JP7032692B2 - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の読み取りにより生成された文書画像データを処理する画像処理装置および画像処理プログラムに関する。
従来、レシートや帳票等の原稿の発行元である店名や事業者名等を特定するために、レシート画像の画像データにOCR(Optical Character Recognition)処理を実行して画像データからテキストデータを取得し、テキストデータから電話番号を示す文字列を抽出し、抽出した電話番号を位置情報サービスサーバーへ送信し、位置情報に対応するレシートの発行元である店舗名を特定する方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2016‐189174号公報
しかしながら、前記文献1にかかる方法は、外部のサーバーへの電話番号の送信や、サーバーから受信した、HTTPリクエストに対応する有効な位置情報を含むXMLファイルの解析による位置情報に対応する店舗名の特定等といったステップを含んでおり、店舗名の特定までに要する処理が複雑である。また、レシートや帳票等の原稿の読み取りにより生成された文書画像データに基づいて、原稿の発行元である店名や事業者名等を適切に決定することが求められている。
画像処理装置は、原稿の読み取りにより生成された文書画像データを取得し、文字認識により前記文書画像データに含まれている文字列を認識する制御部と、前記原稿の発行元を抽出するための特定規則を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記文書画像データに含まれている文字列の中から前記特定規則に基づいて第1文字列を抽出し、前記文書画像データに含まれている文字列のうち前記第1文字列以外の部分から前記第1文字列の少なくとも一部が一致する第2文字列を抽出し、前記第1文字列又は前記第2文字列を前記発行元に決定する。
画像処理装置の構成を簡易的に示す図。 第1実施形態にかかる処理を示すフローチャート。 設定画面の一例を示す図。 第2実施形態にかかる処理を示すフローチャート。 設定画面の他の例を示す図。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお各図は、本実施形態を説明するための例示に過ぎない。
1.装置構成の概略的説明:
図1は、本実施形態にかかる画像処理装置10の構成を簡易的に示している。画像処理装置10は、原稿を光学的に読み取って読取結果としての所定のフォーマットの画像データを生成し当該画像データを外部へ出力する読取装置(スキャナー30)と、通信可能に接続する。スキャナー30は、公知の製品を含めて画像読取装置として機能する装置であればよい。
画像処理装置10は、例えば、パーソナルコンピューター(PC)、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、或いはそれらと同程度の処理能力を有する情報処理装置によって実現される。また、本実施形態にかかる制御部11を実現可能なハードウェアを画像処理装置と呼んでもよい。
画像処理装置10は、制御部11、表示部12、操作受付部13、通信インターフェイス(IF)14、記憶部15等を備える。制御部11は、プロセッサー(例えばCPU11a。ASICやASICとCPU等の協働であってもよい。)、ROM11b、RAM11c等を有する1つ又は複数のICや、その他のメモリー等を適宜含んで構成される。記憶部15は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリー等の不揮発性の記憶装置である。記憶部15は、制御部11の一部であってもよい。
制御部11では、プロセッサー(CPU11a)が、ROM11bや記憶部15等に保存されたプログラムに従った演算処理を、RAM11c等をワークエリアとして用いて実行することにより、画像処理装置10を制御する。制御部11はプログラムの一つとしてプログラムAを搭載しており、プログラムAに従って、データ取得部20、発行元決定部21、表示制御部22等といった各機能を実現する。プログラムAは、原稿の読み取りにより生成された文書画像データに対する処理をコンピューターに実行させる画像処理プログラムである。また、プログラムAは、文書画像データの保存や管理を実行するためのアプリケーションである。
通信IF14は、公知の通信規格を含む所定の通信プロトコルに準拠して有線あるいは無線で外部と通信を実行するIFである。図1の例では、画像処理装置10は、通信IF14を介してスキャナー30と接続している。画像処理部10は、通信IF14あるいは不図示の別の通信IFを介して、外部のネットワークに接続することも可能であり、制御部11は、例えば、前記ネットワーク(ローカルエリアネットワークやインターネット通信網等)を通じて、図示しない外部のサーバーに、スキャナー30から取得した文書画像データをアップロードすることも可能である。
表示部12は、視覚的情報を表示するための手段であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)や、有機ELディスプレイ等により構成される。表示部12は、ディスプレイと、ディスプレイを駆動するための駆動回路とを含む構成であってもよい。操作受付部13は、ユーザーによる操作を受け付けるための手段であり、例えば、物理的なボタンや、タッチパネルや、マウスや、キーボード等によって実現される。むろん、タッチパネルは、表示部12の一機能として実現されるとしてもよい。また、表示部12および操作受付部13を含めて操作パネル等と呼ぶことができる。
表示部12、操作受付部13、記憶部15等の図1に示した一部の構成は、画像処理装置10に外付けされた周辺機器であってもよい。また、図1に示した画像処理装置10とスキャナー30とを含んだ構成を1つのシステムとして捉えることも可能である。あるいは、画像処理装置10とスキャナー30とは、実態としてそれら全体が1つの装置に含まれていてもよい。画像処理装置10とスキャナー30とが1つの装置に含まれている場合、そのような1つの装置を読取装置等と呼ぶことができる。また、画像処理装置10とスキャナー30とを含む構成は、プリンター(コピー機)やファクシミリ等としての複数の機能を併せ持った複合機であってもよい。
2.第1実施形態:
図2は、制御部11がプログラムAに従って実行する処理をフローチャートにより示している。図2のフローチャートは、原稿の発行元を決定する処理を含んでいる。また、図2のフローチャートに従って説明する実施形態を、第1実施形態とも呼ぶ。
スキャナー30は、ユーザーが任意にセットした原稿を読み取ることにより画像データを生成する。本実施形態では、ユーザーがスキャナー30に読み取らせる原稿は、少なくとも文字が記載された原稿である。より具体的には、原稿は、レシートや、帳票の類である。帳票とは、例えば、請求書や見積書や契約書等である。スキャナー30は、原稿の読取結果としての画像データ(文書画像データ)を、画像処理装置10へ送信する。制御部11は、通信IF14を介してスキャナー30へ原稿の読取開始を指示し、スキャナー30は、制御部11からの読取開始の指示に従って原稿の読み取りを開始するとしてもよい。
データ取得部20は、上述のようにスキャナー30から送信された文書画像データを、通信IF14を介して取得する(ステップS100)。なお、データ取得部20は、スキャナー30から直接に文書画像データを取得(受信)するのではなく、スキャナー30から文書画像データが転送された転送先としての記憶部(例えば、記憶部15)から文書画像データを取得するとしてもよい。
発行元決定部21は、ステップS100でデータ取得部20により取得された文書画像データを対象として、文字認識(OCR)を実行することにより、文書画像データに含まれている文字列を認識する(ステップS110)。この場合、発行元決定部21は、文書画像データに含まれている文字列と認識可能な対象を文字データ(テキストデータ)に変換する。文字認識処理は、公知の技術であるため説明は省略する。
ステップS120では、発行元決定部21は、ステップS110において認識した文書画像データに含まれている文字列(以下、データ内文字列)の中から、所定のキーワードと連続する文字列を抽出する。所定のキーワードとは、原稿の発行元を表す文字列の前や後に続くことが予想される文字列であり、記憶部15に予め記憶されている。ここで、ユーザーが、利用した店舗で発行されたレシートを原稿としてスキャナー30にスキャンさせる場合を想定すると、レシートの発行元である店名の前に記述される可能性が高い「welcome to」、「visiting for」、「shopping at」等といった幾つかの文字列が、所定のキーワードとして予め記憶されている。
ステップS130では、発行元決定部21は、ステップS120において文字列の抽出に成功したか否かにより、以降の処理を分岐する。発行元決定部21は、ステップS120において文字列の抽出に成功した場合にはステップS130で“Yes”と判定し、ステップS140へ進む。一方、ステップS120において文字列の抽出に成功しなかった場合には、発行元決定部21は、ステップS130で“No”と判定し、ステップS150へ進む。
発行元決定部21は、所定のキーワード(例えば、「welcome to」、「visiting for」、「shopping at」等)のいずれか一つがデータ内文字列に含まれていれば、データ内文字列の中で所定のキーワードに続く文字列をステップS120で抽出し、ステップS130で“Yes”と判定する。発行元決定部21は、ステップS120では、例えば、データ内文字列の中で所定のキーワードに続く、所定単語数以内の単語からなる文字列あるいは、所定のキーワードに続く、所定文字数以内の文字からなる文字列を抽出する。また、発行元決定部21は、ステップS120では、データ内文字列の中で所定のキーワードに続く文字列であって、店名や事業者名等の最後に付くことが多い所定の表現(例えば、「Corporation」、「Incorporated」、「Company」、「Limited」、或いはこれらの省略形「Corp.」、「Inc.」、「Co.」、「Ltd.」等の表現)までの範囲を抽出するとしてもよい。
所定のキーワードがデータ内文字列に一つも含まれていない場合は、発行元決定部21は、ステップS120において文字列を抽出することができないため、ステップS130で“No”と判定することになる。
ステップS140では、発行元決定部21は、ステップS120で抽出した文字列を原稿の発行元に決定し、ステップS210へ進む。
ステップS150では、発行元決定部21は、原稿の発行元を抽出するための特定規則に基づいて、データ内文字列の中のURL(uniform resource locator)情報から発行元の候補としての文字列を抽出する。レシート等の原稿には、ユーザーが原稿の発行元に関する様々な情報にインターネットを通じてアクセスできるように、URL情報が記載されている場合がある。特定規則は、規則データ16に記述されており、規則データ16は予め記憶部15に記憶されている。特定規則は、URL情報に含まれている店名や事業者名に該当する文字列を抽出するための好適なルールを定めており、例えば、「文字列“www.”の後の文字列」や「文字列“.jp”の前の文字列」を抽出すべき旨を規定している。
具体例として、データ内文字列に「http://www.xyz.jp/」というURL情報に該当する文字列が含まれている場合、ステップS150では、発行元決定部21は、上述の特定規則に基づいてURL情報から「xyz」という文字列を抽出することができる。
ステップS160では、発行元決定部21は、ステップS150において文字列の抽出に成功したか否かにより、以降の処理を分岐する。発行元決定部21は、ステップS150において、特定規則に基づいてデータ内文字列の中のURL情報から文字列を抽出できた場合にはステップS160で“Yes”と判定し、ステップS170へ進む。第1実施形態では、ステップS150において特定規則に基づいてデータ内文字列の中のURL情報から抽出した文字列を「第1文字列」とも呼ぶ。
一方、ステップS150において、特定規則に基づいてデータ内文字列の中のURL情報から文字列を抽出できなかった場合、例えば、データ内文字列にURL情報が含まれていない場合には、発行元決定部21は、ステップS160で“No”と判定し、ステップS210へ進む。
ステップS170では、発行元決定部21は、データ内文字列のうちステップS150で抽出した文字列(第1文字列)以外の部分から、第1文字列と類似する類似文字列を抽出する。類似文字列とは、第1文字列と一致する文字列や第1文字列の一部が一致する文字列を意味する。ただし、第1文字列の一部が一致する文字列といっても、一文字だけが一致する文字列を類似文字列とすることは適切ではない。そのため、発行元決定部21は、第1文字列を構成する文字のうちの所定割合以上の文字が並び順も含めて一致する文字列を類似文字列とみなす、としてもよい。
上述の具体例のように、発行元決定部21は、ステップS150においてデータ内文字列に含まれるURL情報から文字列「xyz」を抽出した場合、ステップS170では、データ内文字列のうちURL情報以外の文字列から、文字列「xyz」の類似文字列を抽出する。例えば、データ内文字列のうちのURL情報以外の文字列に「Xyz Corporation」という文字列が含まれていれば、文字列「Xyz Corporation」が類似文字列として抽出される。
ステップS150でURL情報から抽出される文字列は、原稿の発行元の名称の一部であったり、略称であったりして、原稿の発行元を正しく表現していないことがある。このような実態に鑑み、ステップS170は、ステップS150で抽出した文字列よりも原稿の発行元を適切に表現している可能性が高い文字列を抽出する処理である。そのため、ステップS170の態様の一つとして、発行元決定部21は、第1文字列と一致する文字列や第1文字列の一部が一致する文字列だけでなく、そのような文字列の前後の文字列を含めた範囲を、類似文字列として抽出することが好適である。例えば、ステップS170では、発行元決定部21は、第1文字列と一致する単語や第1文字列の一部が一致する単語だけでなく、そのような単語に続く、店名や事業者名等の最後に付くことが多い所定の表現(例えば、「Corporation」、「Incorporated」、「Company」、「Limited」、或いはこれらの省略形「Corp.」、「Inc.」、「Co.」、「Ltd.」等の表現)まで含めて、類似文字列として抽出する。また、ステップS170では、発行元決定部21は、第1文字列と一致する単語や第1文字列の一部が一致する単語だけでなく、そのような単語と同一行内の単語や、当該同一行内であって且つフォントや文字サイズが共通する単語を含めて、類似文字列として抽出するとしてもよい。
ステップS180では、発行元決定部21は、ステップS170において文字列の抽出に成功したか否かにより、以降の処理を分岐する。発行元決定部21は、ステップS170において、データ内文字列のうちステップS150で抽出した第1文字列以外の部分から第1文字列の類似文字列を抽出できた場合にはステップS180で“Yes”と判定し、ステップS190へ進む。第1実施形態では、ステップS170において抽出した類似文字列を「第2文字列」とも呼ぶ。一方、ステップS170において、データ内文字列のうちステップS150で抽出した第1文字列以外の部分から第1文字列の類似文字列を抽出できなかった場合には、発行元決定部21は、ステップS180で“No”と判定し、ステップS200へ進む。
ステップS190では、発行元決定部21は、ステップS170で抽出した文字列(第2文字列)を原稿の発行元に決定し、ステップS210へ進む。
ステップS200では、発行元決定部21は、ステップS150で抽出した文字列(第1文字列)を原稿の発行元に決定し、ステップS210へ進む。
ステップS210では、表示制御部22は、原稿に関する種々の情報を設定するための設定画面を表示部12に表示させる。また、ステップS210では、表示制御部22は、ステップS140,S190,S200のいずれかにより決定された発行元を設定画面内に表示させる。
図3は、表示制御部22がステップS210で表示部12に表示させる設定画面40の一例を示している。設定画面40は、原稿画像表示欄41、発行元設定欄42、保存用ボタン(OKボタン)43等を含んでいる。原稿画像表示欄41には、ステップS100で取得された文書画像データに基づく画像IM1、つまり原稿が表示される。ユーザーは、スキャナー30に読み取らせた原稿を、原稿画像表示欄41を通じて視認することができる。図3の例では、原稿画像表示欄41に表示されている画像IM1は、原稿としてのレシートの画像である。
発行元設定欄42は、原稿の発行元(店名や事業者名等)を設定するための入力欄である。設定画面40には、発行元設定欄42以外にも、例えば、原稿の発行日や、代金の支払方法や、税金の額や、代金の合計額等、原稿に関する種々の情報を設定するための各設定欄が設けられている。ユーザーは、操作受付部13等を操作して、発行元設定欄42を含む各設定欄に対する入力や、各設定欄に設定されている内容の編集を任意に行うことができる。
第1実施形態では、処理がステップS140からステップS210へ進んだ場合、表示制御部22は、ステップS140で決定された発行元を発行元設定欄42に設定した状態の設定画面40を表示部12に表示させる。また、処理がステップS190からステップS210へ進んだ場合、表示制御部22は、ステップS190で決定された発行元(第2文字列)を発行元設定欄42に設定した状態の設定画面40を表示部12に表示させる。また、処理がステップS200からステップS210へ進んだ場合、表示制御部22は、ステップ200で決定された発行元(第1文字列)を発行元設定欄42に設定した状態の設定画面40を表示部12に表示させる。なお、処理がステップS160からステップS210へ進んだ場合は、表示制御部22は、原稿の発行元が決定されていないため、発行元設定欄42を空欄の状態とした設定画面40を表示部12に表示させる。
図3の例では、原稿画像表示欄41において画像IM1すなわち原稿の全体を必ずしも表示している訳ではないが、符号N1,N2で示すように、画像IM1内の文字列(データ内文字列)には、URL情報の一部としての第1文字列N1「xyz」および、第1文字列N1の類似文字列である第2文字列N2「Xyz Corporation」が含まれている。また、画像IM1内の文字列には、上述の所定のキーワードは含まれていないと仮定する。従って、図3は、制御部11がステップS130で“No”と判定した後、ステップS150でURL情報から第1文字列N1「xyz」を抽出し、さらにステップS170でURL情報以外から第2文字列N2「Xyz Corporation」を抽出し、ステップS190で第2文字列N2「Xyz Corporation」を原稿の発行元に決定し、その結果、ステップS210で、発行元設定欄42に最初から「Xyz Corporation」を設定した状態の設定画面40を表示した事例を示している。設定画面40が表示部12に表示された時点で、発行元設定欄42に原稿の発行元を示す文字列として「Xyz Corporation」が表示されているため、ユーザーにとっては、原稿の発行元を設定画面40に入力する負担が減る。
制御部11は、設定画面40に対する設定入力を終了させる所定の操作、例えばOKボタン43の操作をユーザーから受け付けた場合に、設定画面40の各設定欄における現在の設定内容を、ステップS100で取得した文書画像データとともに記憶部15等に保存し(ステップS220)、設定画面40を閉じて、図2のフローチャートを終了する。OKボタン43が操作された時点で空欄であった設定欄に対応する設定内容は、設定無し、あるいは所定のデフォルト設定の状態で保存される。ユーザーは、文書画像データとともに保存した設定内容については、再び設定画面40を開くことで随時編集することが可能である。
3.第2実施形態:
図4は、制御部11がプログラムAに従って実行する処理であって図2とは異なる処理をフローチャートにより示している。図4のフローチャートは、原稿の発行元を決定する処理を含んでいる。また、図4のフローチャートに従って説明する実施形態を、第2実施形態とも呼ぶ。第2実施形態に関しては、既に説明した事項と共通する事項については説明を適宜省略する。
ステップS300,S310は、図2のステップS100,S110と同じであるため説明を省略する。
ステップS320では、発行元決定部21は、ステップS310において認識した文書画像データに含まれている文字列(データ内文字列)の中から、所定のキーワードと連続する文字列を抽出する。つまり、ステップS320は、図2のステップS120と同じ処理である。ただし第2実施形態では、ステップS320の処理を、原稿の発行元を抽出するための特定規則に基づいてデータ内文字列の中から前記発行元の候補としての第1文字列を抽出する処理と捉える。つまり、記憶部15に記憶されている規則データ16には、上述したような所定のキーワードが規定されているとともに、「所定のキーワードと連続する文字列」を抽出すべき旨が規定されている。
具体例として、データ内文字列に「Welcome to Xyz Corporation」という文字列が含まれているとする。この場合、ステップS320では、発行元決定部21は、上述の特定規則に基づいてデータ内文字列から所定のキーワード「welcome to」に続く「Xyz Corporation」という文字列を第1文字列として抽出することができる。
ステップS330では、発行元決定部21は、ステップS320において特定規則に基づいてデータ内文字列の中から所定のキーワードと連続する文字列(第1文字列)の抽出に成功したか否かにより、以降の処理を分岐する。発行元決定部21は、ステップS320において文字列の抽出に成功した場合にはステップS330で“Yes”と判定し、ステップS340へ進む。一方、ステップS320において文字列の抽出に成功しなかった場合には、発行元決定部21は、ステップS330で“No”と判定し、ステップS370へ進む。
ステップS340では、発行元決定部21は、データ内文字列のうちステップS320で抽出した第1文字列以外の部分から、第1文字列の類似文字列を抽出する。ただし、ステップS340では、発行元決定部21は、データ内文字列に含まれているURL情報から第1文字列の類似文字列を抽出する。つまり、第2実施形態では、データ内文字列のうちステップS320で抽出した第1文字列以外の部分を、データ内文字列に含まれているURL情報に限定して類似文字列の抽出を試みる。具体例として、データ内文字列に「http://www.xyz.jp/」というURL情報に該当する文字列が含まれている場合、ステップS340では、発行元決定部21は、ステップS320で抽出した第1文字列「Xyz Corporation」の類似文字列である文字列「xyz」を抽出することができる。
ステップS350では、発行元決定部21は、ステップS340において文字列の抽出に成功したか否かにより、以降の処理を分岐する。発行元決定部21は、ステップS340において、データ内文字列のうちステップS320で抽出した第1文字列以外の部分(URL情報)から第1文字列の類似文字列を抽出できた場合にはステップS350で“Yes”と判定し、ステップS360へ進む。第2実施形態では、ステップS340において抽出した類似文字列を「第2文字列」とも呼ぶ。一方、ステップS340において、データ内文字列のうちステップS320で抽出した第1文字列以外の部分(URL情報)から第1文字列の類似文字列を抽出できなかった場合には、発行元決定部21は、ステップS350で“No”と判定し、ステップS370へ進む。
ステップS360では、発行元決定部21は、ステップS320で抽出した文字列(第1文字列)を原稿の発行元に決定し、ステップS370へ進む。
ステップS370では、表示制御部22は、原稿に関する種々の情報を設定するための設定画面を表示部12に表示させる。また、ステップS370では、表示制御部22は、ステップS360により決定された発行元を設定画面内に表示させる。
図5は、表示制御部22がステップS370で表示部12に表示させる設定画面40であって、図3とは別の例を示している。ただし、設定画面40の構成は、図3,5いずれも同じである。図5の例では、設定画面40の原稿画像表示欄41には、ステップS300で取得された文書画像データに基づく画像IM2、つまり原稿が表示される。画像IM2も原稿としてのレシートの画像である。
第2実施形態では、処理がステップS360からステップS370へ進んだ場合、表示制御部22は、ステップS360で決定された発行元を発行元設定欄42に設定した状態の設定画面40を表示部12に表示させる。なお、処理がステップS330又はステップS350からステップS370へ進んだ場合は、表示制御部22は、原稿の発行元が決定されていないため、発行元設定欄42を空欄の状態とした設定画面40を表示部12に表示させる。
図5の例では、原稿画像表示欄41において画像IM2すなわち原稿の全体を必ずしも表示している訳ではないが、符号N3,N4で示すように、画像IM2内の文字列(データ内文字列)には、所定のキーワード「welcome to」に続く第1文字列N3「Xyz Corporation」および、第1文字列N3の類似文字列である、URL情報内の第2文字列N4「xyz」が含まれている。従って、図5は、制御部11がステップS320で所定のキーワードに基づいて第1文字列N3「Xyz Corporation」を抽出し、さらにステップS340でURL情報から第2文字列N4「xyz」を抽出し、ステップS360で第1文字列N3「Xyz Corporation」を原稿の発行元に決定し、その結果、ステップS370で、発行元設定欄42に最初から「Xyz Corporation」を設定した状態の設定画面40を表示した事例を示している。
制御部11は、設定画面40に対する設定入力を終了させる所定の操作、例えばOKボタン43の操作をユーザーから受け付けた場合に、設定画面40の各設定欄における現在の設定内容を、ステップS300で取得した文書画像データとともに記憶部15等に保存し(ステップS380)、設定画面40を閉じて、図4のフローチャートを終了する。
4.まとめ:
このように本実施形態によれば、画像処理装置10は、原稿の読み取りにより生成された文書画像データを取得し、文字認識により文書画像データに含まれている文字列(データ内文字列)を認識する制御部11と、原稿の発行元を抽出するための特定規則(特定規則を記述した規則データ16)を記憶する記憶部15と、を備える。そして、第1実施形態および第2実施形態を含んだ概念として、プログラムAを実行する制御部11は、特定規則に基づいて、データ内文字列の中から第1文字列を抽出し、更に、データ内文字列のうち第1文字列以外の部分から、第1文字列の少なくとも一部が一致する第2文字列を抽出し、第1文字列又は第2文字列を前記発行元に決定する。これにより、制御部11は、従来のような複雑なステップを必要とせず、また、第1文字列又は第2文字列の何れかから前記発行元を決定することができるため、原稿の発行元を正しく決定する可能性を高めることができる。
また、第1実施形態によれば、制御部11は、特定規則に基づいてデータ内文字列の中のURL情報から第1文字列を抽出する(ステップS150)。データ内文字列の中のURL情報を構成するドメイン名には、レシート等の原稿の発行元、つまり店名や事業者名に相当する文字列が含まれていることが多い。そのため、上述したような特定規則に基づいてURL情報から文字列を抽出することで、結果的に、原稿の発行元を表している可能性が高い文字列を第1文字列として抽出することができる。
また、第1実施形態によれば、制御部11は、ステップS170により第2文字列を抽出できた場合に(ステップS180において“Yes”)、第2文字列を前記発行元に決定する(ステップS190)。上述したように、ステップS150でURL情報から抽出される第1文字列は、原稿の発行元の名称の一部であったり、略称であったりして、原稿の発行元を正しく表現していないことがある。そのため、制御部11は、URL情報以外から第1文字列の類似文字列としての第2文字列を抽出し、この第2文字列を前記発行元に決定することで、結果的に、原稿の発行元を正確に表現している可能性が高い文字列を、原稿の発行元として決定することができる。
また、第1実施形態によれば、制御部11は、ステップS170により第2文字列を抽出できなかった場合には(ステップS180において“No”)、第1文字列を前記発行元に決定する(ステップS200)。これにより、発行元を決定できないという事態を出来るだけ避けるとともに、発行元設定欄42に原稿の発行元らしき文字列を設定した設定画面40をユーザーに提示することができる。
また、第2実施形態によれば、制御部11は、データ内文字列の中から、特定規則が定める所定のキーワードと連続する文字列を第1文字列として抽出する(ステップS320)。このような構成によれば、例えば、「welcome to」といったような、原稿の発行元を表す文字列が続くことが強く推認されるキーワードに基づいてデータ内文字列から文字列を抽出することで、結果的に、原稿の発行元を正確に表現している可能性が高い文字列を第1文字列として抽出することができる。
また、第2実施形態によれば、制御部11は、ステップS340により第2文字列を抽出できた場合に(ステップS350において“Yes”)、第1文字列を前記発行元に決定する(ステップS360)。このような構成によれば、所定のキーワードと連続することを理由にデータ内文字列から抽出した第1文字列に類似する文字列(第2文字列)が、データ内文字列の別の場所から抽出できたことをもって、第1文字列が原稿の発行元を表現する文字列として適切であることを確認できる。そのため、原稿の発行元を正確に表現している可能性が高い文字列を、原稿の発行元として決定することができる。
また、第1実施形態および第2実施形態のいずれにおいても、制御部11が原稿の発行元を表現するものとして決定した文字列が表示部12に表示される。つまり、設定画面40の発行元設定欄42に、原稿の発行元が自動的に表示される。ユーザーは、表示された発行元が気に入らなければ、表示された発行元を任意に編集可能であるが、表示された発行元は上述したように原稿の発行元を正しく表現している可能性が高いため、ユーザーが原稿の発行元を入力したり編集したりする負担を軽減することができる。
これまでの説明から明らかなように、画像処理プログラムとしてのプログラムAは、文字認識により文書画像データに含まれている文字列(データ内文字列)を認識する制御機能を、プロセッサーに実行させる。そして、制御機能は、データ内文字列の中から前記特定規則に基づいて第1文字列を抽出し、データ内文字列のうち第1文字列以外の部分から第1文字列の少なくとも一部が一致する第2文字列を抽出し、第1文字列又は第2文字列を原稿の発行元に決定することを、プロセッサーに実行させる。本実施形態は、画像処理プログラムによる処理に相当する方法や、画像処理プログラムを記憶したコンピューター読み取り可能な記憶媒体も開示していると言える。
5.変形例:
本実施形態は上述した内容に限定されず、後述するような種々の変形例を含む。各実施形態や各変形例を組み合わせた態様も本明細書による開示範囲に含まれる。
第1変形例:
制御部11は、データ内文字列に含まれるURL情報を構成するドメイン名が示す地域名に対応した言語の文字認識を実行するとしてもよい。制御部11は、例えば、ステップS150において、URL情報からの第1文字列の抽出に伴い、URL情報のドメイン名の一部としての地域名を示す文字列「.jp」を認識したとする。この場合、ステップS170でデータ内文字列の第1文字列以外の部分から第1文字列の類似文字列(第2文字列)を抽出するときに、文字列「.jp」に対応する言語である日本語による文字認識処理をデータ内文字列に対して実行した上で、第1文字列の類似文字列の抽出を行う。
制御部11は、類似文字列を抽出するとき、言語が異なる同じ意味の文字列は類似しているとみなす。例えば、抽出した第1文字列が、アルファベットで記載された文字列「tokyo」であり、データ内文字列に漢字で記載された文字列「東京」が存在してる場合、制御部11は、文字列「東京」を、第1文字列の類似文字列としてステップS170で抽出する。このように、制御部11は、URL情報を構成するドメイン名が示す地域名に対応した言語の文字認識を実行することにより、データ内文字列に対する文字認識率を向上させ、原稿の発行元を正しく表現する文字列をデータ内文字列から抽出する可能性をより向上させることができる。
ただし第1変形例は、ステップS110やステップS310で実行する文字認識処理について認識対象の言語を制限すべき旨を意味する訳ではない。ステップS110やステップS310のタイミングで、制御部11は、英語や日本語やその他の複数の言語でデータ内文字列に対して文字認識処理を実行しておけば、その後のステップ、例えば、ステップS170で、既に実行した言語による文字認識処理を再度実行する必要は無い。言い換えると、制御部11は、データ内文字列に含まれるURL情報を構成するドメイン名が示す地域名に対応した言語の文字認識をステップS110やステップS310で未実行であれば、当該地域名に対応した言語の文字認識処理を、ステップS110やステップS310よりも後のタイミングで実行することで、データ内文字列に対する文字認識率を向上させることができる。
第2変形例:
記憶部15は、文書画像データに対応付けられた発行元の保存回数を発行元毎に記録した保存回数情報を記憶しており、制御部11は、記憶部15に記憶された保存回数情報を参照し、第1文字列および第2文字列のうち保存回数が多い文字列を発行元に決定する、としてもよい。つまり、記憶部15は、ステップS220やステップS380で文書画像データとともに保存された発行元毎に、保存回数を記憶している。
そして、第1実施形態であれば、制御部11は、ステップS220で設定画面40の各設定欄の設定内容をステップS100で取得した文書画像データとともに保存する際、発行元設定欄42に設定されている発行元についての、現在の保存回数情報における保存回数を1つ増やす。そして、ステップS190では、制御部11は、これまで説明したようにステップS170で抽出した第2文字列を単純に原稿の発行元に決定するのではなく、ステップS150で抽出した第1文字列およびステップS170で抽出した第2文字列のうち、現在の保存回数情報における保存回数が多い文字列を発行元に決定する。
具体的例として、制御部11は、ステップS150ではデータ内文字列のURL情報から第1文字列として文字列「xyz」を抽出し、ステップS170ではデータ内文字列のURL情報以外の部分から第2文字列として文字列「Xyz Corporation」および文字列「Xyz Corp.」を抽出したとする。また、ステップS170の後のステップS180の判定を経たステップS190の時点では、保存回数情報における文字列「xyz」、「Xyz Corporation」および「Xyz Corp.」それぞれの保存回数は、文字列「xyz」が0回、文字列「Xyz Corporation」が10回、文字列「Xyz Corp.」が1回、であったとする。このような場合、制御部11は、文字列「xyz」、「Xyz Corporation」および「Xyz Corp.」の中で、保存回数が最も多い文字列「Xyz Corporation」を、原稿の発行元に決定する(ステップS190)。このような第2変形例によれば、原稿のデータ内文字列から抽出した複数の文字列のうち、これまでの保存回数が多い、つまり原稿の発行元としてユーザーがこれまでに認めた回数が多い文字列を、原稿の発行元に決定することができる。
なお、第2実施形態においても、制御部11は、ステップS380で設定画面40の各設定欄の設定内容をステップS300で取得した文書画像データとともに保存する際、発行元設定欄42に設定されている発行元についての、現在の保存回数情報における保存回数を1つ増やす。そして、ステップS360では、制御部11は、これまで説明したようにステップS320で抽出した第1文字列を単純に原稿の発行元に決定するのではなく、ステップS320で抽出した第1文字列およびステップS340で抽出した第2文字列のうち、現在の保存回数情報における保存回数が多い文字列を発行元に決定することができる。
その他の説明:
図3や図5は、原稿の発行元の表示態様の一例を示しているに過ぎない。原稿の発行元をユーザーに提示するための画面のレイアウトやデザインや役割は様々である。
図2や図4のフローチャートに記載した全てのステップが本実施形態において必須であるとは限らない。例えば、上述のように制御部11が決定した原稿の発行元を、ステップS210やステップS370で表示部12に表示させる(設定画面40を通じてユーザーに提示する)ことは、必須の事項ではない。制御部11は、例えば、第1文字列または第2文字列を原稿の発行元に決定した場合、決定した発行元としての文字列を、単に、文書画像データに対応付けて保存するとしてもよい。
また、図2のフローチャートにおいて、ステップS120,S130,S140は無くてもよい。つまり、制御部11は、ステップS110の後、ステップS150を実行するとしてもよい。
10…画像処理装置、11…制御部、12…表示部、13…操作受付部、14…通信IF、15…記憶部、16…規則データ、20…データ取得部、21…発行元決定部、22…表示制御部、30…スキャナー、40…設定画面、41…原稿画像表示欄、42…発行元設定欄、A…プログラム

Claims (8)

  1. 原稿の読み取りにより生成された文書画像データを取得し、文字認識により前記文書画像データに含まれている文字列を認識する制御部と、
    前記原稿の発行元を抽出するための特定規則を記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記文書画像データに含まれている文字列の中から前記特定規則に基づいて第1文字列を抽出し、前記文書画像データに含まれている文字列のうち前記第1文字列以外の部分から前記第1文字列の少なくとも一部が一致する第2文字列を抽出し、前記第1文字列又は前記第2文字列を前記発行元に決定する、ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御部は、前記特定規則に基づいて前記文書画像データに含まれている文字列の中のURL情報から前記第1文字列を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記URL情報を構成するドメイン名が示す地域名に対応した言語の文字認識を実行した上で前記第2文字列を抽出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記文書画像データに含まれている文字列の中から、前記特定規則が定めるキーワードと連続する文字列を前記第1文字列として抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第2文字列を抽出できた場合に、前記第2文字列を前記発行元に決定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第2文字列を抽出できなかった場合に、前記第1文字列を前記発行元に決定することを特徴とする請求項2、請求項3および請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記記憶部は、前記文書画像データに対応付けられた前記発行元の保存回数を前記発行元毎に記録した保存回数情報を記憶しており、
    前記制御部は、前記保存回数情報を参照し、前記第1文字列および前記第2文字列のうち前記保存回数が多い文字列を前記発行元に決定することを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 原稿の読み取りにより生成された文書画像データに対する処理をコンピューターに実行させる画像処理プログラムであって、
    文字認識により前記文書画像データに含まれている文字列を認識する制御機能を実行させ、
    前記制御機能は、前記文書画像データに含まれている文字列の中から前記原稿の発行元を抽出するための特定規則に基づいて第1文字列を抽出し、前記文書画像データに含まれている文字列のうち前記第1文字列以外の部分から前記第1文字列の少なくとも一部が一致する第2文字列を抽出し、前記第1文字列又は前記第2文字列を前記発行元に決定する、ことを特徴とする画像処理プログラム。
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