体101には、表示部105であるディスプレイや不図示のプリンタなどが接続されている。
図2は、年表検索装置100における年表検索処理ソフトウエアプログラムの機能構成を示すブロック図である。データ格納部220は、時系列データベース201と、テキストデータベース202と、静止画像データベース203と、動画像データベース204と、楽曲情報データベース205とを格納する。各データベースは、例えば固定外部記憶装置106の一つの記憶ユニットを複数の領域に分割して使用されるものでも、別個の記憶ユニットにそれぞれ設けられるものでもよい。入出力処理部208は、データを検索するための日時データの入力、及び時系列データの抽出、検索されたデータの出力を行なうソフトウエアプログラムである。データ検索部206は、時系列データや年表データの検索、抽出などのハンドリングを行なうソフトウエアプログラムである。時系列データパターンマッチング部207は、後述する手順に従って、時系列データの抽出を行なうソフトウエアプログラムである。
表示機能部209は、検索された時系列データ、及び抽出されたテキストデータ、静止画像データ、動画像データ、楽曲情報データをそれぞれ表示部105に表示するソフトウエアプログラムである。また、音声再生部215は、楽曲情報データに対応する音声データを再生するソフトウエアプログラムである。
図3は、上述のソフトウエアプログラムにより表示される表示部105の構成を示す。表示部105は、動画表示部301と、静止画表示部302と、グラフ表示部である時系列データグラフ表示部303と、史実表示部であるテキストデータ表示部314と、楽曲一覧表示部である楽曲演奏部315との5つの表示部を有している。表示部105は、入力された日時データにおける時系列データと、抽出された時系列データと、検索された年表データとを同期して表示する。表示部105の詳細な機能、構成は後述する。
図4は、年表データ検索方法の手順を示すフローチャートである。各表示部に表示されるデータの内容を図4を参照して説明する。まず、時系列データの抽出について説明する。時系列データ抽出ステップでは、入力された日時データにおける時系列データと、他の時系列データとの類似度をパターンマッチングにより計算することで、データ格納部に格納された時系列データを抽出する。
ここで、「時系列データ」とは、経済現象または社会現象に対応して形成される複数のデータをいう。例えば、時系列データとして、国民経済計算データ(GDP統計)、景気動向指数、機械受注統計、法人企業動向、消費動向、日本株価指数、長期金利、短期金利、為替、金融商品価格、人口、所定の企業の売上げ高、所定の企業の従業員数等を挙げることができる。また、「時系列データ」として、上述の時系列データを加工処理したデータ列、例えば移動平均値、変化率、差分、種々のテクニカル分析値等を用いることもできる。
(時系列データの説明)
時系列データベース201は、一つの時系列データに1レコードが割り当てられ、属性エリアとデータエリアとから構成される。データ検索部206から、時系列データベース201にはランダムアクセスが可能である。図5−1は、時系列データベース201の属性エリアの構成を示す。データコード501ごとに、属性であるデータ名称502、周期503、収録開始日504、直近日505、単位506、提供元507、国508、その他の属性k509等の各フィールドが記録されている。データコード501とは、1つの時系列データに1つ割り当てられる。データ名称502とは、上述したような、例えば、日本株価指数、短期金利等である。周期503とは、日次のような日ごとの単位、または週ごと、月ごと、年ごとの単位等である。収録開始日504とは、時系列データの収録を開始する日付である。直近日505とは、時系列データを収録した最も新しい日付である。単位506とは、時系列データに対応した単位である。例えば、時系列データが日本の株価のとき、単位は「円」である。提供元507とは、時系列データを提供した組織名、企業名である。国508は、時系列データが発生した国名である。属性kは、時系列データに必要なその他の任意の情報である。
図5−2は、データコード501に対応するデータエリアの構成を示す。データエリア512は、日付510と時系列データ511とから構成される。日付510は、時系列データが発生した日時である。また、時系列データ511は、数値データである。
図4に戻って説明を続ける。まず、時系列データ抽出ステップについて説明する。時系列データ抽出ステップでは、入力された日時データにおける時系列データと、他の時系列データとの類似度をパターンマッチングにより計算することで、データ格納部に格納された時系列データを抽出する。
ステップS401において、時系列データの参照期間を設定する。具体的には、まず、ユーザは、時系列データのうちの所定の期間を特定する。このため、ユーザは、図1で示す年表検索装置100を備えるシステムにおいて、キーボード109、マウス108等を用いて日時データを入力する。日時データとしては、パターンマッチング開始日付と、年表表示日付との2つの日付を入力する。パターンマッチング開始日付は、表示部105のパターンマッチング開始日付変更スライダ部308のスライダを移動すること、またはパターンマッチング開始日付入力部309へ数値データを入力することにより設定される。なお、パターンマッチング開始日付変更スライダ部308と、パターンマッチング開始日付入力部309とは連動している。このため、パターンマッチング開始日付変更スライダ部308と、パターンマッチング開始日付入力部309とのいずれか一方により日付を変更すると、他方の日付も同期して変更される。さらに、年表表示日付は、表示部105の年表表示日付変更スライダ部310のスライダを移動すること、または年表表示日付入力部311へ数値データを入力することにより設定される。なお、年表表示日付変更スライダ部310と、年表表示日付入力部311とは連動している。このため、年表表示日付変更スライダ部310と、年表表示日付入力部311とのいずれか一方により日付を変更すると、他方の日付も同期して変更される。
ステップS402において、入出力処理部208は、参照期間を取得する。ここで、「参照期間」とは、「パターンマッチング開始日付」から「年表表示日付」までの期間をいう。
ここで、時系列データの表示について説明する。図6−1、図6−2は、それぞれ時系列データグラフ表示部303が、上述の時系列データを表示している状態を示す。時系列データとして、例えば日本の株価を用いる。図6−1、図6−2において、横軸は西暦、月、日からなる日時、縦軸の単位は「円」である。表示される時系列データの期間は、グラフ開始日付と、グラフ終了日付とで定められる。図3において、グラフ開始日付は、表示部105のグラフ開始日付変更スライダ部306のスライダを移動すること、またはグラフ開始日付入力部307へ数値データを入力することにより設定される。なお、グラフ開始日付変更スライダ部306と、グラフ開始日付入力部307とは連動している。このため、グラフ開始日付変更スライダ部306と、グラフ開始日付入力部307とのいずれか一方により日付を変更すると、他方の日付も同期して変更される。さらに、グラフ終了日付は、表示部105のグラフ終了日付変更スライダ部304のスライダを移動すること、またはグラフ終了日付入力部305へ数値データを入力することにより設定される。なお、グラフ終了日付変更スライダ部304と、グラフ終了日付入力部305とは連動している。このため、グラフ終了日付変更スライダ部304と、グラフ終了日付入力部305とのいずれか一方により日付を変更すると、他方の日付も同期して変更される。
図6−1に戻って説明を続ける。パターンマッチング開始日付線602は、パターンマッチング開始日付に対応する位置に表示される。年表表示日付線603は、年表表示日付に対応する位置に表示される。さらに、時系列データグラフ表示部303に近傍には、時系列データ名称表示部601が設けられている。時系列データ名称表示部601は、表示されている時系列データの名称を示す。また、時系列データ名称表示部601は、メニューの名称表示部分にマウスカーソルをあわせてボタンをクリックすると、そこから選択項目の一覧が引き出されたように垂れ下がる表示方法、いわゆるプルダウンメニュー表示(ドロップダウンメニュー表示)である。
図6−1は、時系列データグラフ表示部303が、時系列データ1を表示している状態を示す。データ検索部206(図2)は、時系列データ1が格納されているファイルを時系列データベース201内から検索する。検索された時系列データは、データ検索部206を介して入出力処理部208へ受け渡される。入出力処理部208は、時系列データを時系列データ表示部210へ出力する。そして、時系列データ表示部210は、上述のように定められた期間の時系列データを表示させる。また、図6−2は、時系列データ名称表示部601のプルダウンメニューにより時系列データ2を選択したときの表示を示す。図6−1、図6−2のいずれの図においても、パターンマッチング開始日付線602と、年表表示日付線603との間の期間が、参照期間となる。
図4に戻って、ステップS403において、時系列データパターンマッチング処理部207は、参照期間の時系列データを参照データとして、パターンマッチング処理を行なう。演算処理装置103により実行される、パターンマッチング処理の詳細な手順については後述する。ここで、参照期間における時系列データを、適宜「参照データ」という。パターンマッチング処理により、参照データと類似する他の時系列データを抽出する。パターンマッチング処理の詳細は、図7〜図12を用いて後述する。
ステップS404において、パターンマッチング結果のリストが作成される。パターンマッチングで、抽出される時系列データは、一つに限られず、類似度に応じて複数の時系列データが抽出される。ステップS404で作成されるリストは、パターンマッチングにより演算された類似度を示す順位n(nは整数)と日時データとから構成される。パターンマッチング結果は、パターンマッチング結果リスト表示部313に表示される。
ステップS405において、パターンマッチング結果リスト表示部313の中から、ユーザが類似度に応じた任意の日時データである年表日付を選択する。また、ユーザが選択操作をしないときには、類似度が最も高い時系列データが自動的に選択されるように構成しても良い。ステップS406において、パターンマッチング結果リスト表示部313(図3)で選択された対象となる時系列データの日時データが表示される。
ステップS407において、動画表示部301、静止画表示部302、史実表示部であるテキストデータ表示部314、楽曲一覧部である楽曲演奏部315にそれぞれ表示される表示データの検索、取得等の編集処理が行なわれる。表示データの編集処理の詳細は図13を用いて後述する。
そして、ステップS408において、動画表示部301、静止画表示部302、テキストデータ表示部314、楽曲演奏部315にそれぞれのデータが表示される。
(パターンマッチング処理の説明)
上述のステップS403のパターンマッチング処理について、詳しく説明する。図7は、パターンマッチング処理の手順を示すフローチャートである。パターンマッチング処理では、参照期間の時系列データを基準となる参照データとする。そして、時系列データパターンマッチング処理部207は、参照データに類似する他の期間の時系列データを抽出する。なお、パターンマッチング手法には、統計的手法、フーリエスペクトルのマッチトフィルタリング法、ウェーブレット変換法、ニューロコンピュータ法等の種々の手法がある。本実施例では、統計的手法の一つである相関係数を用いるパターンマッチング手法を例にして説明する。
具体的には、ステップS701において、基準となる参照データテーブルが作成される。参照データとは、上述したように、ユーザにより設定された参照期間における時系列データである。データ検索部206は、上述のように、「パターンマッチング開始日付」から「年表表示日付」までの期間で定義される参照期間における時系列データを時系列データベース201内から検索する。
ステップS702において、被験データが有るか、否かを判断する。「被験データ」とは、参照期間と同一のデータ数で、かつ参照データとは異なる他の時系列データをいう。判断結果が真(Yes)のとき、ステップS703へ進む。
ステップS703において、データ検索部206は、時系列データベース201内から参照期間に基づいて被験データを抽出する。図8は、時系列データのデータエリア512内の、参照データ801と、被験データ802とを示す。参照データ801は、1961年1月6日(パターンマッチング開始日付)から1961年5月6日(年表表示日付)までの4ヶ月間(参照期間)のn個の時系列データである。これに対して、被験データ802は、略4ヶ月間のn個の他の時系列データである。
図9は、参照期間Aと、被験データ802の期間B、C、Dとの関係を示す。参照期間Aは、上述のようにユーザにより特定された一定の期間である。これに対して、期間B、C、Dは、参照期間Aと同一のデータ個数で、かつ時期が異なる他の期間である。
ステップS704において、時系列データパターンマッチング処理部207は、相関係数を算出する。相関係数の算出において、時系列データパターンマッチング処理部207は、参照データ801と被験データ802とのパターンマッチングを行なう。パターンマッチング処理の例として、参照データ801と被験データ802との相関係数CORを次式(1)に従って算出する。
(数1)
COR=σ/(SD1×SD2)・・・(1)
ここで、σは参照データと被験データとの共分散、
SD1は参照データの標準偏差、
SD2は被験データの標準偏差、をそれぞれ示す。
これにより、例えば、期間Bにおける被験データに対応して一つの相関係数CORが算出される。次に、データ検索部206は、他の期間Cにおける被験データを検索する。そして、時系列データパターンマッチング処理部207は、期間Cの他の被験データと参照データとの相関係数CORを算出する。同様の手順を繰り返して、参照期間Aとは異なる全ての期間B、C、D等における被験データの相関係数を算出する。なお、被験データとなるのは、離散的な期間B、C、Dだけではなく、参照期間Aを除く全ての期間の時系列データである。被験データの対象となる期間は、例えば、グラフ開始日付入力部307で特定された日付から、グラフ終了日付入力部305で特定された日付までの期間とすることができる。
次に、図7のステップS705において、算出された相関係数CORを相関係数テーブルに格納する。図10−1は、相関係数テーブル1001の構成を示す。相関係数テーブル1001は、日付to、日付from、相関係数の各フィールドから構成されている。「日付to」は、被験データの終期を示す西暦、月、日である。「日付from」は、被験データの始期を示す西暦、月、日である。相関係数は、上記式(1)に従って算出された相関係数CORである。
そして、図7のステップS706において、時系列データパターンマッチング処理部207は、相関係数CORの順位付けを行なう。参照データと被験データとの類似度に対応して相関係数CORの値は大きくなる。ステップS706では、図10−2に示すように、相関係数CORの大きい順番にデータをソート(並べ替え)する。図10−3に示すように、パターンマッチング結果リスト表示部313は、ソートされたデータを表示する。表示する項目は、少なくとも「順位」と「日付to」とである。その他の、「日付from」、「相関係数」の表示は任意である。パターンマッチング結果リスト表示部313は、プルダウンメニュー表示である。図10−3では、ユーザがプルダウンメニューにより、「順位2」を選択している状態を示す。
図11−1は、パターンマッチング処理後の時系列データグラフ表示部303の表示を示す。時系列データ名称表示部601には、表示する時系列データの名称が表示されている。図11−1では、時系列データ1を選択している状態を示す。また、パターンマッチング結果リストで「順位2」を選択したときを考える。このとき、参照データを含む時系列データ1101と、パターンマッチングされた時系列データ1102とが同一の画面に重畳して表示される。好ましくは、参照期間のみではなく、参照期間の前後の期間も含めた時系列データを表示することが望ましい。また、図11−1の横軸は、参照データに対応する日付1103と、パターンマッチングされた時系列データ1102に対応する日付1104とが並列して表示される。上述したように、パターンマッチング開始日付線602と年表表示日付線603との間の領域が参照期間である。
また、図11−2は、時系列データ1とは異なる時系列データ2を選択したときの表示を示す。図11−1と同様に、時系列データ2とパターンマッチングされた時系列データ1102とが重畳的に表示されている。また、図11−1、図11−2において、パターンマッチング結果リスト表示部313により、他の順位、例えば順位1、順位3等を選択すれば、選択された順位に対応する時系列データが表示される。
また、パターンマッチング処理を行なわないときは、図7のステップ702の判断結果が偽(No)となる。このときは、パターンマッチング処理を行なわないで、図7の手順を終了する。
次に、年表データの検索、表示について説明する。「年表データ」とは、史実などの歴史的出来事に関する動画データ、静止画データ、テキストデータ、楽曲情報、音声データ等をいう。データ検索部206は、パターンマッチングにより抽出された時系列データに対応する日時データを含む年表データを検索、表示する。
図12は、パターンマッチング処理を行なわないときの、年表データの表示手順を示すフローチャートである。ステップS1201において、入出力処理部208は、年表表示期間を取得する。パターンマッチング処理を行なわないときは、年表表示期間は、例えば、年表表示日付入力部312で入力された日付データを基準として、その前mヶ月、後nヶ月とすることができる。
これに対して、パターンマッチング処理を行なうときは、年表表示期間は、例えば、パターンマッチング処理により抽出された時系列データに対して、以下の(1)、(2)、(3)、(4)のいずれかを用いることができる。
(1)「日付from」から「日付to」までの期間
(2)「日付from」から「日付to」までの期間の一部
(3)「日付from」から「日付to」までの期間の前mヶ月、後nヶ月を加えた期間
(4)「日付to」の前mヶ月、後nヶ月の期間
ステップS1201において、表示する年表データの編集処理を行なう。年表データの編集処理の詳細については後述する。ステップS1203において、年表データの表示を行なう。
図13は、年表データの編集処理の手順を示すフローチャートである。ステップS1301において、データ検索部206は、上述のパターンマッチング処理により抽出された時系列データのうち、ユーザが選択した順位の時系列データの日時、例えば「日付to」を取得する。そして、データ検索部206は、テキストデータベース202から、「日付to」と同一の日付の年表テキストデータを検索する。
図18は、テキストデータベース202の構成を示す。テキストデータベース202は、一つの年表テキストデータに1レコードが割り当てられている。データ検索部206から、テキストデータベース202にはランダムアクセスが可能である。日付1801ごとに、年表テキスト1802、「カテゴリ1」1803、「カテゴリ2」1804、発生国1805、配信元1806、その他の属性k1807等の各フィールドが記録されている。日付1801は、史実が発生した日時である。年表テキスト1802は、史実の内容を示す文字情報である。史実の内容とは、政治・経済の史実、社会の史実、文化・芸術の史実、世相の史実、諸外国の史実、企業の史実(社史)、個人の史実(個人史)等をいう。「カテゴリ1」1803は、国内、海外の別を示す。「カテゴリ2」1804は、史実の種類を示す。発生国1805は、史実が発生した国名称である。配信元1806は、史実情報を配信した報道機関名称である。また、必要に応じて、その他の属性kを用いることができる。
図19は、画面であるテキストデータ表示部314の構成を示す。テキストデータ表示部314には、例えば「日付to」に応じた日付1801の年表テキスト1802の内容が表示される。このために、データ検索部206は、「日付to」に応じた日付1801に対応するテキストデータが格納されているファイルをテキストデータベース202内から検索する。検索されたテキストデータは、データ検索部206を介して入出力処理部208へ受け渡される。入出力処理部208は、テキストデータをテキストデータ表示部211へ出力する。そして、テキストデータ表示部211は、「日付to」に応じた日付1801に対応する年表テキストデータを表示させる。なお、テキストデータ表示部314近傍に設けられている年表スライダ部1901のスライダを操作することで、表示する年表テキスト1802の内容を適宜変更することができる。
図13に戻って、ステップS1303において、データ検索部206は、上述のパターンマッチング処理により抽出された時系列データのうち、ユーザが選択した順位の時系列データの日時、例えば「日付to」を取得する。そして、データ検索部206は、静止画像データベース203から、「日付to」と同一の日付の静止画データのリストを検索する。
図14は、静止画像データベース203の構成を示す。日付1401ごとに、ドライブ、ディレクトリ、ファイル名称1402、ファイル形式1403、撮影者1404、配信元1405、コメント1406、その他の属性k1407等の各フィールドが記録されている。日付1401は、記録されている静止画像が発生した日時である。ドライブ、ディレクトリ、ファイル名称1402は、静止画像が格納されている例えば固定外部記憶装置106等のドライブ、ディレクトリ、ファイル名称が記録されている。ファイル形式1403は、記録されている静止画像のファイル形式、例えば、JPEG形式(図14では「jpg」と略す)やビットマップ形式(図14では「bmp」と略す)を示す。撮影者1404は、静止画像を撮影した者の名称である。配信元1405は、静止画像を配信した報道機関名称である。コメント1406は、静止画像に関する文字情報である。また、必要に応じて、その他の属性kを用いることができる。
図15は、静止画表示部302の構成を示す。静止画表示部302には、例えば「日付to」に応じた日付1401に対応する静止画像が表示される。このために、データ検索部206は、「日付to」に応じた日付1401に対応する静止画像が格納されているファイルを静止画像データベース203内から検索する。検索された静止画像は、データ検索部206を介して入出力処理部208へ受け渡される。入出力処理部208は、静止画像ファイルを静止画像データ表示部212へ出力する。そして、静止画像データ表示部212は、「日付to」に応じた日付1401に対応する静止画像を表示させる。
また、静止画表示部302近傍には、静止画リスト部1501が設けられている。静止画リスト部1501は、プルダウンメニュー表示により静止画を選択できる。さらに、静止画表示部302の下部には、順次表示ボタン1402、前表示ボタン1503、次表示ボタン1504が設けられている。ユーザは、順次表示ボタン1402をクリックすることで、いわゆるスライドショーのように、静止画像を順次、自動的に表示させることができる。また、前表示ボタン1503をクリックすることで、現在表示されている静止画像の一つ前に格納されている静止画像が表示される。これに対して、次表示ボタン1504をクリックすることで、現在表示されている静止画像の一つ後に格納されている静止画像が表示される。
図13に戻って、ステップS1304において、データ検索部206は、上述のパターンマッチング処理により抽出された時系列データのうち、ユーザが選択した順位の時系列データの日時、例えば「日付to」を取得する。そして、データ検索部206は、動画像データベース204から、「日付to」と同一の日付の動画データのリストを検索する。
図16は、動画像データベース204の構成を示す。日付1601ごとに、ドライブ、ディレクトリ、ファイル名称1602、ファイル形式1603、撮影者1604、配信元1605、コメント1606、その他の属性k1607等の各フィールドが記録されている。各フィールドの内容は、上述した静止画像におけるフィールドと同一であるため、重複する説明は省略する。
図17は、動画表示部301の構成を示す。動画表示部301には、例えば「日付to」に応じた日付1601に対応する動画像が表示される。このために、データ検索部206は、「日付to」に応じた日付1601に対応する動画像が格納されているファイルを動画像データベース204内から検索する。検索された動画像は、データ検索部206を介して入出力処理部208へ受け渡される。入出力処理部208は、動画像ファイルを動画像データ表示部213へ出力する。そして、動画像データ表示部213は、「日付to」に応じた日付1601に対応する動画像を表示させる。
また、動画表示部301近傍には、動画リスト部1701が設けられている。動画リスト部1701はプルダウンメニュー表示により動画を選択できる。さらに、動画表示部301の下部には、順次表示ボタン1702、前表示ボタン1703、次表示ボタン1704が設けられている。ユーザは、順次表示ボタン1702をクリックすることで、いわゆるスライドショーのように、動画像を順次、自動的に再生させることができる。また、前表示ボタン1703をクリックすることで、現在表示されている動画像の一つ前に格納されている動画像が再生される。さらに、次表示ボタン1704をクリックすることで、現在表示されている動画像の一つ後に格納されている動画像が再生される。
図13に戻って、ステップS1305において、データ検索部206は、上述のパターンマッチング処理により抽出された時系列データのうち、ユーザが選択した順位の時系列データの日時、例えば「日付to」を取得する。そして、データ検索部206は、楽曲情報データベース205から、「日付to」と同一の日付の楽曲情報のリストを検索する。
図20は、楽曲情報データベース205の構成を示す。日付2001ごとに、ドライブ、ディレクトリ、ファイル名称2002、ファイル形式2003、カテゴリ2004、編曲2006、作詞2007、歌手/演奏2008、レーベル2009、その他の属性k2010等の各フィールドが記録されている。日付2001は、例えば、楽曲が主に流行した日付である。日付を特定しないときは、「1992/07/00」とする。「1992/07/00」は、1992年7月を意味する。ドライブ、ディレクトリ、ファイル名称2002は、楽曲情報が格納されている、例えば固定外部記憶装置106等のドライブ、ディレクトリ、ファイル名称が記録されている。ファイル形式2003は、wav形式やmp3形式等の音声データの記録形式である。カテゴリ2004は、楽曲が属する音楽分野である。作曲2005、編曲2006、作詞2007、歌手/演奏2008は、それぞれ楽曲に対応する内容である。レーベル2009は、楽曲を作成、販売などした企業名である。また、必要に応じて、その他の属性kを用いることができる。
図21は、楽曲演奏部315の構成を示す。楽曲演奏部315には、例えば「日付to」に応じた日付2001に対応する楽曲情報が表示される。このために、データ検索部206は、「日付to」に応じた日付2001に対応する楽曲情報が格納されているファイルを楽曲情報データベース205内から検索する。検索された楽曲情報は、データ検索部206を介して入出力処理部208へ受け渡される。入出力処理部208は、楽曲情報ファイルを楽曲情報表示部214へ出力する。そして、楽曲情報表示部214は、「日付to」に応じた日付2001に対応する楽曲情報を表示させる。
図21は、楽曲演奏部315の詳しい構成を示す。楽曲演奏部315には、楽曲リスト部2100が設けられている。楽曲リスト部2100は、プルダウンメニュー表示により表示、音声再生する楽曲情報を選択できる。さらに、楽曲リスト部2100の下部には、前曲演奏ボタン2101、演奏ボタン2102、演奏停止ボタン2103、演奏一時停止ボタン2104、頭出しボタン2105、前曲演奏ボタン2106、次曲演奏ボタン2107が設けられている。ユーザは、順次演奏ボタン2101をクリックすることで、楽曲情報を順次、自動的に再生させることができる。入出力処理部208からの楽曲情報は、ソフトウエアプログラムである音声再生部215により再生される。音声は、図1に示す本体101に接続されているスピーカ110から出力される。また、演奏ボタン2102をクリックすることで、楽曲リスト部2100に表示されている楽曲が再生される。演奏停止ボタン2103をクリックすることで、再生されている楽曲の演奏を停止できる。演奏一時停止ボタン2104をクリックすることで、再生されている楽曲の演奏を一時停止できる。頭出しボタン2105をクリックすることで、楽曲1、楽曲2、楽曲3等の先頭部分を再生する。前曲演奏ボタン2106をクリックすることで、現在演奏されている楽曲情報の一つ前に格納されている楽曲情報が再生される。
上述したように、図13のフローチャートに従うことで、参照期間の時系列データに類似する他の時系列データに対応する種々の年表データ、即ちテキストデータ、静止画像、動画像、楽曲情報、音声データを容易に検索、同期した表示ができる。この結果、経済活動や社会活動の調査分析において、時系列データの比較、及びその時期の背景にあった史実や関連した出来事を示す年表データを容易に調査できる。従って、抽出された時系列データに関連した年表データを検索するときに、例えば、複数の書物、写真集、ビデオ等をそれぞれ参照する工程を大きく省略できる。これにより、抽出された時系列データと関連する年表データとを簡便に対比、参照できる。このため、経済活動や社会活動を正確かつ簡便に調査分析できる。
上述したような、データ検索部206、時系列データパターンマッチング処理部207はコンピュータの演算処理装置103に上述の手順を実行させる。また、入出力処理部208は、コンピュータの入出力制御装置102や演算処理装置103に上述の手順を実行させる。また、表示機能部209は、コンピュータの表示部105、演算処理装置103に上述の手順を実行させる。さらに、データ格納部220は、記憶装置104、固定外部記憶装置106、着脱式外部記憶装置107等に設けることができる。なお、本実施例における各手順の各ステップは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異なった順序で実行してもよい。
また、上述した実施例に係る年表検索装置100は、図1に示すように、1つのコンピュータの中に構築されている。しかしながら、これに限られず、ネットワークで接続された複数の端末装置を含むコンピュータシステム内に各処理部、記憶装置を分散して設けるようにしたネットワークシステムに構築されるようにしてもよい。
さらに、以上説明した動作を実行するプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬媒体や、ハードディスク等の記憶装置等に、その全体あるいは一部が記録され、あるいは記憶されている。そのプログラムがコンピュータにより読み取られて、動作の全部あるいは一部が実行される。また、そのプログラムの全体または一部を通信ネットワークを介して流通または提供することができる。利用者(ユーザ)は、通信ネットワークを介してプログラムをダウンロードしてコンピュータにインストールすること、または記録媒体からコンピュータにインストールすることで、容易に本発明の年表検索装置を実現できる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
以上のように、本発明に係る年表検索装置は、時系列データに対応する年表データの検索、同期表示に有用である。
年表検索装置の概略構成を示す図である。 年表検索処理ソフトウエアプログラムの機能構成を示すブロック図である。 表示部の概略構成を示す図である。 年表データ検索方法の手順を示すフローチャートである。 時系列データの属性エリアの構成を示す図である。 時系列データのデータエリアの構成を示す図である。 時系列データグラフ表示部の概略構成を示す図である。 時系列データグラフ表示部の概略構成を示す他の図である。 パターンマッチング処理の手順を示すフローチャートである。 相関係数の算出を説明する図である。 参照期間を説明する図である。 相関係数テーブルを説明する図である。 ソートされた相関係数テーブルを説明する図である。 パターンマッチング結果リスト表示部を示す図である。 時系列データグラフ表示部の概略構成を示す図である。 時系列データグラフ表示部の概略構成を示す他の図である。 年表データの表示手順を示すフローチャートである。 年表データの表示手順を示す他のフローチャートである。 静止画像データベースの書式を示す図である。 静止画表示部の概略構成を示す図である。 動画像データベースの書式を示す図である。 動画表示部の概略構成を示す図である。 テキストデータベースの書式を示す図である。 年表テキスト表示部の概略構成を示す図である。 楽曲情報データベースの書式を示す図である。 楽曲演奏部の概略構成を示す図である。
符号の説明
100 年表検索装置
101 本体
102 入出力制御装置
103 演算処理装置
104 記憶装置
105 表示部
106 固定外部記憶装置
107 着脱式外部記憶装置
108 マウス
109 キーボード
110 スピーカ
200 年表検索処理ソフトウエアプログラム
201 時系列データベース
202 テキストデータベース
203 静止画像データベース
204 動画像データベース
205 楽曲情報データベース
206 データ検索部
207 時系列データパターンマッチング処理部
208 入出力処理部
209 表示機能部
210 時系列データ表示部
211 テキストデータ表示部
212 静止画像データ表示部
213 動画像データ表示部
214 楽曲情報表示部
215 音声再生部
220 データ格納部
301 動画表示部
302 静止画表示部
303 時系列データグラフ表示部
304 グラフ終了日付変更スライダ部
305 グラフ終了日付入力部
306 グラフ開始日付変更スライダ部
307 グラフ開始日付入力部
308 パターンマッチング開始日付変更スライダ部
309 パターンマッチング開始日付入力部
310 年表表示日付変更スライダ部
311 年表表示日付入力部
312 パターンマッチング処理実行ボタン
313 パターンマッチング結果リスト表示部
314 テキストデータ表示部
315 楽曲演奏部
501 データコード
502 データ名称
503 周期
504 収録開始日
505 直近日
506 単位
507 提供元
508 国
509 属性k
510 日付
511 時系列データ
601 時系列データ名称表示部
602 パターンマッチング開始日付線
603 年表表示日付線
801 参照データ
802 被験データ
1001 相関係数テーブル
1002 ソートされた相関係数テーブル
1101 参照データ
1102 パターンマッチング処理で抽出された時系列データ
1103 参照データの日付
1104 パターンマッチング処理で抽出された時系列データの日付
1401 日付
1402 ドライブ、ディレクトリ、ファイル名称
1403 ファイル形式
1404 撮影者
1405 配信元
1406 コメント
1407 属性k
1501 静止画リスト部
1502 順次表示ボタン
1503 前表示ボタン
1504 次表示ボタン
1601 日付
1602 ドライブ、ディレクトリ、ファイル名称
1603 ファイル形式
1604 撮影者
1605 配信元
1606 コメント
1607 属性k
1701 動画リスト部
1702 順次表示ボタン
1703 前表示ボタン
1704 次表示ボタン
1801 日付
1802 年表テキスト
1803 カテゴリ1
1804 カテゴリ2
1805 発生国
1806 配信元
1807 属性k
1901 年表スライダ部
2001 日付
2002 ドライブ、ディレクトリ、ファイル名称
2003 ファイル形式
2004 カテゴリ
2005 作曲
2006 編曲
2007 作詞
2008 歌手/演奏
2009 レーベル
2010 属性k
2100 楽曲リスト部
2101 順次演奏ボタン
2102 演奏ボタン
2103 演奏停止ボタン
2104 演奏一時停止ボタン
2105 頭出しボタン
2106 前曲演奏ボタン
2107 後曲演奏ボタン

Claims (10)

  1. 経済現象または社会現象に対応して形成される複数の時系列データと、日時データを含む年表データとを格納するデータ格納部と、
    日時データを入力する日時データ入力部と、
    入力された日時データにおける前記時系列データと、他の前記時系列データとの類似度をパターンマッチングにより計算することで、前記データ格納部に格納された前記時系列データを抽出する時系列データ抽出部と、
    抽出された前記時系列データに対応する前記日時データを含む前記年表データを検索する年表データ検索部と、
    前記入力された前記日時データにおける前記時系列データと、前記抽出された前記時系列データと、前記検索された前記年表データと、を同期して表示する表示部とを有することを特徴とする年表検索装置。
  2. 前記時系列データ抽出部は、類似度に応じた複数の前記時系列データを抽出し、
    前記表示部は、前記入力された前記日時データにおける前記時系列データと、前記抽出された複数の時系列データのうち選択された前記時系列データと、前記年表データとを表示することを特徴とする請求項1に記載の年表検索装置。
  3. 前記表示部は、前記年表データを示す静止画表示部と動画表示部と史実表示部と楽曲一覧表示部との少なくとも一つの表示部と、前記時系列データを示すグラフ表示部と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の年表検索装置。
  4. 前記データ格納部は、前記年表データに含まれている楽曲情報に対応する音声データを格納し、
    前記楽曲一覧表示部は、前記楽曲情報のリストを表示し、
    さらに、前記表示部に表示されている前記楽曲情報に対応する前記音声データを再生する音声再生部を有することを特徴とする請求項3に記載の年表検索装置。
  5. 経済現象または社会現象に対応して形成される複数の時系列データと、日時データを含む年表データとを格納するデータ格納ステップと、
    日時データを入力する日時データ入力ステップと、
    入力された日時データにおける前記時系列データと、他の前記時系列データとの類似度をパターンマッチングにより計算することで、前記データ格納部に格納された前記時系列データを抽出する時系列データ抽出ステップと、
    抽出された前記時系列データに対応する前記日時データを含む前記年表データを検索する年表データ検索ステップと、
    前記入力された前記日時データにおける前記時系列データと、前記抽出された前記時系列データと、前記検索された前記年表データとを同期して表示する表示ステップと、を有することを特徴とする年表検索方法。
  6. 前記時系列データ抽出ステップにおいて、類似度に応じた複数の前記時系列データを抽出し、
    前記表示ステップは、入力された前記日時データにおける前記時系列データと、前記複数の時系列データのうち選択された前記時系列データと、前記年表データとを表示することを特徴とする請求項5に記載の年表検索方法。
  7. 前記表示ステップは、前記年表データを示す静止画表示と動画表示と史実表示と楽曲一覧表示との少なくとも一つの表示と、前記時系列データを示すグラフ表示と、を行なうことを特徴とする請求項5または6に記載の年表検索方法。
  8. 前記データ格納ステップでは、前記年表データに含まれている楽曲情報に対応する音声データを格納し、
    前記楽曲一覧表示は、前記楽曲情報のリストを表示し、
    さらに、前記表示ステップにおいて表示されている前記楽曲情報に対応する前記音声データを再生する音声再生ステップを有することを特徴とする請求項7に記載の年表検索方法。
  9. 経済現象または社会現象に対応して形成される複数の時系列データと、日時データを含む年表データとを格納する機能と、
    日時データを入力する機能と、
    入力された日時データにおける前記時系列データと、他の前記時系列データとの類似度をパターンマッチングにより計算することで、前記データ格納部に格納された前記時系列データを抽出する機能と、
    抽出された前記時系列データに対応する前記日時データを含む前記年表データを検索する機能と、
    前記入力された前記日時データにおける前記年表データと、前記検索された前記年表データと、前記抽出された前記時系列データとを同期して表示する機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録した記録媒体。
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