JPH0782646B2 - 光学的情報記録装置 - Google Patents

光学的情報記録装置

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JPH0782646B2
JPH0782646B2 JP63019611A JP1961188A JPH0782646B2 JP H0782646 B2 JPH0782646 B2 JP H0782646B2 JP 63019611 A JP63019611 A JP 63019611A JP 1961188 A JP1961188 A JP 1961188A JP H0782646 B2 JPH0782646 B2 JP H0782646B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報記録媒体に光ビームを照射し該光ビームの
照射位置を加熱することにより上記情報記録媒体上に情
報の記録を行なう光学的情報記録装置に関する。
ここで情報記録媒体とは、追記型記録媒体及び光磁気記
録媒体等の消去可能型記録媒体等が含まれるが、以下の
説明ではディスク状の光磁気記録媒体(光磁気ディスク
と記す)を例にとり、説明する。
〔従来の技術及びその問題点〕
光磁気ディスクは、基板上の膜面に垂直な磁化容易軸を
有する磁性薄膜を形成して成り、この磁性薄膜の磁化方
向の変化によって情報を記録するものである。記録時に
はまず前記磁性薄膜の磁化方向を予め一方向にそろえて
おき、これに前記磁化方向とは逆方向のバイアス磁界を
印加しながら、情報信号に従ってデジタル的に変調され
たレーザービームを照射する。すると、レーザービーム
の照射された部分の温度がキュリー点付近まで上昇して
保磁力が低下し、バイアス磁界の影響によって周囲と逆
方向に磁化されて、情報に応じて磁化パターンが形成さ
れる。このように記録された情報は、低出力の無変調ビ
ームを媒体に照射することにより、良く知られた磁気光
学効果を用いて光学的に読み出すことが出来る。また記
録時のバイアス磁界と逆方向の磁界を印加することによ
り、記録した情報を消去することも出来る。
記録時、再生時、消去時のレーザパワーは各々異なり、
例えば消去パワーが6mW、記録パワーが4mW、再生パワー
が1mWのように設定される。
記録パワーが低すぎると記録されるピットの大きさが小
さくなりC/N比は下がる。また高すぎても逆にピットが
大きくなり過ぎて、やはりC/N比は下がってくる。第4
図(a),(b)は記録パワーを変化させて、記録した
情報を再生した時のC/N比を示すグラフであり、縦軸にC
/N比、横軸に記録パワーをとっている。第4(a)図は
ディスク最内周付近のデータであり、第4(b)図はデ
ィスク最外周付近である。最内周の方がピットが密に記
録されているため、高い記録パワー側でのC/N比の低下
が著しい。第4図(a),(b)から明らかなように、
記録媒体の感度ディスクの回転数等が決まれば最も高い
C/N比の得られる最適記録パワーが決定される。第4図
(a),(b)の実線のデータでは3〜4mWが最適記録
パワーであることが分かる。
又、光磁気記録では磁性膜をキュリー点まで加熱した時
にその保磁力が0になる性質を利用しているため、レー
ザ照射前の記録媒体の温度が前述の最適記録パワーに影
響を与えることが予想される。第5図は縦軸と最適記録
パワーをとり、横軸に媒体の温度をとった場合のグラフ
である。媒体温度が上がるにつれ最適記録パワー下が
り、その割合は10℃につき0.5mW程度である。第4図
(a),(b)のグラフにおいても媒体温度Tが変化す
るとその分だけ横軸方向に移動し、実線で示したT=25
℃の時のデータと同様の方法で、T=5℃の時及びT=
45℃の時にとったデータを破線で示す。
第4図のグラフより、T=25℃の時に記録パワーを4mW
に設定すると、第4(a)図ではT=45℃の時に、又第
4(b)図ではT=5℃の時に、C/N比は数db下がって
しまう。C/N比が下がればアナログ記録例えば画像を記
録している場合にはその再生画像の画質が落ち、デジタ
ル記録の場合にはエラーレートが大きくなり、情報の信
頼性が低下する。
又、光磁気ディスク以外の追記型及び消去可能型等の光
ディスクについても、光磁気ディスクと同様に光ビーム
により記録媒体を所定の温度まで加熱することで情報を
記録するため、当然同様の現象が生じる。
この様な現象があるため、従来の光ディスク装置は室温
がほぼ一定にコントロールされた場所でしか使用でき
ず、通常一般的な情報機器が使用される温度条件(5℃
〜45℃程度)下では使用することが困難であった。以上
の欠点に対処するためにはディスクの温度に応じてレー
ザパワーを制御すればよい。しかしそのためにはディス
クの温度を測定する必要があるが、ディスクは動作中に
は数千r.p.mで回転しているため直接測定することが困
難である。そこでカートリッジ表面の温度を測定してこ
れをディスク温度とみなし、レーザのパワーコントロー
ルを行うことが考えられる。
第3図は光学的情報記録装置の構成を示す側断面図であ
る。
第3図において、半導体レーザ6から発生したレーザ光
はコリメータレンズ7で平行光となりビーム成形プリズ
ム8偏光ビームスプリッタ9を通過し対物レンズ10によ
って光磁気ディスク11の記録媒体上にビームスポットを
結ぶ。光磁気ディスク11から反射された光は再び対物レ
ンズ10を通り偏光ビームスプリッタ9を通過し、ビーム
スプリッタ14で2方向に分割され、一方の光ビームは偏
光板15を経て信号用センサ16に集光され、他方の光ビー
ムはサーボ用センサ17上に集光される。サーボ用センサ
17の出力は増幅された後対物レンズ10を駆動するアクチ
ュエータに送られ対物レンズ10を駆動しオートフォーカ
ス、オートトラッキングを行なう。光磁気ディスク11は
スピンドルモータ18の回転軸に固設されたターンテーブ
ル19にクランプ押え20によってクランプされる。光磁気
ディスク11はディスクの保護のためディスクカートリッ
ジ22に収納されている。23は温度センサであり、ディス
クカートリッジ22に接して該カートリッジの温度を測定
する。温度センサ23にはサーミスタ熱電対等が用いら
れ、その出力は演算機能を持つCPU24を通してレーザ駆
動回路25に送られ、温度センサ23で測定した温度に最適
なレーザパワーを発生するように半導体レーザ6を駆動
する。
しかし例えば装置が設置されている環境よりかなり低い
温度の場所に保管されたディスクを使用する場合にはカ
ートリッジの表面の温度は運ばれる間に上昇する。また
運ぶ人間がカートリッジ表面の測定面に触れるとその体
温によってもその温度は上昇してしまう。一方ディスク
は密閉されたカートリッジの中にあるためその温度上昇
はカートリッジ表面に比べて少ない。したがって検出温
度は大きな誤差を持ち適切なレーザパワーコントロール
が行なわれず記録不良により情報のエラー率が高くなっ
てしまう。
〔目的〕
本発明は上述の如き従来技術の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的はカートリッジに収納されている情
報記録媒体に対し光ビームを照射することによって情報
の記録を行なう光学的情報記録装置において、常に最適
な出力パワーによる光ビームの照射を可能とする、光学
的情報記録装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、本発明によれば、開口部と該開口部を開閉
するシャッターとを備えるカートリッジに収納された記
録媒体に、前記開口部を通して光ビームを照射すること
により前記記録媒体に情報の記録を行う光学的情報記録
装置において、前記シャッターが開いた時にのみ露出す
る前記カートリッジの本体部分に当接し、前記カートリ
ッジの温度を検出する手段と、前記検出手段によって得
られた温度に基いて前記光ビームの出力を制御する制御
手段とを備えることを特徴とする光学的情報記録装置に
よって達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的且つ詳細
に説明する。
第1図及び第2図は本発明の光学的情報記録装置内に配
されているディスクカートリッジを示す斜視図であり、
第1図がローディング開始時を示し、第2図がローディ
ング終了時を示す。
図において、11は情報記録媒体であるところの光磁気デ
ィスクである。22は前記光磁気ディスク11を内部に収納
するディスクカートリッジである。該ディスクカートリ
ッジ22には開口部22bを開閉するシャッター22aが設けら
れている。
図示する23はサーミスタ熱電対等から成る温度センサで
ある。該センサ23は断熱材32を介して板バネ33の一端に
接続されている。板バネ33の他端はプリント板34にネジ
止めにより接続されている。プリント板34はセンサホー
ルド板35に固着されている。該センサホールド板35は不
図示の駆動手段によって図示するX−Y方向に移動可能
にされている。
第1図のローディング開始時において、温度センサ23は
ディスクカートリッジ22の挿入経路が充分に確保される
位置にある。これはセンサホールド板35が図示するX方
向に位置しているためである。
次にローディングが進行すると、ディスクカートリッジ
22は不図示のローディング機構により下降し、センサホ
ールド板35もY方向に下降して第2図の位置まで移動す
る。
ディスクカートリッジ22の下降ストロークよりもセンサ
ホールド板35の下降ストロークの方が大きくなるように
設定されているため、第2図に示す様に温度センサ23は
ディスクカートリッジ22に接触する。このとき、温度セ
ンサ23のディスクカートリッジ22に接触する領域はシャ
ッター22aが開いたときにだけ露出する部分であるた
め、この領域の温度を検出することでレーザパワーのコ
ントロール誤差を小さくすることができる。
又、センサホールド板35は上下に移動可能であればよい
ため、第3図に示したバイアス磁石21やクランプ押え20
と一体で駆動することも可能である。
又、温度センサをカートリッジ下面側に固定しておき、
カートリッジの下面を検出面として、下降してくるディ
スクカートリッジを温度センサが待ち受ける構成として
もよい。
〔発明の効果〕
以上詳細且つ具体的に説明したように、本発明の光学的
情報記録装置はカートリッジのシャッターが開いたとき
のみ露出する前記カートリッジの本体部分の温度を検出
することにより、常に最適な出力パワーのレーザによる
記録を行うことができるので、記録不良等による情報の
エラー率を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の光学的情報記録装置内に配
されているディスクカートリッジを示す斜視図、第3図
は光学的情報記録装置の構成を示す概略側断面図、第4
図(a),(b)は記録パワーを変化させて記録した情
報を再生したときのC/N比を示すグラフ、第5図は媒体
の温度と最適記録パワーとの関係を示すグラフである。 11:光磁気ディスク、22:ディスクカートリッジ、22a:シ
ャッター、23:温度センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部と該開口部を開閉するシャッターと
    を備えるカートリッジに収納された記録媒体に、前記開
    口部を通して光ビームを照射することにより前記記録媒
    体に情報の記録を行う光学的情報記録装置において、 前記シャッターが開いた時にのみ露出する前記カートリ
    ッジの本体部分に当接し、前記カートリッジの温度を検
    出する手段と、前記検出手段によって得られた温度に基
    いて前記光ビームの出力を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする光学的情報記録装置
JP63019611A 1988-02-01 1988-02-01 光学的情報記録装置 Expired - Fee Related JPH0782646B2 (ja)

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JPH04167230A (ja) * 1990-10-30 1992-06-15 Sanyo Electric Co Ltd 情報記録再生装置

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