JPH0782178A - モノアルケニルベンゼンの製造方法 - Google Patents

モノアルケニルベンゼンの製造方法

Info

Publication number
JPH0782178A
JPH0782178A JP5227366A JP22736693A JPH0782178A JP H0782178 A JPH0782178 A JP H0782178A JP 5227366 A JP5227366 A JP 5227366A JP 22736693 A JP22736693 A JP 22736693A JP H0782178 A JPH0782178 A JP H0782178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
reaction
sodium
carrier
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5227366A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Matsuno
光雄 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Oil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil Corp filed Critical Nippon Oil Corp
Priority to JP5227366A priority Critical patent/JPH0782178A/ja
Priority to EP94306660A priority patent/EP0644168B1/en
Priority to DE69411648T priority patent/DE69411648T2/de
Publication of JPH0782178A publication Critical patent/JPH0782178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/02Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the alkali- or alkaline earth metals or beryllium
    • B01J23/04Alkali metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms
    • C07C2/54Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by addition of unsaturated hydrocarbons to saturated hydrocarbons or to hydrocarbons containing a six-membered aromatic ring with no unsaturation outside the aromatic ring
    • C07C2/72Addition to a non-aromatic carbon atom of hydrocarbons containing a six-membered aromatic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2521/00Catalysts comprising the elements, oxides or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium or hafnium
    • C07C2521/02Boron or aluminium; Oxides or hydroxides thereof
    • C07C2521/04Alumina
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2523/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group C07C2521/00
    • C07C2523/02Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group C07C2521/00 of the alkali- or alkaline earth metals or beryllium
    • C07C2523/04Alkali metals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式K2O・xAl23(式中、xは0.
5≦x≦11の範囲を示す)で表される担体に、ナトリ
ウム及び/又はナトリウムアマイドを担持して得られる
触媒を用いて、炭素数10以下のアルキルベンゼンと、
炭素数4〜6の共役ジエン化合物とを反応させてモノア
ルケニルベンゼンを製造する方法。 【効果】 本発明は、前記特定の触媒を用いることによ
り、従来の触媒と比較して、担体へのナトリウム及び/
又はナトリウムアマイドの担持量を高くすることができ
るので、活性及び選択性を向上させることができ、優れ
た反応速度及び収率で、医療、農薬、高分子材料等の前
駆体として利用可能なモノアルケニルベンゼンを製造す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモノアルケニルベンゼン
の製造方法に関し、更に詳細には、医療、農薬あるいは
高分子材料等の前駆体として用いられるモノアルケニル
ベンゼンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アルキルベンゼンと1,3−
ブタジエンのような共役ジエンとを、アルカリ金属触媒
の存在下、反応させることによりモノアルケニルベンゼ
ンを製造する方法は知られている(ドイツ特許第557
514号明細書)。しかしながら、前述の方法では、収
率が多くても30%であるため、工業的実施には不向き
である。
【0003】一方、前述の方法を改良するために、アル
カリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物、例えば酸化カ
ルシウム等を触媒として用いる方法が提案されている
(米国特許第3244758号明細書)。しかしなが
ら、該触媒は、誘導期が長く、その最高活性の出現、即
ち、反応が定常化するのに長時間を必要とするため、経
済性、安全操業性等に問題がある。
【0004】またこれらの方法では、モノアルケニルベ
ンゼンを製造するだけでなく、モノアルケニルベンゼン
に更に共役ジエンが付加した化合物や、またそれ以上の
高重合物の生成が併発して起こるため、生成した重合物
が触媒表面を覆い徐々に活性を失わしめるという欠点が
あり、特にこれらの触媒を用いると、活性の低下ととも
に選択性も低下する傾向がある。このような触媒は、反
応器内で樹脂状ポリマーにより固化するが、内部にまだ
十分に活性の高い触媒が残存しているため、触媒交換の
ために廃触媒の抜き出しを行う際に、大気中の酸素、水
分等の接触により、発火、火災等の危険が伴うので、取
り扱いが不便であるという欠点もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、触媒
の誘導期が短く、優れた選択性及び収率で目的物を得る
ことができるモノアルケニルベンゼンの製造方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、炭素数
10以下のアルキルベンゼンと、炭素数4〜6の共役ジ
エン化合物とを反応させてモノアルケニルベンゼンを製
造する方法において、一般式K2O・xAl23(式
中、xは0.5≦x≦11の範囲を示す)で表される担
体に、ナトリウム及び/又はナトリウムアマイドを担持
することにより得られる触媒を用いることを特徴とする
モノアルケニルベンゼンの製造方法が提供される。
【0007】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0008】本発明の製造方法に用いる触媒は、特定の
担体にナトリウム及び/又はナトリウムアマイドを担持
することにより得られるものであって、前記担体へのナ
トリウム及び/又はナトリウムアマイドの担持量は、ナ
トリウム原子として0.1〜20重量%が好ましく、特
に1〜15重量%が望ましい。前記担持量が、例えば2
0重量%であっても、触媒の分散性は良く、サラサラし
ており、活性が高く、担持量が少なくなった場合にも活
性が若干低下するのみで、選択率が低下することは全く
ない。またタールや樹脂状物等の副生成物もほとんど認
められず、担持量を多くすることができるため反応系に
混入してくる水分やその他の不純物に対しても強い抵抗
性を示し、且つ非常に長期間にわたって高い活性と選択
性とが維持可能な触媒である。このような触媒の構造
は、必ずしも明らかではないが、ナトリウム原子の一部
が担体表面上に物理的及び化学的に吸着しているもの、
または担体を構成する原子と置換しているものも包含す
る。
【0009】本発明において、前記触媒を構成する担体
は、一般式K2O・xAl23で表すことができ、式中
xは、0.5≦x≦11、好ましくは0.7≦x≦10
の範囲であるのが望ましい。前記担体の形状は特に限定
されるものではなく、反応器の形状、容量や反応条件等
により適宜選択することができ、通常、粉末状又は粒子
状等が好ましく、具体的には、粒径0.1mm〜10m
m程度が望ましい。尚、前記担体は、K2OとAl23
とを基本的な構成要素とすることを意味し、後述する担
体原料の仕込み組成が変化した場合に生成した担体の組
成を便宜的に表すものであって、これらの構成要素の化
合物がそのままの形で残存しているものではなく、主と
して複酸化物を包含する形として存在するものである。
従って、前記担体は、単にK2OとAl23とを混合し
て得られる単純混合物ではなく、このような単純混合物
を用いた場合には本発明の効果は達成できない。
【0010】前記担体の調製方法は特に限定されない
が、例えば、カリウム含有化合物とアルミニウム含有化
合物とを必要に応じて混合した後、高温下で反応させる
方法等を挙げることができる。
【0011】前記カリウム含有化合物は、高温下での反
応によりカリウム酸化物を形成するものであれば特に限
定されないが、例えば水酸化カリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸カリウム、水素化カリウム、酢酸カリウム等の
他、一般式KOR1又は一般式KR2(式中R1及びR
2は、炭素数1〜20、好ましくは1〜8の直鎖又は分
岐脂肪族炭化水素基、炭素数6〜30、好ましくは6〜
12のアリール基又はアラルキル基を示す。)で表され
る化合物等を挙げることができる。前記R1及びR2とし
ては、具体的には、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、se
c−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソ
ペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、
ヘキシル基、イソヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ドデシル基、ヘキサデシル基等のアルキル基;ビニ
ル基、アリル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル
基、キシリル基、クメニル基、トリフェニル基、フェニ
ルエチル基等のアリール基;ベンジル基、ジメチルベン
ジル基、フェネチル基等のアラルキル基等を挙げること
ができる。前記一般式KOR1又は一般式KR2で表され
るカリウム含有化合物としては、具体的には、メチルカ
リウム、ビニルカリウム、エチルカリウム、フェニルカ
リウム、トリルカリウム、ベンジルカリウム、ドデシル
カリウム、ヘキサデシルカリウム、トリフェニルカリウ
ム、ジメチルベンジルカリウム、フェニルエチルカリウ
ム、エトキシカリウム、ブトキシカリウム、イソプロポ
キシカリウム等を好ましく挙げることができる。これら
のカリウム含有化合物は、結晶水を含有していても良
く、使用に際しては単独若しくは混合物として用いるこ
ともできる。
【0012】また前記アルミニウム含有化合物として
は、例えばハイドロギライト、ノルストランダイト、バ
イアライト、ベーマイト、ダイアスポール等のアルミナ
水和物;α−アルミナ、θ−アルミナ、κ−アルミナ、
δ−アルミナ、η−アルミナ、γ−アルミナ、χ−アル
ミナ、ρ−アルミナ等のアルミナ;一般式Al(O
33(式中R3は、炭素数1〜20、好ましくは1〜
8の直鎖又は分岐脂肪族炭化水素基、炭素数6〜30、
好ましくは6〜12のアリール基又はアラルキル基を示
す。)で表されるアルミニウム含有化合物等を挙げるこ
とができる。前記R3としては、前記R1及びR2におい
て具体的に列挙したアルキル基、アリール基、アラルキ
ル基等を好ましく挙げることができる。前記一般式Al
(OR33で表されるアルミニウム含有化合物として
は、具体的には、例えばトリメトキシアルミニウム、ト
リエトキシアルミニウム、トリプロポキシアルミニウ
ム、トリイソプロポキシアルミニウム、トリブトキシア
ルミニウム、トリイソブトキシアルミニウム、トリ−s
ec−ブトキシアルミニウム、トリ−tert−ブトキ
シアルミニウム、トリペンチルオキシアルミニウム、ト
リイソペンチルオキシアルミニウム、トリネオペンチル
オキシアルミニウム、トリ−tert−ペンチルオキシ
アルミニウム、トリヘキシルオキシアルミニウム、トリ
イソヘキシルオキシアルミニウム、トリヘプチルオキシ
アルミニウム、トリオクチルオキシアルミニウム、トリ
フェノキシアルミニウム、トリベンジルオキシアルミニ
ウム等を挙げることができる。
【0013】前記カリウム含有化合物とアルミニウム含
有化合物との反応は、例えば両者をK/Al比が前記K
2O・xAl23中の所定のxとなるように混合し、空
気、窒素等の存在下又は不存在下に、好ましくは反応温
度400〜2000℃、特に500〜1500℃で1〜
20時間、特に2〜10時間の条件で行うのが望まし
い。また得られた担体は、例えば破砕、分級等の方法;
造粒、焼成等の方法等により所望のサイズにすることが
できる。
【0014】前記担体に、ナトリウム及び/又はナトリ
ウムアマイドを担持させて触媒を調製するには、例えば
ナトリウムを担持させる場合、無溶媒下でナトリウムの
融点以上の温度、好ましくは120〜400℃の範囲で
前記担体とナトリウムとを30分〜10時間撹拌混合さ
せる方法;前記担体に公知の方法によりナトリウム蒸気
を沈積させる方法;ホワイトオイル等の高沸点溶媒中で
ナトリウムと前記担体とを、ナトリウムの融点以上の温
度、好ましくは120〜400℃で高速撹拌混合させる
方法等を挙げることができる。一方、ナトリウムアマイ
ドを担持させる場合は、例えばナトリウムを液体アンモ
ニアに溶解してナトリウムアマイドのアンモニア溶液と
し、好ましくは0〜200℃で前記担体を浸漬し、十分
に浸漬させた後(通常30分〜10時間程度)、アンモ
ニアを蒸発させる方法等を挙げることができる。更にナ
トリウム及びナトリウムアマイドを担持させる場合は、
これらの方法を適宜選択して組合せることにより容易に
行うことができる。
【0015】本発明の製造方法に用いる触媒は、そのま
ま使用に供することができる他、あらかじめ水素処理し
て用いることもできる。前記水素処理は、例えば0〜4
00℃、常圧〜100kg/cm2の圧力下、30分〜
10時間水素と前記触媒とを接触させることにより行う
ことができる。このような水素処理を行うことにより、
例えば誘導期を更に短くすることできる等の効果を高め
ることができる。
【0016】前記触媒は、触媒の分散性が良いために凝
集せず、活性及び選択性がともに高く、また反応開始時
における誘導期がほとんど認められない等の特徴を併せ
もっているので、固定床を用いた流通式反応様式のみな
らず、触媒を原料とともに連続的に槽型反応器に導入す
る完全混合様式の反応にも使用することができる。
【0017】本発明の製造方法では、前記触媒を用いて
炭素数10以下のアルキルベンゼンと、炭素数4〜6の
共役ジエン化合物とを反応させてモノアルケニルベンゼ
ンを製造する。
【0018】前記アルキルベンゼンは、ベンゼン核に少
なくとも1個、好ましくは1〜4個のアルキル基を置換
した化合物で、前記アルキル基としては、例えば、メチ
ル基又はエチル基等を好ましく挙げることができる。
【0019】前記アルキルベンゼンとしては、オルト
位、メタ位及びパラ位の置換体が存在する場合には、い
ずれの置換体も包含することができ、具体的には、例え
ばトルエン、エチルベンゼン、キシレン、ジエチルベン
ゼン、トリメチルベンゼン、エチルジメチルベンゼン、
テトラメチルベンゼン等を好ましく挙げることができ
る。特にo−キシレン、m−キシレン、p−キシレン等
を好ましく挙げることができ、使用に際しては2種以上
混合して用いても良い。
【0020】また前記共役ジエン化合物としては、例え
ば1,3−ブタジエン、イソブレン、1,3−ペンタジ
エン、2,3−ジメチルブタジエン、1,3−ヘキサジ
エン、2,4−ヘキサジエン等を挙げることができる。
【0021】前記アルキルベンゼン及び前記共役ジエン
化合物は、必ずしも高純度である必要はなく、例えば目
的とする化合物以外のオレフィン、ジオレフィン、アル
キルベンゼン類、水又は炭酸ガス等を、通常工業的に可
能な範囲で除去したものを用いることができる。
【0022】前記触媒存在下における前記アルキルベン
ゼンと前記共役ジエン化合物との反応は、アルケニル化
反応であって、種々の接触反応様式により行うことがで
きる。例えば、オートクレーブを用いたバッチ式、セミ
バッチ式、オートクレーブに前記触媒と原料である前記
アルキルベンゼンおよび共役ジエンとを連続的に供給す
る完全混合槽型連続反応法、前記触媒を反応器に充填
し、原料であるアルキルベンゼンおよび共役ジエンを流
通させる固定床連続反応法等を挙げることができる。
【0023】前記アルケニル化反応の条件は、用いる触
媒使用量、仕込み量等の条件により適宜選択されるが、
反応温度は80〜200℃が好ましく、特に100〜1
80℃が望ましい。反応時間(バッチ式あるいはセミバ
ッチ式の場合)又は滞留時間(連続反応法の場合)は、
5分〜10時間が好ましく、特に10分〜5時間が望ま
しい。また固定床連続反応法の場合は、液体空間速度
(LHSV)は、0.1〜10(V/V・hr)の範囲
が望ましい。更に反応時の圧力は、5〜200kgf/
cm2が好ましく、特に10〜100kgf/cm2が望
ましい。
【0024】前記アルケニル化反応における前記アルキ
ルベンゼンと前記共役ジエンとの仕込み割合は、モル比
で1:0.001〜0.5が好ましく、特に0.01〜
0.4モルが望ましい。また前記触媒の使用量は特に限
定されるものではないが、例えばオートクレーブを用い
る場合、前記アルキルベンゼンに対し0.5〜20重量
%が好ましく、特に1〜15重量%の範囲が望ましい。
なお、ここでいう使用量とは、担体と、ナトリウム及び
/又はナトリウムアマイドとの合計をいう。
【0025】前記アルケニル化反応においては、反応を
阻害しないかぎり溶媒を使用することもでき、該溶媒と
しては、例えばヘキサン、ヘプタン、ベンゼン等の不活
性な炭化水素化合物を挙げることができる。
【0026】本発明の製造方法では、前記アルケニル化
反応終了後、蒸留、トラップ捕集等の方法により、未反
応物を除去することによって目的のモノアルケニルベン
ゼンを容易に高収率で得ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、特定の触媒を用いることによ
り、従来の触媒と比較して、担体へのナトリウム及び/
又はナトリウムアマイドの担持量を高くすることができ
るので、活性及び選択性を向上させることができ、優れ
た反応速度及び収率で、医療、農薬、高分子材料等の前
駆体として利用可能なモノアルケニルベンゼンを製造す
ることができる。
【0028】
【実施例】以下本発明を実施例及び比較例に基づいて更
に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0029】
【実施例1】水酸化カリウムペレット66g(水分を1
5重量%含む)を粉砕した微粉末と、ベーマイト60g
とを十分混合し、アルミナ製坩堝に入れ、空気雰囲気下
で1200℃、5時間焼成を行った。放冷後、得られた
焼成物を取り出し、遠心ボールミルで2時間粉砕して、
得られた60メッシュ未満の焼成物を担体(K2O・0.98Al2
O3)として用いた。次いで、該担体60gを300ml
容量の三つ口フラスコに入れ、窒素ガス雰囲気下、15
0℃に加熱し、撹拌しながらナトリウム6gを添加し
た。添加終了後、温度を200℃に昇温、保持し、1時
間撹拌を続けて均一に担持させることにより触媒を調製
した。
【0030】次に1000ml容量のステンレス製磁気
回転撹拌式オートクレーブを十分に窒素置換した後、前
記触媒16g、o−キシレン425g及び1,3−ブタ
ジエン54gを添加し、150℃、2時間反応させた。
反応終了後、100℃まで冷却し、未反応のまま残って
いるブタジエンを、ドライアイス−メタノール浴中のト
ラップで捕集した。さらに反応器内に残っている未反応
o−キシレン、反応生成物等を減圧蒸留によって回収し
た。得られた回収ブタジエンは5gであり、減圧蒸留で
回収された液状物は470gであった。ガスクロマトグ
ラフィーで測定を行ったところ、5−(o−トリル)ペ
ンテン−2が131g生成していることが判った。収率
は82%であった。
【0031】
【実施例2】実施例1で使用した減圧された状態のオー
トクレーブ中に、新たに1,3−ブタジエン54g及び
o−キシレン425gを入れ、150℃、1時間反応さ
せたところ、オートクレーブの圧力計が0気圧を示し、
ブタジエンがほとんど残っていないと判断されるので反
応を停止した。次いで実施例1と同様に後処理を行った
ところ、回収ブタジエンは0.6g、液状物は475g
回収され、5−(o−トリル)ペンテン−2が142g
得られた。収率は88.6%であった。
【0032】
【実施例3】o−キシレンの代わりにp−キシレンを用
いた以外は、実施例1と同様に反応を行った。その結果
5−(p−トリル)ペンテン−2が、収率78.3%で
得られた。
【0033】
【実施例4】o−キシレンの代わりにm−ジエチルベン
ゼンを用い、触媒及び試薬のスケールを1/10にした
以外は、実施例1と同様に反応を行った。その結果5−
(3−エチルフェニル)ヘキセン−2が、収率64.1
%で得られた。
【0034】
【実施例5】1,3−ブタジエン54gの代わりに1,
3−ペンタジエン(純度90%、シス/トランス=2
3.4/76.6)を75g用いた以外は、実施例1と
同様に反応を行った。その結果1−(o−トリル)ヘキ
セン−3と4−メチル−5−(o−トリル)ペンテン−
2との混合物が、収率67.7%で得られた。
【0035】
【実施例6】実施例1と同様の担体に、ナトリウム2重
量%担持させた触媒15gを用いた以外は実施例1と同
様にして反応を行った。その結果5−o−(トリル)ペ
ンテン−2が収率49%で得られた。
【0036】
【実施例7】実施例1と同様の担体に、ナトリウム20
重量%担持させた触媒15gを用いた以外は実施例1と
同様にして反応を行った。その結果5−o−(トリル)
ペンテン−2が収率93%で得られた。
【0037】
【実施例8】原料として水酸化アルミニウム(和光純薬
工業社製)234g及び水酸化カリウム180gを用い
た以外は、実施例1と同様にして担体(K2O・1.1Al2O3)を
調製した。次いで、得られた担体60gに、実施例1と
同様の装置で200〜220℃に加熱しながらナトリウ
ム6gを添加した。添加終了後、3時間撹拌することに
よりナトリウムを担持させて触媒を調製した。得られた
触媒は、紺色をした非常に分散性の良い粉末であった。
【0038】前述の触媒を用い、反応温度を140℃と
した以外は、実施例1と同様に反応を行った。その結果
5−(o−トリル)ペンテン−2が、収率は71%で得
られた。
【0039】
【実施例9】無水炭酸カリウム138gと水酸化アルミ
ニウム78gとを各々16メッシュよりも小さい粒度に
揃え、十分に均一になるよう混合した後、1200℃、
5時間焼成して担体(K2O・0.5Al2O3)を調製した。次いで
得られた担体15g及びナトリウム1.5gを、ステン
レス製オートクレーブに入れ、これに液化アンモニア3
0gを圧入し、室温で2時間撹拌して反応させた。反応
終了後、アンモニア及びナトリウムとアンモニアとの反
応で生じた水素を放出した。触媒としてこのように調製
した触媒を用いた以外は、実施例1と同様に反応を行っ
た。その結果5−(o−トリル)ペンテン−2が、収率
78%で得られた。
【0040】
【実施例10】炭酸カリウム70gとベーマイト660
gとを、1800℃、7時間焼成し、K2O・10.7Al2O3
表わされる担体を得た。該担体は、X線回折よりα−ア
ルミナが存在していなかった。得られた担体に、実施例
1と同様にしてナトリウムを2重量%担持させて触媒を
調製した。
【0041】前記触媒17gをオートクレーブに入れ、
o−キシレン212g、ブタジエン54gを添加して、
160℃、2時間反応を行った。その結果5−(o−ト
リル)ペンテン−2が、収率45%で得られた。
【0042】
【実施例11】実施例8と同様の割合で水酸化アルミニ
ウムと水酸化カリウムとを採取して、少量の水を添加、
混練し、成形機で1.6mmφの押し出し物を作製し
た。前記押し出し物を、150℃、1時間乾燥させた
後、900℃、8時間焼成した。得られた焼成物を約3
〜5mmの長さに折り、担体として使用した。得られた
担体に、窒素雰囲気下、200℃で、ナトリウムが10
重量%になるように添加し、2時間程穏やかに撹拌して
触媒を調製した。
【0043】次いで、固定床連続流通式反応装置の内径
30mmφ、長さ500mmLのステンレス製反応管中
央部に、窒素雰囲気下で前記触媒30gを充填した。原
料タンクには、o−キシレンとブタジエンとがモル比で
10:1となるようにそれぞれを仕込んだ。次にポンプ
により原料混合物を液空間速度(LHSV)1.0hr
~1で導入し、140℃、20kgf/cm2で反応させ
た。反応開始後、3時間でブタジエンの反応率は68%
に達した。その後の触媒活性の半減期、すなわちブタジ
エンの反応率が最高値から半減するまでの時間は150
0時間以上であった。回収された反応液は未反応のブタ
ジエンを除去したのち、蒸留塔でo−キシレンを回収
し、再使用した。また5−(o−トリル)ペンテン−2
を減圧蒸留で回収したが、蒸留塔の缶残はほとんど無
く、高沸点物はほとんどできていないことが分かった。
【0044】
【実施例12】炭酸水素カリウム200gとγ−アルミ
ナ202gとを十分に混合し、1000℃で7時間焼成
して担体(K2O・Al2O3)を調製した。得られた担体15g
にナトリウム1.5gを添加し、200℃、1時間撹拌
してナトリウムを担持させた。
【0045】次いで得られた触媒全量を内容量1リット
ルのステンレス製オートクレーブに入れ、溶媒としてn
−ヘプタン100mlを添加し、160℃までに昇温し
た後、水素で70kgf/cm2に加圧し、3時間撹拌
を行った。この間の圧力降下は2.3kgf/cm2
あった。放冷後残存水素を放出し、o−キシレン212
g及びブタジエン27gをオートクレーブに圧入し、1
50℃、3時間反応を行った。その結果5−(o−トリ
ル)ペンテン−2が、収率62%で得られた。
【0046】
【実施例13】t−ブトキシカリウム112gとアルミ
ニウム−sec−ブトキシド246gとを、t−ブタノ
ール200ml中に添加し、窒素雰囲気下、70℃で混
合したところ、アート・コンプレックスであるK[Al(OC
(CH3)3)(OCH(CH3)CH2CH3)3]が白い沈殿として析出し
た。溶媒のt−ブタノールを減圧で留去した後、得られ
た析出物を窒素気流中、500℃、4時間予備焼成し、
有機残期を総て分解させた。次いで、温度を1200℃
まで昇温し、更に3時間焼成を行い、担体(K2O・Al2O3)
を得た。得られた担体15gに、窒素気流下、ナトリウ
ム1.5gを添加し、200℃、2時間撹拌してナトリ
ウムを担持させ、触媒を得た。
【0047】触媒として前記触媒全量を用いた以外は、
実施例1と同様にして反応を行った。その結果5−(o
−トリル)ペンテン−2が、収率86%で得られた。
【0048】
【比較例1】500℃、5時間乾燥させた炭酸カリウム
15gに、窒素雰囲気下でナトリウム3gを添加して、
200℃で激しく撹拌し、ナトリウムの担持(ナトリウ
ム20重量%担持)を行い、触媒を調製した。得られた
触媒は、200℃の状態では全体が糊状であったが、室
温まで冷却するとワックス状に全体が固まってしまっ
た。
【0049】触媒として前記触媒16gを用いた以外
は、実施例1と同様にして反応を行った。その結果5−
(o−トリル)ペンテン−2が、収率8%で得られた。
【0050】
【比較例2】比較例1と同様にしてナトリウム2重量%
を担持させて、触媒を調製した。触媒は比較例1とは異
なって紺色の分散性のよいものであった。
【0051】触媒として前記触媒15gを用いた以外
は、実施例1と同様にして反応を行った。その結果5−
(o−トリル)ペンテン−2が、収率27%で得られ
た。
【0052】比較例1と比べると収率は3倍以上に向上
しているが実施例6と比較すると収率は約半分であり、
本発明の方法が優れていることが明らかである。
【0053】
【比較例3】結合剤としてグラファイト1重量%添加し
た炭酸カリウムを、約3mm大のペレットに成形し、2
00℃、15時間乾燥させ、担体を調製した。得られた
担体に窒素雰囲気下、ナトリウムを5重量%担持させて
触媒を調製した。
【0054】前記触媒を用いた以外は、実施例11と同
様の方法で連続反応を行った。その結果活性が最高値を
示すまでに95時間を要し、5−(o−トリル)ペンテ
ン−2が、収率29%で得られた。また触媒活性の半減
期は400時間であった。
【0055】実施例11と比較すると触媒の形状が異な
ること、ナトリウムの担持量が半分であることなどの相
違点があるが、本比較例においては誘導期が長く掛かる
こと、また活性低下の速度が早いこと、さらには5−
(o−トリル)ペンテン−2の収率が相対的に低いこと
等の欠点が認められ、本発明の触媒がこのような連続反
応においても従来のものよりも優れた性能を有している
ことは明らかである。
【0056】
【比較例4】活性炭100gと水酸化カリウム100g
(水分15重量%含有)とをボールミルで十分に混合
し、150℃、5時間乾燥させて担体を調製した。得ら
れた担体15gに、窒素雰囲気下、150℃でナトリウ
ム3gを担持させたところ、非常に分散性のよい触媒が
得られた。
【0057】触媒として前記触媒15gを用いた以外
は、実施例1と同様に反応を行った。その結果5−(o
−トリル)ペンテン−2が、収率2%で得られた。回収
物の大部分は原料のo−キシレンであった。反応器にメ
タノールを注入して触媒を失活させたのち反応器を解放
して調べたところ、粘稠な物質が残存していた。これは
分析の結果ブタジエンの低重合体であることが判った。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数10以下のアルキルベンゼンと、
    炭素数4〜6の共役ジエン化合物とを反応させてモノア
    ルケニルベンゼンを製造する方法において、一般式K2
    O・xAl23(式中、xは0.5≦x≦11の範囲を
    示す)で表される担体に、ナトリウム及び/又はナトリ
    ウムアマイドを担持して得られる触媒を用いることを特
    徴とするモノアルケニルベンゼンの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記触媒をあらかじめ水素処理して用い
    ることを特徴とする請求項1記載のモノアルケニルベン
    ゼンの製造方法。
JP5227366A 1993-09-13 1993-09-13 モノアルケニルベンゼンの製造方法 Pending JPH0782178A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5227366A JPH0782178A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 モノアルケニルベンゼンの製造方法
EP94306660A EP0644168B1 (en) 1993-09-13 1994-09-12 Method for producing monoalkenyl benzenes
DE69411648T DE69411648T2 (de) 1993-09-13 1994-09-12 Verfahren zur Herstellung von Monoalkenylbenzolen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5227366A JPH0782178A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 モノアルケニルベンゼンの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0782178A true JPH0782178A (ja) 1995-03-28

Family

ID=16859681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5227366A Pending JPH0782178A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 モノアルケニルベンゼンの製造方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0644168B1 (ja)
JP (1) JPH0782178A (ja)
DE (1) DE69411648T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0967277A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Nippon Oil Co Ltd モノアルケニルベンゼンの製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3548599B2 (ja) * 1994-04-14 2004-07-28 新日本石油株式会社 アルキル置換芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法
CN115109246B (zh) * 2022-07-01 2023-07-14 佳化化学科技发展(上海)有限公司 一种炔基醇醚及其制备方法与应用

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59222427A (ja) * 1983-05-31 1984-12-14 Nippon Oil Co Ltd 芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法
JPH06298677A (ja) * 1993-02-22 1994-10-25 Mitsubishi Gas Chem Co Inc モノアルケニルベンゼン類の製造法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0967277A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Nippon Oil Co Ltd モノアルケニルベンゼンの製造方法
EP0789010A1 (en) * 1995-08-30 1997-08-13 Nippon Oil Co. Ltd. Method for producing monoalkenyl benzene

Also Published As

Publication number Publication date
EP0644168A1 (en) 1995-03-22
DE69411648T2 (de) 1998-11-05
EP0644168B1 (en) 1998-07-15
DE69411648D1 (de) 1998-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0057971B1 (en) Process for preparing 4-methyl-1-pentene
US4511748A (en) Process for producing alkylbenzenes
JPH0782178A (ja) モノアルケニルベンゼンの製造方法
EP0143334A1 (en) Process for preparing 4-methyl-1-pentene
JPH06298677A (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造法
US5030784A (en) Process for converting lower-alkyl substituted aromatic compounds and butadiene to 4-aryl-1-butene or 4-aryl-1-pentene and propylene
JPH069443A (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造方法
JP3317614B2 (ja) モノアルケニルベンゼンの製造方法
JPH05310613A (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造方法
JP6968336B2 (ja) アルキル置換芳香族炭化水素の製造方法
US5264407A (en) Crystalline metalloaluminum borates
JPH10259147A (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造方法
JPH06234669A (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造方法
JPH05112476A (ja) アルケニルベンゼン及びその誘導体の製造方法
JP3548599B2 (ja) アルキル置換芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法
JPH06293673A (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造方法
JP3028020B2 (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造方法
JPH0822825B2 (ja) エチルベンゼンとスチレンの製造方法
JPS5849328A (ja) エテニルフエノ−ル類の製造法
US20040059168A1 (en) Method for producing alkali metal catalyst and use thereof for the side-chain alklation of alkyl aromatics
JP3019708B2 (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造方法
JPH0254805B2 (ja)
JPS61291549A (ja) 芳香族第二級アミノ化合物の製造方法
JP2982846B2 (ja) モノアルケニルベンゼン類の製造方法
JPH05170674A (ja) アルケニルベンゼン及びその誘導体の製造方法