JPH0620888B2 - 包装済硬貨ロール、硬貨を包装する方法および硬貨包装機構 - Google Patents

包装済硬貨ロール、硬貨を包装する方法および硬貨包装機構

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JPH0620888B2
JPH0620888B2 JP61220808A JP22080886A JPH0620888B2 JP H0620888 B2 JPH0620888 B2 JP H0620888B2 JP 61220808 A JP61220808 A JP 61220808A JP 22080886 A JP22080886 A JP 22080886A JP H0620888 B2 JPH0620888 B2 JP H0620888B2
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coin
roll
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coins
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エム ラスムッセン ジェームズ
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    • G07D9/06Devices for stacking or otherwise arranging coins on a support, e.g. apertured plate for use in counting coins
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、包装済硬貨ロール、硬貨を包装する方法およ
び硬貨包装機構に関する。
(従来の技術) 従来の包装済硬貨ロールは、中の硬貨を取り出すときに
は包装材料を破らなければならなかった。したがって、
包装材料の再使用はできなかった。
また、今日、市販されている典型的な硬貨包装機として
は、次の米国特許第3,886,957号、第3,905,176号、第3,
906,964号、第3,908,338号、第3,925,966号、第3,938,3
03号、第3,950,921号、第4,089,151号、第4,102,101号
及び第4,412,550号に示すものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の包装機構は、再使用可能な包装材料で硬
貨ロールを包装するものではない。したがって不経済で
あった。
また、従来の典型的な包装機構においては、複数の回転
ローラによって硬貨ロールを支持し、該回転ローラ間で
硬貨ロールを回転させながら該硬貨ロールの周囲に包装
材料を巻き付ける形式をとっていた。したがって、硬貨
ロールの支持は不安定であり、支持用兼包装用の回転ロ
ールに包装材料が絡まる危険性もあって、確実な包装作
業が保証されなかった。
そこで本願の第1発明の目的は、包装材料が再使用でき
る包装済硬貨ロールを提供することである。
本願の第2発明の目的は、再使用可能な包装材料で硬貨
ロールを包装する方法を提供することである。
本願の第3発明の目的は、硬貨ロールを確実に包装でき
る硬貨包装機構を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、 本願の第1発明によれば、 (a)所定高さおよび所定周囲長さを有する山積硬貨
と、 (b)包装材料と、から成る包装済硬貨ロールであっ
て、 その包装材料は可撓性物質から成り、該可撓性物質は所
定の縦幅および横幅を有し、該横幅は山積硬貨の周囲長
さより大きく、前記縦幅は少なくとも山積硬貨の高さと
同じであり、前記可撓性物質は、その縦幅方向に沿っ
て、包装状態において前記山積硬貨と接触して該山積硬
貨に対して半径方向内方に位置付けられる第1の端縁部
を有し、その反対端部には、包装状態において半径方向
外方に位置付けられる第2の端縁部を有し、また前記可
撓性物質は、その横幅方向に沿って、前記第1および第
2の端縁部間に一対の側縁部を有しており、前記可撓性
物質の内面は、山積硬貨に対してその半径方向において
対向し、外面は、山積硬貨の半径方向対向側とは反対側
に位置しており、 前記可撓性物質の前記一対の側縁部付近における前記内
面には、硬貨を支持し得る程度の高接着力を有し、かつ
きれいに剥がれる圧感接着剤が塗布されており、その接
着剤は硬貨を包装材料内に確実に保持し、それらの硬貨
は、包装材料を裂くことなく、該包装材料からきれいに
取出すことができ、それによって前記包装材料が再使用
が可能となされている、包装済硬貨ロールが提供され
る。
本願の第2発明によれば、 所定周囲長さと、所定高さと、2つの端部とを有する硬
貨ロールを剥離可能に包装する方法であって、 (a)山積硬貨を形成するように硬貨を配置し、 (b)所定縦幅と所定横幅とを有する可撓性物質を選択
し、 該可撓性物質の横幅は山積硬貨の周囲長さより大きく、
前記可撓性物質は、その縦幅は少なくとも山積硬貨の高
さと同じであり、前記可撓性物質は、その縦幅方向に沿
って、包装状態において山積硬貨と接触して該山積硬貨
に対して半径方向内方に位置付けられることになる第1
の端縁部を有するとともに、その反対端部には、包装状
態において半径方向外方に位置付けられることになる第
2の端縁部を有し、又該可撓性物質は、その横幅方向に
沿って、前記第1および第2の端縁部間に一対の側縁部
を有し、さらに可撓性物質は、山積硬貨と接触する側に
内面を有するとともに、該内面とは反対側に外面を有
し、前記一対の側縁部付近における前記内面には、硬貨
を支持できる程度の高接着力を持ち且つきれいに剥がれ
ることのできる圧感接着剤が塗布されており、 (c)山積硬貨の両端部が前記接着剤と接着状態となる
ように、山積硬貨を可撓性物質の前記第1の端縁部に接
触させ、 (d)可撓性物質の前記内面と山積硬貨の周囲とを接触
させることにより、その山積硬貨を可撓性物質の中に包
装し、山積硬貨の両端部を接着剤によって確実に保持す
ること、 からなる、 山積硬貨の包装を解くために可撓性物質を取り除き、そ
の山積硬貨をきれいに取出すことにより、該可撓性物質
を再使用することができるような、硬貨を包装する方法
が提供される。
本願の第3発明によれば、 所定枚数の硬貨からなる硬貨ロールを形成する硬貨積層
機構と、 静止した中空状シリンダの内壁にて形成された支持部材
であって、選択された所定長さを有し且つ該支持部材に
対向する側とは反対側に剥離可能な圧感接着剤層を有す
る包装材料を支持するための支持部材と、 前記硬貨ロールと前記所定長さの包装材料とを互いに接
触させて、前記硬貨ロールおよび包装材料を一緒に押圧
して該硬貨ロールを山積みとなったロール状に保持しな
がら、前記硬貨ロールを、包装材料の接着剤層側の表面
に沿って前記中空状シリンダの内壁上で転動させること
により、前記硬貨ロールの回転に伴って同硬貨ロール外
周に包装材料を接着させ且つ巻き付けるローラ部材を有
する包装装置と、 硬貨ロールの転動方向に対して直交する方向で、かつ硬
貨ロールの軸に対して平行な方向に向かって包装材料を
前記中空状シリンダの内壁上へ供給する供給機構であっ
て、供給すべき前記包装材料の所定長さを調節可能であ
る供給機構と、 硬貨ロールが所定長さの包装材料上を転動しおわるのに
先立って、供給された包装材料の連続ウエブから所定長
さの包装材料を切断する切断部材と、 を備えてなる、硬貨ロールを包装するための硬貨包装機
構が提供される。
(作用) 本願の第1発明による包装済硬貨ロールは、中の硬貨を
取り出すとき、包装材料を破らずにはがすことができ
る。
本願の第2発明の方法によれば、硬貨を支持できる程度
の高接着力を持ち且つきれいに剥がれることのできる圧
感接着剤が内面に塗布された可撓性物質を用いて山積硬
貨を包装し、山積硬貨の包装を解くとき、可撓性物質を
取り除いて山積硬貨をきれいに取出すことにより、可撓
性物質は再使用される。
本願の第3発明によれば、静止した中空状シリンダの内
壁が、包装材料に対する安定した支持部材となり、該静
止した中空状シリンダの内壁上に、圧感接着剤層を有す
る包装材料が供給される。硬貨ロールは、包装装置のロ
ーラ部材によって、接着剤層付きの包装材料に接触させ
られ、静止したシリンダの内壁上を転動させられること
によって、その外周に包装材料を確実に巻き付けられ
る。
(実施例) 本発明は種々の変更が可能であり、そのいくつかの実施
例を図面に従って実施例によって示すとともに、以下詳
細に説明する。本発明は以下の説明に限定されるもので
はなく、添付の特許請求の範囲によって限定される本発
明の趣旨と目的の範囲内においてあらゆる変形例、同等
例を包含することを理解すべきである。
さて、第1,2,3図は、第4,5図に詳細に示す包装
機械の主要要素を示しており、第1,2図は紙供給シス
テム、第3図は硬貨ロール包装システムをそれぞれ示
す。
第1図に示すように好ましくは紙からなる(プラスチッ
ク薄膜でも可)包装材料10は、一対の“立体的に構成
された”スプロケットベルト12を、ロール紙10に形
成されて前記スプロケットベルト12とそれぞれ対応す
る2列のスプロケット孔13に噛合させることにより供
給ローラ11から引き出される。“立体的構成”のスプ
ロケットベルト12は市販商品であって、可撓性金属ケ
ーブルの長さ方向に等間隔をおいて、重合体からなるス
プロケットを固着して形成したものである。スプロケッ
トはケーブルの中心軸のまわりに90°の間隔をおいて
突出する4本の突起からなっている。各スプロケットベ
ルト12は6個一組のスプロケットホイール14〜19
を介して駆動されるようになっている。なお、スプロケ
ットホイール14は電気駆動モータ20により駆動され
るようになっている。
ロール紙10の一側面には剥離可能な圧感接着剤層21
が被覆されている。同接着剤層21を形成する接着剤と
しては、例えば、粘着性と剪断性に優れステンレス鋼に
対して弱い表面接着力を有する米国特許第4,418,
120号に示すものがある。同接着剤は硬貨ロール30
外周面に迅速に接着し、硬貨ロール30の使用中同硬貨
ロール30を一体に保持するのに十分な剪断強度を有し
ている。さらに、表面接着力が弱いため、硬貨45に接
着剤をほとんど残留させることなくロール紙10を硬貨
ロール30から容易に剥離できるようになっている。接
着剤層21はロール紙10の全長かつ全幅にわたって連
続して形成する方が好ましい。なお、スプロケット孔1
3の形成を容易にするために、2本の細長部分22には
接着剤を塗布しない。
ロール紙10は、供給ローラ11から引き出され整形面
23上を経て、基板25に形成された弧状スロット24
を通り、上方へ転送される。さらに、ロール紙10は前
記スロット24から上方へ送られ、剛性金属シリンダ2
7の内壁26に沿って従動する。整形面23は内壁26
へ向かって傾斜するとともに、ロール紙10の幅方向全
体にわたって湾曲している。よって、ロール紙10は整
形面23を通貨する際に湾曲するようになっている。第
1,2図に示すように、整形面23の曲率半径はスロッ
ト24に近接するにつれて徐々に小さくなっており、ロ
ール紙10が湾曲して、同紙10の曲率半径とスロット
24の外壁の曲率半径とが一致するようになっている。
ロール紙10が湾曲する際に、同ロール紙10を確実に
コントロールするために、スプロケットホイール16は
スロット24の上方において、シリンダ27のテーパ部
分に形成された切欠部に挿通されており、さらに、スプ
ロケットベルト12が通過できるように、切欠部の下方
において整形面23とスロット24の外壁とには溝が形
成されている。上記構成により、ロール紙10が整形面
23を経てスロット24を通り上昇する際に、スプロケ
ットベルト12をロール紙10と接触状態に保つことが
できる。
ロール紙10が湾曲して一定の堅固性を有するため、ロ
ール紙10はスプロケットホイール16から離脱した
後、内壁26に沿って連続的に上昇するようになってい
る。前記上昇移動は、切断面Cから上方へと伸びるロー
ル紙10の長さLが、包装される硬貨ロール30の高さ
と事実上同じになるまで連続して行われる。ロール紙1
0には接着剤層21が形成されているため、従来の包装
機械におけるように、硬貨ロール30の両端部に“絞り
部”形成のために余分な長さのロール紙10を供給する
必要はない。しかしながら、必要であれば、ロール紙1
0の長さLは摩耗や製造誤差による硬貨45の厚みの変
化を許容することができるよう、硬貨ロール30の高さ
より若干長くしてもよい。又は、硬貨ロール30の両端
面に対して剥離自在に折り曲げ接着できるよう、ロール
紙10の長さを余分にとってもよい。
本発明における主要な特徴の第1点は、包装材料10は
硬貨ロール30の包装方向に対して横断する方向へ、好
ましくは直交する方向に向かって包装機構へ供給される
ので、各硬貨ロール30を包装するためには、包装機構
へ包装材料10を必要最少限の長さだけ供給すればよい
ことになる。各硬貨ロール30の周囲に巻かれるロール
紙10の長さは普通、硬貨ロール30の高さより長い。
なぜなら、硬貨45のまわりにロール紙10を幾層も巻
くのが一般に望ましいからである。かくして、包装材料
10を同包装材料10の上記短寸側方向へ被包装硬貨ロ
ール30に対し供給することによって供給時間を最少限
の時間とすることができ、スプロケットベルト12を離
れた後に支持されねばならないロール紙10の長さもま
た最少限となる。
第3図に示すように、所定長さLのロール紙10が内壁
26に沿って上方へ送られる間、硬貨ロール30がシリ
ンダ27内へ下降する。所定枚数の同一通貨単位の硬貨
45からなる硬貨ロール30は例えば、米国特許第4,51
5,172号等種々の異なる硬貨計算積層機構により形成さ
れる。上記積層機構は一般的に、包装機構へ硬貨ロール
30をいれる度毎に開くシャッターを有している。同シ
ャッターが開くと、硬貨ロール30は垂直方向に往復移
動する可動杆32の上端に落下する。同可動杆32は、
シリンダ27内の包装機構に通じる案内管33を介して
硬貨ロール30を下降させる。本実施例において、可動
杆32の一側にはラック34が形成され、同ラック34
は可動杆32を上下動させるモータ駆動のピニオン歯車
35と噛み合うようになっている。
第3図に示すように、硬貨ロール30はシリンダ27内
において一対の包装ローラ36,37間に下降、配置さ
れるようになっている。これら包装ローラ36,37は
内壁26上の長さLのロール紙10と同一の垂直方向に
立設されている。よって、硬貨ロール30は両包装ロー
ラ36,37と内壁26との3者間に挟まれるため、前
記ローラ36,37が軌道運動に伴って、内壁26に沿
って、ロール紙10の接着剤層21面上を硬貨ロール3
0が転動するようになっている。又、硬貨ロール30が
ロール紙10と接触するとすぐに、接着剤層21が硬貨
45の外周縁に接着されるようになっている。
ばらばらな多数枚の硬貨45を包装機構内に配置できる
よう、2個のローラ36,37と内壁26との間には一
定の間隙が設けられている。そして、2個のローラ3
6,37と内壁26とによる三点支持により硬貨45の
ばらつきをなくし、硬貨ロール30を一体的に保持する
ようになっている。又、同三点支持により、硬貨45
は、たとえ加圧状態のもとで保持されていなくても高速
度で内壁26に沿って転動可能となっている。硬貨ロー
ル30は内壁26に沿って転動する際、以下に詳述する
ように、内壁26に取付けられた弾性ゴムパット83と
接触するようになっている。硬貨ロール30がゴムパッ
ト83の位置に来たときに、同ロール30がパットへと
続く傾斜路上を強制移動させられて、接着剤層21を有
する前記ロール紙10に対して硬貨ロール30を押圧す
るために必要な押圧力が生じるようになっている。
硬貨ロール30がロール紙10の接着剤層21に沿って
連続的に回転運動することにより、長さLのロール紙1
0が硬貨ロール30外周に巻きつけられる。なお、長さ
Lのロール紙10が横方向の長さ全体にわたって180
°以下の軌道通路の範囲内において硬貨ロール30外周
に巻かれる。その後、ローラ36,37の軌道運動は1
80°回転する毎に停止し、内壁26の孔38を介し
て、第2図に示す矢印39方向へと包装済硬貨ロールを
排出する。同時に、次の硬貨ロール30がもう一対の包
装ローラ36′,37′間に下降されるようになってい
る。これらのローラ36′,37′は180°の位相差
を置いて前記ローラ36,37と同一軌道上を移動する
ようになっている。
第4,5図は、第1〜3図に示す供給及び包装作業を実
施する実際の機構を示す。同機構は正確に左右対称な構
成となっているため、同機構の片側半分の種々の部品
は、他側半分において対応する部品と同一であることを
示す同一符号で示されるとともに、同機構のいずれか半
分の部品には符号にダッシュをつけて示す。
包装機構の全可動部分は包装用シリンダ27の基板25
内の2組のローラ軸受42,43に対して回転可能に取
付けた被動スピンドル41端部に設けたフランジ40に
よって支持されるようになっている。スピンドル41の
下端部には、歯車44が支持されており、同歯車44は
180°を1ステップとして前記スピンドル41を回転
させる適当な駆動手段(例えば、ステップモータ)に接
続されている。
スピンドル41と基板25との回転に伴ってボルトで基
板25に固着される一対の支柱部材46,46′により
形成される中心枠も回転されるようになっている。支柱
部材46,46′はその上端を冠部材47により連結さ
れている。同冠部材47はまた、ばね48aにより互い
に対向する方向に付勢される一対の調整部材48,4
8′のための軌道レールにもなっている。これら調整部
材48,48′の頂部には一対の調整突起が形成されて
おり、同突起間に所望の通貨単位の硬貨45が挿入され
ることにより、同硬貨45のサイズに比例した距離だけ
調整部材48,48′が離間するようになっている。よ
って、硬貨45が大きくなると、両調整部材48,4
8′は冠部材47によって形成される軌道レールに沿っ
てそれだけ離間するようになっている。
固定軸50,50′を中心として回動するように取付け
た一対の制御アーム49,49′と、各制御アーム4
9,49′の下端と各一対の摺動杆52,52′,5
3,53′の端部とを連結する一対のヨーク51,5
1′と包装ローラ36,37,36′,37′の位置を
決定するため、摺動杆52,52′,53,53′の外
端に固定された一対のブラケット54,54′とから成
る機構によって調整部材48,48′の間隔を調整する
と、二対の包装ローラ36,37,36′,37′の半
径方向の位置も自動的に調整される。2個の調整部材4
8,48′に接続された左右対称な調整機構の両半体を
相互に連結するために、固定軸50,50′は二対の噛
み合い歯車55,55′を有している。同歯車連結によ
り、冠部材47に沿って一対の調整部材48,48′が
動けば常に、他方の調整部材48,48′も対応して動
き、それによって調整機構の両半体は常に互いに同期的
に、かつ正確に同じ距離だけ移動するようになってい
る。
摺動杆52,53,52′,53′の調整移動に応じて
包装ローラ36,37,36′,37′を適所に位置づ
ける手段としてブラケット54,54′の上端及び下端
にはカムスロット56,57,56′,57′(第4図
参照)が形成されている。前記カムスロット56,5
7,56′,57′内には各包装ローラ36,37,3
6′,37′の軸上に設けられたカム従動部材58,5
9,58′,59′が取付けられており、包装ローラ3
6,37,36′,37′は摺動杆52,53,5
2′,53′が調整される際には必ず、カムスロット5
6,57,56′,57′の形状に従って種々異なる位
置へとカム移動される。摺動杆52,53,52′,5
3′の調整移動は、2個の調整部材48,48′間に挿
入される硬貨45の通貨単位によって決定される。よっ
て、カムスロット56,57,56′,57′は各々異
なる硬貨45の通貨単位に応じて正確に所望の位置へ包
装ローラ36,37を移動させるように設計されてい
る。即ち、2個のローラ36,37の表面と内壁26と
に接する円の直径(第4図の点線で示す円30a,30
a′を参照)が所定通貨単位の被包装硬貨45の直径よ
りも若干大径となるようにする。
各包装ローラ36,37は一定の垂直位置に支持される
よう、ブラケット60,61にそれぞれ取付けられてい
る。包装ローラ36,37の軸はブラケット60,61
の水平アームを貫通して延びており、同ブラケット6
0,61はそこから支柱部材46のコーナーにおいて対
応する位置にあるボス部64,65を通って内方へ延び
る上部一対及び下部一対の案内杆62,63に順次固定
されている。同案内杆62,63はボス部64,65内
において摺動可能に支持されている。なお、前述のカム
移動に対応して包装ローラ36,37が前記案内杆6
2,63の軸上を前後へ移動するようになっている。勿
論、他方の一対の包装ローラ36′,37′にもボス部
64′,65′を貫通する案内杆62′,63′に固定
された同様のブラケット60′,61′が備えられてい
る。
所定の通貨単位の硬貨45を2個の調整部材48,4
8′間へ挿入するのに伴って、制御アーム49,49′
が傾動する。と同時に、所定通貨単位の硬貨ロール30
の大きさに応じて包装ローラ36,37,36′,3
7′の半径方向の位置も自動的に調整される。通貨単位
の異なる硬貨45に対して前記調整機構の位置を、同調
整機構の両端間における任意の位置において調整できる
ようになっている。よって、同調整機構は万国共通、あ
らゆる国の硬貨45に対して使用できる。所定の通貨単
位の硬貨ロール30を収容するため、包装ローラ36,
37,36′,37′の位置が決定されると、可動杆3
2が下降して硬貨ロール30が包装用シリンダ27内へ
収容される。同可動杆32は一組3個の支持体70,7
1,72間を通り、さらにこれらの支持体70,71,
72は硬貨ロール30の底部と接触し、可動杆32の頂
部がパッド83下方へと下降した際に、硬貨ロール30
を可動杆32から受取るようになっている。各支持体7
0,71,72は包装作業中は絶えず硬貨ロール30底
部と接触状態にあり、同硬貨ロール30を内壁26に沿
って回転移動可能にしている。半径方向外側の支持体7
0はシリンダ27内壁26に設けた肩部により形成さ
れ、2個の内側の支持体71,72はブラケット60,
61,60′,61′の一部として形成されている。
本発明はさらに、硬貨ロール30外周にロール紙10を
巻く間に、硬貨ロール30底部の直下の線に沿って包装
材料としてのロール紙10を切断する切断装置を備えて
いる。第4,5図に示す機械において、切断ナイフ80
は内壁26の表面の周方向に形成した浅い溝81内へ延
びている。又、ナイフ80は、ロール紙10が硬貨ロー
ル30の転動方向前方で切断されるように硬貨ロール3
0の先行側に配置されており、ロール紙10の接着剤層
21に沿って硬貨ロール30が転動する際にロール紙1
0から切り離された長さLの紙が硬貨ロール30のまわ
りに巻かれるようになっている。
支持体70〜72上に載置された硬貨ロール30を包装
するため、スピンドル41が第4図に矢印82で示す方
向へ回転する。これに伴い、硬貨ロール30を支持する
包装ローラ36,37が、内壁26およびロール紙10
の接着剤層21に沿って同一方向へ移動する。ローラ紙
10と硬貨ロール30とが密着するような押圧力を確実
に両者10,30が有するよう、長さLのロール紙10
の支持部となる内壁26部分には弾性パッド83が重合
されている。同パッド83の右端垂直縁部は傾斜してい
る。よって、硬貨ロール30は前記パッド83縁部を横
切ってロール紙10上へスムーズに転動してパッド83
を押圧するため、パッド83にはロール紙10に対する
押圧力が生じ、硬貨ロール30を押圧するようになつて
いる。パッド83はロール紙10の周方向長さ全体にわ
たって延びており、パッド83からロール紙10へと押
圧力が硬貨ロール30の包装作業中、絶えず加わるよう
になっている。
包装ローラ36,37の軌道運動に伴ってロール紙10
の周方向長さ全体にわたって硬貨ロール30が転動した
後、スピンドル41は硬貨ロール30が最初に置かれた
位置とは直径方向に対向する位置へローラ36,37を
連続的に移動させる。包装ローラ36,37のこの18
0°の動きにより包装済硬貨ロールがシリンダ27の孔
85部分に位置し、包装済硬貨ロールが包装用シリンダ
27から前記孔85を通って排出されるようになってい
る。
湾曲した長さLのロール紙10がパッド83に当接した
状態を維持するよう、かつロール紙10がパッド83上
にて絡まるのを防ぐよう、ロール紙10においてパッド
83と対向する側の表面に、若干の吸引作用を加えるの
が好ましい。すなわち、第4図に示すように、パッド8
3と、内壁26においてパッド83と対応する部分の両
方に符号86で示す孔が形成され、同孔86の外端が吸
引ファン88へ通じるマニホールド87へ向かって開口
している。そして、モータ89がファン83を駆動し
て、マニホールド87を介して空気を排出し、それによ
ってロール紙10をパッド83に対して確実に吸引する
ようになつている。
(発明の効果) 本願の第1発明の包装済硬貨ロールによれば、包装材料
を破らずにはがして中の硬貨を取り出すことができるの
で、包装材料が再使用でき、経済的である。
本願の第2発明の方法によれば、硬貨を支持できる程度
の高接着力を持ち且つきれいに剥がれることのできる圧
感接着剤が内面に塗布された可撓性物質を用いて山積硬
貨を包装し、山積硬貨の包装を解くとき、可撓性物質を
取り除いて山積硬貨をきれいに取出すことにより、可撓
性物質を再使用することができるので、山積硬貨の包装
を経済的に行うことができる。
本願の第3発明によれば、「静止した中空状シリンダの
内壁」が包装材料に対する「安定した支持部材」とな
る。そして、該静止した中空状シリンダの内壁上に、圧
感接着剤層を有する包装材料が供給され、硬貨ロール
は、包装機構のローラ部材によって該静止した中空状シ
リンダの内壁上を「転動」されるに伴って、その外周に
包装材料を巻き付けられることができる。従来の典型的
な包装機械における「支持用兼包装用の回転ロール」
は、硬貨ロールの支持が不安定であるとともに包装材料
が絡まる危険性もあったが、本願の第3発明の包装機構
においては、硬貨ロールは、「静止した中空状シリンダ
の内壁」によって「安定した支持」を与えられることが
でき、また硬貨ロールは、包装装置のローラ部材によっ
て、接着剤層付きの包装材料に接触させられ、「静止し
たシリンダの内壁上」を転動させられることによって外
周に包装材料を巻き付けられてゆくので、包装材料がロ
ーラ部材に絡まる可能性もほとんどない。したがって、
硬貨ロールを確実に包装することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した硬貨包装機構のための紙供
給システムの斜視図、第2図は第1図の紙供給システム
における紙整形装置の底面図、第3図は本発明において
第1図の供給システムと共に使用される包装機構の要部
斜視図、第4図は本発明を具体化した硬貨ロール包装機
構の好適実施例の平面図、第5図は第4図の5−5線断
面図である。 包装材料10、接着剤層21、硬貨ロール30、所定長
さL。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)所定高さおよび所定周囲長さを有す
    る山積硬貨と、 (b)包装材料と、から成る包装済硬貨ロールであっ
    て、 その包装材料は可撓性物質から成り、該可撓性物質は所
    定の縦幅および横幅を有し、該横幅は山積硬貨の周囲長
    さより大きく、前記縦幅は少なくとも山積硬貨の高さと
    同じであり、前記可撓性物質は、その縦幅方向に沿っ
    て、包装状態において前記山積硬貨と接触して該山積硬
    貨に対して半径方向内方に位置付けられる第1の端縁部
    を有し、その反対端部には、包装状態において半径方向
    外方に位置付けられる第2の端縁部を有し、また前記可
    撓性物質は、その横幅方向に沿って、前記第1および第
    2の端縁部間に一対の側縁部を有しており、前記可撓性
    物質の内面は、山積硬貨に対してその半径方向において
    対向し、外面は、山積硬貨の半径方向対向側とは反対側
    に位置しており、 前記可撓性物質の前記一対の側縁部付近における前記内
    面には、硬貨を支持し得る程度の高接着力を有し、かつ
    きれいに剥がれる圧感接着剤が塗布されており、その接
    着剤は硬貨を包装材料内に確実に保持し、それらの硬貨
    は、包装材料を裂くことなく、該包装材料からきれいに
    取出すことができ、それによって前記包装材料が再使用
    が可能となされている、包装済硬貨ロール。
  2. 【請求項2】所定周囲長さと、所定高さと、2つの端部
    とを有する硬貨ロールを剥離可能に包装する方法であっ
    て、 (a)山積硬貨を形成するように硬貨を配置し、 (b)所定縦幅と所定横幅とを有する可撓性物質を選択
    し、 該可撓性物質の横幅は山積硬貨の周囲長さより大きく、
    前記可撓性物質は、その縦幅は少なくとも山積硬貨の高
    さと同じであり、前記可撓性物質は、その縦幅方向に沿
    って、包装状態において山積硬貨と接触して該山積硬貨
    に対して半径方向内方に位置付けられることになる第1
    の端縁部を有するとともに、その反対端部には、包装状
    態において半径方向外方に位置付けられることになる第
    2の端縁部を有し、又該可撓性物質は、その横幅方向に
    沿って、前記第1および第2の端縁部間に一対の側縁部
    を有し、さらに可撓性物質は、山積硬貨と接触する側に
    内面を有するとともに、該内面とは反対側に外面を有
    し、前記一対の側縁部付近における前記内面には、硬貨
    を支持できる程度の高接着力を持ち且つきれいに剥がれ
    ることのできる圧感接着剤が塗布されており、 (c)山積硬貨の両端部が前記接着剤と接着状態となる
    ように、山積硬貨を可撓性物質の前記第1の端縁部に接
    触させ、 (d)可撓性物質の前記内面と山積硬貨の周囲とを接触
    させることにより、その山積硬貨を可撓性物質の中に包
    装し、山積硬貨の両端部を接着剤によって確実に保持す
    ること、 からなる、 山積硬貨の包装を解くために可撓性物質を取り除き、そ
    の山積硬貨をきれいに取出すことにより、該可撓性物質
    を再使用することができるような、硬貨を包装する方
    法。
  3. 【請求項3】所定枚数の硬貨(45)からなる硬貨ロー
    ル(30)を形成する硬貨積層機構と、 静止した中空状シリンダ(27)の内壁(26)にて形
    成された支持部材であって、選択された所定長さ(L)
    を有し且つ該支持部材に対向する側とは反対側に剥離可
    能な圧感接着剤層(21)を有する包装材料(10)を
    支持するための支持部材と、 前記硬貨ロール(30)と前記所定長さ(L)の包装材
    料(10)とを互いに接触させて、前記硬貨ロール(3
    0)および包装材料(10)を一緒に押圧して該硬貨ロ
    ール(30)を山積みとなったロール状に保持しなが
    ら、前記硬貨ロール(30)を、包装材料の接着剤層側
    の表面に沿って前記中空状シリンダ(27)の内壁(2
    6)上で転動させることにより、前記硬貨ロール(3
    0)の回転に伴って同硬貨ロール(30)外周に包装材
    料を接着させ且つ巻き付けるローラ部材(36、37、
    36′、37′)を有する包装装置と、 硬貨ロール(30)の転動方向に対して直交する方向
    で、かつ硬貨ロール(30)の軸に対して平行な方向に
    向かって包装材料(10)を前記中空状シリンダ(2
    7)の内壁(26)上へ供給する供給機構であって、供
    給すべき前記包装材料(10)の所定長さ(L)を調節
    可能である供給機構(12ないし20、23、24)
    と、 硬貨ロール(30)が所定長さ(L)の包装材料(1
    0)上を転動しおわるのに先立って、供給された包装材
    料の連続ウエブから所定長さ(L)の包装材料(10)
    を切断する切断部材(80)と、 を備えてなる、硬貨ロールを包装するための硬貨包装機
    構。
  4. 【請求項4】包装材料(10)の高さは硬貨ロール(3
    0)の高さとほぼ同一であることを特徴とする特許請求
    の範囲第3項に記載の硬貨包装機構。
  5. 【請求項5】前記供給機構(12ないし20、23、2
    4)は、包装材料(10)に設けられた2列のスプロケ
    ット孔(13)と、同スプロケット孔(13)と噛合す
    る被動スプロケット機構(14ないし20)とを有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の硬
    貨包装機構。
  6. 【請求項6】包装材料(10)の接着剤層(21)は、
    前記スプロケット孔(13)が配置される細長部分(2
    2)を除いてほぼ連続して形成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第5項に記載の硬貨包装機構。
  7. 【請求項7】前記切断部材が、包装材料(10)を硬貨
    ロール(30)外周に巻きつける前、又は巻きつける間
    において、硬貨ロール(30)の一端部近傍で包装材料
    (10)を切断するように作動可能となされていること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の硬貨包装機
    構。
  8. 【請求項8】包装材料(10)を切断する前記切断部材
    は、硬貨ロール(30)の一端部近傍に位置して包装材
    料(10)が硬貨ロール(30)外周に巻かれる際に包
    装材料(10)を切断するナイフ(80)であることを
    特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の硬貨包装機
    構。
  9. 【請求項9】前記供給機構(12ないし20、23、2
    4)は、硬貨ロール(30)の軸に平行な軸を中心とし
    て前記包装材料(10)を湾曲させながら、所定長さ
    (L)の包装材料(10)を前記中空状シリンダ(2
    7)の内壁(26)上へ供給する整形面(23)を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の硬貨
    包装機構。
  10. 【請求項10】前記ローラ部材が、一対の包装ローラ
    (36,37,36′,37′)からなることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項に記載の硬貨包装機構。
  11. 【請求項11】前記包装装置が、種々の通貨単位の硬貨
    ロール(30)に合わせて前記包装ローラ(36,3
    7,36′,37′)の位置を調整する調整機構(4
    8,48′、49、49′、50、50′、51、5
    1′、52、52′、53、53′、54、54′)を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載
    の硬貨包装機構。
  12. 【請求項12】前記調整機構は、異なる通貨単位の硬貨
    (45)を受け入れ可能な一対の調整部材(48,4
    8′)と、同調整部材(48,48′)間に挿入される
    硬貨(45)の通貨単位により決定される前記調整部材
    (48,48′)間の間隔に応じて前記包装ローラ(3
    6,37,36′,37′)の位置を調整可能なように
    前記調整部材(48,48′)と包装ローラ(36,3
    7,36′,37′)とを接続する接続機構(49、4
    9′、50、50′、51、51′、52、52′、5
    3、53′、54、54′)とを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第11項に記載の硬貨包装機構。
  13. 【請求項13】硬貨ロール(30)が前記中空状シリン
    ダ(27)の内壁(26)上の包装材料(10)の上を
    スムーズに転動できるよう該内壁(26)に対して包装
    材料(10)を吸引しておくため、該内壁(26)が真
    空吸引機構用の孔(86)を有していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載の硬貨包装機構。
  14. 【請求項14】前記中空状シリンダ(27)の内壁(2
    6)がその表面上に弾性パッド(83)を有しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の硬貨包装
    機構。
JP61220808A 1985-09-20 1986-09-18 包装済硬貨ロール、硬貨を包装する方法および硬貨包装機構 Expired - Lifetime JPH0620888B2 (ja)

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