JP2000339709A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JP2000339709A
JP2000339709A JP11147383A JP14738399A JP2000339709A JP 2000339709 A JP2000339709 A JP 2000339709A JP 11147383 A JP11147383 A JP 11147383A JP 14738399 A JP14738399 A JP 14738399A JP 2000339709 A JP2000339709 A JP 2000339709A
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tracking
optical disk
rotation
actuator
signal
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JP11147383A
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Masanobu Shimizu
正信 清水
Kazuhiro Teshirogi
和宏 手代木
Katsutoshi Sumida
勝利 隅田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/095Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
    • G11B7/0953Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for eccentricity of the disc or disc tracks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏芯ディスクにおけるトラッキング制御の精
度と安定度とを向上させた光ディスク記録再生装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の光ディスク記録再生装置は、光
ディスク1のトラッキング動作を行うトラッキングアク
チュエータ4と、光ディスク1から検出したトラッキン
グ誤差信号aに基づいてトラッキングアクチュエータ4
を駆動してトラッキングオンするトラッキング制御部8
とを有する光ディスク記録再生装置において、トラッキ
ングアクチュエータ4の可動範囲の中央位置をディスク
回転による偏芯範囲の中央またはほぼ中央位置に位置決
めして前記トラッキングオンするよう制御する制御手段
としての偏芯最小検出部9を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに情報
を記録する機能、光ディスクに記録された情報を再生す
る機能の少なくとも一方を備えた光ディスク記録再生装
置に関し、特に、より有効なトラッキング制御を可能と
した光ディスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク記録再生装置のトラッ
キング制御について、図7を用いて説明する。この光デ
ィスク記録再生装置は、図7に示すように、光ディスク
1と、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ2
と、対物レンズ3を光ディスク1の半径方向に移動可能
なトラッキングアクチュエータ4を有しこの光ディスク
1の信号を記録/再生する光ピックアップ5と、トラッ
キングアクチュエータ4を駆動するトラッキング駆動部
6と、光ピックアップ5のホトデテクタ信号よりトラッ
キング誤差信号aを生成するトラッキング誤差信号生成
部7と、トラッキング誤差信号aに基づいて、ディスク
上にオントラッキングし続ける為のゲイン、周波数特
性、位相特性を決定するトラッキング制御部8とで構成
されている。
【0003】ここで、この光ディスク記録再生装置のト
ラッキング制御動作を以下に説明する。光ディスク1の
上に再生用/記録用のレーザ光を集光するフォーカス制
御で制御されたレーザ光を、スピンドルモータ2で光デ
ィスク1を回転させた状態で光ディスク1に照射する。
トラッキング誤差信号生成部7は、光ピックアップ5の
ホトデテクタ信号よりトラッキング誤差信号aを生成す
る。トラッキング制御部8は、トラッキング誤差信号a
に基づいて、光ピックアップ5のトラッキングアクチュ
エータ4に、光ディスク1の上にオントラックし続ける
為のゲインや周波数特性や位相特性を有した信号を供給
してトラッキングオンするようトラッキング駆動部6を
制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような光ディスク
記録再生装置においては、通常、光ディスク自身のセン
ターズレや、光ディスクを駆動モータ上にチャッキング
する時のセンターズレや、モータ自信の軸ズレ等によ
り、フォーカス制御された光スポットは、同一トラック
上をトレースせずに、多数本のトラックにまたがったト
レースを行うことになる。
【0005】この状態のトラッキング誤差信号aを図8
(a)に示す。図8(b)に示すように、中心線を同一
トラック上の光スポットとすると、光スポットは、中心
線に対して上下にずれたディスク上の位置をトレースす
ることになる。図8(a),(b)は、相互に関係して
いる。前述の偏芯がある状態で、スピンドルモータ2に
より回転される光ディスク1のスパイラル状のトラック
にオントラックする場合には、図8(b)のどこのタイ
ミングでオントラックされるか分からないという問題が
ある。つまり、無作為でオントラックされることにな
り、オントラックした時のディスク上の位置は、図8
(b)に示したディスクトレース軌跡上の任意の位置に
なることになる。オントラックする直前のトラッキング
アクチュエータ4のドライブ信号は、ディスクが水平の
場合、無制御状態である為、前記オントラックのディス
クの位置により、後のトラッキングアクチュエータ4の
トラッキングオンを維持して行くときの動作が大きく異
なる。
【0006】例えば、光ディスク1の偏芯範囲の中央位
置でトラッキング制御がオンされたとすると、図9
(a)に示すようにトラッキング誤差信号aの周期が短
い部分でオントラックし、図9(b)に示すようにトラ
ッキングアクチュエータ4の可動範囲の中央位置を基準
位置として位置決めし、トラックの偏芯量に応じてこの
トラッキングアクチュエータ4を可動させることによ
り、光ディスク1の偏芯に追従してオントラック状態を
維持することになる。この場合、トラッキングアクチュ
エータ4は、その可動範囲の中央位置を中心に前記偏芯
量だけ可動するので良好なトラッキング状態であると言
える。
【0007】しかし、光ディスク1の最大変位位置でト
ラッキング制御がオンされたとすると、図10(a)に
示すようにトラッキング誤差信号aの周期が長い部分で
オントラックし、図10(b)に示すようにトラッキン
グアクチュエータ4の可動範囲のうちで中央位置から離
れた位置を基準位置として位置決めし、この位置を中心
にトラックの偏芯量に応じてこのトラッキングアクチュ
エータ4を可動させることにより、光ディスク1の偏芯
に追従してオントラック状態を維持することになる。こ
の場合、トラッキングアクチュエータ4は、その可動範
囲の中央位置から離れた位置を中心に前記偏芯量だけ可
動することになるので、図10(b)に示したポイント
Aではトラッキングアクチュエータ4の変位量が大きく
なっており、不安定なトラッキング状態になってしま
い、トラッキング誤差信号の精度が悪化するという問題
がある。また、光ディスク1の最小変位位置でトラッキ
ング制御がオンされた場合も同様に、トラッキングアク
チュエータ4の変位量が大きくなることが想像でき、ト
ラッキング誤差信号の精度が悪化するという問題があ
る。
【0008】そこで、トラッキングアクチュエータ4の
可動範囲を大きくして安定なトラッキング性能を得るよ
うにすることが考えられるが、前記の可動範囲を安定な
トラッキング性能を得る程度に大きくすることは、光学
的、機械的、組立て精度的に非常に困難である。また、
前記の可動範囲の中央から離れるに従ってトラッキング
誤差信号の精度が悪化するという問題がある。
【0009】本発明は、偏芯ディスクにおけるトラッキ
ング制御の精度と安定度とを向上させた光ディスク記録
再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク記録
再生装置は、トラッキングアクチュエータの可動範囲の
中央位置をディスク回転による偏芯範囲の中央またはほ
ぼ中央位置に位置決めして前記トラッキングオンするよ
う制御する制御手段を設けたものである。本発明による
と、トラッキングアクチュエータの偏芯による変位量が
最小付近になり、トラッキングアクチュエータの可動範
囲を安定したトラッキング制御範囲にでき、偏芯ディス
クにおけるトラッキング制御の精度と安定度とを向上さ
せることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光ディスクのトラッキング動作を行うトラッキング
アクチュエータと、前記光ディスクから検出したトラッ
キング誤差信号に基づいて前記トラッキングアクチュエ
ータを駆動してトラッキングオンするトラッキング制御
部とを有する光ディスク記録再生装置において、前記ト
ラッキングアクチュエータの可動範囲の中央位置をディ
スク回転による偏芯範囲の中央またはほぼ中央位置に位
置決めして前記トラッキングオンするよう制御する制御
手段を設けた光ディスク記録再生装置としたものであ
り、常に安定にディスクの偏芯の中央位置でトラッキン
グ制御をオンすることができ、アクチュエータの可動範
囲が少ない状態で、安定なトラッキング制御ができ、偏
芯ディスクにおけるトラッキング制御の精度と安定度と
を向上させることができる。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、光ディ
スクのトラッキング動作を行うトラッキングアクチュエ
ータと、前記トラッキングアクチュエータを制御するト
ラッキング制御部とを有する光ディスク記録再生装置に
おいて、ディスク回転による偏芯誤差で生じるトラッキ
ング誤差信号の周期を計測し、この計測した周期の最小
値付近の変化タイミングを検出し、前記検出タイミング
でトラッキング制御系のループを閉じるよう制御する制
御手段を設けた光ディスク記録再生装置としたものであ
り、常に安定にディスクの偏芯の中央位置でトラッキン
グ制御をオンすることができ、アクチュエータの可動範
囲が少ない状態で、安定なトラッキング制御ができ、偏
芯ディスクにおけるトラッキング制御の精度と安定度と
を向上させることができる。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、制御手
段を、光ディスクを回転させるモータの回転に同期した
周期性を有するトラック誤差信号に対しトラックの横断
信号を生成するトラッククロス生成回路と、前記トラッ
クの横断信号の周期を計測する計測手段と、前記周期の
最小値付近を検出する検出手段と、前記周期の最小値付
近のタイミングでトラッキングオンするようトラッキン
グ制御部に指示するトラッキングタイミング生成回路と
で構成した請求項2記載の光ディスク記録再生装置とし
たものであり、安定なトラッキング制御を可能せしめる
制御手段を具体的に実現することができる。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、光ディ
スクを回転させるモータの回転に同期した回転同期信号
を生成する生成手段を設け、制御手段を、ディスク回転
による偏芯誤差で生じるトラッキング誤差信号の周期を
計測し、前記周期の最大値及び最小値の計測位置と前記
回転同期信号の発生位置との相関を検出してメモリに記
憶し、前記回転同期信号の測定基準点からのカウント数
に基づいて前記周期の最小値付近のタイミングでトラッ
キング制御系のループを閉じるよう構成した請求項2記
載の光ディスク記録再生装置としたものであり、前記同
様にトラッキングアクチュエータの偏芯による変位量が
最小付近になり、前記回転同期信号の測定基準点からの
カウント数に基づいても、ディスクの偏芯の中央位置で
トラッキング制御をオンすることができ、アクチュエー
タの可動範囲が少ない状態で、安定なトラッキング制御
ができ、特に、同一ディスクを装着したままで取り外さ
ない場合には、二回目以降のトラッキングオン制御を、
記憶済みのカウント値に基づいて、トラッキングオンタ
イミング信号を生成出力を行うことができ安定なトラッ
キング制御ができ、前述のトラッキング誤差信号の周期
の最大値及び最小値の計測位置と前記回転同期信号の発
生位置との相関を検出してメモリに記憶するなどの処理
を重複実行することを防止できる。
【0015】以下、本発明の光ディスク記録再生装置を
具体的な実施の形態に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1に示す本発明の実施の形態1の光
ディスク記録再生装置は、前述の従来例と同様に、光デ
ィスク1のトラッキング動作を行うトラッキングアクチ
ュエータ4と、光ディスク1から検出したトラッキング
誤差信号aに基づいてトラッキングアクチュエータ4を
駆動してトラッキングオンするトラッキング制御部8と
を有する光ディスク記録再生装置であって、トラッキン
グアクチュエータ4の可動範囲の中央位置をディスク回
転による偏芯範囲の中央またはほぼ中央位置に位置決め
して前記トラッキングオンするよう制御する制御手段と
しての偏芯最小検出部9を設けた点が前述の従来例とは
異なっている。
【0016】この偏芯最小検出部9は、図2に示すよう
に、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ2の回
転に同期した周期性を有するトラッキング誤差信号aに
対しトラックの横断信号を生成するトラッククロス生成
回路10と、前記トラックの横断信号の周期を計測する
計測手段としてのトラッククロス周期計測回路11と、
前記周期の最小値付近を検出する検出手段としての計測
周期最小値判定回路15と、前記周期の最小値付近のタ
イミングでトラッキングオンするようトラッキング制御
部に指示するトラッキングタイミング生成回路17とで
構成されている。
【0017】ここで、この光ディスク記録再生装置の動
作について以下に説明する。光ディスク1の上に再生用
/記録用のレーザ光を集光するフォーカス制御された光
を、記録再生する光ディスク1の光スポットをある線速
度にする為に、スピンドルモータ2でこの光ディスク1
を回転させる。この回転状態で、レーザ光を集光するフ
ォーカス制御された光を光ディスク1に照射する。光デ
ィスク1の光スポットを、光ピックアップ5のホトデテ
クタに集光して受光する。
【0018】トラッキング誤差信号生成部7は、光ピッ
クアップ5からのホトデテクタ信号に基づいてトラッキ
ング誤差信号aを生成し、トラッキング制御部8と偏芯
最小検出部9とに出力する。このトラッキング誤差信号
aは、ディスク偏芯によって図3(a)に示すような波
形になっている。ここで、この偏芯最小検出部9の動作
を、図4に示す偏芯検出処理フローチャートを用いて説
明する。
【0019】トラッククロス信号生成回路10は、トラ
ッキング誤差信号aに基づいて、ある閾値でコンパレー
ト等して図3(b)に示すようなトラッククロス信号を
生成する。このトラッククロス信号は、トラッキング誤
差信号aの周期と同一であり、デジタル処理を行いやす
いように、例えば、「0」と「1」とで表わされる2値
デジタル信号としている。
【0020】トラッククロス周期計測回路11は、トラ
ッククロス信号生成回路10で生成したトラッククロス
信号の周期を、カウンタを用いて計測する。具体的に
は、このトラッククロス信号の立ち上がりエッジ、もし
くは立ち下がりエッジを用い、トラッククロス信号の周
期を計測できる程度の十分高い周波数の基準周波数発生
器を用いて、前記エッジ間等に基準周波数発生器からの
パルスが何パルス計測できるかをカウンタ等を用いて計
測する。これは図4に示したステップS1に相当する。
トラッククロス信号の周期は、図3(c)に示すように
計測される。なお、図3(a)〜(d)は、同一の時間
スケールで図示している。
【0021】計測周期設定値以上判定回路12は、トラ
ッククロス周期計測回路11で計測した周期が外部より
設定した設定値より大きいかどうかを判定する。これは
図4に示したステップS2に相当する。このステップS
2で、前記の計測した周期が設定以上であると検出する
と、ステップS3に分岐せず図3(c)に示す基点P1
を求める。
【0022】計測周期最大値判定回路13は、トラック
クロス周期計測回路11で計測した周期が最大値である
か判定する。これは図4に示したステップS3に相当す
る。前記ステップS2で前記の計測した周期が設定以上
であると検出できなかった場合に、このステップS3で
は、前記の計測した周期の最大値を求めて、前記同様
に、図3(c)に示す基点P1を求める。
【0023】計測周期方向検出回路14は、トラックク
ロス周期計測回路11で計測中の周期が大きい方向、も
しくは、小さい方向に向かっているのかどうかを検出す
る。これは図4に示したステップS4に相当する。基点
P1の以降の前記の計測した周期が短く、即ち、周波数
が高くなっているかどうかを検出する。具体的には、n
回計測値を記憶装置等で記憶しておき、n回、時間経過
とともに周期が減少しているかどうかで判定する。
【0024】計測周期最小値判定回路15は、トラック
クロス周期計測回路11で計測した周期が最小値である
かどうかを判定する。これは図4に示したステップS5
に相当する。基点P1の以降の前記の計測した周期の最
小値が来たかどうかを判定する。この周期の最小値とは
周波数が最大値であるところであり、周波数が下がり始
めたポイントが前記の周期の最小値を通過したことであ
り、若干の時間経過は有るが、図3(c)に示すよう
に、このポイントP2を周期最小値としている。
【0025】計測時間管理回路16は、計測周期設定値
以上判定回路12と計測周期最大値判定回路13と計測
周期方向検出回路14と計測周期最小値判定回路15と
での計測/判定/検出回路が動作開始してからの時間を
計測し管理する。トラッキングオンタイミング生成回路
17は、図3(c)に示したポイントP2のタイミング
でトラッキングオンタイミング信号をトラッキング制御
部8に出力する。これは図4に示したステップS6に相
当する。
【0026】トラッキング制御部8は、図3(c)に示
したポイントP2のタイミングでトラッキングアクチュ
エータ4を位置決めしてトラッキングオンするように、
トラキング駆動部6に信号出力する。トラッキング駆動
部6は、トラッキング制御部8からの信号に基づいて、
光ピックアップ5のトラッキングアクチュエータ4に、
ディスク上にオントラッキングし続ける為のゲイン、周
波数特性、位相特性を有した信号を供給しトラッキング
オンする。このようにしてトラッキング制御系のループ
を閉じている。
【0027】このように図3(c)に示したポイントP
2のタイミングでトラッキングオンされるので、光ディ
スク1の偏芯範囲の中央位置でトラッキング制御がオン
されることになり、図9(a)に示すようにトラッキン
グ誤差信号aの周期が短い部分でオントラックし、図9
(b)に示すようにトラッキングアクチュエータ4の可
動範囲の中央位置を基準位置として位置決めし、トラッ
クの偏芯量に応じてこのトラッキングアクチュエータ4
を可動させることになり、光ディスク1の偏芯に追従し
てオントラック状態を維持することになる。したがっ
て、トラッキングアクチュエータ4は、その可動範囲の
中央位置を中心に前記偏芯量だけ可動するので良好なト
ラッキング状態であると言える。
【0028】このように構成したため、常に安定にディ
スクの偏芯の中央位置でトラッキング制御をオンするこ
とができ、アクチュエータの可動範囲が少ない状態で、
安定なトラッキング制御ができ、偏芯ディスクにおける
トラッキング制御の精度と安定度とを向上させることが
できる。 (実施の形態2)図5に示す本実施の形態2の光ディス
ク記録再生装置は、前述の実施の形態1の光ディスク記
録再生装置に、光ディスク1を回転させるモータとして
のスピンドルモータ2の回転に同期した回転同期信号b
を生成する生成手段18を設け、制御手段としての偏芯
最小検出部19を、前述の実施の形態1の偏芯最小検出
部9の機能に加えて、ディスク回転による偏芯誤差で生
じるトラッキング誤差信号の周期の最大値及び最小値の
計測位置と回転同期信号bの発生位置との相関を検出し
てメモリに記憶し、回転同期信号bの測定基準点として
の基点P1からのカウント数に基づいて前記周期の最小
値付近のタイミングでトラッキング制御系のループを閉
じるよう構成した点が前述の実施の形態1とは異なって
いる。
【0029】この生成手段18は、スピンドルモータ2
の回転信号を取り出すFG(Frequency Generator )セ
ンサ18aと、このFGセンサ18aで発生したスピン
ドルモータ2の回転に同期した図6(e)に示すような
回転同期信号bを生成するスピンドル回転同期信号生成
部18bとで構成されている。ここで、この光ディスク
記録再生装置の動作について以下に説明する。
【0030】なお、前述の実施の形態1と同様に、図6
(a)に示すトラッキング誤差信号aと、図6(b)に
示すトラッククロス信号と、図6(c)に示す周期デー
タとを生成するので、ここではその具体的な説明を省略
する。前述の実施の形態1と同様に、図6(b)に示し
たトラッククロス信号の周期の最大値、もしくは、設定
値以上の判定からの基点P1を検出し、この周期の最小
値付近のポイントP2を検出する。
【0031】このポイントP2を検出した時のスピンド
ル回転同期信号生成部18bで生成される回転同期信号
bの位置を記憶する。この回転同期信号bの位置を記憶
する方法は、任意の初期回転同期信号のパルス位置を基
点(例えば、基点P1)とし、一回転パルス数を上限と
したカウンタでカウントすることにより、カウント値と
ディスク位置との相関が取れることになる。この回転同
期信号bの位置を記録することとは、ポイントP2の位
置までの回転同期信号bのカウント値を、メモリとして
のRAM(ランダムアクセスメモリ)等の記憶装置で記
憶することである。図6には約一回転周期の波形を示し
ている。
【0032】したがって、図6(c)に示した周期デー
タには、周期最小値が二個所ある。これは、周期最小値
であるポイントP2のカウント値と、次の周期最小値で
あるポイントP3は、1/2回転パルス数はなれたカウ
ント値である。この次のカウント値を演算で求め、この
求めたカウント値と計測中のカウント値が同一になった
時に、図6(d)に示すトラッキングオンタイミング信
号をトラッキング制御部8に生成出力する。前記トラッ
キングオンタイミング信号を出力した後の動作は、前述
の実施の形態1と同様に、トラッキングオンしてトラッ
キング制御系のループを閉じることになる。
【0033】このように構成したため、回転同期信号b
の基点P1からのカウント数に基づいても、常に安定に
ディスクの偏芯の中央位置でトラッキング制御をオンす
ることができ、アクチュエータの可動範囲が少ない状態
で、安定なトラッキング制御ができるという前述の実施
の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、図
6(c)に示すような一回転に2回ある周期最小値に対
応するそれぞれのカウント値を記憶しているので、同一
ディスクを装着したままで取り外さない場合には、二回
目以降のトラッキングオン制御を、トラッキング誤差信
号aの周期を検出しなくとも前記の記憶済みのどちらか
一方のカウント値に基づいて、図6(d)に示すトラッ
キングオンタイミング信号を生成出力を行うことができ
安定なトラッキング制御ができ、前述のトラッキング誤
差信号aの周期の最大値及び最小値の計測位置と回転同
期信号bの発生位置との相関を検出してメモリに記憶す
るなどの処理を重複実行することを防止できる。
【0034】また、この実施の形態2の光ディスク記録
再生装置は、外来振動等を受ける条件下でも正確にトラ
ッキングオンできるという優れた効果を有する。具体的
には、本装置が振動条件下に置かれると、トラッキング
アクチュエータ4も振動しトラッキング誤差信号aが変
化してしまい、このトラッキング誤差信号aにディスク
回転による偏芯成分以外の要素(振動)が加わってしま
い、誤ったところにトラキングオンしてしまうが、振動
による影響を受けない程度の条件下で最初のトラッキン
グオン制御が実行済みである場合には、同一ディスクの
二回目以降のトラッキングオン制御時に本装置が振動条
件下に置かれていても、振動の影響を受けずに正確にト
ラッキングオンできる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の光ディスク記録再
生装置によれば、トラッキングアクチュエータの可動範
囲の中央位置をディスク回転による偏芯範囲の中央また
はほぼ中央位置に位置決めしてトラッキングオンするよ
う制御する制御手段を設けたことにより、常に安定にデ
ィスクの偏芯の中央位置でトラッキング制御をオンする
ことができ、アクチュエータの可動範囲が少ない状態
で、安定なトラッキング制御ができ、偏芯ディスクにお
けるトラッキング制御の精度と安定度とを向上させるこ
とができる。
【0036】また、前記制御手段を、ディスク回転によ
る偏芯誤差で生じるトラッキング誤差信号の周期を計測
し、この計測した周期の最小値付近の変化タイミングを
検出し、前記検出タイミングでトラッキング制御系のル
ープを閉じるよう制御するよう構成した場合であって
も、前述と同様の効果を有する。また、前記制御手段
を、光ディスクを回転させるモータの回転に同期した周
期性を有するトラック誤差信号に対しトラックの横断信
号を生成するトラッククロス生成回路と、前記トラック
の横断信号の周期を計測する計測手段と、前記周期の最
小値付近を検出する検出手段と、前記周期の最小値付近
のタイミングでトラッキングオンするようトラッキング
制御部に指示するトラッキングタイミング生成回路とで
構成することにより、安定なトラッキング制御を可能せ
しめる制御手段を具体的に実現することができる。
【0037】また、光ディスクを回転させるモータの回
転に同期した回転同期信号を生成する生成手段を設け、
前記制御手段を、ディスク回転による偏芯誤差で生じる
トラッキング誤差信号の周期を計測し、前記周期の最大
値及び最小値の計測位置と前記回転同期信号の発生位置
との相関を検出してメモリに記憶し、前記回転同期信号
の測定基準点からのカウント数に基づいて前記周期の最
小値付近のタイミングでトラッキング制御系のループを
閉じるよう構成した場合では、前記回転同期信号の測定
基準点からのカウント数に基づいても、ディスクの偏芯
の中央位置でトラッキング制御をオンすることができ、
アクチュエータの可動範囲が少ない状態で、安定なトラ
ッキング制御ができ、特に、同一ディスクを装着したま
まで取り外さない場合には、二回目以降のトラッキング
オン制御を、記憶済みのカウント値に基づいて、トラッ
キングオンタイミング信号を生成出力を行うことができ
安定なトラッキング制御ができ、前述のトラッキング誤
差信号の周期の最大値及び最小値の計測位置と前記回転
同期信号の発生位置との相関を検出してメモリに記憶す
るなどの処理を重複実行することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の光ディスク記録再生装
置の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態1の偏芯最小検出部の構成を示す
ブロック図
【図3】同実施の形態1のトラッキング制御の要部の信
号波形やデータを示す図
【図4】同実施の形態1の偏芯最小検出部の処理動作を
示すフローチャート図
【図5】本発明の実施の形態2の光ディスク記録再生装
置の構成を示すブロック図
【図6】同実施の形態2のトラッキング制御の要部の信
号波形やデータを示す図
【図7】従来の光ディスク記録再生装置の構成を示すブ
ロック図
【図8】光ディスクの回転偏芯によるディスクの光スポ
ット軌跡を示す図
【図9】良好な位置でトラッキングオンしたときのアク
チュエータの動きを示す図
【図10】不安定な位置でトラッキングオンしたときの
アクチュエータの動きを示す図
【符号の説明】
9 偏芯最小検出部 10 トラッククロス生成回路 11 トラッククロス周期計測回路 12 計測周期設定値以上判定回路 13 計測周期最大値判定回路 14 計測周期方向検出回路 15 計測周期最小値判定回路 16 計測時間管理回路 17 トラッキングタイミング生成回路 18 生成手段 18a FGセンサ 18b スピンドル回転同期信号生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 隅田 勝利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D117 AA02 BB04 CC01 CC04 EE06 EE14 EE29 FF14 FF17 FF27 FF28 GG06 5D118 AA13 AA19 BA01 BB02 BF02 BF03 CA07 CA13 CD03 CD12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクのトラッキング動作を行うトラ
    ッキングアクチュエータと、前記光ディスクから検出し
    たトラッキング誤差信号に基づいて前記トラッキングア
    クチュエータを駆動してトラッキングオンするトラッキ
    ング制御部とを有する光ディスク記録再生装置におい
    て、 前記トラッキングアクチュエータの可動範囲の中央位置
    をディスク回転による偏芯範囲の中央またはほぼ中央位
    置に位置決めして前記トラッキングオンするよう制御す
    る制御手段を設けた光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】光ディスクのトラッキング動作を行うトラ
    ッキングアクチュエータと、前記トラッキングアクチュ
    エータを制御するトラッキング制御部とを有する光ディ
    スク記録再生装置において、 ディスク回転による偏芯誤差で生じるトラッキング誤差
    信号の周期を計測し、この計測した周期の最小値付近の
    変化タイミングを検出し、前記検出タイミングでトラッ
    キング制御系のループを閉じるよう制御する制御手段を
    設けた光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】制御手段を、 光ディスクを回転させるモータの回転に同期した周期性
    を有するトラック誤差信号に対しトラックの横断信号を
    生成するトラッククロス生成回路と、 前記トラックの横断信号の周期を計測する計測手段と、 前記周期の最小値付近を検出する検出手段と、 前記周期の最小値付近のタイミングでトラッキングオン
    するようトラッキング制御部に指示するトラッキングタ
    イミング生成回路とで構成した請求項2記載の光ディス
    ク記録再生装置。
  4. 【請求項4】光ディスクを回転させるモータの回転に同
    期した回転同期信号を生成する生成手段を設け、 制御手段を、ディスク回転による偏芯誤差で生じるトラ
    ッキング誤差信号の周期を計測し、前記周期の最大値及
    び最小値の計測位置と前記回転同期信号の発生位置との
    相関を検出してメモリに記憶し、前記回転同期信号の測
    定基準点からのカウント数に基づいて前記周期の最小値
    付近のタイミングでトラッキング制御系のループを閉じ
    るよう構成した請求項2記載の光ディスク記録再生装
    置。
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