JPH0539150A - ウエブ巻取機および方法 - Google Patents

ウエブ巻取機および方法

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JPH0539150A
JPH0539150A JP4010288A JP1028892A JPH0539150A JP H0539150 A JPH0539150 A JP H0539150A JP 4010288 A JP4010288 A JP 4010288A JP 1028892 A JP1028892 A JP 1028892A JP H0539150 A JPH0539150 A JP H0539150A
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John J Bradley
ジヨン・ジエイ・ブラツドレー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、ウエブ巻取りおいて、内サイク
ロイド運動に基づく特異な芯転換供給を特徴としてい
る。 【構成】 この発明は、連続する巻回体へのウェブの巻
取に同期して貯蔵源から芯を連続的に取出して、ウェブ
巻回体の連続巻取機の芯貯蔵源から巻取場所を形成する
ニップに芯を移送するために、芯をニップに迅速に導入
するように内サイクロイド通路を通って芯を動かすこと
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はウェブを巻取る方法お
よびそのための機械、特に表面巻取機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ウェブの巻取においては、一連の芯にウ
ェブを巻取る2つの基本的な方法がある。これは中心巻
取りと表面巻取りである。中心巻取りにおいては、巻取
サイクルの初めに高速で回転され巻取られる巻回体の直
径が達成されるときに減速されるマンドレルに芯が取付
けられる。
【0003】表面巻取りにおいて、芯と芯に巻取られる
ウェブは、ウェブ速度或はウェブ速度近くにて作動する
ベルトや回転するロール等との接触によって駆動され
る。
【0004】ベルト表面巻取りの例が米国特許第3,1
48,843号明細書に示されている。特に、米国特許
第4,327,877号明細書により示される様な回転す
るクレードルローラに注意が向けられる。
【0005】
【問題点を解決するための手段】この発明は、僅かに末
広がりになった2つの協同するベルト装置間のニップに
芯が挿入される表面巻取機を提供するものである。2つ
の協同するベルト装置のベルトは一定の異なった速度で
反対方向に走行し、ベルト間の従っての速度差は、芯挿
入から巻取巻回体放出までの巻取サイクルの間の芯と巻
取られる巻回体の一定の前進を行う。
【0006】芯挿入装置は表面巻取機にて周知であり、
他方この発明は内サイクロイド運動にもとづく特異な芯
転換供給装置を提供するものである。この内サイクロイ
ド運動は、こゝに説明される二重ベルト表面巻取機と同
様に従来装置に好適に使用できる正確で繰返しできる芯
挿入を行う。
【0007】また、この発明は、連続高速作動を容易に
するよう巻取られる穿孔ウェブを切断する新規な方法と
装置を提供するものである。ウェブは通路に沿って前進
される間に第1の点で掴まれる。提案された切断のとき
に、芯は、穿孔線が2つの点の間に位置されている間
に、第1の点の上流の第2の点で固定板に対してウェブ
を掴むように用いられる。ウェブは第1の点にて前進さ
れて第2の点で固定であるために、ウェブは穿孔線にて
切断を生じるよう増大する張力下にある。
【0008】この発明を添付図面に示される実施例に関
連して以下に詳細に説明しよう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、巻返し機またはウェブ巻取
機11は矢印12方向にウェブWを送る。ウェブWを横
切る穿孔14の横の線を形成する穿孔機13を通ってウ
ェブWを送った後、ウェブWは一連のロールを通って送
られ、最終的にはニップ位置15の接着剤コア、図3の
下左方の芯C参照、に送られる。
【0010】ウェブWは、図2,3の右手部分に示され
る様に矢印18の方向に通路に沿って動くウェブ巻取芯
(最終的にはロール17)の頂面と接触する上ベルト装
置16と、スクリーン状の上ベルト装置16より低い異
なった速度で矢印20の方向に動く下ベルト装置19と
の間で連続的に巻取られる。これら上下ベルト装置1
6,19はニップ15を形成するロールを介して好適に
駆動される。
【0011】一連の芯21(図2の左手部分参照)はシ
ュート22を通って位置23に送られ、こゝから芯21
は点線26,27,28により示される様に3つの尖頭
内サイクロイド運動にて移動する2つの組体によってニ
ップ位置15に送られる。図2を参照し、丁度説明した
内サイクロイド運動の芯移送装置は芯を位置23で取り
上げ、位置24に芯21を送り、こゝで表面に接着剤が
付けられたロール29と接触される。ロール29は芯2
1に接着剤を途切れた線の形に与えるよう設けられてい
る。
【0012】内サイクロイド運動をもつ第1組体は位置
24から位置25に芯21を動かして移送し、内サイク
ロイド運動をもった第2組体の制御下にくる。第2組体
は接着剤区分間に芯21を掴んで位置25からニップ位
置15に芯21を動かす。ニップ15は芯の外径にほゞ
等しく、上ベルト装置16と上ベルト装置19の間の最
小間隔を表す。
【0013】この場合の前に、穿孔ウェブは芯21の上
の接着剤の線と接触して芯21に移されるまで一連のロ
ールのまわりを前方に運ばれる。いま回転する芯21と
巻取られるウェブは図1に示される様に位置17におけ
るようロールが完全に巻取られるまで矢印18の方向に
位置15から動かされる。巻取ったロールを、個々の消
費寸法ロールに切断し包装して箱詰めする等の連続操作
に移すべく通常の装置を使用できる。
【0014】図1の斜視図は、スクリーン状の上ベルト
装置16と関連したロールが一方の側のフレーム30に
大体片持ばり状に取付けられているのを示している。従
って、上ベルト装置16は動かないが、スクリーンを一
方の側から取外して取換えできる。同様に、下ベルト装
置19(複数個のベルトと関連部分を有する)は図2の
下右方部分に示されるようスライド軸31,32上を垂
直に移動できる図示しない補助フレームにほゞ片持ばり
状に取付けられている。ブロック33はスライド軸3
1,32を側フレーム30に固着している。従って、下
ベルト装置19は固定の上ベルト装置16に対して上下
に調節でき、両ベルト装置間の隙間は芯直径の相違を補
正するよう変更できる。
【0015】巻取機の前の作動側は図1の下左方に概略
的に示される側フレーム30′を有する。この側フレー
ム30′は2つの上下ベルト装置16,19を取外すよ
う開口が鋳造されている。また、図2の中央右方部分に
示されるよう上下ブラケット34,35を取付ける手段
を側フレーム30′は設けている。上下ブラケット3
4,35は2つの上下ベルト装置16,19の片持ばり
側を支持する手段として作用する。
【0016】図2を参照するに、上ベルト前支持部はブ
ラケット34から下方に延びる第1のジャッキねじ36
を有しているのが見られる。このジャッキねじ36は、
上ベルト装置16の主支持部材である横ビーム37の上
端部と係合する。
【0017】横ビーム37から下方に延びる第2のジャ
ッキねじ38は、下ベルト装置19を支持するビーム3
9にねじ係合される。ビーム39から下方に延びる第3
のジャッキねじ40は下端にてブラケット35に取付け
られた回転ジャッキ41にねじ係合される。
【0018】上ビーム37は後フレーム30に固着さ
れ、下ビーム39は上述したスライド軸31,32の後
フレーム30に対して滑動可能に取付けられている。従
って、3つのジャッキねじ36,38,40を取外すこ
とによって、各ビーム37,39の前端部は支持されて
なく、上下ベルト装置16,19は取外して取換えでき
る。
【0019】上ビーム37は、巻取機のウェブ移動方向
に長手方向に、一対の長手方向に延びるウィングが設け
られる。これらウィング42,43(図2の中央右方向
部分)は、上ベルト装置16を保持する種々のロールを
支持している。
【0020】上スクリーンはウェブWに対応する幅をな
しているので、好適に案内される。このために、中間ロ
ール44は市販の有効な“コッキング”装置に取付けら
れた軸受に設けられており、図示しないスクリーン縁案
内センサとしてロールを傾動する。この状態にて、全幅
スクリーンは多ロール組体のまわりに案内される。上ロ
ール45は、ジャッキ47を介して空圧ピロー48の押
圧する方向に動くことができる軸受ブロック46によっ
て端部にて支持される。中間ロール49に対するロール
45の平行な動きを確実にするために、ピニオン50は
共通の横軸に取付けられる。スクリーン形上ベルト装置
16に関連した他のロールは真空室52に関連して作動
する真空移送ロール51で、ウィング42を介して主上
ビーム37から真空移送ロール51と真空室52が支持
される。
【0021】先に述べた様に、下ベルト装置16の支持
は横ビーム39である。これは前後の回転ジャッキ41
によって垂直方向に調節できる。ビーム39は、種々の
支持ロールを保持する一対の長手方向に延びるウィング
53,54を同様に支持する。ジャッキねじ38,40
の作動を介して、ビーム39の高さを変化でき、これに
よって上下ベルト装置16,19間の間隔を調節でき
る。回転ジャッキ41はビーム39の端部を整列すべく
用いられる。下ベルト装置16はニップ15の下ロール
51′を介して好適に駆動される。
【0022】異なった仕上のロール直径を補正するため
に、ウィング54によって間接支持されるロール55は
垂直方向に調節できる。これはウィング43に取付けら
れた別の回転ジャッキ56によって達成される。こゝは
明示のために、前ウィングだけが図示されているが、達
成される巻取機の実施に従って同様な支持装置が後側に
設けられることが明らかであろう。
【0023】図2の上左方部分をいま参照して、ウェブ
通路内の主部材はウェブ引出ロール部57を有する。こ
のロール部の一部としてニップを調節できると共に制御
された速度を変化できる展開ロール58と2つの協同す
る引出ロール59,60が設けられる。穿孔機13は、
米国特許第2,870,840号明細書に示される様に金
敷が取付けられた穿孔ヘッドと、穿孔ブレードを有した
穿孔ロール61とを有する。切換および移送部の詳細が
図3に示され、移送順序の詳細が図4乃至図8に示され
る。
【0024】図3のAは、図2に示される切断および移
送ロール組体の拡大図である。ウェブWはウェブ速度で
駆動されるロール62を巻き、ロール62は、もし、必
要ならば金敷ロール65と接触できる。ウェブがロール
62を通りロール65の表面の上に載る時に、溝66を
橋絡する。軸67まわりに枢動するよう取付けられた切
断ロール63は周辺の放射方向外方に延びるブレード6
4が設けられている。溝66が図3のAに示される様に
2時の位置まわりに回転されるときに、切断ロール63
が下方に枢動されてブレード64がウェブを切断し、自
由な先端縁を形成する。図示しない外部真空源からの真
空が外真空マニホルドの同軸の溝68に作用される。調
節可能な挿入体69,70の使用によって、線71から
線72に時計方向に延びる同軸の溝68は真空にされ
る。外真空マニホルドの詳細は周知で、米国特許第3,
490,762号、第3,572,681号明細書に大体
記載されている。
【0025】ロール65が約5時の線72に達するまで
約10時の位置71から回転する時に、真空マニホルド
の溝68は横真空通路73と連通する。溝66の直ぐ後
のロール65の表面を横方向に横切って整列した一連の
放射方向の孔口74を介して、切断されたウェブ区分の
先端縁を制御するよう真空が設けられる。この先端縁
は、5時の位置の線72に達するまで真空によってロー
ル65の周囲に保持され、この位置から線75の約7時
の位置まではスクリーン状の上ベルト装置16によって
ロール65の表面の上に載せられる。
【0026】転換ロール51を有する真空室52は、ロ
ール65に対して4時の位置にまで延び、図示される様
にこの位置で真空室52の大きさを制限するよう作用す
る上ニップ76を有する。これはスクリーン状の上ベル
ト装置16へのウェブWの確実な移送を確かにするロー
ル65を離れる前にウェブWに作用するよう真空室52
内を真空にする。
【0027】移送ロール51は実質的に中空のロール
で、一連の孔77が表面にある。好適には、展伸金属格
子や他の有孔金属板のような市販の有効な材料がロール
51の有孔面に使用できる。ロール51の軸心と平行に
取付けた条片78がロール51の表面の円弧部79の真
空が有効にならないことが注意される。
【0028】真空室52からの真空によりスクリーン形
の上ベルト装置16に担持される切断ウェブの先端縁が
約12時でロール51に達するときに、条片78の先端
縁と一致するので、条片78と長さがほゞ等しい切断ウ
ェブの一部はロール51の周りを巻く時にスクリーン形
上ベルト装置16上に保持されない。条片78の先端縁
から後端縁までのこの先端ウェブ部分は、真空室52内
の真空によってロール51のまわりを巻く時に上ベルト
装置16に対して固持されるウェブの次の部分へと折り
曲げられる。この折り曲げはロール51の12時から6
時への条片78の作動の際に起こって、そこにニップ1
5が形成されるので、折り曲げは移送の場合のニップ1
5の新しい芯に示される。折り曲げの長さは条片78の
長さによって決められる。折り曲げは単層ウェブには必
要でないが、2層または多層のウェブに好適である。
【0029】折曲部分の先端縁が6時の位置に達した時
に、芯Cが点線で示される様に挿入されて位置15に示
される如く上ベルト装置16と下ベルト装置19の間の
ニップに即座に捕えられる。芯Cが上下ベルト装置1
6,19と接触するや直ちに、時計方向に回転し始めて
殆ど瞬間的に表面速度がウェブ速度と等しくなる。上下
両ベルト装置が同一速度で図示される如く反対方向に作
動されゝば、芯は移送ロール51の6時の位置の下に直
接に固定保持される。しかし、下ベルト装置19の速度
が上ベルト装置16よりも遅く、ベルト速度のこの違い
が芯の動きの原因となってロールがニップ位置15から
連続して巻取られるので、この連続的巻取ロールの動き
は矢印18の方向となる。
【0030】図4乃至図8はニップ線15′に到達する
ときに逆折曲ウェブの移送を示す。ウェブが芯Cと接着
剤条片80にて接触し、下方に回転し始めるときに図
5,6の様に接着され、図7に示される様に下ベルト装
置19との接触点を通過して回転する。図8にて、ウェ
ブの先端縁は1巻き完了することで接着剤条片80によ
り芯Cに固着され、その後は米国再特許第28,353
号明細書に記載されると同じ様に巻取作用が完了するま
で接近するウェブ区分によって捕えられる。
【0031】図3のAに示される様に、真空室52の延
長リップ部内に入れられた有孔面の部分を早い速度で同
時に通過できる移送ロール51の有孔面に多数の孔77
が起因することが理解されよう。別の構成が可能で、循
回する真空圧力を必要とする非常に高価で複雑な真空装
置に対向するように連続真空の使用を図示される構成が
できるので、有孔面のロール51をもった中空構造が好
適である。これは特に展開機が含まれるときに、高速度
を達成し、ロールを横切る均一な真空を達成する通常の
困難の解決に特に好適である。
【0032】芯供給部81は図2に示される様に2つの
回転する組体82,83を有する。各組体は図2に示さ
れる様にピックアップ位置23から接着剤位置24、移
送位置25、ニップ挿入位置15に芯の移送に好適な3
つの尖頭内サイクロイド運動を展開する。この特別な機
構の詳細が図9,10に示される。各組体82,83は
構成と作動が同じであるが、この特別な構成のために寸
法が異なっている。例えば、図2の左下隅部の回転する
真空ロール84は鎖線で示される軌道86内の軸85ま
わりに回転する。上移送組体83は鎖線で同様に示され
る軌道89内の軸88まわりに回転する同様な回転する
真空ロール87を有する。
【0033】実際に、下移送組体82は位置23で芯を
取上げ、内サイクロイド通路を通って動き、接着剤ロー
ル29によって断続した軸方向に延びる接着剤線が与え
られる位置24に芯を動かし、次いで芯を位置25に動
かす。芯は真空によって移送上組体に保持される。内サ
イクロイド作動によって、位置24にて芯の外側に印刷
される接着剤線は図2に示される位置90の接着剤線の
様に移送位置25aにて示される。位置25にて、下組
体の真空は遮断され、上移送組体上の真空ロール87は
芯の制御を行って芯をニップ位置に動かす。
【0034】芯の内サイクロイド作動は図2の軸85の
軸心まわりに真空ロール84を軌道作用し同時に図10
に示されるようにアーム91に対してロール84を回転
することによって図示実施例にて達成される。アーム9
1は軸85に回転可能に取付けられる。図9にて、或る
部分は固定で、側フレーム30にキー止めされた軸85
と、軸85に93でキー止めされた滑車92を有してい
る。同軸の真空マニホルド95を有する真空弁94はボ
ルト96を介して固定フレーム30に取付けられる。従
って、真空弁94は固定である。
【0035】可動部分は、外部動力源からベルト98に
より駆動されて切断および移送と同期される軸85に回
転可能に取付けられた滑車97を有する。アーム91は
滑車97に固着され、軸85まわりに回転するよう真空
接続管98とスリーブ99を支持する。
【0036】アーム、すなわちブラケット91の端部は
軸受100、ロール軸101、ロール軸101に取付け
られた滑車102、真空ロール84を支持している。こ
れら部材が軌道を描く間に、これら部材は固定の滑車9
2,102のまわりに掛けられたベルト103の作用に
もとづくアーム91に対して回転する。滑車92の直径
は滑車102の直径の3倍で、3尖頭内サイクロイド運
動を従って生じる。
【0037】滑車102の回転は真空ロール84を、ロ
ール軸101により設けられる軸心まわりに一緒に真空
パック、すなわちノズル104と芯Cを回転する。この
組合さった動きは米国特許第3,994,486号に設け
られると同様に図1,2に点線で示されるよう内サイク
ロイド曲線を描く芯の中心に基づいている。
【0038】9図を参照するに、固定の真空弁94は回
転するアーム91の仕上げ面105に対して係合する。
円形の真空マニホルド95は、真空領域Vを形成し間隔
を置いた挿入体106,107を有する。この真空領域
Vは、真空源(図示しない)に延びる外部接続管108
を介して真空にされる。
【0039】接続管108を介して作用される真空は円
形の真空マニホルド95に作用され、接続管98の開口
109が真空領域Vと連通する時に、ポケット110と
連通する一連の孔口112を介してロール84の中央中
空室111にスリーブ99の真空ポケット110を介し
て真空が作用される。この様な具合に、真空は予定した
或はプログラム組みされた具合に軌道の選択部分V上の
軸方向に隔った真空パックに作用でき、芯を取上げて保
持して釈放するよう真空力が必要とされる。芯の内サイ
クロイド運動を達成するために、芯移送用の真空ロール
84,87の軸心まわりに回転される間に固定の軸85
の軸心まわりに軌道が描かれる。図示実施例では、軌道
当たり3回転するが、装置の幾何学性に基づいて他の整
数を使用できる。芯移送用ロール84,88と芯Cが軌
道を描くようアーム91を回転する第1の滑車装置9
7,98aの代わりに、またロール84,88まわりに
芯Cが回転するようロール84,88を回転する第2の
滑車装置92,102,103の代わりに、歯車や他の
伝動継手を使用できることが明らかであろう。芯Cは、
ほゞ放射方向に延びるパック装置、すなわちノズル10
4の使用により真空ロール84,87の軸心からずれて
いる。
【0040】芯は図示実施例にて真空によって連続的に
係合放出される。しかし、装置の幾何学性に基づいて、
他の係合放出装置は、真空ロール84,87上のピンや
グリッパの様に使用できる。真空は可動部分の使用を最
小にするために好適である。例えば、図示される真空装
置の動きだけが図9に示される真空マニホルド95を通
る真空接続管98の動きで、且つスリーブ99を通る孔
口112の回転である。真空効果を制限して芯を係合関
係に維持するようノズル104の能力は、挿入体106
によりマニホルド95の部分を遮断することによって容
易に達成される。従って、挿入体106,107の位置
は芯移送用真空ロール84,87による芯の締着釈放を
プログラム組する。
【0041】また、図示実施例では、軌道86よりも実
際に大きな軌道89を設ける。これは長いノズル104
の使用を可能にし、ニップ15への芯の挿入を容易にす
るよう長く幅狭い尖頭を展開する。また、ノズル104
がニップ15の近傍から等しく迅速に引込められてロー
ルの巻回体が巻取られることで妨げられないことを意味
している。
【0042】図3のAに関して先に説明した部分に焦点
を合わせてベルト表面巻取機の変形例を示す図3のBに
就いて以下に説明がされる。図3のAとBの図示の間の
実質的な相違は図3のBに符号15aで示される芯挿入
ニップにある。図3のBには、下ロール51′が図3の
Aの位置から下流側に配置され、芯挿入ニップ15aが
上ロール51aと固定板217aによっていま展開され
ているのを示している。固定板217aを設ける目的は
芯挿入機構から迅速に芯Cを得ることである。芯挿入機
構は、芯が真空パック装置すなわちノズル104によっ
て支持されるときに芯の中心線に続いた通路である尖端
によって概略的にだけ示される。これは、真空パック装
置であるノズル104の迅速な引き上げとして止めるよ
うしないために芯供給部81の簡略化に基づく。
【0043】また、これに関連して2つのニップが実際
に設けられることが注意されよう。芯挿入ニップ15a
が有り、ニップから短い距離を置いて下流に第2のニッ
プのベルト装置ニップ223が有る。ニップ223は上
下ベルト装置の協同作用間に展開されたものである。図
1乃至図10の実施例にて、単一のニップ15は芯挿入
作用と二重ベルト装置巻取の開始に適合している。この
変形例にて、第1のニップ15aは芯挿入作用にまだ適
合するが、第2のニップ223は二重ベルト装置巻取の
初期に適合するものゝ1つである。
【0044】丁度説明した型の簡単で好適且つ有効な変
形例が図11乃至図17に示されている。これは以下の
ことを省略するために簡単である。
【0045】(1) 2つの駆動されるローラと、切断の
ためローラの1つを動かす複合カム機構とを有する移送
の前にウェブを切断する機構、(2)移送点の切断ウェブ
を新しい芯に運ぶ真空ポンプ装置、(3) 上真空スクリ
ーンおよび案内装置、(4) 2つの内サイクロイド芯取
扱機構の1つ。
【0046】巻回体の巻取りが終了して新しい芯が移送
ニップに挿入される時の変形された巻返し機を示す図1
1がいま参照される。
【0047】ウェブWは、1つまたは複数個の親ロール
から巻解かれてエンボス、ラミネート、印刷処理等が施
された後に左方にて巻取機に入る。ウェブWは引張ロー
ル201,202を通り、穿孔ロール203に送られ
る。引張ロール202は穿孔ロール203に対して通常
9時の位置に位置されるが、この場合には大体7時の位
置に動かされて穿孔機ブレードを変えるために穿孔ロー
ル面(7時から10時の位置)への近接を設けるような
す。穿孔ロール203は、固定の穿孔バー204の金敷
に対して作用することによってウェブを穿孔する弾性穿
孔ブレードを有する。ブレードと金敷は図面を簡単にす
るために図示されている。
【0048】次いで、ウェブWは中間案内ロール20
5、駆動されるロール206を通り、大きな寸法のロー
ル206の直後のウェブ通過を示す図12に示される様
に芯挿入ニップ208を通過する巻取られる巻回体20
8に続いている。巻取られる巻回体207は上ベルト装
置209と下ベルト装置210の間にしっかり保持さ
れ、巻取られる巻回体の回転および巻取と、巻取サイク
ル中の移送から完了までの巻回体の水平移動とを行うよ
うなす。ロール206の表取速度と上ベルト装置209
の速度は同じで、引張ロール201,202と穿孔ロー
ル203とにより設定されるウェブ速度に+0%乃至+
5%ほどで非常に近い。
【0049】下ベルト装置210の速度は、巻取の完了
にて巻回体位置207に巻回体がほゞ到達するようなる
大きさに上ベルト装置209の速度よりも遅い。この速
度差はウェブ速度の約3%〜10%で、駆動図である図
17に示されるよう出来上がった巻回体のウェブ長さに
適合するよう作業者によって調節される、図17では次
の符号が用いられる。 CW は時計方向を示し、 CCW は反時計方向を示し、 B はベルト駆動を示し、 TB はタイミングベルト駆動を示し、 CH はチェン駆動を示し、 G は歯車駆動を示し、 VS は可変駆動を示し、 M はモータを示す。
【0050】上下ベルト装置209,210は、ベルト
間の隙間が2.5〜5.1cm(1〜2インチ)ほどに互
いに近接した実際に12.7〜15.2cm(5〜6イン
チ)ほどの幾つかのナローベルトで、全ウェブ幅を覆っ
ている。上ベルト装置のベルト間の隙間は下ベルト装置
のベルト間の隙間に対向して或はその逆に、中心決めさ
れ、全幅が巻取中少なくとも1つのベルト装置によって
被われる。
【0051】ロール211,212は上ベルト装置20
9の作動線を形成する。ロール212は駆動ロールであ
る。ロール212は、1.3〜5.1cm(1/2〜2イ
ンチ)の範囲の芯直径に適合すべく芯挿入ニップ208
を調節するようロール206に向かって調節可能であ
る。ロール212は調節できない固定位置にある。ロー
ル213は上ベルト装置209の各ベルトに1つ宛の複
数個のロールで、ベルト緊張部材として作用するようベ
ルトに対して空圧またはばね附勢されていて全ベルトを
等しい作動張力に維持している。
【0052】ロール214,215は下ベルト装置21
0の作動線を形成している。ロール214は駆動ロール
で、芯直径に適合するよう垂直方向に調節可能である。
ロール215は、5.1〜15.2cm(2〜6インチ)
が通常の範囲である出来上がった巻回体直径に適合する
よう垂直方向に調節可能である。ロール216は下ベル
ト装置210の各ベルトに1つ宛の複数個のロールで、
ベルト緊張部材として作用するようベルトに対して空圧
またはばね附勢されていて全ベルトを等しい作動張力に
維持している。
【0053】固定板217はロール206からロール2
14上のベルトまでの間隔に亘って延びている。転換の
後ウェブが最初に巻かれた芯は上ベルト装置209によ
り駆動されて固定板217に沿って転動される。固定板
217は芯直径に適合するよう垂直方向に調節できる。
【0054】図11は、クムやクランクやリンク等なし
で連続安定した回転運動だけを用いるために好適である
3尖頭内サイクロイド芯取扱機構218を示す。図11
に示される260cm(12インチ)直径の芯取扱機構
218によって、芯の最大加速度は、全く静かで無理が
なく容認できる毎分60個の巻回体で僅か2.5Gであ
る。また、容認できて無理がない毎分90個の巻回体で
は、加速度はたった5.5Gである。
【0055】芯取扱機構218は、尖頭226a,22
7a,228aを形成する通路226,227,228
を通って動く出来上がった巻回体当たり1回転をつく
る。図12,13に示される様に、回転の際に、芯取扱
機構218は真空パック装置によって芯を保持搬送す
る。この実施例にて、接着剤の連続条片は下に置かれて
真空パック装置により側部に対向されるので、連続パッ
クが使用できる。芯取扱装置は各回転の際に3回作動す
る。 (1) 1回に1個芯放出車219から新しい芯を取上げ
る。芯支持アームが取上作用の前に直ちに作用される。 (2) 表面が新しい接着剤の膜で常に被われるように移
送接着剤の容器内をゆっくり回転する接着剤ロール22
0に対して芯を押圧する。接着剤ロール220は巻取機
速度にもとづいた一定速度で定常的に回転する(図17
参照)。この作用は移送のための正しい位置にて芯に移
送接着剤の線を置く(図12,13,14参照)。 (3) 巻回体当たり正確で一定のシート数にて新しい芯
にウェブを切断して移すよう穿孔機ピンチ板機構221
と同期した巻回サイクルの正確なモーメントでロール2
06,211間の芯挿入ニップ208内に接着剤付の芯
を挿入する。芯がニップ208に入る瞬間に真空が停止
される。
【0056】取上、接着、挿入のこれら作用は連続して
おり、全ての製品巻回サイクルに連続して繰返される。
図11は1つの図にこれら位置を示すために全ての3つ
の作動位置の芯取扱機構218を示す。
【0057】機構221はピンチ板機構である。その作
用と目的はウェブ切断の瞬間に上ベルト装置209に対
してウェブWをしっかり掴むようなす(図14参照)。
ピンチ板機構221は、ピンチ板が上ベルトに対してウ
ェブを掴む点Aと、固定板217に対して芯がウェブを
しっかり掴む点Bとの間の間隔が穿孔の2つの線の間の
間隔の2倍よりも小さいように構成配置される。芯挿入
と穿孔が時間決めされるので、切断されるべき穿孔Pの
特別な切断が中間すなわち図14の点A,B間の中間に
位置する。ピンチ板の表面速度は上ベルト装置209の
速度と同じである。点Aにて、ウェブはピンチ板と上ベ
ルトの間を全ウェブ速度で移動する。点Bにて、ウェブ
は芯との間で固定停止され、点A,Bの間の穿孔Pの線
で切断される。これは次のことを生じる。(1) 出来上
がった各巻回体の正確なシート計数、(2) 穿孔線での
明確なウェブ切断、(3) 芯まわりに折り曲げた短片の
ウェブ(点A,B間の間隔の約1/2)、比較的明確な
転換量、(4) 2層ウェブの両層を保持した芯まわり逆
に折曲げた折返し。
【0058】図16はピンチ板機構の軸222の中心線
上から垂直に下方に見た図である。軸222には上ベル
ト装置209の各ベルト1つづゝの幾つかの放射方向の
アームがあり、幅が広い合致するベルトと軸方向に長い
湾曲したピンチ板を夫々支持している。固定板217は
各放射方向のアームのためのH形の孔を有する。これら
孔はピンチ板が固定板を通過するよう許し、孔を転動す
るときに芯まわりにウェブが巻回するのを妨げるような
らないほどに孔が小さい。ピンチ板はH形の脚を通過
し、他方放射方向アームはH形開口の横バーを通過す
る。
【0059】ピンチ板機構221は全巻回サイクルの際
に連続的に回転し、ウェブを上ベルト装置209に対し
て数回掴み、巻回体当り1回のウェブ切断および移送の
正確な瞬間を除いた穿孔をウェブ流動、巻回、切断が乱
さない。この位置と状態は以下のためである。 (1) ウェブ通路が上ベルト装置209の下面に位置す
る(図12参照)、すなわちロール206の上面が上ベ
ルト装置209の下走行面と整列するようにロール20
6が配置される。 (2) ピンチ板の面速度が上ベルト装置209の速度と
同じである。
【0060】ピンチ板の表面の円形通路の周囲はシート
を形成する穿孔線間の間隔のシートの整数倍に等しい。
【0061】図11乃至図16は114.3cm(45
インチ)の周囲(10シート×11.4cm(4.5イン
チ)/シート)のピンチ板機構を有する。これはシート
の数が10の倍数(100,130,210等)でなけ
ればならないことを意味する。別のピンチ板機構寸法は
全体的に適切であるが、以下の様な幾つかの設計規準に
出会わなければならない。 (1) ピンチ板の表面の円形通路の周囲がシート当たり
の長さのシートの整数倍に等しい。 (2) 図14のA,B間の間隔はシート長さの2倍より
短い。米国では、これは最も需要のあるトイレット用紙
の22.9cm(9インチ)より短い。需要の少ないの
はヨーロッパ製品で、シート長さが大体140mm(約
5.5インチ)である。 (3) ピンチ板の表面速度は上ベルト装置209の速度
およびウェブ速度に等しい。 (4) 穿孔機とピンチ板機構は、穿孔機がピンチ板機構
の回転当たりのN本の穿孔線を生じるよう同期される。
このNはピンチ板の表面の円形通路の周囲のシートの整
数である。 (5) ピンチ板機構の半径(軸の中心線からピンチ板の
外面まで)が、(a)芯直径、(b)軸半径、(c)固定板厚
さ、に適合し包含するよう十分大きくなければならな
い。
【0062】例えば、これら設計規準内にて、57.2
cm(22.5インチ)の周囲(5シート×11.4cm
(4.5インチ)/シート)が適切である。これは仕上
がった巻回体のシートが5の倍数(95,135,21
5等)であることを許す。これは仕上がった巻回体に5
の倍数のシートが所要される多くの利用に非常に好適で
ある。
【0063】図12乃至図15は、芯上の接着剤線がウ
ェブを取上げて巻回が始まるまで、芯挿入ニップ208
に芯が挿入される直前の瞬間に起こることを概略的に示
す。3000FPMで運転する巻返し機の図13から図
15までの時間は僅か約5ミリ秒である。 (1) 接着剤線を有した芯は、ニップに芯をしっかり掴
むために芯直径より小さく調節された芯挿入ニップ20
8に到達する。 (2) 芯は芯挿入ニップ208にしっかり掴まれ、ロー
ル206の表面と、同一方向にウェブ速度で移動するロ
ール211に懸かる上ベルト装置209とによってニッ
プを通ってウェブ速度で移動される。 (3) 芯は、点Bにて固定板に対してしっかりウェブを
掴みウェブ運動を停止する固定板217を転動する。点
A,B間で穿孔が切断される。 (4) 芯は、接着剤の線が芯と切断したウェブの間に位
置する(図15の芯の約6時の位置)まで固定板上の転
動を続ける。接着剤はウェブを取り上げて巻取りを始め
る。取上げ移送におけるウェブと接着剤の放射方向加速
度は従来の巻取機の1/4である。芯の後のウェブ(ウ
ェブと接触した接着剤の左方)は、芯まわりの最初の巻
回の間に続くゆるんだウェブ(零張力)を生じるよう供
給を続ける。 (5) ウェブが初期巻回された芯は2つの僅かに末広が
りの協同するベルト装置209,210間のニップ22
3に迅速に転動する。特に、このニップ223はロール
214と上ベルト装置209が設けられている。これは
巻取られる巻回体の水平運動が実質的に遅くなって“二
重ベルト”巻取りが始まり、巻回体が207で完了する
まで続けられる場所である。
【0064】3000FPMにて、図13の位置から、
芯がロール214(ニップ223)に対して12時の位
置に達するまでの時間はたった約63ミリ秒(約96.
5cm(38インチ)のウェブ)である。この移送切断
ウェブ破断の考えには幾つかの特異な特徴がある。すな
わち、 (1) 芯にて折り曲げたウェブは、2層ウェブの両層を
捕える折り返しで、2層ウェブにて適切な高速度(30
00FPM)をもたらす。 (2) 芯が接着剤をウェブに対して押圧して芯への切断
されたウェブの移送を生じる6時の位置に芯上の接着剤
の線が到達したときに、接着剤が連続移送に打勝たねば
ならない放射方向加速度は従来の巻取機と比較して非常
に小さい。 (3) 芯は、芯まわりの最初の巻回が完了する前に接着
剤の線をウェブに対して3回押圧する。比較するに、
(a)従来の中心巻取巻返し機では、移送パッドはウェブ
を接着剤に対して1回だけ押圧する。米国特許第4,3
27,877号に従った巻返し機では、芯は接着剤をウ
ェブに対して2回だけ押圧する。 (4) 芯上の接着剤線は可能な最良な移送作用のために
ウェブ全幅を被う。比較するに、従来の巻返し機では、
ウェブ幅1/2以下を被う狭いリングのように移送接着
剤が芯に附与される。 (5) 接着剤の線が12時の位置に到達するまでのウェ
ブ切断後の芯の初期回転の間、巻取機は穿孔されたウェ
ブ全体を取り去らない。これは、移送接着剤がウェブ張
力に打勝つようならずに且つ最初に芯に巻取られるウェ
ブが幾分ゆるくなってしわがよることを意味する長い期
間の低ウェブ張力(実質的に零)を生じる。これは図1
乃至図10の実施例により生じられる結果と比較して小
さな欠点であるが、機械の複雑さの相当な減少の点で完
全に理由がたつ。その後に、一体にならないウェブと芯
は、上ベルト装置209の走行部の中間点と下ベルト装
置210の上流端とによって形成されるニップ223に
前進する。 (6) 全工程は芯直径と関係がない。
【0065】また、図11の変形例は従来使用されなか
った特異な特徴を含む機会を可能にしている。巻取張力
を直接制御するよう穿孔機と巻取機構の間にダンサロー
ルを配置できる。
【0066】或る利用に有効に成るこの新しい二重ベル
ト表面巻取機の幾つかの変更がある。 (1) ピンチ板機構を省略する。巻取機は巻回体を確実
につくるが、巻回体は容認できない欠点の特質を含む。 (a) 巻回体当たりのシートが±5シート(大体)変化
する。 (b) 切断が2つ以上の異なった穿孔線で起こり、巻回
体に凸凹で不均一な後端を残す。 (c) 芯まわりの後端折り返しが5シートほどの間でき
る。 (d) 2層ウェブにおいて、2つの層が異なった穿孔線
で切断される。 (2) 通常の穿孔の代わりに、巻取サイクル当たり1つ
の非常に弱い穿孔線をつくる二重可撓ブレード穿孔機に
よってピンチ板機構221を省略する。従って、非常に
弱い穿孔が通過した後に5.1〜7.6cm(2〜3イン
チ)ほどで転換ニップへの芯の挿入がなされる。 (3) 穿孔のない製品のために、ピンチ板機構221を
省略し、巻取サイクル当たり1つの穿孔線をつくる。従
って、穿孔がニップを通過した後に5.1〜7.6cm
(2〜3インチ)ほどで移送ニップへの芯挿入がなされ
る。
【0067】図11の実施例における特徴と利点 (1) 全ての作動と作用は連続し、定常的な回転であ
る。カムやクランクや割出盤や同様な装置等がない。 (2) 60LPMまでと、3000FPM以上の性能ア
ップ。
【0068】他の変形例は、図18に示される様な米国
特許第4,327,877号型の従来の表面巻取機と組合
わせて内サイクロイド芯供給装置218の使用を含んで
いる。
【0069】巻取機301に対する図18のAの実施例
にて、ロール311,314とライダロール324を含
む3ロールクラスタの協同によって巻取りが達成され
る。切断は芯Bにて固定板に対してウェブを保持して巻
取られる製品がAにおける如く第2保持点をつくってい
る図14を参照して作用を先に説明した様にロール31
1と固定板317の協同によって達成される。
【0070】同じ作用が図18のBに示される様な変形
例によって可能である。同図にて、巻取クレードルロー
ルは図18のAと同じであるが、大きな固定板418が
設けられていて、これにより下ニップ形成ロール206
を省略している。また、図19に示される様に上下ベル
ト装置209,210を有したこの発明の表面巻取機と
関連して通常の芯供給装置501を使用できる。芯供給
装置501は、枢動アーム503の制御下にて芯取上場
所から接着剤取上場所、ニップ場所に動く関節連結され
たアーム502を有する。
【0071】以上の説明にて、この発明の実施例の詳細
な説明が図示説明のために行われ、こゝに与えられた詳
細の多くの変更がこの発明の精神と範囲を逸脱すること
なく当業者によってなし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の巻取機の製品放出端側からの斜視図
である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】Aは図2の拡大概要図で、BはAの変形例を構
成する概要図である。
【図4】ウェブ移送の順序を示す概要図である。
【図5】ウェブ移送の順序を示す概要図である。
【図6】ウェブ移送の順序を示す概要図である。
【図7】ウェブ移送の順序を示す概要図である。
【図8】ウェブ移送の順序を示す概要図である。
【図9】図2の9−9線に沿って見た芯供給装置の一端
の断面図である。
【図10】図9の10−10線に沿って見た芯供給装置
の一部を示す図である。
【図11】表面巻取機の変形例の概要側面図である。
【図12】ウェブ切断移送の順序を示す図11の中央部
の拡大概要図である。
【図13】ウェブ切断移送の順序を示す図11の中央部
の拡大概要図である。
【図14】ウェブ切断移送の順序を示す図11の中央部
の拡大概要図である。
【図15】ウェブ切断移送の順序を示す図11の中央部
の拡大概要図である。
【図16】図11の16−16線に沿った概要平面図で
ある。
【図17】図11の巻取機の駆動装置の概要図である。
【図18】Aは内サイクロイド芯供給装置を用いる異な
った表面巻取機を実施した変形例の概要側面図で、Bは
別の変形例を示すAの中央部分の概要図である。
【図19】二重ベルト巻取機に異なった芯供給装置を実
施した更に別の変形例の概要側面図である。
【符号の説明】
11 ウェブ巻取機 13 穿孔機 14 穿孔 15,76,223 ニップ 16,19,209,210 ベルト装置 17,45,55,62,65 ロール 21 芯 22 シュート 30,30′ 側フレーム 31,32 スライド軸 33 ブロック 34,35 ブラケット 36,38,40 ジャッキねじ 37 横ビーム 41.56 回転ジャッキ 42,43 ウィング 44,49 中間ロール 47 ジャッキ 48 空圧ピロー 50 ピニオン 51 真空移送ロール 52 真空室 53,54 ウィング 58 展開ロール 59,60 引出ロール 61 穿孔ロール 63 切断ロール 64 ブレード 66,68 溝 67 軸 74 孔口 78 条片 80 接着剤条片 84,87 真空ロール 86,89 軌道 91 アーム 92,97,102 滑車 94 真空弁 95 真空マニホルド 99 スリーブ 100 軸受 101 ロール軸 103 ベルト 104 ノズル 106,107 挿入体 109 開口 110 ポケット 111 中空室 112 孔口 W ウェブ C 芯

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する巻回体へのウェブの巻取に同期
    して貯蔵源から芯を連続的に取出して、ウェブ巻回体の
    連続巻取機の芯貯蔵源から巻取場所を形成するニップに
    芯を移送する方法において、 芯をニップに迅速に導入するようにほゞ内サイクロイド
    通路を通って芯を動かすことを特徴とするウェブ巻回体
    の連続巻取機の芯貯蔵源から巻取場所を形成するニップ
    に芯を移送する方法。
  2. 【請求項2】 内サイクロイド通路は複数個の尖頭を有
    して、該尖頭の1つにおいて芯貯蔵から芯を取出して、
    第2の尖頭において該芯をニップに導入するよう成す請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 接着剤が第3の尖頭において各芯に適用
    される請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 各芯が2つの第3の尖頭の内サイクロイ
    ド通路を通って連続的に動かされ、第1の通路は接着剤
    が適用される尖頭を有し、第2の通路はニップに位置さ
    れた尖頭を有している請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 内サイクロイド通路は芯移送部材の周り
    を回ることによって形成されて、支持された芯が周りか
    ら取出される請求項1乃至4いずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 芯貯蔵源において芯と係合し且つニップ
    において芯を離すために芯に真空を選択的に作用する工
    程を有する請求項1乃至5いずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 フレームと、芯に巻取るべく巻取場所に
    ウェブを供給するフレーム上の供給装置と、巻取場所に
    芯を供給するフレーム上の芯移送装置とを備えた表面巻
    取機において、ほゞ内サイクロイド通路を通って芯を動
    かす装置をフレーム上に該芯移送装置が有していること
    を特徴とする表面巻取機。
  8. 【請求項8】 芯移送装置は内サイクロイド通路を通っ
    て芯を移動するよう夫々作動する2つの機構を有してい
    て、一方の機構は接着剤附与装置を通って芯を移動する
    よう作動し、他方の機構は巻取場所に芯を供給するよう
    作動する請求項7記載の表面巻取機。
  9. 【請求項9】 巻取場所はウエブ材料を巻取るための芯
    を受けるニップを形成し、芯移送装置は係合部材と、係
    合部材と連動して係合部材の周りを回ると同時に、係合
    した芯を係合部材の周りに回転する装置と、係合部材と
    芯を選択的に係合離脱プログラム組装置とを有している
    請求項7または8いずれか記載の表面巻取機。
  10. 【請求項10】 長さ方向に沿って芯を掴持すべく芯移
    送装置に設けられた真空パック装置と、真空を選択的に
    作用および遮断すべく芯移送装置と連動して芯を選択的
    に取上げ放出できる真空プログラム組装置とを備える請
    求項7乃至9いずれか1項記載の表面巻取機。
  11. 【請求項11】 芯移送装置は、フレームに固着された
    固定の軸装置と、軸装置に回転可能に取付けられると共
    に固定の軸装置と間隔を置いた平行な状態に芯移送装置
    を回転可能に支持するアーム装置と、アーム装置を回転
    すべくフレームと関連して固定の軸装置に対して芯移送
    装置を転回する第1滑車装置と、芯移送装置を回転すべ
    く固定の軸装置と関連した第2滑車装置と、芯と係合す
    べくほゞ放射方向に延びる芯移送装置上のパック装置
    と、連続して芯を選択的に係合および放出すべくフレー
    ムアーム装置と芯移送ロール装置とパック装置の間を連
    接する真空装置とを有している請求項7乃至10いずれ
    か1項記載の表面巻取機。
  12. 【請求項12】 内サイクロイド通路は複数個の尖頭を
    有し、第1尖頭はフレーム上の接着剤附与装置に近接し
    て位置されて、第2尖頭がニップに近接して位置された
    請求項9乃至11いずれか1項記載の表面巻取機。
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