JPH0785484A - 光ディスクのアクセス方法 - Google Patents
光ディスクのアクセス方法Info
- Publication number
- JPH0785484A JPH0785484A JP25498793A JP25498793A JPH0785484A JP H0785484 A JPH0785484 A JP H0785484A JP 25498793 A JP25498793 A JP 25498793A JP 25498793 A JP25498793 A JP 25498793A JP H0785484 A JPH0785484 A JP H0785484A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- level
- motor
- driving
- feeder motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光ディスクのアクセスを速くするのに、光ピッ
クアップ装置全体を駆動するフィ−ダ用モ−タとして動
力性能の低い比較的安価なモ−タを使用するにもかかわ
らず、これを効率的に駆動することにより達成する。 【構成】サ−チが行なわれたとき、光ピックアップ装置
1全体を駆動するフィ−ダ用モ−タ4の使用状況、例え
ば、可動率、温度、または所定時間内の動作回数等を監
視し、これ等が許容範囲内の場合には高い駆動電圧でモ
−タを駆動し、それ以外の場合に低い電圧でモ−タを駆
動する。
クアップ装置全体を駆動するフィ−ダ用モ−タとして動
力性能の低い比較的安価なモ−タを使用するにもかかわ
らず、これを効率的に駆動することにより達成する。 【構成】サ−チが行なわれたとき、光ピックアップ装置
1全体を駆動するフィ−ダ用モ−タ4の使用状況、例え
ば、可動率、温度、または所定時間内の動作回数等を監
視し、これ等が許容範囲内の場合には高い駆動電圧でモ
−タを駆動し、それ以外の場合に低い電圧でモ−タを駆
動する。
Description
【0001】本発明は、光ディスクの所望トラックを速
やかに再生するためのアクセス方法に関し、特に光ピッ
クアップ装置を駆動するフィ−ダ部の制御方法に関す
る。
やかに再生するためのアクセス方法に関し、特に光ピッ
クアップ装置を駆動するフィ−ダ部の制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アクセスを速くするには、フィ−ダによ
る光ピックアップ装置の移動速度を上げる必要がある
が、このためには、フィ−ダ用モ−タの動力性能を上げ
る必要があった。
る光ピックアップ装置の移動速度を上げる必要がある
が、このためには、フィ−ダ用モ−タの動力性能を上げ
る必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】動力性能の高いモ−タ
を使用すると必然的にコストがあがってしまうが、本願
は、比較的安価なモ−タを用い、これを効率的に駆動す
ることでアクセスを速くしようというものである。
を使用すると必然的にコストがあがってしまうが、本願
は、比較的安価なモ−タを用い、これを効率的に駆動す
ることでアクセスを速くしようというものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】光ディスクの記録面に照
射されるレ−ザ−収束光の照射ポイントを所望のトラッ
ク位置に持ち来すためのアクセスを行なう場合、光ピッ
クアップ装置全体を駆動するためのフィ−ダ用モ−タの
駆動時間又は温度を監視し、少なくとも前記アクセス時
の一方向駆動時に、複数のレベルに設定可能な前記フィ
−ダ用モ−タの駆動電圧値の内、前記フィ−ダ用モ−タ
の稼働率または温度に応じて一のレベルを選択するよう
に構成する。
射されるレ−ザ−収束光の照射ポイントを所望のトラッ
ク位置に持ち来すためのアクセスを行なう場合、光ピッ
クアップ装置全体を駆動するためのフィ−ダ用モ−タの
駆動時間又は温度を監視し、少なくとも前記アクセス時
の一方向駆動時に、複数のレベルに設定可能な前記フィ
−ダ用モ−タの駆動電圧値の内、前記フィ−ダ用モ−タ
の稼働率または温度に応じて一のレベルを選択するよう
に構成する。
【0005】
【作用】前記稼働率が高い場合に駆動電圧値を低く設定
し、稼働率が低い場合に駆動電圧値を高く設定すること
により、モ−タの動作能力内でアクセス時間を短縮す
る。
し、稼働率が低い場合に駆動電圧値を高く設定すること
により、モ−タの動作能力内でアクセス時間を短縮す
る。
【0006】
【実施例】第2図は、本発明の一実施例に使用されるピ
ックアップ装置の周辺を示す構成図である。図中1は光
ピックアップ装置で、スピンドルモ−タ6によって回転
駆動されるコンパクドディスク7の略半径方向に沿って
配置されると共にフィ−ダ用モ−タ4によって軸回転さ
れるねじ軸5と噛合し、この軸回転によって矢印A,B
方向にスライド移動するように構成されている。
ックアップ装置の周辺を示す構成図である。図中1は光
ピックアップ装置で、スピンドルモ−タ6によって回転
駆動されるコンパクドディスク7の略半径方向に沿って
配置されると共にフィ−ダ用モ−タ4によって軸回転さ
れるねじ軸5と噛合し、この軸回転によって矢印A,B
方向にスライド移動するように構成されている。
【0007】この光ピックアップ装置1は、ディスク面
と対向する位置に対物レンズ2を保持し、これをディス
ク面と垂直な方向及び半径方向に駆動するアクチュエ−
タ部を有し、図には半径方向に駆動するためのトラッキ
ングコイル3のみが示されている。更に、この光ピック
アップ装置1は、対物レンズ2を介してレ−ザ−収束光
をディスク反射面に照射し、その反射光をディスクのト
ラック方向を考慮して内部に4分割配置した各ディテク
タ(図示せず)によって検出するように構成されてい
る。図中Pは、ディスク上の照射ポイントの位置を示
す。
と対向する位置に対物レンズ2を保持し、これをディス
ク面と垂直な方向及び半径方向に駆動するアクチュエ−
タ部を有し、図には半径方向に駆動するためのトラッキ
ングコイル3のみが示されている。更に、この光ピック
アップ装置1は、対物レンズ2を介してレ−ザ−収束光
をディスク反射面に照射し、その反射光をディスクのト
ラック方向を考慮して内部に4分割配置した各ディテク
タ(図示せず)によって検出するように構成されてい
る。図中Pは、ディスク上の照射ポイントの位置を示
す。
【0008】図1は、本発明の一実施例方法を実現する
ための回路構成図で、入力端子11〜14には、前記し
た光ピックアップ装置1内の4分ディテクタで検出され
た各光量信号が印加される。これ等の検出信号は、トラ
ッキングエラ−検出回路(以下、TED回路と称す)1
5の入力端子に印加されると共に、加算器24で加算さ
れた後にRF信号として信号処理回路25のRF信号入
力端子31に印加される。
ための回路構成図で、入力端子11〜14には、前記し
た光ピックアップ装置1内の4分ディテクタで検出され
た各光量信号が印加される。これ等の検出信号は、トラ
ッキングエラ−検出回路(以下、TED回路と称す)1
5の入力端子に印加されると共に、加算器24で加算さ
れた後にRF信号として信号処理回路25のRF信号入
力端子31に印加される。
【0009】TED回路15の出力端子は、位相補償回
路16を介してスイッチ17の可動端子に接続されると
共に波形整形回路29を介して信号処理回路25の整形
TE信号入力端子32に接続され、スイッチ17の固定
端子は加算器18の一方の入力端子に接続されている。
加算器18の出力端子は、トラッキング駆動回路19の
入力端子に接続され、その出力端子は、光ピックアップ
装置1内のトラッキングコイル3に接続されると共に、
ロ−パスフィルタ20を介してスイッチ21の可動端子
に接続されている。スイッチ21の固定端子は加算器2
2の一方の入力端子に接続され、その出力端子はゲイン
1のフィ−ダ駆動回路23を介して一方の端子がグラン
ドされたフィ−ダ用モ−タ4の他方の端子に接続されて
いる。
路16を介してスイッチ17の可動端子に接続されると
共に波形整形回路29を介して信号処理回路25の整形
TE信号入力端子32に接続され、スイッチ17の固定
端子は加算器18の一方の入力端子に接続されている。
加算器18の出力端子は、トラッキング駆動回路19の
入力端子に接続され、その出力端子は、光ピックアップ
装置1内のトラッキングコイル3に接続されると共に、
ロ−パスフィルタ20を介してスイッチ21の可動端子
に接続されている。スイッチ21の固定端子は加算器2
2の一方の入力端子に接続され、その出力端子はゲイン
1のフィ−ダ駆動回路23を介して一方の端子がグラン
ドされたフィ−ダ用モ−タ4の他方の端子に接続されて
いる。
【0010】信号処理回路25は、スイッチ17及び2
1のオン、オフを制御するためのSW切換信号S10と
S11とを各出力端子33,34からそれぞれ後述する
タイミングで出力し、またトラックジャンプを実行する
ためのトラックジャンプパルス信号(以下、TRJパル
ス信号と称す)12を後述するタイミングで加算器18
の他方の入力端子に出力する。更に信号処理回路25
は、フィ−ダ用モ−タ4を駆動するための移送パルス信
号S13とこの移送パルス信号の振幅値を設定するレベ
ル設定信号S14を各出力端子36,37からそれぞれ
後述するタイミングで波形設定回路27に出力する。こ
の波形設定回路27は、レベル設定信号S14の状態に
応じて移送パルス信号の電圧レベルが変化する移送レベ
ル信号S15を加算器22の他方の入力端子に出力す
る。またこの信号処理回路25は、操作者によって操作
される操作パネル28からの条件信号S16をその条件
信号入力端子38に入力し、これによって、処理内容が
選択される。
1のオン、オフを制御するためのSW切換信号S10と
S11とを各出力端子33,34からそれぞれ後述する
タイミングで出力し、またトラックジャンプを実行する
ためのトラックジャンプパルス信号(以下、TRJパル
ス信号と称す)12を後述するタイミングで加算器18
の他方の入力端子に出力する。更に信号処理回路25
は、フィ−ダ用モ−タ4を駆動するための移送パルス信
号S13とこの移送パルス信号の振幅値を設定するレベ
ル設定信号S14を各出力端子36,37からそれぞれ
後述するタイミングで波形設定回路27に出力する。こ
の波形設定回路27は、レベル設定信号S14の状態に
応じて移送パルス信号の電圧レベルが変化する移送レベ
ル信号S15を加算器22の他方の入力端子に出力す
る。またこの信号処理回路25は、操作者によって操作
される操作パネル28からの条件信号S16をその条件
信号入力端子38に入力し、これによって、処理内容が
選択される。
【0011】以上の構成において、その動作を以下に説
明する。尚、フォ−カスサ−ボについては必要に応じて
正常な状態で動作しているものとし、その説明を省略す
る。通常の信号再生時に、信号処理回路25は、図4の
波形図の時刻t1で示すように、各SW切換信号S1
0,S11をそれぞれ”H”状態としてスイッチ17と
21とを閉成状態とし、さらにTRJパルス信号S12
と移送レベル信号S15を0ボルト状態に保ってトラッ
キングサ−ボ状態にする。TED回路15に入力する4
つの光量信号を周知の加減算処理して形成出力されるト
ラッキングエラ−信号S17は、ディスク上の照射ポイ
ントPの位置がディスク半径方向に移動してトラックを
横切るとき、周知の如くこの移動に同期して図6に示す
ように正弦波状の信号となるが、このトラッキングサ−
ボ状態では、ディスクのオントラック位置に対応する正
傾斜のゼロクロスポイントに引き込まれるように照射ポ
イントPの位置が負帰還制御される。
明する。尚、フォ−カスサ−ボについては必要に応じて
正常な状態で動作しているものとし、その説明を省略す
る。通常の信号再生時に、信号処理回路25は、図4の
波形図の時刻t1で示すように、各SW切換信号S1
0,S11をそれぞれ”H”状態としてスイッチ17と
21とを閉成状態とし、さらにTRJパルス信号S12
と移送レベル信号S15を0ボルト状態に保ってトラッ
キングサ−ボ状態にする。TED回路15に入力する4
つの光量信号を周知の加減算処理して形成出力されるト
ラッキングエラ−信号S17は、ディスク上の照射ポイ
ントPの位置がディスク半径方向に移動してトラックを
横切るとき、周知の如くこの移動に同期して図6に示す
ように正弦波状の信号となるが、このトラッキングサ−
ボ状態では、ディスクのオントラック位置に対応する正
傾斜のゼロクロスポイントに引き込まれるように照射ポ
イントPの位置が負帰還制御される。
【0012】対物レンズ2は、バネ要素とダンパ要素を
含む振動系によってピックアップ装置1内に保持され、
このトラッキングサ−ボ時には、トラッキングエラ−信
号S17に基づいて形成されてトラッキングコイル3に
印加される駆動電圧信号S18に応じて位置移動し、ト
ラックとの相対的位置変動に対して速やかに応答してト
ラックを追従する。尚、駆動電圧信号S18が0ボルト
のときのピックアップ装置1に対する対物レンズ2の位
置を基準位置とする。
含む振動系によってピックアップ装置1内に保持され、
このトラッキングサ−ボ時には、トラッキングエラ−信
号S17に基づいて形成されてトラッキングコイル3に
印加される駆動電圧信号S18に応じて位置移動し、ト
ラックとの相対的位置変動に対して速やかに応答してト
ラックを追従する。尚、駆動電圧信号S18が0ボルト
のときのピックアップ装置1に対する対物レンズ2の位
置を基準位置とする。
【0013】一方、フィ−ダ用モ−タ4は、ロ−パスフ
ィルタ20によりこの駆動電圧信号S18の周波数成分
の低域成分に基づいて駆動され、この低域駆動信号S1
9の電圧がゼロとなるように、即ち対物レンズ2が相対
的に基準位置に戻るようにピックアップ装置1全体を矢
印A,B方向に移動すべく負帰還制御される。従ってこ
のトラッキングサ−ボ状態において、トラック位置が変
動すると、照射ポイントPがこれを追従するように速や
かに対物レンズ2が基準位置から変位移動し、この変位
量を減少する方向に比較的ゆっくりピックアップ装置1
全体が移動するように動作する。
ィルタ20によりこの駆動電圧信号S18の周波数成分
の低域成分に基づいて駆動され、この低域駆動信号S1
9の電圧がゼロとなるように、即ち対物レンズ2が相対
的に基準位置に戻るようにピックアップ装置1全体を矢
印A,B方向に移動すべく負帰還制御される。従ってこ
のトラッキングサ−ボ状態において、トラック位置が変
動すると、照射ポイントPがこれを追従するように速や
かに対物レンズ2が基準位置から変位移動し、この変位
量を減少する方向に比較的ゆっくりピックアップ装置1
全体が移動するように動作する。
【0014】次に、サ−チ動作時の2つの移動方法につ
いて説明する。その一つの移動方法であるトラックジャ
ンプ1は、照射ポイントPの移動量が大きいときに用い
る方法で、この時の回路各部の信号波形が図4に示され
ている。 所望する数Mのトラックジャンプを行なう場
合、信号処理回路25は、時刻t2で先ずSW切換信号
S10,S11をそれぞれ”L”状態としてスイッチ1
7と21とを開放状態としてトラッキングサ−ボ状態を
解除し、フィ−ダ用モ−タ4を駆動するための移送レベ
ル信号S15形成する。
いて説明する。その一つの移動方法であるトラックジャ
ンプ1は、照射ポイントPの移動量が大きいときに用い
る方法で、この時の回路各部の信号波形が図4に示され
ている。 所望する数Mのトラックジャンプを行なう場
合、信号処理回路25は、時刻t2で先ずSW切換信号
S10,S11をそれぞれ”L”状態としてスイッチ1
7と21とを開放状態としてトラッキングサ−ボ状態を
解除し、フィ−ダ用モ−タ4を駆動するための移送レベ
ル信号S15形成する。
【0015】この移送レベル信号S15は、波形設定回
路27から出力されるが、その出力タイミングと極性と
は移送パルス信号S13に基づいて決定され、その電圧
レベルは、レベル設定信号S14によって設定される。
つまり、このレベル設定信号S14が”L”状態の場
合、移送レベル信号S15の電圧レベルは図4に示すV
1となり、”H”状態の場合にはV1より高レベルのV
2となる。このレベル設定信号S14の設定条件につい
ては後述する。
路27から出力されるが、その出力タイミングと極性と
は移送パルス信号S13に基づいて決定され、その電圧
レベルは、レベル設定信号S14によって設定される。
つまり、このレベル設定信号S14が”L”状態の場
合、移送レベル信号S15の電圧レベルは図4に示すV
1となり、”H”状態の場合にはV1より高レベルのV
2となる。このレベル設定信号S14の設定条件につい
ては後述する。
【0016】移送レベル信号S15が形成されると、そ
れが正極の場合にピックアップ装置1が矢印B方向に移
動を開始する。これに伴って照射ポイントPがトラック
を横切るため、トラッキングエラ−信号S17は正弦波
状に変動する。信号処理回路25は、このトラッキング
エラ−信号S17を波形整形した整形TE信号S20
と、この時周知のようにトラッキングエラ−信号S17
と90度の位相差を保って光量が変動するRF信号S2
1とから、照射ポイントPが横切ったトラック数、及び
その時の移動方向を検出する。
れが正極の場合にピックアップ装置1が矢印B方向に移
動を開始する。これに伴って照射ポイントPがトラック
を横切るため、トラッキングエラ−信号S17は正弦波
状に変動する。信号処理回路25は、このトラッキング
エラ−信号S17を波形整形した整形TE信号S20
と、この時周知のようにトラッキングエラ−信号S17
と90度の位相差を保って光量が変動するRF信号S2
1とから、照射ポイントPが横切ったトラック数、及び
その時の移動方向を検出する。
【0017】検出されたトラック数がM近傍の時刻t3
になると、移送レベル信号S15を0ボルトとしてピッ
クアップ装置1の移送を停止する。この時ピックアップ
装置1は、即座にトラック数Mの近傍に停止するもの
の、慣性力、移送手段の構成等によって停止位置がばら
つき、通常トラック数Mの位置に正確に停止することは
ない。
になると、移送レベル信号S15を0ボルトとしてピッ
クアップ装置1の移送を停止する。この時ピックアップ
装置1は、即座にトラック数Mの近傍に停止するもの
の、慣性力、移送手段の構成等によって停止位置がばら
つき、通常トラック数Mの位置に正確に停止することは
ない。
【0018】次に、第2の移動方法であるトラックジャ
ンプ2の方法について説明する。この方法は、照射ポイ
ントPが1トラック移動するときに用いる方法で、この
時の回路各部の信号波形が図5に示されている。1トラ
ックジャンプを行なう場合、信号処理回路25は、時刻
t4で先ずSW切換信号S10とS11とをそれぞれ”
L”状態としてスイッチ17と21とを開放状態として
トラッキングサ−ボ状態を解除し、対物レンズ2を駆動
するための所定電圧レベルのTRJパルス信号S12を
出力する。このTRJパルス信号S12は、図5に示す
ように極性の異なる2つの部分P1,P2から構成さ
れ、P1部分で対物レンズに駆動(加速)力を与え、P
2部分で制動(減速)力を与える。この加減速の切換タ
イミングの時刻t5は、トラック間の略中点位置に相当
する整形TE信号S20の立下がりに同期して行なわ
れ、その後所定時間の減速が行なわれたのち時刻t6で
トラッキッグサ−ボ状態とすることで矢印B方向への正
確な1トラックジャンプが行なわれる。尚、TRJパル
ス信号S12の極性が逆の場合、矢印A方向への1トラ
ックジャンプが行なわれるが、その場合の詳細な説明は
省略する。
ンプ2の方法について説明する。この方法は、照射ポイ
ントPが1トラック移動するときに用いる方法で、この
時の回路各部の信号波形が図5に示されている。1トラ
ックジャンプを行なう場合、信号処理回路25は、時刻
t4で先ずSW切換信号S10とS11とをそれぞれ”
L”状態としてスイッチ17と21とを開放状態として
トラッキングサ−ボ状態を解除し、対物レンズ2を駆動
するための所定電圧レベルのTRJパルス信号S12を
出力する。このTRJパルス信号S12は、図5に示す
ように極性の異なる2つの部分P1,P2から構成さ
れ、P1部分で対物レンズに駆動(加速)力を与え、P
2部分で制動(減速)力を与える。この加減速の切換タ
イミングの時刻t5は、トラック間の略中点位置に相当
する整形TE信号S20の立下がりに同期して行なわ
れ、その後所定時間の減速が行なわれたのち時刻t6で
トラッキッグサ−ボ状態とすることで矢印B方向への正
確な1トラックジャンプが行なわれる。尚、TRJパル
ス信号S12の極性が逆の場合、矢印A方向への1トラ
ックジャンプが行なわれるが、その場合の詳細な説明は
省略する。
【0019】次に、図3のフロ−チャ−トを参照しなが
ら、コンパクトディスク(以下CDと称す)を再生する
場合の実施例装置の動作を説明する。この場合、CDが
タ−ンテ−ブル上に載置された段階でその最内周部に位
置するリ−ドインエリアに記録されているTOC情報を
読み込む。これによって、信号処理回路25は、このC
Dに入っているすべての曲の時間情報をメモリする。ま
た信号処理回路25は、CDに記録されたアドレス情報
を解読すべく、入力するRF信号S21を逐次CDフォ
−マットに従って処理し、現在の照射ポイントPのアド
レス、或いはピックアップ装置1の位置を常に監視す
る。以後これ等の位置を総称してピックアップ位置と称
す。図3のフロ−チャ−トのステップ1は、この位置監
視状態に相当する。
ら、コンパクトディスク(以下CDと称す)を再生する
場合の実施例装置の動作を説明する。この場合、CDが
タ−ンテ−ブル上に載置された段階でその最内周部に位
置するリ−ドインエリアに記録されているTOC情報を
読み込む。これによって、信号処理回路25は、このC
Dに入っているすべての曲の時間情報をメモリする。ま
た信号処理回路25は、CDに記録されたアドレス情報
を解読すべく、入力するRF信号S21を逐次CDフォ
−マットに従って処理し、現在の照射ポイントPのアド
レス、或いはピックアップ装置1の位置を常に監視す
る。以後これ等の位置を総称してピックアップ位置と称
す。図3のフロ−チャ−トのステップ1は、この位置監
視状態に相当する。
【0020】ステップ2では、操作者が操作パネル28
を操作して所望する再生トラックを指定したかどうかを
監視し、指定されたトラック指定信号S16を入力する
とステップ3に移る。このステップ3で信号処理回路2
5は、入力した操作者が所望するトラック指定信号S1
6の示すトラック番号と、現在のピックアップ位置との
差を時間差に換算し、さらに目標とするトラックジャン
プの数K及びその移動方向を算出してステップ4に移
る。
を操作して所望する再生トラックを指定したかどうかを
監視し、指定されたトラック指定信号S16を入力する
とステップ3に移る。このステップ3で信号処理回路2
5は、入力した操作者が所望するトラック指定信号S1
6の示すトラック番号と、現在のピックアップ位置との
差を時間差に換算し、さらに目標とするトラックジャン
プの数K及びその移動方向を算出してステップ4に移
る。
【0021】このステップ4で信号処理回路25は、前
記した移動量が大きいトラックジャンプ1の動作を行な
う。即ち、図4のタイムチャ−トに示すように先ずSW
切換信号S10,11を出力してスイッチ17と21を
開放してトラッキングサ−ボ状態を解除すると共に、後
述するごとく所望の移送レベル信号S15を形成するた
めに移送パルス信号S13とレベル設定信号S14を出
力し、これに伴って入力される整形TE信号S20の立
下り数をカウントする。
記した移動量が大きいトラックジャンプ1の動作を行な
う。即ち、図4のタイムチャ−トに示すように先ずSW
切換信号S10,11を出力してスイッチ17と21を
開放してトラッキングサ−ボ状態を解除すると共に、後
述するごとく所望の移送レベル信号S15を形成するた
めに移送パルス信号S13とレベル設定信号S14を出
力し、これに伴って入力される整形TE信号S20の立
下り数をカウントする。
【0022】このカウント数が算出された前記数Kの近
傍になった段階で移送レベル信号S15を0ボルトとし
てピックアップ装置1の移送を停止し、その後ステップ
5に移って、直ちにトラッキングサ−ボ状態に復帰さ
せ、CDから現在のピックアップ位置情報を読み出す。
次のステップ6では、目標トラックと現在のピックアッ
プ位置を再度比較し、差がある場合には各時間情報から
目標トラックに至るまでのトラックジャンプ数Lとその
移動方向を算出し、ステップ7に至る。
傍になった段階で移送レベル信号S15を0ボルトとし
てピックアップ装置1の移送を停止し、その後ステップ
5に移って、直ちにトラッキングサ−ボ状態に復帰さ
せ、CDから現在のピックアップ位置情報を読み出す。
次のステップ6では、目標トラックと現在のピックアッ
プ位置を再度比較し、差がある場合には各時間情報から
目標トラックに至るまでのトラックジャンプ数Lとその
移動方向を算出し、ステップ7に至る。
【0023】このトラックジャンプ数Lは、ステップ4
の移動時の目標に対する誤差に相当するもので、あまり
大きな数にはならないため、このステップ7では前記し
たトラックジャンプ2の方法を実行する。即ち、前記し
た1トラックジャンプをL回繰り返すことによって、照
射ポイントPを目標のトラック位置に持ち来たした後、
ステップ1に移る。このステップ1は、再生中のCDか
らの情報によって再生位置の時間情報を監視すると共
に、曲の再生も同時に行なう状態をも含むステップであ
るが、この曲再生についての説明は省略する。
の移動時の目標に対する誤差に相当するもので、あまり
大きな数にはならないため、このステップ7では前記し
たトラックジャンプ2の方法を実行する。即ち、前記し
た1トラックジャンプをL回繰り返すことによって、照
射ポイントPを目標のトラック位置に持ち来たした後、
ステップ1に移る。このステップ1は、再生中のCDか
らの情報によって再生位置の時間情報を監視すると共
に、曲の再生も同時に行なう状態をも含むステップであ
るが、この曲再生についての説明は省略する。
【0024】次に、移送レベル信号S15を形成するた
めに信号処理回路25から出力されるレベル設定信号S
14の出力について図7のフロ−チャ−トを参照しなが
ら説明する。このフロ−の要点は、一定時間内に動作す
るフィ−ダ用モ−タ4の動作時間を計測し、これが所定
時間以内であればレベル設定信号S14を”H”として
モ−タ4を高電圧駆動し、逆に所定時間を越えた場合、
低電圧駆動するように動作することである。
めに信号処理回路25から出力されるレベル設定信号S
14の出力について図7のフロ−チャ−トを参照しなが
ら説明する。このフロ−の要点は、一定時間内に動作す
るフィ−ダ用モ−タ4の動作時間を計測し、これが所定
時間以内であればレベル設定信号S14を”H”として
モ−タ4を高電圧駆動し、逆に所定時間を越えた場合、
低電圧駆動するように動作することである。
【0025】ステップ1では初期条件として、移送レベ
ル信号S15の出力レベルが高レベルのV2となるよう
にレベル設定信号S14を”H”に設定する。ステップ
2で内部時計W1をスタ−トさせ、次のステップ3で前
記したトラックジャンプ1が稼働中かを監視し、稼働中
であればステップ4に至り、ここでトラックジャンプ1
の稼働時間を監視する内部時計W2が計測中であればそ
のまま継続させ、一方計測が開始されていない場合か、
計測がホ−ルドされている場合には、ステップ6で計測
をスタ−トさせる。
ル信号S15の出力レベルが高レベルのV2となるよう
にレベル設定信号S14を”H”に設定する。ステップ
2で内部時計W1をスタ−トさせ、次のステップ3で前
記したトラックジャンプ1が稼働中かを監視し、稼働中
であればステップ4に至り、ここでトラックジャンプ1
の稼働時間を監視する内部時計W2が計測中であればそ
のまま継続させ、一方計測が開始されていない場合か、
計測がホ−ルドされている場合には、ステップ6で計測
をスタ−トさせる。
【0026】一方、ステップ3でトラックジャンプ1が
不稼働の場合、ステップ5で内部時計W2の計測を一時
停止する。そして内部時計W1が所定時間、例えば1分
経過するまで上記の計測を継続し、1分経過した時点で
ステップ8に至る。ここで内部時計W1をリセットして
ゼロからスタ−トさせると共に、内部時計W2の計測時
間T2を読み込み、これをゼロリセットして停止させて
おく。この段階で計測時間T2は、この1分間中にトラ
ックジャンプ1が稼働していた時間を示します。
不稼働の場合、ステップ5で内部時計W2の計測を一時
停止する。そして内部時計W1が所定時間、例えば1分
経過するまで上記の計測を継続し、1分経過した時点で
ステップ8に至る。ここで内部時計W1をリセットして
ゼロからスタ−トさせると共に、内部時計W2の計測時
間T2を読み込み、これをゼロリセットして停止させて
おく。この段階で計測時間T2は、この1分間中にトラ
ックジャンプ1が稼働していた時間を示します。
【0027】ステップ9,10,11では、この計測時
間T2が所定時間Mをこえた場合、レベル設定信号S1
4を”L”として移送レベル信号S15の出力レベルが
低レベルのV1となるようにし、所定時間内の場合に
は、レベル設定信号S14を”H”に設定して移送レベ
ル信号S15の出力レベルが高レベルのV2となるよう
設定してステップ3に戻る。従って信号処理回路25
は、1分毎のトラックジャンプ1の稼働率を監視し、こ
の稼働率が所定値より高い場合は、フィ−ド用モ−タ4
の駆動電圧を下げ、可逆に低い場合には、この駆動電圧
を上げるように動作する。
間T2が所定時間Mをこえた場合、レベル設定信号S1
4を”L”として移送レベル信号S15の出力レベルが
低レベルのV1となるようにし、所定時間内の場合に
は、レベル設定信号S14を”H”に設定して移送レベ
ル信号S15の出力レベルが高レベルのV2となるよう
設定してステップ3に戻る。従って信号処理回路25
は、1分毎のトラックジャンプ1の稼働率を監視し、こ
の稼働率が所定値より高い場合は、フィ−ド用モ−タ4
の駆動電圧を下げ、可逆に低い場合には、この駆動電圧
を上げるように動作する。
【0028】図8は、別の実施例を示すフロ−チャ−ト
で、その動作を説明する。ステップ1では初期条件とし
て、移送レベル信号S15の出力レベルが高レベルのV
2となるようにレベル設定信号S14を”H”に設定す
る。ステップ2では内部時計Wが1秒経過したかを監視
し、経過した時点でステップ3に至る。ここで内部時計
Wをゼロスタ−トさせた後、ステップ4でトラックジャ
ンプ1が稼働中かを監視し、稼働中の場合はステップ6
で判定値Pを1とし、稼働していない場合はステップ5
で判定値Pを0とする。
で、その動作を説明する。ステップ1では初期条件とし
て、移送レベル信号S15の出力レベルが高レベルのV
2となるようにレベル設定信号S14を”H”に設定す
る。ステップ2では内部時計Wが1秒経過したかを監視
し、経過した時点でステップ3に至る。ここで内部時計
Wをゼロスタ−トさせた後、ステップ4でトラックジャ
ンプ1が稼働中かを監視し、稼働中の場合はステップ6
で判定値Pを1とし、稼働していない場合はステップ5
で判定値Pを0とする。
【0029】ステップ7では、判定値Pの値をメモリ番
地(N)にメモリする。次のステップ8,9,10では
メモリ番地を指定する番号Nを1つ繰り上げ、その結果
Nが60になった場合、これをゼロに設定する。ステッ
プ11では、メモリ番地(0)から(59)までの60
個のメモリ中、1をメモリしているメモリの数Sをカウ
ントする。そしてステップ12,13,14でSが所定
値Mより大きいときステップ14でレベル設定信号S1
4を”L”として移送レベル信号S15の出力レベルが
低レベルのV1となるようにし、Mより小さい場合に
は、ステップ13でレベル設定信号S14を”H”に設
定して移送レベル信号S15の出力レベルが高レベルの
V2となるよう設定してステップ2に戻る。
地(N)にメモリする。次のステップ8,9,10では
メモリ番地を指定する番号Nを1つ繰り上げ、その結果
Nが60になった場合、これをゼロに設定する。ステッ
プ11では、メモリ番地(0)から(59)までの60
個のメモリ中、1をメモリしているメモリの数Sをカウ
ントする。そしてステップ12,13,14でSが所定
値Mより大きいときステップ14でレベル設定信号S1
4を”L”として移送レベル信号S15の出力レベルが
低レベルのV1となるようにし、Mより小さい場合に
は、ステップ13でレベル設定信号S14を”H”に設
定して移送レベル信号S15の出力レベルが高レベルの
V2となるよう設定してステップ2に戻る。
【0030】従ってこの場合、信号処理回路25は、1
秒毎にトラックジャンプ1が可動中かを監視し、過去1
分間のトラックジャンプ1の稼働率を常時監視し、この
稼働率が所定値より高い場合は、フィ−ド用モ−タ4の
駆動電圧を下げ、逆に低い場合には、この駆動電圧を上
げるように動作する。
秒毎にトラックジャンプ1が可動中かを監視し、過去1
分間のトラックジャンプ1の稼働率を常時監視し、この
稼働率が所定値より高い場合は、フィ−ド用モ−タ4の
駆動電圧を下げ、逆に低い場合には、この駆動電圧を上
げるように動作する。
【0031】次に別の実施例について説明する。図1に
点線で示した30は、フィ−ド用モ−タ4に熱的に結合
して配置された温度センサ−で、フィ−ド用モ−タ4の
温度が所定値を越えた場合、”H”状態となる温度信号
S22を信号処理回路4の温度監視端子39に出力す
る。信号処理回路25は、この温度信号S22が”H”
の場合、レベル設定信号S14を”L”として移送レベ
ル信号S15の出力レベルが低レベルのV1となるよう
にし、温度信号S22が”L”の場合には、レベル設定
信号S14を”H”に設定して移送レベル信号S15の
出力レベルが高レベルのV2となるよう設定する。尚、
フィ−ダ用モ−タ4の駆動方向が逆の場合は、図4の点
線で示すごとくV1とV2の極性を逆にするが、この場
合の同符号の各電圧の絶対値は等しいとする。
点線で示した30は、フィ−ド用モ−タ4に熱的に結合
して配置された温度センサ−で、フィ−ド用モ−タ4の
温度が所定値を越えた場合、”H”状態となる温度信号
S22を信号処理回路4の温度監視端子39に出力す
る。信号処理回路25は、この温度信号S22が”H”
の場合、レベル設定信号S14を”L”として移送レベ
ル信号S15の出力レベルが低レベルのV1となるよう
にし、温度信号S22が”L”の場合には、レベル設定
信号S14を”H”に設定して移送レベル信号S15の
出力レベルが高レベルのV2となるよう設定する。尚、
フィ−ダ用モ−タ4の駆動方向が逆の場合は、図4の点
線で示すごとくV1とV2の極性を逆にするが、この場
合の同符号の各電圧の絶対値は等しいとする。
【0032】更に別の実施例を第9図のフロ−チャ−ト
を参照しながら説明する。これは、図7のフロ−チャ−
トの動作が、1分間中のフィ−ドモ−タの動作時間を監
視したのに対して、サ−チ操作の回数を監視するもの
で、図7と異なる部分のみを説明する。同図のフロ−チ
ャ−ト中、ステップ3からステップ6の段階で、1分間
に行なわれたサ−チ操作の数Nをカウントし、その回数
が所定数Fより多いときステップ10でレベル設定信号
S14を”L”として移送レベル信号S15の出力レベ
ルが低レベルのV1となるようにし、Fより小さい場合
には、ステップ9でレベル設定信号S14を”H”に設
定して移送レベル信号S15の出力レベルが高レベルの
V2となるよう設定し、ステップ11でカウント数Nを
ゼロに戻した後、ステップ3に戻って1分毎に同じ動作
を繰り返す。
を参照しながら説明する。これは、図7のフロ−チャ−
トの動作が、1分間中のフィ−ドモ−タの動作時間を監
視したのに対して、サ−チ操作の回数を監視するもの
で、図7と異なる部分のみを説明する。同図のフロ−チ
ャ−ト中、ステップ3からステップ6の段階で、1分間
に行なわれたサ−チ操作の数Nをカウントし、その回数
が所定数Fより多いときステップ10でレベル設定信号
S14を”L”として移送レベル信号S15の出力レベ
ルが低レベルのV1となるようにし、Fより小さい場合
には、ステップ9でレベル設定信号S14を”H”に設
定して移送レベル信号S15の出力レベルが高レベルの
V2となるよう設定し、ステップ11でカウント数Nを
ゼロに戻した後、ステップ3に戻って1分毎に同じ動作
を繰り返す。
【0033】上記した各実施例では、CDを再生する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、CD−ROMをはじめ各種の光ディスクのた
めの装置にも適用できる。また、上記実施例では、フィ
−ダ用モ−タの駆動電圧の絶対値がV1とV2の2種類
に設定されているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、フィ−ダ用モ−タの稼働率に応じて複数の設定
値を設定してもよい。更に上記実施例では、サ−チ動作
について、移動量の大小に応じた2つの場合を説明した
が、このサ−チ動作もこれに限定されるものではなく、
ピックアップ装置全体を移動するためのフィ−ダ用モ−
タ駆動と、対物レンズ駆動との種々の組合せによった種
々のサ−チ動作で行なってもよいものである。
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、CD−ROMをはじめ各種の光ディスクのた
めの装置にも適用できる。また、上記実施例では、フィ
−ダ用モ−タの駆動電圧の絶対値がV1とV2の2種類
に設定されているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、フィ−ダ用モ−タの稼働率に応じて複数の設定
値を設定してもよい。更に上記実施例では、サ−チ動作
について、移動量の大小に応じた2つの場合を説明した
が、このサ−チ動作もこれに限定されるものではなく、
ピックアップ装置全体を移動するためのフィ−ダ用モ−
タ駆動と、対物レンズ駆動との種々の組合せによった種
々のサ−チ動作で行なってもよいものである。
【0034】
【発明の効果】前記実施例において、移送レベル信号S
15の高い方の電圧値V2を、例えばモ−タ使用電圧範
囲の最大値である6Vに設定し、低い方の電圧値V1
を、例えばモ−タの定格電圧である3Vに設定し、更
に、電圧切換の閾値となる稼働率或いはモ−タ温度を実
験によって設定することにより、モ−タをあまり無理な
環境で使用することなく最大限の動作能力を引き出し、
アクセス時間の短縮を可能とするものである。
15の高い方の電圧値V2を、例えばモ−タ使用電圧範
囲の最大値である6Vに設定し、低い方の電圧値V1
を、例えばモ−タの定格電圧である3Vに設定し、更
に、電圧切換の閾値となる稼働率或いはモ−タ温度を実
験によって設定することにより、モ−タをあまり無理な
環境で使用することなく最大限の動作能力を引き出し、
アクセス時間の短縮を可能とするものである。
【0035】
【図1】本発明の一実施例の説明に供する回路構成図
【図2】本発明の一実施例の説明に供するピックアップ
装置周辺の構成図
装置周辺の構成図
【図3】本発明の一実施例の説明に供するフロ−チャ−
ト
ト
【図4】本発明の一実施例の説明に供する信号波形図
【図5】本発明の一実施例の説明に供する信号波形図
【図6】本発明の一実施例の説明に供する信号波形図
【図7】本発明の一実施例の説明に供するフロ−チャ−
ト
ト
【図8】本発明の一実施例の説明に供するフロ−チャ−
ト
ト
【図9】本発明の一実施例の説明に供するフロ−チャ−
ト
ト
1 光ピックアップ装置 2 対物レンズ 3 トラッキングコイル 4 フィ−ダ用モ−タ 5 ねじ軸 6 スピンドルモ−タ 7 光ディスク 15 トラッキングエラ−検出回路 16 位相補償回路 17 スイッチ 18 加算器 19 トラッキング駆動回路 20 ロ−パスフィルタ 21 スイッチ 22 加算器 23 フィ−ダ駆動回路 24 加算器 25 信号処理回路 27 波形設定回路 28 操作パネル 29 波形整形回路 30 温度センサ−
Claims (3)
- 【請求項1】光ディスクの記録面に照射されるレ−ザ−
収束光の照射ポイントを所望のトラック位置に持ち来す
ためのアクセス方法であって、光ピックアップ装置全体
を駆動するためのフィ−ダ用モ−タの駆動時間を監視
し、少なくとも前記アクセス時の一方向への駆動時に、
複数のレベルに設定可能な前記フィ−ダ用モ−タの端子
間駆動電圧値の内、前記フィ−ダ用モ−タの稼働率に応
じて一のレベルを選択するようにしたことを特徴とする
光ディスクのアクセス方法。 - 【請求項2】光ディスクの記録面に照射されるレ−ザ−
収束光の照射ポイントを所望のトラック位置に持ち来す
ためのアクセス方法であって、光ピックアップ装置全体
を駆動するためのフィ−ダ用モ−タの温度を監視し、少
なくとも前記アクセス時の一方向への駆動時に、複数の
レベルに設定可能な前記フィ−ダ用モ−タの端子間駆動
電圧値の内、前記温度に応じて一のレベルを選択するよ
うにしたことを特徴とする光ディスクのアクセス方法。 - 【請求項3】光ディスクの記録面に照射されるレ−ザ−
収束光の照射ポイントを所望のトラック位置に持ち来す
ためのアクセス方法であって、所定時間内のサ−チ回数
をを監視し、少なくとも前記アクセス時の一方向への駆
動時に、複数のレベルに設定可能な前記フィ−ダ用モ−
タの端子間駆動電圧値の内、前記サ−チ回数に応じて一
のレベルを選択するようにしたことを特徴とする光ディ
スクのアクセス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25498793A JPH0785484A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 光ディスクのアクセス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25498793A JPH0785484A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 光ディスクのアクセス方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785484A true JPH0785484A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=17272639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25498793A Pending JPH0785484A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 光ディスクのアクセス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785484A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005056472A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-03 | Hitachi-Lg Data Storage Inc | 光ディスク装置及びそのピックアップ駆動方法 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP25498793A patent/JPH0785484A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005056472A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-03 | Hitachi-Lg Data Storage Inc | 光ディスク装置及びそのピックアップ駆動方法 |
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