JPH02108130A - 知識整理エディタにおける文章知識編集方法 - Google Patents

知識整理エディタにおける文章知識編集方法

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JPH02108130A
JPH02108130A JP63262302A JP26230288A JPH02108130A JP H02108130 A JPH02108130 A JP H02108130A JP 63262302 A JP63262302 A JP 63262302A JP 26230288 A JP26230288 A JP 26230288A JP H02108130 A JPH02108130 A JP H02108130A
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和田 正寛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、交信知識の整理支援機能に関し、より詳しく
は、エキスパートシステム構築のボトルネックであると
言われている専門家からの知識獲得作業において、また
KJ法等で代表される−・般的な問題解決・整理作業に
おいて、計算機に馴染の薄い専門家や作業の当事者でも
、日常使っている文章を元にして自らの知識を簡単に計
算機上に与えられるようにした知識整理エディタによj
ける文章知識編集方式に関するものである。
利用分野としてはAI(人工知能)関連のエキスパート
システム構築の際の背景知識・ドメイン知識の整理、一
般個人の情報整理・問題解決・発想支援(これらの題材
はなんてらよい)及び一般の文章の効率的な作成・管理
等の作業を必要とするような分野を挙げることができる
〈従来の技術〉 未整理な状態の文章知識を構造化して整理し、それを管
理していく際には、文章の表す概念項目や関連する概念
項目・文章を視覚に訴えながら簡単に操作のできる情報
整理支援機能が必要となる。
そのようなニーズに対応して最近は計算機上で文章を構
造的に管理・編集できる文章処理ソフトウェアが増えて
きている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、専門家からのインタビューによって得た
未整理知識を知識ベース化する場合や、問題解決や意志
決定を意識した、例えばKJ法等の整理方法を実施する
場合においては、文章を構造化して編集できるだけでな
く、文章が指し示しているドメイン知識の要素を参照し
たり、逆にドメイン知識ベースからの文章知識を参照す
るといった文章と中間知識ベースとのリンクを考慮した
操作が必要となる。
既存の知識整理ツールにおいては、中間知識ベースに相
当する部分が弱く、文章の管理・操作のみに重点が置か
れたものが多い。
このため文章間の因果関係を検証しながら構造化作業を
行ったり、新しい文章の分類支援を行ったりすることは
困難な状況にある。
そこで、この発明の目的は、文章間の因果関係を検証し
ながら構造化作業を行ったり、新しい文章の分類支援を
行ったりすることができる知識整理エディタにおける文
章知識編集方式を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明は、文章集合の分類
項目間の関係を、カードや矢印等を用いてディスプレイ
上にグラフィカルに表現したグラフィカルネットを作成
し、文章集合をグラフィカルネットと対応を取りながら
管理し、グラフィカルネット中の分類項目毎に関連する
文章集合を呼び出し、呼び出した文章集合に対して分類
項目への帰属を修正または変更し、各文章に関連する項
目または文章集合を定義する一方、定義した項目または
文章集合を呼び出し、グラフィカルネットの分類項目間
の関係により文章と文章を結合して新たな文章の作成支
援を行い、既に作成されているグラフィカルネットを参
照し、新たに人力された文章の分類を支援して、文章の
表す知識構造を効率的に抽出しかつ編集するようにした
ことを特徴としている。
〈作用〉 ■ グラフィカルネット編集画面でエデイツトした知識
構造に対応して文章集合の分類項目が変更されるように
作用する。また文章集合を最初から分類し関係付けして
おけばそれに対応したグラフィカルネットが作成される
ように作用する。
■ グラフィカルネット編集時に、グラフィカルネット
の表現要素である各項目に対してそれに属する文章集合
を呼び出し、各文章集合に対して項目・関係への帰属を
修正・変更できるように作用する。
■ 文章自体の構造化定義ができるように作用する。ま
た文章から関連する項目、関連する文章を呼び出すよう
に作用する。
■ グラフィカルネットの項目間の関係を利用して、文
章と文章を関係により結合して新たな文章の作成支援を
行うように作用する。
■ 既に作成されているグラフィカルネットの知識を参
照し、新たに入力された文章の分類支援を行うように作
用する。
〈実施例〉 以下、本発明の文章知識編集方式の一実施例を図面を参
照しながら説明する。
第1図は本方式を実施するのに必要な道具性ての一例を
示している。
入力手段lとは、文字や図形を入力するための計算機の
周辺装置、すなわちキーボードやマウス等である。
表示手段2とは、ビットマツプ方式によりグラフィック
表示できる計算機のディスプレイ装置及び、ウィンドウ
システム等同一画面内で複数の画面表示を可能とするO
8のソフトウェアのことであり、画面切り替え手段3お
よびグラフィック表示手段4を含む。
編集手段5とは、計算機のソフトウェア環境が提供する
グラフィックエディタ(矩形、線分が編集可能なもの)
及びテキストエディタを基本とするソフトウェアのこと
で、編集の基本機能に加えて、編集対象を固定するオブ
ジェクト検索手段6と、固定した対象を実際に操作する
オブジェクト変更手段7を有する。
記憶手段8は、内部構造の形に変換したグラフィカルネ
ットや構造化文書をオンメモリの形で記憶するオブジェ
クト記憶手段9と、ディスクにファイルの形で記憶する
ファイル記憶手段IOとから構成され、計算機の記憶装
置がこれに相当する。
入力文解析手段11とは、形態素解析手段と構文解析手
段から構成され、文章の単語レベルでの係り受は関係を
求めるためのソフトウェアのことである。
知識ベース検索手段12とは、グラフィカルネットが表
す知識構造の内容を検索し、入力項目とマツチングを取
るソフトウェアのことである。
第2図に本方式の画面仕様の一例である。
この画面はグラフィカルネット(第4図に一例を示す)
を編集するための画面(グラフィックエディタ)(ここ
では”個々の制約”を示す画面)と、このグラフィック
エディタに対応する文書を編集するための画面(テキス
トエディタ)(ここでは“面会に関する制約”に対応す
る文章集合を示す画面)と、グラフィカルネットや文章
集合の関連項目を表示するための画面(ここだは”項目
リスト”を示す画面)が少なくとも必要となる。ここで
はグラフィ、ツクエディタで編集されるオブジェクトと
して、カード、入れ子、それらを関係付ける矢印(アー
ク)、及びテキストを取りあげて説明していく。第2図
はグラフィックエディタの「面会に関する制約」のカー
ドからそれに属する文章集合を呼び出したところを表し
ている。
第3図(a)は文章集合の一例、(b)は構造化文章の
入力フォーマットの一例、(C)はそのフォーマントに
従って入力された構造化文章の一例を示している。構造
化文章側 り管理された構造化文章の集合である。構造化文章は文
章自体(第3図(b)−■)、分類項目リスト(第3図
(b)−■)、部品化文字列リスト(第3図(b)−■
)、及び関係項目リスト(第3図(b)−■)から成る
。分類項目によりそれが属するグラフィカルネット中の
項目を特定することができ、部品化文字列により文章中
に現れるタームの表すグラフィカルネット中の項目を特
定することができ、関係項目によりグラフィカルネット
中の矢印及び矢印の行き先の項目をその文章に関係する
項目として特定することができる。逆に見れば、第3図
(c)が表す構造化文章は第4図のグラフィカルネット
中の「面会に関する制約」というカード項目が持つ文章
である。
・作用■、■の実現手段 グラフィカルネットの編集の結果、構造化文章集合の分
類項目リスト及び関係項目リストは内部処理によって自
動的に書き変えられる。逆に文章編集により分類項目を
指定した構造化文章から、カードと入れ子から成るグラ
フィカルネットを合成することができる。関係項目リス
トは文章毎に変更可能で、文章側の変更がグラフィカル
ネットに反映されることはない。部品化文字列は文章側
でニブライトすることにより定義するものである。
以上のような操作を可能とするためには、グラフィカル
ネットの編集対象となるオブジェクト及び文章集合に双
方向参照ポインタが張られているようなデータ構造を持
たせることが必要である。
データ構造の一例を第5図に示す。このようなデータ構
造をとっておけば、例えば、特定の入れ子の親を“5u
per”のリンクにより求め、子を”children
のリンクにより求めることができる。子孫、先祖を求め
るには何回もリンクをたどればよい。また、area”
リンクにより自分自身に出入りする矢印(アーク)を求
め、矢印(アーク)の“5ource“または“Lar
geじリンクによりその矢印(アーク)の行き先となる
項目を求めることができる。5entences”リン
クは構造化文章にリンクしており、構造化文章側でも“
class”リンクにより自分の属するカードまたは入
れ子を求めることができる。構造化文章のarcs”、
“term−def”リンクはそれぞれ関係する矢印(
アーク)、カードまたは入れ子の項目を指すものである
以上のようなデータ構造を準備した上で、必要なデータ
のリンクをたどりニブライト時の変更に逐一対応するよ
うな制御プログラムを組めば作用■、■が実現できる。
実現手順を要約したものを第6.7.8図に例示する。
・作用■の実現手段 構造化文書は通常のテキストエディタを使って例えば第
3図(b)のフォーマットに従って入力すればよい。フ
ォーマット化しておけば第5図の基本データ構造の形に
内部的に変換することはたやすい。
第9図は文章中のタームからの項目呼び出しの一例であ
る。部品化文字列が定義された文章では、定義された各
単語にカーソルが来ると反転表示され、キーボードやマ
ウスからの入力があると別ウィンドウにその単語を項目
名とするカード(または入れ子)を含むグラフィカルネ
ットが表示される。そのタームについてさ−らに文章で
詳しい内容が知りたい場合はグラフィカルネットの項目
からの文章呼び出しを行えばよい。
これらの操作を実現するための手段は、表示回りのプロ
グラムを除いて、前述のデータ間のリンクをたどる手段
が基本となっている。第1O図に手順の一例を示す。
・作用■の実現手段 第11図はグラフィカルネットからの文章作成支援の例
を示している。これは第9図のグラフィカルネット中の
直前直後という項目と関連する時間帯の項目が表す部分
的な知識を文章にした例である。ここでは項目名、関係
名、関係に特有な表現(例えば親子関係ならば、「の内
容は」「に属する」等が考えられる)、よく使用する格
助詞・助動詞等を文章の部品としてメニュー画面に用意
しておき、ユーザにそれを呈示し必要ならば選択させて
文章作成を助けるようにする。この機能の一例を第12
図に示す。これを実現するには、特定の項目に関連する
オブジェクトをポインタ検索によって求め、対応する部
品文章表現のリストを作り出し選択メニュとして呈示す
ればよい。
・作用■の実現手段 第13図は分類支援機能のための手順の一例を示してい
る。
機械的に分類支援を行う場合、基本となるのは単語レベ
ルでのマツチングである。これには人力文章を単語単位
に分かつ形態素処理操作が必要である。単語単位の単純
マツチングによりマツチングした既存のグラフィカルネ
ットの項目は分類の1つの候補となる。このレベルでは
全くマツチするらのがなかったり、複数の分類候補が出
ることが予想される。前者の問題への対策としては、グ
ラフィカルネットの項目中に同義語のポインタを持たせ
てマツチング語数の拡大を計る方法がある。
後者の問題への対策としては候補を呈示し使用音に選択
してもらう方法と、文章を例えば内部フレーム形式に変
換したレベルでマツチングをとる方法の2通りが一例と
して考えられる。
このフレームマツチングの手段では(ここでは文章の内
部形式がフレームであるとして話を進めるが内部形式の
定義が明確であればどのような形でもよい)、既存の分
類された文章をフレーム形式に変換しておくかまたは項
目毎にテンプレートとなるフレーム構造を用意する必要
がある。
形態素処理された入力文章は措文解析処理、係り受は抽
出処理を経て、フレーム形式にマツピングされろ。マツ
ピングによって文章の各要素は内部形式に固有の概念タ
ームで置き換えられており、単語単位の場合よりも幅広
くマツチングが行なわれる。この結果完全に包含関係に
ある既存のフレームデータがあれば人力知識は既存のグ
ラフィカルネットに吸収される。一部のスロット値に未
定義のらのが入ってきたような場合は使用音に問い合わ
せ、同義語を定義すれば吸収可能となるかどうかを調べ
、もし吸収可能であれば同義語定義を新たに行い、グラ
フィカルネットの同義語知識を追加する。吸収可能でな
い場合やフレームの一部しか一致しないような場合は分
類候補を呈示して、新たな知識の追加をユーザに委ねる
。上記手順に従った、実際の人力文章の分類例を第14
図に示す。
〈発明の効果〉 本方式を実現することによって次のような効果を得る。
l)知識の全体構造を見ながら文章の編集ができる。
2)書籍文書からの知識抽出・整理がたやすく行える。
3)文章中のタームの表す知識構造を呼び出したり、関
連する別の文章やタームを呼び出したりできるので文章
の表す知識の把握が容易となる。
4)項目間のグラフィカルな関係表現から新たな文章の
作成支援が行えるので、文章作成がたやすくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を実現するためのシステムの
全体構成の一例を示す図、第2図は本実施例における計
算機ディスプレイ画面の仕様の一例を示す図、第3図は
本実施例における構造化文章の一定義例と定義に従った
実例を示す図、第4図は本実施例におけるグラフィカル
ネットの一例を示す図、第5図は本実施例を実現するた
めに必要な編集対象の基本的なデータ構造の一例を示す
図、第6図は本実施例におけるグラフィカルネットと構
造化文書の関係付は手順の一例を示す図、第7図は本実
施例における構造化文書からグラフィカルネットを作成
する手順の一例を示す図、第8図は本実施例におけるグ
ラフィカルネットの項目に属する文章集合の呼び出し手
順の一例を示す図、第9図は本実施例における構造化文
章中のタームからグラフィカルネットさらには関連文書
の呼び出し例を示す図、第1O図は本実施例における文
章の構造化定義及び関連項目・文書の呼び出し手順の一
例を示す図、第1t図は本実施例におけろグラフィカル
ネットからの文学作成支援例を示す図、第12図は本実
施例における文書作成支援機能の一例を示す図、第13
図は本実施例における分類支援の手順の一例を示す図、
第14図は本実施例における人力文章の分類支援の一例
を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文章集合の分類項目間の関係を、カードや矢印等
    を用いてディスプレイ上にグラフィカルに表現したグラ
    フィカルネットを作成し、 文章集合をグラフィカルネットと対応を取りながら管理
    し、 グラフィカルネット中の分類項目毎に関連する文章集合
    を呼び出し、呼び出した文章集合に対して分類項目への
    帰属を修正または変更し、 各文章に関連する項目または文章集合を定義する一方、
    定義した項目または文章集合を呼び出し、グラフィカル
    ネットの分類項目間の関係により文章と文章を結合して
    新たな文章の作成支援を行い、 既に作成されているグラフィカルネットを参照し、新た
    に入力された文章の分類を支援して、文章の表す知識構
    造を効率的に抽出しかつ編集するようにしたことを特徴
    とする知識整理エディタにおける文章知識編集方式。
JP63262302A 1988-10-17 1988-10-17 知識整理エディタにおける文章知識編集方法 Expired - Lifetime JPH0748181B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07503352A (ja) * 1992-10-09 1995-04-06 ランディス アンド ジル ビルディング コントロール アーベー 電流発生器の制御装置及び制御方法
JPH0922414A (ja) * 1995-07-06 1997-01-21 Hitachi Ltd 文書分類支援方法および装置
US5920314A (en) * 1991-12-06 1999-07-06 Bull S. A. Process and tool for conceptual modeling of expertise on a computer system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0922414A (ja) * 1995-07-06 1997-01-21 Hitachi Ltd 文書分類支援方法および装置

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