JPH0784736A - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JPH0784736A
JPH0784736A JP5228619A JP22861993A JPH0784736A JP H0784736 A JPH0784736 A JP H0784736A JP 5228619 A JP5228619 A JP 5228619A JP 22861993 A JP22861993 A JP 22861993A JP H0784736 A JPH0784736 A JP H0784736A
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JP5228619A
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Inventor
Koichi Honma
浩一 本間
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 他のユーザによる電源遮断、電源スリープモ
ードへの移行等を確実に防止できる。 【構成】 ページ記述言語の解析結果に基づいて、ド解
析編集処理部6から送出される指示に従って、電源スイ
ッチ10の入切状態を無効又は有効に切換え制御する。
また、指示に従って解像度又はプリントモードを変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータ等
のデータ源から供給される出力情報を解析して解像度を
切り換えながら画像を出力可能な画像出力装置に係り、
特に電源状態を制御する機能を備えた画像出力装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像出力装置、例えば公
知のレーザビームプリンタ等のプリンタは、標準インタ
フェースケーブルを用いてホストコンピュータと接続さ
れており、ホストコンピュータからPDLで記述された
画像信号が入力されると、この画像信号を解釈し、プリ
ンタエンジンに出力するためにビットマップデータの2
値信号に変換され、プリンタからハードコピーが得られ
るように構成されている。
【0003】最近、コンピュータを取り巻く環境は、ネ
ットワーク化が進み、複数のホストコンピュータやプリ
ンタ等の周辺機器は、イーサネット等で接続されてい
る。その中で、プリンタは複数のユーザが使用できるよ
うになっている。プリンタは、付随の電源スイッチによ
り、不特定多数のユーザは自由にプリンタの電源をOF
Fすることができる。また、プリンタは、ある一定時間
の間、ホストコンピュータからデータを受信しない場合
や、プリンタの操作パネルを操作しない場合は、消費電
力を少なくするためにスリープモードに移行するように
電源制御が行われている。
【0004】また、上述したプリンタでは、ホストコン
ピュータからページ記述言語(PDL)で記述された画
像信号が入力されると、該画像信号を解釈し、プリンタ
エンジンに出力するためにビットマップデータの2値信
号に変換され、プリンタからハードコピーが得られるよ
うに構成されている。プリンタは、例えば搭載されてい
るメモリの容量やインタフェース等の各状態の検出や各
種項目の設定が行えるように構成されている。
【0005】これらの各状態や各種項目の設定状況をリ
スト形式のテストプリントとしてプリンタから出力する
ことが可能である。
【0006】また、ホストコンピュータから入力された
ページ記述言語(PDL)の制御コマンド及びデータを
解析処理せずに画像出力するモード(ダンプモード)や
ホストコンピュータから入力されたページ記述言語(P
DL)の画像情報を間引いて処理時間を速く印刷するモ
ード(ドラフト印刷)を備えているものもある。
【0007】さらに、最近、プリンタは、高画質化のた
め高解像度に画像を出力できる装置、例えば600DP
I程度の解像度の画像出力装置が提案されているが、該
高解像度での画像出力のため、処理時間が遅くならない
ように、種々の高速処理が図られるため、コストアップ
となってしまう。
【0008】特に、小型プリンタにおいては、低コスト
に抑えることが必要となり、処理時間の問題はより深刻
化している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像処理装置で有効となるスリープモードも、データ源
とプリンタとが1対1の関係で使用される環境において
は、有効となるが、複数のユーザがネットワーク上で使
用する環境下では、スリープモード移行するやいなや、
他のユーザがプリント要求を発生する場合等には柔軟に
対処することができず、プリント処理が開始されるまで
相当の待機時間を要するといった問題点があった。
【0010】また、同様に、複数のユーザがプリンタを
ネットワークを介して使用する環境においては、何れか
のユーザによって勝手にプリンタの電源が切られてしま
うという事態には有効に対処することができず、該プリ
ンタの電源を再投入して、プリント可能となるまで相当
の時間を待機しなければならなくなり、該プリンタの電
源管理が複雑化しているのがネットワークプリンタに共
通する問題点である。
【0011】また、解像度を切換え可能なプリンタにお
いて、テストプリント,ダンプモード及びドラフト印刷
時でも、通常の画像データと同じ高解像度にて出力して
おり、処理に時間を要するといった問題点があった。
【0012】すなわち、本来の画像出力とは独立した画
像出力処理、例えばテストプリント,ダンプモードおよ
びドラフト印刷時は低解像度に切り換える必要があっ
た。
【0013】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、電源供給を入切する電源スイッチの有
効又は無効をユーザ毎に指定に基づいて制御することに
より、他のユーザの画像出力に伴う電源遮断又は電源ス
リープ状態への移行を確実に防止できるとともに、低解
像度でも十分な画像出力モード指定時に、出力画像の解
像度を低解像度に切り換えることにより、低解像度でも
十分な画像出力モード時における画像出力処理時間を短
縮できる画像出力装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の画像
出力装置は、データ源から送出されるページ記述言語を
解釈する解析手段と、該解析手段の解析結果に基づいて
ビットマップデータに変換して画像を出力する画像出力
手段と、電源を供給する供給手段と、この供給手段から
電源供給状態を入切するための電源スイッチと、ページ
記述言語の解析結果に基づいて解析手段から送出される
指示に従って電源スイッチの入切状態を無効又は有効に
切換え制御する電源制御手段とを有するものである。
【0015】本発明に係る第2の画像出力装置は、デー
タ源から受信したページ記述言語による電源スイッチの
無効または無効解除の指示に応じて付加されたユーザI
Dの登録又は抹消を管理するユーザID管理手段を設
け、解析手段がユーザIDの登録状態を判定して電源制
御手段に対する指示を無効とするように構成したもので
ある。
【0016】本発明に係る第3の画像出力装置は、デー
タ源から送出されるページ記述言語を解釈する解析手段
と、該解析手段の解析結果に基づいてビットマップデー
タに変換して画像を出力する画像出力手段と、データ源
からのページ記述言語入力状態を監視して電源供給状態
を通常供給から節電供給に設定制御するスリープ制御手
段とを有し、ページ記述言語の解析結果に基づいて解析
手段から送出される指示に従ってスリープ制御手段の設
定を無効又は有効に設定するように構成したものであ
る。
【0017】本発明に係る第4の画像出力装置は、デー
タ源から受信したページ記述言語によるスリープ制御手
段の無効または無効解除の指示に応じて付加されたユー
ザIDの登録又は抹消を管理するユーザID管理手段と
を設け、解析手段が前記ユーザIDの登録状態を判定し
てスリープ制御手段に対する指示を無効とするように構
成したものである。
【0018】本発明に係る第5の画像出力装置は、デー
タ源から送出されるページ記述言語を解釈する解析手段
と、該解析手段の解析結果に基づいてビットマップデー
タに変換された画像情報を少なくとも2種類以上の解像
度で出力する画像出力手段と、ページ記述言語に付加さ
れる画像出力モードに基づいて画像出力手段から出力す
る出力画像の解像度を高解像度から設定可能な低解像度
に切換え制御する解像度制御手段とを有するものであ
る。
【0019】本発明に係る第6の画像出力装置は、画像
出力モードは、設定されている画像出力条件情報を画像
出力するテストプリントモードとするものである。
【0020】本発明に係る第7の画像出力装置は、画像
出力モードは、データ源から受信したページ記述言語中
のコマンド,データをそのまま画像出力するダンプモー
ドとするものである。
【0021】本発明に係る第8の画像出力装置は、画像
出力モードは、解析手段の解析結果に基づいて変換され
たビットマップデータを間引いて画像出力するドラフト
印刷モードとするものである。
【0022】本発明に係る第9の画像出力装置は、デー
タ源から受信したページ記述言語で指示される文字デー
タをビットマップに展開するための解像度の異なるフォ
ントデータを記憶する複数のフォントデータ源を有し、
解像度制御手段が画像出力モードに基づいてビットマッ
プ展開するためのフォントデータ源を切り換えるもので
ある。
【0023】本発明に係る第10の画像出力装置は、い
ずれか1つのフォントデータ源は、残るフォントデータ
源に記憶されたフォントデータに基づいて生成された低
解像度のフォントデータを記憶するものである。
【0024】本発明に係る第11の画像出力装置は、デ
ータ源から送出されるページ記述言語を解釈する解析手
段と、該解析手段の解析結果に基づいてビットマップデ
ータに変換された画像を少なくとも2種類以上の解像度
で出力する画像出力手段と、前記ページ記述言語に付加
される画像出力モードに基づいて前記画像出力手段から
出力する出力画像の解像度を高解像度から設定可能な前
記データ源の表示部の解像度に切換えて前記画像出力手
段から出力される低解像度の画像情報と同一の画像情報
を前記データ源の表示部に通信転送する転送手段とを有
するものである。
【0025】本発明に係る第12の画像出力装置は、デ
ータ源から送出されるページ記述言語を解釈する解析手
段と、該解析手段の解析結果に基づいてビットマップデ
ータに変換された画像を少なくとも2種類以上の解像度
で出力する画像出力手段と、ページ記述言語に付加され
る画像出力モードに基づいて画像出力手段から出力する
出力画像の解像度を高解像度から設定可能な前記データ
源の表示部の解像度または画像出力手段で設定可能な低
解像度への切換えおよび出力先指示入力に基づいて出力
する画像情報の出力先を画像出力手段またはデータ源の
いずれかへの切換えを制御する切換え制御手段とを有す
るものである。
【0026】
【作用】第1の発明においては、ページ記述言語の解析
結果に基づいて電源制御手段が解析手段から送出される
指示に従って電源スイッチの入切状態を無効又は有効に
切換え制御するので、複数のユーザからの画像出力要求
を処理する環境の下で、電源遮断状態に移行させるかそ
れとも電源遮断状態を禁止するか否かを使用するユーザ
が容易に切り換え設定することが可能となる。
【0027】第2の発明においては、解析手段がユーザ
IDの登録状態を判定して電源制御手段に対する指示を
無効とするので、いずれかのユーザが電源遮断状態への
移行を無効として登録している間は、電源供給の自動切
断への移行を確実に阻止することが可能となる。
【0028】第3の発明においては、ページ記述言語の
解析結果に基づいて解析手段から送出される指示に従っ
てスリープ制御手段の設定を無効又は有効に切換え制御
するので、複数のユーザからの画像出力要求を処理する
環境の下で、電源スリープ状態に移行させるかそれとも
電源スリープ状態を禁止するか否かを使用するユーザが
容易に切り換え設定することが可能となる。
【0029】第4の発明においては、解析手段がユーザ
IDの登録状態を判定してスリープ制御手段に対する指
示を無効とするので、いずれかのユーザが電源スリープ
状態への移行を無効として登録している間は、電源スリ
ープ状態への移行を確実に阻止することが可能となる。
【0030】第5の発明においては、ページ記述言語に
付加される画像出力モードに基づいて解像度制御手段が
画像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解像度
から設定可能な低解像度に切換え制御するので、画像出
力モードに応じて画像出力処理時間を短縮化することが
可能となる。
【0031】第6の発明においては、画像出力モード
は、設定されている画像出力条件情報を画像出力するテ
ストプリントモードとするので、画像出力モード、特に
テストプリントモード時の画像出力処理時間を短縮化す
ることが可能となる。
【0032】第7の発明においては、画像出力モード
は、データ源から受信したページ記述言語中のコマン
ド,データをそのまま画像出力するダンプモードとする
ので、画像出力モード、特にダンプモード時の画像出力
処理時間を短縮化することが可能となる。
【0033】第8の発明においては、画像出力モード
は、解析手段の解析結果に基づいて変換されたビットマ
ップデータを間引いて画像出力するドラフト印刷モード
とするので、画像出力モード、特にドラフト印刷モード
時の画像出力処理時間を短縮化することが可能となる。
【0034】第9の発明においては、データ源から受信
したページ記述言語で指示される文字データをビットマ
ップに展開するための解像度の異なるフォントデータを
記憶する複数のフォントデータ源の中から、解像度制御
手段が画像出力モードに基づいてビットマップ展開する
ためのフォントデータ源を切り換えるので、画像出力モ
ードに応じた文字出力処理時間を短縮することが可能と
なる。
【0035】第10の発明においては、いずれか1つの
フォントデータ源は、残るフォントデータ源に記憶され
たフォントデータに基づいて生成された低解像度のフォ
ントデータを記憶するので、画像出力モードに対応した
異なる解像度のフォントデータを安価に発生させること
が可能となる。
【0036】第11の発明においては、ページ記述言語
に付加される画像出力モードに基づいて転送手段が前記
画像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解像度
から設定可能な前記データ源の表示部の解像度に切換え
て前記画像出力手段から出力される低解像度の画像情報
と同一の画像情報を前記データ源の表示部に通信転送す
るので、画像出力モードに応じて所望とする画像出力状
態をホスト側で確認することが可能となる。
【0037】第12の発明においては、切換え制御手段
は、ページ記述言語に付加される画像出力モードに基づ
いて画像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解
像度から設定可能な前記データ源の表示部の解像度また
は画像出力手段で設定可能な低解像度への切換えおよび
出力先指示入力に基づいて出力する画像情報の出力先を
画像出力手段またはデータ源のいずれかへの切換えを制
御するので、ホストコンピュータ側で確認することも、
画像として出力して確認することも選択することが可能
となる。
【0038】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す画像出
力装置の一例を示すブロック図である。以下、ホストコ
ンピュータから出力された画像データをプリントするま
での処理の流れについて説明する。
【0039】図において、1はパソコンやワークステー
ション等のホストコンピュータ、2はプリンタコントロ
ーラ部3およびプリンタエンジン部4からなるページプ
リンタである。プリンタコントローラ部3では、ホスト
コンピュータ1から出力されたPDL(ページ記述言
語)で記述された画像データを解釈してビットマップデ
ータに変換する処理を行い、プリンタエンジン4ではプ
リンタコントローラ部3からのビデオ信号(ビットマッ
プデータ)を印刷物にプリントする処理を行う。
【0040】ホストコンピュータ1から出力されたPD
Lはデータ受信処理部5にて図示しないバッファに蓄
え、プリンタコントローラ部3の処理のタイミングに合
わせてコマンド解析編集処理部6に出力する。
【0041】また、上記バッファがフルの場合は、ホス
トにBUSYステータスを返し、該バッファが空になる
までデータ受信処理を中断する。コマンド解析編集処理
部6ではデータ受信処理部5より入力されたPDLを解
析し、コマンドレベルの変更,ページの編集やレイアウ
ト作業等を行い、処理された画像データは描画処理部7
に出力される。
【0042】該画像データは、図形部,イメージ部およ
び文字コード部からなり、図形部は展開アルゴリズムに
よりラスタライズし、イメージ部は復号化(伸張)し、
さらに文字コード部に該当する文字パターンを図示しな
いフォントメモリからロードし、多重化された後、ビッ
トマップデータとして描画メモリ8へ格納される。描画
メモリ8に格納されたビットマップデータは、プリンタ
エンジン部4の図示しない同期信号に同期を取り、プリ
ンタエンジン4に出力される。プリンタエンジン4は、
例えば公知のレーザビームプリンタで、描画メモリ8か
ら送られてきたラスタデータをビデオ信号に変換し、ビ
デオ信号によりレーザのON/OFFを行い、図示しな
い感光ドラムに静電潜像を形成し、さらにトナーにより
現像して可視化した後、記録媒体としての用紙に画像が
印刷される。
【0043】次に、プリンタ電源制御命令によるプリン
タの電源スイッチの制御について説明する。
【0044】図1において、9は前記プリンタ2の電源
供給部で、例えば5Vの定電圧をプリンタコントローラ
3およびプリンタエンジン4に供給される。10は前記
プリンタ2の電源スイッチで、該スイッチ10により、
プリンタ2の電源のON/OFFを行う。11はAND
/OR回路で、コマンド解析編集処理部6から出力され
る信号が「H」の時は、電源スイッチ10が「OFF」
であってもプリンタコントローラ3およびプリンタエン
ジン4に電源を供給し続けるように構成されている。
【0045】ホストコンピュータ1からプリンタ電源制
御命令による電源スイッチ無効設定コマンドが出力され
ると、コマンド解析編集処理部6にて該プリンタ電源制
御命令が解析され、AND/OR回路11に「H」信号
が出力される。
【0046】該信号が「H」の間、AND/OR回路1
1の出力は常に「H」となり、プリンタコントローラ3
及びプリンタエンジン4に電源を供給し続けるため、電
源スイッチ10をOFFしても電源はOFFにはならな
い。ホストコンピュータ1からプリンタ電源制御命令に
よる電源スイッチ無効解除設定コマンドが出力される
と、AND/OR回路11に「L」信号が出力され、電
源スイッチ10がOFFならばプリンタ2の電源はOF
Fになるように構成されている。
【0047】図2は、図1に示したホストコンピュータ
1から送出されるプリンタ電源制御命令の構造を説明す
る図である。
【0048】図において、21はプリンタ電源制御命令
を表すヘッダ、22は前記電源スイッチ10を無効か有
効かを設定するパラメータで、パラメータ22がONの
時(電源スイッチ無効設定),電源スイッチ10がOF
Fであってもプリンタ2の電源はONになり、パラメー
タ22がOFFの時(電源スイッチ無効解除設定)、電
源スイッチ10がOFFになればプリンタ2の電源はO
FFになる。
【0049】23はユーザIDを記述するパラメータ
で、電源スイッチ無効解除設定を行う場合は、このユー
ザIDを同一にする必要があり、ユーザIDが異なる場
合は電源スイッチ無効解除設定は無視される。なお、本
プリンタ電源制御は、以下に説明するジョブという単位
で行う。
【0050】本実施例において、ジョブとは、印刷する
データやプリンタの環境設定のためのデータの1つのブ
ロックのことをいい、本プリンタコントローラ3では、
該ジョブを単位として処理を行う構成となっている。こ
のため、プリンタ2の電源制御も該ジョブを1単位とし
て処理される。ジョブの先頭及び最後には、それぞれ後
述するジョブ開始命令及びジョブ終了命令が発行され
る。
【0051】図3,図4は本発明に係る画像出力装置に
おけるジョブの構成を説明する図である。
【0052】これらの図において、41,51はジョブ
開始命令及びジョブ終了命令を表すヘッダ、42,4
3,44および52はコマンドレベル,解像度等を表す
パラメータである。
【0053】以下、図5に示すチャートを参照しなが
ら、本発明に係る画像出力装置におけるジョブ処理動作
について説明する。
【0054】図5は、図1に示した画像出力装置におけ
るジョブ処理手順を説明するチャートである。なお、3
1〜33は各ジョブを示す。
【0055】図5において、ホストコンピュータ1から
まず電源スイッチ無効設定のためのジョブ31が発行さ
れると、電源スイッチ10がOFFされても、プリンタ
2の電源はONのままになるように設定される。次にア
プリケーションプログラム等のジョブ32が送られ、ア
プリケーションで作成した印字データの印刷等を行う。
さらに、ジョブ31と同一のユーザIDの電源スイッチ
無効解除設定のためのジョブ33が発行されると、電源
スイッチ無効設定は解除される。
【0056】このように、第1の発明によれば、ページ
記述言語の解析結果に基づいてAND/OR回路11が
解析編集処理部6から送出される指示に従って電源スイ
ッチの入切状態を無効又は有効に切換え制御するので、
複数のユーザからの画像出力要求を処理する環境の下
で、電源遮断状態に移行させるかそれとも電源遮断状態
を禁止するか否かを使用するユーザが容易に切り換え設
定することができる。 〔第2実施例〕図6は本発明の第2実施例を示す画像出
力装置の構成を説明するブロック図であり、特に本実施
例では、複数のユーザがプリンタ制御命令を発行できる
ように対応した場合に相当する。
【0057】図において、コマンド解析編集処理部6は
電源スイッチ無効設定コマンドを受け取ると、OR回路
11に「H」を出力すると同時にメモリ63に電源スイ
ッチ無効設定コマンドのユーザIDを出力し、電源スイ
ッチ無効解除設定コマンドを受け取ると、レジスタ61
に電源スイッチ無効解除設定コマンドのユーザIDを出
力する。メモリ63は、コマンド解析編集処理部6から
ユーザIDを複数個格納できるように構成されており、
64,65,66はその個々のユーザIDを格納するア
ドレスを示しているレジスタ61はコマンド解析編集処
理部6からの電源スイッチ無効解除設定コマンドのユー
ザIDを格納する。また、レジスタ62はメモリ63か
ら読み出したユーザIDを格納する。レジスタ61とレ
ジスタ62のユーザIDはコンパレータ67で比較さ
れ、一致した場合、コマンド解析編集処理部6に「H」
を出力し、コンパレータ67の出力が「H」の場合、コ
マンド解析編集処理部6は、OR回路11に「L」を出
力する。
【0058】この様に、第2の発明によれば、解析編集
処理部6がユーザIDの登録状態を判定してAND/O
R回路11に対する指示を無効とするので、いずれかの
ユーザが電源遮断状態への移行を無効として登録してい
る間は、電源供給の自動切断への移行を確実に阻止する
ことができる。
【0059】以下、図7,図8に示すフローチャートを
参照しながら本発明に係る画像出力装置における電源ス
イッチ無効/電源スイッチ無効解除処理動作について説
明する。
【0060】図7は本発明に係る画像出力装置における
電源スイッチ無効処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0061】データ受信処理が行われると、コマンド解
析編集処理部6にてコマンド解析処理が実行され
(1)、該解析の結果、受信したコマンドが電源スイッ
チ無効設定コマンドであるかどうかを判定し(2)、電
源スイッチ無効設定コマンドでない場合は、処理を終了
し、電源スイッチ無効設定コマンドである場合には、入
力されたユーザIDは既にメモリ63に存在していない
かどうかを判定し(3)、存在する場合は、処理を終了
し、存在しない場合には、ユーザIDをメモリ63の空
いている最小番地に格納する(4)。次いで、OR回路
11に「L」を出力し(5)、処理を終了する。
【0062】図8は本発明に係る画像出力装置における
電源スイッチ無効解除処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1)〜(11)は各ステップを示
す。
【0063】データ受信処理が行われると、コマンド解
析編集処理部6にてコマンド解析処理が実行され
(1)、該解析の結果、受信したコマンドが電源スイッ
チ無効解除設定コマンドであるかどうかを判定し
(2)、NOならば処理を終了し、YES(電源スイッ
チ無効解除設定コマンドである)ならば、入力されたユ
ーザIDをレジスタ61にロードする(3)。次いで、
メモリ63の番地カウンタの値nを「0」に初期化して
(4)、n番地にユーザIDが存在するかどうかを判定
し(5)、存在しない場合は処理を終了し、存在する場
合は、メモリ63からn番地のユーザIDをレジスタ6
2にロードする(6)。次いで、レジスタ61に存在す
るユーザIDとレジスタ62に存在するユーザIDが同
一かどうかを判定し(7)、異なる場合には、番地カウ
ンタの値nを「1」インクリメントして(8)して、ス
テップ(5)に進み、YESならば現ポインタのアドレ
スに格納されているユーザIDを削除し、最小番地から
連続するように、ユーザIDを格納し直す(9)。次い
で、メモリ63にユーザIDが存在するかどうかを判定
し(10)、存在する場合は、処理を終了し、存在しな
い場合は、OR回路11に「L」を出力(11)し、処
理を終了する。
【0064】この様に、図8に示す手順に準じて行われ
る第4の発明によれば、解析編集処理部6がユーザID
の登録状態を判定してスリープモード制御部81に対す
る指示を無効とするので、いずれかのユーザが電源スリ
ープ状態への移行を無効として登録している間は、電源
スリープ状態への移行を確実に阻止することができる。 〔第3実施例〕図9は本発明の第3実施例を示す画像出
力装置の構成を説明するブロック図であり、図1と同一
のものには同一の符号を付してあり、特に本実施例で
は、電源スイッチを無効とするのではなく、スリープモ
ードを無効にする機能を付加した場合に相当する。
【0065】このように、第3の発明によればページ記
述言語の解析結果に基づいて解析編集処理部6から送出
される指示に従ってスリープモード制御部81の設定を
無効又は有効に切換え制御するので、複数のユーザから
の画像出力要求を処理する環境の下で、電源スリープ状
態に移行させるかそれとも電源スリープ状態を禁止する
か否かを使用するユーザが容易に切り換え設定すること
ができる。
【0066】なお、ホストコンピュータから出力された
画像データをプリントするまでの処理については上記第
1実施例と同様なので説明は省略する。
【0067】次に、スリープモード制御命令によるプリ
ンタのスリープモードの制御について説明する。
【0068】図において、81はスリープモード制御部
で、後述するタイマが内蔵されており、プリンタコント
ローラ部3がレディ状態になってから、一定時間の間、
データの受信や図示しない操作パネルの操作等がない場
合は、プリンタコントローラ部3およびプリンタエンジ
ン部4に「H」信号を出力し、プリンタコントローラ部
3は図示しない操作パネルの表示部の電源をOFFし、
また、プリンタエンジン部4は図示しない定着器のヒー
タの温度制御等を省エネモードに切り換えるように制御
している。
【0069】図10は、図9に示したスリープモード制
御部81の詳細構成の一例を示すブロック図である。
【0070】図において、ホストコンピュータ1からス
リープモード制御命令によるスリープモード無効設定コ
マンドが出力されると、コマンド解析編集処理部6にて
該スリープモード制御命令が解析され、スリープモード
制御部81のAND回路92に「H」信号が出力され
る。該信号が「H」の間、AND回路92の出力は常に
「L」となり、プリンタコントローラ3およびプリンタ
エンジン4はスリープモードに入らない。ホストコンピ
ュータ1からスリープ制御命令によるスリープモード無
効解除設定コマンドが出力されると、AND回路92に
「L」信号が出力され、タイマ91の出力が「H」なら
ば、プリンタコントローラ3およびプリンタエンジン部
4はスリープモードに入る。なお、タイマ91は、プリ
ンタコントローラ部3がレディになってからカウントし
始め、ある一定の時間が経過すると、「H」信号を出力
するように制御している。ただし、データの受信や図示
しない操作パネルの操作等が行われた場合には、リセッ
トされ、始めからカウントし始める。
【0071】なお、上記第1〜3実施例では、ユーザが
プリンタ電源の制御やスリープモードの制御のためのジ
ョブを発行する場合について説明したが、本発明はこれ
に限らず、アプリケーションソフトやデーモンプロセス
(バックグラウンド処理)にて、例えばあらかじめ指定
しておいたアプリケーションを起動している間は、電源
スイッチ無効設定やスリープモード無効設定が有効にな
るようにしておくこともできる。
【0072】また、上記第1〜3実施例では、コマンド
により、プリンタ電源の制御やスリープモードの制御を
行ったが、これに限るものではなく、例えばハード的
に、ホストコンピュータとのインタフェースに信号線を
設け、この信号線によりプリンタ電源の制御やスリープ
モードの制御を行うようにすることもできる。
【0073】さらに、本発明は、上記各実施例、例えば
第1実施例と第2実施例または第2実施例と第3実施例
さらには第3実施例と第1実施例とをを組み合わせて構
成してもいいし、第1〜第3を全て組み合せて構成して
もよい。
【0074】また、上記実施例では、電源スイッチ無効
解除の設定やスリープモード無効の設定をコマンドによ
って設定する場合について説明したが、本発明は上記設
定方法に限らず、タイマによって自動解除するように制
御してもよい。すなわち、ホストコンピュータからのデ
ータ受信が一定時間途絶えた時点で、電源スイッチのむ
こうの解除やスリープモードの無効を解除するように制
御してもよい。
【0075】これによって、解除コマンドが送出されな
い事態が発生しても、プリント側が自身でリカバリーす
ることも可能となる。 〔第4実施例〕図11は本発明の第4実施例を示す画像
出力装置の構成を説明するブロック図である。
【0076】図において、101はパソコンやワークス
テーション等のホストコンピュータ、119はプリンタ
コントローラ部117およびプリンタエンジン部118
からなるページプリンタである。なお、本実施例の画像
出力装置としてのプリンタは、ホストコンピュータ10
1から出力されたページ記述言語(PDL)で記述され
た画像はプリンタコントローラ部117において、PD
Lを解釈してビットマップデータに変換し、プリンタエ
ンジン118にて印刷物として出力する一般的なページ
プリンタとしての機能を備えている。
【0077】次に、テストプリント機能処理の構成およ
び動作について図11に基づいて説明する。
【0078】図11において、データ受信処理部102
はホストコンピュータ101から出力されたPDLを一
旦図示しないバッファに蓄え、プリンタコントローラ部
117の処理のタイミングに合わせてコマンド解析編集
処理部103に出力する。また、上記バッファがフル
(FULL)状態の場合には、ホストコンピュータ10
1にBUSYステータスを返す。コマンド解析編集処理
部103はデータ受信処理部102またはテストプリン
ト生成部105より入力されたPDLを解析し、コマン
ドレベルの変更,ページの編集やレイアウト作業等を行
う。操作パネル104は、テストプリントの出力,ペー
パカセットやインタフェースの選択等の各プリンタ環境
の設定やプリンタ状態の表示等を行う。各設定項目テー
ブル106は操作パネル104にて設定された項目やプ
リンタ状態を記述したもので、操作パネル104にて設
定値を変更した場合やプリンタ状態が変換した時に更新
するように構成されている。
【0079】図形描画処理部107は、コマンド解析編
集処理部103から図形データを展開アルゴリズムによ
りラスタライズし、描画メモリ113へ格納する。イメ
ージ描画処理部108は、コマンド解析編集処理部10
3からのラスタイメージ(ビットマップイメージ)を復
号化(伸張)し、描画メモリ114へ格納する。文字コ
ード描画処理部109は、コマンド解析編集処理部10
3から文字コードおよび文字情報を解析し、該当する文
字パターンを240DPI用ビットマップフォント部1
10またはスケーラブルフォント部111からロード
し、スケーラブルフォントについてはさらにラスタライ
ズした後、描画メモリ115へ格納する。多重化処理部
116はプリンタエンジン部118の図示しない同期信
号に同期を取り、描画メモリ113上のビットマップに
ラスタライズされた図形データと、描画メモリ114上
のビットマップにラスタライズされたイメージデータ
と、描画メモリ115上のビットマップにラスタライズ
された文字データとを多重化し、プリンタエンジン11
8に出力する。プリンタエンジン118は、例えば良く
知られたレーザビームプリンタで、多重化処理部116
から送られてきたラスタデータをビデオ信号に変換し、
ビデオ信号によりレーザのON/OFFを行い、図示し
ない感光ドラムに潜像を形成し、さらにトナーにより現
像した後、用紙に印刷される。なお、プリンタエンジン
部118は240DPIと300DPIの2つの解像度
をもち、コマンド解析編集処理部103からの信号によ
り、切り換えられるように構成されている。プリンタコ
ントローラ部117のPDLは、コマンドレベル1とコ
マンドレベル2の2種類存在し、それぞれ解像度が24
0DPIと300DPIとなっている。また、コマンド
レベル1で使用できるフォントはビットマップフォント
で、コマンドレベル2はスケーラブルフォントである。
さらに、ユーザから見えるのはコマンドレベル2のみ
で、コマンドレベル1は、テストプリント出力時のみ使
用する構成になっている。
【0080】以下、操作手順に従うテストプリント処理
について更に詳述する。
【0081】操作パネル104上の図示しないテストプ
リントキーを押下すると、テストプリント生成部105
にて各設定項目テーブル106よりテストプリントに必
要な項目が読み込まれ、テストプリント生成部105に
用意されたテストプリントフォームに書き込まれ、コマ
ンド解析編集処理部103に出力される。コマンド解析
編集処理部103ではテストプリントコマンドであるこ
とを解析すると、セレクタ112およびプリンタエンジ
ン部118に「H」信号を出力し、「H」信号のときは
セレクタ112は240DPI用ビットマップフォント
部110を選択し、また、プリンタエンジン部118は
解像度を240DPIに切り換える。コマンド解析編集
処理部103から出力されたテストプリントデータは、
図形描画処理部107及び文字コード描画処理部109
に入力される。
【0082】図形描画処理部107ではテストプリント
データ中の図形データを展開アルゴリズムによりラスタ
ライズし、描画メモリ113へ格納する。また、テスト
プリントデータ中の文字コードおよび文字情報を解析
し、該当する文字パターンを240DPI用ビットマッ
プフォント部110からロードし、描画メモリ115へ
格納する。多重化処理部116ではプリンタエンジン1
18の図示しない同期信号に同期を取り、描画メモリ1
13および描画メモリ115からそれぞれ図形データ及
び文字データを読み出し、多重化処理を行った後、プリ
ンタエンジン118に出力される。
【0083】なお、テストプリントの場合、後述するジ
ョブ開始命令によりコマンドレベル1(240DPI)
に切り換えられ、図形描画処理部107,イメージ描画
処理部108及び文字コード描画処理部109では、テ
ストプリントデータを240DPIで展開するように構
成されている。
【0084】また、通常ホストコンピュータ101から
の画像データは、ジョブ開始命令によりコマンドレベル
2(300DPI)になっており、300DPIで展開
される。
【0085】この様に図11に示す画像出力装置に対応
する第5の発明によれば、ページ記述言語に付加される
画像出力モードに基づいてコマンド解析編集処理部10
3がプリンタエンジン118から出力する出力画像の解
像度を高解像度から設定可能な低解像度に切換え制御す
るので、画像出力モードに応じて画像出力処理時間を短
縮化することができる。
【0086】また、図11に示す画像出力装置に対応す
る第6の発明によれば、画像出力モードは、設定されて
いる画像出力条件情報を画像出力するテストプリントモ
ードとするので、画像出力モード、特にテストプリント
モード時の画像出力処理時間を短縮化することができ
る。
【0087】以下、図12に示すチャートを参照しなが
ら本実施例におけるジョブ処理動作について説明する。
【0088】図12は本発明に係る画像出力装置におけ
るジョブ処理手順の一例を示すチャートである。なお、
121〜123は各ジョブを示す。また、本実施例にお
いて、ジョブとは、印刷するデータやプリンタの環境を
設定のためのデータの1つのブロックのことをいい、本
プリンタコントローラ部117ではこのジョブを単位と
して処理を行う構成になっている。テストプリントもこ
のジョブの1単位として扱われるジョブの先頭および最
後にはそれぞれジョブ開始命令及びジョブ終了命令コマ
ンドを発行しなければならない。
【0089】図12において、電源投入直後、ホストコ
ンピュータ101からまずユーティリティプログラム等
のジョブ121が送られ、アプリケーションプログラム
やテストプリントで共通に使用する文字セットの永久登
録等を行う。次に、アプリケーションプログラム等のジ
ョブ122が送られ、アプリケーションで作成した印字
データの印刷等を行う。さらに、テストプリントのジョ
ブ123が送られ、テストプリントの印刷を行う。
【0090】図13は、図11に示した画像出力装置に
おけるジョブ開始命令コマンドの一例を示す図である。
【0091】図において、131はジョブ開始命令で、
ジョブ開始命令を表すヘッダとして機能する。132は
パラメータで、PDLのコマンドレベル(本実施例では
「1」か「2」に対応するデータ)を記述する。13
3,134はパラメータで、他の機能処理について記述
する。なお、パラメータ132は通常ホストコンピュー
タ101からのジョブの場合、コマンドレベル2(30
0DPI)が、テストプリントジョブの場合は、コマン
ドレベル1(240DPI)が記述されている。
【0092】図14は、図11に示したプリンタエンジ
ン118から出力されるテストプリントフォームの一例
を示す図である。
【0093】図において、141は各設定項目領域で、
レイアウト,フォント,インタフェース,給紙モード,
受信バッファ等に関して設定された所望のパラメータ項
目(図中の斜線領域)が記述される。
【0094】142はコントローラ状態項目領域で、R
AM容量,内蔵フォント,フォントカード等に関して設
定された所望のパラメータ項目(図中の斜線領域)が記
述される。
【0095】143はエンジン状態項目領域で、トナー
残量,給紙カセット等に関して設定された所望のパラメ
ータ項目(図中の斜線領域)が記述される。
【0096】144は文字セットの印字サンプル領域
で、使用フォントしてセットされた文字セットのフォン
トが記述される。
【0097】図15は、図11に示した各設定項目テー
ブルの一例を示す図である。
【0098】この図に示すように、各設定項目はそれぞ
れデータ群151〜156から構成され、データ群15
1は図14に示した各設定項目領域141の斜線部に記
述される項目が記憶されている。データ群152はテス
トプリントされない各設定項目が記憶されている。デー
タ群153は図14のコントローラ状態項目領域142
の斜線部に記述される項目が記憶されている。データ群
154はテストプリントされないコントローラ状態項目
が記憶されている。データ群155は、図14に示した
エンジン状態項目領域143の斜線部に記述される項目
が記憶されている。データ群156は、テストプリント
に表示されないエンジン状態項目が記憶されている。
【0099】これらのデータ群151,153,155
がテストプリント時に項目テーブル106から読み出さ
れて、図14に示したテストプリントフォームとマージ
される。 〔第5実施例〕図16は本発明の第5実施例を示す画像
出力装置の構成を説明するブロック図であり、図11と
同一機能のものには同一の符号を付してある。特に、本
実施例はダンププリントをコマンドレベル1(240D
PI)で処理する場合に対応する。
【0100】以下、操作手順に従うダンププリント処理
について更に詳述する。
【0101】操作パネル104上の図示しないダンプモ
ードキーを押下すると、ダンプモードであることを各設
定項目テーブル106およびコマンド解析編集処理部1
03に通知する。ホストコンピュータ101から出力さ
れたPDLを一旦データ受信処理部102内の図示しな
いバッファに蓄え、プリンタコントローラ部117の処
理のタイミングに合わせてコマンド解析編集処理部10
3に出力される。コマンド解析編集処理部103ではダ
ンプモードの場合は、コマンドの解析および編集処理は
行わず、入力されたPDLを文字コードとして文字コー
ド描画処理部109に出力されると同時に、セレクタ1
12及びプリンタエンジン部118に「H」信号を出力
し、「H」信号のときはセレクタ112は240DPI
用ビットマップフォント部110を選択し、また、プリ
ンタエンジン部118は解像度を240DPIに切り換
える。文字コード描画処理部109に入力された文字コ
ードとしてのPDLは文字コードおよび文字情報を解析
し、該当する文字パターンを240DPI用ビットマッ
プフォント部110からロードし、描画メモリ115へ
格納する。多重化処理部116では、プリンタエンジン
118の図示しない同期信号に同期を取り、描画メモリ
113および描画メモリ115からそれぞれ図形データ
および文字データを読み出し、多重化処理を行った後、
プリンタエンジン118に出力される。
【0102】この様に、第7の発明によれば、画像出力
モードは、データ源から受信したページ記述言語中のコ
マンド,データをそのまま画像出力するので、画像出力
モード、特にダンプモード時の画像出力処理時間を短縮
化することができる。
【0103】なお、ダンプモードの場合、ジョブ開始命
令のコマンドレベルに関わらず、コマンドレベル1(2
40DPI)に切り換えるように構成されている。 〔第6実施例〕図17は本発明の第6実施例を示す画像
出力装置の構成を説明するブロック図であり、図11と
同一機能のものには同一の符号を付してある。特に、本
実施例はドラフト印刷時にコマンドレベル1(240D
PI)に切り換えて処理する場合に対応する。
【0104】以下、ドラフト印刷時におけるプリント処
理について更に詳述する。
【0105】ホストコンピュータ101から出力された
ドラフト印刷としてのPDLを一旦データ受信処理部1
02内のバッファに蓄え、プリンタコントローラ部11
7の処理のタイミングに合わせてコマンド解析編集処理
部103に出力される。ジョブ開始命令コマンドによ
り、ドラフト印刷の場合、コマンド解析編集処理部10
3では、セレクタ112及びプリンタエンジン部118
に「H」信号を出力し、「H」信号のときはセレクタ1
12は240DPI用ビットマップフォント部110を
選択し、また、プリンタエンジン部118は解像度を2
40DPIに切り換える。さらに、入力されたドラフト
印刷PDL中の印字データコマンド部分を300DPI
から240DPIに座標変換して各描画処理部107,
108,109に出力される。図形描画処理部107で
は、ドラフト印刷データ中の図形データを展開アルゴリ
ズムによりラスタライズし、描画メモリ113へ格納す
る。
【0106】また、ドラフト印刷データ中のラスタイメ
ージ(ビットマップイメージ)データを復号化(伸張)
し、描画メモリ114へ格納する。さらに、ドラフト印
刷データ中の文字コード及び文字情報を解析し、該当す
る文字パターンを240DPI用ビットマップフォント
部110からロードし、描画メモリ115へ格納する。
多重化処理部116ではプリンタエンジン118の図示
しない同期信号に同期を取り、描画メモリ113及び描
画メモリ115からそれぞれ図形データ及び文字データ
を読み出し、多重化処理を行った後、プリンタエンジン
118に出力する。
【0107】この様に、図17に示す画像出力装置に対
応する第8の発明によれば、画像出力モードは、解析手
段の解析結果に基づいて変換されたビットマップデータ
を間引いて画像出力するドラフト印刷モードとするの
で、画像出力モード、特にドラフト印刷モード時の画像
出力処理時間を短縮化することができる。
【0108】図18は、図17に示した画像出力装置に
おけるジョブ開始命令コマンドの一例を示す図である。
【0109】図において、131はジョブ開始命令で、
ジョブ開始命令を表すヘッダとして機能する。132は
パラメータで、PDLのコマンドレベル(本実施例では
「1」か「2」に対応するデータ)を記述する。133
はパラメータで、ドラフト印刷か否かが記述されてい
る。134はパラメータで、他の機能処理について記述
する。 〔第7実施例〕図19は本発明の第7実施例を示す画像
出力装置の構成を説明するブロック図であり、図11と
同一機能のものには同一の符号を付してある。特に、本
実施例はテストプリントにて使用するスケーラブルフォ
ントをあらかじめビットマップに展開しておき、ビット
マップフォントをテストプリントにて使用する場合に対
応する。
【0110】以下、操作手順に従う該テストプリント処
理について更に詳述する。
【0111】図19において、プリンタコントローラ1
17は、電源投入後、スケーラブルフォント111の内
のテストプリントで使用するフォントをあらかじめ展開
し、メモリ191にビットマップとして格納される。
【0112】この状態の下で、操作パネル104上の図
示しないテストプリントキーを押下すると、テストプリ
ント生成部105にて各設定項目テーブル106よりテ
ストプリントに必要な項目が読み込まれ、テストプリン
ト生成部105に用意されたテストプリントフォームに
書き込まれ、コマンド解析編集処理部103に出力され
る。コマンド解析編集処理部103では、テストプリン
トコマンドであることを解析すると、セレクタ112及
びプリンタエンジン部118に「H」信号を出力し、
「H」信号の時はセレクタ112はあらかじめ展開して
おいたメモリ191のビットマップフォントを選択し、
また、プリンタエンジン部118は解像度を240DP
Iに切り換える。コマンド解析編集処理部103から出
力されたテストプリントデータは図形描画処理部107
及び文字コード描画処理部109に入力される。
【0113】図形描画処理部107では、テストプリン
トデータ中の図形データを展開アルゴリズムによりラス
タライズし、描画メモリ113へ格納する。また、テス
トプリントデータ中の文字コードおよび文字情報を解析
し、該当する文字パターンをメモリ191のビットマッ
プフォントからロードし、描画メモリ115へ格納す
る。多重化処理部116ではプリンタエンジン118の
図示しない同期信号に同期を取り、描画メモリ113お
よび描画メモリ115からそれぞれ図形データおよび文
字データを読み出し、多重化処理を行った後、プリンタ
エンジン118に出力される。
【0114】図19に示す画像出力装置に対応する第9
の発明によれば、すなわち、第4〜第7の各実施例に示
したように、ホストコンピュータ101から受信したペ
ージ記述言語で指示される文字データをビットマップに
展開するための解像度の異なるフォントデータを記憶す
る複数のフォントデータ源の中から、解像度制御手段が
画像出力モードに基づいてビットマップ展開するための
ビットマップフォント110,スケーラブルフォント1
11を切り換えるので、画像出力モードに応じた文字出
力処理時間を短縮することができる。
【0115】図19に示す画像出力装置に対応する第1
0の発明によれば、いずれか1つのフォントデータ源が
記憶されるメモリ191は、残るスケーラブルフォント
111に記憶されたスケーラブルフォントデータに基づ
いて生成された低解像度のフォントデータを記憶するの
で、画像出力モードに対応した異なる解像度のフォント
データを安価に発生させることができる。 〔第8実施例〕図20は本発明の第8実施例を示す画像
出力装置の構成を説明するブロック図であり、図11と
同一機能のものには同一の符号を付してある。特に、本
実施例はテストプリント(ビットマップデータ)をホス
トコンピュータ101に出力し、ホストコンピュータ1
01に付随しているモニタ画面に表示する場合に対応す
る。
【0116】図20において、ホストコンピュータ10
1とプリンタ119は双方向インタフェースケーブルで
接続されており、プリンタ119からホストコンピュー
タ101へもデータが送信できるように構成されてい
る。また、モニタの解像度は、例えば72DPIであ
り、各描画処理部107,108,109では、該72
DPIで展開するように構成されている。また、テスト
プリント用ビットマップフォントはモニタの解像度に合
わせて、72DPIになっている。
【0117】以下、操作手順に従う該テストプリント処
理について更に詳述する。
【0118】操作パネル104上の図示しないテストプ
リントキーを押下すると、テストプリント生成部105
にて各設定項目テーブル106よりテストプリントに必
要な項目が読み込まれ、テストプリント生成部105に
用意されたテストプリントフォームに書き込まれ、コマ
ンド解析編集処理部103に出力される。コマンド解析
編集処理部103ではテストプリントコマンドであるこ
とを解析すると、セレクタ112およびプリンタエンジ
ン部118に「H」信号を出力し、「H」信号のときは
セレクタ112は72DPI用ビットマップフォント部
151を選択し、また、プリンタエンジン部118は解
像度を72DPIに切り換える。
【0119】コマンド解析編集処理部103から出力さ
れたテストプリントデータは、図形描画処理部107及
び文字コード描画処理部109に入力される。
【0120】図形描画処理部107では、テストプリン
トデータ中の図形データを展開アルゴリズムによりラス
タライズし、描画メモリ113へ格納する。また、テス
トプリントデータ中の文字コード及び文字情報を解析
し、該当する文字パターンを72DPI用ビットマップ
フォント部151からロードし、描画メモリ115へ格
納する。多重化処理部116ではプリンタエンジン11
8の図示しない同期信号に同期を取り、描画メモリ11
3及び描画メモリ115からそれぞれ図形データ及び文
字データを読み出し、多重化処理を行った後、セレクタ
152ではテストプリントを、ホストコンピュータ10
1からのコマンドや操作パネル104により、プリンタ
エンジン118に出力するか、ホストコンピュータ10
1に出力するかを切換え可能に構成されている。
【0121】この様に、図20に示す画像出力装置に対
応する第11の発明によれば、ページ記述言語に付加さ
れる画像出力モードに基づいてプリンタコントローラ部
117がプリンタエンジン118から出力する出力画像
の解像度を高解像度から設定可能なホストコンピュータ
101の表示部の解像度に切換えてプリンタエンジン1
18から出力される低解像度の画像情報と同一の画像情
報をホストコンピュータ101の表示部に通信転送する
ので、画像出力モードに応じて所望とする画像出力状態
をホスト側で確認することができる。
【0122】また、同様に図20に示す画像出力装置に
対応する第12の発明によれば、すなわち、第8実施例
に示したように、セレクタ152は、ページ記述言語に
付加される画像出力モードに基づいてプリンタエンジン
118から出力する出力画像の解像度を高解像度から設
定可能なホストコンピュータ101の表示部の解像度ま
たはプリンタエンジン118で設定可能な低解像度への
切換えおよび出力先指示入力に基づいて出力する画像情
報の出力先をプリンタエンジン118またはホストコン
ピュータ101のいずれかへの切換えを制御するので、
ホストコンピュータ側で確認することも、画像として出
力して確認することも選択することができる。なお、上
記第4〜第8実施例に限らず、例えば第4実施例のテス
トプリントや第5実施例のダンププリントの指定をホス
トコンピュータから指示できる構成としてもよい。
【0123】また、上述した各実施例における解像度
は、72,240,300DPIに限らず、他の解像度
としてもよく、例えば第1実施例のテストプリント時に
は240DPI、第2実施例のダンププリント時には1
60DPIというように、3種以上の解像度での画像出
力可能な装置にも本発明を適用することができる。
【0124】また、上記第4〜第8の各実施例をそれぞ
れ組み合わせて構成してもよい。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、ページ記述言語の解析結果に基づいて
電源制御手段が解析手段から送出される指示に従って電
源スイッチの入切状態を無効又は有効に切換え制御する
ので、複数のユーザからの画像出力要求を処理する環境
の下で、電源遮断状態に移行させるかそれとも電源遮断
状態を禁止するか否かを使用するユーザが容易に切り換
え設定することができる。
【0126】第2の発明によれば、解析手段がユーザI
Dの登録状態を判定して電源制御手段に対する指示を無
効とするので、いずれかのユーザが電源遮断状態への移
行を無効として登録している間は、電源供給の自動切断
への移行を確実に阻止することができる。
【0127】第3の発明によれば、ページ記述言語の解
析結果に基づいて解析手段から送出される指示に従って
スリープ制御手段の設定を無効又は有効に切換え制御す
るので、複数のユーザからの画像出力要求を処理する環
境の下で、電源スリープ状態に移行させるかそれとも電
源スリープ状態を禁止するか否かを使用するユーザが容
易に切り換え設定することができる。
【0128】第4の発明によれば、解析手段がユーザI
Dの登録状態を判定してスリープ制御手段に対する指示
を無効とするので、いずれかのユーザが電源スリープ状
態への移行を無効として登録している間は、電源スリー
プ状態への移行を確実に阻止することができる。
【0129】第5の発明によれば、ページ記述言語に付
加される画像出力モードに基づいて解像度制御手段が画
像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解像度か
ら設定可能な低解像度に切換え制御するので、画像出力
モードに応じて画像出力処理時間を短縮化することがで
きる。
【0130】第6の発明によれば、画像出力モードは、
設定されている画像出力条件情報を画像出力するテスト
プリントモードとするので、画像出力モード、特にテス
トプリントモード時の画像出力処理時間を短縮化するこ
とができる。
【0131】第7の発明によれば、画像出力モードは、
データ源から受信したページ記述言語中のコマンド,デ
ータをそのまま画像出力するので、画像出力モード、特
にダンプモード時の画像出力処理時間を短縮化すること
ができる。
【0132】第8の発明によれば、画像出力モードは、
解析手段の解析結果に基づいて変換されたビットマップ
データを間引いて画像出力するドラフト印刷モードとす
るので、画像出力モード、特にドラフト印刷モード時の
画像出力処理時間を短縮化することができる。
【0133】第9の発明によれば、データ源から受信し
たページ記述言語で指示される文字データをビットマッ
プに展開するための解像度の異なるフォントデータを記
憶する複数のフォントデータ源の中から、解像度制御手
段が画像出力モードに基づいてビットマップ展開するた
めのフォントデータ源を切り換えるので、画像出力モー
ドに応じた文字出力処理時間を短縮することができる。
【0134】第10の発明によれば、いずれか1つのフ
ォントデータ源は、残るフォントデータ源に記憶された
フォントデータに基づいて生成された低解像度のフォン
トデータを記憶するので、画像出力モードに対応した異
なる解像度のフォントデータを安価に発生させることが
できる。
【0135】第11の発明によれば、ページ記述言語に
付加される画像出力モードに基づいて転送手段が前記画
像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解像度か
ら設定可能な前記データ源の表示部の解像度に切換えて
前記画像出力手段から出力される低解像度の画像情報と
同一の画像情報を前記データ源の表示部に通信転送する
ので、画像出力モードに応じて所望とする画像出力状態
をホスト側で確認することができる。
【0136】第12の発明によれば、切換え制御手段
は、ページ記述言語に付加される画像出力モードに基づ
いて画像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解
像度から設定可能な前記データ源の表示部の解像度また
は画像出力手段で設定可能な低解像度への切換えおよび
出力先指示入力に基づいて出力する画像情報の出力先を
画像出力手段またはデータ源のいずれかへの切換えを制
御するので、ホストコンピュータ側で確認することも、
画像として出力して確認することも選択することができ
る。
【0137】従って、他のユーザの画像出力に伴う電源
遮断又は電源スリープ状態への移行を確実に防止できる
とともに、低解像度でも十分な画像出力モード時におけ
る画像出力処理時間を短縮できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す画像出力装置の一例
を示すブロック図である。
【図2】図1に示したホストコンピュータから送出され
るプリンタ電源制御命令の構造を説明する図である。
【図3】本発明に係る画像出力装置におけるジョブの構
成を説明する図である。
【図4】本発明に係る画像出力装置におけるジョブの構
成を説明する図である。
【図5】図1に示した画像出力装置におけるジョブ処理
手順を説明するチャートである。
【図6】本発明の第2実施例を示す画像出力装置の構成
を説明するブロック図である。
【図7】本発明に係る画像出力装置における電源スイッ
チ無効処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る画像出力装置における電源スイッ
チ無効解除処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第3実施例を示す画像出力装置の構成
を説明するブロック図である。
【図10】図9に示したスリープモード制御部の詳細構
成の一例を示すブロック図である。
【図11】本発明の第4実施例を示す画像出力装置の構
成を説明するブロック図である。
【図12】本発明に係る画像出力装置におけるジョブ処
理手順の一例を示すチャートである。
【図13】図11に示した画像出力装置におけるジョブ
開始命令コマンドの一例を示す図である。
【図14】図11に示したプリンタエンジンから出力さ
れるテストプリントフォームの一例を示す図である。
【図15】図11に示した各設定項目テーブルの一例を
示す図である。
【図16】本発明の第5実施例を示す画像出力装置の構
成を説明するブロック図である。
【図17】本発明の第6実施例を示す画像出力装置の構
成を説明するブロック図である。
【図18】図17に示した画像出力装置におけるジョブ
開始命令コマンドの一例を示す図である。
【図19】本発明の第7実施例を示す画像出力装置の構
成を説明するブロック図である。
【図20】本発明の第8実施例を示す画像出力装置の構
成を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 プリンタコントローラ 4 プリンタエンジン 5 データ受信処理部 6 コマンド解析編集処理部 7 描画処理部 8 描画メモリ 9 電源供給部 10 電源スイッチ 11 AND/OR回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ源から送出されるページ記述言語
    を解釈する解析手段と、該解析手段の解析結果に基づい
    てビットマップデータに変換して画像を出力する画像出
    力手段と、電源を供給する供給手段と、この供給手段か
    ら電源供給状態を入切するための電源スイッチと、前記
    ページ記述言語の解析結果に基づいて前記解析手段から
    送出される指示に従って前記電源スイッチの入切状態を
    無効又は有効に切換え制御する電源制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 データ源から受信したページ記述言語に
    よる電源スイッチの無効または無効解除の指示に応じて
    付加されたユーザIDの登録又は抹消を管理するユーザ
    ID管理手段を設け、解析手段が前記ユーザIDの登録
    状態を判定して電源制御手段に対する指示を無効とする
    ように構成したことを特徴とする請求項1記載の画像出
    力装置。
  3. 【請求項3】 データ源から送出されるページ記述言語
    を解釈する解析手段と、該解析手段の解析結果に基づい
    てビットマップデータに変換して画像を出力する画像出
    力手段と、前記データ源からのページ記述言語入力状態
    を監視して電源供給状態を通常供給から節電供給に設定
    制御するスリープ制御手段とを有し、前記ページ記述言
    語の解析結果に基づいて前記解析手段から送出される指
    示に従って前記スリープ制御手段の設定を無効又は有効
    に設定するように構成したことを特徴とする画像出力装
    置。
  4. 【請求項4】 データ源から受信したページ記述言語に
    よるスリープ制御手段の無効または無効解除の指示に応
    じて付加されたユーザIDの登録又は抹消を管理するユ
    ーザID管理手段とを設け、解析手段が前記ユーザID
    の登録状態を判定してスリープ制御手段に対する指示を
    無効とするように構成したことを特徴とする請求項3記
    載の画像出力装置。
  5. 【請求項5】 データ源から送出されるページ記述言語
    を解釈する解析手段と、該解析手段の解析結果に基づい
    てビットマップデータに変換された画像情報を少なくと
    も2種類以上の解像度で出力する画像出力手段と、前記
    ページ記述言語に付加される画像出力モードに基づいて
    前記画像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解
    像度から設定可能な低解像度に切換え制御する解像度制
    御手段とを有することを特徴とする画像出力装置。
  6. 【請求項6】 画像出力モードは、設定されている画像
    出力条件情報を画像出力するテストプリントモードであ
    ることを特徴とする請求項5記載の画像出力装置。
  7. 【請求項7】 画像出力モードは、データ源から受信し
    たページ記述言語中のコマンド,データをそのまま画像
    出力するダンプモードであることを特徴とする請求項5
    記載の画像出力装置。
  8. 【請求項8】 画像出力モードは、解析手段の解析結果
    に基づいて変換されたビットマップデータを間引いて画
    像出力するドラフト印刷モードであることを特徴とする
    請求項5記載の画像出力装置。
  9. 【請求項9】 データ源から受信したページ記述言語で
    指示される文字データをビットマップに展開するための
    解像度の異なるフォントデータを記憶する複数のフォン
    トデータ源を有し、解像度制御手段が画像出力モードに
    基づいてビットマップ展開するためのフォントデータ源
    を切り換えることを特徴とする請求項5記載の画像出力
    装置。
  10. 【請求項10】 いずれか1つのフォントデータ源は、
    残るフォントデータ源に記憶されたフォントデータに基
    づいて生成された低解像度のフォントデータを記憶する
    ことを特徴とする請求項9記載の画像出力装置。
  11. 【請求項11】 データ源から送出されるページ記述言
    語を解釈する解析手段と、該解析手段の解析結果に基づ
    いてビットマップデータに変換された画像を少なくとも
    2種類以上の解像度で出力する画像出力手段と、前記ペ
    ージ記述言語に付加される画像出力モードに基づいて前
    記画像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解像
    度から設定可能な前記データ源の表示部の解像度に切換
    えて前記画像出力手段から出力される低解像度の画像情
    報と同一の画像情報を前記データ源の表示部に通信転送
    する転送手段とを有することを特徴とする画像出力装
    置。
  12. 【請求項12】 データ源から送出されるページ記述言
    語を解釈する解析手段と、該解析手段の解析結果に基づ
    いてビットマップデータに変換された画像を少なくとも
    2種類以上の解像度で出力する画像出力手段と、前記ペ
    ージ記述言語に付加される画像出力モードに基づいて前
    記画像出力手段から出力する出力画像の解像度を高解像
    度から設定可能な前記データ源の表示部の解像度または
    前記画像出力手段で設定可能な低解像度への切換えおよ
    び出力先指示入力に基づいて出力する画像情報の出力先
    を前記画像出力手段または前記データ源のいずれかへの
    切換えを制御する切換え制御手段とを有することを特徴
    とする画像出力装置。
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