JPH0785488A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH0785488A
JPH0785488A JP25018893A JP25018893A JPH0785488A JP H0785488 A JPH0785488 A JP H0785488A JP 25018893 A JP25018893 A JP 25018893A JP 25018893 A JP25018893 A JP 25018893A JP H0785488 A JPH0785488 A JP H0785488A
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JP
Japan
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lens holder
track
focus
yoke
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP25018893A
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English (en)
Inventor
Tadashi Maki
直史 牧
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0785488A publication Critical patent/JPH0785488A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速アクセス時の慣性力によ残留振動の発生
を防ぎ、光集積モジュールをレンズホルダ内部に組み込
めるスペース的余裕を有して集積小型化を達成する。 【構成】 光ピックアップ装置は、縦置きの円筒形状で
重心が軸心に一致され、内周面の対称位置にフォーカス
コイル5及びトラックコイル6が配置され、インナーヨ
ーク7とアウターヨーク8との間において回転自在かつ
軸方向摺動自在に配設されるレンズホルダ1と、縦置き
の円筒形状であり、内周面によってレンズホルダ1の外
周面が支持され、アウターヨーク8の内側に一体的配設
され、アウターヨーク8との間にマグネット9,10が
配置されるスリーブ2とが設けられる。レンズホルダ1
軸心とスリーブ2軸心とを一致させて軸方向にフォーカ
ス制御を行い、回転させてトラック制御を行う。レンズ
ホルダ密閉空間1aに対物レンズ3と光集積モジュール
4との間に光路を形成するミラー11を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式録再生装置に使
用される光ピックアップ装置に関し、特に、光ピックア
ップ装置の可動部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップ装置は、図6に示
すように、レンズホルダ21を平行板ばね22及びクロ
ス板ばね23によって支持し、フォーカスコイル24,
トラックコイル25,マグネット26によって対物レン
ズ27をフォーカス方向及びトラック方向に駆動するよ
うになっている。このときの光学系は、ホログラムレー
ザーユニット28の内部のレーザーダイオードから光が
出射され、回折格子及びホログラムを通り、ミラーによ
って鉛直方向に立ち上げられ、対物レンズ27によって
ディスク上に集光される。そして、ディスク信号面にお
いて変調・反射された光は、上記の逆の道筋を通りホロ
グラムレーザーユニット28に戻ってくる。
【0003】再びホログラムを通過する光は、ホログラ
ムで回折され、フォトディテクター上に集光される。こ
の光を受光したフォトディテクターによってホログラム
レーザーユニット28からフォーカス及びトラック・エ
ラー信号が出力される。
【0004】また、特開昭62ー107442号公報に
開示された光学ヘッドでは、光学系と完全に分離した制
御コイルと磁石によってフォーカス方向及びトラック方
向制御がされている。
【0005】さらに、例えば特開昭63ー23232
号、特開昭63ー168852号、特開平2ー3010
25号、実開昭63ー135521号、実開平2ー51
15号の各公報においては、中心に設けた支持軸又はガ
イドシャフトによってレンズホルダを支持し、支持軸と
同心円にフォーカスコイル及びトラックコイルを配設
し、軸方向にフォーカス制御を行い、円周方向にトラッ
ク制御を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した従来の光
ピックアップ装置の構成では、平行板ばねの根元がヒン
ジ構造になっているため、高速アクセス動作を行うとヒ
ンジに大きな慣性力が働き、トラッキング方向のずれ変
形を生じてトラッキングサーボ系に雑音として加わり、
トラッキングサーボ系の安定性が阻害されてしまう。ま
た、レーザー光の発光部と受光部を1つのモジュール内
に納め、コンパクト化した光集積モジュールを使用し、
レンズホルダ内部で光学系を完結させ、光ピックアップ
装置の小型化を図ろうとしているが、図6に示した構成
では、光学系を配置するスペースの余裕がなく、装置全
体の集積小型化が難しい。
【0007】特開昭62ー107442号公報に開示さ
れた光学ヘッドは、ヒンジを使用していないが、光学系
と完全分離であり、集積小型化には不向きである。
【0008】なお、特開昭63ー23232号、特開昭
63ー168852号、特開平2ー301025号、実
開昭63ー135521号、実開平2ー5115号の各
公報のものも、ヒンジを使用していないが、中心の支持
軸においてフォーカス方向等の摺動をガイドしているの
で製作精度を高めないとフォーカス制御等にばらつきを
生じてしまう。このため、レンズホルダのバランスを取
ることが難しく高速アクセスを阻害している。また、中
心に支持軸が配置されるために、光学系を配置するスペ
ースの余裕もなく、装置全体の集積小型化を困難にして
いる。
【0009】本発明は、上記問題点にかんがみなされた
もので、高速アクセス時の慣性力による残留振動の発生
を防ぎ、光集積モジュールをレンズホルダ内部に組み込
めるスペース的余裕を有して集積小型化を可能にする光
ピックアップ装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光ピックアップ装置は、同心円状にフォー
カスコイル,トラックコイル及びマグネットが配置され
たフォーカス駆動部及びトラック駆動部によって、対物
レンズが上面に備えられたレンズホルダのフォーカス制
御及びトラック制御が行われる光ピックアップ装置にお
いて、縦置きの円筒形状で重心が軸心に一致され、内周
面の対称位置にフォーカスコイル及びトラックコイルが
配置され、インナーヨークとアウターヨークとの間にお
いて回転自在かつ軸方向摺動自在に配設されるレンズホ
ルダと、縦置きの円筒形状であり、内周面によって前記
レンズホルダの外周面が支持され、アウターヨークの内
側に一体的に配設され、アウターヨークとの間にマグネ
ットが配置されるスリーブとが設けられ、前記レンズホ
ルダの軸心を前記スリーブの軸心と一致させると同時
に、前記レンズホルダを軸方向に摺動させてフォーカス
制御を行い、前記レンズホルダを回転させてトラック制
御を行う構成としてある。。そして、好ましくは、上記
レンズホルダの上面おいて、対物レンズと対称位置に光
集積モジュールを配置し、上記レンズホルダ内の中空部
分に前記対物レンズと光集積モジュールとの間に光路を
形成するミラーを配置する構成としてある。
【0011】
【作用】上記のように構成した本発明の光ピックアップ
装置においては、フォーカスコイル及びトラックコイル
に電流が流され、マグネットとの磁界作用によってレン
ズホルダに対して軸方向のフォーカス制御及び円周方向
のトラック制御を行う場合、レンズホルダの外周面がス
リーブの内周面に支持され、両者の軸心が一致して滑ら
かに動く。また、本発明の光ピックアップ装置において
は、光集積モジュールと対物レンズとの間の光路が、ミ
ラーによってレンズホルダ内に形成され、装置の小型
化,集積化が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。図1は本実施例の光ピックアップ装
置の分解斜視図であり、同心円状にレンズホルダ1,ス
リーブ2,フォーカスコイル5,トラックコイル6,イ
ンナーヨーク7,アウターヨーク8及びマグネット9,
10が配置されている。また、図2は光ピックアップ装
置の組立斜視図であり、図3は同装置の平面図であり、
図4は図3のA−A断面図であり、図5は図3のA−A
線で切断した斜視図である。
【0013】レンズホルダ1は、縦置きの円筒形状で重
心が軸心に一致するような重量配分で形成され、インナ
ーヨーク8とアウターヨーク9との間において回転自在
かつ軸方向摺動自在に配設されている。レンズホルダ1
上面の直径方向には、対物レンズ3及び光集積モジュー
ル4が対称位置に配置され、この下部分に密閉空間1a
を形成し、2枚のミラー11を配置して光集積モジュー
ル4下面と対物レンズ3下面との間に光路を形成してい
る。
【0014】密閉空間1a以外の内周面には、フォーカ
スコイル5及びトラックコイル6がそれぞれ2つを対向
させて一対とし、両者が並設されている。光集積モジュ
ール4は、発光素子と受光素子を一体としたモジュール
であり、「Optical Data Storage
(9ー14February 1992 San Jo
se,California)(SPIEーThe I
nternational Society for
Optical Engineering,Volum
e1663,37頁乃至45頁)」において内部構造の
一例が詳細に説明されている。
【0015】スリーブ2は縦置きの円筒形状であり、ア
ウターヨーク9の内側に一体的に配設され、アウターヨ
ーク9との間にフォーカス及びトラック用のマグネット
9,10が配置されている。また、スリーブ2の軸心は
レンズホルダ1の軸心と一致するように組み立てられ、
スリーブ2の内周面によってレンズホルダ1の外周面を
支持して、レンズホルダ1が滑らかに回転するようにし
ている。
【0016】なお、図4に示すように、レンズホルダ1
の下面はアウターヨーク9の底面によって支持されてい
る。また、フォーカスコイル5等の駆動系や光集積モジ
ュール4などの光学系の制御は、この光ピックアップ装
置を使用し、図示を省略した光学式録再生装置の制御部
によって総合的に行われる。
【0017】次に、この光ピックアップ装置によるフォ
ーカス及びトラック制御の動作を説明する。光集積モジ
ュール4から出射されたレーザ光が、密閉空間1aにお
いてミラー11によって対物レンズ3に導かれ光ディス
ク上に集光される。ディスク信号面にて反射され変調さ
れたレーザ光は今の経路を逆に進み、再び光集積モジュ
ール4に戻ってくる。戻ってきたレーザ光を検知して制
御部が、フォーカス,トラック・エラー信号を出力す
る。この信号に基づいてフォーカスコイル5,トラック
コイル6に電流が流され、マグネット9,10との磁界
作用で磁力をレンズホルダ1に作用させて、レンズホル
ダ1がフォーカス方向の軸方向及びトラック方向の円周
方向へ動かされる。
【0018】このようにすると、従来の回転中心に位置
する支持軸で支持する方式と異なり、スリーブ2の内周
面で支持する方式であるから、製作精度を極端に高めな
くてもレンズホルダ1の軸心とスリーブ2軸心が一致し
易く、滑らかに回転できる。これにより、慣性力による
残留振動の発生も防止し、高速アクセスへの対応を可能
にできる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の光ピックアップ装
置によれば、高速アクセス時の慣性力によ残留振動の発
生を防ぎ、光集積モジュールをレンズホルダ内部に組み
込めるスペース的余裕を有して集積小型化を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の光ピックアップ装置の分解斜視図で
ある。
【図2】同上の組立斜視図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のA−A線で切断した装置の斜視図であ
る。
【図6】従来の光ピックアップ装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 レンズホルダ 2 スリーブ 3 対物レンズ 4 光集積モジュール 5 フォーカスコイル 6 トラックコイル 7,8 インナーヨーク,アウターヨーク 9,10 マグネット 11 ミラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状にフォーカスコイル,トラック
    コイル及びマグネットが配置されたフォーカス駆動部及
    びトラック駆動部によって、対物レンズが上面に備えら
    れたレンズホルダのフォーカス制御及びトラック制御が
    行われる光ピックアップ装置において、 縦置きの円筒形状で重心が軸心に一致され、内周面の対
    称位置にフォーカスコイル及びトラックコイルが配置さ
    れ、インナーヨークとアウターヨークとの間において回
    転自在かつ軸方向摺動自在に配設されるレンズホルダ
    と、 縦置きの円筒形状であり、内周面によって前記レンズホ
    ルダの外周面が支持され、アウターヨークの内側に一体
    的に配設され、アウターヨークとの間にマグネットが配
    置されるスリーブとが設けられ、 前記レンズホルダの軸心を前記スリーブの軸心と一致さ
    せると同時に、前記レンズホルダを軸方向に摺動させて
    フォーカス制御を行い、前記レンズホルダを回転させて
    トラック制御を行うことを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  2. 【請求項2】 上記レンズホルダの上面おいて、対物レ
    ンズと対称位置に光集積モジュールを配置し、上記レン
    ズホルダ内の中空部分に前記対物レンズと光集積モジュ
    ールとの間に光路を形成するミラーを配置した請求項1
    記載の光ピックアップ装置。
JP25018893A 1993-09-10 1993-09-10 光ピックアップ装置 Pending JPH0785488A (ja)

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JP25018893A JPH0785488A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 光ピックアップ装置

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JP25018893A JPH0785488A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 光ピックアップ装置

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JPH0785488A true JPH0785488A (ja) 1995-03-31

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ID=17204127

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JP25018893A Pending JPH0785488A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 光ピックアップ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100329931B1 (ko) * 1999-09-14 2002-03-22 윤종용 픽업 엑추에이터

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63310193A (ja) * 1987-06-11 1988-12-19 Mitsubishi Electric Corp 光集積化素子
JPH02308433A (ja) * 1989-05-22 1990-12-21 Seiko Epson Corp レンズフォーカシングアクチュエータ
JPH03268234A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 対物レンズ駆動装置

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