JP2961854B2 - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents

記録及び/又は再生装置

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JP2961854B2 JP2257028A JP25702890A JP2961854B2 JP 2961854 B2 JP2961854 B2 JP 2961854B2 JP 2257028 A JP2257028 A JP 2257028A JP 25702890 A JP25702890 A JP 25702890A JP 2961854 B2 JP2961854 B2 JP 2961854B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等をカートリ
ッジに回転可能に収納してなるディスクカートリッジを
装着してカートリッジ内の記録媒体に対し情報信号の書
込み及び読出し或いは何れか一方(以下、単に書込み・
読出しと言う。)を行う記録及び/又は再生装置に関す
る。
〔発明の概要〕 本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等がカートリ
ッジに回転可能に収納されてなるディスクカートリッジ
を装着してこのディスクカートリッジを記録媒体に対し
て情報信号の書込み・読出しを行う記録及び/又は再生
装置において、カートリッジに接触させて該カートリッ
ジの温度を検出する温度検出用センサを設け、或いはカ
ートリッジに接触する部材に温度検出用センサを設ける
ことにより、最適な条件で情報信号の記録・再生を行お
うとするものである。
〔従来の技術〕
光学的または光磁気的な手段によって、情報信号の書
込み・読出しが可能とされた記録媒体においては、書込
み時または読出し時の媒体の温度が記録・再生に大きく
影響することから、この媒体の温度が極めて重要なもの
となっている。
例えば、光磁気ディスクにおいては、温度の条件によ
っては記録薄膜が伸び縮みするため、この記録薄膜に磁
界を印加する磁気ヘッドの信号の書込み位置または消去
位置がずれることがあり、正確な情報信号の書込み・消
去が行えない場合がある。
また、光磁気ディスクにおいては、記録時,消去時に
は記録薄膜をキューリー点以上に昇温させる必要がある
ことから高いレーザパワーが要求され、再生時には記録
された情報が消磁しない程度の比較的低いレーザパワー
が要求される。したがって、これらレーザパワーは、記
録媒体の温度を考慮して最適な記録・再生ができるよう
に設定する必要がある。例えば、記録媒体のある温度に
おいて記録時のレーザパワーを最適な条件としても、媒
体の温度変化により、記録時のレーザパワーが低過ぎた
り、高過ぎたりし、良好な磁化の反転が行えない場合が
ある。同様に、再生時,消去時のレーザパワーが大き過
ぎたり、小さ過ぎたりすると、記録されていた情報信号
が消磁したり、消し残しが生じたりする場合がある。
一方、光ディスクでは、記録時の温度が特に重要であ
り、この記録時における最適温度が少しでも変動したり
すると、ピットの大きさが変わってしまうことがある。
このため従来は、ディスクカートリッジを装着しカー
トリッジ内に収納される記録媒体に情報信号の書込み及
び/又は読出しを行う装置内に温度検出用のセンサを設
け、該センサで装置内の温度を検出し、この検出結果に
基づいて磁気ヘッドの位置制御やレーザパワーの制御を
行ってきた。
ところが、実際には装置内の温度とカートリッジ内に
収納される記録媒体の温度には差があるため、前記した
磁気ヘッド位置制御やレーザパワー制御を正確に行うこ
とができない。
例えば、光ディスクにおいては、記録時の最適温度を
仮に180℃とし、装置内の温度が50℃、記録媒体の温度
が10℃であった場合には、この装置内での温度50℃を基
準としてレーザパワーを制御するため最適温度が低過ぎ
てしまい、安定した記録が行えなくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑みて提案され
たものであって、記録媒体の正確な温度検出が行え、こ
の検出結果に応じて最適条件で情報信号の書込み・読出
しが行える記録及び/又は再生装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明は、基板上に記
録層が形成され情報信号の書込み及び/又は読出しが可
能とされた円盤状の記録媒体がカートリッジに回転可能
に収納されてなるディスクカートリッジの記録媒体に対
して情報信号の書込み及び/又は読出しを行う記録及び
/又は再生装置であって、上記カートリッジに接触して
該カートリッジの位置決めを行う位置決めピンの近傍又
は位置決めピンに設けられ、該位置決めピンによって上
記カートリッジが位置決めされるときに該カートリッジ
に接触して、該カートリッジの温度を検出する温度検出
用センサを備えている。
〔作用〕
本発明にかかる記録及び/又は再生装置においては、
基板上に記録層が形成され情報信号の書込み及び/又は
読出しが可能とされた円盤状の記録媒体をカートリッジ
に収納してなるディスクカートリッジが装着されカート
リッジが位置決めピンによって位置決めされるときに、
カートリッジに接触して、該カートリッジの温度を検出
する温度検出用センサが設けられているので、瞬時にし
てこのカートリッジの温度が検出される。
〔実施例〕
以下、本発明を適用した具体的な実施例について説明
する。
先ず、本実施例の記録及び/又は再生装置に装着され
るディスクカートリッジについて説明する。
ディスクカートリッジは、第2図に示すように、基板
上に記録層が形成され情報信号の書込みまたは読出し、
或いは書込みと読出しの両方が可能とされた円盤状の記
録媒体となるディスク(1)と、このディスク(1)を
回転可能に収納するカートリッジ(2)とを有して構成
される。
上記ディスク(1)は、例えば光ディスクや光磁気デ
ィスク等の如く、少なくとも一方の面に記録層を有して
なり、光学的或いは光磁気的な手段によってこの記録層
に情報信号の書込み又は読出し或いは書込みと読出しの
両方が行われるようになされたものである。このディス
ク(1)の中央部には、後述する記録及び/又は再生装
置に設けられるディスクテーブル上にディスク(1)を
チャッキングするためのチャッキングハブ部(1a)が設
けられている。
上記カートリッジ(2)は、上記ディスク(1)を内
部に収納し得る大きさとなされた平面矩形状の筐体,つ
まり上ハーフ(2a),(2b)とから構成されている。こ
れら上ハーフ(2a)と下ハーフ(2b)は、いずれもディ
スク(1)の基板と同じポリカーボネート樹脂からな
り、これらが突合わされ結合することでカートリッジ
(2)が構成される。そして、このように構成されたカ
ートリッジ(2)内に、前記ディスク(1)が回転可能
に収納されるようになっている。
また、上記上ハーフ(2a)と下ハーフ(2b)には、カ
ートリッジ(2)の一側縁,すなわち記録及び/又は再
生装置に装着される際の挿入方法の側縁より中央部に亘
る長穴状の開口部(3a),(3b)がそれぞれ対向して設
けられている。したがって、これら開口部(3a),(3
b)を通して、前記カートリッジ(2)内に収納される
ディスク(1)とチャッキングハブ部(1a)とがその内
外周に亘って外方に臨まされるようになっている。そし
て、これら上下ハーフ(2a),(2b)のうち、下ハーフ
(2b)には、記録及び/又は再生装置に設けられる位置
決めピンが係合する位置決め用孔(4a),(4b)が設け
られている。
また、上記カートリッジ(2)には、このカートリッ
ジ(2)に対し移動可能となされ、上記開口部(3a),
(3b)を開閉可能となすシャッタ部材(5)が設けられ
ている。上記シャッタ部材(5)は、例えば金属や合成
樹脂等の材料よりなる薄板が、上記カートリッジ(2)
の前方側部分を上下より挟持するように略コ字状に屈曲
されて形成されている。すなわち、このシャッタ部材
(5)は、前記上ハーフ(2a)の主面と対向する上板部
(5a)と、下ハーフ(2b)と主面と対向する下板部(5
b)と、これら上板部(5a)と下板部(5b)とを連設す
る前面板部(5c)とを有してなっている。
上記シャッタ部材(5)は、上記カートリッジ(2)
に対し、前面板部(5c)が該カートリッジ(2)の前端
部分に支持され、この前端部分に沿って一側側の位置に
亘って図中矢印A方向に移動可能となされている。ま
た、このシャッタ部材(5)は、ドライブ装置に装着さ
れたとき以外の状態では、カートリッジ(2)内に設け
られた捩じりコイルバネによって弾性付勢されて、前記
開口部(3a),(3b)を閉塞するようになっている。し
たがって、通常の状態では、このシャッタ部材(5)に
よってカートリッジ(2)内への塵埃の侵入が防止され
るとともに、不慮の外力等に対してもディスク(1)が
保護される。
次に、上述のように構成されたディスクカートリッジ
を装着させ、このディスクカートリッジのディスク
(1)に対して情報信号の記録・再生を行う本発明にか
かる記録及び/又は再生装置の実施例について説明す
る。
なお本実施例では、光磁気ディスクに対して記録・再
生を行う装置として説明する。
本実施例の装置においては、第1図に示すように、シ
ャーシ(6)上に前記カートリッジ(2)内に収納され
るディスク(1)をチャッキングし回転させるスピンド
ルモータ(7)が設けられている。このスピンドルモー
タ(7)の先端には、上記ディスク(1)のチャッキン
グハブ部(1a)を吸着して該ディスク(1)を回転可能
に支持するディスクテーブル(7a)が設けられている。
また、上記シャーシ(6)上には、前記カートリッジ
(2)をローディングさせたときにディスクテーブル
(7a)に装着されるディスク(1)が該カートリッジ
(2)に当たらないように、当該カートリッジ(2)を
支持する高さ位置決めピン(8)が設けられている。こ
の高さ位置決めピン(8)は、前記シャッタ部材(5)
が設けられる前面側の下ハーフ(2b)の両端縁付近の平
面をそれぞれ支持するようになっている。
さらに、上記シャーシ(6)上には、前記ディスク
(1)とスピンドルモータ(7)との位置関係を確実な
ものとなし、該ディスク(1)の安定した回転状態を確
保するための位置決めピン(9)が設けられている。こ
の位置決めピン(9)は、上記スピンドルモータ(7)
を挾んで前記高さ基準ピン(8)とは反対側に設けら
れ、上記カートリッジ(2)の下ハーフ(2b)に設けら
れる位置決め用の孔(4a),(4b)に挿入して該カート
リッジ(2)を位置規制するようになっている。この状
態では、カートリッジ(2)に収納されているディスク
(1)は、ディスクテーブル(7a)に装着されて下ハー
フ(2b)の内面より該カートリッジ(2)に当たらない
位置に持ち上げられて回転可能となっている。
そしてこの装置には、上記カートリッジ(2)内に収
納されるディスク(1)に対して情報信号の書込み及び
読出しを行う光学ブロックが設けられている。光学ブロ
ックは、半導体レーザ(10)と、この半導体レーザ(1
0)からのレーザビームを所定の微小なスポットとして
ディスク(1)に照射するためのコリメータレンズ(1
1),ビーム整形プリズム(12),偏光ビームスプリッ
タ(13),対物レンズ(14)と、ディスク(1)より反
射した反射光からの信号に基づき対物レンズ(14)を駆
動してフォーカス及びトラッキングを行うためのセンサ
ーレンズ(15),ビームスプリッタ(16),サーボ用セ
ンサ(17),信号用センサ(18),偏光板(19)等から
構成される。
すなわち、半導体レーザ(10)から出射したレーザビ
ームは、コリメータレンズ(11)で平行光となり、ビー
ム整形プリズム(12)及び偏光ビームスプリッタ(13)
を透過し、対物レンズ(14)でディスク(1)、つまり
光磁気ディスク上に微小なスポットとして結像される。
そして、光磁気ディスクより反射された光は、再び対物
レンズ(14)を通り、ビームスプリッタ(16)で2分割
されて、各々サーボ用センサ(17)及び信号用センサ
(18)に集束される。信号用センサ(18)の前には、偏
光板(19)が設けられ、磁気光学効果による偏光状態の
変化を強度変調に変換する。サーボ用センサ(17)は、
非点収差法及びブッシュプル法及び周知の方法でフォー
カシング信号及びトラッキング信号を検出する。検出さ
れたこれらのサーボ信号は、レンズアクチュエータ(図
示は省略する。)にフィードバックされ、対物レンズ
(14)を駆動することによって、オートフォーカシング
及びオートトラッキングが行われる。
そして特に本実施例の装置では、前記カートリッジ
(2)に接触して該カートリッジ(2)の温度を検出す
る温度検出用センサ(20)が、前記シャーシ(6)上に
設けられている。この温度検出用センサ(20)は、前記
位置決めピン(9)に近接した位置に設けられ、前記カ
ートリッジ(2)がローディングされたときに該カート
リッジ(2)に接触するようになっている。すなわち、
カートリッジ(2)がシャーシ(6)上に設けられた高
さ基準ピン(8)に支持されるとともに、位置決めピン
(9)によって位置規制された状態のときに、該カート
リッジ(2)の下ハーフ(2b)に接触するようになって
いる。
なお、上記温度検出用センサ(20)には、中央処理装
置(21)が接続され、該温度検出用センサ(20)にて検
出された温度がこの中央処理装置(21)に送られるよう
になっている。この中央処理装置(21)では、上記温度
検出用センサ(20)からの検出結果に基づいて前記半導
体レーザ(10)より出射されるレーザのレーザパワーが
制御される。
上述のように構成された装置において前記ディスク
(1)に対し情報信号を書き込むには、ディスク(1)
を挾んで対物レンズ(14)と対向配置される磁気ヘッド
(22)により、該ディスク(1)に対しバイアス磁界を
印加し、これと同時に半導体レーザ(10)よりレーザビ
ームを照射して記録を行う領域にレーザビームを結像さ
せて行う。
このときのレーザビームは、ディスクカートリッジ
(2)に接触する温度検出用センサ(20)にて検出され
たカートリッジ(2)の温度、つまりディスク(1)と
略同じ温度を基に、前記中央処理装置(21)で制御さ
れ、記録を行うのに最適なパワーとして出力される。も
ちろん、このディスク(1)の記録領域に応じてディス
ク(1)の温度が変化した場合でも、その時のディスク
カートリッジ(2)の温度が瞬時に温度検出用センサ
(20)で検出され、この温度変化に基づいて記録を行う
のに最適なパワーとして出力される。
同様に、再生及び消去を行う場合にも、ディスク
(1)の温度に応じてレーザが最適なレーザパワーとし
て常にディスク(1)の記録面に照射される。したがっ
て、記録されていた情報が消磁されるようなことがなく
なるとともに、消し残しが生ずることもなくなり、良好
な情報信号の記録・再生が行える。
なお、光ディスクの場合も同様に、ディスクの温度変
化に応じて記録時及び読出し時に要求される最適なレー
ザパワーが出力されるので、ピットの大きさの変動を伴
うようなことがなくなり、安定した記録・再生が望め
る。
以上、本発明を適用した実施例では、ディスクカート
リッジ(2)の温度を検出した結果を基にレーザパワー
を制御するようにしたが、この検出結果に基づいて前記
磁気ヘッド(22)の記録信号の読出し位置を制御するこ
ともできる。特に、この場合には、装置内に該装置内の
温度を検出するセンサを別途設け、このセンサと前述し
たカートリッジ(2)の温度を検出する温度検出用セン
サ(20)との差によって、該温度差を基に磁気ヘッド
(22)の位置決めを行うようにすればよい。
また、前述の実施例では、温度検出用センサ(20)を
シャーシ(6)上に設けたが、この温度検出用センサ
(20)を第3図に示すように、前記カートリッジ(2)
の位置規制を行う位置決め用ピン(9)に内蔵するよう
にしてもよい。すなわち、カートリッジ(2)に設けら
れた位置決め用の孔(4a),(4b)の内周面と接触する
位置決め用ピン(9)の位置決め部(9a)に、少なくと
もセンサ本体の一部がこの位置決め部(9a)の外表面に
露出するように埋め込むとともに、該温度検出用センサ
(20)の端子(20a),(20b)を前記シャーシ(6)上
に植立される軸部(9b)の端部へと導出する。そして、
この温度検出用センサ(20)からの端子(20a),(20
b)を、第4図に示すように前記中央処理装置(21)に
接続する。
このようにすれば、カートリッジ(2)がローディン
グされて下ハーフ(2b)に設けられる位置決め用の孔
(4a),(4b)に上記位置決め用ピン(9)が係合する
と同時に、該位置決め用ピン(9)に内蔵される温度検
出用センサ(20)とこの位置決め用の孔(4a),(4b)
の内周面とが接触して、当該カートリッジ(2)の温度
が検出される。そして、この検出結果に基づいて、前記
中央処理装置(21)で制御された最適なレーザパワーの
レーザが出力される、または磁気ヘッド(22)の記録信
号の読出し位置が制御される。
またこの他、第5図に示すように、高さ位置決めピン
(8)に温度検出用センサ(20)を内蔵するようにして
もよい。高さ位置決めピン(8)に温度検出用センサ
(20)を内蔵するには、カートリッジ(2)と接触する
支持部(8a)に、少なくともセンサ本体の一部がこの支
持部(8a)の外表面に露出するように埋め込む。このと
きの温度検出用センサ(20)の端子(20a),(20b)
は、先の位置決め用ピン(9)と同じように、シャーシ
(6)上に植立される軸部(8b)の端部へと導出する。
なお、上記温度検出用センサ(20)を位置決め用ピン
(9)または高さ基準ピン(8)に内蔵する場合には、
これら位置決め用ピン(9)と高さ基準ピン(9)をガ
ラスや銅等の熱伝導率に優れる材料で形成すれば、前記
カートリッジ(2)の温度検出がより確実なものとな
る。
さらにこの他、第6図に示すように、上記位置決め用
ピン(9)を熱伝導率の良い材料で形成し、これに温度
検出用センサ(20)を直接接触させるようにしてもよ
い。
温度検出用センサ(20)の設置場所は、上記位置決め
用ピン(9)に限らずカートリッジ(2)に接触する部
材であれば何処でもよく、例えば前記高さ基準ピン
(8)やシャッタ部材(5)を開閉するシャッタ開閉ピ
ン等に接触させるようにしてもよい。もちろん、このと
きの高さ基準ピン(8)やシャッタ開閉ピンは、熱伝導
率の良い材料で形成する。このようにすれば、温度検出
用センサ(20)を位置決め用ピン(9)や高さ基準ピン
(8)に内蔵したときと同様の作用効果が得られる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明に係る記録及び/又は再生装
置は、ディスクカートリッジが装着され、カートリッジ
が位置決めピンに位置決めされるとき、温度検出用セン
サによってカートリッジの温度を直ちに検出することが
できるので、記録時、再生時及び消去時に応じたレーザ
ーパワーの制御を迅速に行うことができる。さらに、デ
ィスクカートリッジの装置への装着に関連して温度検出
センサをカートリッジに接触させるための機能が不要と
なり、簡単な構成で確実にカートリッジの温度検出を行
うことができる。
特に、光磁気ディスクに記録・再生する場合には、こ
のカートリッジの温度の検出結果に基づいて、磁気ヘッ
ドの読出し位置制御を行えば、正確な磁気ヘッドの位置
決めができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した記録及び/又は再生装置の一
例を示す模式図であり、第2図はこの装置に装着される
ディスクカートリッジの一例を示す斜視図である。 第3図は位置決め用ピンに温度検出用センサを内蔵した
例を示す拡大斜視図であり、第4図はこの位置決め用ピ
ンに内蔵した温度検出用センサでカートリッジの温度を
検出する例を示す記録及び/又は再生装置の模式図であ
る。 第5図は高さ基準ピンに温度検出用センサを内蔵した例
を示す拡大斜視図である。 第6図は位置決め用ピンに温度検出用センサを接触させ
てカートリッジの温度を検出する例を示す記録及び/又
は再生装置の模式図である。 1……ディスク 2……カートリッジ 6……シャーシ 7……スピンドルモータ 8……高さ基準ピン 9……位置決め用ピン 20……温度検出用センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 19/04 G11B 33/14 G11B 7/125

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に記録層が形成され情報信号の書込
    み及び/又は読出しが可能とされた円盤状の記録媒体が
    カートリッジに回転可能に収納されてなるディスクカー
    トリッジの記録媒体に対して情報信号の書込み及び/又
    は読出しを行う記録及び/又は再生装置であって、 上記カートリッジに接触して該カートリッジの位置決め
    を行う位置決めピンの近傍に設けられ、該位置決めピン
    によって上記カートリッジが位置決めされるときに該カ
    ートリッジに接触して、該カートリッジの温度を検出す
    る温度検出用センサを備えてなる記録及び/又は再生装
    置。
  2. 【請求項2】基板状に記録層が形成され情報信号の書込
    み及び/又は読出しが可能とされた円盤状の記録媒体が
    カートリッジに回転可能に収納されてなるディスクカー
    トリッジの記録媒体に対して情報信号の書込み及び/又
    は読出しを行う記録及び/又は再生装置であって、 上記カートリッジに接触することによって該カートリッ
    ジを位置決めする位置決めピンに該カートリッジの温度
    を検出する温度検出用センサが設けられてなる記録及び
    /又は再生装置。
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