JPH0786063B2 - カウンタースタッカーにおける印刷物の計数区分装置 - Google Patents

カウンタースタッカーにおける印刷物の計数区分装置

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JPH0786063B2
JPH0786063B2 JP3356612A JP35661291A JPH0786063B2 JP H0786063 B2 JPH0786063 B2 JP H0786063B2 JP 3356612 A JP3356612 A JP 3356612A JP 35661291 A JP35661291 A JP 35661291A JP H0786063 B2 JPH0786063 B2 JP H0786063B2
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努 小林
浩之 唐橋
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Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
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Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、輪転機の高速稼動状
態下において生産され一定の重なりピッチで列をなし搬
送される印刷物、例えば新聞を、カウンタースタッカー
(計数区分堆積装置)にて所定部数例えば25部毎に区
分して定数の束を自動作成するのに連動させて、印刷速
度を下げることなく所定部数未満の端数を区分して一挙
に複数の端数の束を作成するための印刷物の計数区分装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】輪転機より、一定の重なりピッチで列を
なし搬送される印刷物、例えば新聞をカウンタースタッ
カーにより区分堆積処理して束を作成する場合、輪転機
の高速稼動状態下においては、新聞列からの区分可能な
最小部数は、カウンタースタッカー自体の機構及び作動
上の制約から限界がある。そのため、例えば区分堆積処
理の可能な最小部数が25部であれば、輪転機より搬送
されてくる新聞列に対して、連続区分仕分け可能な25
部以上の所定数毎に区分部材を作動させ25部以上の所
定数で新聞を連続して区分して堆積装置に堆積させて束
を作成できても、25部未満の部数の束の作成はできな
い。これを可能にするには輪転機の印刷速度を減少させ
低速稼動の状態で行なわなければならなかった。そこ
で、こうした不都合を解決するものとして、前記所定部
数以下の区分堆積処理ができない定数用のカウンタース
タッカーに、25部未満の端数を堆積処理する端数用の
堆積装置をコンベヤにて並列接続し、前記定数用のカウ
ンタースタッカーの計数手段を共用して端数の束の作成
をする方式が発明され、例えば特公昭56−38499
号公報に示されている。
【0003】特公昭56−38499号公報に示される
ものは、まず搬送される新聞列のなかから定数Sと端数
aとの合計部数Zだけを第1区分部材で区分し、次に合
計部数Zの新聞列の先行のS部を定数S部分として定数
用カウンタースタッカーの堆積装置へ導入し定数の束と
して処理する。他方で、定数用カウンタースタッカーの
第1区分部材下流に併設した第2区分部材が合計部数Z
の新聞列の(S+1)枚目より後部のa部を端数aとし
て区分し、第2区分部材を始点としたコンベヤによって
端数用の堆積装置へ導入し、端数の束として処理するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の端
数区分処理では、搬送される新聞列より、まず定数1束
分と端数1束分の合計部数を区分してその紙列から端数
束を作成するため、最大で定数束と同数の端数束しか作
成できなかった。一方、新聞の店頭販売店(例えばキヨ
スクやコンビニエンスストア等)が増加し、かつこれら
の販売店では多岐にわたる読者ニーズにあわせて多種の
新聞を少量づつでもそろえるようになり、従前に比較す
ると、端数束の必要数が格段に増加している。そのた
め、より多くの端数束が必要な時は、余分に定数束を作
成し、それを手作業によってくずして不足した端数束を
作成しなければならなかった。よって、人手を使わずよ
り多くの端数束をカウンタースタッカーによって作成す
るための計数区分装置が望まれていた。
【0005】この発明は上記のことにかんがみなされた
もので、印刷物の定数計数区分に連動して定数未満の端
数の印刷物の計数区分を複数回行うことで、従来に比較
して少なくとも2倍の端数計数区分を行うことができる
ようになり、定数の印刷物をくずしての手作業での端数
計数区分をなくすことができ、省力化、省人化に極めて
有効な印刷物の計数区分装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る印刷物の計数区分装置は、主コンベヤ
を列となって搬送される印刷物を計数区分し、区分毎
に堆積装置に導入するようにしたカウンタースタッカー
において、コンベヤの延長上に、少なくとも2つの副
コンベヤを設け、主コンベヤと第1副コンベヤの間、第
1副コンベヤと第2副コンベヤの間のそれぞれの下方
に、それぞれの上流側コンベヤに導入コンベヤを介して
接続させた堆積装置を設け、主コンベヤ上にカウンター
ヘッドを設け、主コンベヤの終端部で、かつカウンター
ヘッドから所定の距離を隔てた位置に、主コンベヤ上を
搬送されてきた印刷物をせき止める区分部材と、主コン
ベヤと第1副コンベヤとを分断・接続可能であり、これ
ら2つのコンベヤを接続することによって主コンベヤか
らの印刷物を、堆積装置側と第1副コンベヤ側への流れ
に切換える第1切換部材を設け、第1副コンベヤと第2
副コンベヤとの間に、第1副コンベヤと第2副コンベヤ
とを分断・接続可能であり、これら2つのコンベヤを接
続することによって第1副コンベヤからの印刷物を、堆
積装置側と第2副コンベヤ側への流れに切換える第2切
換部材を設け、入力される印刷物の区分部数データーと
カウンターヘッドからの信号とコンベヤ及び第1の副
コンベヤによる搬送距離に関連する信号とに基づいて、
前記区分部材と第1,第2の切換部材とを順次作動させ
る区分部材連動制御手段とを有する構成となっている。
また主コンベヤ上を列となって搬送される印刷物を計数
区分し、区分毎に堆積装置に導入するようにしたカウン
タースタッカーにおいて、コンベヤの延長上に、少な
くとも2つの副コンベヤを設け、主コンベヤと第1副コ
ンベヤの間、第 1副コンベヤと第2副コンベヤの間のそ
れぞれの下方に、それぞれの上流側コンベヤに導入コン
ベヤを介して接続させた堆積装置を設け、主コンベヤ上
に第1のカウンターヘッドを設け、主コンベヤの終端部
で、かつ第1のカウンターヘッドから所定の距離を隔て
た位置に、主コンベヤ上を搬送されてきた印刷物をせき
止める区分部材と、主コンベヤと第1副コンベヤとを分
断・接続可能であり、これら2つのコンベヤを接続する
ことによって主コンベヤからの印刷物を、堆積装置側と
第1副コンベヤ側への流れに切換える第1切換部材を設
け、第1副コンベヤと第2副コンベヤとの間に、第1副
コンベヤと第2副コンベヤとを分断・接続可能であり、
これら2つのコンベヤを接続することによって第1副コ
ンベヤからの印刷物を、堆積装置側と第2副コンベヤ側
への流れに切換える第2切換部材を設け、この第2切換
部材から上流側に所定の距離を隔てた第1副コンベヤ上
に第2カウンターヘッドを設け、入力される印刷物の区
分部数データーと第1カウンターヘッドからの信号と
コンベヤによる搬送距離に関連する信号とに基づいて前
記区分部材と第1切換部材とを順次作動させるととも
に、前記与えられる印刷物の区分部数データーと第2カ
ウンターヘッドからの信号と第1副コンベヤによる搬送
距離による搬送距離に関連する信号とに基づいて前記
2切換部材を作動させる区分部材連動制御手段とを有す
る構成となっている。
【0007】
【作 用】適宜な手段で入力される印刷物の区分部数
データーに基づいて、コンベヤにより列となって搬送さ
れる印刷物を、コンベヤ上のカウンターヘッドで、所
定数と定めたデーター数の端数の総和数だけ計数する一
方、前記カウンターヘッドからの信号及びコンベヤに
よる搬送距離に関連する信号に基づき、区分部材、第1
切換部材と第2切換部材を作動させ、印刷物の列から、
所定数の印刷物と前記定めたデーター数だけの端数の印
刷物とを区分する。また第1副コンベヤ上にカウンター
ヘッドを設けた構成では、適宜な手段で入力される印刷
物の区分部数データーに基づいて、コンベヤにより列と
なって搬送される印刷物をコンベヤ上のカウンターヘ
ッドで、所定数と定めたデーター数の端数の総和数だけ
計数する一方、コンベヤ上のカウンターヘッドからの
信号及びコンベヤによる搬送距離に関連する信号に基
づき、区分部材及び第1の切換部材を作動させ、印刷物
の列から、所定数の印刷物と端数の和の数の印刷物とを
区分する。続いて、前記印刷物の区分部数データーに基
づいて、コンベヤ上のカウンターヘッドで前記端数の
和の数の印刷物を計数する一方、コンベヤ上のカウン
ターヘッドからの信号及びコンベヤによる搬送距離に
関連する信号に基づき、第2切換端数区分部材を作動さ
せ、前記端数の和の数の印刷物から、端数の印刷物を前
記定めたデーター数たげ順次区分する。コンベヤが2
つを超えて設けられているときは、隣接する2つの副コ
ンベヤの上流側副コンベヤが前記第1副コンベヤ、下流
側副コンベヤが前記第2副コンベヤに相当し、上流側副
コンベヤの上流端に設けられた切換部材が第1切換部
材、下流側副コンベヤの上流端に設けられた切換部材が
第2切換部材に相当し、末尾の副コンベヤを除く副コン
ベヤ上にカウンターヘッドが設けられるときは、上流側
のカウンターヘッドからの信号と上流側副コンベヤによ
る搬送距離に関連する信号が、下流側副コンベヤの上流
端に設けられた切換部材を作動させるのに利用される。
前記いずれの作用においても、コンベヤ上のカウンタ
ーヘッドで計数される前記総和数に含まれる端数のデー
ター数は、切換部材の設置数以下で、区分部材連動制御
手段によって自動的に定められる。
【0008】
【実 施 例】この発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は、主コンベヤの延長上に2つの副コンベヤ即
ち、第1副コンベヤと第2副コンベヤを設け、主コンベ
ヤと第1副コンベヤ上にカウンターヘッドを設けた実施
例の構成概要を示す機構説明図、図2(イ)乃至(ハ)
は図1に示す機構によって搬送される新聞列が定数S、
端数a及び端数bに区分仕分けされる状態を示した説明
図、図3(イ)乃至(ト)は前記図2(イ)乃至(ハ)
に示された区分動作を順次示す動作説明図、図4は図1
で示す実施例による計数区分装置の自動制御系を例示す
るフローチャートである。
【0009】まず図1において、輪転機から新聞を搬送
するコンベヤに連結してコンベヤ4を設け、その下流
に第1堆積装置1、第2堆積装置2及び第3堆積装置3
第1,第2副コンベヤ5a,5bからなる第2コンベ
ヤ5によって連結されている。第1堆積装置1は、前記
コンベヤ4と前記第2コンベヤ5の第1副コンベヤ5
との対向位置から後に記載する堆積手段7に向けて設
けた導入コンベヤ1aと、導入コンベヤ1aの下流に設
けた新聞を堆積させて機外へ搬出する堆積手段7とから
なる。コンベヤ4上には、搬送される新聞を計数する
第1カウンターヘッド10と、第1カウンターヘッド1
0から予め設定された距離に設けられた区分部材12が
あって、これは後に記載するタイミングで出力される第
1カウンターヘッド10からの信号と、輪転機の稼動速
度に追従するコンベヤ4の駆動軸回転に連動して出力
されるパルス信号とに基づいてタイミングをとり、搬送
されてくる新聞列を区分する。また、区分部材12の直
下流に、後に記載するタイミングで出力される第1カウ
ンターヘッド10からの信号とコンベヤ4の駆動軸回
転に連動して出力されるパルス信号とに基づいて、タイ
ミングをとり新聞列を区分する第1切換部材13が設け
られている。更に、この第1切換部材13を起点とする
とともに第1副コンベヤ5aと第2副コンベヤ5bとに
分離された第2コンベヤ5が設けられ、前記したように
第1堆積装置1、第2堆積装置2、第3堆積装置3が連
結されている。第2堆積装置2及び第3堆積装置3は第
1堆積装置1と略同様に構成される。即ち第2堆積装置
では、第2コンベヤ5の第1,第2の両副コンベヤ5
a,5b間から堆積手段8に向けた導入コンベヤ2aと
堆積手段8とからなり、第3堆積装置3は第2コンベ
5bの末尾から堆積手段9に向けた導入コンベヤ3a
と堆積手段9とからなる。また第1副コンベヤ5aと第
2副コンベヤ5bの分離位置には、分離された第2副
ンベヤ5bの始点となる第2切換部材14が設けられ、
第1副コンベヤ5a上には第2カウンターヘッド11が
設けられる。
【0010】次に図2(イ)乃至(ハ)によって搬送さ
れる新聞列の区分について説明する。まず定数Sと端数
a及び端数bの合計部数Tとの和であるZ部数の直下流
位置Aと直上流位置Aに区分部材12が降下して、
連続する新聞列からZ部数を区分する。次に、Z部数の
新聞列でのS部数の最後尾Bと次に続く端数合計Tの先
頭Cの間A第1切換部材13が降下し、Z部数を定
数Sと端数合計Tとに区分する。更に、端数合計Tにお
いては端数aの最後尾Dと端数bの先頭Eとの間A
第2切換部材14が降下し、端数合計Tを端数aと端数
bとに区分し、図2(ハ)に示すように定数S、端数a
及び端数bをそれぞれ導入コンベヤ1a,2a,3aに
導入する。
【0011】図4の自動制御を例示したフローチャート
に基づいて、図3に示した各機構の動作説明をする。ま
ず印刷物の区分部数データーが、例えばバーコードなど
で示されている宛名札をデーター読取装置6aによって
読取らせることによって部数データーが入力され、区分
連動制御手段6でデーターが記憶される。他にテン
キー6bによるデーター打込みによっても入力すること
ができる。入力データーは定数データー(S)及び複数
のその都度変化する端数データー(a,b)で、それに
基づいて制御装置で端数aと端数bの和の端数合計T
と、定数Sと端数合計Tの和のZの演算がなされ、Zと
Tの値が出される。次に、部数データーZ、S、T、a
と第1カウンターヘッド10と第2カウンターヘッド1
1の計数信号により区分部材12、第1切換部材13及
第2切換部材14に、下降及び復帰動作指令が順次出
される。図3(イ)では、コンベヤ4で搬送される新
聞列の先行分のZ部数最後尾をカウントアップした第1
カウンターヘッド10の信号を受けて、区分部材連動制
御手段6が、コンベヤ4の駆動軸回転に連動して出力
されるパルス信号を、後に記載する所定数だけカウント
したカウントアップ信号により区分部材12が下降し、
新聞列を区分する。区分部材連動制御手段6がカウント
する前記所定数は、第1カウンターヘッド10と区分部
材12の距離によって定まり、即ちコンベヤ4が新聞
列を搬送する距離と相関している。
【0012】先行の新聞列との間隔が予め設定された距
離となると、図3(ロ)に示すように区分部材12が復
帰し、新たな新聞列が搬送される。間隔が設定された距
離になったことの検出は、区分部材12が下降した後、
第2コンベヤ5の駆動軸回転に連動して出力されるパル
ス信号を所定数だけカウントすることによって検出して
も、適宜のセンサー(図示せず)によって先行分の最後
尾がある位置を通過したのを直接検出するようにしても
良い。図3(ハ)では、第1カウンターヘッド10が定
数SをカウントしたSカウント信号を受けて、区分部材
連動制御手段6が、第1コンベヤ4の駆動軸回転に連動
して出力されるパルス信号を、第1カウンターヘッド1
0と第1切換部材13の距離によって定まる所定数だけ
カウントし、定数Sの最後尾Bが第1切換部材13の位
置まで搬送されたことを検出したカウントアップ信号に
より、第1切換部材13が定数Sの最後尾Bと端数合計
Tの先頭Cの間に挿入され、新聞列を区分し第2コンベ
ヤ5へ端数合計Tを導入する。
【0013】図3(ニ)では、Z部数の最後尾をカウン
トアップした第1カウンターヘッド10の信号によっ
て、区分部材連動制御手段6が、前記図3(イ)のとき
と同様に作用し、区分部材12が下降して新聞列を区分
する。次に、図3(ニ)に示すように、第1切換部材
3が、前記Z部数の最後尾をカウントアップした第1カ
ウンターヘッド10の信号によって、区分部材連動制御
手段6が、コンベヤ4の駆動軸回転に連動して出力さ
れるパルス信号を、第1カウンターヘッド10と第1切
部材13の距離によって定まる所定数だけカウント
し、Z部数の最後尾が第1切換部材13の位置まで搬送
されたことを検出したカウントアップ信号により、第1
切換部材13が復帰し、続いて、図3(ロ)のときと同
様にZ部数の最後尾と後続の新聞列との間隔が予め設定
された距離となると、区分部材12が復帰する。
【0014】一方、図3(ニ)乃至(ト)に示すよう
に、端数合計Tの新聞列は第2コンベヤ5の第1副コン
ベヤ5a上を搬送され第2カウンターヘッド11によ
り、端数aがカウントアップされると、区分部材連動制
御手段6が、前記図3(ハ)のときと同様に作用し端数
aの最後尾D端数bの先頭Eの間に第2切換部材14
挿入され端数合計Tの新聞列を区分して、第2コンベ
ヤ5の第2副コンベヤ5bへ端数bを導入する。よっ
て、定数S、端数a、端数bは区分され図1に示す堆積
装置1、2、3へと導入され、堆積されて機外へと排出
され処理が終る。
【0015】以上、図面に従って、第2コンベヤ5を第
1,第2副コンベヤにて構成し、かつ第1副コンベヤ
上にカウンターヘッド11を設けた実施例について説
明したが、第2コンベヤ5の副コンベヤを2箇を超えて
設け、上記図3(ハ)乃至(ト)における作動と略同様
の作動を繰り返すことにより、より多くの端数印刷物の
計数区分が可能であることは理解できるであろう。ま
た、第2コンベヤ5上のカウンターヘッド11を設ける
ことなく、第1コンベヤ4上のカウンターヘッド10の
カウント信号を区分部材連動制御手段6でピックアップ
して内部処理し、各区分部材12及び第1,第2切換
材13、14の作動信号を出力するように構成すること
も可能である。この場合の自動制御系のフローチャート
は、例えば図5に示す通りである。
【0016】要はこの発明は、以上記載の実施例に限定
されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない設計
上の改変を含むものである。尚、図1に2点鎖線で示す
ように、第2コンベヤ5の第1副コンベヤ5aと第2副
コンベヤ5b上のそれぞれに、区分部材12と略同様の
構成及び機能を有する付加区分部材15、16を設ける
とともに第2副コンベヤ5b上に付加カウンターヘッド
17を設け、更に図6に示すように迂回搬送経路21を
設けることにより、前記第1カウンターヘッド10、第
2カウンターヘッド11、区分部材12、第1切換部材
13、第2切換部材14、堆積装置1、2、3等が作動
不良であるときに、作動不良箇所を回避して印刷物の計
数区分を行うことが可能である。図6中20は輪転機で
ある。
【0017】
【発明の効果】印刷物の定数計数区分に連動して定数未
満の端数の印刷物の計数区分を複数回行うことで、従来
に比較して少なくとも2倍の端数計数区分を行うことが
できるようになり、定数の印刷物をくずしての手作業で
の端数計数区分をなくすことができ、省力化、省人化に
極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第2コンベヤの分離位置を1箇所と
し、かつ第2コンベヤ上にカウンターヘッドを設けた実
施例の構成概要を示す機構説明図である。
【図2】(イ)乃至(ハ)は図1に示す構成によって搬
送される新聞列が定数S、端数a及び端数bに区分仕分
けされる状態を示した説明図である。
【図3】(イ)乃至(ト)は前記図2(イ)乃至(ハ)
に示された区分作動を順次示す作動説明図である。
【図4】図1で示す実施例による計数区分装置の自動制
御系を例示するフローチャートである。
【図5】他の構成による場合の自動制御系を例示するフ
ローチャートである。
【図6】図1で示す機構に印刷物の迂回搬送経路を設置
した場合の概略構成図である。
【符号の説明】
1…第1堆積装置、2…第2堆積装置、3…第3堆積装
置、1a、2a、3a…導入コンベヤ、4…コンベ
ヤ、5…第2コンベヤ、5a…第1副コンベヤ、5b…
第2副コンベヤ、6…区分部材連動制御手段、6a…デ
ーター読取装置、6b…テンキー、7、8、9…堆積手
段、10…第1カウンターヘッド、11…第2カウンタ
ーヘッド、12…区分部材、13…第1切換部材、14
第2切換部材、15、16…付加区分部材、17…付
加カウンターヘッド、、20…輪転機、21…迂回搬送
経路、S…定数、a、b…端数、T…端数合計、Z…S
とTとの合計、A、A…第1区分部材による区分位
置、A第1切換部材による区分位置、A第2切
換部材による区分位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主コンベヤ上を列となって搬送される印
    刷物を計数区分し、区分毎に堆積装置に導入するように
    したカウンタースタッカーにおいて、コンベヤの延長
    上に、少なくとも2つの副コンベヤを設け、主コンベヤ
    と第1副コンベヤの間、第1副コンベヤと第2副コンベ
    ヤの間のそれぞれの下方に、それぞれの上流側コンベヤ
    に導入コンベヤを介して接続させた堆積装置を設け、主
    コンベヤ上にカウンターヘッドを設け、主コンベヤの終
    端部で、かつカウンターヘッドから所定の距離を隔てた
    位置に、主コンベヤ上を搬送されてきた印刷物をせき止
    める区分部材と、主コンベヤと第1副コンベヤとを分断
    ・接続可能であり、これら2つのコンベヤを接続するこ
    とによって主コンベヤからの印刷物を、堆積装置側と第
    1副コンベヤ側への流れに切換える第1切換部材を設
    け、第1副コンベヤと第2副コンベヤとの間に、第1副
    コンベヤと第2副コンベヤとを分断・接続可能であり、
    これら2つのコンベヤを接続することによって第1副コ
    ンベヤからの印刷物を、堆積装置側と第2副コンベヤ側
    への流れに切換える第2切換部材を設け、入力される印
    刷物の区分部数データーとカウンターヘッドからの信号
    コンベヤ及び第1の副コンベヤによる搬送距離に関
    連する信号とに基づいて、前記区分部材と第1,第2の
    切換部材とを順次作動させる区分部材連動制御手段とを
    有することを特徴とするカウンタースタッカーにおける
    印刷物の計数区分装置。
  2. 【請求項2】 主コンベヤ上を列となって搬送される印
    刷物を計数区分し、区分毎に堆積装置に導入するように
    したカウンタースタッカーにおいて、コンベヤの延長
    上に、少なくとも2つの副コンベヤを設け、主コンベヤ
    と第1副コンベヤの間、第1副コンベヤと第2副コンベ
    ヤの間のそれぞれの下方に、それぞれの上流側コンベヤ
    に導入コンベヤを介して接続させた堆積装置を設け、主
    コンベヤ上に第1のカウンターヘッドを設け、主コンベ
    ヤの終端部で、かつ第1のカウンターヘッドから所定の
    距離を隔てた位置に、主コンベヤ上を搬送されてきた印
    刷物をせき止める区分部材と、主コンベヤと第1副コン
    ベヤとを分断・接続可能であり、これら2つのコンベヤ
    を接続することによって主コンベヤからの印刷物 を、堆
    積装置側と第1副コンベヤ側への流れに切換える第1切
    換部材を設け、第1副コンベヤと第2副コンベヤとの間
    に、第1副コンベヤと第2副コンベヤとを分断・接続可
    能であり、これら2つのコンベヤを接続することによっ
    て第1副コンベヤからの印刷物を、堆積装置側と第2副
    コンベヤ側への流れに切換える第2切換部材を設け、こ
    の第2切換部材から上流側に所定の距離を隔てた第1副
    コンベヤ上に第2カウンターヘッドを設け、入力される
    印刷物の区分部数データーと第1カウンターヘッドから
    の信号とコンベヤによる搬送距離に関連する信号とに
    基づいて前記区分部材と第1切換部材とを順次作動させ
    るとともに、前記与えられる印刷物の区分部数データー
    と第2カウンターヘッドからの信号と第1副コンベヤに
    よる搬送距離による搬送距離に関連する信号とに基づい
    て前記第2切換部材を作動させる区分部材連動制御手段
    とを有することを特徴とするカウンタースタッカーにお
    ける印刷物の計数区分装置。
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