JPH0783964A - 正弦波信号の振幅および周波数を推定する方法、信号の特性の表示を得る方法、および電子回路において複数個のアナログ信号の状態をモニタするためのシステム - Google Patents

正弦波信号の振幅および周波数を推定する方法、信号の特性の表示を得る方法、および電子回路において複数個のアナログ信号の状態をモニタするためのシステム

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JPH0783964A
JPH0783964A JP6188690A JP18869094A JPH0783964A JP H0783964 A JPH0783964 A JP H0783964A JP 6188690 A JP6188690 A JP 6188690A JP 18869094 A JP18869094 A JP 18869094A JP H0783964 A JPH0783964 A JP H0783964A
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amplitude
frequency
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Stanley A White
スタンレー・エイ・ホワイト
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時間的に間隔を開けられたそれぞれの瞬間に
おける正弦波信号の振幅および周波数を推定するための
方法が提供される。 【構成】 サンプル値S1 、S2 、S3 、S4 として表
される正弦波信号の振幅または周波数は差x1 、x2
3 のトリプレットを計算することによって推定され
る。振幅または周波数の推定値の表示は差x1 、x2
3 の代数関数の比として計算される。振幅は代数関数
の第1の比の二乗根として計算され、周波数は代数関数
の第2の比の逆余弦関数として計算される。この方法は
電子回路において寄生容量を補償するために、または複
数個の信号の状態をモニタするために使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は一般にデジタル信号処理に関
し、より特定的に、ノイズのある、バイアスされかつ疎
らにサンプリングされた正弦波信号の振幅および周波数
を検出するための信号処理に関する。
【0002】
【発明の背景】サンプリングされた正弦波信号の振幅を
推定する既知の方法は「二乗平均根」(RMS)値を計
算し、そのRMS値に2の二乗根を乗算することであ
る。しかしながら、この方法は正弦波が疎らにサンプリ
ングされ、推定値が少数のサンプリングのブロックから
得られる場合には不正確である。
【0003】
【発明の概要】この発明の基本的な局面に従って、時間
的に間隔を開けられたそれぞれの瞬間におけるサンプル
値S1 、S2 、S3 、S4 で表された正弦波信号の振幅
および周波数を推定する方法が提供される。この方法は
差x1 、x2 、x3 のトリプレットを計算するステップ
を含み、ここでx1 はS2 とS1 との間の差であり、x
2 はS3 とS2 との間の差であり、x3 はS4 とS3
の間の差である。この方法はさらに差のトリプレットか
ら正弦波信号の振幅の推定値(B)および周波数の推定
値(f)を計算するステップを含む。好ましくは、振幅
または周波数の推定値の表示は差x1 、x2 、x3 の代
数関数の比として計算される。たとえば振幅は代数関数
の第1の比の二乗根として計算され、周波数は代数関数
の第2の比の逆余弦関数として計算される。好ましく
は、この比は多項式近似として計算される除算演算によ
って評価され、二乗根および逆余弦関数もまた多項式近
似として計算される。
【0004】他の局面に従って、この発明は時間的に空
間を開けられたそれぞれの瞬間におけるサンプル値(x
1 、x2 、x3 …、xn )として表される信号の特性の
表示を得る方法を提供する。この方法はサンプル値のう
ち隣接する値のトリプレット(xi 、xi-1 、xi-2
の代数関数の一連の比を計算し、その比の平均を計算し
て信号特性の表示を生成するステップを含む。好ましく
は、しきい値より小さな大きさを有する分母値を有する
比はいずれもその比の平均から排除され、その結果その
平均が比較的小さな数による除算の場合に得られる可能
性のあるどんな不正確な結果によっても駄目にされな
い。
【0005】最後の局面に従って、この発明は電子回路
の複数個アナログ信号の状態をモニタするためのシステ
ムを提供する。このシステムはアナログ信号をスキャン
するためのアナログマルチプレクサと、選択されたアナ
ログ信号を一連のデジタル値に変換するためのA/D変
換器と、プログラムされたデータプロセッサと、オペレ
ータにエラー状態を表示するための出力ユニットとを含
む。データプロセッサはアナログマルチプレクサを動作
させ、A/D変換器からの一連のデジタル値を受取りか
つ処理するようにプログラムされる。特に、データプロ
セッサはアナログ信号の各々に対してそれぞれの一連の
デジタル値の少なくとも4つのサンプルの代数関数の比
を計算することによって、アナログ信号の各々の振幅の
表示および周波数の表示を決定し、その振幅の表示およ
び周波数の表示を制限値と比較して、振幅および周波数
の表示のうちの1つがその制限値によって設定された境
界の範囲に入らない場合にエラー状態を表示するように
プログラムされる。
【0006】この発明の他の目的および利点は以下の詳
細な説明を読み、図面を参照することで明らかになるで
あろう。
【0007】
【好ましい実施例の詳細な説明】ここで図面を参照し
て、図1にはこの発明を使用する第1の方法を示すブロ
ック図が示される。図1を参照して、正弦波信号の振幅
および周波数は回路の寄生容量に予め定められた補正を
与えるために連続的に推定される。特に、図1は周波数
0 で正弦波駆動信号vd によって励起される角速度セ
ンサ10を示し、このセンサはセンサの励起のレベルを
表示する出力信号vdo、および角速度情報を含む信号v
r を発生する。しかしながら、角速度情報は周波数f0
での抑圧搬送波に関する両側波帯抑圧搬送波信号として
現れる。このような角速度センサはたとえばファーシト
(Fersht)他の米国特許第5,056,366 号およびシュタウ
ト(Staudte )の米国再発行特許32,931号に記載されて
おり、これらの特許を引用により援用する。
【0008】図1に示されるように、角速度センサ10
は出力信号vdoが予め定められた振幅を有するように一
般に11と示されたドライバ回路によって励起される。
この目的のために、信号vdoはノイズを除去するために
バンドパスフィルタ12を通され、信号vdoの振幅は振
幅検出器13によって検出される。関連の入力抵抗器1
5および帰還コンデンサ16を有する積分比較器14は
信号vdoの振幅を予め定められた基準VR と比較し、自
動利得制御電圧VAGC を発生する。自動利得制御電圧V
ACG は可変利得アンプ17の利得を制御し、励起駆動信
号vd を発生する。
【0009】角速度信号Ωを検出するために、復調器回
路18は周波数f0 で励起される平衡変調器19を含
む。平衡変調器19は信号vr を復調し、ローパスフィ
ルタ22によってローパスフィルタされるベースバンド
信号を発生し、角速度信号Ωを発生する。
【0010】この発明には関連しないが、角速度センサ
10、ドライバ11および復調器18に関するさらなる
詳細は本願の発明者スタンレー・エイ・ホワイト(Stan
leyA. White)によって に出願され
[ドケットNo.92E083]、「チェビシェフ近似
によって導出された合成正弦波生成を採用する複合デジ
タル復調器(COMPLEX DIGITAL DEMODULATOR EMPLOYING
CHEBYCHEV-APPROXIMATION DERIVED SYNTHETIC SINUSOID
GENERATION )と題された米国特許出願連続番号第
で見出され、この出願を引用により援用
する。
【0011】実際、検出された角速度信号Ωは駆動信号
d の振幅の関数である。駆動信号vd の振幅に対する
検出された角速度信号Ωの変動はかなり小さいが、この
変動はいくつかの応用には重要であり、この発明を採用
することによってこの変動を除去し、駆動信号vd の振
幅を推定することが有用である。たとえば、駆動信号v
d の振幅に対する検出された角速度信号Ωの変動は、図
1のノード19と20との間の寄生容量CP によって生
じると考えることができる。この場合検出された角速度
信号Ωの誤差εはおおよそ以下の式のとおりであり、
【0012】
【数6】
【0013】ここでKは予め定められた定数であり、A
は駆動信号vd の振幅であり、f0は駆動信号の周波数
である。定数Kは2πCp m Gのオーダであり、Cp
は寄生容量の値であり、Zm はノード22におけるイン
ピーダンスであり、Gは復調器18の変換利得である。
【0014】この発明の1つの局面に従って、誤差εは
以下にさらに述べるように、駆動信号vd の少なくとも
振幅Aを推定することによって決定される。周波数f0
もまた推定可能であるが、周波数f0 は駆動信号vd
振幅Aと比較して相対的に一定であるので、周波数f0
は推定する必要がなく、その代わりに固定された公称値
であると仮定することが可能である。駆動信号vd の振
幅および/または周波数はA/D変換器23で駆動信号
をサンプリングし、そのサンプルを振幅および周波数推
定器24で処理することによって推定される。振幅およ
び周波数推定器24については図3から図6を参照して
以下にさらに説明する。補正信号発生器25は推定され
た振幅および/または周波数に基づいて補正信号εs
発生し、加算器ユニット26は角速度信号Ωから補正信
号Cs を減算し、補正された角速度信号Ω′を生成す
る。
【0015】次に、図2を参照して、図2にはこの発明
の第2の方法を例示するブロック図が示される。図2を
参照して、アナログマルチプレクサ30はシステム31
からの多数の信号S1 、S2 、S3 、…、Sn をスキャ
ンし、各選択された信号の振幅および周波数が推定さ
れ、システムの状態をモニタするために予め定められた
制限値と比較される。たとえばシステム31は図1を参
照して上に記載された3つの角速度センサを含む慣性測
定ユニットであり、角速度センサの各々は関連するドラ
イバ回路および検出器回路を有し、角速度センサの各々
は3つの直交軸のそれぞれ1つと中心にした回転の角速
度を検知する。この場合、信号Si は第i番目の角速度
センサに対する駆動信号vd であり、駆動信号の各々に
対する振幅および/または周波数推定値もまた角速度セ
ンサの各々からの角速度信号Ωの補正のために使用され
得る。
【0016】図2に示されるように、マルチプレクサ3
0はSj を選択し、選択された信号は、サンプリングク
ロック発生器33によって設定されたサンプリング速度
sで、A/D変換器32によって周期的にサンプリン
グされる。サンプルの値はデータプロセッサ35の入口
ポート34で受取られる。データプロセッサはサンプリ
ング速度fs で割込まれ、A/D変換器32からのサン
プルの値を受取る。振幅および周波数推定器プログラム
36はサンプリングされた値のブロックを受取り、サン
プリングされた信号Sj の振幅Aj および周波数fj
推定するようにデータプロセッサ35を制御する。状態
モニタプログラム37は振幅および周波数推定値をそれ
ぞれの予め定められた制限値と比較し、システムの状態
をモニタするようにデータプロセッサ35を制御する。
推定された振幅または周波数が予め定められた制限値の
境界の範囲外であることが発見された場合には、データ
プロセッサ35はオペレータ(図示せず)にエラーメッ
セージを表示するように表示装置35を動作させる。状
態モニタプログラム37はアナログマルチプレクサ30
が信号S1 、S2 、S3 、…Sn のうちの異なった1つ
を選択するように、出力ポート39からの選択信号を変
えるようにデータプロセッサを制御する。
【0017】具体的な例では、信号S1 、S2 、S
3 …、Sn は各々約10キロヘルツの周波数を有し、サ
ンプリング速度は42キロヘルツである。A/D変換器
はアナログデバイスパートNo.AD676 16ビッ
ト100 kSPSサンプリングADCであり、これは
切換コンデンサ/チャージ再分布アーキテクチャを使用
して、10マイクロ秒の総変換時間を達成する。データ
プロセッサ35は24ビット演算向けに設計されたスタ
ーセミコンダクタSPROCプログラマブルデジタル信
号処理(DSP)集積回路である。このシステムにおい
て、この発明の方法は適度の量の計算を使って、ppm
のオーダの誤差で振幅および周波数推定値の双方を与え
る。
【0018】サンプリング速度fs は正弦波信号S1
2 、S3 、…、Sn の周波数のわずか約4(ときには
3)倍であるので、正弦波信号は疎らにサンプリングさ
れる。しかしながら、この発明の振幅および周波数推定
方法はそのような疎らにサンプリングされた正弦波信号
の振幅および周波数の正確な推定値を与える。この発明
の方法はまたDCバイアスの存在下で、疎らにサンプリ
ングされた信号のわずか4つのサンプルに基づいて振幅
および周波数推定値を与えることが可能である。
【0019】まずDCバイアスのない正弦波の単純化し
た場合を考える。この正弦波は振幅A、周波数ω0 、お
よび位相角φを有すると仮定し、かつサンプリング周波
数f s は周期T=1/fs を有すると仮定して、第n番
目の信号サンプルxn は以下の式2の値を有する。
【0020】式2には3つの未知数があるので、正弦波
信号の3つのサンプルから振幅Aおよび周波数F=co
sω0 Tの関数を求めることが可能である。2つの隣接
するサンプルxn+1 およびxn-1 は以下の式3、4のと
おりである。
【0021】周波数Fの関数は式3および式4を加算
し、その和を式2で除算することによって3つのサンプ
ルxn 、xn+1 およびxn-1 から求められ、次の式5を
与える。
【0022】振幅Aは式2の二乗から式3と式4の積を
減算することによって求められ、次の式6を与える。
【0023】三角関数の恒等式1=cos2 α+sin
2 αを式5に応用することによって、次の式7が与えら
れる。
【0024】式6を式7で除算することによって次の式
8が与えられる。
【0025】
【数7】
【0026】振幅Aを求めるために式8を直接実現する
には、したがって、4回の乗算、3回の加算および1回
の除算が必要である。
【0027】ここでDCバイアス上に重畳された正弦波
信号の振幅を求めるというより複雑な問題を考える。こ
の信号は次の式となる。
【0028】
【数8】
【0029】ここでは4つの未知数があるので、振幅B
および周波数F=cosω0 Tの関数を決定するために
は少なくとも4つのサンプルが必要である。DCバイア
スは連続信号サンプルyn およびyn-1 の間の差xn
以下のようにすることによって取り除かれる。
【0030】
【数9】
【0031】DCバイアスされた正弦波問題はDCバイ
アスのない場合に類似の数学形式に変換されたものであ
るが、ただしBを求めるために式10を解かなければな
らない。しかし、比較により
【0032】
【数10】
【0033】式15の分母の項を因数に分解し再編成す
るこによって、振幅Bに対する等式が得られる。
【0034】
【数11】
【0035】ここで図3、図4および図5を参照して、
上の式14および式16を実現する具体的な方法のフロ
ー図が示される。このフロー図はデジタルフィルタのた
めの表現に類似の形式でその解法手順を表わし、実際図
3、図4および図5の要素は個々の計算ハードウェア要
素であり得る。代替的に、図3、図4および図5の要素
によって表される関数はプログラムされたデジタルデー
タプロセッサによって実行可能である。
【0036】図3に示されるように、サンプリングされ
た信号Si はレジスタ50で1サンプリング期間Tだけ
遅延され、遅延サンプルSi-1 を発生する。減算器51
はサンプルSi から遅延サンプルSi-1 を減算し、差x
i を発生する。差xi は第2のレジスタ52で第1のサ
ンプリング期間Tだけ遅延され、遅延差xi-1 を発生
し、かつ第3のレジスタ53で第2のサンプリング期間
Tだけ遅延され、二重に遅延された差xi-2 を発生す
る。
【0037】式14の分母を計算するために、この遅延
差xi-1 はボックス54によって表されるように2の因
子によってスケーリングされ、それにより遅延差を1つ
の2進桁だけ左へシフトする。式14の分子(nu
i )を発生するために、加算器55は差xi を二重に
遅延された差xi-2 に加算する。
【0038】式16の分母(DENi )を計算するため
に、減算器56は差(deni −numi )を計算し、
加算器57は和(deni +numi )を計算する。乗
算器58は減算器56からの差を二乗し、乗算器59は
その二乗に加算器57からの和を乗算し、式16の分母
DENi を発生する。
【0039】式16の分子(NUMi )を計算するため
に、乗算器60は遅延差xi-1 の二乗を計算し、乗算器
61は遅延差xi-1 の三乗を計算する。乗算器62は差
iと二重に遅延された差xi-2 との積を計算する。減
算器63は乗算器60からの二乗と乗算器62からの積
との間の差を計算する。乗算器64は減算器63からの
差と乗算器61からの三乗との積を計算する。乗算器6
4からの積はボックス65で示されるように4の因子に
よってスケーリングされ、これは2つの2進桁分の左へ
のシフトを表わし、式16の分子NUMi を発生する。
【0040】除算器66は式13の商Fi を計算し、除
算器67は式15の商Bi 2 を計算する。除算器ユニッ
ト66、67によって行なわれる除算は好ましくは以下
の表7から表11で導出される多項式近似である。
【0041】次に図4を参照して、Bi 2 の値は平均値
【0042】
【数12】
【0043】を決定するためにデジタルフィルタ81で
フィルタリングされる。たとえばデジタルフィルタ81
は値Bi-1 2 、Bi-2 2 、およびBi-3 2 を格納し、B
i 2とこれらの3つの値との和を計算し、その和を2つ
の2進桁だけ右へシフトすることによって4で除算し、
平均値
【0044】
【数13】
【0045】を与えるシフトレジスタを含む非巡回型デ
ジタルフィルタである。この平均値の二乗根は計算ユニ
ット82によって計算される。計算ユニット82はたと
えば以下の表12から表16で導出されるような多項式
近似によって二乗根演算を行なう。その二乗根演算の結
果はサンプリングされた正弦波信号Sの振幅の推定値B
i である。
【0046】図3の除算器67によって行なわれる除算
演算は、分母DENi の値がほぼ0である場合には不正
確な結果を与えるかもしれない。そのような不正確な結
果が振幅推定値Bi を駄目にすることを防ぐために、B
i 2 の不正確な値はデジタルフィルタ81によって平均
されないように除外することができる。この目的のため
に、デジタルマルチプレクサ83は図3の除算ユニット
67からの値Bi 2 か、またはデジタルフィルタ81に
よって計算された前の平均値のいずれかを選択する。デ
ジタルフィルタ81によって計算された前の平均値はレ
ジスタ84によって得られ、これはサンプリング周波数
s でクロックされる。値Bi 2 が誤りであるかもしれ
ないときを決定するために、除算ユニット67に対する
除数の値DENi は、除数値DENi の大きさを決定す
る絶対値ユニット85によって受取られる。比較器86
はこの大きさを除数値の平均値のある端数と比較する。
デジタルフィルタ81と類似であってもよいデジタルフ
ィルタ87は除数値の平均を計算し、シフタ88は平均
除数値をNの2進桁だけ右へシフトし、除数値の平均の
予め定められた端数を計算する。Nの値はたとえば3で
ある。
【0047】次に図5を参照して、式13の商Fi は図
4に示された商Bi 2 の処理に類似の態様で、デジタル
フィルタ91、関数ユニット92、マルチプレクサ9
3、レジスタ94、絶対値ユニット95、比較器96、
デジタルフィルタ97、および右シフタ98によって処
理されることが理解される。これらの構成要素は図4の
対応の構成要素81から87と類似である。しかしなが
ら、図5の関数ユニット92は逆余弦関数
【0048】
【数14】
【0049】を計算する。関数ユニット92は好ましく
はこの逆余弦関数を以下の表17から表21で導出され
るような多項式近似として計算する。
【0050】実際には、振幅Bi および周波数fi の推
定値は隣接する第i番目の値と第((i+1)番目の値
との間に相関関係がある。したがって、図3、図4およ
び図5に例示されるように、差の重なっているトリプレ
ットから推定値を計算することによってではなく、差の
重なっていないトリプレットから振幅推定値Bおよび周
波数推定値fを計算することによって、性能がわずかに
落ちた状態で推定値を求める計算要件を低減することが
可能である。言い換えれば、図3、図4および図5に例
示された計算は最もよい性能を与え、各サンプリング時
の振幅Bi および周波数fi の新しい推定値を与えるこ
とができるが、各サンプリング時のそのような推定値を
計算するための計算要件はかなり厄介なものである。そ
の理由は図3、図4および図5に示されるすべての計算
を各サンプリング期間Tにわたって行なわなければなら
ないからである。たとえば図2に例示されるようなシス
テムで信号の状態をモニタするためには、各サンプリン
グ時に対して振幅または周波数の新しい推定値を計算す
る必要はない。したがって、図2に示されるシステムで
信号の状態をモニタするための計算要件は、差の重なっ
ていないトリプレットに対して図3に例示された計算を
行ない、多数の差の重なっていないトリプレットから計
算された比からデジタルフィルタリングおよび二乗根ま
たは逆余弦関数を実行することによって、かなり緩和で
きる。
【0051】次に図6を参照して、図2のシステムのた
めにデータプロセッサ35で好ましくは実行される計算
のためのフロー図が示される。図6に例示されるよう
に、振幅推定値Bおよび周波数推定値fは、差x1 、x
2 、x3 ;x4 、x5 、x6 ;x7 、x8 、x9 ;…;
46、x47、x48の16の重なっていないトリプレット
から得られる。差のトリプレットは差計算101、10
2、103、…104の結果であり、これらは図2のデ
ータプロセッサ35がサンプリング周波数fs で割込ま
れた場合に好ましくは割込プログラムによって実行され
る。差のトリプレットの各々に対する商Bi 2 およびF
i は、サンプリング周波数fs の3分の1の速度で実行
される比計算105、106、107…108によって
計算される。16の商Bi 2 および16の商fi は、差
1 からx48に対応する約48のサンプリング期間Tに
わたってさまざまなときに実行され得るデジタルフィル
タリング109に累積される。商
【0052】
【数15】
【0053】の平均値はそのデジタルフィルタリングの
結果得られる。二乗根関数110は商
【0054】
【数16】
【0055】の平均値から振幅推定値Bを計算し、周波
数推定値fは商
【0056】
【数17】
【0057】の平均値から逆余弦関数111によって計
算される。やはり図6に示されるように、変数Qは振幅
推定値Bと関連し、変数qは周波数推定値fと関連す
る。変数Qおよびqはそれぞれ商値Bi 2 およびfi
数を示し、これらは除外される変わりにデジタルフィル
タ109によって実際には一緒に平均化されたものであ
る。その理由はそれらの関連分母値DENi またはde
i はそれぞれ相対的に小さかったからである。除外条
件がDENi またはdeni それぞれの平均値のある端
数であった図4および図5と対照的に、デジタルフィル
タ109はDENまたはdenの値がそれぞれの予め定
められたしきい値以下になった場合には好ましくは商を
排除する。図3のシステムでは、たとえば、振幅推定値
Bまたは周波数推定値fはある予め定められた制限値内
でなければならず、その結果しきい値は任意の安定した
信号に対して期待される平均値のある端数に設定でき
る。しきい値は重要ではなく、特定のシステムに対する
単純な試行錯誤によって決定することができる。
【0058】以下に挙げられるのは図6に示される関数
を実行するプログラムの例であり、図2の振幅および周
波数推定器プログラム36ならびに状態モニタプログラ
ム37に対応する。特に、以下のリストでは、3つの信
号の間を走査するように図2のアナログマルチプレクサ
30を動作させる“MONITOR”と呼ばれるメイン
プログラムが示される。マルチプレクサ30への新しい
選択信号の出力時に、プログラムMONITORはA/
D変換器32がその新しい信号をサンプリングプルする
のを30マイクロ秒間待つ。そしてプログラムMONI
TORは選択された信号の振幅および周波数が予め定め
られた制限値内にあるかどうかをテストするために、T
ESTSIGと呼ばれるルーチンを呼出す。もし制限値
内でなければ、プログラムMONITORはTESTS
IGルーチンによって与えられるエラーコードを表示
し、処理のために別の信号を選択する。
【0059】TESTSIGルーチンは図2の振幅およ
び周波数推定器プログラム36に対応する42kHz割
込ルーチンによって使用される多数の変数を初期化す
る。これらの変数を初期化した後、TESTSIGルー
チンは、振幅および周波数推定器プログラムが図2のA
/D変換器32からの信号サンプルを処理するように、
42kHz割込をイネーブルする。TESTSIGルー
チンは、振幅および周波数推定器プログラムがいつ完了
するかを決定するために変数NUMCを入れる。NUM
Cが16以上である場合には、振幅および周波数推定器
プログラム36は完了する。次にTESTSIGルーチ
ンは変数Qおよびqを予め定められた最小制限値QMI
Nおよびqminと比較し、また振幅推定値Bおよび周
波数推定値fをそれぞれの予め定められた最小制限値お
よび最大制限値と比較する。変数Q、q、Bまたはfの
いずれかが制限値のそれぞれの1つによって設定された
境界の範囲外である場合にエラー表示が行なわれる。
【0060】42kHz割込ルーチンは各割込の間に1
つのサンプルを入力し、そのサンプルをケース0、ケー
ス1、ケース2、またはケース3のいずれかとして分類
する。ケース0は1番始めのサイクルS1に対応し、他
の3つのケースは差の16のトリプレットの各々に対し
て、第1の差、第2の差、または第3の差のいずれかの
計算をそれぞれ可能にするサンプルの1つに対応する。
差のトリプレットが累積されると、図3に示された計算
がそのトリプレットに対して実行され、そのトリプレッ
トに対する商Bi 2 およびFi を計算する。下の表1か
ら表6のプログラムリストはまた、下の表7から表21
で導出された多項式近似によって比、二乗根および逆余
弦を計算するための関数の例である。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】
【表5】
【0066】
【表6】
【0067】最後に、この発明のさまざまな実施例の性
能を評価するためのコンピュータプログラムを下の表2
2から表28に示す。
【0068】上述に鑑み、バイアスされ、疎らにサンプ
リングされた正弦波信号の振幅および位相を評価するた
めの方法を説明してきた。この方法は適度の計算量だけ
で少数のサンプルから正確な結果を与えることが可能で
ある。したがって、この方法はアナログマルチプレクサ
によってスキャンされ、A/D変換器によってデジタル
化された多数のアナログ信号の振幅および周波数を評価
するためにプログラムされたデータプロセッサによって
容易に実現される。
【0069】この発明をある好ましい実施例に関連して
説明してきたが、この発明はこれら特定の実施例に制限
されることは意図されない。むしろ、この発明は前掲の
特許請求の範囲によって規定されるこの発明の範囲内に
含まれ得るすべての修正、変形および均等の配列を含む
ことが意図される。
【0070】
【表7】
【0071】
【表8】
【0072】
【表9】
【0073】
【表10】
【0074】
【表11】
【0075】
【表12】
【0076】
【表13】
【0077】
【表14】
【0078】
【表15】
【0079】
【表16】
【0080】
【表17】
【0081】
【表18】
【0082】
【表19】
【0083】
【表20】
【0084】
【表21】
【0085】
【表22】
【0086】
【表23】
【0087】
【表24】
【0088】
【表25】
【0089】
【表26】
【0090】
【表27】
【0091】
【表28】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を使用する第1の方法を示すブロック
図であり、この方法では正弦波信号の振幅および周波数
は回路の寄生容量に予め定められた補正を与えるために
推定される、図である。
【図2】この発明を使用する第2の方法を示すブロック
図であり、この方法ではマルチプレクサはシステム内の
多数の信号をスキャンし、各選択された信号の振幅およ
び周波数が推定され、システムの状態をモニタするため
に予め定められた制限値と比較される、図である。
【図3】サンプリングされた正弦波信号の振幅および周
波数を連続的に推定するために実現化されるこの発明を
示すフロー図の第1の部分の図である。
【図4】サンプリングされた正弦波信号の振幅および周
波数を連続的に推定するために実現化されるこの発明を
示すフロー図の第2の部分の図である。
【図5】サンプリングされた正弦波信号の振幅および周
波数を連続的に推定するために実現化されるこの発明を
示すフロー図の第3の部分の図である。
【図6】正弦波信号のサンプルのブロックから振幅およ
び周波数の推定値を得るために実現化されるこの発明を
示すブロック図である。
【符号の説明】
10 角速度センサ 11 ドライバ回路 12 バンドパスフィルタ 13 振幅検出器 14 積分比較器 18 復調器回路 19 平衡変調器 23 A/D変換器 24 振幅および周波数推定器 25 補正信号発生器 26 加算器ユニット 31 システム 32 A/D変換器 33 サンプリングクロック発生器 35 データプロセッサ 36 振幅および周波数推定器プログラム 37 状態モニタプログラム 38 表示装置

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間的に間隔を開けられたそれぞれの瞬
    間におけるサンプル値S1 、S2 、S3 、S4 として表
    された正弦波信号の振幅を推定する方法であって、 a) 差x1 、x2 、x3 のトリプレットを計算するス
    テップを含み、ここでx1 はS2 とS1 との間の差であ
    り、x2 はS3 とS2 との間の差であり、x3はS4
    3 との間の差であり、 b) 前記差のトリプレットから前記正弦波信号の振幅
    の推定値(B)を計算するステップを含む、方法。
  2. 【請求項2】 前記振幅の推定値(B)を計算する前記
    ステップは i) 前記差x1 、x2 およびx3 のトリプレットの代
    数関数の比を計算し、さらに ii) 前記振幅の前記推定値(B)を代数関数の前記
    比の非線形関数として計算することによって実行され
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記代数関数の比は以下に等価の項を含
    む、 【数1】 請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記非線形関数は二乗根関数の多項式近
    似を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(a)および(b)の各々
    はプログラム制御下のデータプロセッサによって実行さ
    れる、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 電気回路の寄生容量を補償するために前
    記正弦波信号の振幅の前記推定値(B)から補正値を計
    算するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 時間的に間隔を開けられたそれぞれの瞬
    間におけるサンプル値S1 、S2 、S3 、S4 として表
    された正弦波信号の周波数を推定する方法であって、 a) 差x1 、x2 、x3 のトリプレットを計算するス
    テップを含み、ここでx1 はS2 とS1 との間の差であ
    り、x2 はS3 とS2 との間の差であり、x3はS4
    3 との間の差であり、 b) 前記差のトリプレットから前記正弦波信号の周波
    数の推定値(F)を計算するステップを含む、方法。
  8. 【請求項8】 前記周波数の推定値(F)を計算する前
    記ステップは i) 前記差x1 、x2 およびx3 の代数関数の比を計
    算し、さらに ii) 前記周波数の前記推定値(F)を代数関数の前
    記比の非線形関数として計算することによって実行され
    る、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 代数関数の前記比は以下に等価の項を含
    む、 【数2】 請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記非線形関数は逆余弦関数の多項式
    近似を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ステップ(a)および(b)の各
    々はプログラム制御下のデータプロセッサによって実行
    される、請求項7に記載の方法。
  12. 【請求項12】 時間的に間隔を開けられたそれぞれの
    瞬間におけるサンプル値(x1 、x2 、x3 、…、
    n )として表された信号の特性の表示を得る方法であ
    って、 a) 前記サンプル値の隣接するもののトリプレット
    (xi 、xi-1 、xi-2の代数関数の一連の比を計算す
    るステップと、さらに b) 前記特性の前記表示を生成するために前記比の平
    均を計算するステップとを含む、方法。
  13. 【請求項13】 前記比の各々は前記代数関数の第1の
    ものによって決定される分母と、前記代数関数の第2の
    ものによって決定される分子とを有し、前記方法はさら
    に前記トリプレットの各々について前記代数関数の前記
    第1のものに対する値を計算するステップと、しきい値
    より小さい大きさを有する、前記代数関数の前記第1の
    ものに対する値を有する前記トリプレットの各々につい
    ての前記比のいかなるものをも前記平均から除外するス
    テップとを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記しきい値は前記トリプレットの各
    々に対して一定である、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記しきい値は前記代数関数の前記第
    1のものに対して前に計算された値の平均値である、請
    求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記トリプレットは前記トリプレット
    のうちの2つがどちらも前記サンプル値の任意のものを
    含むことがないように重なっていない、請求項13に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 前記トリプレットの各々の3つのサン
    プル値(xi 、xi- 1 、xi-2 )は別の信号を表わす4
    つのサンプル値(Sj 、Sj-1 、Sj-2 、S j-3 )から
    計算され、xi はSj とSj-1 との間の差であり、x
    i-1 はSj-1 とSj-2 との間の差であり、xi-2 はS
    j-2 とSj-3 との間の差である、請求項12に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 前記平均値を予め定められた制限値と
    比較するステップと、前記予め定められた制限値を超え
    る場合にはオペレータにエラー状態を報告するステップ
    とをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記比は以下に等価の項を含み、 【数3】 その結果前記比は前記信号が正弦波である場合には前記
    信号の振幅の表示である、請求項12に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記比は以下に等価の項を含み、 【数4】 その結果前記比は前記信号が正弦波である場合には前記
    信号の周波数の表示である、請求項12に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記トリプレットの各々の3つのサン
    プル値(xi 、xi- 1 、xi-2 )は別の信号を表わす4
    つのサンプル値(Sj 、Sj-1 、Sj-2 、S j-3 )から
    計算され、xi はSj とSj-1 との間の差であり、x
    i-1 はSj-1 とSj-2 との間の差であり、xi-2 はS
    j-2 とSj-3 との間の差であり、前記比は以下に等価の
    項を含み、 【数5】 その結果前記比は前記別の信号はDCバイアス上に重畳
    された正弦波信号を表わす場合には、前記正弦波信号の
    振幅の表示である、請求項12に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記ステップ(a)および(b)の各
    々はプログラム制御下のデータプロセッサによって実行
    される、請求項12に記載の方法。
  23. 【請求項23】 電子回路において複数個のアナログ信
    号の状態をモニタするためのシステムであって、 a) 前記電子回路に接続され前記アナログ信号を受け
    るための複数個の入力と、アナログ出力と、選択制御入
    力とを有するアナログマルチプレクサと、 b) 前記アナログマルチプレクサの前記アナログ出力
    に接続されたアナログ入力と、デジタル出力とを有する
    アナログ/デジタル変換器と、 c) 前記アナログ/デジタル変換器の前記デジタル出
    力に接続された入力ポートと、前記アナログマルチプレ
    クサの前記選択制御入力に接続された出力ポートとを有
    するプログラムされたデータプロセッサと、 d) エラー状態をオペレータに表示するための出力ユ
    ニットとを含み、 前記プログラムされたデータプロセッサは、前記アナロ
    グ/デジタル変換器によって前記アナログ信号の各々を
    それぞれの一連のデジタル値に変換するために選択制御
    信号を前記アナログマルチプレクサに出力し、前記アナ
    ログ信号の各々に対する前記それぞれの一連のデジタル
    値を前記プログラムされたデータプロセッサに入力し、
    前記アナログ信号の前記各々に対するそれぞれの一連の
    デジタル値の少なくとも4つのサンプルの代数関数の比
    を計算することによって、前記アナログ信号の各々の振
    幅の表示および周波数の表示を決定し、前記振幅の表示
    および前記周波数の表示を制限値と比較し、前記振幅お
    よび周波数の表示の1つが前記制限値の1つによって設
    定された境界の範囲外にある場合には前記エラー状態を
    表示するようにプログラムされる、システム。
  24. 【請求項24】 前記プログラムされたデータプロセッ
    サは、前記一連の少なくとも4つのサンプルの各々の連
    続値間の差のトリプレットを計算し、前記差のトリプレ
    ットから振幅を表わす代数関数の前記比の1つを計算
    し、前記差のトリプレットから周波数を表わす代数関数
    の前記比の1つを計算することによって、代数関数の前
    記比を計算するようにプログラムされる、請求項23に
    記載のシステム。
  25. 【請求項25】 前記プログラムされたデータプロセッ
    サは、代数関数の複数個の前記比を一緒に平均して前記
    振幅の表示を計算し、代数関数の複数個の前記比を一緒
    に平均して前記周波数の表示を計算するようにプログラ
    ムされる、請求項24に記載のシステム。
  26. 【請求項26】 代数関数の前記比は代数関数の前記比
    の各々の分母に対する値を決定する代数関数を含み、前
    記プログラムされたデータプロセッサは前記平均から制
    限値より小さい大きさを有する分母に対する値を有する
    いかなる比をも除外するようにプログラムされる、請求
    項25に記載のシステム。
JP6188690A 1993-08-12 1994-08-11 正弦波信号の振幅および周波数を推定する方法、信号の特性の表示を得る方法、および電子回路において複数個のアナログ信号の状態をモニタするためのシステム Withdrawn JPH0783964A (ja)

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