JP2004514619A - 巻取機用コア送り装置 - Google Patents
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Abstract
表面巻取機用コア送り装置が細長いコアを軸方向に該表面巻取機へ移動させるとともに、軸方向の接着剤線が該コアに塗布される。このコアは、一対の回転可能なコアガイド間のスペースに移動される。コアガイドの一方はコアから離れて回転可能であり、もう一方のコアガイドはコア挿入機に向けてコアを回転させる。コアはコア挿入機に移送され、コア挿入機は上記巻取機の巻取ロールに向けてコアを移動させるように回転する。コアがその種々の位置に移動する際、上記接着剤線の位置は正確に維持される。
Description
【0001】
[背景]
本発明は、ウェブ(web:巻取紙)をロールまたはログに巻き取るための表面巻取機(surface winder)に関する。より詳細には、本発明は、コアを軸方向に表面巻取機へ送り込むとともに、表面巻取機の巻取ロールに向けてコアを移動させる送り機構(infeed mechanism)に関する。
【0002】
リワインダーとも呼ばれる巻取機は、大型の親ペーパーロールを小売サイズロールのトイレットペーパーおよびペーパータオルへ転換するのに用いられる。2つの型のリワインダーすなわちセンターリワインダーおよび表面リワインダーが一般に用いられている。センターリワインダーは、たとえば、米国再発行特許第28,353号において記載されており、マンドレルにより回転されるコアにウェブを巻き取る。表面リワインダーは、たとえば、米国特許第4,723,724号および同第5,104,055号に記載されており、3ロールクレードル(a three roll cradle:スリーロールクレードル)によって回転されるコアにウェブを巻き取る。
【0003】
ウェブがコアに巻き取られる前に、接着剤がコアに塗布されて、ウェブの前縁(leading edge:先端縁)がコアに接着して巻取プロセスを開始するようになっている。ウェブの前縁に対して正確に接着剤の位置を維持して、ウェブが不所望なしわまたは折りがない状態でコアに移送されるようにすることができることが重要である。
【0004】
コアに接着剤を塗布すること、およびコア送りプロセスが巻取機の繰返しサイクル速度を制限しないように可能な限り迅速に巻取プロセスを開始するようにコアを位置付けることも望ましい。
【0005】
[発明の概要]
本発明は、コアを軸方向に巻取機へ向けて送り込むとともに、接着剤の細片(a stripe of glue)が各コアに塗布される、コア送り機構を提供する。接着剤細片の位置は、コアと、コア駆動機構との間の係合により、およびコアが挿入された際にコアを保持する対向コアガイドにより正確に維持される。コアがコアガイド間に挿入された後、コアガイドの一方が回転してコアとの係合から外れ、もう一方のコアガイドがコアを回転させて、回転可能なコア挿入機と係合させる。コア挿入機は、第1の巻取ロールと静止プレート(stationary plate:固定板)との間のスペースにコアを回転させて巻取プロセスを開始する。コアがスペースに挿入され、接着剤線がウェブの先端に対して正確に位置付けられる。
【0006】
コアは、高速でコアガイド間のスペースへ軸方向に駆動され、コアガイドとコアとの間の摩擦は、接着剤細片の位置を維持し、コアの移動の終わりにコアのリバウンドを制止する際に役立つ。コアのリバウンドはまた、一方向ラチェット(one−way ratchet)によってコアガイドに拘束され得る。回転コア挿入ステップから軸方向コア送りステップを分離することにより、高サイクル速度を得ることが可能となる。
【0007】
本発明を、添付の図面に示す例示的な実施形態とともに説明する。
【0008】
[特定の実施形態の説明]
図1は、米国特許第6,056,229号において概して記載された表面巻取機すなわちリワインダー10を示す。図示の特定のリワインダーは、「Apparatus and Method for Applying Glue to Cores」という名称の米国特許出願(出願番号第09/559,865号、2000年4月26日付けで出願)に記載されており、この出願は参照により本明細書に援用される。
【0009】
リワインダーは、第1すなわち上部巻取ロール11、第2すなわち下部巻取ロール12、およびライダーロール13を有する従来の3ロール巻取クレードルを備える。これらのロールは、中空カードボードコアCにウェブWを巻き取るように矢印方向に回転させるためにフレーム14に取り付けられて、トイレットペーパーまたはペーパータオルのような渦巻き状に巻かれたペーパーのログLを形成する。
【0010】
第2の巻取ロール12は、リワインダーの上に可動に取り付けることができ、ロールが米国特許第4,828,195号および同第4,909,452号に記載されているように、第1の巻取ロールに向かって、および第1の巻取ロールから離れて移動することができるようになっている。第2の巻取ロールはまた、米国特許第5,370,335号に記載のように可変速度プロファイルを有し得る。
【0011】
ライダーロール13は、巻取ログが形成する際に、第2のロールから離れて移動するように回動可能に取り付けられる。
【0012】
ウェブは、矢印Aで示されるように下流方向に前進し、好ましくは、長手方向に離間した穿孔ラインに沿って横方向に穿孔して、個々のシートを形成する。図示した特定の実施形態では、穿孔機アセンブリ(perforator assembly)15は、アンビル16および回転穿孔ロール17を備える。
【0013】
ウェブは、第1の巻取ロール11に到達する前に、第1の巻取ロールに近接して取り付けられた固定ピンチバー20を通過する。静止プレート21(移送プレートあるいは目なし板(dead plate:口板)とも呼ばれる)は、第2の巻取ロール12の上流で、第1の巻取ロール11の下に取り付けられる。静止プレートの上流端22は、コアCの直径よりもわずかに大きな間隔だけ第1の巻取ロールから離隔している。静止プレートの残部と第1の巻取ロールとの間のスペーシングはコア(core)の直径よりもわずかに小さく、コアがわずかに圧縮され、回転巻取ロール11によって静止プレートに沿って転がされるようになっている。図4を参照すると、静止プレートは、リワインダーの軸長に対して延在する立体部分(solid portion)21a、および軸方向に離間したフィンガ21bを有する。
【0014】
コア挿入機(core inserter)25は、軸27を中心とした回転のためにフレーム14に回転可能に取り付けられるシャフト26(図4)に取り付けられる。コア挿入機は、シャフト26から半径方向に外方に延出した、軸方向に離間した複数のアーム28を有する。各アームには、一連のウレタン真空カップ29が設けられている。カップ内の真空ポート30は、吸引によってコアをカップ内に保持する真空源と連通している。圧縮可能な弾性ピンチパッド31がアーム28の端部に取り付けられる。ピンチパッドは、コア挿入機が回転する際にウェブを固定ピンチバー20(図1)に当てて挟む。
【0015】
巻取サイクルの詳細は、米国特許第6,056,229号において記載されている。図11を参照すると、コア挿入機25は、時計方向に回転して、静止プレート21の上流端22と第1の巻取ロール11との間のスペースにコアCを移動させる。図11では、コアは、ウェブの近くにあるが、ウェブを挟まない。ピンチパッド31はウェブと係合していないため、ウェブはログLに引き続き巻き取られる。
【0016】
コア挿入機25が引き続き回転するにつれて、ピンチパッド31は、ウェブを固定ピンチバー20に当てて挟み、コアに最も近い下流穿孔線に沿ってウェブを切断する。コア挿入機のアーム28は、コアを押して第1の巻取ロール11および静止プレート21と接触させ、回転巻取ロールは、コアを静止プレートの上に転がす。コア上の軸方向接着剤細片33は、切断されたウェブと接触し、コアが静止プレートの上を転がるにつれウェブがコアに巻きつき始める。軸方向に離間したアーム28は、コア挿入機が時計方向に回転する際に、軸方向に離間したフィンガー21b間のスペースを通過する。コアおよび巻取ログが第2の巻取ロール12に到達すると、ログは、第1の巻取ロールと第2の巻取ロールとの間で巻かれ、最終的にライダーロール13と接触する。
【0017】
図2を参照すると、コアは、複数対の上部コア駆動輪35および下部コア駆動輪36によって軸方向にリワインダーへ送られる。駆動輪は、ベルト37および38によって駆動される。ベルトの張力は、ベルト張力調整輪(tightener wheel)39および40によって調節される。
【0018】
コアは、コアプッシャにより在来式のコアマガジン(図示せず)から駆動輪に送られる。コアは、リワインダーのフレーム14の開口部41を通って矢印Bの方向に駆動される。接着剤塗布機42は、コアが接着剤塗布機を通過して移動する際に、軸方向に延在する接着剤細片をコア上に塗布する。図示した特定の実施形態では、接着剤塗布機は、コアに加熱接着剤または低温接着剤を噴霧する噴霧ノズル43(図3)を備える。コアに連続的あるいは断続的な接着剤線を塗布するために接着剤塗布機の他のタイプも用いることができる。
【0019】
図3では、接着剤細片は、水平中心線よりも15°上方のところでコアに塗布される。コアがコアと駆動輪との間の摩擦力によって軸方向に移動する際、接着剤細片の位置は正確に維持される。
【0020】
コアが軸方向にリワインダーへ移動するに際に、コアは一対のコアガイド46および47(図4)間のスペースに挿入される。コアガイド46は、軸方向に離間した複数のアーム49(図14も参照)によって支持されるプラスチック溝路(plastic channel)48を含む。アームは、リワインダーのフレームに回転可能に取り付けられたシャフト50に締結されている。
【0021】
コアガイド47は同様に、アーム52および回転可能シャフト53によって支持されるプラスチック溝路51を有する。溝路48および51のそれぞれは、コアを係合するために略V字形状の表面を有する。
【0022】
図6を参照すると、ギヤ55および56がそれぞれシャフト50および53に取り付けられており、ともにシャフトを回転させるようになっている。ギヤ55はギヤ56よりも小さな直径を有するため、シャフト50はシャフト53よりも速く回転する。ギヤの比は、好ましくは1.20:1〜1.50:1である。
【0023】
シャフト50および53は、シャフト50に締結されているクランクアーム58によって回転する。クランクアームは、回転可能なクランクアーム60(図12)に下端が連結される連結ロッド59によって往復運動する。クランクアーム60は、サーボモータ62の駆動シャフト61によって回転可能である。
【0024】
図13を参照すると、コアガイド46および47の一方または双方は、1つまたは複数のラチェットローラ64を有する。ラチェットローラには、コアと係合する高摩擦表面が設けられている。ラチェットローラは、コアを軸方向に前進させる方向に自由に回転するが反対方向に回転することは阻止される。
【0025】
コアは、高速で、駆動輪35および36によってコアガイド間のスペースへ駆動される。たとえば、120インチ長のコアは、約1秒でコアガイド間に挿入され得る(1秒あたり約120インチの軸方向送り速度)。
【0026】
コアがコアガイド間のスペースに挿入される際、コアガイドは図4におけるように配置される。コアガイド間のスペースは、コアの直径よりも小さく、たとえばコアの直径よりも約1/32インチ〜1/16インチ小さい。したがって、コアガイドは、コアと摩擦係合し、接着剤細片の位置を維持し、かつコアが前進する際にコアの速度を遅くさせる。コアの移動の終わりに、コアは、リワインダーの止め板に行き当たる。コアは、コアガイドとの摩擦係合により、およびラチェットローラ64により、止め板から著しくリバウンドすることを防止される。
【0027】
図4は、コアガイドへの挿入後のコアC上の軸方向の接着剤細片33の位置を示している。接着剤細片は、接着剤細片が塗布されたときと同じ位置(水平中心線よりも15°上方)に維持される。
【0028】
リワインダーの巻取サイクルは、当該技術分野で周知の一方法でマイクロプロセッサによって制御される。サイクル中、適正時間に、マイクロプロセッサは、コアガイド46および47を制御するサーボモータ62(図12および図14)に信号を送る。サーボモータの駆動シャフト61は、クランクアーム58を最初に反時計方向に、次に時計方向に回転させるという1つの完全な回転を起こす。
【0029】
図6ないし図10を参照すると、駆動シャフト50およびコアガイド46は、最初に反時計方向に回転して、コアCの側から外れるようにコアガイド46を移動させる。駆動シャフト53およびコアガイド47は、最初に時計方向に、コアCの側から外れるように移動する時間をコアガイド46に与えるために低速度で回転する。コアCおよび接着剤線33の位置(コア上に半径方向線で示されている)は、コアガイドが回転する際にコアガイド47に対して固定されたままである。
【0030】
図5および図10では、コアガイド47は、コアCを回転させて、回転コア挿入機25の真空カップ29と接触させている。コアガイド47は、真空カップにコアを押し当て、長さに沿って湾曲または屈曲する傾向があるコアを整直にする(straighten)。コアは、真空カップによりコア挿入機に接した状態で保持される。マイクロプロセッサは、コア挿入機に、コアの挿入を開始するように信号を送る。クランクアーム60(図12)が移動の終わりに達すると、コアガイド46および47は、それぞれの元の位置に回転して戻る。
【0031】
コア挿入機25は、リワインダーのマイクロプロセッサによって制御されるサーボモータによって回転される。巻取サイクル中、適正時間に、サーボモータは、コア挿入機を時計方向(図5および図11に比して)に回転させるように作動される。
【0032】
図11は、ピンチパッド31がウェブをピンチバー20に当てて挟む直前のコア挿入機およびコアの位置を示す。コア挿入機に対するコアの位置は、コア挿入機が回転した際に固定されたままであり、接着剤細片33は、下流にあり、コアがウェブと最初に接触するであろう地点からわずかに反時計方向にある。コア挿入機が引き続き回転するにつれ、ピンチパッド31は、ウェブを挟んで切断し、コアは、上部巻取ロール11と静止プレート21との間に挿入される。上部巻取ロールは、コアを静止プレートの上を転がらせ、コアは、接着剤細片33が回転して、切断されたウェブの先端部分と接触するようになるまで、時計方向にかなりの程度回転する。ウェブは、コアに接着し、コアが静止プレートの上を転がるにつれてコアに巻きつく。
【0033】
図15は、サーボモータ62がコアガイド46のシャフト50に直接結合される代替の実施形態を示している。図15の実施形態は、図14のクランクアーム58および60、ならびに連結ロッド59が省かれている。
【0034】
本明細書で説明しているコア送り装置は、ピンチパッド31に対しての接着剤細片の厳密な位置付け(alignment)を与え、回転コア挿入機25を高サイクル速度で動作させることを可能にする。接着剤細片の厳密な位置付けは、コアとコア駆動輪35および36との間、ならびにコアとコアガイド46および47との間の摩擦係合によって、回転コア挿入機25にコアを移送するコアガイド47の回転運動によって、およびコア挿入機とコアとの間の真空グリップによって維持される。軸方向コア送りステップが回転コア挿入ステップから分離されるため、高サイクル速度が達成しやすくなる。
【0035】
コアガイドのアーム49および52の長さと、コアガイド46のシャフト50のピボット軸の位置との選択により、接着剤塗布機のヘッドがコアの水平中心線よりも上方(図3では水平線よりも15°上方)に位置付けされることが可能となる。アーム長は、2.5インチ〜6.0インチの範囲とすることができる。シャフト50のピボット軸は、回転コア挿入機25の移動経路の外側に配置され、コアガイド46および47が回動しなければならない角度を45°〜75°の間まで最小にする。
【0036】
軸方向コア送り装置により得ることができる高サイクル速度の例は以下のようである:
【0037】
コアあたり1.5秒のサイクル時間は、1分あたり40個のログのリワインダーサイクル速度に等しい。本発明者らは、本発明が1分あたり50個のログ以上のリワインダーサイクル速度を可能にするものと考えている。
【0038】
回転コア挿入機25は、好ましくは、コアが上部巻取ロールによって静止プレートの上を転がる際のコアの並進速度よりも高速の並進速度で上部巻取ロール11と静止プレート21との間のスペースにコアを挿入する。上部巻取ロール11が静止プレート21の上にコアを転がす際、コアの並進速度は、ウェブ速度の半分である。挿入ステップ中のコアの並進速度は、ウェブ速度の70%とすることができ、これによって、ピンチパッド31がウェブを切断でき、かつウェブにおけるスラック(slack:弛み)を最小にするために可能な限り迅速に接着剤細片33がウェブを引き上げることが可能となる。したがって、コアの並進速度は、コアが上部巻取ロールによって静止プレートの上を転がる際のウェブ速度の半分まで遅くなる。
【0039】
上記明細書において、特定の実施形態の詳細な説明を例示の目的で記載したが、本明細書に与えられた詳細の多くは、本発明の精神および範囲から逸脱することなく当業者によってかなり変更され得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるコア送り装置を含む表面巻取機の断片的な側面立面図である。
【図2】
接着剤塗布機およびコアの軸方向駆動機構の立面図である。
【図3】
接着剤塗布機の断片的な端面図である。
【図4】
図1の一部の拡大断片図である。
【図5】
代替位置にあるコアガイドを示す、図4と同様の図である。
【図6】
コアガイドを回転させるギヤを示す図である。
【図7】
コアガイドの移動シーケンスを示す図である。
【図8】
コアガイドの移動シーケンスを示す図である。
【図9】
コアガイドの移動シーケンスを示す図である。
【図10】
コアガイドの移動シーケンスを示す図である。
【図11】
第1の巻取ロールと静止プレートとの間のスペースにコアを挿入する回転コア挿入機を示す図である。
【図12】
コアガイドを回転させるためのクランクアームを示す、図5と同様の図である。
【図13】
コアガイドの一方の拡大断片図である。
【図14】
コアガイドを回転させる駆動装置を示す断片図である。
【図15】
コアガイドとの駆動装置の直接接続を示す、図14と同様の図である。
【符号の説明】
11 第1の巻取ロール、12 第2の巻取ロール、14 フレーム、25 コア挿入機、47 コアガイド。
[背景]
本発明は、ウェブ(web:巻取紙)をロールまたはログに巻き取るための表面巻取機(surface winder)に関する。より詳細には、本発明は、コアを軸方向に表面巻取機へ送り込むとともに、表面巻取機の巻取ロールに向けてコアを移動させる送り機構(infeed mechanism)に関する。
【0002】
リワインダーとも呼ばれる巻取機は、大型の親ペーパーロールを小売サイズロールのトイレットペーパーおよびペーパータオルへ転換するのに用いられる。2つの型のリワインダーすなわちセンターリワインダーおよび表面リワインダーが一般に用いられている。センターリワインダーは、たとえば、米国再発行特許第28,353号において記載されており、マンドレルにより回転されるコアにウェブを巻き取る。表面リワインダーは、たとえば、米国特許第4,723,724号および同第5,104,055号に記載されており、3ロールクレードル(a three roll cradle:スリーロールクレードル)によって回転されるコアにウェブを巻き取る。
【0003】
ウェブがコアに巻き取られる前に、接着剤がコアに塗布されて、ウェブの前縁(leading edge:先端縁)がコアに接着して巻取プロセスを開始するようになっている。ウェブの前縁に対して正確に接着剤の位置を維持して、ウェブが不所望なしわまたは折りがない状態でコアに移送されるようにすることができることが重要である。
【0004】
コアに接着剤を塗布すること、およびコア送りプロセスが巻取機の繰返しサイクル速度を制限しないように可能な限り迅速に巻取プロセスを開始するようにコアを位置付けることも望ましい。
【0005】
[発明の概要]
本発明は、コアを軸方向に巻取機へ向けて送り込むとともに、接着剤の細片(a stripe of glue)が各コアに塗布される、コア送り機構を提供する。接着剤細片の位置は、コアと、コア駆動機構との間の係合により、およびコアが挿入された際にコアを保持する対向コアガイドにより正確に維持される。コアがコアガイド間に挿入された後、コアガイドの一方が回転してコアとの係合から外れ、もう一方のコアガイドがコアを回転させて、回転可能なコア挿入機と係合させる。コア挿入機は、第1の巻取ロールと静止プレート(stationary plate:固定板)との間のスペースにコアを回転させて巻取プロセスを開始する。コアがスペースに挿入され、接着剤線がウェブの先端に対して正確に位置付けられる。
【0006】
コアは、高速でコアガイド間のスペースへ軸方向に駆動され、コアガイドとコアとの間の摩擦は、接着剤細片の位置を維持し、コアの移動の終わりにコアのリバウンドを制止する際に役立つ。コアのリバウンドはまた、一方向ラチェット(one−way ratchet)によってコアガイドに拘束され得る。回転コア挿入ステップから軸方向コア送りステップを分離することにより、高サイクル速度を得ることが可能となる。
【0007】
本発明を、添付の図面に示す例示的な実施形態とともに説明する。
【0008】
[特定の実施形態の説明]
図1は、米国特許第6,056,229号において概して記載された表面巻取機すなわちリワインダー10を示す。図示の特定のリワインダーは、「Apparatus and Method for Applying Glue to Cores」という名称の米国特許出願(出願番号第09/559,865号、2000年4月26日付けで出願)に記載されており、この出願は参照により本明細書に援用される。
【0009】
リワインダーは、第1すなわち上部巻取ロール11、第2すなわち下部巻取ロール12、およびライダーロール13を有する従来の3ロール巻取クレードルを備える。これらのロールは、中空カードボードコアCにウェブWを巻き取るように矢印方向に回転させるためにフレーム14に取り付けられて、トイレットペーパーまたはペーパータオルのような渦巻き状に巻かれたペーパーのログLを形成する。
【0010】
第2の巻取ロール12は、リワインダーの上に可動に取り付けることができ、ロールが米国特許第4,828,195号および同第4,909,452号に記載されているように、第1の巻取ロールに向かって、および第1の巻取ロールから離れて移動することができるようになっている。第2の巻取ロールはまた、米国特許第5,370,335号に記載のように可変速度プロファイルを有し得る。
【0011】
ライダーロール13は、巻取ログが形成する際に、第2のロールから離れて移動するように回動可能に取り付けられる。
【0012】
ウェブは、矢印Aで示されるように下流方向に前進し、好ましくは、長手方向に離間した穿孔ラインに沿って横方向に穿孔して、個々のシートを形成する。図示した特定の実施形態では、穿孔機アセンブリ(perforator assembly)15は、アンビル16および回転穿孔ロール17を備える。
【0013】
ウェブは、第1の巻取ロール11に到達する前に、第1の巻取ロールに近接して取り付けられた固定ピンチバー20を通過する。静止プレート21(移送プレートあるいは目なし板(dead plate:口板)とも呼ばれる)は、第2の巻取ロール12の上流で、第1の巻取ロール11の下に取り付けられる。静止プレートの上流端22は、コアCの直径よりもわずかに大きな間隔だけ第1の巻取ロールから離隔している。静止プレートの残部と第1の巻取ロールとの間のスペーシングはコア(core)の直径よりもわずかに小さく、コアがわずかに圧縮され、回転巻取ロール11によって静止プレートに沿って転がされるようになっている。図4を参照すると、静止プレートは、リワインダーの軸長に対して延在する立体部分(solid portion)21a、および軸方向に離間したフィンガ21bを有する。
【0014】
コア挿入機(core inserter)25は、軸27を中心とした回転のためにフレーム14に回転可能に取り付けられるシャフト26(図4)に取り付けられる。コア挿入機は、シャフト26から半径方向に外方に延出した、軸方向に離間した複数のアーム28を有する。各アームには、一連のウレタン真空カップ29が設けられている。カップ内の真空ポート30は、吸引によってコアをカップ内に保持する真空源と連通している。圧縮可能な弾性ピンチパッド31がアーム28の端部に取り付けられる。ピンチパッドは、コア挿入機が回転する際にウェブを固定ピンチバー20(図1)に当てて挟む。
【0015】
巻取サイクルの詳細は、米国特許第6,056,229号において記載されている。図11を参照すると、コア挿入機25は、時計方向に回転して、静止プレート21の上流端22と第1の巻取ロール11との間のスペースにコアCを移動させる。図11では、コアは、ウェブの近くにあるが、ウェブを挟まない。ピンチパッド31はウェブと係合していないため、ウェブはログLに引き続き巻き取られる。
【0016】
コア挿入機25が引き続き回転するにつれて、ピンチパッド31は、ウェブを固定ピンチバー20に当てて挟み、コアに最も近い下流穿孔線に沿ってウェブを切断する。コア挿入機のアーム28は、コアを押して第1の巻取ロール11および静止プレート21と接触させ、回転巻取ロールは、コアを静止プレートの上に転がす。コア上の軸方向接着剤細片33は、切断されたウェブと接触し、コアが静止プレートの上を転がるにつれウェブがコアに巻きつき始める。軸方向に離間したアーム28は、コア挿入機が時計方向に回転する際に、軸方向に離間したフィンガー21b間のスペースを通過する。コアおよび巻取ログが第2の巻取ロール12に到達すると、ログは、第1の巻取ロールと第2の巻取ロールとの間で巻かれ、最終的にライダーロール13と接触する。
【0017】
図2を参照すると、コアは、複数対の上部コア駆動輪35および下部コア駆動輪36によって軸方向にリワインダーへ送られる。駆動輪は、ベルト37および38によって駆動される。ベルトの張力は、ベルト張力調整輪(tightener wheel)39および40によって調節される。
【0018】
コアは、コアプッシャにより在来式のコアマガジン(図示せず)から駆動輪に送られる。コアは、リワインダーのフレーム14の開口部41を通って矢印Bの方向に駆動される。接着剤塗布機42は、コアが接着剤塗布機を通過して移動する際に、軸方向に延在する接着剤細片をコア上に塗布する。図示した特定の実施形態では、接着剤塗布機は、コアに加熱接着剤または低温接着剤を噴霧する噴霧ノズル43(図3)を備える。コアに連続的あるいは断続的な接着剤線を塗布するために接着剤塗布機の他のタイプも用いることができる。
【0019】
図3では、接着剤細片は、水平中心線よりも15°上方のところでコアに塗布される。コアがコアと駆動輪との間の摩擦力によって軸方向に移動する際、接着剤細片の位置は正確に維持される。
【0020】
コアが軸方向にリワインダーへ移動するに際に、コアは一対のコアガイド46および47(図4)間のスペースに挿入される。コアガイド46は、軸方向に離間した複数のアーム49(図14も参照)によって支持されるプラスチック溝路(plastic channel)48を含む。アームは、リワインダーのフレームに回転可能に取り付けられたシャフト50に締結されている。
【0021】
コアガイド47は同様に、アーム52および回転可能シャフト53によって支持されるプラスチック溝路51を有する。溝路48および51のそれぞれは、コアを係合するために略V字形状の表面を有する。
【0022】
図6を参照すると、ギヤ55および56がそれぞれシャフト50および53に取り付けられており、ともにシャフトを回転させるようになっている。ギヤ55はギヤ56よりも小さな直径を有するため、シャフト50はシャフト53よりも速く回転する。ギヤの比は、好ましくは1.20:1〜1.50:1である。
【0023】
シャフト50および53は、シャフト50に締結されているクランクアーム58によって回転する。クランクアームは、回転可能なクランクアーム60(図12)に下端が連結される連結ロッド59によって往復運動する。クランクアーム60は、サーボモータ62の駆動シャフト61によって回転可能である。
【0024】
図13を参照すると、コアガイド46および47の一方または双方は、1つまたは複数のラチェットローラ64を有する。ラチェットローラには、コアと係合する高摩擦表面が設けられている。ラチェットローラは、コアを軸方向に前進させる方向に自由に回転するが反対方向に回転することは阻止される。
【0025】
コアは、高速で、駆動輪35および36によってコアガイド間のスペースへ駆動される。たとえば、120インチ長のコアは、約1秒でコアガイド間に挿入され得る(1秒あたり約120インチの軸方向送り速度)。
【0026】
コアがコアガイド間のスペースに挿入される際、コアガイドは図4におけるように配置される。コアガイド間のスペースは、コアの直径よりも小さく、たとえばコアの直径よりも約1/32インチ〜1/16インチ小さい。したがって、コアガイドは、コアと摩擦係合し、接着剤細片の位置を維持し、かつコアが前進する際にコアの速度を遅くさせる。コアの移動の終わりに、コアは、リワインダーの止め板に行き当たる。コアは、コアガイドとの摩擦係合により、およびラチェットローラ64により、止め板から著しくリバウンドすることを防止される。
【0027】
図4は、コアガイドへの挿入後のコアC上の軸方向の接着剤細片33の位置を示している。接着剤細片は、接着剤細片が塗布されたときと同じ位置(水平中心線よりも15°上方)に維持される。
【0028】
リワインダーの巻取サイクルは、当該技術分野で周知の一方法でマイクロプロセッサによって制御される。サイクル中、適正時間に、マイクロプロセッサは、コアガイド46および47を制御するサーボモータ62(図12および図14)に信号を送る。サーボモータの駆動シャフト61は、クランクアーム58を最初に反時計方向に、次に時計方向に回転させるという1つの完全な回転を起こす。
【0029】
図6ないし図10を参照すると、駆動シャフト50およびコアガイド46は、最初に反時計方向に回転して、コアCの側から外れるようにコアガイド46を移動させる。駆動シャフト53およびコアガイド47は、最初に時計方向に、コアCの側から外れるように移動する時間をコアガイド46に与えるために低速度で回転する。コアCおよび接着剤線33の位置(コア上に半径方向線で示されている)は、コアガイドが回転する際にコアガイド47に対して固定されたままである。
【0030】
図5および図10では、コアガイド47は、コアCを回転させて、回転コア挿入機25の真空カップ29と接触させている。コアガイド47は、真空カップにコアを押し当て、長さに沿って湾曲または屈曲する傾向があるコアを整直にする(straighten)。コアは、真空カップによりコア挿入機に接した状態で保持される。マイクロプロセッサは、コア挿入機に、コアの挿入を開始するように信号を送る。クランクアーム60(図12)が移動の終わりに達すると、コアガイド46および47は、それぞれの元の位置に回転して戻る。
【0031】
コア挿入機25は、リワインダーのマイクロプロセッサによって制御されるサーボモータによって回転される。巻取サイクル中、適正時間に、サーボモータは、コア挿入機を時計方向(図5および図11に比して)に回転させるように作動される。
【0032】
図11は、ピンチパッド31がウェブをピンチバー20に当てて挟む直前のコア挿入機およびコアの位置を示す。コア挿入機に対するコアの位置は、コア挿入機が回転した際に固定されたままであり、接着剤細片33は、下流にあり、コアがウェブと最初に接触するであろう地点からわずかに反時計方向にある。コア挿入機が引き続き回転するにつれ、ピンチパッド31は、ウェブを挟んで切断し、コアは、上部巻取ロール11と静止プレート21との間に挿入される。上部巻取ロールは、コアを静止プレートの上を転がらせ、コアは、接着剤細片33が回転して、切断されたウェブの先端部分と接触するようになるまで、時計方向にかなりの程度回転する。ウェブは、コアに接着し、コアが静止プレートの上を転がるにつれてコアに巻きつく。
【0033】
図15は、サーボモータ62がコアガイド46のシャフト50に直接結合される代替の実施形態を示している。図15の実施形態は、図14のクランクアーム58および60、ならびに連結ロッド59が省かれている。
【0034】
本明細書で説明しているコア送り装置は、ピンチパッド31に対しての接着剤細片の厳密な位置付け(alignment)を与え、回転コア挿入機25を高サイクル速度で動作させることを可能にする。接着剤細片の厳密な位置付けは、コアとコア駆動輪35および36との間、ならびにコアとコアガイド46および47との間の摩擦係合によって、回転コア挿入機25にコアを移送するコアガイド47の回転運動によって、およびコア挿入機とコアとの間の真空グリップによって維持される。軸方向コア送りステップが回転コア挿入ステップから分離されるため、高サイクル速度が達成しやすくなる。
【0035】
コアガイドのアーム49および52の長さと、コアガイド46のシャフト50のピボット軸の位置との選択により、接着剤塗布機のヘッドがコアの水平中心線よりも上方(図3では水平線よりも15°上方)に位置付けされることが可能となる。アーム長は、2.5インチ〜6.0インチの範囲とすることができる。シャフト50のピボット軸は、回転コア挿入機25の移動経路の外側に配置され、コアガイド46および47が回動しなければならない角度を45°〜75°の間まで最小にする。
【0036】
軸方向コア送り装置により得ることができる高サイクル速度の例は以下のようである:
【0037】
コアあたり1.5秒のサイクル時間は、1分あたり40個のログのリワインダーサイクル速度に等しい。本発明者らは、本発明が1分あたり50個のログ以上のリワインダーサイクル速度を可能にするものと考えている。
【0038】
回転コア挿入機25は、好ましくは、コアが上部巻取ロールによって静止プレートの上を転がる際のコアの並進速度よりも高速の並進速度で上部巻取ロール11と静止プレート21との間のスペースにコアを挿入する。上部巻取ロール11が静止プレート21の上にコアを転がす際、コアの並進速度は、ウェブ速度の半分である。挿入ステップ中のコアの並進速度は、ウェブ速度の70%とすることができ、これによって、ピンチパッド31がウェブを切断でき、かつウェブにおけるスラック(slack:弛み)を最小にするために可能な限り迅速に接着剤細片33がウェブを引き上げることが可能となる。したがって、コアの並進速度は、コアが上部巻取ロールによって静止プレートの上を転がる際のウェブ速度の半分まで遅くなる。
【0039】
上記明細書において、特定の実施形態の詳細な説明を例示の目的で記載したが、本明細書に与えられた詳細の多くは、本発明の精神および範囲から逸脱することなく当業者によってかなり変更され得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるコア送り装置を含む表面巻取機の断片的な側面立面図である。
【図2】
接着剤塗布機およびコアの軸方向駆動機構の立面図である。
【図3】
接着剤塗布機の断片的な端面図である。
【図4】
図1の一部の拡大断片図である。
【図5】
代替位置にあるコアガイドを示す、図4と同様の図である。
【図6】
コアガイドを回転させるギヤを示す図である。
【図7】
コアガイドの移動シーケンスを示す図である。
【図8】
コアガイドの移動シーケンスを示す図である。
【図9】
コアガイドの移動シーケンスを示す図である。
【図10】
コアガイドの移動シーケンスを示す図である。
【図11】
第1の巻取ロールと静止プレートとの間のスペースにコアを挿入する回転コア挿入機を示す図である。
【図12】
コアガイドを回転させるためのクランクアームを示す、図5と同様の図である。
【図13】
コアガイドの一方の拡大断片図である。
【図14】
コアガイドを回転させる駆動装置を示す断片図である。
【図15】
コアガイドとの駆動装置の直接接続を示す、図14と同様の図である。
【符号の説明】
11 第1の巻取ロール、12 第2の巻取ロール、14 フレーム、25 コア挿入機、47 コアガイド。
Claims (12)
- フレームと、該フレームに取り付けられた離隔した第1の巻取ロールおよび第2の巻取ロールとを有する巻取機用コア装填装置であって、
前記フレームに可動に取り付けられたコアガイドと、
前記フレームに回転可能に取り付けられたコア挿入機と、
細長いコアを軸方向に前記コアガイドへ移動させるコア駆動装置と、
を備え、
前記コアガイドは、該コアガイドが前記コア駆動装置からコアを受け取る第1の位置と、前記コアガイドが前記コアを前記コア挿入機に向けて移動させる第2の位置との間を移動可能であり、
前記コア挿入機は、前記コア挿入機が前記コアガイドからコアを受け取る第1の位置と、前記コア挿入機が前記コアを前記第1の巻取ロールに向けて移動させる第2の位置との間を回転可能である、巻取機用コア装填装置。 - 前記コアガイドは、前記フレームに回転可能に取り付けられる、請求項1に記載の装置。
- 前記コアガイドは、該コアガイドの前記第1の位置と前記第2の位置との間を一方向に回転し、前記コア挿入機は、該コア挿入機の前記第1の位置と前記第2の位置との間を同一方向に回転する、請求項2に記載の装置。
- 前記コアが前記コアガイドに向かって軸方向に移動する際に前記コアに接着剤を塗布する接着剤塗布機を有する、請求項1に記載の装置。
- 前記コアガイドは、前記フレームに回転可能に取り付けられる第1のコアガイド溝路および第2のコアガイド溝路を含み、前記コアガイド溝路は、前記コアガイドが該コアガイドの第1の位置にある場合に離隔しており、それによって、前記コアガイド溝路間のスペースへ軸方向にコアを移動することができる、請求項1に記載の装置。
- 前記コアガイドの前記第1の位置にある前記コアガイド溝路間の前記スペースは、前記コアの直径よりもわずかに小さく、それによって、コアが軸方向に移動する際に前記コアガイド溝路は前記コアに摩擦力をかける、請求項5に記載の装置。
- 前記コアガイド溝路の一方を、前記コアガイド溝路間のコアから離すように回転させ、かつもう一方の前記コアガイド溝路を前記コア挿入機に向けて移動させる手段を備える、請求項5に記載の装置。
- 前記回転手段は、前記コアガイド溝路の一方に連結する第1のギヤと、もう一方の前記コアガイド溝路に連結する第2のギヤとを含み、前記ギヤは、互いに係合する、請求項7に記載の装置。
- 前記コアガイド溝路の一方または双方は、一方向のみに回転し且つ前記コアと係合可能なラチェットローラを有する、請求項5に記載の装置。
- 前記コア駆動装置は、前記フレームに回転可能に取り付けられたコア駆動輪と、該コア駆動輪を回転させる手段とを有する、請求項1に記載の装置。
- フレームと、該フレームに取り付けられた離隔した第1の巻取ロールおよび第2の巻取ロールとを有する巻取機用コア装填装置であって、
前記フレームに回転可能に取り付けられた第1のコアガイドおよび第2のコアガイドと、
前記フレームに回転可能に取り付けられたコア挿入機と、
細長いコアを前記コアガイド間に軸方向に移動させるコア駆動装置と、
を備え、
前記コアガイドは、該コアガイドが前記コア駆動装置からコアを受け取るスペースを該コアガイド間に設けている第1の位置と、前記コアガイドの一方が前記コアを前記コア挿入機に向けて移動させる第2の位置との間を移動可能であり、
前記コア挿入機は、前記コア挿入機が前記一方のコアガイドからコアを受け取る第1の位置と、前記コア挿入機が前記コアを前記第1の巻取ロールに向けて移動させる第2の位置との間を回転可能である、巻取機用コア装填装置。 - 前記コアガイドのそれぞれは、前記フレームに回転可能に取り付けられたシャフトと、該シャフトを回転させる手段とを有する、請求項11に記載の装置。
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