JPH078185U - ワイヤー操作ハンドル - Google Patents
ワイヤー操作ハンドルInfo
- Publication number
- JPH078185U JPH078185U JP4292493U JP4292493U JPH078185U JP H078185 U JPH078185 U JP H078185U JP 4292493 U JP4292493 U JP 4292493U JP 4292493 U JP4292493 U JP 4292493U JP H078185 U JPH078185 U JP H078185U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- wire
- handle
- cover
- handle cover
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作グリップの操作力を軽くすると共に操作
グリップを戻り難くし、正確にしかも簡単にワイヤーを
動かしてワイヤーと連結する変速装置やブレーキを作動
させるワイヤー操作ハンドルを提供する。 【構成】 自転車等のハンドル1の先端に固着される筒
状のハンドルカバー2の長手方向に摺動溝3を設け、同
ハンドルカバー2の一方側端部にベアリング穴5を複数
設けたキャップ4を取付ける。螺旋溝11を外周面に設
けた筒状のグリップ10の周端にボールベアリングを突
出させた側蓋6を固着して、ハンドルカバー2にグリッ
プ10を回動自在に挿入する。それらハンドルカバー2
のキャップ4とグリップ10の側蓋6とをスプリング1
5を介在させてボルト14とナット16により圧着させ
て取付ける。ハンドルカバー2の摺動溝3とグリップ1
0の螺旋溝11との2つの溝に摺動片9を進退自在に係
合し、その摺動片9に自転車等の変速装置やブレーキを
操作するワイヤー8を係着した。
グリップを戻り難くし、正確にしかも簡単にワイヤーを
動かしてワイヤーと連結する変速装置やブレーキを作動
させるワイヤー操作ハンドルを提供する。 【構成】 自転車等のハンドル1の先端に固着される筒
状のハンドルカバー2の長手方向に摺動溝3を設け、同
ハンドルカバー2の一方側端部にベアリング穴5を複数
設けたキャップ4を取付ける。螺旋溝11を外周面に設
けた筒状のグリップ10の周端にボールベアリングを突
出させた側蓋6を固着して、ハンドルカバー2にグリッ
プ10を回動自在に挿入する。それらハンドルカバー2
のキャップ4とグリップ10の側蓋6とをスプリング1
5を介在させてボルト14とナット16により圧着させ
て取付ける。ハンドルカバー2の摺動溝3とグリップ1
0の螺旋溝11との2つの溝に摺動片9を進退自在に係
合し、その摺動片9に自転車等の変速装置やブレーキを
操作するワイヤー8を係着した。
Description
【0001】
本考案は、自転車、バイク、耕運機、作業用運搬機などの変速装置やブレーキ を操作するワイヤーを動かす為のワイヤー操作ハンドルに関するものである。
【0002】
従来の自転車などの変速装置やブレーキを操作するためのワイヤー操作ハンド ルは、自転車のハンドルに回動自在の操作グリップを取付け、その操作グリップ にワイヤ−巻取面が設けられ、そのワイヤー回取面に自転車の変速装置やブレー キを装作するワイヤーが巻取られる。操作グリップを内側へ回すことによりワイ ヤーが巻取面に巻取られ、操作グリップを外側へ回すことによりワイヤーが押し 出される。以上のようにワイヤーを操作グリップで操作することによりワイヤー に連結されている自転車などの変速装置やブレ−キが作動する溝造である。
【0003】
しかし従来の装置には次のような欠点があった。 ハンドルに取付けられた操作グリップを回転させてワイヤーを操作するには大 きな操作力を必要としワイヤ−の操作が難しかった。又巻取ったワイヤーが戻り 易く安全性に欠けるといった欠点があった。 本考案が解決しようとする課題は、操作グリップの操作力を軽くすると共に操 作グリップを戻り難くし、正確にしかも簡単にワイヤーを動かしてワイヤーと連 結する変速装置やブレーキを作動させるワイヤー操作ハンドルを提供することに ある。
【0004】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、ハンドル先端に固着される筒状のハン ドルカバーの長手方向に摺動溝を設け、同ハンドルカバーの一方側端部にベアリ ング穴を複数設けたキャップを取付け、螺旋溝を外周面に設けた筒状のグリップ 周端にボールベアリングを突出させた側蓋を固着し、前記ハンドルカバーに前記 グリップを回動自在に挿入し、ハンドルカバーのキャップとグリップの側蓋をス プリングを介し圧着させ、前記ハンドルカバーの摺動溝と前記グリップの螺旋溝 との2つの溝に摺動片を進退自在に係合し、同摺動片に操作部を操作するワイヤ ーを係着したことを特徴とするワイヤー操作ハンドルにある。
【0005】
ハンドルの先端に固着されたグリップを内側又は外側に所定角度回転させるこ とによりハンドルカバーの摺動溝とグリップの螺旋溝に進退自在に取付けられた ワイヤー先端の摺動片がグリップの螺旋溝にそって動きハンドルカバーの摺動溝 をスライドする。これにより摺動片に係着しているワイヤーが動かされワイヤー が連結されている変速装置、又はブレーキが作動する。グリップを所定角度回転 させるとグリップが固着された側蓋も同時に所定角度回転し、側蓋に内蔵された ボールベアリングがスプリングの弾力によりハンドルカバーのキャップに複数設 けられたベアリング穴の一つに嵌入されてロックが掛る。
【0006】 本考案はワイヤーの先端に設けられた摺動片がグリップの螺旋溝の勾配にそっ て動くことにより軽い操作力でワイヤーを動かすことができワイヤーの逆戻りも 少ない。その上スプリングの弾力によりハンドルカバーのキャップに設けられた ベアリング穴にグリップのボールベアリングが嵌入されてロックが掛るので自転 車の走行中グリップが容易に動くことはなく安全性に優れている。
【0007】
以下本参考の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本実施例の一部切欠正面図、図2は図1のA−A線における断面図、図 3は本実施例の分解図、図4は本実施例の操作グリップを回転させる状態の説明 図である。
【0008】 図中1はハンドル、2はハンドル1に取付ける筒状のハンドルカバー、3はハ ンドルカバー2の長手方向に設けられた摺動溝、4はハンドルカバー2の一方側 端を閉塞するキャップ、5はキャップ4に複数設けられるベアリング穴、6は側 蓋、7は側蓋6から突出されるボールベアリング、8はワイヤー、9はワイヤー 8が係着された摺動片、10はハンドルカバー2に回動自在に固着されるる筒状 のグリップ、11はグリップ10の外周面に設けられる螺旋溝である。
【0009】 図中、12は操作グリップ、13はブレーキバー固定部、14はボルト、15 はスプリング、16はナット、17はネジ、18はキャップ4の中央部に設けら れるボルト穴、19は側蓋6の中央部に設けられるボルト穴、20はワッシャー 、21はブレーキバー、22はワイヤーバンド、23はワイヤーカバー、24は ワイヤー8がスライドするためのワイヤー溝、25はワイヤーカバー23を自転 車等の変速装置やブレーキに連結するための取付けボルト、26はグリップ10 を包むグリップカバーである。
【0010】 本実施例は図1,2,3に示すように、自転車やバイク、又は耕運機、作業用 運搬機などのハンドル1の先端に固着されるハンドルカバー2の長手方向に摺動 溝3を設け、そのハンドルカバー2の一方側端部にベアリング穴5を6個設け中 央にボルト穴18を開口したキャップ4をハンダにより固定する。そのキャップ 4にボールベアリング7を内蔵し中央にボルト穴19を開口した側蓋6を回動自 在に取付けるため、側蓋6のボルト穴19と閉塞杆4のボルト穴18にボルト1 4を挿入し、挿入されたボルト14の先端にスプリング15を挿入してワッシャ ー20とナット16で固定する。
【0011】 以上の如く構成されたハンドルカバー2に螺旋溝11を設けたグリップ10を 挿入しハンドルカバー2に回動自在に取付けられた側蓋6にグリップ10の側端 部をネジ17により固定する。ハンドルカバー2の摺動溝3とグリップ10の螺 旋溝11にワイヤー8の先端に設けられる摺動片9を進退自在に取付けハンドル カバー2のワイヤー溝22にワイヤー8を挿入し操作グリップ12を形成する。 自転車のハンドル1の右側に操作グリップ12を挿入し操作グリップ12のハン ドルカバー2に設けられたブレーキバー固定部13にブレーキバー21を取付け てハンドル1に操作グリップ12を固定しワイヤー8を包むワイヤーカバー23 をワイヤーバンド22によりハンドル1に固定する。
【0012】 以上の構成からなる本実施例を使用する時は、図4に示すように自転車の走行 中ハンドル1に取付けられた操作グリップ12のグリップ10を内側に所定角度 回すことによりグリップ10の螺旋溝11により摺動片9は押されながらハンド ルカバー2の摺動溝3を右へスライドする。このとき摺動片9に一体化されてい るワイヤー8もハンドルカバー2のワイヤー溝24を右へ動く。これによりワイ ヤーカバー23先端の取付けボルト25から突出したワイヤー8はワイヤーカバ ー23内に引き込まれる。
【0013】 それとは逆に操作グリップ12のグリップ10を外側に所定角度回すことによ りグリップ10の螺旋溝11により摺動片9は押されながらハンドルカバー2の 摺動溝3を左へスライドする。このとき摺動片9に一体化されているワイヤー8 もハンドルカバー2のワイヤー溝24を左へ動く。これによりワイヤー8がワイ ヤーカバー23先端の取付けボルト25から突出する。このようにワイヤー8が 取付けボルト25から作動することにより取付けボルト25が連結されている自 転車などの変速装置もしくはブレーキを作動させることができる。
【0014】 本実施例のワイヤー8の先端に設けられる摺動片9がグリップ10に設けられ た螺旋溝11の勾配にそって動かされる。このグリップ10の螺旋溝11の勾配 が抵抗力を弱める効果を有し、摺動片9のストロークは長くなるが軽い力で摺動 片9を動かすことができワイヤー8を操作する操作力が軽くてすみ、更にワイヤ ー8が逆戻りしようとする力も弱く働く効果を有する。操作グリップ12を所定 角度回転させると操作グリップ12が固定された側蓋6も同時に所定角度回転し 、側蓋6に内蔵されたボールベアリング7がハンドルカバー2の閉塞杆4に複数 設けられたベアリング穴5の一つにスプリング15の弾力で嵌入されることによ りロック状態となる。それにより走行中グリップ10が容易に動くことがなく安 全性に優れている。
【0015】
本考案はハンドルに固着されたハンドルカバーの摺動溝とグリップの螺旋溝と の2つの溝により摺動片をわずかな力でスライドさせることができるので摺動片 に連結されたワイヤーの操作力が少なくてすみ、ワイヤーの逆戻りも少ない。又 スプリングの弾力によりハンドルカバーのキャップに設けられたベアリング穴に グリップのボールベアリングが嵌入されてロックが掛るので自転車の走行中グリ ップが容易に動くことはなく安全性に優れた効果を発揮する。
【図1】本実施例の一部切欠正面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】本実施例の分解図である。
【図4】本実施例の操作グリップを回転させる状態の説
明図である。
明図である。
1 ハンドル 2 ハンドルカバー 3 摺動溝 4 キャップ 5 ベアリング穴 6 側蓋 7 ボールベアリング 8 ワイヤー 9 摺動片 10 グリップ 11 螺旋溝 12 操作グリップ 13 ブレーキレバー固定部 14 ボルト 15 スプリング 16 ナット 17 ネジ 18 ボルト穴 19 ボルト穴 20 ワッシャー 21 ブレーキバー 22 ワイヤーバンド 23 ワイヤーカバー 24 ワイヤー溝 25 取付けボルト 26 グリップカバー
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドル先端に固着される筒状のハンド
ルカバーの長手方向に摺動溝を設け、同ハンドルカバー
の一方側端部にベアリング穴を複数設けたキャップを取
付け、螺旋溝を外周面に設けた筒状のグリップ周端にボ
ールベアリングを突出させた側蓋を固着し、前記ハンド
ルカバーに前記グリップを回動自在に挿入し、ハンドル
カバーのキャップとグリップの側蓋をスプリングを介し
圧着させ、前記ハンドルカバーの摺動溝と前記グリップ
の螺旋溝との2つの溝に摺動片を進退自在に係合し、同
摺動片に操作部を操作するワイヤーを係着したことを特
徴とするワイヤー操作ハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993042924U JP2532033Y2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | ワイヤー操作ハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993042924U JP2532033Y2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | ワイヤー操作ハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078185U true JPH078185U (ja) | 1995-02-03 |
JP2532033Y2 JP2532033Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=12649576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993042924U Expired - Lifetime JP2532033Y2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | ワイヤー操作ハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532033Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0911971A (ja) * | 1995-06-28 | 1997-01-14 | Yasuda:Kk | 自転車変速機用ワイヤ操作装置 |
US9186985B2 (en) | 2013-07-24 | 2015-11-17 | Hyundai Motor Company | Cable slack prevention device and fuel door apparatus provided with the same |
JP2019048620A (ja) * | 2017-08-07 | 2019-03-28 | カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータCampagnolo Societa A Responsabilita Limitata | 自転車のチューブ状エレメント固定用の着脱可能なクランプ装置を備える自転車部品 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56119797U (ja) * | 1980-02-13 | 1981-09-11 |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP1993042924U patent/JP2532033Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56119797U (ja) * | 1980-02-13 | 1981-09-11 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0911971A (ja) * | 1995-06-28 | 1997-01-14 | Yasuda:Kk | 自転車変速機用ワイヤ操作装置 |
US9186985B2 (en) | 2013-07-24 | 2015-11-17 | Hyundai Motor Company | Cable slack prevention device and fuel door apparatus provided with the same |
JP2019048620A (ja) * | 2017-08-07 | 2019-03-28 | カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータCampagnolo Societa A Responsabilita Limitata | 自転車のチューブ状エレメント固定用の着脱可能なクランプ装置を備える自転車部品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2532033Y2 (ja) | 1997-04-09 |
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