JPH078415B2 - ベルト式連続鋳造機 - Google Patents
ベルト式連続鋳造機Info
- Publication number
- JPH078415B2 JPH078415B2 JP8819290A JP8819290A JPH078415B2 JP H078415 B2 JPH078415 B2 JP H078415B2 JP 8819290 A JP8819290 A JP 8819290A JP 8819290 A JP8819290 A JP 8819290A JP H078415 B2 JPH078415 B2 JP H078415B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- gutter
- continuous casting
- casting machine
- molten metal
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は傾斜して走行するベルト上で溶融金属(溶湯)
を冷却・凝固させることにより、金属薄板(以下、薄板
と呼ぶ)を連続的に鋳造するベルト式連続鋳造機(以
下、ベルト式連鋳機と呼ぶ)に関し、特に上記ベルトに
溶湯を注ぎ込む注湯装置に関する。
を冷却・凝固させることにより、金属薄板(以下、薄板
と呼ぶ)を連続的に鋳造するベルト式連続鋳造機(以
下、ベルト式連鋳機と呼ぶ)に関し、特に上記ベルトに
溶湯を注ぎ込む注湯装置に関する。
近年、溶鋼等の溶融金属から最終形状に近い数mm〜数10
mm程度の厚みを持つ薄板を直接的に連続鋳造する連続鋳
造方法が注目されている。この方法による場合、従来の
ように多段階に亙る圧延等の処理を施す必要がないた
め、工程及び設備の簡略化が図られる。加えてこの方法
によると、各工程の間で材料を熱処理する回数が少なく
なることから省エネルギの点でも有効である。
mm程度の厚みを持つ薄板を直接的に連続鋳造する連続鋳
造方法が注目されている。この方法による場合、従来の
ように多段階に亙る圧延等の処理を施す必要がないた
め、工程及び設備の簡略化が図られる。加えてこの方法
によると、各工程の間で材料を熱処理する回数が少なく
なることから省エネルギの点でも有効である。
この連続鋳造方法を達成させる連鋳機の一つに、例えば
特開昭62-97750号公報等に開示されたベルト式連鋳機が
ある。
特開昭62-97750号公報等に開示されたベルト式連鋳機が
ある。
このベルト式連鋳機は、例えば金属製のベルトが1対の
プーリに掛け渡されており、無限軌道を走行するように
なっている。そして鋳造方向が上昇するようにベルトを
傾斜して走行させ、このベルト上に固定堰と、一組のサ
イド堰とによって画成される湯溜り部を設け、この湯溜
り部に注湯装置から溶湯を注ぎ、その溶湯をベルト下方
に配置される冷却装置によって冷却・凝固することによ
り、一方のプーリから金属薄板が連続的に鋳造されるよ
うにしている。
プーリに掛け渡されており、無限軌道を走行するように
なっている。そして鋳造方向が上昇するようにベルトを
傾斜して走行させ、このベルト上に固定堰と、一組のサ
イド堰とによって画成される湯溜り部を設け、この湯溜
り部に注湯装置から溶湯を注ぎ、その溶湯をベルト下方
に配置される冷却装置によって冷却・凝固することによ
り、一方のプーリから金属薄板が連続的に鋳造されるよ
うにしている。
ところで一般に上述したベルト式連鋳機において、注湯
装置の出湯口に設けられ注湯装置からの溶湯を湯溜り部
へと導く注入樋は、鋳造される薄板の巾方向に沿って均
一に溶湯が注ぎ込まれるように形成されなければならな
い。しかしながら通常、この注入樋は1つの巾寸法の薄
板を対象として設けられているため、仮に、この連鋳機
においてそれまでの巾寸法より小さな巾寸法の薄板を鋳
造しようとした場合には、それまでの注入樋に代わっ
て、要求された薄板巾に応じた注入樋に替えなければな
らず、交換に時間を要し、またコストも増加する問題が
あった。また逆に、巾寸法の大きな薄板を鋳造する場
合、仮にそれまでの注入樋を用いて注湯すると湯溜り部
の特定部分に集中した溶湯流によって、この部分に生成
された凝固シェルの再溶解が起こり、巾方向に不均一な
厚みを有する薄板が鋳造されることになり、鋳造品質を
損なう傾向にある。
装置の出湯口に設けられ注湯装置からの溶湯を湯溜り部
へと導く注入樋は、鋳造される薄板の巾方向に沿って均
一に溶湯が注ぎ込まれるように形成されなければならな
い。しかしながら通常、この注入樋は1つの巾寸法の薄
板を対象として設けられているため、仮に、この連鋳機
においてそれまでの巾寸法より小さな巾寸法の薄板を鋳
造しようとした場合には、それまでの注入樋に代わっ
て、要求された薄板巾に応じた注入樋に替えなければな
らず、交換に時間を要し、またコストも増加する問題が
あった。また逆に、巾寸法の大きな薄板を鋳造する場
合、仮にそれまでの注入樋を用いて注湯すると湯溜り部
の特定部分に集中した溶湯流によって、この部分に生成
された凝固シェルの再溶解が起こり、巾方向に不均一な
厚みを有する薄板が鋳造されることになり、鋳造品質を
損なう傾向にある。
本発明は係る問題点に鑑み、変化する薄板巾に対応して
常に巾方向均一に湯溜り部へ注湯可能なベルト式連鋳機
を提供することを目的とするものである。
常に巾方向均一に湯溜り部へ注湯可能なベルト式連鋳機
を提供することを目的とするものである。
上記目的を解決するため本発明によれば、傾斜して走行
するベルト上に、ベルト上方に設けられた注湯装置から
溶解金属を注湯し、以て注湯された溶解金属を該ベルト
によって冷却・凝固することにより金属薄板を連続的に
鋳造するベルト式連続鋳造機において、 上記注湯装置の出湯口に、樋底板と、該樋底板上におい
て該出湯口を挟みかつ出湯方向に延設された2つの樋側
板とから成る注入樋を設けると共に、該樋側板をその出
湯口側の端部を支点として樋底板上で枢動可能にし、以
て鋳造される薄板巾寸法に応じて上記2つの樋側板によ
って成される出湯開き角度を可変ならしめたことを特徴
とする、ベルト式連続鋳造機が提供される。
するベルト上に、ベルト上方に設けられた注湯装置から
溶解金属を注湯し、以て注湯された溶解金属を該ベルト
によって冷却・凝固することにより金属薄板を連続的に
鋳造するベルト式連続鋳造機において、 上記注湯装置の出湯口に、樋底板と、該樋底板上におい
て該出湯口を挟みかつ出湯方向に延設された2つの樋側
板とから成る注入樋を設けると共に、該樋側板をその出
湯口側の端部を支点として樋底板上で枢動可能にし、以
て鋳造される薄板巾寸法に応じて上記2つの樋側板によ
って成される出湯開き角度を可変ならしめたことを特徴
とする、ベルト式連続鋳造機が提供される。
注入樋の出口巾を決定する2つの樋側板を樋底板上で可
動にすることで、巾寸法が大きい薄板を鋳造しようとす
る時はこの樋側板を大きく放射状に開き出湯開き角度を
大きくして湯溜り部巾方向に亙って均一に注湯されるよ
うにする。また、巾寸法が小さい薄板鋳造の際は、これ
に応じて出湯開き角度が小さくなるように樋側板を作動
させて均一注湯する。
動にすることで、巾寸法が大きい薄板を鋳造しようとす
る時はこの樋側板を大きく放射状に開き出湯開き角度を
大きくして湯溜り部巾方向に亙って均一に注湯されるよ
うにする。また、巾寸法が小さい薄板鋳造の際は、これ
に応じて出湯開き角度が小さくなるように樋側板を作動
させて均一注湯する。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明による一実施例としてのベルト式連鋳機
1の概略的構成を示すものであって、金属製の無端ベル
ト(以下、ベルトと呼ぶ)2は、一対のプーリ3及び4
に掛け渡されている。
1の概略的構成を示すものであって、金属製の無端ベル
ト(以下、ベルトと呼ぶ)2は、一対のプーリ3及び4
に掛け渡されている。
一方のプーリ4は、プーリ3よりも高い位置に保持され
ており、これらのプーリ3,4はモータ等の駆動機構(図
示せず)によって、図中矢印で示した方向に回動駆動さ
れる。従って、ベルト2の上半分は矢印aで示したよう
に、高位置にあるプーリ4に向かって傾斜しながら上昇
することになる。尚、本図においては矢印aが本連鋳機
1の鋳造方向に相当する。
ており、これらのプーリ3,4はモータ等の駆動機構(図
示せず)によって、図中矢印で示した方向に回動駆動さ
れる。従って、ベルト2の上半分は矢印aで示したよう
に、高位置にあるプーリ4に向かって傾斜しながら上昇
することになる。尚、本図においては矢印aが本連鋳機
1の鋳造方向に相当する。
このように移動するベルト2に対して、その両側には、
チェーン等によって連結された複数の耐熱ブロック5が
配置され、これら耐熱ブロック5はベルト2の走行に同
期して移動し、ベルト2が直線状に走行するベルト上部
において湯溜り部6の両側方を仕切るサイド堰7を構成
する。
チェーン等によって連結された複数の耐熱ブロック5が
配置され、これら耐熱ブロック5はベルト2の走行に同
期して移動し、ベルト2が直線状に走行するベルト上部
において湯溜り部6の両側方を仕切るサイド堰7を構成
する。
他方、湯溜り部6の最後方には、走行するベルト2に対
し摺接する固定堰8が、図示しない支持機構によって定
置される。そしてこの固定堰8とサイド堰7とベルト2
(部分)によって画成された湯溜り部6の上方には、本
発明の特徴となる注入樋9を備えた注湯装置10が配置さ
れ、湯溜り部6に向けて溶融金属(溶湯)11が注湯され
ることになる。
し摺接する固定堰8が、図示しない支持機構によって定
置される。そしてこの固定堰8とサイド堰7とベルト2
(部分)によって画成された湯溜り部6の上方には、本
発明の特徴となる注入樋9を備えた注湯装置10が配置さ
れ、湯溜り部6に向けて溶融金属(溶湯)11が注湯され
ることになる。
尚、この湯溜り部6を形成するベルト2部分の裏側に
は、注湯された溶湯11を抜熱してベルト2面上に凝固シ
ェル12を生成する冷却装置13が設けられており、生成さ
れた凝固シェル12はベルト2の移動に伴って成長しなが
ら搬送され、最終的にはプーリ4においてベルト2より
離反し、薄板14となって連鋳機1より搬出されることに
なる。
は、注湯された溶湯11を抜熱してベルト2面上に凝固シ
ェル12を生成する冷却装置13が設けられており、生成さ
れた凝固シェル12はベルト2の移動に伴って成長しなが
ら搬送され、最終的にはプーリ4においてベルト2より
離反し、薄板14となって連鋳機1より搬出されることに
なる。
第2図は上述した注入樋9及び注湯装置10の外観図であ
る。
る。
本図からも明らかなように注湯装置10は、耐火物から成
る筐体として形成され、その内部に取鍋(図示せず)か
らの溶湯11を収容するようになっている。又、この注湯
装置10には溶湯11の出口となる出湯口15が形成され、溶
湯11が以下記述する注入樋9へと流れるようになってい
る。
る筐体として形成され、その内部に取鍋(図示せず)か
らの溶湯11を収容するようになっている。又、この注湯
装置10には溶湯11の出口となる出湯口15が形成され、溶
湯11が以下記述する注入樋9へと流れるようになってい
る。
出湯口15に接続される注入樋9は、図示するように、樋
底板16と、この樋底板上16において上記出湯口15を両側
より挟み、かつ図中矢印Bで示す出湯方向に延設された
2つの樋側板17及び18とを備えている。尚、当然ながら
この樋底板16は、共に、出湯口15より流出する溶湯11に
よって溶損しないように耐熱性の材料より形成される。
底板16と、この樋底板上16において上記出湯口15を両側
より挟み、かつ図中矢印Bで示す出湯方向に延設された
2つの樋側板17及び18とを備えている。尚、当然ながら
この樋底板16は、共に、出湯口15より流出する溶湯11に
よって溶損しないように耐熱性の材料より形成される。
本実施例によれば、樋底板16上で直立する2枚の樋側板
17,18は、樋底板16同様、耐熱性材料より形成された樋
側板部分17a及び18aと、これら樋側板部分17a,18aを外
側方より支持する金枠17b及び18bとによって構成され、
金枠17b,18bそれぞれの出湯口側の端部17c及び18cは注
湯装置10の一側板10aに対してヒンジ付けられ、以て樋
側板17,18はこの端部17c,18cをそれぞれ支点として樋底
板16上で枢動可能になっている。
17,18は、樋底板16同様、耐熱性材料より形成された樋
側板部分17a及び18aと、これら樋側板部分17a,18aを外
側方より支持する金枠17b及び18bとによって構成され、
金枠17b,18bそれぞれの出湯口側の端部17c及び18cは注
湯装置10の一側板10aに対してヒンジ付けられ、以て樋
側板17,18はこの端部17c,18cをそれぞれ支点として樋底
板16上で枢動可能になっている。
更にこの樋側板17,18の外側方には、金枠17b,18bそれぞ
れに連結してこれを上記支点廻りに回動させるアクチュ
エータ(例えば油圧シリンダ等)19及び20が設置され
る。
れに連結してこれを上記支点廻りに回動させるアクチュ
エータ(例えば油圧シリンダ等)19及び20が設置され
る。
以上のように構成される本実施例の連鋳機1の作動を第
3図を参照して、以下説明する。
3図を参照して、以下説明する。
第3図は連鋳機1を上方より見た図であって、図示する
薄板巾寸法Wよりも大きな巾寸法W′を持つ薄板14′を
鋳造する場合、サイド堰7間の距離はこれに応じて増加
される。この場合、注入樋9にあっては、上記アクチュ
エータ19,20によって樋側板17,18が互いに離反する方向
に回動され、それまでの樋側板17,18によて成される角
度、即ち注湯開き角度αが増加される(α′)。この結
果、新たに形成された湯溜り部においては、その巾方向
に均一に溶湯11が注がれることとなり、局部的な注湯に
伴う凝固シェルの再溶解という問題は無くなる。
薄板巾寸法Wよりも大きな巾寸法W′を持つ薄板14′を
鋳造する場合、サイド堰7間の距離はこれに応じて増加
される。この場合、注入樋9にあっては、上記アクチュ
エータ19,20によって樋側板17,18が互いに離反する方向
に回動され、それまでの樋側板17,18によて成される角
度、即ち注湯開き角度αが増加される(α′)。この結
果、新たに形成された湯溜り部においては、その巾方向
に均一に溶湯11が注がれることとなり、局部的な注湯に
伴う凝固シェルの再溶解という問題は無くなる。
又、これとは逆に、図示する薄板巾寸法Wよりも小さな
巾寸法W″を持つ薄板14″を鋳造する場合、サイド堰7
間の距離はこれに応じて減少される。この場合、注入樋
9側にあっては、上記アクチュエータ19,20によって樋
側板17,18が互いに接近する方向に回動され、それまで
の樋側板17,18によって成される角度、即ち注湯開き角
度αが減じられる(α″)。この結果、巾増加の時と同
じように、新たに形成された巾寸法に小さい湯溜り部に
おいても、その巾方向に均一に溶湯11が注がれることに
なる。
巾寸法W″を持つ薄板14″を鋳造する場合、サイド堰7
間の距離はこれに応じて減少される。この場合、注入樋
9側にあっては、上記アクチュエータ19,20によって樋
側板17,18が互いに接近する方向に回動され、それまで
の樋側板17,18によって成される角度、即ち注湯開き角
度αが減じられる(α″)。この結果、巾増加の時と同
じように、新たに形成された巾寸法に小さい湯溜り部に
おいても、その巾方向に均一に溶湯11が注がれることに
なる。
このように本実施例によれば、要求される薄板14の巾寸
法に応じて、注入樋9の樋側板17,18の注湯開き角度を
変えることにより、いかなる巾寸法の薄板鋳造に対して
も湯溜り部6の巾方向に沿って均一な量の溶湯11を供給
することができ、以てこの方向の凝固シェル生成バラツ
キを低く抑えることができる。
法に応じて、注入樋9の樋側板17,18の注湯開き角度を
変えることにより、いかなる巾寸法の薄板鋳造に対して
も湯溜り部6の巾方向に沿って均一な量の溶湯11を供給
することができ、以てこの方向の凝固シェル生成バラツ
キを低く抑えることができる。
以上本発明の実施例を、単一のレベルを使用した連鋳機
に例をとり説明したが、本発明はこの実施例に限定され
るものではなく、当然ながら、互いに反対方向に回転す
る2つの無端ベルト間に溶湯を注ぐツインベルト式連続
鋳造機に対しても適応可能であり、特に傾斜したベルト
を有するツインベルト式連続鋳造機に有効である。
に例をとり説明したが、本発明はこの実施例に限定され
るものではなく、当然ながら、互いに反対方向に回転す
る2つの無端ベルト間に溶湯を注ぐツインベルト式連続
鋳造機に対しても適応可能であり、特に傾斜したベルト
を有するツインベルト式連続鋳造機に有効である。
又、注入樋の別実施例としては、巾方向においてより均
一な溶湯流れを達成するために、例えば第4図に示すよ
うに、樋底板16′自体を凸状に湾曲させ、溶湯11の樋底
板中央集中傾向を弱めるようにしても良い。
一な溶湯流れを達成するために、例えば第4図に示すよ
うに、樋底板16′自体を凸状に湾曲させ、溶湯11の樋底
板中央集中傾向を弱めるようにしても良い。
以上説明したように本発明によれば、薄板巾寸法の変更
要求に対しても、一つの注入樋で巾方向に均一な注湯を
達成することができ、湯溜り部においての凝固シェルの
局部的な再溶解を防止することができ、高い品質の薄板
を提供することができる。
要求に対しても、一つの注入樋で巾方向に均一な注湯を
達成することができ、湯溜り部においての凝固シェルの
局部的な再溶解を防止することができ、高い品質の薄板
を提供することができる。
第1図は本発明によるベルト式連続鋳造機の概略的構成
図;第2図は第1図に示す注湯装置及び注入樋の外観斜
視図;第3図は第1図に示す連鋳機を上方より見た図;
第4図は注入樋の別実施例を示す注入樋正面図。 1……ベルト式連続鋳造機、 2……ベルト、9……注入樋、 10……注湯装置、11……溶湯、 14……薄板、16……樋底板、 17,18……樋側板。
図;第2図は第1図に示す注湯装置及び注入樋の外観斜
視図;第3図は第1図に示す連鋳機を上方より見た図;
第4図は注入樋の別実施例を示す注入樋正面図。 1……ベルト式連続鋳造機、 2……ベルト、9……注入樋、 10……注湯装置、11……溶湯、 14……薄板、16……樋底板、 17,18……樋側板。
Claims (1)
- 【請求項1】傾斜して走行するベルト上に、ベルト上方
に設けられた注湯装置から溶解金属を注湯し、以て注湯
された溶解金属を該ベルトによって冷却・凝固すること
により金属薄板を連続的に鋳造するベルト式連続鋳造機
において、 上記注湯装置の出湯口に、樋底板と、該樋底板上におい
て該出湯口を挟みかつ出湯方向に延設された2つの樋側
板とから成る注入樋を設けると共に、該樋側板をその出
湯口側の端部を支点として樋底板上で枢動可能にし、以
て鋳造される薄板巾寸法に応じて上記2つの樋側板によ
って成される出湯開き角度を可変ならしめたことを特徴
とする、ベルト式連続鋳造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8819290A JPH078415B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | ベルト式連続鋳造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8819290A JPH078415B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | ベルト式連続鋳造機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03291140A JPH03291140A (ja) | 1991-12-20 |
JPH078415B2 true JPH078415B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=13936040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8819290A Expired - Lifetime JPH078415B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | ベルト式連続鋳造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078415B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160199905A1 (en) * | 2007-08-16 | 2016-07-14 | Sms Group Gmbh | Caster |
-
1990
- 1990-04-04 JP JP8819290A patent/JPH078415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160199905A1 (en) * | 2007-08-16 | 2016-07-14 | Sms Group Gmbh | Caster |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03291140A (ja) | 1991-12-20 |
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