JPH0782185B2 - アルバダ式逆ガリレオフアインダ− - Google Patents
アルバダ式逆ガリレオフアインダ−Info
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- JPH0782185B2 JPH0782185B2 JP62052111A JP5211187A JPH0782185B2 JP H0782185 B2 JPH0782185 B2 JP H0782185B2 JP 62052111 A JP62052111 A JP 62052111A JP 5211187 A JP5211187 A JP 5211187A JP H0782185 B2 JPH0782185 B2 JP H0782185B2
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- JP
- Japan
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- albada
- finder
- lens
- type reverse
- reverse galileo
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/0018—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for preventing ghost images
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/18—Optical objectives specially designed for the purposes specified below with lenses having one or more non-spherical faces, e.g. for reducing geometrical aberration
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/14—Viewfinders
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B13/00—Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
- G03B13/02—Viewfinders
- G03B13/06—Viewfinders with lenses with or without reflectors
- G03B13/08—Viewfinders with lenses with or without reflectors with reflected image of frame
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- Viewfinders (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、アルバダ式逆ガリレオファインダー、特に
小型でゴースト像がないアルバダ式逆ガリレオファイン
ダーに関する。
小型でゴースト像がないアルバダ式逆ガリレオファイン
ダーに関する。
(従来技術) レンズシャッターカメラにおいては、ファインダーとし
てもっぱらアルバダ式逆ガリレオファインダーが用いら
れている。近年、カメラの小型化に伴い、写真撮影のた
めのマスターレンズのみならず、ファインダー系も小型
のものが要求されている。さらに、見え味に関しても、
収差が十分に補正されているだけでなく、ゴースト像の
ないことが評価の対象になってきている。
てもっぱらアルバダ式逆ガリレオファインダーが用いら
れている。近年、カメラの小型化に伴い、写真撮影のた
めのマスターレンズのみならず、ファインダー系も小型
のものが要求されている。さらに、見え味に関しても、
収差が十分に補正されているだけでなく、ゴースト像の
ないことが評価の対象になってきている。
現在、ほとんどの逆ガリレオファインダーの光軸と垂直
方向の大きさは、対物レンズの有効径で決まるように設
計されているので、小型化のためには、対物レンズの有
効径を小さくすることが重要である。ファインダー倍率
を小さくすれば有効径を小さくすることができるが、被
写体が小さく見えてしまい、見づらくなる。
方向の大きさは、対物レンズの有効径で決まるように設
計されているので、小型化のためには、対物レンズの有
効径を小さくすることが重要である。ファインダー倍率
を小さくすれば有効径を小さくすることができるが、被
写体が小さく見えてしまい、見づらくなる。
これに対して、接眼レンズを厚くして光路長を短くする
ことにより、対物レンズの有効径を小さくしたものとし
て、例えば特開昭61−91618号が知られているが、これ
をプラスチックレンズとしようとすると、接眼レンズの
肉厚が大きすぎるため、射出成形において 周辺部と中心部の冷却時間に差があるため、光軸方
向にひけが生じ、面精度が悪くなる。
ことにより、対物レンズの有効径を小さくしたものとし
て、例えば特開昭61−91618号が知られているが、これ
をプラスチックレンズとしようとすると、接眼レンズの
肉厚が大きすぎるため、射出成形において 周辺部と中心部の冷却時間に差があるため、光軸方
向にひけが生じ、面精度が悪くなる。
面精度を保つためには、精密な(圧力−体積−時
間)による制御が必要であり、冷却に時間がかかり、コ
ストも高くなる。
間)による制御が必要であり、冷却に時間がかかり、コ
ストも高くなる。
といった欠点がある。
また、接眼レンズと対物レンズの間に中間光学部材を入
れて光路長を短くしたものとして、例えば実開昭60−89
35号が知られているが、この場合、凹レンズの瞳側の面
をアルバダ系の反射面としているため、反射面の曲率が
小さいとゴーストが発生する。ゴーストを考慮して曲率
を大きくすると、アルバダ系の像面が大きく負ディオプ
ターの方向に傾くとともに、接眼レンズ群の負の屈折力
が大きくなり、ファインダー系の負の歪曲収差が大きく
なる。さらに対物レンズ群と接眼レンズ群の主点間距離
が小さくなり、接眼レンズ群の正の屈折力を強くする必
要が生じ、アルバダ系のコマ収差の発生が著しくなる。
倍率を大きくし、画角が大きくなると、上記各収差はさ
らに悪化する。
れて光路長を短くしたものとして、例えば実開昭60−89
35号が知られているが、この場合、凹レンズの瞳側の面
をアルバダ系の反射面としているため、反射面の曲率が
小さいとゴーストが発生する。ゴーストを考慮して曲率
を大きくすると、アルバダ系の像面が大きく負ディオプ
ターの方向に傾くとともに、接眼レンズ群の負の屈折力
が大きくなり、ファインダー系の負の歪曲収差が大きく
なる。さらに対物レンズ群と接眼レンズ群の主点間距離
が小さくなり、接眼レンズ群の正の屈折力を強くする必
要が生じ、アルバダ系のコマ収差の発生が著しくなる。
倍率を大きくし、画角が大きくなると、上記各収差はさ
らに悪化する。
(この発明が解決しようとする問題点) 一般に、第5図に示すような凹凹凸からなるアルバダ式
逆ガリレオファインダーにおいて、ゴースト発生の経路
として、被写体像のゴーストについては (入射光)→r4(反射)→r3(反射)→r6 (入射光)→r5(反射)→r4(反射)→r6 の2通りが考えられ、光枠のゴースト像については、 r5(光枠)→r3(反射)→r6 の経路によるものが考えられる。
逆ガリレオファインダーにおいて、ゴースト発生の経路
として、被写体像のゴーストについては (入射光)→r4(反射)→r3(反射)→r6 (入射光)→r5(反射)→r4(反射)→r6 の2通りが考えられ、光枠のゴースト像については、 r5(光枠)→r3(反射)→r6 の経路によるものが考えられる。
、のゴースト像を取り除くには、第2レンズの両面
の曲率をある程度以上、異なるようにする必要があり、
のゴースト像を取り除くには、反射面の曲率を大きく
する必要がある。第2レンズの両面の曲率を異なるよう
にするには、このレンズの屈折力を負ではなく正にした
ほうが逆ガリレオファインダーが構成しやすい。しか
し、この場合でも、反射面が瞳側にあると、曲率を大き
くしたとき、前述の各収差が発生する。
の曲率をある程度以上、異なるようにする必要があり、
のゴースト像を取り除くには、反射面の曲率を大きく
する必要がある。第2レンズの両面の曲率を異なるよう
にするには、このレンズの屈折力を負ではなく正にした
ほうが逆ガリレオファインダーが構成しやすい。しか
し、この場合でも、反射面が瞳側にあると、曲率を大き
くしたとき、前述の各収差が発生する。
本発明の目的は、ゴースト像がなく、有効径の小さいア
ルバダ式逆ガリレオファインダーを得ようとするもので
ある。
ルバダ式逆ガリレオファインダーを得ようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達するため、本発明においてはアルバダ式
逆ガリレオファインダーを、物体側から順に、負の屈折
力の対物レンズ群と、正の屈折力の接眼レンズ群を有
し、正の屈折力を有する1つのレンズの物体側の面がア
ルバダ系の反射面であり、 L :ファインダー全長 di:接眼レンズ群中の物体側からi番目のレンズの軸上
厚 m :構成レンズ枚数 としたとき、 di<0.45L ……(a) の各条件を満足するように構成する。
逆ガリレオファインダーを、物体側から順に、負の屈折
力の対物レンズ群と、正の屈折力の接眼レンズ群を有
し、正の屈折力を有する1つのレンズの物体側の面がア
ルバダ系の反射面であり、 L :ファインダー全長 di:接眼レンズ群中の物体側からi番目のレンズの軸上
厚 m :構成レンズ枚数 としたとき、 di<0.45L ……(a) の各条件を満足するように構成する。
さらに、本発明のアルバダ式逆ガリレオファインダーに
おいては C1′:アルバダ系反射面の曲率 とするとき、 1/3L/C1′<1/0.2L ……(c) を満足することが望ましい。
おいては C1′:アルバダ系反射面の曲率 とするとき、 1/3L/C1′<1/0.2L ……(c) を満足することが望ましい。
(作用) まず、対物レンズの有効径を小さくする方法について説
明する。簡単のため、ファインダー系はアフォーカル系
であるとする。第6図のように、ファインダー系がk個
の面により構成され、物体側、瞳側の屈折率が1である
とすると、松居吉哉「レンズ設計法」(共立出版)よ
り、 hi :軸上光線の第i面への近軸入射高 α1:軸上光線の物体空間での近軸傾角、物体位置が無
限遠のとき、α1=0i :i番目の面での主光線の近軸入射高1 :物体空間での主光線の近軸傾角 ei′:i番目の面から次の面までの換算面間隔、 なわち、i番目の面から次の面までの面間隔をti′、屈
折率をNi′とすると、 ei′=ti′/Ni′ γ:ファインダー倍率 としたとき、1 =γk+1δ が成立する。
明する。簡単のため、ファインダー系はアフォーカル系
であるとする。第6図のように、ファインダー系がk個
の面により構成され、物体側、瞳側の屈折率が1である
とすると、松居吉哉「レンズ設計法」(共立出版)よ
り、 hi :軸上光線の第i面への近軸入射高 α1:軸上光線の物体空間での近軸傾角、物体位置が無
限遠のとき、α1=0i :i番目の面での主光線の近軸入射高1 :物体空間での主光線の近軸傾角 ei′:i番目の面から次の面までの換算面間隔、 なわち、i番目の面から次の面までの面間隔をti′、屈
折率をNi′とすると、 ei′=ti′/Ni′ γ:ファインダー倍率 としたとき、1 =γk+1δ が成立する。
対物レンズの有効径は1によって決まるが、(1)式
において、1,kは撮影レンズ画角、ファインダー
倍率、アイポイントの位置により決まる量であり、これ
らが一定のとき、1はδと共に増加する。(1)式か
ら、ファインダー全長を一定に保ったまま、1を小さ
くするには、hiの大きい接眼レンズ群のレンズの肉厚を
大きくし、空間部分を短くしてδを小さくするのが有効
であることがわかる。
において、1,kは撮影レンズ画角、ファインダー
倍率、アイポイントの位置により決まる量であり、これ
らが一定のとき、1はδと共に増加する。(1)式か
ら、ファインダー全長を一定に保ったまま、1を小さ
くするには、hiの大きい接眼レンズ群のレンズの肉厚を
大きくし、空間部分を短くしてδを小さくするのが有効
であることがわかる。
条件(a)は接眼レンズ群の個々のレンズの軸上厚に関
するもので、上限を超えると成形が困難になり、精度が
保てなくなる。
するもので、上限を超えると成形が困難になり、精度が
保てなくなる。
条件(b)は対物レンズの有効径を小さくするためのも
ので、上限を超えると対物レンズ群の肉厚が小さくな
り、逆ガリレオファインダーが構成できなくなる。下限
を超えて小さくなると、対物レンズの有効径が大きくな
り、コンパクト性が失われる。
ので、上限を超えると対物レンズ群の肉厚が小さくな
り、逆ガリレオファインダーが構成できなくなる。下限
を超えて小さくなると、対物レンズの有効径が大きくな
り、コンパクト性が失われる。
次に、アルバダ系反射面を凸レンズの物体側の面にする
ことにより、アルバダ系の像面湾曲を小さくできること
を説明する。
ことにより、アルバダ系の像面湾曲を小さくできること
を説明する。
一般的なアルバダ式逆ガリレオファインダーとして、第
7図に示すように、物体側から順に凹レンズ、瞳側が反
射面の第2レンズおよび凸レンズからなる系を考える。
3枚のレンズは、いずれも十分薄いとする。このとき、 φO :第2レンズの屈折力 φA :アルバダ系としての第2レンズの屈折力 C1 :第2レンズの物体側の面の曲率 C2 :第2レンズの瞳側の面の曲率 n :第2レンズの屈折率 とすると、 φO=(n−1)(C1−C2) (2) φA=2C2 これに対して、第8図のように、第2レンズの物体側の
面を反射面とし、記号を(′)で表わすと、 φO′=(n−1)(C1′−C2′) φA′=2nC1′+2(1−n)C2′ (3) ここで、φO=φO′、φA=φA′として、ファイン
ダー系・アルバダ系ともパワー配置は不変としてペッツ
バール値の変化をみる。
7図に示すように、物体側から順に凹レンズ、瞳側が反
射面の第2レンズおよび凸レンズからなる系を考える。
3枚のレンズは、いずれも十分薄いとする。このとき、 φO :第2レンズの屈折力 φA :アルバダ系としての第2レンズの屈折力 C1 :第2レンズの物体側の面の曲率 C2 :第2レンズの瞳側の面の曲率 n :第2レンズの屈折率 とすると、 φO=(n−1)(C1−C2) (2) φA=2C2 これに対して、第8図のように、第2レンズの物体側の
面を反射面とし、記号を(′)で表わすと、 φO′=(n−1)(C1′−C2′) φA′=2nC1′+2(1−n)C2′ (3) ここで、φO=φO′、φA=φA′として、ファイン
ダー系・アルバダ系ともパワー配置は不変としてペッツ
バール値の変化をみる。
(2)、(3)より C1′=(1−n)C1−nC2 C2′=−nC1+(n+1)C2 (4) 光学系の非点収差を小さくし、像面を平坦にするには、
ペッツバール和を小さくする必要がある。ゴースト像を
考慮して反射面の曲率を大きくすると、アルバダ系のペ
ッツバール和は反射面による寄与が大きく、負の大きな
値をとるため、像面は負ディオプター方向に傾く。
ペッツバール和を小さくする必要がある。ゴースト像を
考慮して反射面の曲率を大きくすると、アルバダ系のペ
ッツバール和は反射面による寄与が大きく、負の大きな
値をとるため、像面は負ディオプター方向に傾く。
反射面を瞳側にしたときの第2レンズのみのアルバダ系
としてのペッツバール値は PA=−2c2 (5) 反射面を物体側とすると (4)、(5)、(6)式より (7)式より、(PA′/PA)は(C1/C2)が増加すると
直線的に減少し、(C1/C2)>1ではPA′/PA<1とな
り、反射面を物体側にしたほうが、ペッツバール値が小
さくなる。通常のアルバダ系では、C2>0であるから、
PA′/PA<1のとき、C1>C2>0、すなわち、反射面を
含むレンズが正の屈折力を持つ構成では、アルバダ系反
射面を物体側の面にすることにより、ペッツバール和を
小さくし、像面湾曲を小さくすることができる。
としてのペッツバール値は PA=−2c2 (5) 反射面を物体側とすると (4)、(5)、(6)式より (7)式より、(PA′/PA)は(C1/C2)が増加すると
直線的に減少し、(C1/C2)>1ではPA′/PA<1とな
り、反射面を物体側にしたほうが、ペッツバール値が小
さくなる。通常のアルバダ系では、C2>0であるから、
PA′/PA<1のとき、C1>C2>0、すなわち、反射面を
含むレンズが正の屈折力を持つ構成では、アルバダ系反
射面を物体側の面にすることにより、ペッツバール和を
小さくし、像面湾曲を小さくすることができる。
条件(c)は反射面の曲率に関するもので、上限をこえ
て大きくなると、アルバダ系の像面が大きく負ディオプ
ターの方向に傾く。下限をこえて小さくなると、ゴース
ト像が発生する。
て大きくなると、アルバダ系の像面が大きく負ディオプ
ターの方向に傾く。下限をこえて小さくなると、ゴース
ト像が発生する。
さらに、光学系は1個の非球面を持つとしたとき、 −2.0mm<ΔX1(0.3L)<−0.005mm (d) の条件を満たすことが望ましい。
ただし、ΔX1(0.3L)は、物体側からi番目の非球面の
程度を示したもので、光軸からの高さが0.3L(Lはファ
インダー全長)における基準球面からのずれを表わした
ものである。各非球面は、光軸からの高さをyとして、 で表わされるものとしたとき、 C=C*+2A2:近軸曲率 で表わされる球面との差ΔXの光軸からの高さy=0.3L
における値は、 K :2次曲面係数 AJ :非球面係数 により表わされる。
程度を示したもので、光軸からの高さが0.3L(Lはファ
インダー全長)における基準球面からのずれを表わした
ものである。各非球面は、光軸からの高さをyとして、 で表わされるものとしたとき、 C=C*+2A2:近軸曲率 で表わされる球面との差ΔXの光軸からの高さy=0.3L
における値は、 K :2次曲面係数 AJ :非球面係数 により表わされる。
条件(d)は第1レンズの瞳側の面に関するもので、上
限を超えて大きくなると、ファインダー系の負の歪曲が
大きくなり、下限を超えて小さくなると、ファインダー
系のコマ収差が著しくなる。
限を超えて大きくなると、ファインダー系の負の歪曲が
大きくなり、下限を超えて小さくなると、ファインダー
系のコマ収差が著しくなる。
条件(e)は接眼レンズ群の非球面に関するもので、上
限を超えて大きくなると、ファインダー系とアルバダ系
のコマ収差の発生が著しくなり、下限を超えて小さくな
ると、アルバダ系の像面が大きく負ディオプター方向に
傾く。
限を超えて大きくなると、ファインダー系とアルバダ系
のコマ収差の発生が著しくなり、下限を超えて小さくな
ると、アルバダ系の像面が大きく負ディオプター方向に
傾く。
(実施例) 以下、この発明の実施例を示す。
表中、Rは各屈折面の曲率半径、dは屈折面間隔、Nは
屈折率、※は非球面をあらわす。
屈折率、※は非球面をあらわす。
(実施例1) 倍率 0.65 W=28° 面番号 R d N 1 0.1×1020 1.5 1.492 ※2 17.7 3.5 1 3 −80 6 1.492 4 0.1×1020 2.3 1 ※5 38.7 6 1.492 6 600 2 1 7 0.1×1020 6 1.492 ※8 −42.745 1 1 9 0.1×1020 1 1.51633 10 0.1×1020 1 ※2面 K=−0.4 ※5面 A4=−1.5×10-6 ※8面 A4=9.0×10-6 但し、5面はアルバダ系反射面、9面は視野枠蒸着面で
ある。
ある。
L=29.3 ΔX1(0.3L)=−0.067 (実施例2) 倍率 0.55 W=28° 面番号 R d N 1 −80 2 1.492 ※2 11 6 1 3 36.6 8 1.492 4 200 4 1 5 0.1×1020 6 1.492 ※6 −24.65 1 ※2面 K=−0.9 6面 K=−5.0 但し、3面は反射面、9面は視野枠蒸着面である。
L=26 ΔX1(0.3L)=−0.443 (発明の効果) この発明は、各実施例及び図面に見るように、小型でフ
ァインダー系、アルバダ系とも収差がよく補正されてお
り、ゴースト像の発生も抑えられている。しかも、各レ
ンズの厚さも、成型が難しい程のものではなく、低コス
トのファインダーを得ることが出来た。
ァインダー系、アルバダ系とも収差がよく補正されてお
り、ゴースト像の発生も抑えられている。しかも、各レ
ンズの厚さも、成型が難しい程のものではなく、低コス
トのファインダーを得ることが出来た。
第1図はこの発明のアルバダ式逆ガリレオファインダー
の実施例1の断面図、第2図はその収差曲線図、第3図
は実施例2の断面図、第4図はその収差曲線図、第5図
は従来のアルバダ式逆ガリレオファインダーの断面図、
第6図は逆ガリレオファインダーの光路図、第7図、第
8図は3枚構成のアルバダ式逆ガリレオファインダーの
断面図である。
の実施例1の断面図、第2図はその収差曲線図、第3図
は実施例2の断面図、第4図はその収差曲線図、第5図
は従来のアルバダ式逆ガリレオファインダーの断面図、
第6図は逆ガリレオファインダーの光路図、第7図、第
8図は3枚構成のアルバダ式逆ガリレオファインダーの
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】m個のレンズよりなるアルバダ式逆ガリレ
オファインダーにおいて、正の屈折力を持つ1つのレン
ズの物体側の面がアルバダ系の反射面であり、 L :ファインダー全長、すなわちファインダー系の最も
物体側の面から、最も瞳側の面までの軸上の長さ di:物体側からi番目のレンズの軸上の厚さとしたと
き、 di<0.45L の各条件を満足することを特徴とするアルバダ式逆ガリ
レオファインダー - 【請求項2】C1′をアルバダ系反射面の曲率としたとき 1/3L<C1′<1/0.2L を満足することを特徴とする特許請求の範囲第1項のア
ルバダ式逆ガリレオファインダー
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62052111A JPH0782185B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | アルバダ式逆ガリレオフアインダ− |
US07/156,887 US4828374A (en) | 1987-03-09 | 1988-02-18 | Albada type inverted Galileo finder |
DE3806942A DE3806942A1 (de) | 1987-03-09 | 1988-03-03 | Albada-sucher des umgekehrten galileischen typs |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62052111A JPH0782185B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | アルバダ式逆ガリレオフアインダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63218912A JPS63218912A (ja) | 1988-09-12 |
JPH0782185B2 true JPH0782185B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=12905752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62052111A Expired - Lifetime JPH0782185B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | アルバダ式逆ガリレオフアインダ− |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4828374A (ja) |
JP (1) | JPH0782185B2 (ja) |
DE (1) | DE3806942A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2859275B2 (ja) * | 1988-10-26 | 1999-02-17 | 旭光学工業株式会社 | ズームファインダー |
GB9003097D0 (en) * | 1990-02-12 | 1990-04-11 | Scient Generics Ltd | Solid state laser diode light source |
JPH04264411A (ja) * | 1991-02-19 | 1992-09-21 | Asahi Optical Co Ltd | アルバダ式ズームファインダ |
US5241337A (en) * | 1991-05-13 | 1993-08-31 | Eastman Kodak Company | Real image viewfinder requiring no field lens |
US5317451A (en) * | 1991-09-19 | 1994-05-31 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Albada finder |
JPH0792387A (ja) * | 1993-09-21 | 1995-04-07 | Fuji Photo Optical Co Ltd | アルバダ式逆ガリレオファインダ |
JP3599768B2 (ja) * | 1994-02-10 | 2004-12-08 | 株式会社リコー | 採光式ブライトフレームファインダ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57623A (en) * | 1980-06-03 | 1982-01-05 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Albada type finder |
JPS608935A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-17 | Hitachi Ltd | 対話形プログラム処理方式 |
JPH0668572B2 (ja) * | 1985-03-14 | 1994-08-31 | 株式会社ニコン | アルバダ式フアインダ−光学系 |
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