JPH0786552A - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

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JPH0786552A
JPH0786552A JP5186841A JP18684193A JPH0786552A JP H0786552 A JPH0786552 A JP H0786552A JP 5186841 A JP5186841 A JP 5186841A JP 18684193 A JP18684193 A JP 18684193A JP H0786552 A JPH0786552 A JP H0786552A
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Kozo Orihara
弘三 織原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームインターライン型撮像素子におい
て、スミアを抑制し、転送効率の向上を図る。 【構成】 フォトダイオード1と、撮像領域の垂直レジ
スタ2と、蓄積領域の垂直レジスタ3と、水平レジスタ
4と、出力部5を有する固体撮像素子において、蓄積領
域の垂直レジスタ3に隣接してレジスタ3の電荷を引き
抜くことのできるドレイン6aを設ける。垂直ブランキ
ング期間中において、フォトダイオードから電荷を読み
出すのに先立って、垂直レジスタ2内の不要電荷を高速
に垂直レジスタ3へ転送し、この電荷をドレイン6aに
より引き抜く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷結合素子(CCD)
を用いた固体撮像素子に関し、特に、撮像領域と蓄積領
域とを有する、いわゆるフレームインターライン型(F
IT型)の固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、テレビジョン学会技術報告 Vo
l.10, No.52, pp.19-24, 1987において提案された従来
のフレームインターライン型固体撮像素子の概略構成図
である。同図において、1はフォトダイオード、2は撮
像領域の垂直レジスタ、3は蓄積領域の垂直レジスタ、
4は水平レジスタ、5は出力部、6cは、転送されてき
た不要電荷を吸収するドレインである。ここでは、垂直
レジスタ2、3は4相駆動方式CCD、水平レジスタは
2相駆動方式CCDと仮定している。
【0003】図8に、図7のFIT型CCD固体撮像素
子の駆動パルスの波形を示す。φIM1 、φST1 はそれぞ
れ撮像領域の垂直レジスタ2および蓄積領域の垂直レジ
スタ3の転送電極に印加する4相のパルスのうちの1つ
を表わしている。図7および図8を参照して上記従来例
の動作について説明する。
【0004】まず、垂直ブランキング期間中の期間T1
において、垂直レジスタ内のスミアなどの不要電荷を5
00kHz〜2MHz程度の高速周波数で撮像領域上部
に設けたドレイン6cに掃き出す。次に、期間T2にお
いて、撮像領域の垂直レジスタ2の転送電極に通常の電
荷転送時よりも高いレベルのパルスを印加することによ
って、所定期間中にフォトダイオード1において入射光
量に応じて光電変換され蓄積された信号電荷を対応する
垂直レジスタ2に読み出す。これと同時に、フォトダイ
オードの電位を初期値にセットする。
【0005】期間T3において、フォトダイオード1か
ら撮像領域の垂直レジスタ2に読み出された信号電荷
を、やはり500kHz〜2MHz程度の高速周波数で
蓄積領域の垂直レジスタ3に転送する。その後、有効映
像期間T4において、信号電荷は蓄積領域の垂直レジス
タ内をテレビジョン方式に応じた周波数(NTSC方式
では15.75kHz)で転送され、水平方向1列分ず
つの信号電荷が並列に水平レジスタに送り込まれる。そ
して、水平レジスタ内を転送された信号電荷は、出力部
で電圧信号に変換され時系列の映像信号として外部に取
り出される。
【0006】図9は、テレビジョン学会全国大会予稿集
2−5、pp.21-22, 1989、において報告されたフレー
ムインターライン型CCD撮像素子の概略構成図であ
る。同図において、図7に示した従来例の部分と同等の
部分には同一の参照番号が付されている。本例の図7に
示した例と異なる点は、ドレインが除去されている点で
あり、それ以外の点では変わるところはない。この従来
例の垂直レジスタの駆動パルスは図8に示したものと同
様である(但し、期間T1における駆動パルスが、図7
の撮像素子に対しては逆転送パルスであるが、図9の撮
像素子に対しては正転送パルスとなっている)。
【0007】図10は、図9のB−B′線の断面図であ
る。同図において、20はp型シリコンからなる半導体
基板、21はn型拡散層である、水平レジスタの転送チ
ャネル、22は、水平レジスタの転送電極、23はゲー
ト絶縁膜、24はフィールド絶縁膜、25は、フィール
ド絶縁膜24下に形成された、p+ 型拡散層である反転
防止層、26は、転送電極22に駆動パルスを供給する
配線金属層である。
【0008】次に、図9および図8を参照してこの撮像
素子の動作について説明する。垂直ブランキング期間中
の期間T1において、垂直レジスタ2内のスミアなどの
不要電荷を500kHz〜2MHz程度の高速周波数で
蓄積領域の垂直レジスタ3に転送する。次に、期間T2
において、撮像領域の垂直レジスタ2の転送電極に通常
の電荷転送時よりも高いレベルのパルスを印加すること
によって、所定期間中にフォトダイオード1で入射光量
に応じて光電変換され蓄積された信号電荷を対応する垂
直レジスタ2に読み出し、同時に、フォトダイオードの
電位を初期値にセットする。
【0009】期間T3において、フォトダイオードから
撮像領域の垂直レジスタ2に読み出された信号電荷は、
やはり500kHz〜2MHz程度の高速周波数で蓄積
領域の垂直レジスタ3に転送される。このとき蓄積領域
の垂直レジスタ3に蓄積されていた不要電荷は、水平レ
ジスタ4を転送され出力部に掃き出される。その後、有
効映像期間T4において、信号電荷は蓄積領域の垂直レ
ジスタ内をテレビジョン方式に応じた周波数で転送さ
れ、水平方向1列分ずつの信号電荷が並列に水平レジス
タ4に送り込まれる。そして、水平レジスタ4内を転送
された信号電荷は、出力部5で電圧に変換され時系列の
映像信号として外部に取り出される。
【0010】図11は、従来のフレームインターライン
型CCD固体撮像素子のさらに別の例を示す概略構成図
である。同図において、図9に示された撮像素子の部分
と同等の部分に対しては同一の参照番号が付されてい
る。この例の図7、図9に示した他の従来例と異なる点
は、水平レジスタ4に隣接してドレイン6dが設けられ
ている点である(水平レジスタに隣接してドレインを設
けた例は、特開昭59−30378号公報に記載されて
いる)。
【0011】図12は、図11のC−C′線の断面図で
ある。図12において、図10に示された部分と対応す
る部分には同一の参照番号が付されているので、重複し
た説明は省略する。図12に示されるように、半導体基
板20の表面領域内に、水平レジスタの転送チャネル2
1に隣接してオーバフロー用のドレイン領域27が形成
され、転送チャネル21とドレイン領域27との間には
所定の電位に設定された制御ゲート領域28が形成され
ている。
【0012】この撮像素子を駆動する垂直レジスタの駆
動パルスは、図8に示されたものと同様である(但し、
期間T1における駆動パルスは正転送駆動パルスであ
る)。図9に示された例との動作上の相違点は、期間T
3において蓄積領域の垂直レジスタ3に蓄積されていた
不要電荷を掃き出す際に、水平レジスタ4の転送容量を
越える不要電荷をドレインに掃き出すことである。上記
公報には、転送チャネル21とドレイン27との間にク
リアゲートを設け、これを開くことにより垂直レジスタ
内の電荷をクリアすることも記載されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図7に示したフレーム
インターライン型CCD撮像素子では、不要電荷の掃き
出しを通常の信号電荷転送方向(正転送方向)とは逆方
向に高速で転送する必要があるため、正転送方向のみの
転送効率を高くする転送チャネルの設計を行うことがで
きず、撮像領域と蓄積領域との接続部で転送効率が劣化
する問題がある。また、高輝度の被写体を撮像した際
に、画面上で被写体の下側にしかスミアが発生しない不
自然な再生画像になるという欠点がある。
【0014】図9に示した従来例では、ドレインを設け
ずに水平レジスタを通して出力部に不要電荷を掃き出
す。このため図7の撮像素子のように、転送効率が劣化
したりスミアが片側のみに発生する問題は生じない。し
かし、スミアが極端に多い場合には、水平レジスタの転
送容量を越えた分が溢れ水平レジスタ全体にさらには蓄
積領域の垂直レジスタにも流入して、画面上に偽信号と
して現れるという欠点がある。
【0015】さらに、図11に示した従来例では、図7
および図9の固体撮像素子の欠点は解決されるが、新た
な問題が発生する。図11の部分断面図である図12
と、図9の部分断面図である図10との比較から明らか
なように、図11、図12に示される撮像素子では、水
平レジスタの転送電極がLで示すだけ長くなっている。
通常、水平レジスタのチャネル幅は20〜30μm、L
は10μm程度であり、このことは、ドレインを設ける
ことにより水平転送電極の容量が1.3〜1.5倍程度
増加することを、したがって水平レジスタの消費電力が
1.3〜1.5倍程度増加することを意味する。また、
水平レジスタの転送周波数が高い場合には、容量の増加
による波形なまりが深刻となり転送効率が劣化するとい
う問題も発生する。
【0016】本発明の目的は、上述のような従来例の欠
点を除去して、スミア抑制能力に優れかつ転送効率の高
いフレームインターライン駆動方式のCCD型固体撮像
素子を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、半導体基板上に二次元に配列され
た光電変換素子(1)と該光電変換素子に蓄積された信
号電荷を並列に転送する第1の垂直レジスタ(2)を備
えた撮像領域と、素子分離領域(9)によって互いに分
離された第2の垂直レジスタ(3)を備えた蓄積領域
と、第2の垂直レジスタからの信号電荷を順次転送する
水平レジスタ(4)と、前記水平レジスタの一端に設け
られた出力部(5)とを備えており、前記蓄積領域の素
子分離領域内に第2の垂直レジスタ内の電荷を引き抜
き、吸収する手段(6a、6b;10、12)を設けた
ことを特徴とする固体撮像素子が提供される。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示す概略平
面図である。同図において、1はフォトダイオード、2
は撮像領域の垂直レジスタ、3は蓄積領域の垂直レジス
タ、4は水平レジスタ、5は出力部、6aは、本発明に
したがって設けられた、不要電荷を吸収するためのドレ
インである。ここでは、垂直レジスタ2、3は4相駆
動、水平レジスタは2相駆動のCCDを仮定している。
【0019】図2は、蓄積領域の部分拡大平面図、図3
は、図2のA−A′線の断面図およびその断面での電位
図である。図2、図3において、7は、p型シリコンか
らなる半導体基板、8は、n型拡散層からなる垂直レジ
スタの転送チャネル、9は、p型拡散層からなる制御ゲ
ート領域、10はn型拡散層からなるドレイン領域、1
1はゲート絶縁膜、12は、制御ゲート領域9の電位を
制御するとともにドレイン電位を与える、多結晶シリコ
ンにより形成された制御電極、13〜17は、多結晶シ
リコンにより形成された垂直レジスタの転送電極であ
る。なお、制御電極12は、この例では、ゲート電極と
ドレイン電極を兼ねるものとして示されているが、それ
ぞれの電極を独立させることもできる。
【0020】図4は、図1〜図3に示した第1の実施例
を駆動するための駆動パルスの波形図である。φIM1
φST1 は、それぞれ撮像領域の垂直レジスタ2および蓄
積領域の垂直レジスタ3の転送電極に印加する4相のパ
ルスのうちの1つを、またφ CGは制御電極12に印加す
るパルスを表わしている。
【0021】図1〜図4を参照して本実施例撮像素子の
動作について説明する。垂直ブランキング期間中の期間
T1において、垂直レジスタ内のスミアなどの不要電荷
を500kHz〜2MHz程度の高速周波数で蓄積領域
の垂直レジスタに転送する。図3に、φST1 のローレベ
ルが印加された時の電位を破線aで、ハイレベルが印加
された時の電位を実線bで示す。このとき、制御電極に
は制御ゲート領域9の電位が、φST1 のローレベルに対
応する垂直レジスタの電位よりも低くなるようなローレ
ベルの電圧を印加する(図3破線c)。
【0022】次に、期間T2において、制御電極に制御
ゲート領域の電位がφST1 のハイレベルに対応する垂直
レジスタの電位よりも高くなるようなハイレベルの電圧
を印加する(図3実線d)ことによって、垂直レジスタ
の不要電荷をドレインに引き抜く。φCGをローレベルに
戻した後に、撮像領域の垂直レジスタ2の転送電極に通
常の電荷転送時よりも高いレベルのパルスを印加するこ
とによって、所定期間中にフォトダイオード1に、入射
光量に応じて光電変換され蓄積された信号電荷を、対応
する垂直レジスタ2に読み出す。このとき同時に、フォ
トダイオードの電位を初期値にセットする。期間T3以
後の動作は、図7、図8に示した従来例の場合と同様で
あるので説明は省略する。なお、ここでは期間T2にお
いて不要電荷の引き抜き後にフォトダイオードからの信
号電荷を読み出す例を示したが、2つの動作の順序が
逆、あるいは同時であってもよい。
【0023】本実施例では、不要電荷の掃き出しに通常
の信号電荷転送とは逆方向の高速転送を必要としないた
め、転送効率が劣化したりスミアが片側のみに発生する
問題は生じない。また、不要電荷を蓄積領域の素子分離
領域に形成したドレインに引き抜くため、水平レジスタ
の転送容量を越えた過剰電荷が水平レジスタから溢れこ
れが画面上に偽信号として現れる現象は発生しない。さ
らに、水平レジスタに隣接したドレインは必要ないため
に、水平レジスタの消費電力の増加を抑制でき、転送効
率の劣化も防止できる。
【0024】図5は、本発明の第2の実施例を示す概略
平面図である。同図において、図1に示された実施例と
同じ構成要素については同一の参照番号が付されてい
る。図1に示した第1の実施例では、ドレインが垂直方
向に蓄積領域全体にわたって形成されていたが、本実施
例では、垂直レジスタ間の素子分離領域のうち水平レジ
スタに近い一部分に形成している。ドレインが形成され
ている部分の平面および断面構造は、それぞれ図2、図
3に示されたものと同様である。
【0025】図6は、図5に示した第2の実施例に対す
る駆動パルスの波形図である。φIM1 、φST1 はそれぞ
れ撮像領域の垂直レジスタおよび蓄積領域の垂直レジス
タの転送電極に印加する4相のパルスのうちの1つを、
またφCGは制御電極に印加するパルスを表わしている。
図5および図6を参照して本実施例の動作について説明
する。垂直ブランキング期間中の期間T1において、垂
直レジスタ内のスミアなどの不要電荷を500kHz〜
2MHz程度の高速周波数で蓄積領域の垂直レジスタに
転送する。期間T2で、撮像領域の垂直レジスタ2の転
送電極に通常の電荷転送時よりも高いレベルのパルスを
印加することによって、所定期間中にフォトダイオード
1に、入射光量に応じて光電変換され蓄積された信号電
荷を、対応する垂直レジスタ2に読み出し、これと同時
に、フォトダイオードの電位を初期値にセットする。
【0026】期間T3において、フォトダイオード1か
ら撮像領域の垂直レジスタ2に読み出された信号電荷
を、やはり500kHz〜2MHz程度の高速周波数で
蓄積領域の垂直レジスタ3に転送する。このとき蓄積領
域の垂直レジスタに蓄積されていた不要電荷は水平レジ
スタ方向に転送されるが、その間制御電極にハイレベル
の電圧を印加することによって不要電荷をドレインに引
き抜く。その後、期間T3終了前にφCGをローレベルに
戻す。有効映像期間T4における動作は、図7に示した
従来例の場合と同様であるので説明は省略する。
【0027】なお、ここでは垂直レジスタ間の素子分離
領域のうち水平レジスタに近い一部分にドレイン形成し
ている例を示したが、それ以外の一部分あるいは複数部
分にドレインを形成することもできる。但し、この場
合、φCGのタイミングを変更する必要がある。例えば、
ドレインを素子分離領域の撮像領域寄りの部分に設けた
場合、φCGのハイレベル期間が期間T3が開始する前に
終了するようにする。図5に示す第2の実施例および上
記したその変更例においても第1の実施例の場合と同様
の効果を得ることができる。
【0028】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載された本願発明の要旨内において各種
の変更が可能である。例えば、第1および第2の実施例
では、蓄積領域のすべての列の素子分離領域にドレイン
を形成していたが、これを1列おきに形成するようにす
ることができ、また、各レジスタの転送方式を4相ある
いは2相方式から他の相数のクロックを用いる転送方式
のものに変更しうる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるフレー
ムインターライン型固体撮像素子は、蓄積領域の垂直レ
ジスタ間の素子分離領域に垂直レジスタ内の不要電荷を
引き抜き、吸収するドレインを設けたものであるので、
本発明によれば、不要電荷の掃き出しに通常の信号電荷
転送とは逆方向の高速転送を必要としないため転送効率
が劣化したりスミアが片側のみに発生する問題は生じな
い。また、不要電荷を水平レジスタを介して掃き出すも
のではないので、水平レジスタの転送容量を越えた過剰
電荷が水平レジスタから溢れて画面上に偽信号として現
れる現象は発生しない。さらに、水平レジスタに隣接し
てドレインを設けるものではなく、水平レジスタの転送
電極を長くする必要がないため、水平レジスタの消費電
力の増加を抑制でき、転送効率の劣化も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略平面図。
【図2】本発明の第1の実施例における蓄積領域の部分
拡大平面図。
【図3】図2のA−A′線の断面図とその断面における
電位図。
【図4】本発明の第1の実施例において用いられる駆動
パルスの波形図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す概略平面図。
【図6】本発明の第2の実施例において用いられる駆動
パルスの波形図。
【図7】第1の従来例の概略平面図。
【図8】第1の従来例において用いられる駆動パルスの
波形図。
【図9】第2の従来例の概略平面図。
【図10】図9のB−B′線の断面図。
【図11】第3の従来例の概略平面図。
【図12】図11のC−C′線の断面図。
【符号の説明】
1 フォトダイオード 2 撮像領域の垂直レジスタ 3 蓄積領域の垂直レジスタ 4 水平レジスタ 5 出力部 6a、6b、6c、6d ドレイン 7、20 半導体基板 8 蓄積領域の垂直レジスタの転送チャネル 9、28 制御ゲート領域 10、27 ドレイン領域 11、23 ゲート絶縁膜 12 制御電極 13〜17 蓄積領域の垂直レジスタの転送電極 21 水平レジスタの転送チャネル 22 水平レジスタの転送電極 24 フィールド絶縁膜 25 反転防止層 26 配線金属層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元に配列された光電変換素子と、各
    光電変換素子に蓄積された信号電荷の転送を受けこれを
    垂直方向に転送する複数の第1の垂直レジスタと、前記
    第1の垂直レジスタの後段に配置され、該第1の垂直レ
    ジスタより転送されてきた信号電荷を垂直方向に転送す
    る、互いに素子分離領域によって分離されている複数の
    第2の垂直レジスタと、前記複数の第2の垂直レジスタ
    から並列に信号電荷の転送を受けこれを水平方向に転送
    する水平レジスタと、前記水平レジスタの後段に配置さ
    れ、該水平レジスタから転送されてきた信号電荷を電圧
    信号に変換する出力部と、を有する固体撮像素子におい
    て、 前記第2の垂直レジスタに隣接した前記素子分離領域に
    は、前記第2の垂直レジスタから電荷を引き抜くことの
    できる電荷吸収手段が備えられていることを特徴とする
    固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記電荷吸収手段は、一つ置きの前記素
    子分離領域に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 前記電荷吸収手段は、前記第2の垂直レ
    ジスタの前記水平レジスタ寄りの部分または前記第1の
    垂直レジスタ寄りの部分に隣接して設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008277797A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 撮像素子

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6310889A (ja) * 1986-07-01 1988-01-18 Mitsubishi Electric Corp 固体撮像装置

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