JPH0980090A - 周波数検出装置 - Google Patents

周波数検出装置

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JPH0980090A
JPH0980090A JP23672795A JP23672795A JPH0980090A JP H0980090 A JPH0980090 A JP H0980090A JP 23672795 A JP23672795 A JP 23672795A JP 23672795 A JP23672795 A JP 23672795A JP H0980090 A JPH0980090 A JP H0980090A
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JP23672795A
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Yoichi Kato
陽一 加藤
Minoru Manjo
実 萬城
Shigeru Taguchi
茂 田口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非定常な交流電気量の周波数を検出する他、
電力系統安定化に必要な必要な減衰率及び振幅を同時に
かつ高速・高精度に検出することができる周波数検出装
置を提供すること。 【構成】 一定周期でサンプリングした非定常アナログ
信号をディジタル値に変換するA/D変換回路100
と、ディジタル化されたサンプル信号を記録するために
設けられた信号遅延手段により遅延されたサンプル信号
を用いて周波数・減衰率の情報を荷った係数a1,a2
検出する係数検出回路1−1と、係数a1,a2を入力信
号として周波数f及び減衰率αを検出する周波数検出回
路2−1及び減衰率検出手段3−1と、振幅検出回路4
−1から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非定常な交流電気量を
一定周期または可変周期でサンプリングし、ディジタル
変換後のサンプリング直列に基づいて電気量演算処理を
実行し、交流電気量の周波数、減衰率及び振幅をリアル
タイムに検出する周波数検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平2−187669号公報に
示された周波数検出装置は一定振幅の正弦波信号の周波
数のみしか検出できず、電力動揺信号のように非定常交
流信号の周波数・減衰率・振幅を検出する機能を有して
いない。従って、電力動揺のように振幅・周波数などが
ダイナミックに変化する場合には使用できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の周波数検出装置
は以上のように構成されており、振幅一定な交流電気量
の周波数しか検出できず、電力動揺等、非定常な交流電
気量の周波数検出は行えなかった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、非定常な交流電気量の周波数を
検出する他、電力系統安定化に必要な必要な減衰率及び
振幅を同時にかつ高速・高精度に検出することができる
周波数検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の周波数検出装置は、一定周期でサンプリング
した非定常アナログ信号をディジタル値に変換するA/
D変換手段と、このA/D変換手段によりディジタル化
されたサンプル信号を記録するために設けられた信号遅
延手段により遅延されたサンプル信号を用いて周波数・
減衰率の情報を荷った係数a1,a2を検出する係数検出
手段とを有している。
【0006】また本発明の周波数検出装置は、係数
1,a2を入力信号として周波数f及び減衰率αを検出
する周波数検出手段及び減衰率検出手段を有している。
【0007】更に本発明の周波数検出装置は上記周波数
検出手段及び減衰率検出手段で求めた周波数f、減衰率
α及びサンプリング値を入力信号として振幅を求める振
幅検出手段を有する。
【0008】これらの各手段により非定常交流信号の動
揺情報である周波数・減衰率及び振幅の検出を可能とし
た。
【0009】尚、上記説明は一定サンプリング周期Tを
仮定したが、非定常交流信号の周波数が低い場合にはサ
ンプリング周期Tを大きくした方が高精度な信号検出が
可能となる。このために本発明では検出周波数の高低に
応じてサンプリング周期Tを変える手段、異なる周期の
サンプラ、または高速サンプリングしたサンプリング値
のm回毎の信号を用いる手段を設け、非定常交流信号の
周波数、減衰率及び振幅の高精度検出を行うように構成
した。
【0010】
【作用】上記構成の周波数検出装置ではサンプリング入
力値及びこれらの信号を遅延する遅延手段により4個の
サンプリング信号V(0)、V(T)、V(2T)、V
(3T)を生成する。この生成信号を入力とする係数演
算手段により加減乗除演算をすることにより周波数及び
減衰率の情報を荷った2個の係数a1,a2を求めること
ができる。
【0011】次に係数a1,a2を入力とする周波数検出
手段により四則演算及びtan‐1演算を行うことによ
り周波数fを検出できる。
【0012】更に係数a2を入力信号とする減衰率検出
手段により対数演算等を行うことにより減衰率αを検出
する。
【0013】次にサンプル値信号V(0)、V(T)及
び先に求めた周波数f、減衰率αを入力信号とする振幅
検出手段により四則演算・平方演算等により振幅Aを求
めることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】図1には本発明に係る周波数検出装置の全
体構成が示されている。同図において周波数検出装置
は、非定常交流電気量v(t)のアナログサンプリング
値を入力信号としアナログ/ディジタル(A/D)変換
するA/D変換回路100と、A/D変換回路100よ
り得られたサンプリング値V(0)、V(T)、V(2
T)、V(3T)を用いて非定常交流電気量の周波数
f、減衰率αの情報を荷った係数a1,a2を検出する係
数検出回路1−1と、係数検出回路1−1より得られた
係数a1,a2を用いて非定常交流電気量の周波数fを検
出する周波数検出回路2−1と、係数a2から非定常交
流電気量の減衰率αを検出する減衰率検出回路3−1
と、周波数検出回路2−1及び減衰率検出回路3−1の
各出力ならびにサンプリング値V(0)、V(T)を取
り込み非定常交流電気量の振幅Aを検出する振幅検出回
路4−1とを有している。
【0016】ここで各検出回路の機能について説明する
前に係数a1,a2について説明する。上記サンプル値V
(3T)、V(2T)、V(T)、V(0)は次のよう
に書ける。
【0017】
【数1】
【0018】
【数2】
【0019】
【数3】
【0020】
【数4】
【0021】上式(1)、(2)により
【0022】
【数5】
【0023】また
【0024】
【数6】
【0025】であるから式(5)から
【0026】
【数7】
【0027】となる。いま−B+jAを考えると、
【0028】
【数8】
【0029】となる。
【0030】同様に式(2)、(3)、(4)から
【0031】
【数9】
【0032】
【数10】
【0033】
【数11】
【0034】が得られる。上式(8)、(9)において
α+jω=γと置くと、
【0035】
【数12】
【0036】となる。式(12)を変形して、
【0037】
【数13】
【0038】となる。
【0039】同様に式(9)、(10)から
【0040】
【数14】
【0041】となる。
【0042】また式(13)、(14)から
【0043】
【数15】
【0044】となる。
【0045】式(15)整理すると、
【0046】
【数16】
【0047】となる。
【0048】式(16)を更に整理すると、
【0049】
【数17】
【0050】となる。
【0051】式(17)を更に整理して
【0052】
【数18】
【0053】となる。
【0054】ここで
【0055】
【数19】
【0056】
【数20】
【0057】と置くことにより係数a1,a2が得られ
る。
【0058】この場合に非定常交流電気量の周波数f、
減衰率α、振幅Aは次式で表される。
【0059】
【数21】
【0060】
【数22】
【0061】
【数23】
【0062】次に本発明に係る周波数検出装置の各検出
回路の機能について説明する。
【0063】図2乃至図5は図1に示した本発明に係る
周波数検出装置の一実施例の各検出回路の具体的構成を
示したブロック図である。
【0064】図2において1−1は、当該時刻tの交流
電気量のサンプリング値をV(0)とし、前記当該時刻
より周期T、2T、3T前の値V(T)、V(2T)、
V(3T)を入力とし、除算器10、11により係数a
1,a2を出力する係数検出回路であり、図3において2
−1は、前記係数検出回路より検出された値を入力と
し、定数乗算器19により周波数fを出力する周波数検
出回路であり、図4において3−1は、前記係数検出回
路より検出された値を入力とし、定数乗算器22により
減衰率αを周波数する減衰率検出回路であり、図5にお
いて4−1は、交流電気量のサンプリング値V(0)、
V(T)、減衰率α、周波数fを入力とし、除算器41
により振幅を検出する振幅検出回路である。
【0065】次に係数検出回路の動作について説明す
る。
【0066】第1及び第4のサンプリング値を乗算する
乗算器1の出力はV(0)、V(3T)で、第2及び第
3のサンプリング値を乗算する乗算器2の出力はV
(T)、V(2T)で、第1及び第3のサンプリング値
を乗算する乗算器3の出力はV(0)、V(2T)で、
第2及び第4のサンプリング値を乗算する乗算器4の出
力はV(T)、V(3T)で、第2のサンプリング値を
2乗する2乗器5の出力はV(T)2で、第3のサンプ
リング値を2乗する2乗器6の出力はV(2T)2で、
乗算器2の出力から乗算器1の出力を減算する減算器7
の出力はV(T)V(2T)−V(0)V(3T)で、
2乗器5の出力から乗算器3の出力を減算する減算器8
の出力はV(T)2−V(0)V(2T)で、乗算器4
の出力から2乗器6の出力を減算する減算器9の出力配
線板V(T)V(3T)−V(2T)2となり、係数検
出回路の出力a1は、減算器7の出力を減算器8の出力
で除算する除算器10の出力ディジタルあり、また係数
検出回路の出力a2は、減算器9の出力を減算器8の出
力で除算する除算器11の出力であり、それぞれ下式の
ようになる。
【0067】
【数24】
【0068】
【数25】
【0069】
【数26】
【0070】で、三角関数の公式により展開すると、
【0071】
【数27】
【0072】
【数28】
【0073】となり、係数a1,a2を求めることができ
る。
【0074】次に周波数検出回路の動作について説明す
る。
【0075】除算器10の出力を2乗する2乗器12の
出力はa1 2で、除算器11の出力を定数倍する定数乗算
器13の出力は4a2で、2乗器12の出力はと定数乗
算器13の出力を加算する加算器14の出力は(a1 2
4a2)で、加算器14の出力を定数倍する定数乗算器
15の出力は−(a1 2+4a2)で、定数乗算器15の
出力の平方根を出力する平方根演算器16の出力は、
【0076】
【数29】
【0077】となり、平方根演算器16の出力を除算器
10の出力で除算する除算器17の出力は、
【0078】
【数30】
【0079】となり、除算器17の出力の逆三角関数を
出力する逆三角関数演算手段18の出力は
【0080】
【数31】
【0081】となり、周波数検出回路の出力である逆三
角関数演算手段18の出力を定数倍する定数乗算器19
の出力は、
【0082】
【数32】
【0083】となり、周波数fを求めることができる。
【0084】次に減衰率検出回路の動作について説明す
る。
【0085】除算器11の出力a2を定数倍する定数乗
算器20の出力は−a2で、定数乗算器20の出力−a2
の対数を出力する対数演算器21の出力は1n(−
2)であり、減衰率検出回路の出力である定数乗算器
22の出力は、
【0086】
【数33】
【0087】となり、減衰率αを求めることができる。
【0088】次に振幅検出回路の動作について説明す
る。
【0089】第1及び第2のサンプリング値V(0)、
V(T)を乗算する乗算器23の出力はV(0)V
(T)で、第1のサンプリング値V(0)を2乗する2
乗器24の出力はV(0)2で、第2のサンプリング値
V(T)を2乗する2乗器25の出力はV(T)2で、
定数乗算器22の出力αを定数倍する定数乗算器26、
27の出力はそれぞれαT、2αTで、定数乗算器19
の出力fを定数倍する定数乗算器28の出力は2πf
で、乗算器23の出力V(0)V(T)を定数倍する定
数乗算器29の出力は−2V(0)V(T)で、定数乗
算器26、27の出力αT、2αTを指数演算する指数
演算器30、31の出力はそれぞれ、
【0090】
【数34】
【0091】で、定数乗算器28の出力2πfを定数倍
する定数乗算器32の出力は2πfTで、定数乗算器2
9の出力と指数演算器30の出力を乗算する乗算器33
の出力は
【0092】
【数35】
【0093】となり、2乗器24の出力V(0)2と指
数演算器31の出力を乗算する乗算器34の出力は
【0094】
【数36】
【0095】となり、定数乗算器32の出力の三角関数
演算を行う三角関数演算手段35、36の出力はそれぞ
れcos2πfT、sin2πfTで、乗算器33の出
力と三角関数演算手段35の出力を乗算する乗算器37
の出力は
【0096】
【数37】
【0097】となり、指数演算器31の出力と三角関数
演算手段36の出力を乗算する乗算器38の出力は、
【0098】
【数38】
【0099】となり、2乗器25の出力と乗算器34の
出力と乗算器37の出力とを加算する加算器39の出力
は、
【0100】
【数39】
【0101】となり、加算器39の出力の平方根を出力
する平方根演算器40の出力は
【0102】
【数40】
【0103】となり、振幅検出回路の出力である平方根
演算器40の出力を乗算器38の出力で除算する除算器
41の出力は、
【0104】
【数41】
【0105】となる。
【0106】
【数42】
【0107】で三角関数の公式により展開すると、
【0108】
【数43】
【0109】となり、振幅Aを求めることができる。
【0110】以上の実施例では検出周波数fに対してサ
ンプリング周期(T)あるいはサンプリング周波数(f
s=1/T)がほぼ最適にセットされているものとし
た。
【0111】しかしながら電力動揺周波数などの場合
は、検出周波数である動揺周波数も系統状態によって変
化するためサンプリング周波数を一定のままでは量子化
誤差などの影響により信号検出精度の低下を生じる。
【0112】そこで更に検出周波数fに応じてサンプリ
ング周期Tを自動的に調整する機能を設けた。この実現
例としては (1)検出周波数fsに応じてサンプリング周期1/f
sの定数K分の1とする方法。
【0113】例えばT=(1/fs)(1/K)とす
る。
【0114】(30゜サンプリングの時はK=12とな
る)(図7参照) (2)複数のサンプラを設けて、これらの中から上記T
に最も近いサンプラの出力を使用する方法。(図8参
照) (3)サンプリングを高速周期Tnとし、多数のサンプ
リング値からm≒T/Tn(図6参照)となるようにm
を自動的に定める方法。
【0115】のいずれかの手段を設けた。
【0116】(3)において、サンプリング周期Tのm
回ごとのデータ V(0)、V(2mT)、V(3mT)、V(T)、V
((m+1)T)、V((2m+1)T)、V((3m
+1))T、V(2T)、V((m+2)T)、V
((2m+2)T)、V((3m+2))T、 ・ ・ ・ ・ V(m−1T)、V((2m−1)T)、V((3m−
1)T)、V((4m−1))T、 を入力サンプリング値とし、上記検出回路よりm個の周
波数・減衰率及び振幅を検出し、更に、上記検出値の平
均をとりそれを出力値とする手段を設けた。
【0117】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、4個のサ
ンプリング値で非定常な交流電気量における周波数・減
衰率及び振幅を高速に検出可能とした他、広域電力系統
安定化装置の入力信号として使用できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る周波数検出装置の全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した周波数検出装置における係数検出
回路の具体的構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した周波数検出装置における周波数検
出回路の具体的構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した周波数検出装置における減衰率検
出回路の具体的構成を示すブロック図である。
【図5】図1に示した周波数検出装置における振幅検出
回路の具体的構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示した周波数検出装置における周波数検
出回路の他の実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明に係る周波数検出装置の他の実施例を示
すブロック図である。
【図8】本発明に係る周波数検出装置の他の実施例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1−1 係数検出回路 2−1 周波数検出回路 3−1 減衰率検出回路 4−1 振幅検出回路 1 乗算器 2 乗算器 3 乗算器 4 乗算器 23 乗算器 33 乗算器 34 乗算器 34 乗算器 38 乗算器 5 2乗器 6 2乗器 12 2乗器 24 2乗器 25 2乗器 7 減算器 8 減算器 9 減算器 10 除算器 11 除算器 17 除算器 41 除算器 13 定数乗算器 15 定数乗算器 19 定数乗算器 20 定数乗算器 22 定数乗算器 26 定数乗算器 27 定数乗算器 28 定数乗算器 29 定数乗算器 32 定数乗算器 14 加算器 39 加算器 16 平方根演算器 40 平方根演算器 18 逆三角関数演算手段 21 対数演算器 30 指数演算器 31 指数演算器 35 三角関数演算手段 36 三角関数演算手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電気量を、一定の周期Tでサンプリ
    ングするサンプリング手段と、 サンプリングされたアナログ量をディジタル値に変換す
    るアナログ/ディジタル変換手段と、 該アナログ/ディジタル変換手段によりディジタル変換
    されたサンプリング値に基づき演算処理して、交流電気
    量の周波数、減衰率及び振幅を検出する演算処理手段と
    を有することを特徴とする周波数検出装置。
  2. 【請求項2】 前記演算処理手段は、前記サンプリング
    手段によりサンプリングされた交流電気量の第1から第
    4までの4個のサンプリング値を入力とし、 第1及び第4のサンプリング値を乗算する第1の乗算器
    と、 第2及び第3のサンプリング値を乗算する第2の乗算器
    と、 第1及び第3のサンプリング値を乗算する第3の乗算器
    と、 第2及び第4のサンプリング値を乗算する第4の乗算器
    と、 第2のサンプリング値を2乗する第1の2乗器と、 第3のサンプリング値を2乗する第2の2乗器と、 第2の乗算器の出力から第1の乗算器の出力を減算する
    第1の減算器と、 第1の2乗器の出力から第3の乗算器の出力を減算する
    第2の減算器と、 第4の乗算器の出力から第2の2乗器の出力を減算する
    第3の減算器と、 第1の減算器の出力を第2の減算器の出力で除算し、係
    数a1を検出する第1の除算器と、 第3の減算器の出力を第2の減算器の出力で除算し、係
    数a2を検出する第2の除算器とから構成された周波
    数、減衰率を根とする代数方程式の係数を検出する係数
    検出回路を有することを特徴とする請求項1に記載の周
    波数検出装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段は、第1の除算器の出
    力を2乗する第3の2乗器と、第2の除算器の出力を定
    数倍する第1の定数乗算器と、 第3の2乗器の出力と第1の定数乗算器の出力を加算す
    る第1の加算器と、 第1の加算器の出力を定数倍する第2の定数乗算器と、 第2の定数乗算器の出力の平方根を出力する第1の平方
    根演算器と、 第1の平方根演算器の出力を第1の除算器の出力で除算
    する第3の除算器と、 第3の除算器の出力の逆三角関数を出力する逆三角関数
    演算手段と、 該逆三角関数演算手段の出力を定数倍し周波数を検出す
    る第3の定数乗算器から構成された周波数検出回路を有
    することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記
    載の周波数検出装置。
  4. 【請求項4】 前記演算処理手段は、 前記第2の除算器の出力を定数倍する第3の定数乗算器
    と、 第3の定数乗算器の出力の対数を出力する対数演算手段
    と、 該対数演算手段の出力を定数倍し減衰率を検出する第4
    の定数乗算器から構成された減衰率検出回路を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の周波
    数検出装置。
  5. 【請求項5】 前記演算処理手段は、 第1及び第2のサンプリング値を乗算する第5の乗算器
    と、 第1のサンプリング値を2乗する第4の2乗器と、 第2のサンプリング値を2乗する第5の2乗器と、 前記第4の定数乗算器の出力を定数倍する第5、第6の
    定数乗算器と、 前記第3の定数乗算器の出力を定数倍する第7の定数乗
    算器と、 前記第5の乗算器の出力を定数倍する第8の定数乗算器
    と、 前記第5、第6の定数乗算器の出力をそれぞれ指数演算
    する第1、第2の指数演算器と、 前記第7の定数乗算器の出力を定数倍する第9の定数乗
    算器と、 第8の定数乗算器の出力と第1の指数演算器の出力を乗
    算する第6の乗算器と、 第4の2乗器の出力と第2の
    指数演算器の出力を乗算する第7の乗算器と、 第9の定数乗算器の出力の三角関数演算を行なう第1、
    第2の三角関数演算手段と、 第6の乗算器の出力と第1の三角関数演算手段の出力を
    乗算する第8の乗算器と、 第2の指数演算器の出力と第2の三角関数演算手段の出
    力を乗算する第9の乗算器と、 第5の2乗器の出力と第7の乗算器の出力と第8の乗算
    器の出力とを加算する第2の加算器と、 第2の加算器の出力の平方根を出力する第2の平方根演
    算器と、 第2の平方根演算器の出力を第9の乗算器の出力で除算
    し交流電気量の振幅を検出する第4の除算器とから構成
    された振幅検出回路を有することを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載の周波数検出装置。
  6. 【請求項6】 交流電気量の検出周波数の高低に応じて
    サンプリング周期Tを可変とすることで検出周波数にか
    かわらず高精度検出を可能としたことを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の周波数検出装置。
  7. 【請求項7】 前記サンプリング手段は、 交流電気量のサンプリングを行なう複数の異なるサンプ
    リング周期を有するサンプラを有し、検出周波数の高低
    に応じてサンプラを切り替えて使用することで検出精度
    を高めることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載の周波数検出装置。
  8. 【請求項8】 前記サンプリング手段により得られる交
    流電気量のサンプリング周期Tのm回毎(データ使用間
    隔)のデータを複数用いて検出精度を高めると共に、サ
    ンプリング周期T毎に順次、高速に周波数を検出するこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の周波
    数検出装置。
  9. 【請求項9】 前記サンプリング手段により検出された
    m個の周波数の平均をとり、その平均値を検出周波数と
    して出力することで耐ノイズ性を向上させることを特徴
    とする請求項8に記載の周波数検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012139067A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Mitsubishi Electric Corp 電力動揺検出装置および電力動揺検出方法
CN104730317A (zh) * 2015-03-27 2015-06-24 武汉武新电气科技股份有限公司 一种用于高性能矢量变频器的输出电压和频率检测电路
JP2018105635A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 三菱電機株式会社 信号処理装置および信号処理方法

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