JPH0528234A - 情報入力装置 - Google Patents

情報入力装置

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JPH0528234A
JPH0528234A JP20635191A JP20635191A JPH0528234A JP H0528234 A JPH0528234 A JP H0528234A JP 20635191 A JP20635191 A JP 20635191A JP 20635191 A JP20635191 A JP 20635191A JP H0528234 A JPH0528234 A JP H0528234A
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supplied
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JP20635191A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yamashiki
裕 山敷
Hideki Morikawa
秀樹 森川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重複した内容を保持することなく、用紙の情
報を常に最新のものとし、検索・伝送を迅速且つ容易に
行う。これにより、同時に複数の場所で迅速且つ容易に
用紙の最新の情報を得られるようにする。他のコンピュ
ータシステムとのトータルシステム化を可能とし、用紙
の保存にスペースを要さず、またコストの負担を解消す
る。 【構成】 手書き情報・非手書き情報を問わずカルテ2
に記録されるべき情報が、リアルタイムでメモリ9に記
憶されると共に、CRTディスプレイ12で表示され
る。また、カルテ2に新たに追加される情報のみが、メ
モリ9に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報入力装置、特に
手書き情報と非手書き情報を記憶すると共に、同一画面
上に表示し得る情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の用紙に、業務上必要な事項を記載
して保存することは、広く一般的に行われている。その
ような例の一つとしてカルテがある。
【0003】カルテには、医師によって直接記入される
手書き情報と、その他の非手書き情報が含まれている。
尚、この明細書中、手書き情報とは、医師によってカル
テに直接記入される事項であり、例えば、所見、診断等
の情報である。また、非手書き情報とは、例えば、簡単
な定型的文章、日付、所定の図形といった、いわばゴム
印の押印で表示し得る情報、或いは検査結果のプリント
アウトシート、ロールぺーパー等の情報である。
【0004】カルテは、その性質上、法定の保存期限を
経過しても廃棄されることはあまりない。そのため、病
院、医院等に於いて、カルテの保存に多くのスペースを
要しコスト的に負担になりつつある。また、必要なカル
テを迅速に取出すことができず、検索、伝送に時間を要
することから過去の記録を有効に利用することが困難に
なりつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述の問題に
対する一方の解決策として、例えば、カルテをビデオカ
メラ或いはスキャナ等で読取ることにより、カルテの情
報を保持することが考えられている。しかしながら、こ
れには以下のような問題点がある。
【0006】(1)新しく追加された情報と以前から記
載されていた情報を自動的に判別することが困難であ
る。・・・・・新たに記載される度に取り込むと、内容
的に重複する情報が多くなり、実用的でなくなる。ま
た、1頁書き終えるまで待つと取込みに時間遅れが発生
する。
【0007】(2)高速且つ高分解能の読取り装置が無
い。・・・・・例えば、スキャナは高分解能であるが遅
い。また、ビデオカメラは高速であるが分解能は低い。
【0008】このため、コンピュータ化されたシステム
は、実際上、存在していない。また、上述の問題に対す
る他方の解決策として、カルテをマイクロフイルムに撮
影し該マイクロフイルムを保存することが一部で導入さ
れつつある。
【0009】しかしながら、これは、マイクロフイルム
ロールを時間的に遅れたバッチで用意するものでしかな
かった。つまり、非手書き情報である検査結果のプリン
トアウトシート、ロールぺーパー等をまとめるシステム
が無かったために、治療が完了した後に、これら非手書
き情報をマイクロフイルムに撮影し該マイクロフイルム
を保存していた。
【0010】従って、通常は、原本であるカルテを確
認、参照しなければならないため、上述したような問題
点が依然として残されていた。即ち、 (1)保存に多くのスペースを要しコスト的に負担であ
る (2)検索、伝送に時間を要する (3)オーダーエントリ等他のシステムとの連繋が困難
である
【0011】従って、この発明の目的は、手書き情報と
非手書き情報をリアルタイムで記録し且つ同一画面上に
表示し得る情報入力装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この情報入力装置にかか
る発明は、用紙を載置すると共に、位置を検出し、該位
置を座標データに変換して出力する情報入力手段と、用
紙の様式の表示情報と、画面内の表示を制御するために
必要な処理の項目を示すメニューパターンの表示情報
と、所定の文章表現及び/または所定の図形表現でなる
仮表示イメージの表示情報とを格納する第1の記憶手段
と、第1の記憶手段から選択的に読出された表示情報
と、情報入力手段から供給される座標データとを格納す
る第2の記憶手段と、第2の記憶手段に保持されている
表示情報を映出する表示手段と、少なくとも仮表示イメ
ージを、情報入力手段で指定された位置に対応する表示
手段の位置に移して表示すべく制御する制御手段とを備
えた構成としている。
【0013】
【作用】初期表示時には、第1の記憶手段から用紙の様
式の表示情報とメニューパターンの表示情報とが、第2
の記憶手段に格納される。そして、該第2の記憶手段か
ら様式の用紙の表示情報とメニューパターンの表示情報
とが表示手段に供給される。
【0014】これによって、表示手段に用紙の様式とメ
ニューパターンが表示され、初期表示が終了する。
【0015】情報入力手段によって形成される座標デー
タが、第2の記憶手段に供給され格納される。この座標
データは、第2の記憶手段から表示手段に供給される。
【0016】これによって、既に表示手段に映出されて
いる用紙の様式内に於いて、情報入力手段から出力され
る座標データに対応する位置に、該位置の指定されてい
ることが表示される。
【0017】若し、文字、数字、記号等を手書き入力す
ると、該文字、数字、記号等の軌跡に対応する座標デー
タに基づいて、管面表示がなされる。
【0018】これによって、手書き情報と非手書き情報
とが、リアルタイムで、第2の記憶手段に格納されると
共に、表示手段の同一画面上にて表示される。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図1乃至
図6を参照して説明する。この一実施例では、用紙とし
てカルテを取り上げている。
【0020】図1の構成に於いて、タブレット1は、手
書き情報入力の場合には、カルテ2に記載される文字、
数字、記号、図形等を軌跡として捉え、該軌跡の座標デ
ータを検出するものである。また、このタブレット1
は、非手書き情報入力の場合には、後述する仮表示イメ
ージのカーソルに対応する位置の座標データを検出する
ものである。
【0021】タブレット1は、A4判或いはB5判のカ
ルテ2に対応するサイズとされており、該タブレット1
に設けられている係止手段によって、カルテ2を位置合
わせし固定する機能を有している。また、このタブレッ
ト1は、電磁誘導式、容量検出式、感圧式等、適宜の方
式のものが用いられ、分解能は200DPI以上とされてい
る。
【0022】このタブレット1では、該タブレット1上
の一点、例えば、点PO を、ユーザの操作する図示せぬ
ポインテイングデバイスで指示することによって或いは
カルテ2上に筆記具で書くことにより、点PO のX−Y
座標データ(XO 、YO )が形成される。
【0023】このX−Y座標データ(XO 、YO )は、
他の付加的なデータと共に、例えば、RS−232Cイ
ンターフエースのケーブルでインターフエース回路4に
供給される。
【0024】インターフエース回路4では、タブレット
1から供給される座標データ(XO、YO )及び他の付
加的なデータを、CPU6の制御によって、バス5を介
してメモリ9に供給する。メモリ9では、CPU6の制
御によって、座標データ(XO 、YO )及び他の付加的
なデータが取込まれ格納される。
【0025】また、インターフエース回路4には、文
字、数字、或いは制御信号等を入力するために、テンキ
ー15a、操作キー15b、カーソルキー15c等を備
えるキー操作部15が接続されている。
【0026】このキー操作部15では、各キーが操作さ
れると、該キーに対応する信号が形成される。該信号
は、処理装置3のインターフエース回路4を介してCP
U6に供給されるようになされている。
【0027】CPU6は、CRTディスプレイ12に於
いて画面表示を行うために、メモリ8、バス5、メモリ
9、コプロセッサ10、VDP11等を制御する。
【0028】メモリ8は、例えば、ROMが用いられて
いる。このメモリ8には、カルテ2を、図2に示される
ような状態でCRTディスプレイ12に管面表示するた
めに必要な各種の情報が格納されている。
【0029】例えば、カルテ2の様式を表示するための
情報〔以下、様式情報と称する〕、メニュー及びメニュ
ーパターンを表示するための情報〔以下、メニュー表示
情報と称する〕、そして更に、非手書き情報の内、簡単
な定型的文章、日付、所定の図形等を表示する情報〔以
下、単に表示情報と称する〕が格納されている。このメ
モリ8からの各種情報の読出しはCPU6の制御によっ
てなされる。
【0030】メモリ9は、カルテ2と同一の情報を格納
するためのテンポラリメモリである。メモリ9では、メ
モリ8から供給される各種情報と、タブレット1から供
給される座標データとから構成される一画面分の情報が
記憶される。このメモリ9へのデータの書込み、メモリ
9からのデータの読出しはCPU6の制御によってなさ
れる。
【0031】患者一人分の情報は、1個のメデイアに収
まることが望ましいので、メモリ9を外部記憶装置とす
る。この場合、メモリ9は、例えば、50MByte/枚以上の
容量のあるリムーバブルデイスクが用いられる。
【0032】コプロセッサ10は、各種演算処理のため
に用いられるもので、この一実施例では、例えば、所定
の図形の座標データを任意の角度に変換してなる新たな
座標データを求めるために用いられている。
【0033】所定の図形の座標データを任意の角度に変
換するのは、後述するように、表示情報の内の、所定の
図形が、実際にカルテ2上に押印されて表されている状
態と等しくなるように管面表示するためである。
【0034】タブレット1からインターフエース回路
4、バス5を介して供給される座標データが、コプロセ
ッサ10に供給される。CPU6の制御によって、コプ
ロセッサ10の動作が制御される。コプロセッサ10に
て所定の演算がなされた後、新たな座標データが、バス
5を介してメモリ9に供給され該メモリ9に格納され
る。
【0035】VDP11は、CPU6の制御によって、
メモリ9から読出されバス5を介して供給され一画面分
の各種情報を信号としてCRTディスプレイ12に供給
する。
【0036】CRTディスプレイ12は、CPU6の制
御によってVDP11から供給される一画面分の情報の
信号を映出し、一画面でカルテ2の半頁以上を表示す
る。このCRTディスプレイ12は、768 ×1024以上の
解像度とされているので、手書き情報がスムーズに表示
される。
【0037】以下、回路動作について説明する。まず、
手書き情報の処理について説明し、次いで、非手書き情
報の処理について説明する。
【0038】まず、カルテ2の初期表示について説明す
る。ユーザがキー操作部15を操作することによって、
該キー操作部15からの初期表示モードの信号がインタ
ーフエース回路4、バス5を介してCPU6に供給され
る。
【0039】CPU6は、初期表示モードの信号が供給
されると、メモリ8、9を制御する。即ち、メモリ8か
ら様式情報、メニュー表示情報を読出し、メモリ9に書
込む。そして、CPU6は、メモリ9に書込まれている
情報を読出し、VDP11を介してCRTディスプレイ
12に供給する。
【0040】CRTディスプレイ12では、図2に示さ
れるようなカルテ2の一部が表示される。これによっ
て、初期表示モードは終了する。
【0041】図2には、CRTディスプレイ12に映出
されているカルテ2の表示エリアARCAが示されている。
【0042】この表示エリアARCAには、実際のカルテ2
の半ページ分が表示されている。この表示エリアARCA
は、医師の所見、診断及びこれに付随する各種情報が記
載される第1記載領域AR1と、患者に関する各種データ
が記載される第2記載領域AR2と、メニュー或いは命令
の表示されている第3記載領域AR3とから構成されてい
る。
【0043】第1記載領域AR1には、医師の所見、診断
及びこれに付随する各種情報が記載される。また、この
第1記載領域AR1には、第3記載領域AR3のメニュー或
いは命令を選択した場合に、メニュー或いは命令に含ま
れる下位の選択肢がポップアッポして表示される。
【0044】第2記載領域AR2には、患者に関する各種
データ、例えば、「年月日、時刻」、「インプット者
名」、「患者番号」、「患者氏名」、「性別」、「生年
月日」、「入院日」、「主管科」、「主治医」等の記載
欄が設定されている。
【0045】第3記載領域AR3の上段の領域AR31には
ポップアッポメニューが配され、また、第3記載領域AR
3の下段の領域AR32にはメニューを経由せずに直接、
稼働させる命令群が配されている。
【0046】例えば、領域AR31には、図示されるよう
に「ゴム印」、「コンピュータデータ」、「スキャナ
ー」、「移動」、「保存」、「手書き入力」、「初期
化」等のメニューが配されている。
【0047】また、領域AR32には、図示されるように
「画面スクロール」、「ページ」、「ペン 太 中
細」、「消ゴム 太 中 細」、「ホーム」、「システ
ム」等の命令群が設定されている。
【0048】次いで、手書き情報の入力について説明す
る。図2に示されるメニュー「手書き入力」をアクセス
すると、手書き入力モードとされる。このアクセスは、
例えば、カーソルキー15c、操作キー15b等の操作
によりなされる。
【0049】この手書き入力モードに於いて、タブレッ
ト1上に載置・固定されているカルテ2に、ユーザの操
作するポインテイングデバイス或いは筆記具により指示
された任意の点PO の座標データ(XO 、YO )が形成
される。
【0050】手書き情報の入力時には、カルテ2に記載
した文字、数字、記号等の軌跡の座標データ(XO 、Y
O )が、タブレット1にて連続的に形成される。この座
標データ(XO 、YO )は、CPU6の制御によって、
処理装置3のインターフエース回路4、バス5を介して
メモリ9に格納される。
【0051】CPU6の制御によって、メモリ9に保持
されている座標データが読出される。該座標データは、
VDP11を介してCRTディスプレイ12に供給され
る。この結果、図2に示されるカルテ2の様式内、例え
ば、第1或いは第2記載領域AR1、AR2に、手書き入力
に対応した軌跡が、文字、数字、記号、図形等として表
示される。
【0052】次いで、非手書き情報の入力及び表示につ
いて説明する。図3には、ポップアッポメニューの例と
して、右端の「初期化」のメニューがアクセスされた場
合の表示が示されている。このアクセスは、例えば、カ
ーソルキー15c、操作キー15b等の操作によりなさ
れる。
【0053】領域AR31右端の「初期化」のメニューが
選択されると、図3に示されるように、「初期化」の表
示領域AR31gが、第2記載領域AR2側に拡大される。
そして、この「初期化」の表示領域AR31gでは、「イ
ンプット者変更」、「患者交替」、「新ページ」等のメ
ニューの内容が表示される。
【0054】図3のポップアッポメニューの内、「ゴム
印」メニューがアクセスされた場合について説明する。
このアクセスは、例えば、カーソルキー15c、操作キ
ー15b等の操作によりなされる。
【0055】〔1〕領域AR31左端の「ゴム印」のメニ
ューを選択すると、非手書き入力モードとされる。この
「ゴム印」は、簡単な定型的文章、日付、所定の図形等
を表示するためのものである。
【0056】これによって、第1記載領域AR1内の所定
の領域AR1aに、「ゴム印」のメニューの内容が、図示
されるように、「1・・・肺野略図」、「2・・・日
付」といったように表示される。
【0057】〔2〕上述のメニューの内容から「肺野略
図」を選択すると、上述の領域AR1aに表示されている
「ゴム印」のメニューの内容が消される。そして、第1
記載領域AR1及び第2記載領域AR2にまたがって、図2
及び図4に示される略図領域AR11が設定され、「肺野
略図」が表示される。
【0058】この略図領域AR11には、図4に示される
ように、肺野略図のゴム印パターン17が表示される。
【0059】肺野略図のゴム印パターン17では、カー
ソル18a、18bが点滅している。これは、以下の処
理に於いて、カルテ2に於ける記載事項を可能な限り、
そのままの状態でCRTディスプレイ12に再現するこ
とを意図しているためである。
【0060】即ち、肺野略図のゴム印パターン17を例
にすれば、この次の段階にてカルテ2に押印される肺野
略図のゴム印パターンは、実際には、少し傾いた状態で
押印されることもある。
【0061】そのような場合には、CRTディスプレイ
12にて表示される肺野略図のゴム印パターン17を、
カルテ2の肺野略図のゴム印パターン同様に傾けること
により、カルテ2に於ける記載事項を、そのままの状態
でCRTディスプレイ12に再現できるものである。
【0062】この一実施例では、以下の処理にて、CR
Tディスプレイ12に表示される肺野略図のゴム印パタ
ーン17を、カルテ2の肺野略図のゴム印パターン同様
に傾けることを実現している。
【0063】〔3〕タブレット1上に載置されているカ
ルテ2の正しい位置に、肺野略図のゴム印を押印する。
尚、図6中、実線LREは、カルテ2に押印された肺野略
図のゴム印パターンの輪郭を表すものとする。
【0064】〔4〕その後、点滅しているカーソル18
a、18bに対応する位置、即ち、カルテ2に押印され
ている肺野略図のカーソル18a、18b対応位置を、
タブレット1からタッチ入力する。
【0065】この時、タブレット1では、上述のタッチ
入力によって図6に示される座標データ(XOa、YO
a)、(XOb、YOb)が形成される。この座標データ
(XOa、YOa)、(XOb、YOb)は、所定の制御データ
と共にインターフエース回路4に供給される。
【0066】座標データ(XOa、YOa)、(XOb、YO
b)は、CPU6の制御によって、処理装置3のインタ
ーフエース回路4、バス5を介してメモリ9に記憶され
る。また、CPU6によって、コプロセッサ10が所定
の演算を実行するように制御される。この後、CPU6
の制御によって、メモリ9から座標データ(XOa、YO
a)、(XOb、YOb)が読出され、コプロセッサ10に
供給される。
【0067】コプロセッサ10には、CPU6の制御に
よって、図4に示される肺野略図のゴム印パターン17
を、第1記載領域AR1内の所定の領域に表示するための
基本的な座標データ、例えば、(X1a、Y1a)、(X1
b、Y1b)、(X1c、Y1c)、(X1d、Y1d)が供給さ
れている。
【0068】コプロセッサ10は、CPU6の制御によ
って、図6に示される基本的な座標データ(X1a、Y1
a)、(X1b、Y1b)、(X1c、Y1c)、(X1d、Y1
d)に対して座標変換を実行する。尚、図6中、一点鎖
線LCHは、上述の基本的な座標データ(X1a、Y1a)、
(X1b、Y1b)、(X1c、Y1c)、(X1d、Y1d)によ
って形成される肺野略図のゴム印パターンの輪郭を表す
ものとする。
【0069】コプロセッサ10は、上述の座標変換を図
5に示されるフローチャートに従って実行している。以
下、図5を参照して説明する
【0070】ステップ101にて、カーソル18a、1
8bに対応する座標データ(XOa、YOa)、(XOb、Y
Ob)が、コプロセッサ10に取り込まれる。
【0071】ステップ102にて、コプロセッサ10
は、座標データ(XOa、YOa)、(XOb、YOb)から得
られるX−Y座標平面上に於ける角度θ1を求める。ま
た、コプロセッサ10では、基本的な座標データ(X1
a、Y1a)、(X1b、Y1b)、(X1c、Y1c)、(X1
d、Y1d)から得られるX−Y座標平面上に於ける角度
θ2、例えば45度を求める。そして、角度θ1と角度
θ2の差異が求められる。
【0072】ステップ103にて、コプロセッサ10で
は、基本的な座標データ(X1a、Y1a)、(X1b、Y1
b)、(X1c、Y1c)、(X1d、Y1d)を、角度θ2を
基準として角度θ1だけ座標回転させた場合の座標デー
タ(X2a、Y2a)、(X2b、Y2b)、(X2c、Y2c)、
(X2d、Y2d)が求められる。
【0073】このステップ103では、上述の4つの頂
点の座標データのみならず、肺野略図のゴム印パターン
17を構成している全ての点の座標変換後の座標データ
が求められる。この処理が完了すると、制御信号がCP
U6に供給される。
【0074】ステップ104にて、コプロセッサ10に
て求められた座標変換後の座標データが、CPU6の制
御によりバス5を介してメモリ9に供給される。
【0075】メモリ9では、CPU6の制御により、座
標変換後の座標データが格納される。その後、ステップ
105に於いて、座標変換の施された肺野略図のゴム印
パターン17がVDP11を介してCRTディスプレイ
12に表示される。
【0076】〔5〕これによって、上述のタッチ入力に
よって指示されたタッチポイントに対応するCRTディ
スプレイ12上の位置に、図4に仮表示されている肺野
略図のゴム印パターン17が移動すると共に、カルテ2
に押印された肺野略図に対応して傾いた状態で管面表示
される。
【0077】この肺野略図のゴム印パターン17の座標
データは、メモリ9に供給され、格納される。尚、この
肺野略図のゴム印パターン17の座標データは、それま
でに保持されているデータに新たに付加される。
【0078】そして、肺野略図のゴム印パターン17を
カルテ2に押印した状態と等しく管面表示した後、前述
したような手順で、再度、手書き入力モードとすれば、
カルテ2に手書きした所見、診断等の情報が、リアルタ
イムでメモリ9に格納される。また、カルテ2に手書き
した内容はVDP11を介してCRTディスプレイ12
に供給され、該CRTディスプレイ12にてリアルタイ
ムで表示される。
【0079】この一実施例では、パターン化されている
図形として、肺野略図のゴム印パターン17を例に説明
しているが、これに限定されるものではなく、例えば、
プリントアウトされたコンピュータデータを、貼り付け
るような場合には、「ゴム印」の場合と同一の手順にて
行なえる。
【0080】その他、種々雑多な用紙の貼り付けは、ス
キャナで読み取るようにすることもできる。この場合に
は、カーソル18a、18bをユーザ側で指示する必要
がある。また、スキャナからの出力をインターフエース
回路4を介して取り込むようにすることが必要である。
【0081】また、このスキャナで読み取る場合には、
上述した手順の〔2〕は、以下のように2つに分かれ
る。 〔1〕 まず、メニュー「スキャナ」を選択する。 〔2a〕スキャナで読取る。 〔2b〕次いで、仮表示されているイメージに目印を付
ける。この目印を付けるためには、トラックボール、マ
ウス等が便利である。 〔3〕 用紙をカルテ2に貼り付ける。 以下は、上述した手順と同様である。
【0082】この一実施例によれば、手書き情報・非手
書き情報を問わずカルテ2に記録されるべき情報が、リ
アルタイムでメモリ9に記憶されると共に、CRTディ
スプレイ12で表示されるので、カルテ2の情報を常に
最新のものとすることができると共に、カルテ2の検索
及び伝送を迅速且つ容易に行うことができ、これによっ
て、他科、他病棟で必要な時に、しかも、同時に複数の
場所で、最新のカルテ2の情報を得ることができ、そし
て、他のコンピュータシステムとのトータルシステム化
が可能となる。
【0083】更に、カルテ2を必要以上の期間、保存し
ておく必要がなくなるので、カルテ2の保存にスペース
を要さずコストの負担を解消できる。
【0084】また、カルテ2に新たに追加される情報の
みが、メモリ9に記憶されるので、重複した内容を保持
することがなく、無駄の無い、使い勝手の良いシステム
とすることができる。
【0085】そして、筆記具でカルテ2に記載すること
は従来と全く同様であるので、システムの導入が比較
的、スムースである。
【0086】この一実施例では、用紙としてカルテ2を
取り上げているが、これに限定されるものではなく、業
務上、必要な事項を所定の用紙に記載して保存するよう
な他のシステムに対しても同様に適用が可能である。
【0087】
【発明の効果】この発明にかかる情報入力装置では、手
書き情報、非手書き情報を問わず、用紙に記録されるべ
き情報がリアルタイムで、第2の記憶手段に記憶される
と共に、表示手段にて映出されるので、用紙の情報を常
に最新のものとすることができると共に、検索・伝送を
迅速且つ容易に行うことができるという効果があり、こ
れによって、同時に複数の場所で迅速且つ容易に最新の
情報を得ることができるという効果があり、そして、他
のコンピュータシステムとのトータルシステム化を可能
とすることができるという効果がある。
【0088】また、用紙を必要以上の期間、保存してお
く必要が解消されるので、用紙の保存にスペースを要さ
ず、またコストの負担を解消でき、必要な情報を必要な
時に迅速に検索して取出すことができ過去の記録を有効
に利用することができるという効果がある。
【0089】そして、用紙に新たに追加される情報のみ
が、第2の記憶手段に記憶されるので、重複した内容を
保持することがなく、無駄の無い、使い勝手の良いシス
テムを構成することができるという効果がある。
【0090】更に、これまでの用紙への記載作業は、従
来と全く同様であるので、システムの導入を比較的、ス
ムースに行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる情報入力装置を示すブロック
図である。
【図2】表示装置に映出されるカルテを示す図である。
【図3】メニューのポップアップを示す図である。
【図4】仮表示イメージの表示を示す図である。
【図5】仮表示イメージの新たな座標データを求めるフ
ローチャートである。
【図6】仮表示イメージの新たな座標データを求める例
を説明する図である。
【符号の説明】
1 タブレット 2 カルテ 3 処理装置 4 位置決め具 6 CPU 8、9 メモリ 10 コプロセッサ 11 VDP 12 CRTディスプレイ PO 点 (XO 、YO ) 座標データ (X0a、Y0a) 座標データ (X0b、Y0b) 座標データ (X1a、Y1a) 座標データ (X1b、Y1b) 座標データ (X1c、Y1c) 座標データ (X1d、Y1d) 座標データ (X2a、Y2a) 座標データ (X2b、Y2b) 座標データ (X2c、Y2c) 座標データ (X2d、Y2d) 座標データ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 用紙を載置すると共に、位置を検出し、
    該位置を座標データに変換して出力する情報入力手段
    と、 上記用紙の様式の表示情報と、画面内の表示を制御する
    ために必要な処理の項目を示すメニューパターンの表示
    情報と、所定の文章表現及び/または所定の図形表現で
    なる仮表示イメージの表示情報とを格納する第1の記憶
    手段と、 上記第1の記憶手段から選択的に読出された表示情報
    と、上記情報入力手段から供給される座標データとを格
    納する第2の記憶手段と、 上記第2の記憶手段に保持されている表示情報を映出す
    る表示手段と、 少なくとも、上記仮表示イメージを、上記情報入力手段
    で指定された位置に対応する上記表示手段の位置に移し
    て表示すべく制御する制御手段とを備えてなる情報入力
    装置。
JP20635191A 1991-07-23 1991-07-23 情報入力装置 Pending JPH0528234A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6317762B1 (en) 1995-11-22 2001-11-13 Fujitsu Limited Document creating apparatus creates free format document from handwritten data converting into normalized size
US6644851B1 (en) 1999-06-24 2003-11-11 Yasuo Kumagai Roentgenogram image capturing system
JP2004192332A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Medical Bank Technology:Kk 医療情報伝達システム

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US6644851B1 (en) 1999-06-24 2003-11-11 Yasuo Kumagai Roentgenogram image capturing system
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