JPS627097B2 - - Google Patents
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- JPS627097B2 JPS627097B2 JP57034568A JP3456882A JPS627097B2 JP S627097 B2 JPS627097 B2 JP S627097B2 JP 57034568 A JP57034568 A JP 57034568A JP 3456882 A JP3456882 A JP 3456882A JP S627097 B2 JPS627097 B2 JP S627097B2
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- JP
- Japan
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- winding
- roll
- core
- bearing frame
- presser
- Prior art date
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 253
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H19/00—Changing the web roll
- B65H19/22—Changing the web roll in winding mechanisms or in connection with winding operations
- B65H19/2238—The web roll being driven by a winding mechanism of the nip or tangential drive type
- B65H19/2269—Cradle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/417—Handling or changing web rolls
- B65H2301/418—Changing web roll
- B65H2301/4181—Core or mandrel supply
- B65H2301/41814—Core or mandrel supply by container storing cores and feeding through wedge-shaped slot or elongated channel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/417—Handling or changing web rolls
- B65H2301/418—Changing web roll
- B65H2301/4182—Core or mandrel insertion, e.g. means for loading core or mandrel in winding position
- B65H2301/41822—Core or mandrel insertion, e.g. means for loading core or mandrel in winding position from above, i.e. by gravity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/417—Handling or changing web rolls
- B65H2301/418—Changing web roll
- B65H2301/4182—Core or mandrel insertion, e.g. means for loading core or mandrel in winding position
- B65H2301/41824—Core or mandrel insertion, e.g. means for loading core or mandrel in winding position from below, e.g. between rollers of winding bed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2408/00—Specific machines
- B65H2408/20—Specific machines for handling web(s)
- B65H2408/23—Winding machines
- B65H2408/235—Cradles
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、トイレツトペーパーとか、タオル
ペーパー等のような、比較的薄いか又は柔軟な紙
の巻取り装置に関するものである。
ペーパー等のような、比較的薄いか又は柔軟な紙
の巻取り装置に関するものである。
原紙が多量に巻付けられた原紙ロールから繰り
出される原紙を、一定量宛別のコアーに巻取らせ
る装置としては、コアーに、それよりも長尺の芯
棒を挿通して、該心棒の両端を適当な手段によつ
て支持し、このコアーに一定量宛の原紙を巻取ら
せるようにしたものとか、芯棒を用いることな
く、回転する支持体によつてコアーを自転可能に
支持し、自転するコアーに原紙を巻取らせるよう
にしたものが、いくつか知られているが、この発
明は、芯棒を用いることなく、コアーを回転する
支持体によつて自転可能に支持せしめておくと共
に、巻取り途中において、コアーが巻太るにした
がつて、コアーをその巻取空間で徐々に移動せし
めることにより、その巻取り作用を円滑に行える
ようにした、紙の巻取り装置であつて、コアーに
巻き取られたログにおける、コアーへの原紙の巻
き始め側の断端が、自動的に且つ極めて円滑にコ
アーに巻きつけられる紙の巻取り装置を提供しよ
うとするものであつて、その要旨とするところは
機枠上の適所に横架して軸受された巻取りドラム
と、機枠上に変位自在に支持された軸受枠により
軸受されて、前記巻取りドラムとの間隔を増減自
在に構成された巻取りロールと、機枠に対して変
位自在に構成された軸受枠により軸受されて、前
記巻取りドラムと巻取りロール間の間隔部の上方
位から下向きに昇降自在に構成された押えロール
と、機枠に対して変位自在に構成された他の軸受
枠により軸受されて、前記巻取りドラムと巻取り
ロール間の間隔部の下方位から上向きに昇降自在
に構成された受ロールとでもつて、巻取り空間を
構成すると共に、前記巻取りドラムと巻取りロー
ルを、同一の周速度にて回転せしめる駆動源に連
結し、前記巻取りロールの軸受枠、押えロールの
軸受枠及び受ロールの軸受枠に、夫々その変位作
動機構を連結し、前記巻取り空間の上方位にコア
ーの供給装置を配設し、巻取り空間の上部に、ロ
グから切離された、又はログから切離される、原
紙を次のコアーへと巻きつけるための巻付け装置
を配設してある紙の巻取り装置であつて、上記原
紙の次のコアーへの巻付け装置が、該コアーの下
位にある原紙を誘導して、それをコアーの下面に
巻きつけそれをコアーが前記巻取りロールに接し
ている部位へと喰い込ませるための、第1の巻付
け装置と、上記コアーが巻取りロールに接してい
る部位を経過してその上方へと誘導された原紙を
更に誘導して、それをコアーの上面に巻きつけそ
れをコアーが前記押えロールに接している部位へ
と喰い込ませるため、第2の巻付け装置とでもつ
て構成されており、上記第2の巻付け装置が、前
記巻取りロールの回転中心を支点としてその基端
を枢支された軸受枠の自由端によつて前記押えロ
ールを巻取ロールに対面せしめて回転自在に支持
せしめた構成と、この押えロールと巻取りロール
間の間隔を狭くした構成とによつて構成されてい
ること、を特徴としてなる紙の巻取り装置にあ
る。
出される原紙を、一定量宛別のコアーに巻取らせ
る装置としては、コアーに、それよりも長尺の芯
棒を挿通して、該心棒の両端を適当な手段によつ
て支持し、このコアーに一定量宛の原紙を巻取ら
せるようにしたものとか、芯棒を用いることな
く、回転する支持体によつてコアーを自転可能に
支持し、自転するコアーに原紙を巻取らせるよう
にしたものが、いくつか知られているが、この発
明は、芯棒を用いることなく、コアーを回転する
支持体によつて自転可能に支持せしめておくと共
に、巻取り途中において、コアーが巻太るにした
がつて、コアーをその巻取空間で徐々に移動せし
めることにより、その巻取り作用を円滑に行える
ようにした、紙の巻取り装置であつて、コアーに
巻き取られたログにおける、コアーへの原紙の巻
き始め側の断端が、自動的に且つ極めて円滑にコ
アーに巻きつけられる紙の巻取り装置を提供しよ
うとするものであつて、その要旨とするところは
機枠上の適所に横架して軸受された巻取りドラム
と、機枠上に変位自在に支持された軸受枠により
軸受されて、前記巻取りドラムとの間隔を増減自
在に構成された巻取りロールと、機枠に対して変
位自在に構成された軸受枠により軸受されて、前
記巻取りドラムと巻取りロール間の間隔部の上方
位から下向きに昇降自在に構成された押えロール
と、機枠に対して変位自在に構成された他の軸受
枠により軸受されて、前記巻取りドラムと巻取り
ロール間の間隔部の下方位から上向きに昇降自在
に構成された受ロールとでもつて、巻取り空間を
構成すると共に、前記巻取りドラムと巻取りロー
ルを、同一の周速度にて回転せしめる駆動源に連
結し、前記巻取りロールの軸受枠、押えロールの
軸受枠及び受ロールの軸受枠に、夫々その変位作
動機構を連結し、前記巻取り空間の上方位にコア
ーの供給装置を配設し、巻取り空間の上部に、ロ
グから切離された、又はログから切離される、原
紙を次のコアーへと巻きつけるための巻付け装置
を配設してある紙の巻取り装置であつて、上記原
紙の次のコアーへの巻付け装置が、該コアーの下
位にある原紙を誘導して、それをコアーの下面に
巻きつけそれをコアーが前記巻取りロールに接し
ている部位へと喰い込ませるための、第1の巻付
け装置と、上記コアーが巻取りロールに接してい
る部位を経過してその上方へと誘導された原紙を
更に誘導して、それをコアーの上面に巻きつけそ
れをコアーが前記押えロールに接している部位へ
と喰い込ませるため、第2の巻付け装置とでもつ
て構成されており、上記第2の巻付け装置が、前
記巻取りロールの回転中心を支点としてその基端
を枢支された軸受枠の自由端によつて前記押えロ
ールを巻取ロールに対面せしめて回転自在に支持
せしめた構成と、この押えロールと巻取りロール
間の間隔を狭くした構成とによつて構成されてい
ること、を特徴としてなる紙の巻取り装置にあ
る。
実施例を、図について説明すると、第1〜4図
において、1は、機枠2によつてその回転軸3を
回転自在に軸受され、外周面をローレツト仕上げ
され、適当間隔おきに環状溝1aが形成された、
巻取りドラム、4は、この巻取りドラム1の前方
位に配設された、複数個の巻取りロールで、各巻
取りロール4間に夫々適宜の間隔を附与して、一
本の軸5に嵌着されており、この巻取りロール4
の軸5は、巻取りドラム1の下方位で、機枠2に
枢支6された、一対の回動アームからなる軸受枠
7の上に、上記枢支点6の上方位で、横架軸受8
されている。
において、1は、機枠2によつてその回転軸3を
回転自在に軸受され、外周面をローレツト仕上げ
され、適当間隔おきに環状溝1aが形成された、
巻取りドラム、4は、この巻取りドラム1の前方
位に配設された、複数個の巻取りロールで、各巻
取りロール4間に夫々適宜の間隔を附与して、一
本の軸5に嵌着されており、この巻取りロール4
の軸5は、巻取りドラム1の下方位で、機枠2に
枢支6された、一対の回動アームからなる軸受枠
7の上に、上記枢支点6の上方位で、横架軸受8
されている。
このようにして、巻取りドラム1と巻取りロー
ル4間の間隔は、これを増減自在に構成されてい
るのであるが、巻取りロール4の軸受枠7には、
第1図にその概略を示したような、変位作動機構
を連結してあつて、巻取りロール4の軸受枠7
は、間欠的に揺動せしめられるようになつてい
る。
ル4間の間隔は、これを増減自在に構成されてい
るのであるが、巻取りロール4の軸受枠7には、
第1図にその概略を示したような、変位作動機構
を連結してあつて、巻取りロール4の軸受枠7
は、間欠的に揺動せしめられるようになつてい
る。
すなわち、軸受枠7は、連杆10を介して、偏
心輪11に外嵌めされたリング12に連結されて
いて、軸13にクラツチ(図示せず)が入り、偏
心輪11が一回転駆動されると、第1図に示した
スタート位置から巻取りドラム1との間の間隔を
拡げる方向に一往復揺動運動されて、再び前記ス
タート位置に復帰せしめられるようになつてお
り、この軸受枠7が揺動することによつて、前記
巻取りドラム1と巻取りロール4間の間隔は、コ
アー14よりも小さい一定間隔と、巻取りドラム
1と巻取りロール4間で若干巻太つたログ(コア
ー14に紙が若干巻きつけられたもの)の通過を
許容しうる間隔との間に亘つて、その間隔を間欠
的に増減せしめられるようになつているのであ
る。
心輪11に外嵌めされたリング12に連結されて
いて、軸13にクラツチ(図示せず)が入り、偏
心輪11が一回転駆動されると、第1図に示した
スタート位置から巻取りドラム1との間の間隔を
拡げる方向に一往復揺動運動されて、再び前記ス
タート位置に復帰せしめられるようになつてお
り、この軸受枠7が揺動することによつて、前記
巻取りドラム1と巻取りロール4間の間隔は、コ
アー14よりも小さい一定間隔と、巻取りドラム
1と巻取りロール4間で若干巻太つたログ(コア
ー14に紙が若干巻きつけられたもの)の通過を
許容しうる間隔との間に亘つて、その間隔を間欠
的に増減せしめられるようになつているのであ
る。
上記のようにして、互に平行に配置された、巻
取りドラム1の軸3と、巻取りロール4の軸5と
の間は、軸受枠7の支点6位置を経過させた、図
示してない連動系を介して、連動連結れると共
に、同一の駆動源に連結されていて、巻取りドラ
ム1と巻取りロール4とは、同一の周速度にて
夫々矢印方向に駆動せしめられるようになつてい
る。
取りドラム1の軸3と、巻取りロール4の軸5と
の間は、軸受枠7の支点6位置を経過させた、図
示してない連動系を介して、連動連結れると共
に、同一の駆動源に連結されていて、巻取りドラ
ム1と巻取りロール4とは、同一の周速度にて
夫々矢印方向に駆動せしめられるようになつてい
る。
巻取りドラム1と巻取りロール4の間隔部の上
方位には、次のような、上方位から下向きに進退
自在な押えロール15が、この発明にしたがつて
配設されている。すなわち、16は、前記軸受枠
7上に軸受された巻取りロール4の軸5を支点と
して、回動自在に支持された一対の軸受板16
a,16aと、ステー16bとでもつて構成され
て、該軸受枠7上に枢支された軸受枠で、前記押
えロール15は、この軸受枠16の自由端に軸受
15aされているのであるが、押えロール15
は、この軸受15aによつて、巻取りロール4と
の間の間隔Bが、できるだけ小さくなるように、
つまり、巻取りロール15に接触しない範囲にお
いて間隔Bをできるだけ小さく(例:B=1mm)
設定されている。またこの軸受枠16には、第3
図に示す如く、その支軸5を中心とするスプロケ
ツトホイール17を固着してあつて、このスプロ
ケツトホイール17へと、この軸受枠16を回動
変位させるための作動機構が連結されているので
あるが、この実施例の作動機構は、軸受枠7の支
軸6に回転自在に遊嵌されたスプロケツトホイー
ル18と、両ホイール17,18間に懸け回わし
たチエーン20と、スプロケツトホイール18に
固着した腕杆21と、該腕杆21に一端に連結さ
れた連杆22を介して連結された摺動体23と、
摺動体23を第4図上左右に摺動変位せしめる溝
カム24と、でもつて構成されていて、前記偏心
シーブ11の軸13に嵌着された溝カム24が、
間欠的に一回転すると、摺動体23が変位せしめ
られることによつて、そのとき、押えロール15
が、第1図に示した出発位置から所定の速度でも
つて、一旦降下変位せしめられたのち、上至点ま
で上昇変位し、再び降下せしめられて、前記スタ
ート位置に復帰せしめられるようになつており、
スタート位置に待期せしめられるようになつてい
る。
方位には、次のような、上方位から下向きに進退
自在な押えロール15が、この発明にしたがつて
配設されている。すなわち、16は、前記軸受枠
7上に軸受された巻取りロール4の軸5を支点と
して、回動自在に支持された一対の軸受板16
a,16aと、ステー16bとでもつて構成され
て、該軸受枠7上に枢支された軸受枠で、前記押
えロール15は、この軸受枠16の自由端に軸受
15aされているのであるが、押えロール15
は、この軸受15aによつて、巻取りロール4と
の間の間隔Bが、できるだけ小さくなるように、
つまり、巻取りロール15に接触しない範囲にお
いて間隔Bをできるだけ小さく(例:B=1mm)
設定されている。またこの軸受枠16には、第3
図に示す如く、その支軸5を中心とするスプロケ
ツトホイール17を固着してあつて、このスプロ
ケツトホイール17へと、この軸受枠16を回動
変位させるための作動機構が連結されているので
あるが、この実施例の作動機構は、軸受枠7の支
軸6に回転自在に遊嵌されたスプロケツトホイー
ル18と、両ホイール17,18間に懸け回わし
たチエーン20と、スプロケツトホイール18に
固着した腕杆21と、該腕杆21に一端に連結さ
れた連杆22を介して連結された摺動体23と、
摺動体23を第4図上左右に摺動変位せしめる溝
カム24と、でもつて構成されていて、前記偏心
シーブ11の軸13に嵌着された溝カム24が、
間欠的に一回転すると、摺動体23が変位せしめ
られることによつて、そのとき、押えロール15
が、第1図に示した出発位置から所定の速度でも
つて、一旦降下変位せしめられたのち、上至点ま
で上昇変位し、再び降下せしめられて、前記スタ
ート位置に復帰せしめられるようになつており、
スタート位置に待期せしめられるようになつてい
る。
また、巻取りドラム1と巻取りロール4の間隔
部の下方位には、次のような、下方位から上向き
に昇降自在な受ロール25が配設されている。す
なわち、26は前記巻取りドラム1の後方位で機
枠2の適所にその基端を枢支27された、側面形
状がU字形の軸受枠で、前記受ロール25は、こ
の軸受枠26の自由端に軸受されていて、受ロー
ル25は、下方から前記間隔部へと向けて、昇降
自在に構成されているのであるが、この軸受枠2
6には、バランスウエイト28を取りつけてあつ
て、該バランスウエイト28でもつて、常時上向
きに附勢されると共に、この軸受枠26には、エ
ヤーシリンダ30を連結してあつて、上記附勢に
さからつた受ロール25の降下動作を、該エヤシ
リンダ30でもつて行わせうるようになつてい
る。
部の下方位には、次のような、下方位から上向き
に昇降自在な受ロール25が配設されている。す
なわち、26は前記巻取りドラム1の後方位で機
枠2の適所にその基端を枢支27された、側面形
状がU字形の軸受枠で、前記受ロール25は、こ
の軸受枠26の自由端に軸受されていて、受ロー
ル25は、下方から前記間隔部へと向けて、昇降
自在に構成されているのであるが、この軸受枠2
6には、バランスウエイト28を取りつけてあつ
て、該バランスウエイト28でもつて、常時上向
きに附勢されると共に、この軸受枠26には、エ
ヤーシリンダ30を連結してあつて、上記附勢に
さからつた受ロール25の降下動作を、該エヤシ
リンダ30でもつて行わせうるようになつてい
る。
以上説明した巻取りドラム1と、巻取りロール
4と、押えロール15と、受ロール25とにて囲
まれた空間によつて、そこに、巻取り空間Aが形
成されているのであるが、この巻取り空間Aは、
巻取りドラム1の軸心と巻取りロール4の軸心と
を結んだ境界線よりも上を、上記巻取り空間A1
に、該境界線よりも下を、下部巻取り空間A2に
構成されていて、これらの巻取空間A1,A2の形
状は、巻取ロール4、押えロール15及び受ロー
ル25が、変位自在であるところより、可変であ
る。
4と、押えロール15と、受ロール25とにて囲
まれた空間によつて、そこに、巻取り空間Aが形
成されているのであるが、この巻取り空間Aは、
巻取りドラム1の軸心と巻取りロール4の軸心と
を結んだ境界線よりも上を、上記巻取り空間A1
に、該境界線よりも下を、下部巻取り空間A2に
構成されていて、これらの巻取空間A1,A2の形
状は、巻取ロール4、押えロール15及び受ロー
ル25が、変位自在であるところより、可変であ
る。
そして、それに原紙を巻き取らせるためのコア
ー14は、この巻取空間Aの上位に配設された、
コアーの供給装置31から、上部巻取り空間A1
へと、一個宛、間欠的にコントロールして供給さ
れるようになつているのであるが、実施例のコア
ーの供給装置31は、ホツパー32の底板32a
を一側で枢支33して、これを揺動自在に構成す
ると共に、該底板32aを偏心軸受34を介して
偏心ロール35に連結してある、ホツパー32
と、ホツパー32の底部に連結された供給樋36
と、供給樋36の途中に配設した2個のストツパ
ー37,38と、この2個のストツパー37,3
8をコアー14に対して交替的に係脱作動させる
ためのエヤーシリンダ37a,38a等でもつて
構成されていて、ホツパー32内から供給樋36
内へと導かれたコアー14は、2個のストツパー
37,38を、適時に交互に突出作用させると、
一個宛、上記上部巻取り空間A1へと落下供給さ
れるようになつており、ストツパー37,38
の、コアー14に対する係脱作動は、前記軸13
の一回転に同調して、自動的に、且つ周期的に行
われるようになつており、前記押えロール15
は、ストツパー38が開いて、コアー14が、上
部巻取り空間A1へと供給される時点には、軸受
枠16の回転により上昇変位せしめられた位置に
あつて、該巻取空間A1へと、コアー14を供給
しうる状態になつている。
ー14は、この巻取空間Aの上位に配設された、
コアーの供給装置31から、上部巻取り空間A1
へと、一個宛、間欠的にコントロールして供給さ
れるようになつているのであるが、実施例のコア
ーの供給装置31は、ホツパー32の底板32a
を一側で枢支33して、これを揺動自在に構成す
ると共に、該底板32aを偏心軸受34を介して
偏心ロール35に連結してある、ホツパー32
と、ホツパー32の底部に連結された供給樋36
と、供給樋36の途中に配設した2個のストツパ
ー37,38と、この2個のストツパー37,3
8をコアー14に対して交替的に係脱作動させる
ためのエヤーシリンダ37a,38a等でもつて
構成されていて、ホツパー32内から供給樋36
内へと導かれたコアー14は、2個のストツパー
37,38を、適時に交互に突出作用させると、
一個宛、上記上部巻取り空間A1へと落下供給さ
れるようになつており、ストツパー37,38
の、コアー14に対する係脱作動は、前記軸13
の一回転に同調して、自動的に、且つ周期的に行
われるようになつており、前記押えロール15
は、ストツパー38が開いて、コアー14が、上
部巻取り空間A1へと供給される時点には、軸受
枠16の回転により上昇変位せしめられた位置に
あつて、該巻取空間A1へと、コアー14を供給
しうる状態になつている。
この発明の装置には、巻取りドラム1と、巻取
りロール4と、押えロール15とにて囲まれた、
上部巻取り空間A1に供給されたコアー14に対
して、原紙を巻きつけるための、新規な巻付け装
置が配設されているのであるが、この原紙の巻付
け装置は、該コアー14と巻取りドラム1間の転
接部位を経過してコアー14の下位の巻取り空間
Aに誘導されている原紙56に作用して、それを
コアーの下面に巻付け、それをコアー14が前記
巻取りロール4に接している部位へと喰い込ませ
るための、第1の巻付け装置と、上記コアー14
が巻取りロール4に接している部位を経過してそ
の上方へと誘導された原紙56を更に誘導して、
それをコアー14の上面に巻き付け、それをコア
ー14が前記押えロール15に接している部位へ
と喰い込ませるための、第2の巻付け装置とでも
つて構成されており、この実施例の第1の巻付け
装置は、巻付けドラム1に形成せる環状溝1a内
に吹出し口40bを配して、該吹出し口40bを
コアー14が巻取りロール4に接している部位へ
と向け、その基端部40aを機枠2に固定して設
けた、空気の吹付け装置40でもつて構成されて
おり、第2の巻付け装置は、前記せる如く、巻取
りロール4の軸5を支点としてその基端部を枢支
された軸受枠16の自由端によつて、前記押えロ
ール15を回転自在に支持せしめた構成と、この
押えロール15と巻取りロール4間の間隔Bを、
特に、両者が互に転接し得ない範囲において、で
きるだけ狭くした構成によつて構成されている。
なお、この実施例の押えロール15は、その軸端
に嵌着したギヤー73と、前記軸受板16aに軸
支されたアイドルギヤー74と、巻取りロール4
の軸5に嵌着されたギヤー75とを介して、巻取
りロール4に連動連結されていて、押えロール1
5は、常時巻取りロール4と同一の周速度にて第
1図上時計方向に回転せしめられるようになつて
いる。
りロール4と、押えロール15とにて囲まれた、
上部巻取り空間A1に供給されたコアー14に対
して、原紙を巻きつけるための、新規な巻付け装
置が配設されているのであるが、この原紙の巻付
け装置は、該コアー14と巻取りドラム1間の転
接部位を経過してコアー14の下位の巻取り空間
Aに誘導されている原紙56に作用して、それを
コアーの下面に巻付け、それをコアー14が前記
巻取りロール4に接している部位へと喰い込ませ
るための、第1の巻付け装置と、上記コアー14
が巻取りロール4に接している部位を経過してそ
の上方へと誘導された原紙56を更に誘導して、
それをコアー14の上面に巻き付け、それをコア
ー14が前記押えロール15に接している部位へ
と喰い込ませるための、第2の巻付け装置とでも
つて構成されており、この実施例の第1の巻付け
装置は、巻付けドラム1に形成せる環状溝1a内
に吹出し口40bを配して、該吹出し口40bを
コアー14が巻取りロール4に接している部位へ
と向け、その基端部40aを機枠2に固定して設
けた、空気の吹付け装置40でもつて構成されて
おり、第2の巻付け装置は、前記せる如く、巻取
りロール4の軸5を支点としてその基端部を枢支
された軸受枠16の自由端によつて、前記押えロ
ール15を回転自在に支持せしめた構成と、この
押えロール15と巻取りロール4間の間隔Bを、
特に、両者が互に転接し得ない範囲において、で
きるだけ狭くした構成によつて構成されている。
なお、この実施例の押えロール15は、その軸端
に嵌着したギヤー73と、前記軸受板16aに軸
支されたアイドルギヤー74と、巻取りロール4
の軸5に嵌着されたギヤー75とを介して、巻取
りロール4に連動連結されていて、押えロール1
5は、常時巻取りロール4と同一の周速度にて第
1図上時計方向に回転せしめられるようになつて
いる。
この実施例の巻取り装置には、下部巻取り空間
A2で巻太つたログ43を、受ロール25上から
巻取り空間A2外に放出せしめるための装置が、
受ロール25の軸受枠26に連結せる、エヤーシ
リンダ30でもつて構成されていて、ログ43
が、上記下部巻取空間A2で巻太つた時、受ロー
ル25を急激に下降動させると、巻き太つたログ
43が、その重心よりも左側を受ロール25にて
支えられているためと、受ロール25の回転(惰
性)によつて、右方へと放出されるようになつて
いる。
A2で巻太つたログ43を、受ロール25上から
巻取り空間A2外に放出せしめるための装置が、
受ロール25の軸受枠26に連結せる、エヤーシ
リンダ30でもつて構成されていて、ログ43
が、上記下部巻取空間A2で巻太つた時、受ロー
ル25を急激に下降動させると、巻き太つたログ
43が、その重心よりも左側を受ロール25にて
支えられているためと、受ロール25の回転(惰
性)によつて、右方へと放出されるようになつて
いる。
そして、受ロール25上から上記のようにして
放出された、ログ43の回転を止めて、それを一
旦静止状態に保持するため、ログの一時的な保持
装置が、前記下部巻取り空間A2の下位の前方に
配設されているのであるが、この実施例の、ログ
の一時的な保持装置は、機枠7に支持せしめて、
前記下部巻取空間A2の前方下位の適所に配設さ
れた受板44と、巻取りロール4の軸受枠7上の
適所に軸受された軸45から突設せる、複数の押
え板46とでもつて、構成されていて、押え板4
6は、各巻取りロール4の間の間隙部(第1図図
示位置)から下向きに出没自在に構成されてい
る。そして、この押え板46には、その自由端側
を作動させるためのエヤーシリンダ42が連結さ
れている。
放出された、ログ43の回転を止めて、それを一
旦静止状態に保持するため、ログの一時的な保持
装置が、前記下部巻取り空間A2の下位の前方に
配設されているのであるが、この実施例の、ログ
の一時的な保持装置は、機枠7に支持せしめて、
前記下部巻取空間A2の前方下位の適所に配設さ
れた受板44と、巻取りロール4の軸受枠7上の
適所に軸受された軸45から突設せる、複数の押
え板46とでもつて、構成されていて、押え板4
6は、各巻取りロール4の間の間隙部(第1図図
示位置)から下向きに出没自在に構成されてい
る。そして、この押え板46には、その自由端側
を作動させるためのエヤーシリンダ42が連結さ
れている。
なお、図において、47は、この実施例の巻取
り装置によつて巻太つた上、紙を切り離された、
ログの搬出コンベヤ、48は、その前方に一定の
間隔を与えて配した、受ロールである。また、5
0は、この実施例の巻取り装置に附設した、ミシ
ン目あけ装置で、該装置50は、ミシン目をあけ
るためのカツター51を、その円筒面に植設せ
る、カツターロール52と、機枠2に固定せる取
付体53に取付けられた、固定刃54と、でもつ
て構成されていて、原紙ロール55から繰り出さ
れた紙56が、このカツターロール52に接して
巻取り装置へと送り込まれるとき、カツター51
が、固定刃54に当つた位置に、ミシン目があけ
られるようになつている。57は案内ロールであ
る。
り装置によつて巻太つた上、紙を切り離された、
ログの搬出コンベヤ、48は、その前方に一定の
間隔を与えて配した、受ロールである。また、5
0は、この実施例の巻取り装置に附設した、ミシ
ン目あけ装置で、該装置50は、ミシン目をあけ
るためのカツター51を、その円筒面に植設せ
る、カツターロール52と、機枠2に固定せる取
付体53に取付けられた、固定刃54と、でもつ
て構成されていて、原紙ロール55から繰り出さ
れた紙56が、このカツターロール52に接して
巻取り装置へと送り込まれるとき、カツター51
が、固定刃54に当つた位置に、ミシン目があけ
られるようになつている。57は案内ロールであ
る。
次に、作用について説明すると、この発明に係
る紙の巻取り装置は、上記のような構成であるか
ら、上記実施例の装置では、巻取りドラム1と巻
取りロール4を同一の周速度にて矢印方向に回転
駆動すると共に、前記偏心輪11と溝カム24が
嵌着された軸13を、一定のタイミングにしたが
つてスタートさせ、それを間欠的に一回転させる
ときは、巻取り空間Aを構成している巻取りドラ
ム1と巻取りロール4間の間隔は、ほぼ一定の周
期でもつて、間欠的に増減し、また、押えロール
15が、同一の周期でもつて間欠的に上下するか
ら、前記偏心輪11の偏心量と、溝カム24のカ
ム形状と、両者の位相の関係を、適当に設定して
おくと共に、上記周期に夫々同調せしめた一定の
時期に、受ロール25の軸受枠26に連結された
エヤーシリンダ30、押え板46に連結されたエ
ヤーシリンダ42、及び空気の吹付け装置40を
作動させ、また、コアーの供給装置31を作動さ
せるならば、前記巻取空間Aへと、各周期毎に一
個宛コアー14が供給され、次のようにして、該
コアー14に原紙56が巻取られる。
る紙の巻取り装置は、上記のような構成であるか
ら、上記実施例の装置では、巻取りドラム1と巻
取りロール4を同一の周速度にて矢印方向に回転
駆動すると共に、前記偏心輪11と溝カム24が
嵌着された軸13を、一定のタイミングにしたが
つてスタートさせ、それを間欠的に一回転させる
ときは、巻取り空間Aを構成している巻取りドラ
ム1と巻取りロール4間の間隔は、ほぼ一定の周
期でもつて、間欠的に増減し、また、押えロール
15が、同一の周期でもつて間欠的に上下するか
ら、前記偏心輪11の偏心量と、溝カム24のカ
ム形状と、両者の位相の関係を、適当に設定して
おくと共に、上記周期に夫々同調せしめた一定の
時期に、受ロール25の軸受枠26に連結された
エヤーシリンダ30、押え板46に連結されたエ
ヤーシリンダ42、及び空気の吹付け装置40を
作動させ、また、コアーの供給装置31を作動さ
せるならば、前記巻取空間Aへと、各周期毎に一
個宛コアー14が供給され、次のようにして、該
コアー14に原紙56が巻取られる。
すなわち、前記せる如く、押えロール15が上
至点に位置され、巻取りドラム1と巻取りロール
4間の間隔が最も狭くなつた状態において、スト
ツパー38を開けば、コアーの供給装置31から
落下されたコアー14は、巻取りドラム1と巻取
りロール4の両者に接して、矢印方向に自転せし
められる。
至点に位置され、巻取りドラム1と巻取りロール
4間の間隔が最も狭くなつた状態において、スト
ツパー38を開けば、コアーの供給装置31から
落下されたコアー14は、巻取りドラム1と巻取
りロール4の両者に接して、矢印方向に自転せし
められる。
この状態において、押えロール5を降下せしめ
れば、コアー14は、この上部巻取空間A1にお
いて、押えロール15により、巻取りドラム1と
巻取りロール4の相方に圧転接された状態となつ
て、確実に転接回転される(第5図)。
れば、コアー14は、この上部巻取空間A1にお
いて、押えロール15により、巻取りドラム1と
巻取りロール4の相方に圧転接された状態となつ
て、確実に転接回転される(第5図)。
上記のような状態を出発時点として、今、ミシ
ン目あけ装置50と案内ロール57を経過させた
原紙56を、巻取りドラム1に接触せしめて、巻
取りドラム1と上記コアー14間へと送り込み、
第1の巻付け装置である空気の吹付け装置40を
作動させるならば、原紙ロール55から繰り出さ
れた原紙56の先端は、先づ、コアー14が巻取
りロール4に転接している部位へと、空気の吹付
け装置40の作用により吹きつけられて、コアー
14の下面に巻付き、両者の転接部位を通つて、
その上方に送り出される。ところが、この転接部
位の上方には、押えロール15と巻取りロール4
との間の間隔Bを特に狭小に設定なる、第2の巻
付け装置が設けられており、また押えロール15
が第1,5図上時計方向に回転しているので、コ
アー14が巻取りロール4に接している部位の上
方へと誘導された原紙56の上端部は、上記隙間
Bを通過し得ずに、コアー14と押えロール15
の回転により誘導されて、両者間の転接部位へと
喰い込まれ、かくして原紙56の先端は、確実に
コアー14に巻つけられることになるのである。
ン目あけ装置50と案内ロール57を経過させた
原紙56を、巻取りドラム1に接触せしめて、巻
取りドラム1と上記コアー14間へと送り込み、
第1の巻付け装置である空気の吹付け装置40を
作動させるならば、原紙ロール55から繰り出さ
れた原紙56の先端は、先づ、コアー14が巻取
りロール4に転接している部位へと、空気の吹付
け装置40の作用により吹きつけられて、コアー
14の下面に巻付き、両者の転接部位を通つて、
その上方に送り出される。ところが、この転接部
位の上方には、押えロール15と巻取りロール4
との間の間隔Bを特に狭小に設定なる、第2の巻
付け装置が設けられており、また押えロール15
が第1,5図上時計方向に回転しているので、コ
アー14が巻取りロール4に接している部位の上
方へと誘導された原紙56の上端部は、上記隙間
Bを通過し得ずに、コアー14と押えロール15
の回転により誘導されて、両者間の転接部位へと
喰い込まれ、かくして原紙56の先端は、確実に
コアー14に巻つけられることになるのである。
このようにして、原紙56が巻きつけられたコ
アー14は、それが、上部巻取り空間A1では、
巻取りドラム1と、巻取りロール4と、押えロー
ル15の、三者に接して、これらの間に挾持され
た状態にあり、確実に巻き太るのであるが、上記
出発時点において、クラツチを入れ、前記軸13
を一回転させるならば、この発明の装置は、コア
ー14が巻き太るにしたがつて、巻取りドラム1
と巻取りロール4間の間隔を、徐々に増大せしめ
られると共に、押えロール15が、除々に降下せ
しめられるのであつて、コアー14に紙56を巻
き取つたログ43の径よりも、前記巻取りドラム
1と巻取りロール4間の間隔が大になつた時点
で、ログ43は、上部巻取り空間A1から、下部
巻取り空間A2へと、移動され、受ロール25に
転接せしめられることになる。爾後、ログ43
は、巻取りドラム1と巻取りロール4の双方に対
して、下側から、引続いて圧転接せしめられた状
態に保たれる(第6図)。
アー14は、それが、上部巻取り空間A1では、
巻取りドラム1と、巻取りロール4と、押えロー
ル15の、三者に接して、これらの間に挾持され
た状態にあり、確実に巻き太るのであるが、上記
出発時点において、クラツチを入れ、前記軸13
を一回転させるならば、この発明の装置は、コア
ー14が巻き太るにしたがつて、巻取りドラム1
と巻取りロール4間の間隔を、徐々に増大せしめ
られると共に、押えロール15が、除々に降下せ
しめられるのであつて、コアー14に紙56を巻
き取つたログ43の径よりも、前記巻取りドラム
1と巻取りロール4間の間隔が大になつた時点
で、ログ43は、上部巻取り空間A1から、下部
巻取り空間A2へと、移動され、受ロール25に
転接せしめられることになる。爾後、ログ43
は、巻取りドラム1と巻取りロール4の双方に対
して、下側から、引続いて圧転接せしめられた状
態に保たれる(第6図)。
このようにして、ログ43は、下部巻取り空間
A2で、確実に巻太るのであるが、その間に、巻
取りロール4は、巻取りドラム1に近づけられ、
両者間の間隔がコアー14の径よりも小ならしめ
られた、出発点に復帰せしめられ、押えロール1
5は、それが上至点に達した時点において、次の
コアー14を、巻取りドラム1と巻取りロール4
間の上部に供給され、押えロール15は、それが
再び降下されて、スタート位置に復帰し、該コア
ー14が、上部巻取り空間において、前記せる如
く自転せしめられる状態になる。
A2で、確実に巻太るのであるが、その間に、巻
取りロール4は、巻取りドラム1に近づけられ、
両者間の間隔がコアー14の径よりも小ならしめ
られた、出発点に復帰せしめられ、押えロール1
5は、それが上至点に達した時点において、次の
コアー14を、巻取りドラム1と巻取りロール4
間の上部に供給され、押えロール15は、それが
再び降下されて、スタート位置に復帰し、該コア
ー14が、上部巻取り空間において、前記せる如
く自転せしめられる状態になる。
上記のようになつて、受ロール25上のログ4
3が、所定長の紙を巻取ると(第7図)、それ
を、図示してない検知手段により検知して、エヤ
ーシリンダ30を作動させるのであるが、エヤー
シリンダ30が作動せしめられると、受ロール2
5が急激に降下せしめられ、受ロール25が降下
せしめられると、巻取りドラム1と巻取りロール
4との転接状態から解放されたログ43は、受ロ
ール25の回転方向に、つまり前方に放出され、
受板44の上に落ちるのであるが、前記エヤーシ
リング30とほぼ同時に、エヤーシリング42を
作動せしめるように構成しておく、ログ43は、
受板44の上に落ちると同時に、押え板46にて
押えられて、受板44との間に、挾持された状態
になる(第8図)。
3が、所定長の紙を巻取ると(第7図)、それ
を、図示してない検知手段により検知して、エヤ
ーシリンダ30を作動させるのであるが、エヤー
シリンダ30が作動せしめられると、受ロール2
5が急激に降下せしめられ、受ロール25が降下
せしめられると、巻取りドラム1と巻取りロール
4との転接状態から解放されたログ43は、受ロ
ール25の回転方向に、つまり前方に放出され、
受板44の上に落ちるのであるが、前記エヤーシ
リング30とほぼ同時に、エヤーシリング42を
作動せしめるように構成しておく、ログ43は、
受板44の上に落ちると同時に、押え板46にて
押えられて、受板44との間に、挾持された状態
になる(第8図)。
実施例の装置では、上記の状態になると、巻き
太つたログ43は、それが、受板44と押え板4
6からなる一時的な保持装置により、その回転を
止められ、静止保持されることになるが、このよ
うにして、ログ43が静止保持されている間に
も、原紙ロール55から繰り出された原紙56
は、コアー14の下方の巻取り空間Aへと送り込
まれ続けているので、このとき、第1及び第2の
巻付け装置を作動させると、巻取り空間Aにだぶ
ついた原紙の部分56aの上端部は、前記同様に
して、第1及び第2の巻付け装置の作用によつ
て、上部巻取り空間A1に待期中のコアー14へ
と、巻きつけられることになる。このようにし
て、原紙が上部巻取り空間A1に待期中のコアー
14に巻きつくと、このコアー14の下方にだぶ
ついていた原紙の部分56aは、緊張せしめられ
ることになるから、この実施例の場合には、ミシ
ン目があけられた部分で、自動的に切断されるこ
とになる。すなわち、巻太つたログ43は、この
とき、ロール原紙55から切離され、ロール原紙
55に続く原紙56の、新たなコアー14への巻
取りが開始されるのである。前記一回転軸13に
は、この時点においてクラツチが入れられるので
ある。
太つたログ43は、それが、受板44と押え板4
6からなる一時的な保持装置により、その回転を
止められ、静止保持されることになるが、このよ
うにして、ログ43が静止保持されている間に
も、原紙ロール55から繰り出された原紙56
は、コアー14の下方の巻取り空間Aへと送り込
まれ続けているので、このとき、第1及び第2の
巻付け装置を作動させると、巻取り空間Aにだぶ
ついた原紙の部分56aの上端部は、前記同様に
して、第1及び第2の巻付け装置の作用によつ
て、上部巻取り空間A1に待期中のコアー14へ
と、巻きつけられることになる。このようにし
て、原紙が上部巻取り空間A1に待期中のコアー
14に巻きつくと、このコアー14の下方にだぶ
ついていた原紙の部分56aは、緊張せしめられ
ることになるから、この実施例の場合には、ミシ
ン目があけられた部分で、自動的に切断されるこ
とになる。すなわち、巻太つたログ43は、この
とき、ロール原紙55から切離され、ロール原紙
55に続く原紙56の、新たなコアー14への巻
取りが開始されるのである。前記一回転軸13に
は、この時点においてクラツチが入れられるので
ある。
なお、上記実施例のようなメカニズムによる紙
の切り離し位置は、ミシン目の位置を検知して、
前記シリンダ30の作動時点を設定し、該時点を
起点として、上記軸13を間欠的に一回転だけせ
しめるように設定すれば、この発明の巻取り装置
によつて、常に、所定長さの紙を巻取らせうるも
のである。
の切り離し位置は、ミシン目の位置を検知して、
前記シリンダ30の作動時点を設定し、該時点を
起点として、上記軸13を間欠的に一回転だけせ
しめるように設定すれば、この発明の巻取り装置
によつて、常に、所定長さの紙を巻取らせうるも
のである。
上記のようにして、紙の切断が行われた以後の
時点において、押え板46を、前記軸13に同調
せしめて上昇させれば、ログ43は、コンベヤー
47上を転つて、その先端とその前方の受ロール
48間に、一旦受け止められる。
時点において、押え板46を、前記軸13に同調
せしめて上昇させれば、ログ43は、コンベヤー
47上を転つて、その先端とその前方の受ロール
48間に、一旦受け止められる。
したがつて、ログ43が、上記位置に受止めら
れている間に、ログ43が該位置まで転がる間に
巻き戻された紙の適所へと、図示してない任意の
糊付け装置にて、糊付けするならば、このログ4
3は、上記位置で矢印方向へと回転する間に、紙
の断端をログに巻取られ且つ貼着されるものであ
る。
れている間に、ログ43が該位置まで転がる間に
巻き戻された紙の適所へと、図示してない任意の
糊付け装置にて、糊付けするならば、このログ4
3は、上記位置で矢印方向へと回転する間に、紙
の断端をログに巻取られ且つ貼着されるものであ
る。
以上、この発明の紙の巻取り装置を、一実施例
について説明したが、本発明は、上記に説明した
実施例に限定されるものではないのであつて、例
えば、上記実施例においては、押えロール15を
駆動源に連結して、受ロール25は、これを遊転
自在に構成した例を示したが、他の実施例におい
ては、反対に受ロール25を駆動源に連結して、
その周面を巻取りドラム1及び巻取りロール4と
同一の周速度で駆動し、押えロール15を遊転自
在に構成してもよいのであつて、これらのロール
15,25を遊転自在に構成するか強制駆動する
かは、任意事項である。また、上記実施例におい
ては、第1の巻付け装置を空気の吹付け装置40
でもつて構成してある例を示したが、他の実施例
においては、この第1の巻付け装置を、第9図の
ような空気の吸引装置40′、すなわち前記巻取
りロール4を構成している複数のロール4間に形
成された間隔部αに吸引口40b′を配して、該吸
引口40b′をコアー14が巻取りロール4に接し
ている部位の近傍からコアー14の下方の巻取り
空間Aに向け、その基端部のサクシヨンボツクス
40a′を前記軸受枠16に取付けた、空気の吸引
装置40′でもつて構成してもよく、更に他の実
施例においては、この第1の巻付け装置は、これ
を前記したような空気の吹付け装置40と、上記
したような空気の吸引装置40′とでもつて構成
してもよい。
について説明したが、本発明は、上記に説明した
実施例に限定されるものではないのであつて、例
えば、上記実施例においては、押えロール15を
駆動源に連結して、受ロール25は、これを遊転
自在に構成した例を示したが、他の実施例におい
ては、反対に受ロール25を駆動源に連結して、
その周面を巻取りドラム1及び巻取りロール4と
同一の周速度で駆動し、押えロール15を遊転自
在に構成してもよいのであつて、これらのロール
15,25を遊転自在に構成するか強制駆動する
かは、任意事項である。また、上記実施例におい
ては、第1の巻付け装置を空気の吹付け装置40
でもつて構成してある例を示したが、他の実施例
においては、この第1の巻付け装置を、第9図の
ような空気の吸引装置40′、すなわち前記巻取
りロール4を構成している複数のロール4間に形
成された間隔部αに吸引口40b′を配して、該吸
引口40b′をコアー14が巻取りロール4に接し
ている部位の近傍からコアー14の下方の巻取り
空間Aに向け、その基端部のサクシヨンボツクス
40a′を前記軸受枠16に取付けた、空気の吸引
装置40′でもつて構成してもよく、更に他の実
施例においては、この第1の巻付け装置は、これ
を前記したような空気の吹付け装置40と、上記
したような空気の吸引装置40′とでもつて構成
してもよい。
以上説明したところからも理解されるであろう
ように、この発明の巻取り装置によれば、前後の
巻取りドラム及び巻取りロールと、上下の押えロ
ール及び受ロールによつて、巻取り空間が形成さ
れており、該巻取り空間は、それが、巻取りドラ
ムと巻取りロールの軸線を結ぶ線を境として、上
下の巻取り空間に二分されており、この発明の巻
取り装置では、間欠的に上部巻取空間へと供給さ
れたコアーが、上部巻取り空間から下部巻取り空
間へと移動しながら、この二箇所を使つて、停止
することなく、連続的に繰り出されてくる原紙を
巻取るのであるが、上記各巻取り空間は、それを
構成している巻取りドラム以外の3本のロール
が、何も、変位可能に構成されていて、その巻取
り空間が、その空間の大きさを可変に構成される
と共に、上下の各巻取り空間においては、コアー
又はログに、必づ、上記4個のロール又はドラム
のうちの3個が、転接していて、これを3点で挾
持した状態のもとに、巻取りが行われ、また、コ
アーの移動が行われるようになつているので、巻
取りが、極めて円滑確実に行われるのである。
ように、この発明の巻取り装置によれば、前後の
巻取りドラム及び巻取りロールと、上下の押えロ
ール及び受ロールによつて、巻取り空間が形成さ
れており、該巻取り空間は、それが、巻取りドラ
ムと巻取りロールの軸線を結ぶ線を境として、上
下の巻取り空間に二分されており、この発明の巻
取り装置では、間欠的に上部巻取空間へと供給さ
れたコアーが、上部巻取り空間から下部巻取り空
間へと移動しながら、この二箇所を使つて、停止
することなく、連続的に繰り出されてくる原紙を
巻取るのであるが、上記各巻取り空間は、それを
構成している巻取りドラム以外の3本のロール
が、何も、変位可能に構成されていて、その巻取
り空間が、その空間の大きさを可変に構成される
と共に、上下の各巻取り空間においては、コアー
又はログに、必づ、上記4個のロール又はドラム
のうちの3個が、転接していて、これを3点で挾
持した状態のもとに、巻取りが行われ、また、コ
アーの移動が行われるようになつているので、巻
取りが、極めて円滑確実に行われるのである。
また、この発明の巻取り装置では、下部巻取り
空間での巻太りが、変位自在な受ロールの上で行
われるようになつており、該空間で巻き太つたロ
グが、所定量の紙を巻き取つた時には、受ロール
を降下させて、ログを上記巻取り空間から放出す
ることによつて行われるようになつており、ログ
から切離された、又はログから切離される原紙
の、次のコアーへの巻きつけが、次のような第
1・第2の巻付け装置によつて、巻取りドラムと
巻取りロールと押えロールの三点挾持下に行われ
るので、これを、非常に簡単に、且つ確実に、巻
取り作業を中断せしめることなく、つまりは原紙
の繰り出しを中断することなく、行わせうるもの
である。
空間での巻太りが、変位自在な受ロールの上で行
われるようになつており、該空間で巻き太つたロ
グが、所定量の紙を巻き取つた時には、受ロール
を降下させて、ログを上記巻取り空間から放出す
ることによつて行われるようになつており、ログ
から切離された、又はログから切離される原紙
の、次のコアーへの巻きつけが、次のような第
1・第2の巻付け装置によつて、巻取りドラムと
巻取りロールと押えロールの三点挾持下に行われ
るので、これを、非常に簡単に、且つ確実に、巻
取り作業を中断せしめることなく、つまりは原紙
の繰り出しを中断することなく、行わせうるもの
である。
すなわち、この発明の装置では、コアーに対す
る原紙の巻付け装置の第1段目が、コアーの下位
にある原紙誘導して、それをコアーの下面に巻付
け、それをコアーが巻取りロールに接している部
位へと喰い込ませるための、第1の巻付け装置
と、上記コアーが巻取りロールに接している部位
を経過してその上方へと誘導された原紙を更に誘
導して、それをコアーの上面に巻き付けそれをコ
アーが前記押えロールに接している部位へと喰い
込ませるための、第2の巻付け装置とでもつて構
成されているのであるが、この発明にしたがつた
第2の巻付け装置は、それが、前記押えロールを
して、巻取りロールの回転中心を支点としてその
基端部を枢支された軸受枠の自由端によつて回転
自在に支持せしめた構成と、該構成において、特
に、押えロールと巻取りロール間の間隔を狭くし
ただけの構成であるから、この第2の巻付け装置
は、その構成が極めて簡単であるといつた長所
と、この第2の巻付け装置は、その構成が簡単で
あるにも拘らず、その作用は、押えロールとコア
ーの接触部では押えロールがコアーに転接して連
れ回い状態にあるのに対して、押えロールと巻取
りロール間では、押えロールが巻取りロールに対
して狭い間隔で対面せしめられており、しかもこ
の間隔は、押えロールの軸受枠が巻取りロールの
回転中心を支点としてその基部を枢支されている
ので、押えロールが昇降変位しても、常に予め設
定された一定値である。したがつて、このような
小間隔を保つて互に対向せしめられている押えロ
ールと巻取りロール間では、すなわち両者の対向
面では、巻取りロールに接した原紙に対し、押え
ロールの表面が引き剥し作用するので、原紙が押
えロールとコアーの転接部位へと確実に誘導さ
れ、コアーの上面へと円滑に巻きつけられるもの
である。
る原紙の巻付け装置の第1段目が、コアーの下位
にある原紙誘導して、それをコアーの下面に巻付
け、それをコアーが巻取りロールに接している部
位へと喰い込ませるための、第1の巻付け装置
と、上記コアーが巻取りロールに接している部位
を経過してその上方へと誘導された原紙を更に誘
導して、それをコアーの上面に巻き付けそれをコ
アーが前記押えロールに接している部位へと喰い
込ませるための、第2の巻付け装置とでもつて構
成されているのであるが、この発明にしたがつた
第2の巻付け装置は、それが、前記押えロールを
して、巻取りロールの回転中心を支点としてその
基端部を枢支された軸受枠の自由端によつて回転
自在に支持せしめた構成と、該構成において、特
に、押えロールと巻取りロール間の間隔を狭くし
ただけの構成であるから、この第2の巻付け装置
は、その構成が極めて簡単であるといつた長所
と、この第2の巻付け装置は、その構成が簡単で
あるにも拘らず、その作用は、押えロールとコア
ーの接触部では押えロールがコアーに転接して連
れ回い状態にあるのに対して、押えロールと巻取
りロール間では、押えロールが巻取りロールに対
して狭い間隔で対面せしめられており、しかもこ
の間隔は、押えロールの軸受枠が巻取りロールの
回転中心を支点としてその基部を枢支されている
ので、押えロールが昇降変位しても、常に予め設
定された一定値である。したがつて、このような
小間隔を保つて互に対向せしめられている押えロ
ールと巻取りロール間では、すなわち両者の対向
面では、巻取りロールに接した原紙に対し、押え
ロールの表面が引き剥し作用するので、原紙が押
えロールとコアーの転接部位へと確実に誘導さ
れ、コアーの上面へと円滑に巻きつけられるもの
である。
第1図はこの発明に係る紙の巻取り装置の一実
施例を示した一部切欠側面図、第2図は巻取りド
ラムと受ロールの一部切欠平面図、第3図は巻取
りロールと押えロールと押え板の一部切欠平面
図、第4図は押えロールの変位作動機構を示した
側面図、第5図〜第8図は主要機構を線図的に示
した作用説明図、第9図は他の実施例を示した一
部切欠側面図である。 1……巻取りドラム、2……機枠、3……軸、
4……巻取りロール、5……軸、7……軸受枠、
12……変位作動機構(リング)、15……押え
ロール、16……軸受枠、24……変位作動機構
(偏心輪)、25……受ロール、26……軸受枠、
31……コアーの供給装置、40……空気の吹付
け装置、40′……空気の吸引装置、43……ロ
グ、A,A1,A2……巻取り空間、B……押えロ
ールと巻取りロール間の間隔。
施例を示した一部切欠側面図、第2図は巻取りド
ラムと受ロールの一部切欠平面図、第3図は巻取
りロールと押えロールと押え板の一部切欠平面
図、第4図は押えロールの変位作動機構を示した
側面図、第5図〜第8図は主要機構を線図的に示
した作用説明図、第9図は他の実施例を示した一
部切欠側面図である。 1……巻取りドラム、2……機枠、3……軸、
4……巻取りロール、5……軸、7……軸受枠、
12……変位作動機構(リング)、15……押え
ロール、16……軸受枠、24……変位作動機構
(偏心輪)、25……受ロール、26……軸受枠、
31……コアーの供給装置、40……空気の吹付
け装置、40′……空気の吸引装置、43……ロ
グ、A,A1,A2……巻取り空間、B……押えロ
ールと巻取りロール間の間隔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 機枠上の適所に横架して軸受された巻取りド
ラムと、機枠上に変位自在に支持された軸受枠に
より軸受されて、前記巻取りドラムとの間隔を増
減自在に構成された巻取りロールと、機枠に対し
て変位自在に構成された軸受枠により軸受され
て、前記巻取りドラムと巻取りロール間の間隔部
の上方位から下向きに昇降自在に構成された押え
ロールと、機枠に対して変位自在に構成された他
の軸受枠により軸受されて、前記巻取りドラムと
巻取リロール間の間隔部の下方位から上向きに昇
降自在に構成された受ロールとでもつて、巻取り
空間を構成すると共に、前記巻取りドラムと巻取
りロールを、同一の周速度にて回転せしめる駆動
源に連結し、前記巻取りロールの軸受枠、押えロ
ールの軸受枠及び受ロールの軸受枠に、夫々その
変位作動機構を連結し、前記巻取り空間の上方位
にコアーの供給装置を配設し、巻取り空間の上部
に、ログから切離された、又はログから切離され
る、原紙を次のコアーへと巻きつけるための巻付
け装置を配設してある紙の巻取り装置であつて、
上記原紙の次のコアーへの巻付け装置が、該コア
ーの下位にある原紙を誘導して、それをコアーの
下面に巻付けそれをコアーが前記巻取りロールに
接している部位へと喰い込ませるための、第1の
巻付け装置と、上記コアーが巻取りロールに接し
ている部位を経過してその上方へと誘導された原
紙を更に誘導して、それをコアーの上面に巻きつ
けそれをコアーが前記押えロールに接している部
位へと喰い込ませるための、第2の巻付け装置と
でもつて構成されており、上記第2の巻付け装置
が、前記巻取りロールの回転中心を支点としてそ
の基端を枢支された軸受枠の自由端によつて前記
押えロールを巻取りロールに対面せしめて回転自
在に支持せしめた構成と、この押えロールと巻取
りロール間の間隔を狭くした構成とによつて構成
されていること、を特徴としてなる紙の巻取り装
置。 2 前記巻取りロールの軸受枠が、巻取りドラム
の前下方位で機枠に枢支された枠である、特許請
求の範囲第1項に記載の装置。 3 前記巻取りロールが、各ロール間に夫々適宜
間隔を附与して一本の軸に嵌着された複数個の巻
取りロールである、特許請求の範囲第1項又は第
2項に記載の装置。 4 前記第1の巻付け装置が、巻取りドラムに形
成せる環状溝内に吹出し口を配して、該吹出し口
をコアーが巻取りロールに接している部位へと向
けた、空気の吹付け装置でもつて構成されてい
る、特許請求の範囲第1〜3項のいづれか一つの
項に記載の装置。 5 前記第1の巻付け装置が、前記巻取りロール
を構成している複数のロール間に形成された間隔
部に吸引口を配して、該吸引口をコアーが巻取り
ロールに接している部位の近傍からコアーの下方
の巻取り空間に向けた、空気の吸引装置でもつて
構成されている、特許請求の範囲第1〜3項のい
づれか一つの項に記載の装置。 6 前記第1の巻付け装置が、巻取りドラムに形
成せる環状溝内に吹出し口を配して、該吹出し口
をコアーが巻取りロールに接している部位へと向
けた、空気の吹付け装置と、前記巻取りロールを
構成している複数のロール間に形成された間隔部
に吸引口を配して、該吸引口をコアーが巻取りロ
ールに接している部位の近傍からコアーの下方の
巻取り空間に向けた、空気の吸引装置とでもつて
構成されている、特許請求の範囲第1〜3項のい
づれか一つの項に記載の装置。 7 前記押えロールが、その軸端に嵌着されたギ
ヤーと、押えロールの軸受枠の適所に軸支された
アイドルギヤーと、巻取りロールの軸に嵌着され
たギヤーとを介して、巻取りロールに連動連結さ
れている、特許請求の範囲第1〜6項のいづれか
一つの項に記載の装置。 8 前記押えロールが、遊転自在である、特許請
求の範囲第1〜6項のいづれか一つの項に記載の
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3456882A JPS58152750A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 紙の巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3456882A JPS58152750A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 紙の巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152750A JPS58152750A (ja) | 1983-09-10 |
JPS627097B2 true JPS627097B2 (ja) | 1987-02-16 |
Family
ID=12417922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3456882A Granted JPS58152750A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 紙の巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152750A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578530B2 (ja) * | 1991-04-16 | 1997-02-05 | 峯木 隆良 | 型抜きシートの剥離装置 |
ITFI20040061A1 (it) * | 2004-03-18 | 2004-06-18 | Perini Fabio Spa | Macchina ribobinatrice combinata periferica e centrale |
IT1401881B1 (it) * | 2010-09-28 | 2013-08-28 | Perini Fabio Spa | Macchina ribobinatrice e metodo per la produzione di rotoli di materiale nastriforme |
ITFI20130046A1 (it) | 2013-03-06 | 2014-09-07 | Perini Fabio Spa | "macchina ribobinatrice e metodo per la produzione di rotoli di materiale nastriforme" |
US10427902B2 (en) | 2016-03-04 | 2019-10-01 | The Procter & Gamble Company | Enhanced introductory portion for a surface winder |
US10442649B2 (en) | 2016-03-04 | 2019-10-15 | The Procter & Gamble Company | Surface winder for producing logs of convolutely wound web materials |
US10427903B2 (en) | 2016-03-04 | 2019-10-01 | The Procter & Gamble Company | Leading edge device for a surface winder |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628148A (en) * | 1979-08-10 | 1981-03-19 | Takayoshi Oma | Paper taking-up apparatus |
-
1982
- 1982-03-04 JP JP3456882A patent/JPS58152750A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628148A (en) * | 1979-08-10 | 1981-03-19 | Takayoshi Oma | Paper taking-up apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58152750A (ja) | 1983-09-10 |
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