JPH0782499B2 - 小型電子辞書 - Google Patents

小型電子辞書

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JPH0782499B2
JPH0782499B2 JP62107649A JP10764987A JPH0782499B2 JP H0782499 B2 JPH0782499 B2 JP H0782499B2 JP 62107649 A JP62107649 A JP 62107649A JP 10764987 A JP10764987 A JP 10764987A JP H0782499 B2 JPH0782499 B2 JP H0782499B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子辞書に関し、電子的手段等により視認不可
能な状態で辞書内容が記憶され、その辞書内容を自動的
に検索して視認可能な状態で出力する電子辞書に利用さ
れるものである。
[発明の概要] 本発明は、上記のような電子辞書において、辞書検索対
象の単語等の文字列を、キーボード等により1文字ずつ
入力することなく、例えばOCR(Optical Character Rea
der)等のイメージ読取り手段にて読取り、一括して入
力することにより、辞書検索対象の単語等の文字列を高
速に入力し得るようにしたものである。
[従来の技術] 従来の電子辞書においては、辞書検索対象の単語の文字
列を、キーボード等により入力している。このキーボー
ドは、複数のキーに対し、それぞれ1文字または複数の
文字を割り当てておき、少なくとも1個のキーを操作す
ることにより1文字を入力するものである。
[発明が解決しようとする問題点] このように、従来技術では、1文字1文字を手入力する
必要があり、辞書検索対象の単語等の文字列の入力に長
時間を要していた。特に、電子辞書の存在意義は、迅速
に所望の訳語、意味等を知得することができるという点
にあり、この意味で、入力所要時間の短縮化が強く望ま
れていた。
本発明は、このような事情のもとに成されたもので、そ
の目的とするところは、辞書検索対象の単語等の文字列
を高速に入力し得る電子辞書を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 機器ケース本体全体が片手で持てるサイズの縦長形状の
携帯式の小型電子辞書であって、上記ケース本体を横に
置いたときに上面に位置する位置に配置される小型の表
示部と、上記ケース本体の長て方向側端部に設けられ、
このケース本体を上記側端部を下にして縦に起立させた
際に、その読取り面が上記ケース本体の下面に位置する
印刷媒体に対向するように設けられたイメージ読取り部
と、上記表示部の配置される面と同一面側の上記ケース
本体のほぼ中央部に設けられ、このケース本体を上記読
取り部を下にして起立させた状態で横方向に移動させる
際に、親指で操作できる位置に配置された大型操作面を
有する読取りキー部と、上記読取りキー部が継続的に押
圧操作されることによりオン操作状態にあるときに、上
記読取り部の読取り面に対向した位置にある上記印刷媒
体のイメージを順次読取り、また、上記読取りキー部が
離されたことにより上記オン操作状態の解除を検出して
上記読取り動作を終了する読取り制御部と、この読取り
制御部で順次読取られたイメージを順次記憶するイメー
ジ記憶部と、上記読取り制御部による読取り動作の終了
の際に、上記イメージ記憶部にイメージが記憶されてい
ない場合には、上記読取りキー部による今回の一連の操
作を無効として上記読取りキーによる次なるオン操作を
直ちに可能とすべく制御する制御手段と、上記読取り制
御部による読取り動作の終了の際に、上記イメージ記憶
部にイメージが記憶されている場合には、その記憶され
ているイメージから、所定の文字認識用メモリを参照し
て文字列を認識する文字列認識部と、この文字列認識部
で認識された文字列を記憶する文字列記憶部と、上記文
字列記憶部に記憶された文字列を、所定の文字翻訳メモ
リを参照してこの文字列に対応する翻訳文字列に翻訳す
る文字列翻訳部と、この文字列翻訳部で翻訳された翻訳
文字列を、上記ケース本体の上面に配置された上記表示
部に表示する表示制御部と、を有する。
[作用] 表示部は、ケース本体を横に置いたときに上面に位置す
る位置に配置され、イメージ読取り部は上記ケース本体
の長て方向側端部に設けられ、このケース本体を上記側
端部を下にして縦に起立させた際に、その読取り面が上
記ケース本体の下面に位置する印刷媒体に対向するよう
に設けられており、読取りキー部は、上記表示部の配置
される面と同一面側の上記ケース本体のほぼ中央部に設
けられ、このケース本体を上記読取り部を下にして起立
させた状態で横方向に移動させる際に、親指で操作でき
る位置に配置されている。そして、読取りキー部が継続
的に押圧操作されることによりオン操作状態にあるとき
に、上記読取り部の読取り面に対向した位置にある上記
印刷媒体のイメージが順次読取られ、また、上記読取り
キー部が離されたことにより上記オン操作状態の解除を
検出して上記読取り動作が終了する。この読取り動作の
終了の際に、イメージが記憶されていない場合には、上
記読取りキー部による今回に一連の操作を無効として上
記読取りキーによる次なるオン操作を直ちに可能とすべ
く制御され、一方、上記イメージが記憶されている場合
には、その記憶されているイメージから、所定の文字認
識用メモリが参照されて文字列が認識される。この認識
された文字列は、所定の文字翻訳メモリの参照により対
応する翻訳文字列に翻訳され、この翻訳文字列は、上記
ケース本体の上面に配置された上記表示部に表示され
る。
従って、機器ケース本体を片手で持って操作することに
より、その機器ケース本体だけで、文字列イメージの読
取り、読取りイメージからの文字列認識、認識文字列の
翻訳、翻訳文字列の表示、の全ての処理を行ない、これ
により文字列イメージを読取るために操作した機器ケー
ス本体により、この機器ケース本体上に配置された表示
部においてその翻訳結果を直ちに確認でき、また、イメ
ージ読取り操作としては無効な操作を直ちに検出して再
度のキー操作を直ちに可能にできる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
構成 第2図は、本発明の一実施例による電子辞書の構成図で
あり、本実施例は電子英和辞書に適用した例である。
本電子英和辞書は、辞書検索対象の英単語の入力部とし
て、イメージセンサを有しており、このイメージセンサ
としてはCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)
1が用いられている。このCCD1により英文のイメージが
読取られると、CPU2の制御のもとに、単語が切出され、
切出された単語中の各英文字のイメージが文字コード列
に変換される。そして、英文字の文字コード列(英単
語)は、英和辞書メモリ3を用いて、対応する日本語の
内容を示す文字コード列に変換され、文字パターンに変
換されて表示される。
上記入力部は、CCD1の他に、文字イメージを読取るのに
必要な構成であるLED(発光ダイオード)4、拡大レン
ズ5、イメージ読取制御部6、エンコーダ7を有してい
る。そしてCCD1を介してイメージ読取制御部6に読み取
られたイメージパターンは順次イメージバッファ9に蓄
えられる。
単語抽出部10は、イメージバッファ9に保持されたイメ
ージデータの中から1つの単語を抽出するものであり、
その際、単語の認識は、単語間のスペースにより行う。
なお、ワード数の少ない単語が走査されたときなど、イ
メージバッファ9上には、複数の単語のイメージデータ
が格納されている場合も有り得るが、このような場合で
も1つの単語を抽出するよう、単語抽出部10は構成され
ている。すなわち、第4図に示したように、イメージバ
ッファ9上の水平、垂直方向の中心ラインX、Y上のビ
ットを含む単語、または単語の一部「touch」、「you
r」、「communication」、「the」、「is」のうち、中
心点Oを含む単語「communication」が抽出される。な
お、イメージバッファ9上の中心ラインXの位置を、使
用者が容易に認識できるようにするため、第3図に示し
たように、筐体の対応位置には、XラインマークMが刻
印されている。
単語イメージバッファ11は、単語抽出部10により抽出さ
れた1つの単語のイメージデータを一時的に保持し、文
字抽出部12は、文字間スペースを基にして、単語イメー
ジバッファ11から1文字分ずつイメージデータを抽出
し、文字イメージバッファ13に格納する。この文字イメ
ージバッファ13には、1文字分のイメージデータが格納
される。そして、文字認識部14は、文字イメージバッフ
ァ13に格納されたイメージデータを、英文字認識用パタ
ーンメモリ15を用いて文字コードに変換し、コードバッ
ファ16に順次格納する。すなわち、英文字認識用パター
ンメモリ15には、予め、英文字の大文字、小文字のパタ
ーンデータが、英文字コードと対応して格納されてお
り、文字認識部14は、文字イメージバッファ13中のイメ
ージデータと最も形状の良く似たパタンデータを英文字
認識用パターンメモリ15の中から検索し、そのパターン
データに対応する英文字コードを読出すことにより、文
字認識を行う。
そして、コードバッファ16に格納された1単語分の英文
字コード列に基づいて、英和辞書メモリ3が検索され、
翻訳されて出力される。すなわち、英和辞書メモリ3に
は、アルファベット順に配列された見出し部としての各
英単語の英文字コード列と対応して、その英単語の訳語
に相当する日本語の文字コード列が予め格納されてい
る。そこで、CPU2は、コードバッファ16中の英文字コー
ド列と、見出し部との一致性を判断し、一致した見出し
部に対応する日本語の文字コード列の全てを読出して、
1訳語分ずつ、表示制御部18に出力する。表示制御部18
は、読出された文字コード列を、和文字パターンメモリ
17に基づいてパターンデータに変換し、そのパターンデ
ータに基づいて画像信号を生成し、表示部19に表示させ
る。第3図は、本電子英和辞書の外観図を示したもので
あり、この電子英和辞書は、その外観から明らかなよう
に、機器ケース本体全体が片手で持てるサイズの縦長形
状をした携帯式の小型な電子辞書であって、そのケース
本体を横にしておいた時には、その上面に位置する位置
に表示部19が配置され、そのケース本体の長て方向の側
端部には前述した入力部が設けられており、このケース
本体を、第3図のように、上記入力部を下にして縦に起
立させた際には、その読取り面がケース本体の下面に位
置する印字用紙8に対向するようになる。
また、上記表示部19に配置される面と同一面側の上記ケ
ース本体のほぼ中央部に、このケース本体を上記入力部
を下にして起立させた状態で横方向に移動させる際に、
親指で操作できる位置(ケース本体のほぼ中央部)に読
取指示/次候補キー21が配置されており、この読取指示
/次候補キー21はその操作が容易になるように大型の操
作面を有するものである。また、この電子英和辞書は、
第3図の外観から明らかなように、電源スイッチ20が上
記ケース本体の長て方向側面に設けられている。
更に、この読取指示/次候補キー21は、CCD1によるイメ
ージの読取りを指示するとともに、訳語の次候補を順次
表示させるためのキーである。次候補ポインタ22は、英
和辞書メモリ3から読出された複数の訳語を1個ずつ順
次指示するものであり、その指示内容は、読取指示/次
候補キー21の1回のNO→OFF操作により“1"ずつインク
リメントされ、所定値になると“1"に戻り、サイクリッ
クに更新される。
なお、CPU2は、上記の各構成要の機能を、図示省略した
ROMに予め格納されたプログラムにしたがって、制御す
る。
動作 次に本実施例の動作を説明する。
第5図は本実施例の動作を示すフローチャートであり、
電源スイッチ20の操作により電源が投入されると、CPU2
は、ROMに予め格納されたプログラムにしたがって、ま
ず、読取指示/次候補キー21のNO操作を持つ(ステップ
S1)。読取指示/次候補キー21がNOされると、イメージ
バッファ9をクリアし(ステップS2)、CCD1、LED4、イ
メージ読取制御部6等を起動せしめて、CCD1にて読取ら
れたイメージデータをイメージバッファ9に格納せしめ
る(ステップS3)。そして、読取指示/次候補キー21が
OFFされたか否かを判断し(ステップS4)、読取指示/
次候補キー21がOFFされていないときは、ステップS3に
戻って、イメージデータの読取り動作を継続する。読取
指示/次候補キー21がOFFされたときは、イメージバッ
ファ9にイメージデータが格納されているか否かを判断
する(ステップS5)。なお、この判断の意義は後述す
る。判断の結果、イメージバッファ9にイメージデータ
が格納されているときは、コードバッファ16をクリアし
(ステップS6)、その後、単語抽出部10に、イメージバ
ッファ9内のイメージデータの中から1単語分を抽出さ
せ、抽出したイメージデータを単語イメージバッファ11
に格納させる(ステップS7)。次に、文字抽出部12に、
単語イメージバッファ11内の1単語分のイメージデータ
の中から、1文字分のイメージデータを先頭から抽出さ
せ、文字イメージバッファ13に格納させる(ステップS
8)。そして、文字イメージバッファ13に格納された1
文字分のイメージデータが何という文字のイメージデー
タであるかを文字認識部14に認識させ、その認識結果を
コードバッファ16に格納させる(ステップS9)。この
際、文字認識部14は、英文字認識用パターンメモリ15に
予め格納された英文字パターンデータと、文字イメージ
バッファ13中のイメージデータとを照合し、最も近いパ
ターンデータを特定し、特定したパターンデータに対応
する英文字コード(記号をも含む)をコードバッファ16
に格納する。次に、単語イメージバッファ11内に、まだ
1単語を構成していた文字のイメージデータが残ってい
るか否かを判断し(ステップS10)、残っているとき
は、1単語の全ての構成文字のイメージデータについ
て、文字認識を行うべく、ステップS8に戻る。残ってい
ないときは、1単語の全ての構成文字のイメージデータ
につき、文字認識が終了したことを意味するので、コー
ドバッファ16内の単語を翻訳する(ステップS11)。す
なわち、CPU2は、コードバッファ16内の英文字コード列
に基づいて英和辞書メモリ3の見出し部を検索し、一致
する見出し部に対応する訳語部の内容(和文字コード
列)を全て自己の所定レジスタに読出す。そして、その
中から訳語の第1候補を表示制御部18に出力して表示部
19に表示させ(ステップS12)、次候補ポインタ22に
“1"をセットし(ステップS13)、ステップS1に戻る。
このように、CCD1にて読取られた英文字のイメージデー
タの中から1英単語分が抽出され、それが自動的に英文
字コードに変換されて翻訳対象(辞書検索の対象)とさ
れる。したがって、キー操作等により、英単語を構成す
る英文字を1文字ずつ入力する必要がなく、印刷等され
た英単語を手操作でサッと走査するだけで、翻訳対象の
英単語が一括して入力されるので、入力所要時間を大巾
に短縮することができる。なお、ステップS4で読取指示
/次候補キー21がOFFされたとき、初めてステップS5、
6を経由して、ステップS7〜13に進むことから分かるよ
うに、本実施例では、読取指示/次候補キー21をNOした
後のOFF操作により、1単語の抽出、文字認識、文字コ
ード化、翻訳、表示等の起動が自動的に成されるよう制
御される。
上記のようにして表示された第1の訳語が、英文全体か
ら見て適切でないときは、CCD1を含む入力部を印字用紙
8から離すか、あるいは移動を停止させた状態で、読取
指示/次候補キー21をNOし、その後OFFすることによ
り、第2以下の候補を表示させることができる。すなわ
ち、上記の状態で読取指示/次候補キー21をNOすると、
ステップS1、2を経由して、ステップS3に進む。しか
し、上記の状態では、ステップS3にてイメージバッファ
9にイメージデータが格納されることはない。すなわ
ち、CCD1を含む入力部を印字用紙8から離したときは、
LED4による印字用紙8への照射光が弱く、CCD1に蓄積さ
れる電荷量は、データ有りと判断し得るレベルよりも少
なくなり、英単語のイメージデータがイメージバッファ
9に格納されることはない。また、移動を停止したとき
は、エンコーダ7の回転ボールの回転が止まり、周期信
号がエンコーダ7から出力されなくなるので、イメージ
読取制御部6はCCD1上の各電極下に蓄積された電荷を移
動制御しなくなり、英単語のイメージデータはイメージ
バッファ9に格納されない。したがって、読取指示/次
候補キー21をNOした後、OFFすると、ステップS4を経由
してステップS5に進んだときは、イメージバッファ9内
にはイメージデータが存在しないこととなり、ステップ
S14に進む。ステップS14では、コードバッファ16に英文
字コードが存在するか否かを判断し、存在する場合は、
次候補ポインタ22の内容を読出して(ステップS15)、
次候補ポインタ22で指示される訳語(第2以下の候補)
が所定レジスタ内に存在するか否かを判断する(ステッ
プS16)。その結果、存在するときは、その候補を表示
制御部18に出力して表示部19に表示させ(ステップS1
7)、次候補ポインタ22を“1"だけインクリメントして
(ステップS18)、ステップS1に戻る。例えば、第3図
に示したように、「communication」が走査されたとき
は、ステップS12にて、第1候補「伝達」が表示され、
ステップS17にて、第2候補の「情報」が表示される。
なお、表示部19の表示画面上に表示指示された候補の全
てを表示しきれないときは、最近の指示に係る候補を優
先的に表示させる。そして、ステップS14でコードバッ
ファ16に英文字コードが存在しないと判断されたとき、
および、ステップS16で、次候補ポインタ22が指示する
候補が存在しないと判断されたときは、表示を行うこと
なく、直ちにステップS1に戻る。すなわち、ステップS1
6で候補が存在しないと判断されても、コードバッファ1
6はクリアされず、直ちにステップS1に戻る。したがっ
て、表示部19上で一旦表示され、その後の候補の表示指
示により表示部19の表示許容量を超えたために消去され
た候補があったとしても、読取指示/次候補キー21のN
O、OFFを繰返して次候補ポインタ22をサイクリックに更
新し、消去された候補に対応したポイント値とすること
により、その消去された候補を再び表示することが可能
となる。
なお、コードバッファ16のクリアは、前述のように、ス
テップS5で、イメージバッファ9にイメージデータが存
在すると判断されたときに、初めて実行される。すなわ
ち、イメージバッファ9にイメージデータが存在すると
いうことは、前の走査に係る英単語の訳語については、
使用者により理解され、次の英単語について走査された
ことを意味するので、その時点でコードバッファ16をク
リアすることとしたのである。
なお、本発明は、上述の実施例に限定されることなく、
例えば、訳語の出力は表示ではなく、音声、印字等によ
り出力することも可能である。また、電子英和辞書のみ
ならず、電子日本語辞書、電子英独辞書、電子和英辞書
等に適用することも可能である。電子和英辞書等の場
合、日本語の特性上、単語単位ではスペースが形成され
ていないので、1単語の抽出は、例えば、漢字等の特定
の文字種を抽出する等の方法により、文法解析を回避す
れば良い。さらに、イメージセンサとしては、CCD以外
のものを使用することも可能であり、文字認識部14等
は、手書き文字を認識し得るよう構成することも可能で
ある。また、1単語のみならず、英熟語、構文を単位と
して抽出して、翻訳することも可能である。
[発明の効果] 機器ケース本体を片手で持って操作することにより、そ
の機器ケース本体だけで、文字列イメージの読取り、読
取りイメージからの文字列認識、認識文字列の翻訳、翻
訳文字列の表示、の全ての処理を行ない、これにより文
字列イメージを読取るために操作した機器ケース本体に
より、この機器ケース本体上に配置された表示部におい
てその翻訳結果を直ちに確認でき、また、イメージ読取
り操作としては無効な操作を直ちに検出して再度のキー
操作を直ちに可能にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロック図、第2図は本発明の一
実施例による電子辞書の構成図、第3図は第2図の電子
辞書の外観、および使用態様を示す図、第4図は第2図
の単語抽出部10の機能を説明するための図、第5図は第
2図の動作を示すフローチャートである。 1……CCD、2……CPU、3……英和辞書メモリ、4……
LED、5……拡大レンズ、6……イメージ読取制御部、
7……エンコーダ、10……単語抽出部、14……文字認識
部、15……英文字認識用パターンメモリ、17……和文字
パターンメモリ、18……表示制御部、19……表示部、21
……読取指示/次候補キー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器ケース本体全体が片手で持てるサイズ
    の携帯式の小型電子辞書であって、上記ケース本体を横
    に置いたときに上面に位置する位置に配置される小型の
    表示部と、 上記ケース本体の長て方向側端部に設けられ、このケー
    ス本体を上記側端部を下にして縦に起立させた際に、そ
    の読取り面が上記ケース本体の下面に位置する印刷媒体
    に対向するように設けられたイメージ読取り部と、 上記表示部の配置される面と同一面側の上記ケース本体
    のほぼ中央部に設けられ、このケース本体を上記読取り
    部を下にして起立させた状態で横方向に移動させる際
    に、親指で操作できる位置に配置された大型操作面を有
    する読取り指示キー部と、 上記読取り指示キー部が継続的に押圧操作されることに
    よりオン操作状態にあるときに、上記読取り部の読取り
    面に対向した位置にある上記印刷媒体のイメージを順次
    読取り、また、上記読取り指示キー部が離されたことに
    より上記オン操作状態の解除を検出して上記読取り動作
    を終了する読取り制御部と、 この読取り制御部で順次読取られたイメージを順次記憶
    するイメージ記憶部と、 上記読取り制御部による読取り動作の終了の際に、上記
    イメージ記憶部にイメージが記憶されていない場合に
    は、上記読取り指示キー部による今回の一連の操作を無
    効として上記読取り指示キー部による次なるオン操作を
    直ちに可能とすべく制御する制御手段と、 上記読取り制御部による読取り動作の終了の際に、上記
    イメージ記憶部にイメージが記憶されている場合には、
    その記憶されているイメージから、所定の文字認識用メ
    モリを参照して文字列を認識する文字列認識部と、 この文字列認識部で認識された文字列を記憶する文字列
    記憶部と、 上記文字列記憶部に記憶された文字列を、所定の文字翻
    訳メモリを参照してこの文字列に対応する翻訳文字列に
    翻訳する文字列翻訳部と、 この文字列翻訳部で翻訳された翻訳文字列を、上記ケー
    ス本体の上面に配置された上記表示部に表示する表示制
    御部と、 を具備したことを特徴とする小型電子辞書。
JP62107649A 1987-04-30 1987-04-30 小型電子辞書 Expired - Lifetime JPH0782499B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5574665A (en) * 1978-11-29 1980-06-05 Ricoh Co Ltd Handy scanner
JPS5935279A (ja) * 1982-08-23 1984-02-25 Noriko Ikegami 電子翻訳装置

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JPS63273166A (ja) 1988-11-10

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