JPH0784213B2 - ラべリングマシン - Google Patents

ラべリングマシン

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JPH0784213B2
JPH0784213B2 JP4019393A JP1939392A JPH0784213B2 JP H0784213 B2 JPH0784213 B2 JP H0784213B2 JP 4019393 A JP4019393 A JP 4019393A JP 1939392 A JP1939392 A JP 1939392A JP H0784213 B2 JPH0784213 B2 JP H0784213B2
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sticking
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実 前田
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Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器を自転させながら
公転させて容器の周面にラベルを貼付するラベリングマ
シンに関する。
【0002】
【従来の技術】容器にラベルを貼付する場合、容器の回
転速度が貼付ドラムの回転速度より僅かでも低いと貼付
したラベルに皺が発生する。また逆に容器の回転速度が
貼付ドラムの回転速度より速過ぎるとラベルが破断し易
くなる。そのため、従来は各容器の回転を貼付ドラムの
回転速度と等速に制御することでラベルに皺が発生する
のを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来のラベルの貼付
技術にあっては、つきのような問題点がある。
【0004】<イ>容器に強制的に自転力を与える手段
として従来は、各種の歯車機構の組み合わせを採用して
容器の上下を把持する把持具の一方に自転力を与えてい
る。そのため、容器を自転させるための構造や機構が複
雑となる。
【0005】<ロ>容器の回転は貼付ドラムの回転に応
じて制御する必要があるが、容器の回転速度の制御が技
術的に難しい。
【0006】<ハ>これまではラベルの始端が容器の周
面に接着するときに容器と貼付ドラムの距離が最も接近
し、それ移行は容器が貼付ドラムから徐々に離隔してい
く。そのため、容器と貼付ドラムが離隔した状態でラベ
ルの後部が貼付ドラムから離れると、ラベルの後部を支
持する部材が何もないために、ラベルの自重で傾いて貼
付され易い。全周巻きラベルの場合は、ラベルのラップ
部に上下方向のずれを生じる原因となっている。
【0007】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、容器を簡単
に回転できて、しかも容器の回転速度の制御が不要なラ
ベリングマシンを提供することにある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】すなわち本発明は、複
数の容器を把持して回転するロータリと、ロータリの周
縁で容器の上下部を把持開放する上下一対の把持装置
と、貼付ドラムを具備し、ラベルを少なくともラベルの
貼付区間に亘り容器を自転させて容器の周面にラベルを
連続的に貼付するラベリングマシンにおいて、貼付ドラ
ムの周面に対向させて湾曲壁を配置し、ロータリの周縁
部に支軸を介して把持装置をロータリーの半径方向に
向けて揺動可能に軸支し、前記把持装置に面して湾曲し
た溝カムレールを配設し、上下一対の把持装置がラベル
の貼付区間に亘り揺動するように各把持装置を前記各溝
カムレールに係合させたことを特徴とする、ラベリング
マシンである。
【0009】
【本発明の構成】以下図面を参照しながら本発明につい
て説明する。
【0010】<イ>基本構成 図1に本発明にかかるラベリングマシンの平面図を示
す。このラベリングマシンは基本的にロータリ10と貼
付ドラム20とにより構成されている。
【0011】<ロ>ロータリ ロータリ10は軸11の同軸上で等速回転する一対の回
転板12、13と、各回転板12、13に装着した多数
の下把持装置30、40とを有する。
【0012】<ハ>回転板 各回転板12,13の周縁部には、相互に整合する位置
に複数の逃溝14が開設されている。
【0013】<ニ>上把持装置 上位の回転板12の周縁の各逃溝14の上流側には、上
把持装置30が昇降自在及びロータリ10の半径方向に
向けて揺動自在に配設されている。上把持装置30は図
2、3に示すように回転板12に貫通する支軸31を中
心に揺動する揺動軸32と、支軸31の上部に上回転板
12の向心方向に向けて接続した水平材33とを具備す
る。水平材33の端面には昇降ローラ34が設けられ、
他端には上回転板12を貫通して補助軸35が接続され
ている。水平材33と揺動軸32の間は連結材36によ
り連結されている。上回転板12の逃連14は、支軸3
1を中心に揺動する揺動軸32の出入りを許容する形状
であることが肝要である。揺動軸32の上部には揺動ロ
ーラ37が設けられ、揺動軸32の下部にはばね38を
介して一定距離の昇降を許容する空転式の上チャック3
9が設けられている。昇降ローラ34と係合して上把持
装置30を昇降させるカムレール50は、図1に示す上
回転板12の上方で支軸11を中心とする円形に配設さ
れており、カムレール50のカムの形状はロータリ10
上で容器60の受取り及び放出する区間で上昇し、それ
以外の区間で降下するように設定されている。また図
2、3の揺動ローラ37と係合して昇降軸32を揺動さ
せる溝カムレール51は、図1の一点鎖線で示すように
カムレール50の外側でカムーレール50とほぼ同心円
状に配設された円形部52と、容器60が貼付ドラム2
0と最も接近する前後の区間に亘り内側に湾曲する湾曲
部53との連続体で構成される。湾曲部53の湾曲中心
は貼付ドラム20との回転中心とほぼ等しく設定されて
いる。
【0014】<ホ>下把持装置 下位の回転板13の周縁の各逃溝14の上流側には、下
把持装置40がロータリ10の半径方向に向けて揺動自
在に配設されている。下把持装置40は図2、4に示す
ように回転板13に貫通する支軸41を中心に揺動する
揺動軸42と、両軸41、42間を水平に接続する水平
材43とを具備する。揺動軸42の下部には揺動ローラ
44が設けられ、揺動軸42の上部には空転式の下チャ
ック45が設けられている。図2、4の揺動ローラ44
と係合して昇降軸42を揺動させる溝カムレール54
は、図1の一点鎖線で示す溝カムーレール51と同形に
形成され、下位の回転板13の下方に配設されている。
このように溝カムレール51、54をラベルLの貼付区
間に亘って内側に湾曲させたのは、貼付ドラム20の回
転力を利用して容器60を強制的に自転させるためであ
る。尚、公知のカム機構等を利用して容器60の受け渡
し区間に下チャック45が降下する構成しても良い。
【0015】<ヘ>貼付手段 貼付ドラム20は公知の負圧吸引式の回転ドラムで、円
周面に多数の吸引孔を有し、ラベルLを受け取って容器
60に貼付するまでの区間に亘り周面の吸引孔に負圧が
発生するように構成されている。図1、2に示す湾曲壁
70は貼付ドラム20との周面間で容器60にラベルL
を巻き付けるための壁体で、貼付ドラム20と相対向す
るロータリ10側に固定されている。湾曲壁70の湾曲
中心は貼付ドラム20の回転中心と等しく、また貼付ド
ラム20との対向距離は容器60の径とほぼ等しく設定
されている。より好ましくは湾曲壁70の内側面にスポ
ンジ等の軟質の樹脂を被覆しておくとよい。容器60の
径が変更になった場合は、容器60の径に応じて湾曲壁
70をスライドさせる。
【0016】
【作用】つぎにラベリングマシンの作動について説明す
る。
【0017】<イ>ラベルの供給 図1に示すように一対の引出ローラ80でテープTを引
き出し、カッタ装置81で所定の長さに切断してラベル
Lが製造される。ラベルLは貼付ドラム20の周面に吸
着され、ロータリ10へ向けて移送を続ける。ラベルL
は貼付ドラム20の近傍に配置した糊付ドラム82を通
過する際、その裏面に糊付けされる。尚ラベルLは紙や
樹脂製シート、熱収縮性樹脂シート、タックラベル、感
熱ラベル等を使用でき、また糊付けは、澱粉、ホットメ
ルト等の公知の接着剤を使用できる。
【0018】<ロ>容器の供給 搬入路83からロータリ10へ向けて供給される容器6
0は、星形の搬入スター84の周面の凹部に取り込ま
れ、ロータリ10へ向けて移送される。容器60はロー
タリ10の上下一対の各把持装置30、40と出会って
その上下を把持され、貼付ドラム20へ向けて移送され
る。各把持装置30、40は図2に見るように各揺動ロ
ーラ37、44が溝カムレール51、54の円形部52
と係合し、揺動を拘束された状態で公転を続ける。
【0019】<ハ>ラベルの貼り付け 溝カムレール51、54に係合する各把持装置30、4
0が湾曲部53に到達すると、各把持装置の30、40
の各揺動ローラ37、44が湾曲部53の形状に沿って
揺動する。図5に湾曲部53を通過する際の各揺動ロー
ラ37、44の運行軌跡を一点鎖線で示す。この間、ラ
ベルLの始端と容器60の周面が出会って貼付が開始さ
れる。容器60は各把持装置30、40の各揺動ローラ
37、44が湾曲部53を通過する区間に亘り、貼付ド
ラム20の周面と当接しながら公転すると共に、容器6
0から強制的に回転力を受けて自転する。自転する容器
60と貼付ドラム20の周速度は共に等しくなるから、
湾曲壁70に押さえられてしわのない状態で容器60の
周面にラベルLが貼付される。また容器60と貼付ドラ
ム20の回転速度が等しいから、容器60が公転しても
ラベルLは常に容器60と貼付ドラム20の周面間に挟
持されるから、ラベルLの後方が傾く心配がない。上記
したラベルLの貼付区間における揺動軸32、42の揺
動運動は図2に示す各揺動軸32、42が各回転板1
2、13の逃溝14に出入りすることで許容される。従
って、把持装置30、40の各揺動ローラ37、44が
湾曲部53を経て再び円形部52に至ると、各把持装置
30、40の揺動は拘束される。
【0020】<ニ>容器の排出 ラベルLの貼付を完了した容器60はロータリ20で搬
出スター85へ向けて移送され、容器60の上下の把持
が開放された瞬間、ロータリ20から搬出スター85の
周面へ受け渡され、さらに搬出スター85から搬出路8
6へ搬出される。
【0021】<ホ>異径容器の対応方法 径の異なる容器60にラベルLを貼付する場合は、容器
60の径に合わせて湾曲壁70をスライドさせると共
に、各溝カムレール51、54の湾曲部53のみを交換
するだけで対処できる。またその他の方法としては、異
径の貼付ドラム20に交換する方法も考えられる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。
【0023】本発明は上記した構成を有することで、つ
ぎの特有の効果を呈する。 <イ>上下一対の把持装置がラベルの貼付区間に亘り揺
動するように構成したことで、貼付ドラムの回転力を利
用して容器に自転力を付与することができる。そのた
め、従来のような把持装置を機械的に回転させる複雑な
機構が不要となり、大幅な構造の簡略化が図れる。
【0024】<ロ>容器は貼付ドラムの周面に当接して
回転力を受けるから、容器の自転速度は常に貼付ドラム
の回転速度と等しい関係にある。そのため、貼付ドラム
の回転速度に応じて容器の自転速度を制御する必要がな
くなる。特に偏平容器等の異径容器へのラベルの貼付に
最適である。
【0025】<ハ>ラベルは常に貼付ドラムと容器の周
面間で圧接された状態で貼付されるので、どんなに長尺
のラベルであっても貼付作業中にラベルの後方が傾かな
い。そのため、全周巻きのラベルにあってもラベルのラ
ップ部にずれを生じないで綺麗に貼付できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ラベリングマシンの平面図
【図2】 図1のII−IIの断面図
【図3】 上把持装置の斜視図
【図4】 下把持装置の斜視図
【図5】 ラベルの貼付状態を説明するための部分拡大

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の容器を把持して回転するロー
    タリと、ロータリの周縁で容器の上下部を把持開放する
    上下一対の把持装置と、貼付ドラムを具備し、ラベルを
    少なくともラベルの貼付区間に亘り容器を自転させて容
    器の周面にラベルを連続的に貼付するラベリングマシン
    において、貼付ドラムの周面に対向させて湾曲壁を配置し、 ロータリの周縁部に支軸を介して把持装置をロータリ
    ーの半径方向に向けて揺動可能に軸支し、前記把持装置に面して湾曲した溝カムレールを配設し、 上下一対の把持装置がラベルの貼付区間に亘り揺動する
    ように各把持装置を前記各溝カムレールに係合させたこ
    を特徴とする、 ラベリングマシン。
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JP4332779B2 (ja) * 2003-06-10 2009-09-16 澁谷工業株式会社 容器の外装用チューブ嵌装装置
KR102045516B1 (ko) * 2019-05-17 2019-11-18 남양매직(주) 이종접착제 공급수단을 갖는 라벨링장치

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