JPH0138113Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0138113Y2 JPH0138113Y2 JP1984047379U JP4737984U JPH0138113Y2 JP H0138113 Y2 JPH0138113 Y2 JP H0138113Y2 JP 1984047379 U JP1984047379 U JP 1984047379U JP 4737984 U JP4737984 U JP 4737984U JP H0138113 Y2 JPH0138113 Y2 JP H0138113Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- guide roller
- winding
- turret
- winding core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、プラスチツクフイルム、アルミ
箔、紙などのシート状体を巻取つたり、繰出した
りするターレツト盤に関し、シート状体の疵付き
防止を図ることを主眼とする。
箔、紙などのシート状体を巻取つたり、繰出した
りするターレツト盤に関し、シート状体の疵付き
防止を図ることを主眼とする。
例えば、第２図はシート状体の巻取用に供され
る二軸ターレツト盤を示そており、これでは直交
するアーム１２，１２，１３，１３を有し、一方
の対向アーム１２，１２の各先端にシート状体９
の巻芯１５が着脱自在に装着される巻芯軸１４を
備えているとともに、他方の対向アーム１３，１
３の各先端にガイドローラ１６を備えている。
る二軸ターレツト盤を示そており、これでは直交
するアーム１２，１２，１３，１３を有し、一方
の対向アーム１２，１２の各先端にシート状体９
の巻芯１５が着脱自在に装着される巻芯軸１４を
備えているとともに、他方の対向アーム１３，１
３の各先端にガイドローラ１６を備えている。
そして、Ａ位置においてひとつの巻芯１５にシ
ート状体９が満巻状に巻取られると、ターレツト
盤６が中心軸１１まわりに180度回転し、満巻芯
１５がＢ位置に空巻芯１５′がＡ位置にそれぞれ
移り換わり、シート状体９が切断されてＡ位置の
空巻芯１５′に巻取られて行く。これを繰り返し
て連続自動的にシート状体９を巻取つて行くもの
となつている。
ート状体９が満巻状に巻取られると、ターレツト
盤６が中心軸１１まわりに180度回転し、満巻芯
１５がＢ位置に空巻芯１５′がＡ位置にそれぞれ
移り換わり、シート状体９が切断されてＡ位置の
空巻芯１５′に巻取られて行く。これを繰り返し
て連続自動的にシート状体９を巻取つて行くもの
となつている。
かかるターレツト盤６において、本考案ではガ
イドローラ１６を問題にする。
イドローラ１６を問題にする。
すなわち、従来のガイドローラ１６は遊転自在
に支持されているだけだつた。これだと第３図に
示すごとく満巻芯１５がＡ位置からＢ位置に移行
するときに、未だ満巻芯１５につながつているシ
ート状体９がガイドローラ１６に接触して走行す
ることになるが、この接触初めにシート状体９と
ガイドローラ１６の表面との間にスリツプが生
じ、シート状体９のなかにはこれに致命的な疵が
付くことがある。
に支持されているだけだつた。これだと第３図に
示すごとく満巻芯１５がＡ位置からＢ位置に移行
するときに、未だ満巻芯１５につながつているシ
ート状体９がガイドローラ１６に接触して走行す
ることになるが、この接触初めにシート状体９と
ガイドローラ１６の表面との間にスリツプが生
じ、シート状体９のなかにはこれに致命的な疵が
付くことがある。
そこで従来では、この疵付きを防止するため
に、シート状体９がガイドローラ１６に接触する
初期の状態でシート状体９上からガイドローラ１
６をこれがシート状体９の送り速度とほぼ同調す
るまで手送り回転させているのが実情である。
に、シート状体９がガイドローラ１６に接触する
初期の状態でシート状体９上からガイドローラ１
６をこれがシート状体９の送り速度とほぼ同調す
るまで手送り回転させているのが実情である。
このように人手でガイドローラ１６をいちいち
回転させる作業は面倒であり、シート状体９の巻
取りを自動化しても、依然として無人化できない
不利があつた。
回転させる作業は面倒であり、シート状体９の巻
取りを自動化しても、依然として無人化できない
不利があつた。
この種の問題はシート状体の繰出し側のターレ
ツト盤においても同様であつた。
ツト盤においても同様であつた。
この考案はかかる事実に着目して、シート状体
の自動巻取りや自動繰出しに際し、全自動無人化
を図ることを目的とするものであり、その特徴と
するところは前述のガイドローラ１６をシート状
体９の送り速度にほぼ同調させて回転駆動するよ
うにしたものである。
の自動巻取りや自動繰出しに際し、全自動無人化
を図ることを目的とするものであり、その特徴と
するところは前述のガイドローラ１６をシート状
体９の送り速度にほぼ同調させて回転駆動するよ
うにしたものである。
第１図はシート状体のドライラミネータの巻取
側の概略図を示しており、これは図外の繰出リー
ルから繰出されて来た第１シート１に接着剤をコ
ーテイングしたのち、乾燥室２に通して乾燥し、
加熱ロール３，４で第２シート５を第１シート１
に圧着してラミネートするものとなつている。
側の概略図を示しており、これは図外の繰出リー
ルから繰出されて来た第１シート１に接着剤をコ
ーテイングしたのち、乾燥室２に通して乾燥し、
加熱ロール３，４で第２シート５を第１シート１
に圧着してラミネートするものとなつている。
本考案が対象とする多軸ターレツト盤６は、か
かるラミネータにおける第１シート１の繰出側、
第１シート１と第２シート５がラミネートされた
シート状体９の巻取装置７、および第２シート５
の繰出装置８のそれぞれに用いられる。
かるラミネータにおける第１シート１の繰出側、
第１シート１と第２シート５がラミネートされた
シート状体９の巻取装置７、および第２シート５
の繰出装置８のそれぞれに用いられる。
但し、ここではシート状体９の巻取装置７の多
軸ターレツト盤６を例にとつて説明する。このタ
ーレツト盤６は二軸式で、フレーム１０上に中心
軸１１まわりに180度ずつ旋回し、４本の直交す
るターレツトアーム１２，１２，１３，１３を有
する。そのうち、一方の対向アーム１２，１２の
各先端側には巻芯軸１４，１４を有し、該巻芯軸
１４にシート状体９の巻芯１５が着脱自在に装着
される。他方の対向アーム１３，１３の各先端側
にはガイドローラ１６が可回転に支持されて回転
駆動される。第５図は該ローラ１６の回転駆動手
段１７を示しており、この例では小型モータ１８
を動力源として回転駆動されるものとなつてい
る。
軸ターレツト盤６を例にとつて説明する。このタ
ーレツト盤６は二軸式で、フレーム１０上に中心
軸１１まわりに180度ずつ旋回し、４本の直交す
るターレツトアーム１２，１２，１３，１３を有
する。そのうち、一方の対向アーム１２，１２の
各先端側には巻芯軸１４，１４を有し、該巻芯軸
１４にシート状体９の巻芯１５が着脱自在に装着
される。他方の対向アーム１３，１３の各先端側
にはガイドローラ１６が可回転に支持されて回転
駆動される。第５図は該ローラ１６の回転駆動手
段１７を示しており、この例では小型モータ１８
を動力源として回転駆動されるものとなつてい
る。
いま、Ａ位置で巻芯１５にシート状体９を巻取
つて行き、第２図に示すごとく満巻き状態になる
と、これが自動的に検出されて、第４図に示すご
とくターレツト盤６はａ矢視方向（時計まわり方
向）に180度旋回し、Ａ位置にあつた満巻芯１５
がＢ位置へ移り、Ｂ位置にあつた空巻芯１５′が
Ａ位置へ移る。この移し途上において、第３図に
示すごとく未だ走行中のシート状体９はガイドロ
ーラ１６に接触してガイドされるが、このときガ
イドローラ１６は回転駆動手段１７で予めシート
状体９の送り速度に同調して回転駆動されてい
る。したがつて、シート状体９とガイドローラ１
６の表面との間にスリツプが生じることがない。
図では空巻芯１５′がＡ位置へ移ると同時に、切
断用アーム２１が軸２２まわりに揺動し、そのア
ーム２１の先端の切断刃２３でシート状体９を空
巻芯１５′上で切断すると同時に、該シート状体
９の切断端を空巻芯１５′に自動的に巻き付ける。
因に、ガイドローラ１６の回転駆動手段１７は該
ローラ１６にシート状体９が接触する直前に至つ
て回転駆動されることを予想しているが、常時駆
動されていてもよい。
つて行き、第２図に示すごとく満巻き状態になる
と、これが自動的に検出されて、第４図に示すご
とくターレツト盤６はａ矢視方向（時計まわり方
向）に180度旋回し、Ａ位置にあつた満巻芯１５
がＢ位置へ移り、Ｂ位置にあつた空巻芯１５′が
Ａ位置へ移る。この移し途上において、第３図に
示すごとく未だ走行中のシート状体９はガイドロ
ーラ１６に接触してガイドされるが、このときガ
イドローラ１６は回転駆動手段１７で予めシート
状体９の送り速度に同調して回転駆動されてい
る。したがつて、シート状体９とガイドローラ１
６の表面との間にスリツプが生じることがない。
図では空巻芯１５′がＡ位置へ移ると同時に、切
断用アーム２１が軸２２まわりに揺動し、そのア
ーム２１の先端の切断刃２３でシート状体９を空
巻芯１５′上で切断すると同時に、該シート状体
９の切断端を空巻芯１５′に自動的に巻き付ける。
因に、ガイドローラ１６の回転駆動手段１７は該
ローラ１６にシート状体９が接触する直前に至つ
て回転駆動されることを予想しているが、常時駆
動されていてもよい。
図示例の全容は以上の通りであるが、本考案は
これに限られるものではない。例えば、ガイドロ
ーラ１６の回転駆動手段１７としては小型モータ
１８に代えて、ガイドローラ１６の軸１６ａの端
にエアーノズルで圧搾空気を吹き付け、ガイドロ
ーラ１６の軸１６ａの端部に該圧搾空気を受け止
めてガイドローラ１６に回転力を与えるような歯
型を取付けたものにするなど、自由に設計変更で
きる。
これに限られるものではない。例えば、ガイドロ
ーラ１６の回転駆動手段１７としては小型モータ
１８に代えて、ガイドローラ１６の軸１６ａの端
にエアーノズルで圧搾空気を吹き付け、ガイドロ
ーラ１６の軸１６ａの端部に該圧搾空気を受け止
めてガイドローラ１６に回転力を与えるような歯
型を取付けたものにするなど、自由に設計変更で
きる。
また、ターレツト盤６は二軸式に代えて、三軸
などの多軸型にしてもよいことは言うまでもな
い。
などの多軸型にしてもよいことは言うまでもな
い。
以上説明したように、この考案によれば、ター
レツト盤６上のガイドローラ１６を回転駆動する
ものとしたので、シート状体の巻取りや繰出しに
際し新旧の巻芯の切り換え時にガイドローラ１６
の表面とシート状体９との間でスリツプが生じる
ことがない。したがつて、シート状体９への疵付
き問題を解消でき、全自動無人化が達成し得るに
至つた。
レツト盤６上のガイドローラ１６を回転駆動する
ものとしたので、シート状体の巻取りや繰出しに
際し新旧の巻芯の切り換え時にガイドローラ１６
の表面とシート状体９との間でスリツプが生じる
ことがない。したがつて、シート状体９への疵付
き問題を解消でき、全自動無人化が達成し得るに
至つた。
第１図は本考案に係るターレツト盤を使用した
ラミネータの巻取側の概略図、第２図はターレツ
ト盤の正面図、第３図はターレツト盤の旋回途上
を示す正面図、第４図はターレツト盤の旋回後の
正面図、第５図はターレツト盤上のガイドローラ
の回転駆動手段を示す平面図である。 １４……巻芯軸、１５……巻芯、１６……ガイ
ドローラ、１７……ガイドローラの回転駆動手
段。
ラミネータの巻取側の概略図、第２図はターレツ
ト盤の正面図、第３図はターレツト盤の旋回途上
を示す正面図、第４図はターレツト盤の旋回後の
正面図、第５図はターレツト盤上のガイドローラ
の回転駆動手段を示す平面図である。 １４……巻芯軸、１５……巻芯、１６……ガイ
ドローラ、１７……ガイドローラの回転駆動手
段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シート状体９の巻芯１５が着脱自在に装着され
る複数の巻芯軸１４と、 巻芯軸１４，１４間に位置するシート状体９の
ガイドローラ１６と、 シート状体９が各ガイドローラ１６に接触した
状態で各ガイドローラ１６をシート状体９の送り
速度にほぼ同調させて予め回転駆動する手段１７
とを備えているシート状体の巻取・繰出用ターレ
ツト盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4737984U JPS60159749U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | シ−ト状体の巻取・繰出用タ−レツト盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4737984U JPS60159749U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | シ−ト状体の巻取・繰出用タ−レツト盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60159749U JPS60159749U (ja) | 1985-10-24 |
| JPH0138113Y2 true JPH0138113Y2 (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=30562651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4737984U Granted JPS60159749U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | シ−ト状体の巻取・繰出用タ−レツト盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60159749U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5734222B2 (ja) * | 2012-02-24 | 2015-06-17 | 富士フイルム株式会社 | ウェブ巻取り装置、ウェブロール製造装置及び方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5221143A (en) * | 1975-08-09 | 1977-02-17 | Kubota Ltd | Combine with straw cutter |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4737984U patent/JPS60159749U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5221143A (en) * | 1975-08-09 | 1977-02-17 | Kubota Ltd | Combine with straw cutter |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60159749U (ja) | 1985-10-24 |
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