JPH0784932A - データ転送制御装置及び方法 - Google Patents

データ転送制御装置及び方法

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JPH0784932A
JPH0784932A JP25368293A JP25368293A JPH0784932A JP H0784932 A JPH0784932 A JP H0784932A JP 25368293 A JP25368293 A JP 25368293A JP 25368293 A JP25368293 A JP 25368293A JP H0784932 A JPH0784932 A JP H0784932A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システムメモリのメモリ領域の先頭アドレスが
4の倍数でない場合にも処理性能の低下なしにFIFO
メモリとの間のデータ転送を行なうデータ転送処理装置
及び方法の提供。 【構成】FIFOメモリへのデータ格納先頭位置をシス
テムメモリのデータ格納領域の先頭位置に対応してバイ
ト単位で指定するデータ位置指定手段を備え、周辺装置
からシステムメモリへのデータ読み出し時に周辺装置制
御手段から転送されたデータをデータ位置指定手段でポ
イントされる先頭位置からFIFOメモリに格納し、シ
ステムメモリから周辺装置へのデータ書き込み時にシス
テムメモリからFIFOメモリに格納されたデータをデ
ータ位置指定手段でポイントされる先頭位置から周辺装
置制御手段に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置、ス
トリーマ、ネットワーク等の周辺装置を制御し、周辺装
置とシステムメモリとの間のデータの送受信を実行する
場合の、データ転送制御装置及び方法に関し、特に、デ
ータ転送に32ビット幅のファースト・イン・ファース
ト・アウト型メモリ(以下、「FIFOメモリ」と略記
する)を用いたデータ転送制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の周辺装置コントローラとそのシス
テムの構成例を図3乃至図5を参照して以下に説明す
る。
【0003】図3乃至図5において、符号30はCPU
(中央処理装置)、符号31はシステムメモリ、符号32は
周辺装置コントローラ、符号33はデバイス制御回路34と
FIFOメモリ35との間のデータ転送を制御するデータ
転送制御回路、符号34はハードディスク装置(HD
D)、ストリーマ、又はネットワーク等の周辺装置を直
接制御するデバイス制御回路、符号35は周辺装置コント
ローラ32と周辺装置の間のデータ転送速度と周辺装置コ
ントローラ32とシステムメモリ31の間のデータ転送速度
との差を吸収するために設けられた32ビット幅のFIF
Oメモリを示している。
【0004】また、同図において、符号301,302,30
3,304はシステムメモリ31と周辺装置コントローラ32等
を接続する32ビット幅のシステムバスの下位からそれぞ
れ第1,2,3,4番目の各バイトが送受される信号線
群を示し、符号305はFIFOメモリ35とデバイス制御
回路34の間で送受される8ビット幅のデータ、符号306
はデバイス制御回路34と周辺装置の間で送受されるデー
タを示している。
【0005】図3に示すように、従来のデータ転送制御
装置において、ハードディスク装置(HDD)、ストリ
ーマ、又はネットワーク等の周辺装置からシステムメモ
リ31にデータを転送する際には、周辺装置から出力され
たデータ306はデバイス制御回路34で受信され、必要な
らばデバイス制御回路34でシリアル−パラレル変換され
た後に、データ転送制御回路33によってバイト単位で32
ビット幅のFIFOメモリ35に常に最下位バイトから順
に書き込まれていた。
【0006】そして、FIFOメモリ35に格納されたデ
ータは一旦CPU30によって読み出された後にシステム
メモリ31に書き込まれる。
【0007】また、図4に示すように、システムメモリ
31から周辺装置へデータが転送される際には、CPU30
がシステムメモリ31からデータを読み出した後にFIF
Oメモリ35にデータを書き込み、FIFOメモリ35にデ
ータが書き込まれると、データ転送制御回路33によって
バイト単位で常に32ビット幅のFIFOメモリ35の最下
位バイトから順にデバイス制御回路34に転送されてい
た。その後、必要ならばデバイス制御回路34でパラレル
−シリアル変換された後、周辺装置に転送されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6に、CPUのメモ
リの入出力サイクルの典型的なタイミング図の一例を示
す。図6(A)はリードサイクルを、図6(B)はライ
トサイクルをそれぞれ示している。なお、図6(B)の
ライトサイクルでは、クロック(CLK)及びREAD
Y,M/IO,ADS等の入出力制御信号のタイミング
は図6(A)のリードサイクルのタイミングと同一であ
る。また、CPUの入出力制御信号の詳細は本発明の主
旨と係わりないのでその説明は省く。
【0009】図6に示すタイミング図は、メモリのスピ
ードが十分に速いものとし、ウエイトステートを挿入す
る必要がないことを前提としている。このため、同図に
示すように、リードサイクル及びライトサイクルともT
1,T2サイクルで終了している。すなわち4基準クロッ
クで1つのリードサイクル及びライトサイクルを終了す
ることができ、データを32ビット単位(4バイト)にこ
のスピードで転送することができる。
【0010】再び図3を参照して、32ビット幅のFIF
Oメモリ35からシステムメモリ31にデータを転送する場
合を説明する。
【0011】通常、FIFOメモリ35はその最下位バイ
トが4の倍数アドレスになるように、CPU30のアドレ
ス空間にマッピングされるため、CPU30は上記のメモ
リリードサイクルと同じタイミングで32ビット幅のFI
FOメモリ35からデータを読み出すことができる。
【0012】また、図3に示すように、システムメモリ
31上のデータ書き込み先頭アドレスが4の倍数であれ
ば、CPU30は上記のスピードで32ビット幅のデータを
システムメモリ31に書き込むことができる。
【0013】図7(A)に、システムメモリ31上のデー
タ書き込み先頭アドレスが4の倍数である時の周辺コン
トローラ32内のFIFOメモリ35からシステムメモリ31
へのデータ転送のタイミング図を示す。
【0014】同図に示すように、4基準クロックでFI
FOメモリ35からの32ビット幅データのリードサイクル
を終了し、4基準クロックでリード・データのシステム
メモリ31へのライトサイクルを終了しており、データ転
送上の処理性能を何等低下させることなく、FIFOメ
モリ35とシステムメモリ31との間でデータを転送するこ
とができる。
【0015】また、図4に示すように、システムメモリ
31から周辺装置にデータを転送する場合、システムメモ
リ31上のデータ読み出しアドレスの先頭が4の倍数であ
れば、同様の処理性能でデータを転送することができ
る。
【0016】しかしながら、従来のデータ転送制御装置
においては、例えば図5に示すように、システムメモリ
31上のデータの書き込みアドレス、又はデータ読み出し
アドレスの先頭が4の倍数でない場合、CPU30はシス
テムメモリにアクセスするのに余分なバスサイクルを必
要とする。
【0017】図5を参照して、32ビット幅のFIFOメ
モリ35からシステムメモリ31にデータを転送する場合を
説明する。
【0018】CPU30は最初にFIFOメモリ35から32
ビット幅のデータ0,1,2,3を読み出す。次にこの
データをシステムメモリ31に書き込もうとするが、この
場合書き込みアドレスが4の倍数でないため、32ビット
幅のデータを書き込む場合には2つのメモリライトサイ
クルが必要になる。
【0019】即ち、CPU30は最初のライトサイクルで
2,3のデータをシステムメモリ31に書き込み、次のラ
イトサイクルで0,1のデータをシステムメモリ31に書
き込むという動作を行なう。従って、図7(B)のタイ
ミング図に示すように、32ビットデータの転送に12基
準クロックを要する。
【0020】図5に示す例では、2番目以降の32ビット
データも同様の方法を用いてシステムメモリ31に書き込
む必要があるため、先頭アドレスが4の倍数である場合
と比較すると、転送時間は3/2倍となり、データ転送
の処理性能は2/3に低下する。
【0021】同様に、システムメモリ31から周辺装置に
データを転送する場合、システムメモリ上31の読み出し
先頭アドレスが4の倍数でない時には、CPU30がシス
テムメモリ31からデータを読み出すのに2つのバスサイ
クルが必要とされるため、システムメモリ31上の先頭ア
ドレスが4の倍数である場合と比較して、データ転送の
処理性能は2/3に低下する。
【0022】以上述べたように従来のデータ転送制御装
置では、システムメモリ上のメモリ領域のデータ読み出
しアドレス又は書き込みアドレスの先頭が4の倍数でな
い場合、必然的にデータ転送の処理性能が2/3に低下
してしまうという問題があった。
【0023】したがって、本発明の目的は、システムメ
モリのメモリ領域の先頭アドレスが4の倍数でない場合
にも、処理性能の低下なしにFIFOメモリとシステム
メモリ間のデータ転送を実行するデータ転送処理装置及
び制御方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、磁気ディスク等の周辺装置を制御し前記
周辺装置との間でデータの転送を行う周辺装置制御手段
と、前記周辺装置制御手段に接続されると共にシステム
メモリとバスを介してデータの送受信を行なう少なくと
も32ビット幅のFIFOメモリと、前記周辺装置制御手
段と前記FIFOメモリとの間のデータ転送を制御する
データ転送制御手段と、を備えたデータ転送制御装置に
おいて、更に、前記FIFOメモリのデータ格納先頭位
置をバイト単位で指定するデータ位置指定手段を備え、
前記周辺装置から前記システムメモリへのデータ読み出
し時には、前記データ転送制御手段は、前記周辺装置制
御手段から転送されたデータを前記データ位置指定手段
でポイントされる先頭位置から前記FIFOメモリに格
納し、前記システムメモリから前記周辺装置へのデータ
書き込み時には、前記データ転送制御手段は、前記シス
テムメモリから前記FIFOメモリに格納されたデータ
を前記データ位置指定手段でポイントされる先頭位置か
ら前記周辺装置制御手段に転送するように構成されたこ
とを特徴とするデータ転送制御装置を提供する。
【0025】また、本発明は、メモリ領域の先頭アドレ
スが4の倍数でない前記システムメモリに前記周辺装置
からデータを読み出す際には、前記周辺装置制御手段か
ら転送されるデータを前記システムメモリに対応する位
置から前記FIFOメモリに格納し、メモリ領域の先頭
アドレスが4の倍数でない前記システムメモリから前記
周辺装置にデータを書き込む際には、前記FIFOメモ
リの前記システムメモリに対応する位置からデータを前
記周辺装置制御手段へ転送することを特徴とするデータ
転送制御装置を提供する。
【0026】さらに、本発明は、磁気ディスク等の周辺
装置を制御し前記周辺装置との間でデータの転送を行う
周辺装置制御手段と、前記周辺装置制御手段に接続され
ると共にシステムメモリとの間でバスを介してデータの
送受信を行う少なくとも32ビット幅のFIFOメモリ
と、前記周辺装置制御手段と前記FIFOメモリとの間
のデータ転送を制御するデータ転送制御手段と、を備え
て成るデータ転送制御の方法において、更に、前記FI
FOメモリのデータ格納先頭位置をバイト単位で指定す
るデータ位置指定手段を備え、前記システムメモリのデ
ータ格納領域の先頭位置に対応して前記FIFOメモリ
のデータ格納先頭位置を前記データ位置指定手段に設定
し、メモリ領域の先頭アドレスが4の倍数でない前記シ
ステムメモリに前記周辺装置からデータを読み出す際に
は、前記周辺装置制御手段から転送されるデータを前記
システムメモリに対応する位置から前記FIFOメモリ
に順次格納し、メモリ領域の先頭アドレスが4の倍数で
ない前記システムメモリから前記周辺装置にデータを書
き込む際には、前記FIFOメモリから前記周辺装置制
御手段へ転送するデータを前記システムメモリに対応す
る位置から転送させるように制御することを特徴とする
データ転送制御方法を提供する。
【0027】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0028】
【実施例1】図1は本発明の第1の実施例に係る周辺装
置のデータ転送制御装置とそのシステムの構成例であ
る。
【0029】図1において、符号10はCPU、符号11は
システムメモリ、符号12は周辺装置コントローラ、符号
13はデバイス制御回路14とFIFOメモリ15の間のデー
タ転送を制御するデータ転送制御回路、符号14はハード
ディスク装置(HDD)、ストリーマ、又はネットワー
ク等の周辺装置を直接制御するデバイス制御回路、符号
15は周辺装置コントローラ12と周辺装置の間のデータ転
送速度と周辺装置コントローラ12とシステムメモリ11の
間のデータ転送速度との差を吸収するための32ビット幅
のFIFOメモリを示している。
【0030】符号16は周辺装置とシステムメモリの間で
転送されるデータの最初の1バイトをFIFOメモリ15
のどの位置に格納するかを指定するデータ位置指定ポイ
ンタを示し、符号101,102,103,104はCPU10、シス
テムメモリ11、周辺装置コントローラ12等を接続する32
ビットのシステムバスの下から第1,2,3,4番目の
バイトが送受される信号線群を示し、符号105はFIF
Oメモリ15とデバイス制御回路14の間で送受される8ビ
ット幅のデータ、符号106はデバイス制御回路14と周辺
装置のあいだで送受されるデータをそれぞれ示してい
る。
【0031】本実施例においてデータは周辺装置からシ
ステムメモリ11に転送される。
【0032】周辺装置から伝達されたデータ106は、デ
バイス制御回路14で受信され、必要ならばデバイス制御
回路14でシリアル−パラレル変換された後にバイト単位
でデータ転送制御回路13によってFIFOメモリ15に書
き込まれる。
【0033】この時、データ転送制御回路13は、予めC
PU10によってセットされたデータ位置指定ポインタ16
を参照することにより、最初の1バイトをFIFOメモ
リ15のどの位置に格納するかを決定する。図1ではデー
タ位置指定ポインタ16には、2進表示の10がセットさ
れているため、FIFOメモリ15の第3番目の位置(ア
ドレス2)に最初の1バイトを格納する。
【0034】デバイス制御回路14からの後続データは、
データ転送制御回路13によりFIFOメモリ15に順次格
納される。
【0035】CPU10は、FIFOメモリ15からシステ
ムメモリ11にデータを転送する際、最初の1サイクルの
みは、FIFOメモリ15から読み出した32ビットデータ
の、データ位置指定ポインタ16の値以下のバイトデータ
を捨て、残りのバイトのみをシステムメモリ11の所定の
アドレスに書き込む。
【0036】図1に示す例では、32ビットデータの下位
16ビット(2バイト)を捨て、上位16ビットのみをシス
テムメモリ11の所定のアドレスに書き込む。
【0037】最初のサイクル以降、FIFOメモリ15に
格納されているデータは、システムメモリ11の状態と完
全に対応しているため、通常通り32ビット単位でFIF
Oメモリ15から読み出され、システムメモリ11に書き込
むことができる。
【0038】従って、本実施例におけるデータ転送のタ
イミングは、図8(A)のタイミング図に示すようなも
のとなり、本実施例によれば、FIFOメモリ15からシ
ステムメモリ11上の4の倍数でない先頭アドレスから始
まるメモリ領域へのデータ転送を、処理性能の低下なし
に実行可能であり、前述した問題点を解決するものであ
る。本実施例では、前述した従来例と比べて1.5倍の処
理性能を向上している。
【0039】
【実施例2】図2は本発明の第2の実施例に係る周辺装
置のデータ転送制御装置とそのシステムの構成例であ
る。
【0040】図2において、図1と同一の機能を為す構
成要素には同一の参照番号が付されている。第2の実施
例ではデータはシステムメモリ11から周辺装置に転送さ
れる。
【0041】まず、CPU10はシステムメモリ11から最
初の32ビットデータを読み出し、これをFIFOメモリ
15に書き込む。図2に示すように、システムメモリ11の
最下位バイトには周辺装置には転送されないデータがあ
る。
【0042】FIFOメモリ15にデータが書き込まれる
と、データ転送制御回路13はバイト単位でデータをデバ
イス制御回路14に転送する。この時、データ転送制御回
路13は、予めCPU10によってセットされたデータ位置
指定ポインタ16を参照することにより、最初の1バイト
をFIFOメモリ15のどの位置から転送するかを決定す
る。
【0043】図2では2進表示で01がセットされてい
るため、FIFOメモリ15の第2番目の位置(アドレス
1)のバイトから転送する。その後にデバイス制御回路
14へ転送される後続データは、通常の順番通りにFIF
Oメモリ15から転送される。
【0044】CPU10が最初の32ビットデータをFIF
Oメモリ15に書き込んだ後は、システムメモリ11の状態
とFIFOメモリ15の状態が完全に対応しているため、
CPU10は通常通り、32ビットのデータをシステムメモ
リ11から読み出し、FIFOメモリ15に書き込む動作を
続けることができる。
【0045】従って、本実施例におけるデータ転送のタ
イミングは図8(B)に示すタイミング図のようにな
り、本実施例を用いれば、システムメモリ11上の4の倍
数でない先頭アドレスから始まるメモリ領域からFIF
Oメモリ15へのデータ転送を、処理性能を何等低下する
ことなく実行できるため、前述した従来の問題点を解決
することができる。この場合も前記第1の実施例同様、
従来例と比較してデータ転送の処理性能を1.5倍向上さ
せることになる。
【0046】なお、データ位置指定ポインタ16が一個の
場合、周辺装置からの読み出し動作と周辺装置への書き
込み動作の切換え毎にFIFOメモリの先頭位置をセッ
トしなければならないが、読み出し用と書き込み用にデ
ータ位置指定ポインタを別々に設けることにより、書き
込みと読み出しの切換え毎のFIFOメモリの先頭位置
の設定動作が省略される。
【0047】本実施例では、32ビット幅のデータをメモ
リアクセスの一単位としているが、本実施例は64ビット
幅のデータから成るシステムにも同様に適用できる。
【0048】以上、本発明を前記第1,第2の実施例に
即して説明したが、本発明は上記実施例の構成に限定さ
れるものでなく本発明の原理に従う各種実施例を含む。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ転
送制御装置及び制御方法によれば、FIFOメモリに格
納されるデータはシステムメモリの格納状態と完全に対
応しているため、FIFOメモリとシステムメモリ間の
32ビット単位のデータ転送において、データの書き込み
時及び読み出し時ともに、システムメモリの先頭アドレ
スが4の倍数でないアドレスから始まる場合にも、デー
タ転送の処理性能を全く低下させることなく、先頭アド
レスが4の倍数から始まるデータ転送の場合と全く同等
の処理性能を達成するという顕著な効果を有する。
【0050】また、本発明の効果を定量的に評価すれ
ば、データ格納領域であるシステムメモリの先頭アドレ
スが4の倍数でないアドレスから始まるデータ転送の場
合に、本発明は従来例のデータ転送制御装置及び制御方
法の転送時間の2/3とし、したがってデータ転送の処
理性能を1.5倍も向上させている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る周辺装置コントロ
ーラとそのシステムの構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る周辺装置コントロ
ーラとそのシステムの構成を示す説明図である。
【図3】従来の周辺装置コントローラとそのシステムの
構成を示す説明図である。
【図4】従来の周辺装置コントローラとそのシステムの
構成を示す説明図である。
【図5】従来の周辺装置コントローラとそのシステムの
構成を示す説明図である。
【図6】(A) CPUのリードサイクルの典型例のタ
イミング図である。 (B) CPUのライトサイクルの典型例のタイミング
図である。
【図7】(A) 従来のFIFOメモリとシステムメモ
リとの間のデータ転送のタイミング図である(先頭アド
レスが4の倍数の場合)。 (B) 従来のFIFOメモリとシステムメモリとの間
のデータ転送のタイミング図である(先頭アドレスが4
の倍数でない場合)。
【図8】(A) 本発明の第1の実施例のタイミング図
である。 (B) 本発明の第2の実施例のタイミング図である。
【符号の説明】
10,30 CPU 11,31 システムメモリ 12,32 周辺装置コントローラ 13,33 データ転送制御回路 14,34 デバイス制御回路 15,35 FIFOメモリ 16 データ位置指定ポインタ 101,102,103,104 32ビットバスの下から第1〜4番目
のバイトを送受する信号線群 302,302,303,304 32ビットバスの下から第1〜4番目
のバイトを送受する信号線群 105,305 FIFOメモリとデバイス制御回路の間で送
受される8ビット幅のデータ 106,306 デバイス制御回路と周辺装置の間で送受され
るデータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスク等の周辺装置を制御し前記周
    辺装置との間でデータの転送を行う周辺装置制御手段
    と、 前記周辺装置制御手段に接続されると共にシステムメモ
    リとバスを介してデータの送受信を行なう少なくとも32
    ビット幅のFIFOメモリと、 前記周辺装置制御手段と前記FIFOメモリとの間のデ
    ータ転送を制御するデータ転送制御手段と、を備えたデ
    ータ転送制御装置において、 更に、前記FIFOメモリのデータ格納先頭位置をバイ
    ト単位で指定するデータ位置指定手段を備え、 前記周辺装置から前記システムメモリへのデータ読み出
    し時には、前記データ転送制御手段は、前記周辺装置制
    御手段から転送されたデータを前記データ位置指定手段
    でポイントされる先頭位置から前記FIFOメモリに格
    納し、 前記システムメモリから前記周辺装置へのデータ書き込
    み時には、前記データ転送制御手段は、前記システムメ
    モリから前記FIFOメモリに格納されたデータを前記
    データ位置指定手段でポイントされる先頭位置から前記
    周辺装置制御手段に転送するように構成されたことを特
    徴とするデータ転送制御装置。
  2. 【請求項2】メモリ領域の先頭アドレスが4の倍数でな
    い前記システムメモリに前記周辺装置からデータを読み
    出す際には、前記周辺装置制御手段から転送されるデー
    タを前記システムメモリに対応する位置から前記FIF
    Oメモリに格納し、 メモリ領域の先頭アドレスが4の倍数でない前記システ
    ムメモリから前記周辺装置にデータを書き込む際には、
    前記FIFOメモリの前記システムメモリに対応する位
    置からデータを前記周辺装置制御手段へ転送することを
    特徴とする請求項1記載のデータ転送制御装置。
  3. 【請求項3】前記データ位置指定手段をデータの読み出
    し及び書き込み用に二つ設けたことを特徴とする請求項
    1又は2記載のデータ転送制御装置。
  4. 【請求項4】磁気ディスク等の周辺装置を制御し前記周
    辺装置との間でデータの転送を行う周辺装置制御手段
    と、 前記周辺装置制御手段に接続されると共にシステムメモ
    リとの間でバスを介してデータの送受信を行う少なくと
    も32ビット幅のFIFOメモリと、 前記周辺装置制御手段と前記FIFOメモリとの間のデ
    ータ転送を制御するデータ転送制御手段と、を備えて成
    るデータ転送制御の方法において、 更に、前記FIFOメモリのデータ格納先頭位置をバイ
    ト単位で指定するデータ位置指定手段を備え、 前記システムメモリのデータ格納領域の先頭位置に対応
    して前記FIFOメモリのデータ格納先頭位置を前記デ
    ータ位置指定手段に設定し、 メモリ領域の先頭アドレスが4の倍数でない前記システ
    ムメモリに前記周辺装置からデータを読み出す際には、
    前記周辺装置制御手段から転送されるデータを前記シス
    テムメモリに対応する位置から前記FIFOメモリに順
    次格納し、 メモリ領域の先頭アドレスが4の倍数でない前記システ
    ムメモリから前記周辺装置にデータを書き込む際には、
    前記FIFOメモリから前記周辺装置制御手段へ転送す
    るデータを前記システムメモリに対応する位置から転送
    させるように制御することを特徴とするデータ転送制御
    方法。
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