JPH0647874Y2 - 被搬送物集積装置 - Google Patents

被搬送物集積装置

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JPH0647874Y2
JPH0647874Y2 JP1987019178U JP1917887U JPH0647874Y2 JP H0647874 Y2 JPH0647874 Y2 JP H0647874Y2 JP 1987019178 U JP1987019178 U JP 1987019178U JP 1917887 U JP1917887 U JP 1917887U JP H0647874 Y2 JPH0647874 Y2 JP H0647874Y2
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弘文 渡辺
薫 藤沢
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Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は上流側装置から排出されるほぼ扁平な物品を
集積する被搬送物集積装置に係り、詳細には、輪転機の
折機から所定ピッチでズレ重なった状態で排出される新
聞紙のような折帳に対し、輪転機の排出速度に整合した
状態で搬送し計数区分しての集積と、輪転機の排出速度
より遅い速度で搬送し計数区分しての集積とを、輪転機
の排出速度を減ずることなく、かつ同時に行い得る被搬
送物集積装置に関する。
(ロ)従来の技術 被搬送物集積装置としては、上流側装置の排出速度を減
ずることなく、排出される物品に対し、排出速度に整合
した速度での搬送、計数区分、集積と、排出速度より遅
い速度での搬送、計数区分、集積とを同時に行う従来技
術、例えば、特開昭60−52460号公報記載の「折帳印刷
物を小束計数区分機へ給送する方法」や、特開昭61−24
3765号公報記載の「印刷物の集束作成装置」が公知であ
る。
特開昭60−52460号公報記載の「方法」は、複数の搬送
キャリヤーよりなる小束計数区分機への搬送路へ、輪転
機のスピードと同様の高速をもって折帳印刷物を送り込
み、同搬送路がほぼ満杯になると同時に、これを低速に
切換る。これと同時に、方向切換装置を作動せしめ、後
続の高速で送り込まれる折帖印刷物を標準束計数区分機
への高速の搬送路に送り込み、低速で移行する行列の後
端が所定位置に設けられたセンサーを通過した時、また
は適当な時間遅延させた後にその信号で再度方向切換装
置を作動せしめ、高速で送られてくる折帳印刷物を小束
計数区分機へのキャリヤーへ送る。これと同時に、この
複数個よりなる低速の搬送キャリヤーを初めのものから
順次前方へと高速に切換え、これによりこの高速の行列
の先端を、前に移行している低速の行列の後端に追いつ
かせるようにした折帳印刷物を小束計数区分機へ給送す
る「方法」である。
又、特開昭61−243765号公報記載の「装置」は、輪転印
刷機によって印刷され折畳まれて、搬送部材により順次
ずれ重なって搬送される印刷物をカウンタースタッカに
導いて計数区分し、所要部数毎に集積する装置であり、
通常の搬送部材及びカウンタースタッカ以外に、副搬送
部材及び副カウンタースタッカを設けている。副搬送部
材は搬送部材の駆動部材またはそれより低速の副駆動部
材のいずれかによって選択的に駆動されるようになって
おり、両搬送部材間に設けられた切換部材によって印刷
物を副搬送部材に誘導した際は、副搬送部材を高速で作
動させる。また、その下流端近傍に設けた検知部材が印
刷物を検知する際は、副搬送部材を停止して印刷物をそ
の上に貯留する。そして、後続の印刷物は高速作動する
搬送部材に誘導されるとともに、副搬送部材上に貯留さ
れた印刷物は制御部材によって指示された小部数ごとに
副カウンタースタッカで集積されるようになっている
「装置」である。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 特開昭60−52460号公報記載の「方法」及び特開昭61−2
43765号公報記載の「装置」に共通した問題点は、『小
束計数区分機への搬送路』、『副搬送部材』への『印刷
物』の導入が、いつも『搬送路』、『副搬送部材』が満
配まで行なわれるので、『小束計数区分機』、『副カウ
ンタースタッカ』で処理する『印刷物』の数が『搬送
路』、『副搬送部材』に貯留し得る『印刷物』の数の整
数倍でなければ無駄な残余部数を生ずることである。
また、『搬送路』、『副搬送部材』に貯留した『印刷
物』が総て『小束計数区分機』、『副カウンタースタッ
カ』に送られたことを確認するのに、『搬送路』、『副
搬送部材』の下流端部に設けた『センサー』、『検知部
材』により、折帳列の後端通過を検出するだけで行って
いるので、例えば、ペースタ部排紙等により『搬送
路』、『副搬送部材』に貯留した折帳列に空間がある場
合には、これを検出して折帳列の後端通過と誤認し、次
の指令作動をおこして、『搬送路』、『副搬送部材』、
もしくは、『小束計数区分機』、『副カウンタースタッ
カ』において、正規の印刷物処理ができなくなる問題点
があった。
次に特開昭60−52460号公報記載の「方法」における問
題点は、『搬送路』の『印刷物』残数がわずかになった
ときに、これを追加し、かつ、追加する『印刷物』を先
行する『印刷物』の末尾に追いつかせるために、『搬送
路』を構成する複数の搬送キャリヤーを初めのものから
順次前方へと高速に切換える必要があり、そのための複
雑な、あるいは/および多数の駆動手段、及び制御手段
が必要なことであった。
又、特開昭61−243765号公報記載の「装置」における問
題点は、前記のような駆動手段、及び制御手段を除いて
いるが、そのために、『副搬送路』への『印刷物』の追
加は、『副搬送部材』に貯留された『印刷物』が消尽さ
れた後にしか行うことができず、『副カウンタースタッ
カ』での処理を、『印刷物』の追加の間は休止する必要
があり、連続処理は不可能なことであった。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、上流側装置から排出される物品を計数区分
して所定数毎に集積する被搬送物集積装置において、主
計数区分集積部と、主計数区分集積部へ上流側装置の排
出速度に略整合した速度で物品を搬送する幹搬送路と、
副計数区分集積部と、上流側装置の排出速度に略整合し
た速度で物品を導入して留保し、かつ上流側装置の排出
速度よりも遅い速度で前記副計数区分集積部へ前記留保
した物品を搬送する複数の支搬送路と、各搬送路が分岐
する分岐部に設けた搬送路切換手段と、支搬送路への分
岐部より上流に設けられ支搬送路に導入される物品を検
出する上流側物品検出手段と、支搬送路の下流側に設け
られ支搬送路に導入された物品を検出する下流側物品検
出手段と、支搬送路を個別に駆動するそれぞれ別個の駆
動手段と、支搬送路の作動量を検知すべく支搬送路に連
結して設けられ戦記上流側物品検出手段および下流側物
品検出手段と連動し搬送路切換手段と駆動手段とを制御
する作動量検知手段と、各々の計数区分集積部と搬送路
と搬送路切換手段と駆動手段とを制御する制御部とを有
することを特徴とする被搬送物集積装置を提案すること
で上述の問題点を解決する。
(ホ)作用 幹搬送路と主計数区分集積部との共同により、上流側装
置の排出速度に見合う一定数の集積体を作成する一方、
複数の支搬送路と副計数区分集積部との共同により、上
流側装置の排出速度より遅い速度でしか集積体を作成し
得ない、前記一定数より少数からなる集積体を連続して
作成する。
支搬送路は、上流側装置の排出速度に略整合した速度で
上流側装置から排出される物品を搬送路内に導入し留保
する。各支搬送路が一杯になると、搬送路切換手段を切
り換え、物品を幹搬送路を経由して主計数区分集積部に
搬送し集積するとともに、支搬送路内に留保した物品を
要求に応じて副計数区分集積部に搬送し集積する。支搬
送路内の物品が全て副計数区分集積部に搬送されると、
継続して他の支搬送路内の物品を副計数区分集積部に搬
送し集積するとともに、搬送路切換手段を切り換えて搬
送路を切換えて、再び空になった支搬送路内に、上流側
装置の排出速度に略整合する速度で上流側装置から排出
される物品を導入し留保する。一の支搬送路が一杯にな
ると、再度搬送路切換手段を切換えて、搬送路を変更
し、物品を幹搬送路を経由して主計数区分集積部に搬送
し集積する。この間も、他の支搬送路内の物品は副計数
区分集積部に搬送され集積され続ける。
このような作用を、上流側物品検出手段、下流側物品検
出手段、作動量検出手段の共同及び制御部の制御により
繰り返す。又、副計数区分集積部で集積すべき数が僅か
である時は、上流側物品検出手段と作動量検出手段の共
同により支搬送路に導入する数を制御し、適正数の物品
のみを導入する。
(ヘ)実施例 この考案の実施例を、新聞等の折帳を集積する装置の概
略説明図に基づいて説明する。
計数区分集積部は、主計数区分集積部(1)と副計数区
分集積部(2)から成る。主計数区分集積部(1)と副
計数区分集積部(2)は同一機能を持つカウンタースタ
ッカであり、それぞれ計数手段(11)、(21)、区分手
段(12)、(22)、集積手段(13)、(23)及びこれを
制御する制御手部(10)、(20)を備え、制御部(1
0)、(20)の指令により搬送される折帳を計数し、か
つ区分し、集積して下流側に向けて排出する。
主計数区分集積部(1)は、幹搬送路(3)を介して輪
転機Rの排出経路R1に接続し、幹搬送路(3)と排出経
路R1の分岐部Aには、搬送路切換手段(30)を設け、幹
搬送路(3)と、支搬送路(41)、(42)が接続する排
出経路R1の下流側との切換えを選択的に行う。幹搬送路
(3)は、排出経路R1と同一の駆動手段(図示せず)に
より輪転機Rと折帳排出速度と等速で駆動される。
副計数区分集積部(2)は、合流支搬送路(43)を最下
流部とする支搬送路(41)、(42)を介して排出経路R1
に接続する。支搬送路(41)、(42)と排出経路R1の分
岐部Bには、支搬送路(41)、(42)に選択的に切換え
可能な搬送路切換手段(40)を設ける。支搬送路(4
1)、(42)、合流支搬送路(43)は、それぞれ別個の
駆動手段(51)、(52)、(53)により個別に駆動され
る。
分岐部Aの下流側近傍かつ分岐部Bの上流側には支搬送
路(41)又は(42)に搬送される折帳の通過を検知する
上流側物品検知手段(61)を設ける。支搬送路(41)、
(42)及び合流支搬送路(43)の下流側部近傍には、各
支搬送路(41)、(42)、(43)内を搬送される折帳の
有無を検知する下流側物品検知手段(62)、(63)、
(64)が設けられている。この実施例に於いては、検知
手段(61)、(62)、(63)、(64)は、光電スイッチ
から成る。支搬送路(41)、(42)には、各支搬送路
(41)、(42)の作動量を検知する作動量検知手段(7
1)、(72)が設けられている。この実施例では作動量
検知手段(71)、(72)は、パルスジェネレータを使用
する。
尚、排出経路R1の、幹搬送路(3)が分岐する分岐部A
より下流側は、第2図に示す他の実施例の様に、別個の
駆動手段(54)を設けて支搬送路(41)、(42)と同様
に別個に駆動するようにしてもよい。
次に上述の実施例に基づいて、この考案の作動を説明す
る。
主計数区分集積部(1)と副計数区分集積部(2)が備
える制御部(10)、(20)には、予め、作成すべき集積
体の折帳数、集積体数等、作成内訳データをキー操作等
の適宜手段により与える。
輪転機Rの稼動に伴い、輪転機Rから排出される折帳
は、排出経路R1によって搬送され、幹搬送路(3)と支
搬送路(41)、(42)が分岐する分岐部Aに達する。分
岐部Aに設けられた搬送路切換手段(30)は、通常、折
帳を幹搬送路(3)側に導く位置(第1図に2点鎖線で
示す)にあり、折帳はこれに伴い幹搬送路(3)を経由
し主計数区分集積部(1)に搬送される。搬送された折
帖は、作成内訳データに、基づいた制御部(10)の制御
手段で、計数手段(11)により計数され、計数手段(1
1)と連動する区分手段により区分され、集積手段(1
3)により、例えば、25部ずつの小束を180°ずつ交互に
位相をかえて四段に堆積した集積体として集積され、下
流側に排出される。この稼動速度は、前記輪転機の稼動
速度と整合している。
副計数区分集積部(2)に備えられた制御部(20)は、
作成内訳データに基づいて、折帳要求信号を発し、この
信号により駆動手段(51)、(53)が作動して、支搬送
路(41)と合流支搬送路(43)とを輪転機Rの稼動速度
と整合した速度で駆動するとともに、搬送路切換手段
(30)を第1図実線で示す位置に切換え、かつ分枝部B
の搬送路切換手段(40)を支搬送路(41)側に切換え
る。この切換えは、この実施例ではエアシリンダ等の駆
動手段(図示せず)により行う。
この切換えにより、折帳は、分岐部Aを通過し搬送路切
換手段(40)に従って支搬送路(41)に入り、これを経
由して、合流支搬送路(43)に達するまで導入される。
分岐部Bへの折帳の導入は、上流側物品検知手段(61)
が分岐部Aを通過した折帳列先端を検知した信号により
支搬送路(41)に連結された作動量検知手段(71)が起
動して、導入する折帳数と輪転機Rから排出される折帳
列の所定の重なりピッチとから、制御部(20)が予め指
示した折帳を確保するのに必要な距離だけ支搬送路(4
1)が作動したことをパルスカウントにより検知する
と、分岐部Aの搬送路切換手段(30)が第1図に2点鎖
線で示す位置に切換わり分岐部Bへの折帳の導入は終了
する。
支搬送路(41)及び合流支搬送路(43)は、前記折帳の
供給が終了した後も作動を続行し、下流側物品検知手段
(64)が折帳列先端を検知した信号により一旦停止し、
続いて、制御部(20)から出る集積数に見合った速度指
令により、駆動手段(51)、(53)が、輪転機Rの折帳
を排出する速度より遅い何段階かの速度の一つで作動し
て支搬送路(41)、合流支搬送路(43)を駆動し、副計
数区分集積部(2)に折帳を搬送する。この搬送される
折帳は、作成内訳データに基づいた制御部(20)の制御
信号で、計数手段(21)により計数され、計数手段(2
1)と連動する区分手段(22)により区分され、下流側
に搬出される。
この間に、制御部(20)は信号を出し、この信号を受け
て、駆動手段(52)は輪転機Rの稼動速度と整合した速
度で作動し支搬送路(42)を駆動する。続いて、分岐部
Aの搬送路切換手段(30)を第1図に実線で示す位置に
移動するとともに、分岐部Bの搬送路切換手段(40)を
第1図に2点鎖線で示す位置、即ち、支搬送路(42)側
に切換える。この切換えにより、折帳は、分岐部Aを通
過し搬送路切換手段(40)に従って支搬送路(42)に導
入される。この分岐部Bへの折帳の導入は、上流側物品
検知手段(61)が分岐部Aを通過した折帳列先端を検知
した信号により支搬送路(42)に連結された作動量検知
手段(72)が起動して、導入する折帳数と輪転機Rから
排出される折帳列の所定の重なりピッチとから、制御部
が予め指示した折帳を留保するのに必要な距離だけ支搬
送路(42)が作動したことをパルスカウントにより検知
すると、分岐部Aの搬送路切換手段(30)が第1図に2
点鎖線で示す位置に切換わり、分岐部Bへの折帳の導入
は終了する。
支搬送路(42)は、折帳の導入が終了した後も作動を続
行し、下流側物品検知手段(63)が折帳列先端を検知し
た信号により停止する。
支搬送路(42)への折帳の導入の間も、副計数区分集積
部(2)による集積作動は連続して行なわれる。この集
積作動において、支搬送路(41)に連結された作動量検
知手段(71)は、支搬送路(41)の作動量をパルスカウ
ントによって検知し、支搬送路(41)がその内に留保し
た折帳を搬送しつくす距離だけ作動したことを検知す
る。加えて、下流側物品検知手段(62)が、支搬送路
(41)内に折帳が無くなったことを検知する。前記二つ
の検知がAND条件になると、駆動手段(52)が作動して
支搬送路(42)を合流支搬送路(43)と整合した速度で
駆動し、支搬送路(42)内の折帳を合流支搬送路(43)
を経由して副計数区分集積部(2)に搬送する。又、前
記AND条件により駆動手段(51)が停止し、支搬送路(4
1)は停止する。
次に、制御部(20)は信号を出し、この信号を受けて、
駆動手段(51)は輪転機Rの稼動速度と整合した速度で
作動し支搬送路(41)を駆動する。続いて、分岐部Aの
搬送路切換手段(30)を第1図実線で示す位置に移動す
るとともに、分岐部Bの搬送路切換手段(40)を第1図
に実線で示す位置に切換える。この切換えにより、前記
支搬送路(42)への折帳の導入と同様に支搬送路(41)
に折帳が導入される。そして、分岐部Aの搬送路切換手
段(30)は、作動量検知手段(71)が支搬送路(41)の
作動量をパルスカウントにより検知することによって第
1図に2点鎖線で示す位置に切換わり、支搬送路(41)
は、下流側物品検知手段(62)が折帳先端を検知した信
号で停止する。
副計数区分集積部(2)による集積作動はこの間も連続
して行なわれる。この集積作動において、支搬送路(4
2)に連結された作動量検知手段(72)は、支搬送路(4
2)の作動量をパルスカウントによって検知し、支搬送
路(42)がその内に留保した折帳を搬送しつくす距離だ
け作動したことを検知する。加えて、下流側物品検知手
段(63)が、支搬送路(42)内に折帳が無くなったこと
を検知する。前記二つの検知がAND条件になると、駆動
手段(51)が作動して支搬送路(41)を合流支搬送路
(43)と整合した速度で駆動し、支搬送路(41)内の折
帳を合流支搬送路(43)を経由して副計数区分集積部
(2)に搬送する。又、前記AND条件により駆動手段(5
2)が停止し、支搬送路(42)は停止する。
以上記載の支搬送路(41)、(42)の作動を、予め与え
た作成すべき集積体の内訳データに従った集積が終了す
るまで続けることで、副計数区分集積部(2)での集計
が連続して行なわれる一方、搬送路切換手段(30)が第
1図に2点鎖線で示めされる位置に切換えられている
間、即ち、支搬送路(41)、(42)が折帳導入をしてい
ない間は、幹搬送路(3)により折帳が主計数区分集積
部(1)に搬送され、主計数区分集積部(1)での集積
が行なわれる。
又、支搬送路(41)、(42)のいずれにおいても、導入
する折帳の数を、上流側物品検知手段(61)と作動量検
知手段(71)、(72)との共同により管理して導入する
ので不必要となる多量の折帳を導入することがない。更
に、支搬送路(41)、(42)のいずれにおいても、それ
ぞれが留保した折帳が搬送しつくされたことを、作動量
検知手段(71)、(72)の検知と下流側物品検知手段
(62)、(63)の検知とのAND条件により検出するの
で、従来のように、折帳列にペースタ部を排除した空間
がある場合、これを折帳が搬送しつくされたものと誤認
することはない。
尚、この実施例では、支搬送路(41)、(42)の最下流
を合流支搬送路(43)としたが、合流支搬送路(43)を
省略した構成でも良く、又、支搬送路及び計数区分集積
部を2個ずつ設けたが、これらは適宜任意の数だけ設け
ても良い。
(ト)効果 従って、この考案によれば、被搬送物集積装置の集積作
業効率が向上するとともに、機構が従来に比し非常に簡
易なので、故障が少なく、保守管理も容易であるという
効果がある。
また、支搬送路に導入される物品数を適正に制御するの
で、物品が支搬送路内に余剰として残留することがない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す該略説明図であり、第
2図は他の実施例を示す要部概略説明図である。 (1)……主計数区分集積部、(2)……副計数区分集
積部、(10)、(20)……制御部、(11)、(21)……
計数手段、(12)(22)……区分手段、(13)、(23)
……集積手段、(3)……幹搬送路、(30)、(40)…
…搬送路切換手段、(41)、(42)……支搬送路、(4
3)……合流支搬送路、(51)、(52)、(53)、(5
4)……駆動手段、(61)……上流側物品検知手段、(6
2)、(63)、(64)……下流側物品検知手段、(7
1)、(72)……作動量検知手段、A、B……分岐部、
R……輪転機、R1……排出経路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤沢 薫 京都府京都市西京区桂稲荷山町3−2 ド ムス桂201号 (56)参考文献 特開 昭54−1575(JP,A)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流側装置から排出される物品を計数区分
    して所定数毎に集積する被搬送物集積装置において、 主計数区分集積部と、 主計数区分集積部へ上流側装置の排出速度に略整合した
    速度で物品を搬送する幹搬送路と、 副計数区分集積部と、 上流側装置の排出速度に略整合した速度で物品を導入し
    て留保し、かつ上流側装置の排出速度よりも遅い速度で
    前記副計数区分集積部へ前記留保した物品を搬送する複
    数の支搬送路と、 各搬送路が分岐する分岐部に設けた搬送路切換手段と、 支搬送路への分岐部より上流に設けられ支搬送路に導入
    される物品を検出する上流側物品検出手段と、 支搬送路の下流側に設けられ支搬送路に導入された物品
    を検出する下流側物品検出手段と、 支搬送路を個別に駆動するそれぞれ別個の駆動手段と、 支搬送路の作動量を検知すべく支搬送路に連結して設け
    られ前記上流側物品検出手段および下流側物品検出手段
    と連動し搬送路切換手段と駆動手段とを制御する作動量
    検知手段と、 各々の計数区分集積部と搬送路と搬送路切換手段と駆動
    手段と を制御する制御部とを有することを特徴とする被搬送物
    集積装置。
  2. 【請求項2】複数の支搬送路が下流側で合流支搬送路に
    合流するよう設けた実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の被搬送物集積装置。
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