JP3080428B2 - 用紙後処理システム - Google Patents
用紙後処理システムInfo
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- JP3080428B2 JP3080428B2 JP03105123A JP10512391A JP3080428B2 JP 3080428 B2 JP3080428 B2 JP 3080428B2 JP 03105123 A JP03105123 A JP 03105123A JP 10512391 A JP10512391 A JP 10512391A JP 3080428 B2 JP3080428 B2 JP 3080428B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置より排出
される用紙を仕分けたり、ステイプルを行つたりする複
数の後処理装置と、二つの後処理装置を連結し、上流側
の後処理装置から排出される用紙を下流側の後処理装置
の入口部に搬送する中継ユニツトとからなる用紙後処理
システムに係り、特に、中継ユニツトにおける用紙搬送
速度制御に特徴のある用紙後処理システムに関する。
される用紙を仕分けたり、ステイプルを行つたりする複
数の後処理装置と、二つの後処理装置を連結し、上流側
の後処理装置から排出される用紙を下流側の後処理装置
の入口部に搬送する中継ユニツトとからなる用紙後処理
システムに係り、特に、中継ユニツトにおける用紙搬送
速度制御に特徴のある用紙後処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置から排出される用紙を、上
下方向に多段に配列されたビン上に仕分けて、ステイプ
ラ装置によりステイプルを行う、ソータ・ステイプラ
(後処理装置)はよく知られている。そして、画像形成
装置の処理速度の高速化、大容量給紙装置の採用などに
より、画像形成装置に装着されるソータ・ステイプラの
如き後処理装置も、2段、3段と連結装置を介して連結
し、一連の用紙処理システムを構築することが提案され
ている。ところで、ソータにおいては、多段に配列され
たビンへの仕分け速度を速めるために、画像形成装置か
らの用紙排出速度、言い換えるとソータ入口部の搬入速
度より、ビンに仕分ける直前の縦搬送路における用紙搬
送速度、言い換えるとビンへの排出速度は速くなつてい
る。従つて、複数台の同一ソータを連結するシステムに
おいては、例えば、下流側ソータの入口部において、上
流側ソータの用紙排出速度と合わせるために、入口ロー
ラのプーリ歯数の変更などを行つて対応していた。
下方向に多段に配列されたビン上に仕分けて、ステイプ
ラ装置によりステイプルを行う、ソータ・ステイプラ
(後処理装置)はよく知られている。そして、画像形成
装置の処理速度の高速化、大容量給紙装置の採用などに
より、画像形成装置に装着されるソータ・ステイプラの
如き後処理装置も、2段、3段と連結装置を介して連結
し、一連の用紙処理システムを構築することが提案され
ている。ところで、ソータにおいては、多段に配列され
たビンへの仕分け速度を速めるために、画像形成装置か
らの用紙排出速度、言い換えるとソータ入口部の搬入速
度より、ビンに仕分ける直前の縦搬送路における用紙搬
送速度、言い換えるとビンへの排出速度は速くなつてい
る。従つて、複数台の同一ソータを連結するシステムに
おいては、例えば、下流側ソータの入口部において、上
流側ソータの用紙排出速度と合わせるために、入口ロー
ラのプーリ歯数の変更などを行つて対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、上流側のソータと下流側のソータと
は搬送系に関して仕様が異なり、個別に製造しなければ
ならないため、コストが掛かるとともに、出荷レベルで
共通性、互換性のある単一製品でないため、在庫管理が
難しいという問題があつた。本発明は、上記従来技術の
欠点を解消し、複数段連結される後処理装置を共通なも
のとし、低コストで効率のよい大規模の用紙後処理シス
テムを提供することを目的とする。
来技術においては、上流側のソータと下流側のソータと
は搬送系に関して仕様が異なり、個別に製造しなければ
ならないため、コストが掛かるとともに、出荷レベルで
共通性、互換性のある単一製品でないため、在庫管理が
難しいという問題があつた。本発明は、上記従来技術の
欠点を解消し、複数段連結される後処理装置を共通なも
のとし、低コストで効率のよい大規模の用紙後処理シス
テムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像形成装
置と、この画像形成装置から排出されたシートに対して
所定の処理を行う後処理装置とからなり、画像形成装置
からのシート受入時よりもシート搬送速度を増速して処
理する用紙後処理システムにおいて、同一構成の前記後
処理装置が中継ユニットを介して複数段設けられ、前記
中継ユニットは前段の後処理装置から後段の後処理装置
にシートを搬送する間に、後処理装置で増速されたシー
ト搬送速度を画像形成装置からのシート受け入れ時の搬
送速度と同等以下の速度に減速して後段の後処理装置に
送り込むことによって達成される。
置と、この画像形成装置から排出されたシートに対して
所定の処理を行う後処理装置とからなり、画像形成装置
からのシート受入時よりもシート搬送速度を増速して処
理する用紙後処理システムにおいて、同一構成の前記後
処理装置が中継ユニットを介して複数段設けられ、前記
中継ユニットは前段の後処理装置から後段の後処理装置
にシートを搬送する間に、後処理装置で増速されたシー
ト搬送速度を画像形成装置からのシート受け入れ時の搬
送速度と同等以下の速度に減速して後段の後処理装置に
送り込むことによって達成される。
【0005】
【作用】上流側の第1後処理装置と下流側の第2後処理
装置を連結する中継ユニツトは、第1後処理装置から排
出される用紙の搬送速度を順次減速し、第2後処理装置
の入口部搬送速度と同等またはそれ以下の速度で第2後
処理装置側に用紙を搬送する。
装置を連結する中継ユニツトは、第1後処理装置から排
出される用紙の搬送速度を順次減速し、第2後処理装置
の入口部搬送速度と同等またはそれ以下の速度で第2後
処理装置側に用紙を搬送する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、実施例に使用される20ビンを備えたソー
タ・ステイプラに関し、図3に基づき説明する。複写機
から排出されたコピー紙は、入口ガイド板104a,1
04bの間から挿入され、ガイド板107,109,1
10,111、搬送ローラ106,108,112,1
13を経て上部へ搬送される。今、通常排紙モード(排
紙トレイ119に排出するモード)であるとすると、切
換爪115が下がつていて、コピー紙はガイド板114
に沿つて、排紙ローラ対117,118により排紙トレ
イ119に排出される。また、今、ソートモード(ペー
ジ順に仕分けるモード)およびスタツクモード(ページ
毎に仕分けるモード)であるとすると、切換爪115が
上がつていて、ガイド板120に沿つて下方に搬送され
る。搬送ローラ162と従動ローラ165によつて搬送
されたコピー紙は、偏向爪164が作動している個所の
ビン300に排出される。偏向爪164は、モード(ソ
ートまたはスタツク)に合つた動きを行う。
する。まず、実施例に使用される20ビンを備えたソー
タ・ステイプラに関し、図3に基づき説明する。複写機
から排出されたコピー紙は、入口ガイド板104a,1
04bの間から挿入され、ガイド板107,109,1
10,111、搬送ローラ106,108,112,1
13を経て上部へ搬送される。今、通常排紙モード(排
紙トレイ119に排出するモード)であるとすると、切
換爪115が下がつていて、コピー紙はガイド板114
に沿つて、排紙ローラ対117,118により排紙トレ
イ119に排出される。また、今、ソートモード(ペー
ジ順に仕分けるモード)およびスタツクモード(ページ
毎に仕分けるモード)であるとすると、切換爪115が
上がつていて、ガイド板120に沿つて下方に搬送され
る。搬送ローラ162と従動ローラ165によつて搬送
されたコピー紙は、偏向爪164が作動している個所の
ビン300に排出される。偏向爪164は、モード(ソ
ートまたはスタツク)に合つた動きを行う。
【0007】ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪1
64が作動して、第1ビン300に排出し、原稿の1ペ
ージ目の2枚目のコピー紙は2ビン目の偏向爪164が
作動して、第2ビン300に排出する。また2ページ目
の1枚目コピー紙は第1ビン300に、2枚目は第2ビ
ン300にそれぞれ排出される。このようにしてソート
モードの時は、1つのビン300に1,2,3,・・・
・・というようにページ順に排出される。スタツクモー
ドの時は、原稿の1ページ目のコピー紙全部を第1ビン
に排出し、2ページ目のコピー紙を第2ビンに排出させ
るように偏向爪164が作動する。このようにして、ス
タツクモードの時は、1つのビンに同一ページのコピー
紙が排出され、ページ毎に仕分ける。そして、仕分けら
れた用紙束に対して、ステイプラ401と用紙引き寄せ
装置402を備えたステイプラ装置400によりステイ
プルが行われる。
64が作動して、第1ビン300に排出し、原稿の1ペ
ージ目の2枚目のコピー紙は2ビン目の偏向爪164が
作動して、第2ビン300に排出する。また2ページ目
の1枚目コピー紙は第1ビン300に、2枚目は第2ビ
ン300にそれぞれ排出される。このようにしてソート
モードの時は、1つのビン300に1,2,3,・・・
・・というようにページ順に排出される。スタツクモー
ドの時は、原稿の1ページ目のコピー紙全部を第1ビン
に排出し、2ページ目のコピー紙を第2ビンに排出させ
るように偏向爪164が作動する。このようにして、ス
タツクモードの時は、1つのビンに同一ページのコピー
紙が排出され、ページ毎に仕分ける。そして、仕分けら
れた用紙束に対して、ステイプラ401と用紙引き寄せ
装置402を備えたステイプラ装置400によりステイ
プルが行われる。
【0008】ソータ・ステイプラのソータは、図3に示
すように20のビン300を備えており、それぞれ10
ビンずつの第1のソータ手段100と第2のソータ手段
101の2ブロツクに分かれていて、上のブロツク(第
1のソータ手段)100に上ビンセンサ176,179
と、上排紙センサ177,178があり、下のブロツク
(第2のソータ手段)101に下ビンセンサ181,1
84と下排紙センサ180,183がある。これらのセ
ンサ176〜184は、LEDとホトトランジスタから
なる透過式の光学検知センサである。コピー紙が排出さ
れたかどうかを検出するのが、上、下排紙センサ17
7,178,180,183であり、ビン300にコピ
ー紙があるかどうかを判別するのが、上、下ビンセンサ
176,179,181,184である。このような
上、下ビンセンサ176,179,181,184によ
り、上ブロツク100にコピー紙が載つていれば、下ブ
ロツク101を使用するという連続最大2通りのソート
およびステイプルを行うことが可能となる。
すように20のビン300を備えており、それぞれ10
ビンずつの第1のソータ手段100と第2のソータ手段
101の2ブロツクに分かれていて、上のブロツク(第
1のソータ手段)100に上ビンセンサ176,179
と、上排紙センサ177,178があり、下のブロツク
(第2のソータ手段)101に下ビンセンサ181,1
84と下排紙センサ180,183がある。これらのセ
ンサ176〜184は、LEDとホトトランジスタから
なる透過式の光学検知センサである。コピー紙が排出さ
れたかどうかを検出するのが、上、下排紙センサ17
7,178,180,183であり、ビン300にコピ
ー紙があるかどうかを判別するのが、上、下ビンセンサ
176,179,181,184である。このような
上、下ビンセンサ176,179,181,184によ
り、上ブロツク100にコピー紙が載つていれば、下ブ
ロツク101を使用するという連続最大2通りのソート
およびステイプルを行うことが可能となる。
【0009】次に前述したソータ・ステイプラを、中継
ユニツト(連結装置)706を用いて2台接続し、40
部までのソートおよびステイプルが行える本発明の実施
例である画像形成システム装置に関して、図1、図2に
従い説明する。図1において、711はレシーバ、70
3はドアスイツチ、708は光フアイバ、710はドラ
イバ、712はメイン制御板、717はステイプル針の
針無し表示部であり、第1および第2のソータ・ステイ
プラに対応するものには符号に更にそれぞれaおよびb
を添えて示した。まず、用紙の搬送方向において上流側
である第1ソータ・ステイプラ704へ用紙を排出して
ステイプルを行う動作は前述の通りであるため、用紙の
搬送方向において下流側である第2ソータ・ステイプラ
705へ用紙を排出してステイプルを行う動作を述べ
る。複写機本体(画像形成装置)709から排出された
コピー紙は、第1ソータ・ステイプラ704のコピー搬
入口718に入り、入口センサ(搬入検知手段)619
aで検知される。コピー紙が入口センサ619aに検知
された時、そのコピー紙の排出先が第1ソータ・ステイ
プラ704内CPU600aで演算処理され、決定され
る。その排出先が第2ソータ・ステイプラ705のビン
300b(21〜40ビン)である場合、コピー紙が入
口センサ619aで検知された時、中継ユニツト706
内のSSR702へ第1ソータ・ステイプラ704内の
CPU600aからオン信号が出力され、これによりS
SR702の出力がオンとなり、中継ユニツト706内
の搬送モータ701が作動する。また第1ソータ・ステ
イプラ704内のCPU600aからUART605、
ドライバ613aを通して第2ソータ・ステイプラ作動
用信号が発せられる。この信号は光フアイバ707を通
して、第2ソータ・ステイプラ705内のレシーバ71
1bを通し、CPU600bに入る。
ユニツト(連結装置)706を用いて2台接続し、40
部までのソートおよびステイプルが行える本発明の実施
例である画像形成システム装置に関して、図1、図2に
従い説明する。図1において、711はレシーバ、70
3はドアスイツチ、708は光フアイバ、710はドラ
イバ、712はメイン制御板、717はステイプル針の
針無し表示部であり、第1および第2のソータ・ステイ
プラに対応するものには符号に更にそれぞれaおよびb
を添えて示した。まず、用紙の搬送方向において上流側
である第1ソータ・ステイプラ704へ用紙を排出して
ステイプルを行う動作は前述の通りであるため、用紙の
搬送方向において下流側である第2ソータ・ステイプラ
705へ用紙を排出してステイプルを行う動作を述べ
る。複写機本体(画像形成装置)709から排出された
コピー紙は、第1ソータ・ステイプラ704のコピー搬
入口718に入り、入口センサ(搬入検知手段)619
aで検知される。コピー紙が入口センサ619aに検知
された時、そのコピー紙の排出先が第1ソータ・ステイ
プラ704内CPU600aで演算処理され、決定され
る。その排出先が第2ソータ・ステイプラ705のビン
300b(21〜40ビン)である場合、コピー紙が入
口センサ619aで検知された時、中継ユニツト706
内のSSR702へ第1ソータ・ステイプラ704内の
CPU600aからオン信号が出力され、これによりS
SR702の出力がオンとなり、中継ユニツト706内
の搬送モータ701が作動する。また第1ソータ・ステ
イプラ704内のCPU600aからUART605、
ドライバ613aを通して第2ソータ・ステイプラ作動
用信号が発せられる。この信号は光フアイバ707を通
して、第2ソータ・ステイプラ705内のレシーバ71
1bを通し、CPU600bに入る。
【0010】CPU600bはこの信号を解読処理し、
第2ソータ・ステイプラ705内のSSRにオン信号を
送り、これによりSSRに接続された搬送モータ200
が作動する。次にコピー紙は、搬送路切換器115aの
下側を通り、第1ブロツク100aの導入路、第2ブロ
ツク101aの導入路を通り、最下位のソータビン30
0a(第20ビン)の下の排出口より出て、中継ユニツ
ト706の搬入口より中継ユニツト706内に入る。な
お、20ビンシステムでソータビン300への排出検知
に用いていたセンサ180a,183aは、この時のコ
ピー紙の搬送チエツク用として用いられる。中継ユニツ
ト706内に入つたコピー紙は、第1ソータ・ステイプ
ラ704からの排出搬送速度と第2ソータ・ステイプラ
705の搬入速度差を吸収すべく、徐々に搬送速度を低
下させながら中継ユニツト706の排出口へ向かう。
第2ソータ・ステイプラ705内のSSRにオン信号を
送り、これによりSSRに接続された搬送モータ200
が作動する。次にコピー紙は、搬送路切換器115aの
下側を通り、第1ブロツク100aの導入路、第2ブロ
ツク101aの導入路を通り、最下位のソータビン30
0a(第20ビン)の下の排出口より出て、中継ユニツ
ト706の搬入口より中継ユニツト706内に入る。な
お、20ビンシステムでソータビン300への排出検知
に用いていたセンサ180a,183aは、この時のコ
ピー紙の搬送チエツク用として用いられる。中継ユニツ
ト706内に入つたコピー紙は、第1ソータ・ステイプ
ラ704からの排出搬送速度と第2ソータ・ステイプラ
705の搬入速度差を吸収すべく、徐々に搬送速度を低
下させながら中継ユニツト706の排出口へ向かう。
【0011】排出口へ向かつたコピー紙は、排出口近く
に設けられた中継ユニツト排出センサ(第2の排出検知
手段)700に検知される。排出センサ700のオン信
号は、第1ソータ・ステイプラ704のCPU600a
に入力し、CPU600aからUART605a、ドラ
イバ613a、光フアイバ707を通して、第2ソータ
・ステイプラ705へ送られる。そして、第2ソータ・
ステイプラ705に搬入されたコピー紙に対して、第1
ソータ・ステイプラ704と同様に、仕分け、ステイプ
ル処理等が行われる。
に設けられた中継ユニツト排出センサ(第2の排出検知
手段)700に検知される。排出センサ700のオン信
号は、第1ソータ・ステイプラ704のCPU600a
に入力し、CPU600aからUART605a、ドラ
イバ613a、光フアイバ707を通して、第2ソータ
・ステイプラ705へ送られる。そして、第2ソータ・
ステイプラ705に搬入されたコピー紙に対して、第1
ソータ・ステイプラ704と同様に、仕分け、ステイプ
ル処理等が行われる。
【0012】次に、中継ユニツト706における用紙の
搬送速度制御について図4に基づき説明する。同一ソー
タ・ステイプラを2台接続した40ビンシステムにおい
て、第1ソータ・ステイプラ704からの用紙排出速度
v4 と第2ソータ・ステイプラ705の用紙搬入速度v
2 の関係は、v4 >v2 である。この速度差を吸収する
ために、中継ユニツト706内で徐々に用紙搬送速度を
低下させて、第2ソータ・ステイプラ705へ用紙を搬
送する。第1ソータ・ステイプラ704の最下位の排出
ローラ750より排出された、搬送速度v4 のコピー紙
は、中継ユニツト706の入口ローラ751にくわえ込
まれ、第1搬送ローラ群752,753,754へと搬
送され、この4箇所のローラの搬送過程で第1段階目排
出の搬送速度がv5 に減速される。次に第2搬送ローラ
群755,756により搬送されて第2段階目の搬送速
度v6 に、さらに第3搬送ローラ群757,758,7
59により搬送されて第3段階目の搬送速度v7 にな
る。このように、コピー紙は中継ユニツト706内で3
段階に減速され、第2ソータ・ステイプラ705の入口
ローラ760bへと搬送される。各段階の搬送速度の関
係は、v4 >v5 >v6 >v7 >v2 となる。なお本実
施例では、20ビンシステムのソータ・ステイプラを用
いたシステム装置として説明したが、ビン数は10ビ
ン,30ビン等、他の数でもよく、またソータ・ステイ
プラも2台接続したものに限らず、例えば、第2ソータ
・ステイプラ705の後に第2中継ユニツト、第3ソー
タ・ステイプラを接続するなど、台数も2台に限らない
ものである。
搬送速度制御について図4に基づき説明する。同一ソー
タ・ステイプラを2台接続した40ビンシステムにおい
て、第1ソータ・ステイプラ704からの用紙排出速度
v4 と第2ソータ・ステイプラ705の用紙搬入速度v
2 の関係は、v4 >v2 である。この速度差を吸収する
ために、中継ユニツト706内で徐々に用紙搬送速度を
低下させて、第2ソータ・ステイプラ705へ用紙を搬
送する。第1ソータ・ステイプラ704の最下位の排出
ローラ750より排出された、搬送速度v4 のコピー紙
は、中継ユニツト706の入口ローラ751にくわえ込
まれ、第1搬送ローラ群752,753,754へと搬
送され、この4箇所のローラの搬送過程で第1段階目排
出の搬送速度がv5 に減速される。次に第2搬送ローラ
群755,756により搬送されて第2段階目の搬送速
度v6 に、さらに第3搬送ローラ群757,758,7
59により搬送されて第3段階目の搬送速度v7 にな
る。このように、コピー紙は中継ユニツト706内で3
段階に減速され、第2ソータ・ステイプラ705の入口
ローラ760bへと搬送される。各段階の搬送速度の関
係は、v4 >v5 >v6 >v7 >v2 となる。なお本実
施例では、20ビンシステムのソータ・ステイプラを用
いたシステム装置として説明したが、ビン数は10ビ
ン,30ビン等、他の数でもよく、またソータ・ステイ
プラも2台接続したものに限らず、例えば、第2ソータ
・ステイプラ705の後に第2中継ユニツト、第3ソー
タ・ステイプラを接続するなど、台数も2台に限らない
ものである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中継ユニットによって同一構成の複数段の後処理装置を
連結して用紙後処理システムを構成することが可能とな
る。その際、前段の後処理装置から後段の後処理装置に
シートを受け渡すときに、画像形成装置からのシートを
受け入れるときの搬送速度と同等以下の速度に減速する
ので、同一構成の中継ユニットを介して同一構成の制御
回路によって同一構成の複数の後処理装置を連結するこ
とができ、低コストで効率のよい大規模の用紙後処理シ
ステムを提供できる。
中継ユニットによって同一構成の複数段の後処理装置を
連結して用紙後処理システムを構成することが可能とな
る。その際、前段の後処理装置から後段の後処理装置に
シートを受け渡すときに、画像形成装置からのシートを
受け入れるときの搬送速度と同等以下の速度に減速する
ので、同一構成の中継ユニットを介して同一構成の制御
回路によって同一構成の複数の後処理装置を連結するこ
とができ、低コストで効率のよい大規模の用紙後処理シ
ステムを提供できる。
【図1】本発明の実施例に係る画像形成システム装置の
制御系を示す模式図である。
制御系を示す模式図である。
【図2】本発明の実施例に係る画像形成システム装置の
構成図である。
構成図である。
【図3】ソータ・ステイプラの構成図である。
【図4】画像形成システム装置における用紙搬送速度変
化を示す説明図である。
化を示す説明図である。
600 CPU 704 第1ソータ・ステイプラ 705 第2ソータ・ステイプラ 706 中継ユニツト 709 複写機本体 718 コピー搬入口 751 入口ローラ 752,753,754 第1搬送ローラ群 755,756 第2搬送ローラ群 757,758,759 第3搬送ローラ群 760 入口ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 画像形成装置と、この画像形成装置から
排出されたシートに対して所定の処理を行う後処理装置
とからなり、画像形成装置からのシート受入時よりもシ
ート搬送速度を増速して処理する用紙後処理システムに
おいて、 同一構成の前記後処理装置が中継ユニットを介して複数
段設けられ、 前記中継ユニットは前段の後処理装置から後段の後処理
装置にシートを搬送する間に、後処理装置で増速された
シート搬送速度を画像形成装置からのシート受け入れ時
の搬送速度と同等以下の速度に減速して後段の後処理装
置に送り込むこと、 を特徴とする用紙後処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03105123A JP3080428B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 用紙後処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03105123A JP3080428B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 用紙後処理システム |
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JPH04313562A JPH04313562A (ja) | 1992-11-05 |
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Family Applications (1)
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JP4749005B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-08-17 | 株式会社リコー | 用紙処理装置及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP03105123A patent/JP3080428B2/ja not_active Expired - Fee Related
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