JPH078201B2 - 湯葉粉末を用いたせんべい - Google Patents

湯葉粉末を用いたせんべい

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JPH078201B2
JPH078201B2 JP2216557A JP21655790A JPH078201B2 JP H078201 B2 JPH078201 B2 JP H078201B2 JP 2216557 A JP2216557 A JP 2216557A JP 21655790 A JP21655790 A JP 21655790A JP H078201 B2 JPH078201 B2 JP H078201B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、湯葉粉末を用いたせんべいに関する。
従来の技術 一般に、豆乳を薄い金属製の鍋に入れ、沸騰しない程度
に加熱を続けて、表面にできた膜を棒ですくい上げ、こ
れを予め定める大きさに切断して巻き、あるいは束ねる
などして、湯葉(生湯葉)が製造される。さらに変質を
防ぎ長期に保存するために自然乾燥して乾燥湯葉が製造
される。
このようにして製造された乾燥湯葉は、一度水に浸して
生湯葉の状態に戻し、吸い物に入れたり、煮付けたりし
て用いられるが、その利用範囲は極めて狭いという問題
がある。また乾燥湯葉は、極めて脆く、袋や箱に梱包す
る際には、破損して多くのかけらが生じ、このような湯
葉のかけらは利用価値が少なくほとんど廃棄されてお
り、経済性が悪いという問題がある。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、破損によって生じた湯葉のかけらであ
っても使用でき、湯葉の用途を拡大できる湯葉粉末を用
いたせんべいを提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、乾燥湯葉を粉砕した湯葉粉末を乾燥重量で50
〜66%と餅粉50〜33%とを含むことを特徴とする湯葉粉
末を用いたせんべいである。
作 用 本発明に従えば、乾燥湯葉を粉末状にして湯葉粉末を、
乾燥重量で50〜66%と餅粉50〜33%とを用いてせんべい
の原料とするので、湯葉の消費が拡大するとともに、梱
包中などに生じるかけらも用いることができ、経済性の
向上を図ることができる。
せんべいの原料として湯葉粉末の使用が50%未満では、
湯葉の風味がなくなり、66%以上では餅粉などの使用量
が少なくなり、せんべいそのものの風合いが損なわれ
る。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のせんべい1を示す斜視図
である。せんべい1は、本発明に従う湯葉粉末50〜66%
と餅粉50〜33%とを用いて製造することができる。以下
にせんべい1の製造手順を説明する。
第2図は第1図に示されるせんべい1の製造手順を説明
するための図であり、第3図はそのフローチャートであ
る。まずステップn1で作業が開始され、ステップn2で、
第2図(1)に示されるように、底の浅い鍋2に豆乳3
を入れて、たとえば90〜95℃の温度になるまで加熱す
る。このような状態で2〜3時間経過後には、ステップ
n3で、第2図(2)に示されるように、表面に膜4が形
成される。この膜4は、ステップn4で、箸などの棒状体
5によって鍋2から引上げられ、自然乾燥される。この
ような膜4は、たとえば豆乳3を90〜95℃の温度を維持
した状態で10分毎に形成される。
第2図(3)に示されるようにして乾燥された湯葉6
は、ステップn5でたとえば石臼などを用いて粉砕され、
ステップn6でこうして粉砕された湯葉粉末7を容器8に
入れて、餅粉を湯葉粉末1に対して0.5〜1.0の割合で混
合し、さらにステップn7で、第2図(5)で示されるよ
うに醤油および砂糖などの調味料を添加し、よく攪拌し
た後、ステップn8で第1図に示されるような平坦ないわ
ゆるせんべい状に成形した後、ステップn9で第2図
(6)で示されるように金網9上に乗載した状態で直火
で焼くことによって、第1図に示されるせんべい1を製
造することができる。
このようにして製造されたせんべい1は、湯葉粉末を50
〜66%含むので、たとえば蛋白質50%および脂肪30%以
上の栄養分を有し、消化吸収が良い健康食品である。し
かも乾燥湯葉を粉末に粉砕して用いるので木目が細か
く、口あたりがよく、食した際に口中に残着しない。ま
た餅粉も50〜33%含むので、せんべいとしての風合いも
ある。
本発明の他の実施例として、ステップn4で棒によって膜
4を引き上げ、乾燥する前に膜4を予め定める大きさに
切断して巻いたり束ねるなどした後、乾燥して得る乾燥
湯葉製品を梱包するときに生じた湯葉のかけらをステッ
プn5で粉砕してもよい。
発明の効果 本発明によれば、乾燥湯葉を粉末状にして用いるように
しているので、前記先行技術に関連して述べたように、
破損によって生じた湯葉のかけらであっても用いること
ができ、これによって歩留まりが向上されて経済性の向
上を図ることができる。しかも湯葉粉末は、乾燥した湯
葉に比べて保管が容易であり、希望する量を容易に取出
して餅粉とまぜて用いることができ、せんべいを製造す
ることができるので、湯葉の用途を拡大することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のせんべい1の斜視図、第2
図は第1図に示されるせんべい1の製造手順を説明する
ための図、第3図はそのフローチャートである。 1……せんべい、6……湯葉、7……湯葉粉末、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥湯葉を粉砕した湯葉粉末を乾燥重量で
    50〜66%と餅粉50〜33%とを含むことを特徴とする湯葉
    粉末を用いたせんべい。
JP2216557A 1990-08-16 1990-08-16 湯葉粉末を用いたせんべい Expired - Fee Related JPH078201B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4914651A (ja) * 1972-06-03 1974-02-08
JPS62253A (ja) * 1985-06-25 1987-01-06 Sadao Murai 粉末の湯葉の製造方法とその粉末の湯葉

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