JPH078490U - 土砂の搬出装置 - Google Patents

土砂の搬出装置

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Publication number
JPH078490U
JPH078490U JP3590493U JP3590493U JPH078490U JP H078490 U JPH078490 U JP H078490U JP 3590493 U JP3590493 U JP 3590493U JP 3590493 U JP3590493 U JP 3590493U JP H078490 U JPH078490 U JP H078490U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
earth
sand
bucket
height
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Pending
Application number
JP3590493U
Other languages
English (en)
Inventor
英夫 星野
恭平 高橋
Original Assignee
東海機工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by 東海機工株式会社 filed Critical 東海機工株式会社
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Publication of JPH078490U publication Critical patent/JPH078490U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の高さを低くすることができて、装
置の運搬や設置を容易に行うことができるとともに、高
速道路等のように高さが制限されている建設現場でも支
障なく設置することができる土砂の搬出装置を提供す
る。 【構成】 ホッパ11を下方の土砂受取り位置と上方の
土砂受渡し位置との間で昇降可能に配置する。ホッパ1
1の上面には投入口12を設け、下面には開閉可能な排
出口13を設ける。ホッパ11を土砂受取り位置まで下
降させた状態で、投入口12からホッパ11内に土砂を
投入する。ホッパ11を土砂受渡し位置まで上昇させた
状態で、排出口13を開放してホッパ11内から土砂を
排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、高速道路や下水道や地下鉄等の建設に際して、穴掘りに伴い発生 する水分を含んだ土砂を搬出するのに使用される土砂の搬出装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の土砂の搬出装置においては、高速道路等の建設現場に支持枠が 設置され、その支持枠の所定高さ位置にホッパが固定状態で支持されている。ま た、このホッパの上面には投入口が設けられ、下面には開閉可能な排出口が設け られている。そして、水分を含む土砂を収容したバケットがホッパの上方に移動 され、そのバケットから投入口を介してホッパ内に土砂が投入される。また、ホ ッパの下方にはトラックが移動され、この状態で排出口が開放されて、ホッパか らトラック上に土砂が排出される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この従来の土砂の搬出装置においては、ホッパが支持枠上の所定高 さ位置に固定され、そのホッパの上方にバケットの移動用空間が設けられるとと もに、下方にトラックの移動用空間が設けられている。このため、装置全体の高 さが約16mにも達して、装置の運搬や設置に手間がかかるとともに、高速道路 等のように高さが制限されている建設現場では設置することができないという問 題があった。
【0004】 この考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもの である。その目的とするところは、装置全体の高さを低くすることができて、装 置の運搬や設置を容易に行うことができるとともに、高速道路等のように高さが 制限されている建設現場でも支障なく設置することができる土砂の搬出装置を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案の土砂の搬出装置では、上面に投入口 を有するとともに、下面に開閉可能な排出口を有するホッパを、下方の土砂受取 り位置と上方の土砂受渡し位置との間で昇降可能に配置したものである。
【0006】
【作用】
上記のように構成された土砂の搬出装置においては、ホッパが下方の土砂受取 り位置に下降された状態で、ホッパの上方に水分を含む土砂を収容したバケット 等が移動され、そのバケットから投入口を介してホッパ内に土砂が投入される。 そして、ホッパ内に所定量の土砂が投入されると、ホッパが下方の土砂受取り位 置から上方の土砂受渡し位置まで上昇される。その後、ホッパの下方にトラック 等が移動され、この状態で排出口が開放されて、ホッパからトラック等に土砂が 排出される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を具体化した土砂の搬出装置の一実施例を、図面に基づいて詳 細に説明する。
【0008】 図1〜図3に示すように、ハウス1は高速道路2等の建設現場において、掘削 する穴3を跨ぐように設置される。ガイドレール4はハウス1の天井部に架設さ れ、このガイドレール4にはホイスト5が移動可能に支持されている。支持アー ム6はホイスト5のワイヤ先端に吊下され、その両端間にはバケット7が支軸8 を介して反転回動可能に支持されている。
【0009】 そして、図1に鎖線で示すように、ホイスト5が穴3と対応する位置に移動さ れた状態で、バケット7が穴3内に下降され、穴3の掘削に伴って発生する水を 含んだ土砂がバケット7内に収容される。その後、図1に実線で示すように、バ ケット7がホイスト5の巻き上げによって穴3内から上昇され、この状態でガイ ドレール4に沿って側方に移動される。
【0010】 支持枠9は前記ハウス1内の一側部に設置され、その前後両側にはH型鋼より なる各一対のガイドレール10が立設されている。ホッパ11は支持枠9に昇降 可能に支持され、その上面には投入口12が設けられるとともに、下面には一対 の排出口13が設けられている。各一対の蓋体14は排出口13に開閉回動可能 に取り付けられ、開閉用シリンダ15によってそれぞれ開閉される。そして、各 蓋体14は閉鎖状態において、図示しないパッキンを介して蓋体14の対向端及 び排出口13の開口縁に接合されるようになっている。
【0011】 図1及び図3〜図5に示すように、上下各一対の第1ガイドローラ16は前記 各ガイドレール10に対応して、ホッパ11の前後両側に回転可能に取り付けら れている。そして、この第1ガイドローラ16がガイドレール10のフランジ部 端縁に係合することによって、ホッパ11の前後方向の移動が規制されている。 上下各一対の第2ガイドローラ17は第1ガイドローラ16の近傍において、ホ ッパ11の前後両側に回転可能に取り付けられている。そして、この第2ガイド ローラ17がガイドレール10のフランジ部内面に係合することによって、ホッ パ11の左右方向の移動が規制されている。
【0012】 前後各一対の昇降用シリンダ18は前記支持枠9内に立設され、それらのピス トンロッド19がホッパ11の外面に連結されている。そして、図1及び図3に 示すように、この昇降用シリンダ18のピストンロッド19が突出作動されたと きは、ホッパ11が上方の土砂受渡し位置に上昇配置される。また、図6及び図 7に示すように、昇降用シリンダ18のピストンロッド19が没入作動されたと きには、ホッパ11が下方の土砂受取り位置に下降配置される。
【0013】 図1及び図3に示すように、トラック20は前記ホッパ11が上方の土砂受渡 し位置に配置された状態で、そのホッパ11の下方に移動され、その荷台上には 土砂を水漏れなく収容するための収容枠21が設けられている。そして、このト ラック20の配置状態で、開閉用シリンダ15により蓋体14が開放されたとき 、ホッパ11内の土砂が排出口13を介してトラック20の収容枠21内に排出 される。
【0014】 図8及び図9に示すように、一対の傾斜カム22は前記支持枠9の上部に所定 間隔をおいて配設され、この傾斜カム22と対応するように、バケット7の両側 面には一対の係合ピン23が支軸8の直下方よりも後方に偏心した位置で突設さ れている。そして、ホッパ11が下方の土砂受渡し位置に下降されるとともに、 バケット7がホッパ11の上方に移動された状態で、ホイスト5の巻き戻しによ りバケット7が下降されたとき、係合ピン23が傾斜カム22に係合される。こ の係合によりバケット7が前方へ傾動されながら下降され、ついには図9に鎖線 で示すように、バケット7が上下反転されて、そのバケット7内の土砂が投入口 12からホッパ11内に投入される。
【0015】 次に、前記のように構成された土砂の搬出装置について動作を説明する。 さて、この実施例の土砂の搬送装置においては、図1に示すように、ホイスト 5が穴3と対応する位置に移動された状態で、ホイスト5の巻き上げ及び巻き戻 しによりバケット7が穴3内へ昇降される。そして、穴3の掘削に伴って発生す る水を含んだ土砂がバケット7内に収容されるとともに、そのバケット7が上昇 位置でガイドレール4に沿ってホッパ11側に移動される。
【0016】 このとき、図6及び図7に示すように、昇降用シリンダ18の没入作動によっ て、ホッパ11が下方の土砂受取り位置まで下降されており、バケット7はその ホッパ11の上方に配置される。この状態で、ホイスト5の巻き戻しによりバケ ット7が下降されると、係合ピン23が傾斜カム22に係合して、図9に鎖線で 示すように、バケット7が上下反転される。それにより、バケット7内の土砂が 投入口12からホッパ11内に投入される。このようにホッパ11が土砂受取り 位置に下降された状態で、バケット7の移動及び昇降動作が繰り返し行われて、 ホッパ11内に土砂が順に収容される。
【0017】 そして、ホッパ11内に所定量の土砂が収容されると、図1及び図3に示すよ うに、昇降用シリンダ18の突出作動により、ホッパ11が下方の土砂受取り位 置から上方の土砂受渡し位置まで上昇される。その後、ホッパ11の下方にトラ ック20が移動配置され、この状態で開閉用シリンダ15により排出口13の蓋 体14が開放される。これにより、ホッパ11内の土砂が排出口13を介してト ラック20の収容枠21内に排出される。
【0018】 このように、この実施例の土砂の搬出装置においては、ホッパ11が下方の土 砂受取り位置と上方の土砂受渡し位置とに昇降配置される。従って、ハウス1を 含む装置全体の高さを、従来の約16mから10m程度まで低くして、小型軽量 化を図ることができる。このため、装置を高速道路2等の建設現場まで容易に運 搬することができるとともに、その建設現場において手間を要することなく簡単 に設置することができる。また、装置全体の高さが低いため、高速道路2等のよ うに高さが制限されている建設現場においても、搬出装置を支障なく設置するこ とができる。
【0019】 なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、この考案の趣 旨から逸脱しない範囲で、例えば次のように各部の構成を任意に変更して具体化 することも可能である。 (a)ホッパ11の前後左右方向への移動規制を、1つのガイドローラを用いて 行うこと。 (b)ホッパ11の排出口13の開閉動作を電動モータを用いて電気的に行うこ と。
【0020】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているため、装置全体の高さを低く することができる。このため、装置の運搬や設置を容易に行うことができるとと もに、高速道路等のように高さが制限されている建設現場でも支障なく設置する ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を具体化した土砂の搬出装置の一実施
例を、部分的に破断した状態で示す正面図である。
【図2】その土砂の搬出装置の平面図である。
【図3】同じく土砂の搬出装置の側面図である。
【図4】図1のA−A線における部分拡大断面図であ
る。
【図5】図1のB−B線における部分拡大断面図であ
る。
【図6】図1の土砂の搬出装置に対応して、ホッパが下
降された状態を示す部分破断正面図である。
【図7】図4の土砂の搬出装置に対応して、ホッパが下
降された状態を示す側面図である。
【図8】その土砂の搬出装置において、特にバケットの
反転構成を拡大して示す部分正面図である。
【図9】同じくバケットの反転構成を拡大して示す部分
側面図である。
【符号の説明】
3…穴、7…バケット、9…支持枠、11…ホッパ、1
2…投入口、13…排出口、14…蓋体、15…開閉用
シリンダ、18…昇降用シリンダ、20…トラック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に投入口を有するとともに、下面に
    開閉可能な排出口を有するホッパを、下方の土砂受取り
    位置と上方の土砂受渡し位置との間で昇降可能に配置し
    たことを特徴とする土砂の搬出装置。
JP3590493U 1993-06-30 1993-06-30 土砂の搬出装置 Pending JPH078490U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3590493U JPH078490U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 土砂の搬出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3590493U JPH078490U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 土砂の搬出装置

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Publication Number Publication Date
JPH078490U true JPH078490U (ja) 1995-02-07

Family

ID=12455022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3590493U Pending JPH078490U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 土砂の搬出装置

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JP (1) JPH078490U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519591U (ja) * 1974-07-08 1976-01-23
JPS555976U (ja) * 1978-06-29 1980-01-16

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519591U (ja) * 1974-07-08 1976-01-23
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