JPH0781652B2 - 自動水栓装置 - Google Patents

自動水栓装置

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JPH0781652B2
JPH0781652B2 JP24634686A JP24634686A JPH0781652B2 JP H0781652 B2 JPH0781652 B2 JP H0781652B2 JP 24634686 A JP24634686 A JP 24634686A JP 24634686 A JP24634686 A JP 24634686A JP H0781652 B2 JPH0781652 B2 JP H0781652B2
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water supply
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博 永田
隆三 福田
弘志 田中
裕司 井上
隆博 道家
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は手洗器への給水の開始及び停止を感知部による
手洗器使用の感知に基づいて自動的に制御する自動水栓
装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の自動水栓装置として例えば実開昭60−85
78号公報のものがある。
この実開昭60−8578号公報のものについて説明すると、
感知部は投光素子から常時1秒当り数千回の赤外線を投
光し、この赤外線が手洗器の使用者に当って反射させ、
その反射光を受光素子が受光することにより感知信号を
発生する拡散反射型の赤外線センサにより構成されてい
る。
従って、上記従来のものは感知部が常時連続して赤外線
を投光しているのと変わらないので電力消費が大きく、
自動水栓装置の駆動電源を電池とした場合には電池の寿
命が短かくて頻繁に電池交換を行う必要があり、面倒で
あるばかりでなく、不経済でもある。
また、使用者、特に老人や小児等にあっは自動水栓と気
付かず、使用できない等の問題もあった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 そこで、本発明では、吐水具の上方に押しボタンスイッ
チを設け、この押しボタンを操作することで感知部を作
動させ、節電及び操作性の向上を図ることを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本発明が講ずる技術的手段
は、手洗器へ給水する吐水具と、投光素子及び受光素子
を有する赤外線センサにより構成される感知部と、この
受光素子の受光量に基づいて給水部へ開閉信号を出力す
る制御部と、該制御部からの開閉信号により弁を開閉し
て吐水具へ洗浄水を給水する給水部とを備えた自動水栓
装置において、前記感知部と駆動電源である電池とを電
気的に連通させると共に該回路中には吐水具の上方に配
置して押しボタンスイッチを設けたことを特徴とするも
のである。
〈作用〉 本発明の作用は手動操作による押ボタンスイッチのON状
態の時だけ、感知部に通電して投光素子から赤外線を投
光させ、手洗器内に挿入した使用者の手に反射した反射
光を受光素子が受光すると制御部を介して給水部を作動
させると共に、押ボタンスイッチを操作しない時は感知
部への通電を停止することにより、感知部の通電時間を
必要最短にするものである。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く手洗器(1)のカウンタ
ー面(1a)に吐水具(2)を配設し、該吐水具(2)の
基部前面に感知器(3)を埋設した場合を示すものであ
る。
感知部(3)は発光ダイオードからなる投光素子(3a)
とフォトトランジスタからなる受光素子(3b)とを備え
た拡散反射型の赤外線センサであり、制御部(4)を介
して駆動電源の電池(5)に連絡し上記投光素子(3a)
は制御部(4)から出力される投光信号に基づき赤外線
を投光し、この赤外光が手洗いするために手洗器(1)
内に挿入した使用者の手に当って拡散反射し該反射光の
一部を受光素子(3b)で受光することにより、電気信号
に変換され受光信号として制御部(4)へ出力する。
制御部(4)は電池(5)に電気的に連絡し、その内部
を大別すると上記感知部(3)の投光素子(3a)及び受
光素子(3b)に連絡して感知信号を発生するセンサ回路
(4a)と、この感知信号に基づき作動して駆動信号を発
生する制御部(4b)と、該駆動信号に基づき作動して後
述する給水部(8)を作動せしめる開閉信号を発生する
駆動部(4c)とからなり、上記電池(5)に連絡する回
路(6)中には押ボタンスイッチ(7)を設ける。
押ボタンスイッチ(7)は従来周知の構造のもので、本
実施例ではその操作面(7a)を前記吐水具(2)の上面
に出没自在に配設し、該操作面(7a)を押動するとON状
態になって電池(5)から制御部(4)への通電を開始
する。
センサ回路(4a)は上記投光素子(3a)に連通して投光
信号を出力する投光用ドライブ(図示せず)と、受光素
子(3b)に連通して受光信号を入力する受光用アンプ
(図示せず)を有し、該投光用ドライブは所定周期例え
ば1秒周期で約0.14mm秒間だけ投光信号を連続的に発信
する。
受光用アンプは投光素子(3a)から赤外線を投光した時
に、1回でも受光信号を入力して使用者の存在を検出す
ると制御回路(4b)へ感知信号を出力するが、赤外線を
投光しても受光信号を入力しない場合には制御回路(4
b)へクリア信号を出力する。
制御回路(4b)は上記センサ回路(4a)から感知信号を
入力すると駆動回路(4b)へ駆動信号を出力し、この出
力中にセンサ回路(4a)からクリア信号を入力した時に
は駆動信号の出力を停止する。
また、制御回路(4b)は上記センサ回路(4a)からのク
リア信号のみをカウントするカウンタ(4b1)を有し、
該カウンタ(4b1)はそのカウント数が連続して設定数
例えば30に達すると、上記押ボタンスイッチ(7)をOF
F状態にして電池(5)から制御部(4)への通電を停
止させると共に、上記カウント中にセンサ回路(4a)か
ら感知信号を1回でも入力した時にはカウント数を0に
戻す。
駆動回路(4c)は上記回路(4b)から出力される駆動信
号を入力することにより給水部(8)へ開弁信号か或い
は閉弁信号を出力して給水部(8)の作動を電気的に制
御するもので、本実施例の場合駆動信号を入力すると同
時に開弁信号を出力して給水部(8)を構成するラッチ
ングソレノイド(8a)の動作コイルへ所定時間例えば20
mm秒間通電すると共に、駆動信号の入力がなくなると同
時に閉弁信号を出力してラッチングソレノイド(8a)の
復帰コイルへ所定時間例えば20mm秒間通電するようにな
っている。
給水部(8)はラッチングソレノイド(8a)とダイヤフ
ラムにより構成される主弁(8b)とからなり、本実施例
の場合には前記吐水具(2)と給水源とを連絡する給水
流路(9)中にダイヤフラムが接離する弁座を配設し、
このダイヤフラムの背後に圧力室を区画形成すると共に
ラッチングソレノイド(8a)を配設する。
ラッチングソレノイド(8a)は動作コイルに通電するこ
とによりプランジャを上動させ、復帰コイルに通電する
ことによりプランジャを下動されると共に、プランジャ
の作動後はこれらコイルへの通電を停止してもその状態
を維持する従来周知の構造のものであり、プランジャが
下動している状態ではその端面が上記ダイヤフラムに開
穿されるパイロット孔を閉塞し、プランジャが上動した
時には該パイロット孔を開くようになっている。
ダイヤフラムは従来周知の構造のもので、その中央にパ
イロット孔を、外周に小孔を夫々貫通開穿し、パイロッ
ト孔が閉塞されている状態ではその下面が上記弁座に当
接して主弁(8b)を閉弁され給水源から吐水具(2)へ
給水を停止しているが、パイロット孔が開くと該孔から
圧力室内の水が二次側に排出されて上動し下面が弁座か
ら離れるをもって主弁(8b)が開弁し吐水具(2)への
給水を開始せしめると共に、この状態でパイロット孔が
閉塞されると小孔から一次側の水が圧力室内に流入され
その給水圧により徐々に下動し下面が弁座に着座するを
もって主弁(8b)が閉弁する。
而して、斯る自動水栓装置は、通常制御部(4)及びこ
れに連絡する感知部(3)に通電されておらず、使用者
が手洗器(1)に近づき押ボタンスイッチ(7)を押動
すると電池(5)から制御部(4)及び感知部(3)へ
の通電を開始し、投光素子(3a)から赤外線を投光させ
る。そして使用者が手洗器(1)内に手を挿入すると投
光された赤外線が反射して受光素子(3b)が受光し受光
信号を制御部(4)に出力することにより給水弁(8)
の主弁(8b)を開弁して吐水具(2)へ洗浄水を給水す
ると共に、この状態で使用者が手洗器(1)から手を抜
き取ると受光がなくなるため給水部(8)の主弁(8b)
は閉弁して吐水具(2)への給水を停止し、又押ボタン
スイッチ(7)を押動して投光素子(3a)から赤外線を
投光させていても受光しない状態が30秒連続すれば電池
(5)から制御部(4)への通電を停止される。
斯る作動のタイムチャートを第3図に示す。
尚、前示実施例においては感知部(3)を吐水具(2)
の基部前面に埋設し、押ボタンスイッチ(7)を吐水具
(2)の上面に配設したが、これに限定されず、感知部
(3)及び押ボタンスイッチ(7)の取付け位置は任意
である。
また、押ボタンスイッチ(7)は第5図のように押した
時、制御部(4)に通電を開始するようにしても良い。
〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
手動操作による押ボタンスイッチのON状態の時だ
け、感知部に通電して投光素子から赤外線を投光させ、
手洗器内に挿入した使用者の手に反射した反射光を受光
素子が受光すると制御部を介して給水部を作動させると
共に、押ボタンスイッチを操作しない時は感知部への通
電を停止することにより、感知部の通電時間を必要最短
にしたので、従来のような常時1秒当り数千回の赤外線
を投光するような感知部を備えたものに比べ、赤外線の
投光回数が少なくその分だけ消費電力を小さくすること
ができる。
従って、自動水栓装置の駆動電源を電池にしても電池の
寿命が長くなり、電池交換を度々行う必要がなくなるか
ら、維持費の大幅低減という経済的利点は勿論、電池交
換の手間も大幅に軽減される。
押しボタンスイッチを吐水具の上方に配置したの
で、使用者の目に付きやすく、押しボタンを必ず操作す
ることが期待できる。そして、押しボタンを操作すれ
ば、吐水具の下方に手を出すことにより吐水が行なわれ
るので、使用者が自動水栓と気付かずに使用できない等
の問題も解消され、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動水栓装置の正面図
で一部切欠して示し、第2図は電気配線を示すブロック
図、第3図はタイムチャート、第4図は吐水具の拡大斜
視図、第5図は他の実施例を示すタイムチャートであ
る。 1…手洗器、2…吐水具 3…感知部、3a…投光素子 3b…受光素子、4…制御部 5…電池、6…回路 7…押ボタンスイッチ 8…給水部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 裕司 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 道家 隆博 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−67113(JP,A) 特開 昭59−126183(JP,A) 実開 昭62−117369(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手洗器へ給水する吐水具と、投光素子及び
    受光素子を有する赤外線センサにより構成される感知部
    と、この受光素子の受光量に基づいて給水部へ開閉信号
    を出力する制御部と、該制御部からの開閉信号により弁
    を開閉して吐水具へ洗浄水を給水する給水部とを備えた
    自動水栓装置において、前記感知部と駆動電源である電
    池とを電気的に連通させると共に該回路中には吐水具の
    上方に配置して押ボタンスイッチを設けたことを特徴と
    する自動水栓装置。
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JPH086131Y2 (ja) * 1989-09-18 1996-02-21 株式会社イナックス 通水路自動開閉弁装置
JPH0411978U (ja) * 1990-05-21 1992-01-30

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