JPH0785476B2 - エミッタ埋め込み型バイポーラ・トランジスタ構造 - Google Patents

エミッタ埋め込み型バイポーラ・トランジスタ構造

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JPH0785476B2
JPH0785476B2 JP4117413A JP11741392A JPH0785476B2 JP H0785476 B2 JPH0785476 B2 JP H0785476B2 JP 4117413 A JP4117413 A JP 4117413A JP 11741392 A JP11741392 A JP 11741392A JP H0785476 B2 JPH0785476 B2 JP H0785476B2
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    • H01L29/1004Base region of bipolar transistors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には半導体のデ
バイスとプロセスに関し、特に、エピタキシャル・ベー
ス領域を有するトランジスタ構造とその製造方法に関す
る。トランジスタ構造は特に、エミッタを埋め込んだバ
イポーラ・トランジスタまたはエミッタを埋め込んだシ
ョットキー・バリヤ・コレクタ・トランジスタ(SBC
T)に応用できる。
【0002】
【従来の技術】高性能垂直バイポーラ・トランジスタを
製造する際には、かなり浅い真正な(intrinsic) ベー
ス領域を設けるのが望ましい。このような浅い真正なベ
ース領域(サブミクロン単位がよい)では、高周波数の
トランジスタ(速度がギガヘルツの範囲)を作製するこ
とができる。
【0003】上述のトランジスタに真正なベース領域を
形成する方法には、普通、気体または固体の拡散源によ
る拡散法あるいはイオン注入(I/I)法がある。しか
し拡散法は制御しにくく、ベース領域が不要に厚くなる
ことがある。イオン注入法は拡散法よりも制御し易い
が、この方法に特有の制約(注入破損やチャネリング効
果等)がある。ボロン原子のイオン注入に関して、注入
された領域の厚みは、2次チャネリング効果によって制
限される。また拡散法もイオン注入法も、浅いヘテロ接
合のベース領域すなわちシリコン・ゲルマニウム(Si
Ge)のベース領域を持つトランジスタでは難しい。
【0004】Shinada による米国特許出願第45043
32号明細書では、シリコン層が、一部絶縁した基板に
エピタキシャルに形成される。これにより基板と接触す
るところで単結晶が、絶縁体と接触するところで多結晶
が得られる。ベース領域は、イオン注入によりこの層の
単結晶領域に形成され、エミッタ領域は、固体ドーピン
グ源からの外拡散によりベース領域に形成される。これ
によってバイポーラ・トランジスタが作られる。但し、
Shinada が示しているのは、比較的に厚みのある被着層
で、ベースとエミッタの領域も比較的に厚みがあり制御
できない。この特許は、現在一般化しているベースの浅
い高性能のバイポーラ・トランジスタを簡単に作製する
までには至っていない。
【0005】エピタキシャル・シリコン(またはSiG
e等のヘテロ接合物質)の浅い個別ドーピング層を形成
する方法としては、真空度の極めて高い低温の化学的気
相成長法が知られている。これについてはB. Meyerson
による"Low TemperatureSilicon Epitaxy by Ultra-hig
h Vacuum/Chemical VaporDeposition" (Appl.Phys. L
ett. 48(12)、24 March 1986、pp. 797-799)を参照され
たい。このプロセスは、低温度エピタキシ(LTE)と
しても知られ、一部の構造ではトランジスタのベース領
域等、各種のデバイス領域を形成するのに用いられる。
このような目的では、比較的に欠陥のない浅い層が得ら
れるという点にこのプロセスのメリットがある。但し、
このように浅い層では、歩留まりの高い、欠陥のないデ
バイス及び構造を作るのは難しい。こうした浅い層は、
アニール処理等の高温プロセスによって生じる転位(線
欠陥)伝播の影響を受け易い。特にSiGeの不均一層
はこうした欠陥の影響を受け易く、Ge濃度が10%を
超える場合に顕著である。
【0006】"エミッタ埋め込み型"("コレクタ・アッ
プ"ともいう)バイポーラ・トランジスタ構造は、周知
のとおり、エミッタ領域が半導体基板内に形成または埋
め込まれ、コレクタ領域は基板上に形成される。このよ
うなデバイスのメリットはいくつか認められているが、
中でも、α粒子や宇宙線による撹乱に強い耐性を示す傾
向がある。
【0007】Yuanらによる米国特許出願第495668
9号明細書は、コレクタ・アップ型GaAsバイポーラ
・トランジスタを示している。エミッタ・ベース接合
は、GaAsの層構造にエッチングされた溝(トレン
チ)下部内に形成される。ベース領域は、溝内のGaA
sの層構造の非ドープ部分にドーパントを注入すること
によって形成される。コレクタ領域は、ベース領域上の
エピタキシャル層を成長させることによって形成され
る。
【0008】Yuanらの構造は、コレクタ・ベースのキャ
パシタンスと真正でないベースの抵抗が大きく、ベース
領域内にイオン注入欠陥が生じるというデメリットの影
響を受け易い。
【0009】エミッタ埋め込みデバイスは、集積注入ロ
ジック(I2L)と呼ばれる。I2Lでは、垂直NPN
トランジスタが水平PNPトランジスタと組み合わせら
れ、この2つのトランジスタが半導体領域を共有する。
垂直NPNは通常、埋め込みエミッタと組み合わせられ
ている。一例としてMorcomらによる米国特許出願第42
10925号明細書を参照されたい。
【0010】半導体デバイス技術は、微細化と素子密度
の高度化に向かう傾向がある。そこで、最新技術を取り
入れたコンパクトなトランジスタ構造が特に求められ
る。なかでも信頼性の高い反復可能なプロセスで得られ
る浅いベース領域を用いたものが望ましい。これはま
た、こうした構造やプロセスがエミッタ埋め込み型トラ
ンジスタ及びそのメリットに対応できる場合にも望まし
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エピ
タキシャルに成長させた浅いベース領域とその作製方法
を取り入れて、改良されたトランジスタ構造を提供する
ことにある。
【0012】本発明の目的には、バイポーラ・トランジ
スタやショットキー・バリヤ・コレクタ・トランジスタ
等のエミッタ埋め込み型トランジスタに対応する方法及
び構造を提供することも含まれる。
【0013】本発明の目的には、エミッタ・ベース間及
びベース・コレクタ間の接合領域の大きさが変わらず、
エミッタ効率と電流利得が改良され、ベース・コレクタ
間のキャパシタンスが最小になるバイポーラ・トランジ
スタを提供することも含まれる。
【0014】本発明の目的には、低温度の処理工程によ
って浅いベース領域を得るトランジスタ構造を提供する
ことも含まれる。
【0015】本発明の目的には、選択された領域が、種
類の異なる半導体物質から容易に形成され、よってトラ
ンジスタの速度と電流利得が向上するトランジスタ構造
を提供することも含まれる。
【0016】本発明の目的には、PN接合がすべて単結
晶の半導体領域に位置し、よって多結晶粒子境界の漏れ
電流の発生が予想される半導体領域に、かかる接合が形
成されないようにするトランジスタ構造を提供すること
も含まれる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によって得られる
エミッタ埋め込み型半導体デバイスは、第1導電タイプ
の単結晶半導体基板と、基板内のエミッタ埋め込み領域
と、デバイス領域上の単結晶半導体物質の第1層と、第
1層上に形成される絶縁体の第2層と、第2層の一部分
上に形成される導電コンタクトと(導電コンタクト、第
1層、及び第2層がともに、エミッタ領域のうち選択さ
れた部分を露出する開口を形成する)、第2導電タイプ
の半導体物質の第3層とより成り、第3層は、選択され
たエミッタ領域部上にエピタキシャルに形成された真正
な単結晶ベース領域と、開口内の導電コンタクト壁に伸
びる真正でない多結晶ベース領域部を含む開口に位置す
る。エミッタ埋め込み型バイポーラ・トランジスタは、
真正なベース領域上に第1導電タイプの半導体コレクタ
領域がエピタキシャルに形成されて完成する。エミッタ
埋め込み型ショットキー・バリヤ・コレクタ・トランジ
スタは、金属のショットキー・バリヤ・コレクタ・コン
タクトが真正なベース領域上に形成されて完成する。
【0018】本発明ではさらに半導体構造の作製方法が
得られる。この方法は、第1導電タイプの単結晶半導体
デバイス領域を設ける工程と、デバイス領域上に真正な
単結晶半導体物質の第1層を形成する工程と、第1層上
に絶縁体の第2層を形成する工程と、第2層の一部分上
に導電コンタクトを形成する工程と、導電コンタクト、
第1層、及び第2層に伸びて、デバイス領域の選択され
た部分が露出する開口を形成する工程と、開口内に第2
導電タイプの半導体物質の第3層を形成する工程から成
り、開口は、選択されたデバイス領域部上にエピタキシ
ャルに形成された単結晶部と、開口内の導電コンタクト
壁に伸びる多結晶部を含む。エミッタ埋め込み型バイポ
ーラ・トランジスタは、第3領域(すなわち真正なベー
ス領域)の単結晶部分上に第2導電タイプの半導体コレ
クタ領域をエピタキシャルに形成することによって完成
する。埋め込まれたエミッタはデバイス領域内にある。
エミッタ埋め込み型ショットキー・バリヤ・コレクタ・
トランジスタは、金属のショットキー・バリヤ・コレク
タ・コンタクトを第3領域(すなわち真正なベース領
域)の単結晶部分に交互に形成することによって完成す
る。同様に、埋め込まれたエミッタはデバイス領域内に
ある。
【0019】
【実施例】図1は、P−シリコン基板20とこれに重な
るN++シリコン・エピタキシャル層22を含む半導体
構造を示す。基板20は、従来の結晶引き上げにより形
成され、結晶方位<100>、抵抗率約10ないし25
Ω/cmとなる。エピタキシャル層22は、従来のエピ
タキシャルCVDプロセス(化学的気相成長法)によっ
て約2ミクロンの厚みに形成される。エピタキシャル層
22は、その場でドープするか、またはその形成後にイ
オン注入によりドープして成長させることができる。
【0020】ここでは"N"と"P"はドーパントのタイプ
を、"+"と"−"はドーピング濃度を指す。
【0021】従来のフォトレジスト・マスク24は、エ
ピタキシャル層22の上面に形成され、エピタキシャル
層の領域26が露出するようにパターンが形成される。
エピタキシャル層22の領域26にはコバルト・イオン
が注入され、これによりエピタキシャル層22にコバル
ト・シリサイドを埋め込んだチャネル(図2のチャネル
30)が形成される。このコバルト・イオンの注入(図
1の矢印28)については、Van OmmenらによるApplied
Physics Letters、53 (8)、Aug. 1988、pp. 669を参照
されたい。コバルト・シリサイドのチャネル30はエミ
ッタ抵抗率の改良を目的に形成される。これは本発明の
実施例でもある。フォトレジスト・マスク24は、この
イオン注入の後に従来の方法で除去される。
【0022】図2の構造は、熱アニール処理にかけら
れ、コバルト・シリサイドのチャネル30が形成され
る。次に層22の上面にエピタキシャル・シリコンの真
正な層32が形成される。"真正な"とは、ここで意味し
ているとおり、ドープされていないことを、すなわちド
ーパント原子が立方センチメートル当たり1014乗個未
満であることを意味する。エピタキシャル層32は、従
来のCVD法で約1,000オングストロームの厚みに
形成される。真正なエピタキシャル層32は、本発明の
基本的な特徴を表わす層であり、完成したトランジスタ
・デバイスの不要なキャパシタンスが減少し、その中で
様々なデバイス接合が可能になる。
【0023】図3の絶縁溝34は、エピタキシャル層3
2の上面からエピタキシャル層22を下って基板20に
届くように形成される。溝34は、一般にはエピタキシ
ャル層22、32の四角形の領域を取り囲む。溝34は
従来の方法で、つまりマスキングから、溝の開口の半導
体構造までのエッチングを経て形成される。次に溝34
の開口が、二酸化シリコン等の絶縁体の層36で被膜さ
れる。被膜された溝34には次に、ポリシリコン38ま
たはガラス等の絶縁体が充填される。さらに溝下部には
チャネル・ストッパとしてP+領域(図示なし)を加え
てもよい。溝34の形成は、機械化学的研磨やエッチ・
バック・プロセス等により、構造をエピタキシャル層3
2の上面までプレーナ化することによって完成する。
【0024】ここまでに述べた構造の代用として、基板
20の代わりにP−にP+を重ねた多層基板を用い、絶
縁溝34をP+の下層にまで引き伸ばすこともできる。
この場合、チャネル・ストッパ領域は不要になる。
【0025】溝34のプレーナ化に続いて、絶縁体の2
層積層体39が構造に対してコンフォーマルに形成され
る。積層体39は、基板上に直接、約500オングスト
ロームの厚みに熱成長させた二酸化シリコンの第1層4
0を含む。積層体39は、TEOS(tetra-ethoxy orth
o-silicate)層44をCVDにより二酸化シリコン層4
0に約1,500オングストロームの厚みに被着するこ
とによって完成する。
【0026】TEOS層44には、図4のように、約
3,500オングストロームの厚みに多結晶シリコン
(ポリシリコン)層46が形成される。ポリシリコン層
46は、例えば、CVDにより形成され、その場でボロ
ン・イオンによりP+濃度までドープされる。二酸化シ
リコン層48は、熱酸化またはCVDにより、ポリシリ
コン層46上に約500オングストロームの厚みに形成
される。二酸化シリコン層48上には、窒化シリコン層
50が従来のPECVD(プラズマ・エンハンスCV
D)法により、約1,500オングストロームの厚みに
形成される。
【0027】従来のフォトレジスト・マスク(52の破
線)は、窒化シリコン層50上に形成され、マスクは従
来の方法で、ほぼ四角形の開口56が得られるようにパ
ターンが形成される。次に反応性イオン・エッチング
(RIE)により、エピタキシャル層32まで、層5
0、48、46、44、40が連続的にエッチングされ
る。これにより開口56が形成される。RIEプロセス
に適したエッチング・プラズマとして、二酸化シリコン
とTEOSにはCF4/O2、窒化シリコンにはCF4
CHF3、ポリシリコンにはSF6/Cl2がある。開口
56内のエピタキシャル層32の露出部分は、後に形成
されるコレクタ・アップ・トランジスタのエミッタ領域
となる。
【0028】ここで図5を参照する。構造は次に、高圧
酸化(HIPOX)プロセスにかけられる。これは、例
えば650℃、10気圧のスチーム雰囲気で酸化され
る。このHIPOXプロセスでは、層32、46の露出
部分が酸化し、エピタキシャル層22とポリシリコン層
46に熱酸化領域58、60が各々形成される。ポリシ
リコン層46はエピタキシャル層22に比べてドーパン
ト濃度が高いため、酸化領域60は、酸化領域58の約
2倍のレート(すなわち厚み)で形成される。HIPO
Xプロセスは、酸化領域60が横の厚みで約4,000
オングストロームになるまで継続する。酸化領域58
は、層32を下って領域30上の層22上面にまで伸び
ることに注意されたい。
【0029】図6を参照する。構造は、BHFエッチン
グ液に浸され、酸化領域58、60及び層48、積層体
39の露出した二酸化シリコンが除去される。BHFで
は窒化シリコンはエッチングされないため、層50が、
開口56に約2,000オングストロームの突出部62
とともに残る。
【0030】図7を参照する。構造上にコンフォーマル
に厚み800オングストロームのP型エピタキシャル層
64が形成される。これには開口を形成する垂直面と水
平面が含まれる。エピタキシャル層64はその場でドー
プされ、ドーパントは、B.S.Meyersonによる"Low-tempe
rature Silicon Epitaxy by Ultra-high Vacuum/Chemi
cal Vapor Deposition" (Applied Phisics Letter 48
(12)、24 March 1986、pp. 797-799で述べられている
低温エピタキシ(LTE)のピーク濃度が層下部近傍で
約3x1018原子/cm3 となるように制御される。こ
のプロセスによって形成されるエピタキシャル・シリコ
ン層は、ドーピング・プロファイルが極めて明確になる
ことが知られている。エピタキシャル層64は、構造
上、エピタキシャル層22を覆う領域64Aで単結晶、
構造の他の部分を覆う領域64Bでは多結晶となる。領
域64A、64Bは各々、後に形成されるトランジスタ
の真正なベース領域、真正でないベース領域となる。
【0031】上述のLTEプロセスは、構造をSiH4
/H2とB26(ドーパント源)の混合ガスに、温度約
700℃未満、圧力約10-3トールで、所望の厚みを得
るのに充分な時間さらすプロセスとすることができる。
通常このような超高真空度の化学的気相成長法は、温度
約500ないし800℃、成長時の真空度10-2ないし
10-4トールの範囲で行なわれる。
【0032】シリコン層64の形成に関して述べたLT
Eプロセスは、ゲルマニウム・イオンをガスに導入し
て、シリコン・ゲルマニウムのヘテロ接合層を被着する
のにも用いられる。つまり層64は、シリコン・ゲルマ
ニウム物質からも形成でき、それによってシリコン・ゲ
ルマニウムのヘテロ接合ベース領域が得られる。
【0033】続けて図7を参照する。層64上に約1,
700オングストロームの厚みにN型シリコン層66が
エピタキシャルに形成される。エピタキシャル層66の
形成は、上述のものとほぼ同じLTEプロセスによる
が、ドーパントをリン等に代えることにより、ドーピン
グが約3x1017原子/cm3 と比較的均一になる。層
66は構造上、領域64Aに重なる領域66Aでは単結
晶、領域64Bに重なる領域66Bでは多結晶になる。
領域66Bは、後に形成されるバイポーラ・トランジス
タのコレクタ領域となる。
【0034】図8を参照する。エピタキシャル層66上
に積層した絶縁層68が形成される。積層した絶縁層6
8は、厚み500オングストロームのHIPOX第1層
と、500オングストロームのCVDによる第2窒化シ
リコン層を含む。(これらの層は図を見やすくするため
別々に図示してはいない。)積層した絶縁層68上に真
正なポリシリコン層70が従来のCVD法で、約2,0
00オングストロームの厚みにコンフォーマルに形成さ
れる。
【0035】ここで図9を参照する。構造は、SF6
Cl2プラズマによるRIEプロセスにかけられ、ポリ
シリコン層70の水平部分が異方性エッチングされ、開
口56内の積層した絶縁層68の垂直面に側壁が残る。
このRIEプロセスは、積層した絶縁層68の上部の窒
化シリコン層で終了する。
【0036】図9の構造は、フォトレジスト膜上のガラ
ス繊維で約1.5マイクロメートルの厚みにコンフォー
マルに覆われる(図示されていない)。フォトレジスト
は、O2 プラズマを用いたRIEプロセスでエッチング
され、開口56にフォトレジストの埋込部72が残る。
【0037】ここで図10を参照する。積層した絶縁層
68の露出部分は、CF4 プラズマを用いたRIEプロ
セスで除去される。次に、層66、64の露出部分が、
SF6/Cl2 プラズマのRIEプロセスで除去され
る。層50の突出部62(図6)は、層64、66の垂
直領域64B、66Bを保護し易くし、不意のエッチン
グを防ぐ。次にフォトレジスト埋込部72(図9)が、
酸素アッシング等、従来の方法で除去される。
【0038】ここで図11を参照する。開口56を覆
い、開口を超えて横方向に伸びるマスク74が残るよう
に、従来の方法でフォトレジスト物質層が形成される。
マスク74の横方向は、後に形成されるバイポーラ・ト
ランジスタの真正でないベース領域を形成するのに用い
られる。
【0039】マスク74が置かれると、窒化シリコン層
50、二酸化シリコン層48、ポリシリコン層46のマ
スクのない部分がTEOS層の前まで連続的に除去され
る。マスク74は従来の方法で取り除かれる。
【0040】図12を参照する。デバイスは上述のHI
POXプロセスにかけられ、二酸化シリコンのリップ7
6が開口内の窒化シリコンのリップ62と側壁70の間
に形成される。これと同じHIPOXプロセスで、同時
に、側壁70が二酸化シリコン77に変わり、ポリシリ
コン層46の外部の垂直面に二酸化シリコン層78が形
成される。プロセスは、二酸化シリコン層78が約2,
000オングストロームの厚みになるまで続けられる。
【0041】図13を参照する。積層した絶縁層68の
開口内の露出部分はRIEプロセスで除去される。こう
した露出したエピタキシャル層66の面はBHF洗浄さ
れる。
【0042】従来のエミッタ・アップ型垂直バイポーラ
・トランジスタでは、RIEエッチングによるエミッタ
領域の損傷のために、トランジスタの動作に悪影響を及
ぼす。本発明では、上記のエッチング工程で生じたコレ
クタ領域表面の損傷がトランジスタに悪影響を及ぼすこ
とはない。この領域はエミッタ領域ほど重要ではないか
らである。但し、その場合でもBHF洗浄を行なうのが
望ましい。
【0043】図13のデバイスには、その場でドープさ
れたN+ポリシリコン層がコンフォーマルに形成され、
従来のフォトレジスト・マスクとエッチングでパターン
が形成されてコレクタ・コンタクト80が残る。コンタ
クト80を形成するポリシリコン層は、従来のCVD法
により、約1,500オングストロームの厚みに形成す
るのが望ましい。デバイスは、コレクタ・コンタクト8
0の形成後、比較的温度の低い活性化アニール処理(8
00°、20分等)にかけられる。エミッタ層22から
の外拡散により、真正(ノンドープ)層32がN型領域
に変わる。
【0044】この時点で、コレクタ・アップ型のバイポ
ーラ・トランジスタが完成することに注意されたい。こ
のトランジスタは、チャネル30上のエピタキシャル層
22内のエミッタ領域、及びほぼ層領域64A内の真正
なベース領域より成る。埋め込まれたシリサイドのチャ
ネル30は、層22内のエミッタ領域とのコンタクトと
なる。真正でないベース領域は、ポリシリコン領域64
B、66Bと、電気的に接続されたポリシリコン層46
とより成る。ポリシリコンのコレクタ・コンタクト80
を介してコレクタ領域66Aとのコンタクトが得られ
る。
【0045】図14を参照する。図13の領域90の拡
大図で、トランジスタの接合部と電気的接続部を示して
いる。具体的には、エミッタ層22から真正なベース領
域への外拡散により、エピタキシャル層64内にエミッ
タ・ベース接合92Aが位置する。このエミッタ・ベー
ス接合は、92Bに示すように、エピタキシャル層32
にも伸びていることがわかる。
【0046】図14のベース・コレクタ接合94はエピ
タキシャル層66内に位置し、ドーパントは、エピタキ
シャル層64から、その上に形成された層66の真正な
コレクタ領域に外拡散している。真正でないベースのポ
リシリコン層46は、コンタクトから領域へのP型ドー
パントの外拡散により、領域64B、66Bと電気的に
接続する。" スライバー(sliver)" 形の領域96は、
多結晶領域64B、66BからP形ドーパントが外拡散
した結果である。接合97は、ポリシリコンから単結晶
シリコンへの遷移を表わす。
【0047】図13及び図15を参照する。構造の上面
にプレーナ化された石英ガラス82(図15には図示な
し)が形成され、タングステン埋込部84、86(図1
5には図示なし)が各々、シリサイドのチャネル30と
コレクタ・コンタクト80に形成される。図15でよく
わかるように、積層された絶縁層34は、トランジスタ
を隣接する他のデバイス(図示なし)と分ける層30、
32、22内のほぼ四角形の領域を取り囲む。ベースと
コレクタの層64、66の他の部分及びコレクタ・コン
タクト80は、およそ四角形である。真正でないベース
領域46との金属コンタクト93は図15にのみ示し
た。
【0048】こうしてエピタキシャルに形成されたベー
ス領域、コレクタ領域を含むエミッタ埋め込み型バイポ
ーラ・トランジスタが得られる。このトランジスタ構造
は、類似のエミッタ・ベースとベース・コレクタの接合
領域を含み、コレクタ/基板のキャパシタンスはほぼゼ
ロに、ベース/コレクタのキャパシタンスは従来のもの
より低下する。真正なエピタキシャル層32を付加する
目的は2つある。第1に、この層はバッファ・ゾーンと
なり、エミッタ領域22が直接、外拡散によるベース領
域96に接触またはオーバラップするのを防ぎ、大きい
逆方向の漏れ電流がなくなる。エピタキシャル層32は
さらに、LTEによる単結晶ベース領域74Aの成長を
促すシード層となる。層32がない場合、接合92Bの
品質は、多結晶粒界の漏れ電流により低下する。
【0049】トランジスタのこの形成法では、プロセス
の早期に高温工程を、プロセス後期では低温工程による
ことで、1)エミッタ領域に多くのドーパントを導入で
き、エミッタの注入効率が高まる、2)ヘテロ接合のベ
ース領域を加えられる、3)従来技術の項で説明した高
温による障害の広がりが防止されるというメリットが得
られる。プロセスは全体的に自己整合型である。
【0050】別の実施例では、図の構造は、従来のエミ
ッタ・アップ型バイポーラ・トランジスタとして接続・
利用することができる。図7によれば、このようなエミ
ッタ・アップ構造を得るには、ベース層64の下をコレ
クタ層とすればよい。ベース層64は、ドーパント濃度
がその上面近傍で高くなるように形成される。図8ない
し図13によって示した製造工程は他の面では同様であ
る。
【0051】図16、図17の実施例では、エミッタ埋
め込み型ショットキー・バリヤ・コレクタ(SBC)ト
ランジスタが形成される。図16は、図7に代わる工
程、図17は図12に代わる工程である。
【0052】この実施例(図16)では、エピタキシャ
ル層66(図7)は形成されない。プロセスは、他の面
では図1ないし図7と同様である。
【0053】図16に示した層64の形成に続いて、図
8ないし図11により説明したものと同様の製造工程が
とられる。
【0054】図17を参照する。開口56下部の露出し
た絶縁層68がエッチングで除去された後、金属のSB
Cコンタクト97がハフニウム等から形成される。デバ
イスは次に、図13、図15により示したようにほぼ完
成する。
【0055】こうして、基本的には同様の製造工程で、
上述の細かい変更を加えて、エミッタ埋め込み型SBC
トランジスタが形成される。このトランジスタには、格
納時間がゼロに近い、コレクタの直列抵抗もゼロに近
い、コレクタの遷移時間もゼロに近いというメリットが
ある。得られるトランジスタは、デバイス飽和を意識せ
ずに利用できる。
【0056】本発明は実施例とあわせて説明したが、そ
れらに限定されない。本発明の適用範囲と要諦に沿った
形で、様々な変更や改良が可能である。
【0057】
【発明の効果】上述のようにして得られる半導体構造
は、エピタキシャルに形成された能動素子領域を含む。
この構造を形成するプロセスは、前記のように容易に変
更でき、1)エミッタ埋め込み型バイポーラ・トランジ
スタ、2)エミッタ埋め込み型ヘテロ接合ベース・バイ
ポーラ・トランジスタ、3)エミッタ埋め込み型SBC
トランジスタ、或いは、4)従来のエミッタ・アップ型
バイポーラ・トランジスタを作製することができる。こ
うした各種のトランジスタは全て、高性能デバイスとし
て、上述のような様々な長所を持つ。本発明は、半導体
デバイスの製造、なかでも超大規模集積回路(VLS
I)の製造に応用できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図2】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図3】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図4】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図5】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図6】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図7】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図8】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図9】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポーラ
・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図10】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポー
ラ・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図11】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポー
ラ・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図12】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポー
ラ・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図13】本発明に従ったエミッタ埋め込み型バイポー
ラ・トランジスタの作製工程を示す断面図である。
【図14】様々なバイポーラ・トランジスタ接合を示す
図13の部分拡大図である。
【図15】断面を含む図14の射視図である。
【図16】SBCトランジスタを作製する図7と図12
に示したものに代わる工程の図である。
【図17】SBCトランジスタを作製する図7と図12
に示したものに代わる工程の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィクター・ジェイ・シルベストリ アメリカ合衆国ニューヨーク州、ホープウ ェル・ジャンクション、ベバリー・コート 3番地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタ埋め込み型のバイポーラ・トラン
    ジスタ構造であって、 第1導電タイプの単結晶半導体基板と、 上記基板内に形成された、第2導電タイプの埋め込みエ
    ミッタ領域と、 上記埋め込みエミッタ領域に接して形成された単結晶真
    正半導体物質の第1層と、 上記第1層に接して形成された絶縁体層と、 上記絶縁体層の一部に接して形成された導電コンタクト
    と、 上記導電コンタクト、上記絶縁体層、及び上記第1層を
    貫いて形成され、上記埋め込みエミッタ領域の選択され
    た部分を露出する開口と、 上記埋め込みエミッタ領域の上記露出された部分に接し
    てエピタキシャル付着された単結晶の真正なベース領域
    と、この真正なベース領域から、上記開口内の上記絶縁
    体層及び上記導電コンタクトの壁面上に伸びた、多結晶
    の真正でないベース領域とを含む上記開口内の第1導電
    タイプの半導体物質の第2層と、 上記真正なベース領域上に接してエピタキシアル付着さ
    れた、第2導電タイプの半導体物質の第3層を含むコレ
    クタ領域とを有する、 バイポーラ・トランジスタ構造。
  2. 【請求項2】上記埋め込みエミッタ領域の下の上記基板
    内に埋め込まれたケイ化物層をさらに含む、請求項1記
    載のバイポーラ・トランジスタ構造。
  3. 【請求項3】上記導電コンタクトから間隔をあけて置か
    れ、上記ケイ化物層と電気的に接続して伸びる少なくと
    も1つの導電性エミッタコンタクトをさらに含む、請求
    項2記載のバイポーラ・トランジスタ構造。
  4. 【請求項4】エミッタ埋め込み型のショットキ・バリア
    ・コレクタ・トランジスタ構造であって、 第1導電タイプの単結晶半導体基板と、 上記基板内に形成された、第2導電タイプの埋め込みエ
    ミッタ領域と、 上記埋め込みエミッタ領域に接して形成された単結晶真
    正半導体物質の第1層と、 上記第1層に接して形成された絶縁体層と、 上記絶縁体層の一部に接して形成された導電コンタクト
    と、 上記導電コンタクト、第1層、及び絶縁体層を貫いて形
    成され、上記埋め込みエミッタ領域の選択された部分を
    露出する開口と、 上記埋め込みエミッタ領域の上記露出された部分に接し
    てエピタキシャル付着された単結晶の真正なベース領域
    と、この真正なベース領域から、上記開口内の上記絶縁
    体層及び上記導電コンタクトの壁面上に伸びた、多結晶
    の真正でないベース領域とを含む上記開口内の第1導電
    タイプの半導体物質の第2層と、 上記真正なベース領域上に接触する金属ショットキ・バ
    リア・コレクタ・コンタクトを含む、上記真正なベース
    領域に直接接触して形成されたコレクタ領域とを有す
    る、 ショットキ・バリア・コレクタ・トランジスタ構造。
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