JP3879198B2 - ロータリ式ラベラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はロータリ式ラベラに係り、特に、容器の全周にラベルを巻き貼りするロータリ式ラベラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロータリ式ラベラは、一般に、回転体(ロータリテーブル)の外周寄りに円周方向等間隔で複数のびん台を設け、これらびん台を回転体に対して回転(自転)可能にするとともに、外周面に複数のラベル保持部を有するロータリドラムにラベルを保持させ、回転体の回転(公転)によって回転搬送される容器に、ロータリドラムが保持しているラベルを圧着させることによりラベル貼りを行なうようになっている。
【0003】
このようなロータリ式ラベラによって、容器の全周にラベルを巻き貼りする場合には、回転体の、容器よりも内周側に円弧状のガイドパッドを固定配置し、このガイドパッドに容器に弾接させることにより容器を回転させ、あるいは、スピンカムによって容器を載せたびん台を所定の位置で所定角度回転させるようになっている。
【0004】
前記ロータリ式ラベラにおいて、ロータリドラムから容器にラベルの受渡しがスムーズに行なわれ、ラベルが位置ずれすることなく貼り付けられるためには、図7に示すように、回転体2の回転(公転)とびん台の回転(自転)とによって回転移動する容器8と、ラベルを保持して回転するロータリドラム10の回転速度とが、以下の条件を満たす必要がある。
【0005】
また、ラベルの貼り始めの端部と、終端部とがオーバーラップする貼り方の場合など、ラベルの貼り始めを正確に位置合せする必要がない場合には、
BA +BB ≧DV …… (2)
の条件を満たせばラベルの貼り付けが可能である。すなわち、ロータリドラム10が容器8よりも速く回転して、ロータリドラム10に保持されたラベルが容器8を追越してしまうことがなければ良い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記条件(第2式)を満たした上で、ロータリ式ラベラの処理能力を上げようとする場合には、回転体2、容器8およびロータリドラム10の各回転スピードを上げれば良い。しかしながら、ロータリドラム10の回転スピードを上げすぎると、ロータリドラム10へのラベルの供給が不安定になるため、ロータリドラム10のスピードの高速化には一定の限界がある。また、これに伴い回転体2の回転速度にも限界が生ずるという問題があった。
【0007】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、前記ロータリドラムや回転体等の回転速度を上げることなく、処理能力を向上させることができるロータリ式ラベラを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るロータリ式ラベラは、回転体と、この回転体の外周寄りに円周方向等間隔で設けられ、回転体に対して回転可能な容器保持手段と、前記回転体に対向して配置され、外周面に等間隔でラベル保持部が形成された複数のロータリドラムとを備えており、回転体によって連続して搬送されている容器を、いずれかのロータリドラムが保持しているラベルに接触させて、ロータリドラムが保持しているラベルを貼り付け、その後、容器の回転を加速させてラベルを巻き取るようにしたものであって、特に、連続して搬送されている容器が、順に異なるロータリドラムのラベルに接触してラベルを貼り付けられるように、前記複数のロータリドラムを配置したものである。
【0009】
回転体によって連続的に搬送されてくる容器を、複数のロータリドラムの一つに対応するように順次振り分けて、そのロータリドラムが保持しているラベルに接触させてラベルを貼り付ける。各容器は、ロータリドラムのラベルに接触してラベルの一部が貼り付けられた後、その回転を加速され、ラベルを急速に巻き取る。容器とロータリドラムとがラベル貼り付け開始時の回転速度のまま回転を継続してラベルを巻き取ると、別のロータリドラムによってラベルを貼り付けられる次の容器が搬送されてきた時に、この容器が前記他の容器に一部が接着されたラベルに接触してしまうが、ラベル貼り付け後、容器を急速回転させてラベルを巻き取ってしまえば、後続の容器が別のラベルに接触してしまうことがない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るロータリ式ラベラの全体を示す平面図、図2は前記ロータリ式ラベラの回転体に設けられている容器保持装置の縦断面図である。回転体2のロータリテーブル4には、円周方向等間隔で複数の容器保持装置6が設けられており、各容器保持装置6が容器8を一本ずつ保持して搬送する。
【0011】
回転体2の外周側には、ラベルを吸着保持して回転するロータリドラム10が2個所に配置されている。回転体2には、容器搬送コンベヤ12によって搬送されてきた容器8が、入口スターホイール14を介して供給され、前記各容器保持装置6のびん台16上に載せられる。これら各容器8は、回転体2の回転(公転)および容器保持装置6の回転(自転)によって回転搬送されつつ、前記ロータリドラム10に接触してラベルを貼り付けられる。その後、ブラシあるいはローラ等のワイピング装置18によってラベルを完全に接着された後、排出スターホイール20によって前記容器搬送コンベヤ12上に排出されて次の工程に送られる。
【0012】
次に、図2により、前記容器保持装置6の構成について説明する。回転体2の下部に設けられたロータリテーブル4の外周寄りに円孔4aが形成され、この円孔4a内に円筒部材22が貫通固定されている。円筒部材22の内部には、ベアリング24,25を介して回転軸26が回転自在に支持されている。この回転軸26の上端に円形のびん台16が取付けられている。びん台16は、回転軸26の上端に固定された環状部材28の内部に昇降可能に配置され、スプリング30によって上方へ付勢されている。このびん台16が嵌合している環状部材28の内部空間は、容器8の外形にほぼ一致した形状をしており、上方に設けられたトップロケータ32によって容器8が下方へ押し下げられると、この容器8がびん台16を押し込んで、前記環状部材28の内部空間内に嵌入することにより安定して保持される。なお、この実施例では、環状部材28の昇降も可能になっており、びん台16よりも径の大きい容器8の場合には、容器8の下降に伴なってびん台16とともに環状部材28も押し下げられるようになっている。
【0013】
トップロケータ32は、回転体2の上部の回転プレート34に垂直に固定されたガイド筒36に、昇降可能に嵌合支持された昇降ロッド38に取付けられている。昇降ロッド38は、ガイド筒36の上端に固定された環状体37の下面と昇降ロッド38の外面に形成された段部との間に介装されたスプリング40によって常時下方へ付勢されている。この昇降ロッド38の上端にはカムフォロア42が取付けられており、このカムフォロア42が、環状の板カム44に係合し、この板カム44の形状に応じて昇降ロッド38が昇降される。
【0014】
前記びん台16はスピンカム46によって回転される。びん台16を支持する環状部材28が固定された回転軸26の、ロータリテーブル4の下面側に貫通している下端部に、ピニオンギア48が設けられている。一方、ロータリテーブル4の前記回転軸26よりも内周側に、ギア軸50が回転自在に支持され、このギア軸50に大ギア52が固定されており、前記回転軸26のピニオンギア48がこのギア軸50の大ギア52に噛合っている。さらに、ギア軸50の下端には、アーム54を介してカムフォロア56が取付けられており、このカムフォロア56が回転体2の下方に固定された前記スピンカム46のカム溝46aに係合している。回転体2が回転(公転)すると、カムフォロア56がスピンカム46のカム溝46aに沿って移動し、ギア軸50を回転させる。ギア軸50が回転すると大ギア52が回転し、この大ギア52の回転を伝達されたピニオンギア48が回転して、前記回転軸26およびその上部に支持されているびん台16が回転(自転)する。なお、図2中の大ギア52の下方に示されている別の大ギア53は、図示の容器保持装置6に隣接する容器保持装置6を回転(自転)させるものであるが、各容器保持装置6のピッチが狭いため、大ギア52,53同士が互いに干渉しないように上下に位置をずらしてある。また、前記大ギア52は通常の円形のギアに限らず、セクタギア等であっても良い。
【0015】
前記各ロータリドラム10は、図3に示すように、外周面に開口する複数の吸引口58が設けられており、これら吸引口58がロータリドラム10の回転中の所定の区間でバキューム源(図示せず)に接続され、ラベル60をバキュームにより吸着して保持する。この実施例では、3個所のラベル保持部を有しており、各ラベル保持部に一枚ずつラベル60を保持する。保持された各ラベル60間には、図示のように間隙62が形成される。また各ラベル保持部のほぼ中間には、後に説明する逃げ部64が形成されている。
【0016】
回転体2の外側に配置されている2個のロータリドラム10は、回転体2に設けられた各容器保持装置6のびん台16に対して、図4に示す位置関係となるように配置されている。すなわち、第1のロータリドラム10(10A)と第2のロータリドラム10(10B)に、回転体2によって連続的に搬送されてくる容器8(8A,8B)が、交互に対応するようになっており、各容器8A,8Bがそれぞれ対応するロータリドラム10A,10Bに接触してラベル60を受渡される。
【0017】
各ロータリドラム10A,10Bのラベルの受渡し位置66A,66Bでは、前述のように、容器8の自転スピードBA と容器8の外径の周速BB とロータリドラム10の外周速DV が、前記第2式の条件を満たすようになっている。この状態のままで進行すると、前記ラベル60が引渡された容器8(例えば8A)と、次にこのロータリドラム10Aによってラベルを引渡される容器8Aとの中間に位置している容器8Bが、このロータリドラム10Aのラベル60に接触してしまう。そこで、容器8Aにロータリドラム10Aが保持しているラベル60の先端が貼り付けられた後、次に搬送されてくる、別のロータリドラム10Bに対応する容器8Bが、このロータリドラム10Aとのラベル受渡し位置66Aに到達する前に、容器8Aの自転スピードを増大させて容器8Aによってラベル60を巻取ってしまう。
【0018】
別のロータリドラム10Bに対応する後続の容器8Bがラベル受渡し部66Aに到達する前に、前記容器8Aによってラベル60を巻取ってしまえば、次の容器8Bがロータリドラム10Aに接触してもラベル60がないので問題が生じない。このように次の容器8が到達した時点でラベル60が巻き取られているためには、前記容器8の自転スピードを、ラベル受渡し時点の自転スピード(BA )の2倍のスピードよりも速い速度(2BA +α)にすれば良い。
【0019】
前記好ましい速度(2BA +α)について、図4およびロータリドラム10の周面を展開して示す図5によって説明する。ロータリドラム10の周面には、ラベル60が所定の間隔をあけて吸着保持される。一枚のラベル60の、容器8Aに接着される先端が60a、末端が60b、次のラベルの先端が60cとする。先のラベル60の末端60bと次のラベル60の先端60cとの間には間隔62があいている。このロータリ式ラベラが、前記第1式、すなわち容器8の自転スピードBA と容器8の外径の周速BB とを加えた速度がロータリドラム10の外周速DV に等しい(BA +BB =DV )という条件で運転している場合、ある容器8(例えば図4の8A…1)がラベル受渡し部66Aに到達し、ラベル60の先端60aに接触してこのラベル60を受取り、回転に伴ってラベル60を全周に貼り付けられた後、このロータリドラム10Aに対応する次の容器8(8A…2)がラベル受渡し部66Aに到達すると、この容器8(8A…2)は、ロータリドラム10Aの次のラベル60の先端60cに接触して貼り付けられる。従って、このロータリドラム10Aに対応する先の容器8(8A…1)と次の容器8(8A…2)との間に位置する、別のロータリドラム10Bに対応する容器8(8B…1)が、前記両ラベル60の先端60a,60cの中間位置Cに接触することになる。
【0020】
そこで、容器8Aの自転スピードを2倍にした場合を考える。容器8Aにラベル60の先端60aを受渡した直後に、容器8Aの自転スピードを2倍にしてラベル60を巻き取らせると、前記別のロータリドラム10Bに対応する次の容器8Bがラベル受渡し部66Aに到達した時点では、先の容器8Aの巻き取りが終了しているので、別の容器8Bがロータリドラム10Aに接触しても問題が生じないはずである。しかしながら、実際には、びん台16の回転スピードを瞬時に2倍に加速することは不可能なので、ラベル60の受渡し後、直ちに容器8の回転(自転)スピードを受渡し時の2倍を超える速度(2BA +α)まで上昇させる(図6の実線参照)。2倍を超える速度に上昇させることにより、次の容器8Bがラベル貼り付け部66Aに到達する前に、ラベル60全体を巻き取ってしまうことができる。なお、図6の二点鎖線は、従来の容器自転スピードを示す。
【0021】
以上のように、ラベル60を保持しているロータリドラム10と容器8とを、所定の速度で回転させて接触させることによりラベル60を容器8に貼り付け、その後、容器8の自転スピードを前記速度の2倍を超える速度(2BA +α)に加速して、すばやくラベル60を巻き取ってしまうので、そのロータリドラム10に対応する容器8以外の容器8がラベル受渡し部66に到達した際に、先行する容器8のラベル60に接触してしまうことがない。従って、回転体2によって搬送される容器8を一つおきに、2台のロータリドラム10A,10Bに振り分けてラベル60の貼り付けを行なうことができる。なお、本実施例装置では、各ロータリドラム10A,10Bのラベル受渡し部66A,66Bに、このロータリドラム10によってラベル60の貼り付けを行なわない別の容器8が到達したときに、容器8とロータリドラム10が接触しないように、逃げ部64を設けてある。
【0022】
なお、前記実施例では、ロータリドラム10とこのロータリドラム10からラベル60を受取らない容器8との接触を避けるために、ロータリドラム10に逃げ部64を設けたが、この接触時に容器8とロータリドラム10との回転速度を前記第(1)式の条件を満たす速度とすれば、容器8とロータリドラム10とが接触してもこすれ合うことがないので、ラベル60が貼られた後の容器8であってもラベル60に傷が付くことを防止することができる。
【0023】
図8は、容器8に前述のような動作をさせるためのスピンカム46の一例を示すもので、一方のロータリドラム10Aによってラベル60を貼り付けられる容器8Aを載せたびん台16を回転させるカム溝46aと、他方のロータリドラム10Bによってラベル60を貼り付けられる容器8Bを載せたびん台16を回転させるカム溝46bの形状を示す図である。このスピンカム46では、一方のロータリドラム10Aのラベル受渡し部66Aでは、他方のロータリドラム10Bからラベル60を受渡される容器8Bが速度BA で回転し、このロータリドラム10Aからラベルを受取る容器8Aは、その2倍の速度2BA で回転するように、カムフォロア56の振れ角が他方のカムフォロア(図示を省略)の振れ角の2倍になっている。また、他方のロータリドラム10Bのラベル受渡し部66Bでは、前記と逆に、容器8Bを回転させる図示しないカムフォロアが、容器8Aを回転させるカムフォロア56の2倍の振れ角となるようにカム曲線が設定されている。
【0024】
前記のように、ロータリドラム10を2台設け、回転体2によって回転搬送される容器8を交互に、両ロータリドラム10によってラベル60を貼るようにしたので、ロータリドラム10の回転速度を上げなくとも処理能力を向上させることができる。また、ロータリドラム10の径を小さくすることもできる。さらに、ロータリテーブル4に設けられているびん台16のピッチを小さくすることもできる。なお、前記実施例では、容器8の回転(自転)をスピンカム46によって行なっているが、前記構成に限らず、サーボモータ等によって回転させるようにしても良い。また、ロータリドラム10に保持されているラベル60には、間隔62があいているので、容器8の自転スピードを必ずしも2倍以上に上昇させなくとも、ラベル60の巻き取りが可能な場合もある。
【0025】
なお、前記実施例では、ロータリドラム10を2台設け、回転体2によって連続的に搬送される容器8を交互にこれらロータリドラム10に接触させてラベル60を貼り付けるようにしたが、3台以上のロータリドラム10を配置し、各容器8を順次ロータリドラム10の一つに接触させてラベル60を貼るようにしても良い。この時には、容器8の自転速度もロータリドラム10の台数に応じて上昇させる。例えば、3台のロータリドラム8であれば、自転スピードを3倍を超える速度(3Ba +α)にする。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、回転体と、この回転体の外周寄りに円周方向等間隔で設けられ、回転体に対して回転可能な容器保持手段と、前記回転体に対向して配置され、外周面に等間隔でラベル保持部が形成された複数のロータリドラムとを備え、回転体によって連続して搬送されている容器を、いずれかのロータリドラムが保持しているラベルに接触させて、ロータリドラムが保持しているラベルを貼り付け、その後、容器の回転を加速させてラベルを巻き取るようにしたロータリ式ラベラにおいて、連続して搬送されている容器が、順に異なるロータリドラムのラベルに接触してラベルを貼り付けられるように、前記複数のロータリドラムを配置したことにより、ロータリドラム等の回転速度を上げることなく、ラベラの処理能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロータリ式ラベラの全体を簡略化して示す平面図である。
【図2】前記ロータリ式ラベラの容器保持装置の一つを示す縦断面図である。
【図3】ロータリドラムの横断面図である。
【図4】2台のロータリドラムと、回転体によって搬送される容器との関係を説明する図である。
【図5】ラベルを保持していろロータリドラムの外周面を展開して示す図である。
【図6】本発明に係るロータリ式ラベラと従来のロータリ式ラベラの容器の自転スピードを比較するグラフである。
【図7】ロータリ式ラベラの容器の回転速度とロータリドラムの回転速度の関係を説明する図である。
【図8】容器を回転(自転)させるスピンカムに形成されたカム溝の一例を示す図である。
【符号の説明】
2 回転体
6 容器保持手段
10 ロータリドラム
60 ラベル
64 ロータリドラムの逃げ部
Claims (3)
- 回転体と、この回転体の外周寄りに円周方向等間隔で設けられ、回転体に対して回転可能な容器保持手段と、前記回転体に対向して配置され、外周面に等間隔でラベル保持部が形成された複数のロータリドラムとを備え、回転体によって連続して搬送されている容器を、いずれかのロータリドラムが保持しているラベルに接触させて、ロータリドラムが保持しているラベルを貼り付け、その後、容器の回転を加速させてラベルを巻き取るようにしたロータリ式ラベラにおいて、
連続して搬送されている容器が、順に異なるロータリドラムのラベルに接触してラベルを貼り付けられるように、複数のロータリドラムを配置したことを特徴とするロータリ式ラベラ。 - 各ロータリドラムのラベルに接触してラベルを受取る容器以外の容器がそのロータリドラムに接触する位置に、容器との接触を避ける逃げ部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のロータリ式ラベラ。
- 各ロータリドラムのラベルに接触してラベルを受取る容器以外の容器がそのロータリドラムに接触する際に、容器とロータリドラムとを、ほぼ以下の条件を満たす速度で回転させることを特徴とする請求項1に記載のロータリ式ラベラ。
BA +BB=DV
但し、BA :容器の自転スピード
BB :容器の外径の周速
DV :ロータリドラムの外周速
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