JPH0781590B2 - 殊に自動車用の摩擦クラッチ及びその製作法 - Google Patents

殊に自動車用の摩擦クラッチ及びその製作法

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JPH0781590B2
JPH0781590B2 JP59252102A JP25210284A JPH0781590B2 JP H0781590 B2 JPH0781590 B2 JP H0781590B2 JP 59252102 A JP59252102 A JP 59252102A JP 25210284 A JP25210284 A JP 25210284A JP H0781590 B2 JPH0781590 B2 JP H0781590B2
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disc spring
clutch cover
clutch
ear
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ロタール・フーバー
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ルーク・ラメレン・ウント・クツプルングスバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/583Diaphragm-springs, e.g. Belleville
    • F16D13/585Arrangements or details relating to the mounting or support of the diaphragm on the clutch on the clutch cover or the pressure plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/70Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
    • F16D2013/706Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members the axially movable pressure plate is supported by leaf springs

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プレッシャプレートに押圧力を負荷する皿ば
ねがクラッチカバーに、それも2つの支持部間において
旋回可能に支持されており、かつクラッチカバーと皿ば
ねとから成るクラッチカバー−皿ばねユニットが保持部
材によってまとめられて保持されており、該保持部材の
軸方向に延びている範囲が皿ばねを貫通しており、かつ
保持部材の、クラッチカバー側とは反対の側に設けられ
た支持部分が、皿ばね後側に直線又は間接的に係合して
皿ばねを支持している形式の殊に自動車用の摩擦クラッ
チ及びその製作法に関する。
クラッチカバーに皿ばねを旋回可能に支持するための種
々異なる構成が公知になっているが、これらの公知の構
成はいずれもある種の欠陥を有している。
多くに場合、皿ばねは2つの実際上不動の支持部間に支
持された状態で、保持部材、例えば保持ピン又はクラッ
チカバーと一体成形された保持条片により、クラッチカ
バーに取付けられている。しかしこの構成原理は、個々
の構成部分の製作にさいに生じる寸法誤差に基づき、皿
ばねと両支持部との間に遊びが生じることがあり、また
皿ばねが両支持部間において、例えば保持ピンの長さが
過度に短いために、過度に強く締込まれてロックする等
の欠陥を有している。皿ばね支持部における遊び及び皿
ばねの過度に強く締込みによるロックと共に、就中、こ
れらによって生じるプレッシャプレートの行程損失に基
づき、クラッチの効率を劣化させる。クラッチの効率の
劣化は、両支持部間に皿ばねが締込まれてロックされて
いる場合には、皿ばね及び支持部間にクラッチ操作のさ
いに生じる、皿ばね舌状片の比較的大きなたわみを生ぜ
しめる摩擦ヒステリシスに起因する。
上記の構成原理はさらに、クラッチのが新しい状態では
皿ばねがカバーに申し分なく支持されていても、運転時
間の経過と共に、皿ばね及び支持部の摩耗、ひいては遊
びを生じ、これにより、運転時間の経過と共にプレッシ
ャプレートの行程損失も次第に増大する、という欠陥を
有している。
さらに別の構成原理によれば、保持部材が直接、皿ばね
のカバー側とは反対側に設けられた旋回支持部を形成し
ている。
この目的で保持部材は、皿ばね支持のために皿ばねに直
接に係合するように、成形されもしくはその自由端部曲
げられている。
また、同じ目的で特別に成形された範囲を有している保
持ピンも公知になっている。しかしこれらの解決手段
は、運転時間の経過と共に皿ばね用の旋回支持部の遊び
が次第に大きくなり、又はこのような遊びが、クラッチ
がまだ新しいときに既に生じるという欠陥を有してい
る。
上記の欠陥を排除するために、カバーに皿ばねを旋回可
能に支持する手段として、両支持部の一方の支持部がば
ね弾性的な支持力を有していて、該支持力が摩擦クラッ
チ操作中に皿ばねによって上記の一方の支持部に作用せ
しめられる力よりも大であるようにしたものが公知にな
っている。このようなばね負荷された支持形式によれ
ば、はじめは、種々異なる位置への皿ばねの円滑な旋回
が可能であり、また、支持部もしくは皿ばねに摩耗を生
じた場合にも、両支持部間には如何なる遊びもしくは空
行程距離も生じない。
この場合、ばね弾性的な支持力は、支持部と保持部材と
の間もしくは保持部材とカバーとの間に特別に設けた部
材によって生ぜしめることができるが、また支持部自体
をばね弾性部分として構成し、該部分に組立てのさいに
プレロードを負荷し、これにより、上記支持力が生じる
ようにすることもできる。
上記の後者の解決手段は実地において好評を博した。こ
の場合ばね弾性的な支持部は皿ばね状に構成されてい
て、本来の皿ばねの、カバー側とは反対の側に設けられ
ている。ばね弾性的な支持部のカバーへの固定はこの場
合保持ピンにより、又はカバーと一体に形成された保持
条片により行われている。しかしこのような構造形式の
クラッチは、ばね弾性的な支持力を生ぜしめるために付
加的な手段が必要であるため、また、ばね弾性構造部分
をなす皿ばね旋回支持部に特別の構成が必要であるた
め、構造が複雑になり製作費も高くなる。
本発明の課題は、ばね弾性的な支持力を有する支持部を
備えた摩擦クラッチの利点を具備すると共に、従来公知
のものに比して構造が簡単で製作費が僅かである摩擦ク
ラッチを提供することにある。
この課題は、特許請求の範囲第1項記載の発明によれ
ば、摩擦クラッチであって、プレッシャプレートに押圧
力を負荷する皿ばねがクラッチカバーに、それも2つの
支持部間において旋回可能に支持されており、かつクラ
ッチカバーと皿ばねとから成るクラッチカバー−皿ばね
ユニットが保持部材によってまとめられて保持されてお
り、該保持部材の軸方向に延びている範囲が皿ばねを貫
通しており、かつ保持部材の、クラチカバー側とは反対
の側に設けられた支持部分が、皿ばねの後側に直接又は
間接的に係合して皿ばねを支持している形式のものにお
いて、保持部材が保持ピンとして構成されており、該保
持ピンの支持部分が、クラッチカバーから切り出され
た、曲げ弾性ビームとして使用する、軸方向で弾性変形
された耳状区分への保持ピンの固定により、皿ばねに向
かって軸方向で引張られていることによって、解決され
ている。
この場合、有利な一実施態様によれば、保持ピンが、カ
バー材料から切り出された、曲げ弾性ビームとして作用
する耳状区分の端部に固定、殊にリベット止めされてい
る。
多くの用途に時に有利な別の一実施態様によれば保持ピ
ンの支持部分が、軸方向で変形された耳状区分の弾力的
なプレロードにより、皿ばねに直接に当接していること
により、保持ピンが直接に皿ばねのカバー側とは反対側
に設けられた旋回支持部を形成している。
しかしまた多くの用途において有利な別の一実施態様に
よれば、保持ピンの支持部分がヘッド状の幅出部によっ
て形成されており、該保持ピンが上記のヘッド状の幅出
部を以って、軸方向に変形された耳状区分の弾力的なプ
レロードにより、保持ピンのヘッド状の幅出部と皿ばね
との間に設けられた線材リングに当接している。カバー
に皿ばねを旋回可能に支持するこのような構成は、剛性
の転動支持部を有する通常の摩擦クラッチにおける手段
と同一の手段、即ち保持ピン及び線材リングを使用する
ことができるという利点を有している。線材リングは特
に簡単な有利な形式で、例えば圧延及び溶接によって製
作することができるという利点を有している。
本発明の先に述べた課題は、特許請求の範囲第22項記載
の発明によれば、はじめに述べた形式の摩擦クラッチに
おいて、保持部材がクラッチカバー材料から打抜かれて
折曲げられた、クラッチカバー材料と一体の条片によっ
て形成されており、該条片のクラッチ軸方向に延びてい
る範囲がクラッチカバー側で、クラッチカバー材料から
切り出された、曲げ弾性ビームとして作用する、軸方向
に弾性変形された耳状区分へ移っており、これにより、
支持部分が皿ばねに向かって軸方向に引張られているこ
とによっえ、従って皿ばねがその両方の支持部の間に遊
びなしに旋回可能に保持されていることよって、解決さ
れている。この発明の一実施態様によれば、条片の支持
部分が、軸方向に変形された耳状区分の弾力的なプレロ
ードにより、皿ばねに直接に当接している。しかしま
た、多くの用途において有利な別の一実施態様によれ
ば、条片の支持部分が、条片の軸方向に延びている範囲
に一体に続いている範囲で折曲げられた区分によって形
成されており、かつこの支持部分が、軸方向に変形され
た耳状区分の弾力的なプレロードにより、該支持部分と
皿ばねとの間に設けられた、皿ばね用の円形リング状転
動支持部、例えば線材リング、に当接している。
本発明の、保持ピンを有する構造形式のものにおいて
も、またカバー材料から打抜かれかつ折曲げられた、カ
バー材料と一体の条片を有すう構造形式のものにおいて
も、弾性変形された耳状区分の全体は、摩擦クラッチの
操作のために必要なプレロード、換言すれば、皿ばねの
旋回に必要な最大力よりも大きな軸方向プレロードを有
している。長さ、幅及び厚さを適当に定めて耳状区分を
設計することにより、皿ばねを支持部間において締付け
る締付力ばかりではなく、緊張せしめられた耳状区分の
軸方向での弾性的な行程距離をも、そのつどの用途に応
じて、変化させることができる。この場合特に簡単な形
式で耳状区分を次のように構成することができる。即
ち、耳状区分の緊張状態での行程距離の少なくとも一部
分にわたり、該耳状区分によって生ぜしめられる力が、
皿ばねの旋回のために必要な力よりも大きく、その結
果、支持部もしくはクラッチ皿ばねに発生する摩耗が補
償されるように構成することができる。このような緊張
を与えた耳状区分のさらに別の利点は、少なくとも支持
部及び保持部材の製作誤差の少なくとも一部が、例えば
耳状区分の緊張力の変化によって、補償されることにあ
る。
耳状区分が、皿ばね支持部との当接範囲を半径方向で越
えるところまで延びているようにするのが特に有利であ
る。この目的で本発明の一実施態様では耳状区分が少な
くともほぼ半径方向で延びており、さらに半径方向外側
又は半径方向内側へ向かって、カバー材料へ移行してい
る。
別の一実施態様によれば、耳状区分が少なくともほぼ弦
状もしくは接線状に延びている。このような構成は、耳
状区分を円弧状に製作することによって可能である。
本発明の別の一実施態様によれば、耳状区分が楔状に製
作されている。この場合楔状に製作された耳状区分がカ
バー材料との境界範囲で広幅になっているようにするこ
とができる。
耳状区分をカバーの内周に形成することも有利である。
この場合保持部材がカバー材料から打抜かれかつ曲げら
れた、カバー材料と一体の条片によって形成され、該条
片が耳状区分の延長部をなしているようにするが特に有
利である。
多くの用途にとって有利な別の一実施態様によれば、耳
条区分が、カバー内縁の半径方向外側において、カバー
材料から切り出すことによって形成されており、その結
果、耳状区分の半径方向内側には閉じたカバー内縁が残
されており、これによりカバーの曲げ剛さが、軸方向で
みて、著しく高められている。このような耳状区分はカ
バー材料からU字状もしくはV字状に切り出すことによ
って形成することができる。また上記の切り出しは、例
えば、閉じた外周縁を有するようにカバー材料を打抜く
ことによっても可能であり、この構成は、皿ばねをカバ
ーに取付けるために該カバーに固定しなければならない
保持ピンを使用する場合に特に有利である。
カバーと皿ばねとの間に設けられる旋回支持部を線材リ
ングによって形成することは多くの用途によって有利で
あるが、しかしまた別の多くの用途においては、上記の
旋回支持部がカバー材料に圧刻加工により形成された圧
刻突起によって形成されていて、該圧刻突起がそのつど
2つの隣り合う耳状区分の間のカバー材料範囲に設けら
れているようにするのが有利である。
皿ばねと支持部との当接範囲を半径方向で越えて延びて
いる耳状区分の場合には特に、該耳状区分の申し分のな
い弾性変形を保証するために、耳状区分が圧刻突起を有
しておらず、又は隣接するカバー区分よりも僅かに高い
圧刻突起しか有しておらず、その結果、該耳状区分がプ
レロードにより皿ばねに直接に当接せず、従って申し分
のない弾性変形が該耳状区分の全長にわたって保証され
るようにするのが有利である。
カバーと皿ばねとの間に間挿される別の支持部材、例え
ば線材リングを使用する場合にも、耳状区分のその全長
にわたる申し分のない弾性変形を保証するためには、該
耳状区分がプレロードによってはその旋回支持部に当接
しないように考慮すべきである。
耳状区分の曲げ長さ、換言すれば、耳状区分における保
持部材の連結点から、耳状区分の基部、即ちカバー材料
との境界線までの長さがカバー材料の厚さの3.5倍乃至1
0倍、有利には4倍乃至6倍であるのが有利である。し
かしまた用途によっては、上記の曲げ長さがカバー材料
の厚さの10倍よりも大であるのが有利である。
耳状区分が皿ばねと支持部との当接範囲を半径方向で越
えて延びている場合、当接範囲と、その半径方向外側に
ある、カバー材料への移行範囲との間の耳状区分長さが
カバー材料厚さの2倍乃至6倍、有利には2.5倍乃至4
倍であるのが有利である。
耳状区分の曲げ弾性を高めるために、該耳状区分が、カ
バー材料範囲へ移行する、該カバー材料範囲との境界範
囲で、減少した横断面を有しているようにすることがで
きる。
耳状区分のこの横断面減少部は、耳状区分の幅を減少さ
せることによって、またカバー材料の厚さを減少させる
ことによって、形成することができる。
本発明の摩擦クラッチを製作する一の方法の要旨は、以
下の通りである。即ち、プレッシャプレートに押圧力を
負荷する皿ばねがクラッチカバーに、それも2つの支持
部間において旋回可能に支持されており、かつクラッチ
カバーと皿ばねとから成るクラッチカバー−皿ばねユニ
ットが保持部材によってまとめられて保持されており、
該保持部材の軸方向に延びている範囲が皿ばねを貫通し
ており、かつ保持部材の、クラッチカバー側とは反対の
側に設けられた支持部分が、皿ばねの後側に直接又は間
接的に係合して皿ばねを支持している摩擦クラッチを製
作する方法において、クラッチカバー材料に耳状区分を
打抜加工し、該耳状区分をクラッチ軸方向で皿ばねから
離れる方向に、弾性限界を越えて曲げ、次いで皿ばね及
びピンをクラッチカバーの内側へ挿入し、次いで耳状区
分を皿ばねの方向に変形させかつこの変形された状態
で、耳状区分にピンをリベット止めすることにある。で
きるだけ多きな誤差補償機能をうるために、及び組立を
簡単にするために、耳状区分をリベット止めのさいに弾
性限界を越えて曲げることが可能である。しかしこの場
合上記リベット止めが行われた後は耳状区分はその弾性
限界内において軸方向で応力を負荷される。このような
製作法は、カバーと皿ばねとの間に設けられる旋回支持
部が円形リング状の線材リングによって形成される場合
に特に有利である。
皿ばねをカバーに連結するために保持ピンを使用する場
合には、さらに、皿ばね並びに保持ピン、それも、皿ば
ねのカバー側とは反対側に設けられる線材の太さ、皿ば
ねの厚さ及びカバー側の支持部の高さの和より成る軸方
向長さよりも短い軸部長さを有する保持ピン、を組付
け、さらに皿ばねのカバー側とは反対の側に設れられる
リングを組付けた後、保持ピンを耳状区分にリベット止
めするため、該耳状区分を皿ばねに向かって変形させ、
かつこの応力負荷状態で保持ピンを耳状区分にリベット
止めするのが有利である。このような製作法において
も、既に述べたように、耳状区分をリベット止めのため
に、弾性限界を越えて曲げることができる。
さらに、本発明の摩擦クラッチを製作する別の一の方法
の要旨は以下の通りである。即ち、プレッシャプレート
に押圧力を負荷する皿ばねがクラッチカバーに、それも
2つの支持部間において旋回可能に支持されており、か
つクラッチカバーと皿ばねとから成るクラッチカバー−
皿ばねユニットが保持部材によってまとめられて保持さ
れており、該保持部材の軸方向に延びている範囲が皿ば
ねを貫通しており、かつ保持部材のクラッチカバー側と
は反対の側に設けられた支持部分が、皿ばねの後側に直
接又は間接的に係合して皿ばねを支持しており、かつ保
持部材がクラッチカバー材料から打抜かれて折曲げられ
た、クラッチカバー材料と一体の条片によって形成され
ており、該条片のクラッチ軸方向に延びている範囲がク
ラッチカバー側で、クラッチカバー材料から切り出され
た、曲げ弾性ビームとして作用する、軸方向に弾性変形
された耳状区分へ移っており、これにより、上記支持部
分が皿ばねに向かって軸方向に引張られている摩擦クラ
ッチを製作する方法において、クラッチカバー材料から
打抜いた耳状区分を軸方向で弾性限界を越えて皿ばねか
ら離す方向に曲げ、かつクラッチカバー側の支持部とし
て設けられる線材リング並びに皿ばね及び、クラッチカ
バー側とは反対側の支持部を挿入し、かつ上記後者の支
持部に支持部分を位置固定しつつ耳状区分を皿ばねの方
向にプレロードを有する状態に保持することにある。
本発明の摩擦クラッチを製作するさらに別の一の方法の
要旨は以下の通りである。即ち、プレッシャプレートに
押圧力を負荷する皿ばねがクラッチカバーに、それも2
つの支持部間において旋回可能に支持されており、かつ
クラッチカバーと皿ばねとから成るクラッチカバー−皿
ばねユニットが保持部材によってまとめられて保持され
ており、該保持部材の軸方向に延びている範囲が皿ばね
を貫通しており、かつ保持部材のクラッチカバー側とは
反対の側に設けられた支持部分が、皿ばねの後側に直接
又は間接的に係合して皿ばねを支持しており、かつ保持
部材がクラッチカバー材料から打抜かれて折曲げられ
た、クラッチカバー材料と一体の条片によって形成され
ており、該条片のクラッチ軸方向に延びている範囲がク
ラッチカバー側で、クラッチカバー材料から切り出され
た、曲げ弾性ビームとして作用する、軸方向に弾性変形
された耳状区分へ移っており、これにより、上記支持部
材が皿ばねに向かって軸方向に引張られている摩擦クラ
ッチを製作する方法において、クラッチカバー側の支持
部を、それぞれ2つの耳状区分間にある範囲に圧刻突起
を設けることにより形成し、かつ耳状区分は圧刻突起を
有しない又は僅かな圧刻突起しか有しないようにし、皿
ばね及び、クラッチカバー側とは反対側の支持部の挿入
後、上記後者の支持部に支持部分を位置固定しつつ、耳
状区分を皿ばねの方向にプレロードを有する状態に、保
持することにある。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
摩擦クラッチの図示の種々異なる実施例は、軸方向で可
動のプレッシャプレート1及び皿ばね4を有しており、
プレッシャプレート1は板ばね2を介してカバー3に相
対回動不能に結合されており、また皿ばね4は、その半
径方向で外側にある範囲5でプレッシャプレート1の支
持範囲6に支持されていると共に、さらに半径方向で内
側にある範囲7でカバー3に旋回可能に、それも、カバ
ー3側の支持部8と、皿ばね4のカバー3側とは反対側
に設けられた円形リング状の支持部9との間に保持され
ることによって旋回可能に、支持されている。皿ばね4
はプレロードを負荷された状態で組込まれていて、プレ
ッシャプレート1をクラッチディスク11の摩擦フェーシ
ング10に向かって押している。
第1図及び第2図の摩擦クラッチの実施例においては、
カバー側の支持部8も、皿ばね4のカバー側とは反対側
に設けられた支持部9も、それぞれ1本の線材リング1
2,13によって形成されている。カバー3、両線材リング
12,13及び両線材リング間に設けられた皿ばね4は保持
ピン14によってまとれられて結合されている。この目的
で保持ピン14はカバー3から成形された、カバー3と一
体の耳状区分15にリベット16を介して固定されていると
共に、皿ばね4を軸方向で貫通している範囲17に続いて
いるヘッド状の幅出部18を以って、線材リング13の後側
に係合している。
耳状区分15はカバー3の材料のU字形切欠き部もしくは
U字形打抜部19によって形成されている。
上記打抜部19は、閉じたカバー内縁20が残されるよう
に、即ちカバー3の高い軸方向の剛性が保持されるよう
に考慮して、カバー3に加工されている。さらに、U字
形打抜部19のU字の脚部は半径方向外側へ延びており、
その結果耳状区分15も同様に半径方向に延びておりかつ
外側の部分21のところでカバー材料へ移っている。U字
形打抜部19の脚部の長さは、耳状区分15が皿ばね4と両
線材リング12,13とが支持し合っている当接範囲22を半
径方向で越えて延在するように定められている。上記の
当接範囲22と、この範囲22の半径方向で外側にある、耳
状区分15の範囲からカバー3本来の範囲へ移る境界範囲
との間の距離23はカバー材料の厚さ24のほぼ3倍であ
る。リベット16もしくは保持ピン14の軸線26と境界範囲
との間の長さ25、境界範囲の幅並びにカバー材料の厚さ
24は以下のように定められている。即ち、耳状区分15
が、保持ピン14がリベット止めされるさいに、隣接のカ
バー範囲27に対して軸方向で、カバー材料固有の弾性限
界内において皿ばね4に向かって変形せしめられ(この
点に関してはさらに別の図面との関連において後述す
る)、その結果該耳状区分15が曲げ弾性ビームとして働
くように、定められている。図示の実施例において長さ
25はカバー材料の厚さ24のほぼ5倍に定められている。
耳状区分15に発生した応力に基づき線材リング13は保持
ピン14のヘッド状の幅出部18により軸方向でカバー3に
向かって負荷され、その結果皿ばね4は両線材リング1
2,13間において締込まれる。曲げ弾性ビーム状の区分15
によって発生した力は、皿ばね4を旋回させるための
力、換言すれば摩擦クラッチ1を操作するために必要な
力、よりも大きく、その結果、摩擦クラッチの寿命の全
期間にわたって線材リング12,13もしくは皿ばね4の当
接範囲22に発生する摩耗を補償することができる。耳状
区分15の全長25にわたる申し分のない応力の発生を確保
するために、区分15と当接範囲22における線材リング12
との間に遊び28が設けられていて、耳状区分15がプレロ
ードにより直接線材リング12に当接しないようになって
いる。図示の実施例では、遊び28を生ぜしめるために、
耳状区分15内に凹状圧刻部が加工されている。この遊び
28に基づき、線材リング12は1つの区分15と隣の区分15
との間の範囲でのみカバー3に当接するにすぎない。
第3図及び第4図に図示された実施例は、第1図及び第
2図の実施例に対して次の点で異なる。即ち、皿ばね4
とカバー3との間に設けられた支持部8もしくは旋回支
持部がカバー材料の、それぞれ2つの隣り合う耳状区分
15間に圧刻された圧刻突起12によって形成されている。
この実施例では、耳状の区分115の範囲においてはカバ
ー側の支持部8が周方向で中断されているから、これら
の耳状区分15と皿ばね4との間には、当接範囲22におい
て、十分大きな間隙が存在し、これらの耳状区分115の
申し分のない緊張が可能である。
第3図の実施例では、図示から判るように、耳状区分11
5は鍵孔状に形成されている。このためにカバー中に相
応する打抜部119が加工されている。
区分115の楔形の範囲115aは、区分115の全長にわたっ
て、少なくともほぼ一定の応力分布が得られるように、
形成されている。図示の実施例では、楔形範囲115aの最
も狭い個所が、圧刻突起112が配置されている直径上の
半径方向位置に設けられている。これにより圧刻突起11
2によって形成されるカバー側の支持部8が大きくな
り、従って摩耗が減少する。
より良好な応力負荷状態並びにより高い弾性が僅かなプ
レロードでえられるようにすために、耳状区分115の楔
形範囲115aは、クラッチの周方向でみて、最も狭い区分
における幅121aに対する、カバー材料との境界範囲121
における幅の割合が2:3になるように製作されている。
さらに上記境界範囲121と幅の最も狭い区分121aとの間
の半径方向距離の、上記の幅が最も狭い区分121aにおけ
る幅に対する割合は2:1である。
第5図及び第6図の実施例では、U字形打抜部219はカ
バー材料中に次のように加工されている。即ちU字の脚
部が半径方向内側へ向かって延びており、その結果耳状
区分215は半径方向内側でカバー材料へ移行している。
カバー側の支持部8は、カバー3の、区分215の間の範
囲に加工された圧刻突起212によって形成されている。
円形リング状の支持部9を形成するための保持ピン214
は支持部分213を有しており、この支持部分を以って保
持ピン214は皿ばね4に直線に当接している。このよう
な保持ピンは例えばフランス国特許第1524350号明細書
により公知になっている。耳状区分215はやはり皿ばね
4に向かって弾性変形され、その結果皿ばね保持ピン21
4の支持部分213により、圧刻突起212によって形成され
たカバー側の支持部8に押付けられている。
第7図及び第8図の実施例における耳状区分215は円弧
状に製作されており、全体としてほぼ弦もしくは接線状
に延びている。このような耳状区分を形成するためカバ
ー材料中に打抜部319が加工されている。耳状区分315の
端部範囲に保持ピン14がリベット16を介して固定されて
いる。耳状区分315は皿ばね4の方向に弾性変形されて
おり、その結果保持ピン14のヘッド状の幅出部18は、線
材リング13によって形成された支持部9にカバー3の方
向に負荷を与えており、これにより皿ばね4がカバー側
の支持部8と反対側の支持部9との間に締付けられてい
る。
第1図〜第8図の、弾性曲げビームとして働く耳状区分
15,115,215及び315を、軸方向で弾性変形した状態に移
すためには種々の方法がある。
一実施例によれば、打抜加工された耳状区分15,115,215
及び315は軸方向でカバー材料の弾性限界を越えて皿ば
ね4から離反する方向にある所定量だけ曲げられてい
る。この状態は第1図及び第2図の摩擦クラッチに使用
可能な第9図のカバー3において示されており、この場
合保持ピンのリベット止め部の範囲で測定された区分15
の曲げ量Xは1mmである。カバー側の支持部8上に皿ば
ね4が当接支持された後、第1図〜第4図は並びに第7
図及び第8図の実施例では支持部9及び保持ピン14が組
付けられ、次いで保持ピン14を耳状区分15,115,315に取
付けるために、耳状区分は皿ばね4の方向に負荷を与え
られ、この負荷状態でリベット止めされる。
第5図及び第6図を実施例、即ち保持ピン214が皿ばね
4を支持部分213を介して直接に支持している実施例で
は、線材リング13によって形成される支持部9の組付け
は不要であるが、これに対して第1図及び第2並びに第
7図及び第8図の実施例の場合には、カバー側の支持部
8を形成する線材リング12をカバー内へ付加的に挿入し
て組付けなければならない。
保持ピン4の軸部の長さ、即ち保持ピン14のヘッド状の
幅出部18と、耳状区分15,115,315が当接している段部30
との間の軸方向長さは、リベット止め部(16)を形成す
るために行われる耳状区分15,115,315の、皿ばねの方向
へ曲げもしくは旋回中に、該旋回運動の一部にわたりカ
バー材料の弾性限界が越えられるように、選定され設計
されている。
第3図及び第4図並びに第5図及び第6図の実施例にお
いては、耳状区分115,215の、組立前の、皿ばね4から
離れる方向での曲げは省略することができる。それとい
のは、周方向でみて、耳状区分115,215と皿ばねとの間
の範囲には、いかなる圧刻突起もない軸方向スペース31
が存在しているからである。区分115,215に軸方向の弾
性的な緊張状態を与えるためには、保持ピン14,214の軸
部長さを相応して短く設計し、組立のさいに、換言すれ
ばリベット止めのために、耳状区分115,215を軸方向に
曲げるだけで十分であり、この場合リベット止め後には
相応するプレロードが耳状区分に与えられる。
第3図及び第4図の実施例では、線材リング13の太さ、
皿ばね4の厚さ及び圧刻突起112の高さより成る軸方向
長さは、保持ピン14のヘッド状の幅出部18と端部30との
間の軸部長さよりも大きくなければならない。
第10図及び第11図の実施例では、皿ばね4の、カバー3
側とは反対の側に設けられた支持部9はやはり1つの線
材リング13によって形成されている。この線材リング13
を固定するために、カバー材料から打抜かれて折曲げら
れた保持片414が設けられており、これらの保持片414は
皿ばね4のスリット状の切欠き4aを通っている。保持片
414はそれぞれ、カバー3から打抜かれかつ、少なくと
もほぼ半径方向に延びている折曲線414aに沿って、少な
くともほぼ半径方向でかつ摩擦クラッチの回転平面に対
して垂直に延びている一平面内へ折曲げられた区分414b
(一点駅鎖線で示す)によって、形成されている。区分
414bはカバー材料から切出されている。保持片414と本
来のカバー3との間にはそれぞれ1つの、カバー材料か
ら切出された耳状の区分415があり、これらの区分はカ
バー3の内周420に沿って形成されている。これらの耳
状の区分415は少なくともほぼ周方向もしくは接線方向
に延びる切り欠き419を加工することによって形成され
ている。該切欠き419の長さは、耳状区分415が摩擦クラ
ッチの軸方向でカバー材料の固有の弾性限界内において
曲げビームとして働くように、定められてられいる。
第11図から判るように、区分414bはまず、線材リング13
を支持するために設けられている支持部分418が線材リ
ング13の半径方向内側、換言すれば線材リング13の内周
円の直径よりも小さい直径上に位置するように、曲げら
れる。保持部材414のこの位置は第11図の保持部材にお
いて破線で示されている。
カバー3に皿ばね4を旋回可能に支持するために、まず
皿ばね4は、圧刻突起412によって形成されたカバー側
の転動支持部8上へ当付けられ、次いで線材リング13が
軸方向で保持部材414もしくはその支持部分418上方にお
いて、該線材リング13が皿ばね4に当接するに至るま
で、移動せしめられる。次いで保持部材414の、少なく
ともほぼ全体が半径方向で外側へ旋回せしめられ、その
結果支持部分418が線材リング13に当接せしめられる。
保持部材414のこの位置は第11図において保持部材の実
線の位置で示されている。
保持部材414の上記の旋回の後に、耳状区分415が皿ばね
4をカバー3の、そのつど2つの耳状区分415の間にあ
る範囲に設けられた圧刻突起412と線材リング13との間
に軸方向で締付けた状態で保持するようにするために、
保持部材414の旋回中、耳状区分415は皿ばねに向う方向
で緊張状態で保持されている。耳状区分415の上記の緊
張状態はしかしまた、保持部材414に、支持部分418を線
材リング13に当接せしめるために必要な旋回よりもより
大きな旋回を与え、その結果保持部材の上記の旋回に基
づいて耳状区分415が皿ばね4の方向へ緊張せしめられ
るようにすることによって生じさせることも可能であ
る。
第12図及び第13図に示されている摩擦クラッチは保持部
材514としてカバー3から成形された条片を有してい
る。条片514は、図面中に符号514aを付した鎖線で示さ
れている形状に沿ってカバー3から打抜加工し、次いで
打抜いた該条片514aを軸方向に折曲げることによって形
成されている。
線材リング12によって形成されたカバー側の支持部8並
びに皿ばね4及びさらに別の、やはり線材リング13によ
って形成された支持部9をカバー3内へ挿入した後に、
条片514の自由端部が曲げ工程で折曲げられ、その結果
支持部分514bが半径方向に向けられ、線材リング13に下
側から係合せしめられる。
条片514はカバー3と半径方向に延びている耳状区分515
を介してつながっており、この耳状区分515はカバー材
料中に相応する切欠き519を設けることによって形成さ
れている。これらの耳状区分515はやはり弾性曲げビー
ムとして働き、かつ支持部材514bが半径方向に折曲げら
れる間、皿ばねに向かう方向で弾性的に緊張した状態に
保持される。耳状区分515の弾性的な緊張によって皿ば
ね4は両方リング12,13の間で軸方向で締付けられる。
耳状区分515の申し分のない軸方向で緊張状態を保証す
るために、少なくとも、支持部分514bの形成前に、耳状
区分515は軸方向で、弾性限界を越えて、皿ばねから離
れる方向に曲げられており、これによりカバー側の線材
リング12は耳状区分515の間の範囲におけるカバー3に
接触しているにすぎない。耳状区分515が、これが弾性
的に緊張せしめられた状態に変形された後にもなお、カ
バー側の線材リング12に対しても距離もしくは遊び528
を有しているようにするのが有利である。
第14図に示されている、カバー3にける皿ばね4の旋回
可能な支持形式は、第13図の支持形式に対して、保持部
材、即ち条片614の端部のところで曲げられた支持部分6
14bが直接皿ばね4のカバー3とは反対の側に設けられ
た支持部9を形成している点で異なっている。
第1図において符号15aを付した破線で示されているよ
うに、耳状区分は楔形に形成することも可能であり、こ
の場合耳状区分のカバー材料への移行範囲(耳状区分と
カバー材料との境界範囲)の幅が大きくなっている。こ
のような手段により、長さ方向で耳状区分の曲げ状態を
変化させることができる。
第12図及び第13図もしくは第14図の実施例では、カバー
側の支持部8を形成する線材リング12の代わりに、耳状
区分515もしくは615の間の範囲のカバー材料に加工され
た圧刻突起を利用することも可能である。
本発明によれば、ばね弾性的な、プレロードを負荷され
た状態に変形された耳状区分により、該耳状区分の寸法
関係が適当に決定され、かつ耳状区分のカバー材料との
境界範囲における横断面が適当に選択され、かつまた弾
性限界を越える曲げもしくは緊張度が選択された場合、
皿ばねの遊びのない締込みが行われ、これによって摩擦
クラッチが未だ新しいときに既にその空工程の損失が避
けられると共に、同時に皿ばねの円滑な旋回可能性が達
成され、さらにまた、皿ばね及び(又は)皿ばね支持部
に摩耗を生じたさいに自動的な後調節が行われ、その結
果クラッチの全運転期間もしくは全寿命にわたって一様
な、換言すれば損失のない行程動作が保証され、さらに
また、製作上の比較的大きな誤差の保証が可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の摩擦クラッチの実施例を示すもので、第
1図は本発明の摩擦クラッチの第1実施例の部分的平面
図、第2図は第1図のII−II線による断面図、第3図は
第2実施例の部分的平面図、第4図は第3図のIV−IV線
による断面図、第5図は第3実施例の部分的平面図、第
6図は第5図のVI−VI線による断面図、第7図は第4実
施例の部分的平面図、第8図は第7図のVIII−VIII線に
よる断面図、第9図は組立前の状態における、第1図及
び第2図の実施例において使用可能な、カバーの第1図
II−II線による断面図、第10図は第5実施例の部分的平
面図、第11図は第10図のXI−XI線による断面図、第12図
は第6実施例の部分的平面図、第13図の第12図のXIII−
XIII線による断面図、第14図は、カバー側とは反対の側
の旋回支持部が線材リングによってではなしに、保持部
材によって直接形成されている点で第12図及び第13図の
実施例の旋回支持部と異なる、カバーにおける皿ばね用
の旋回支持部を示す部分的断面図である。 1……プレッシャプレート、3……クラッチカバー、4
……皿ばね、8,9,12,13,112,212,412……支持部、14,21
4……保持部材、15,115,215,315,415,515,615……耳状
区分、16……リベット、17……軸方向に延びている範
囲、18,213,418,514b,614b……支持部分、414,514,614
……条片

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摩擦クラッチであって、プレッシャプレー
    トに押圧力を負荷する皿ばねがクラッチカバーに、それ
    も2つの支持部間において旋回可能に支持されており、
    かつクラッチカバーと皿ばねとから成るクラッチカバー
    −皿ばねユニットが保持部材によってまとめられて保持
    されており、該保持部材の軸方向に伸びている範囲が皿
    ばねを貫通しており、かつ保持部材の、クラッチカバー
    側とは反対の側に設けられた支持部分が、皿ばねの後側
    に直接又は間接的に係合して皿ばねを支持している形式
    のものにおいて、保持部材が保持ピン(14,214)として
    構成されており、該保持ピンの支持部分(18,213)が、
    クラッチカバー(3)から切り出された、曲げ弾性ビー
    ムとして作用する、軸方向で弾性変形された耳状区分
    (15,115,215,315)への保持ピンの固定により、皿ばね
    (4)に向かって軸方向で引張られていることを特徴と
    する摩擦クラッチ。
  2. 【請求項2】保持ピン(14,214)が、クラッチカバー
    (3)から切り出された、曲げ弾性ビームとして作用す
    る耳状区分(15,115,215,315)の端部に固定されてい
    る、特許請求の範囲第1項記載の摩擦クラッチ。
  3. 【請求項3】保持ピン(214)の支持部分(213)が、軸
    方向に変形された耳状区分(215)の弾力的なプレロー
    ドにより皿ばね(4)に直接に当接している特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の摩擦クラッチ。
  4. 【請求項4】保持ピン(14)の支持部分がヘッド状の幅
    出部(18)によって形成されており、保持ピン(14)が
    上記のヘッド状の幅出部(18)を以って、幅方向に変形
    された耳状区分(15,115,215,315)の弾力的なプレロー
    ドにより、保持ピン(14)のヘッド状の幅出部(18)と
    皿ばね(4)との間に設けられた線材リング(13)に当
    接している特許請求の範囲第1項又は第2項記載の摩擦
    クラッチ。
  5. 【請求項5】耳状区分(15,115,215)が皿ばね(4)と
    支持部(8,9)との当接範囲を半径方向で越えるところ
    まで延びている特許請求の範囲第1項から第4項までの
    いずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  6. 【請求項6】耳状区分(15,115,215)が少なくともほぼ
    半径方向に延びている特許請求の範囲第1項から第4項
    までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  7. 【請求項7】耳状区分(15,115)が半径方向外側でクラ
    ッチカバーの範囲へ移行している特許請求の範囲第1項
    から第4項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  8. 【請求項8】耳状区分(215)が半径方向内側でクラッ
    チカバー範囲へ移行している特許請求の範囲第1項から
    第4項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  9. 【請求項9】耳状区分(315)が少なくともほぼ弦状も
    しくは接線状に延びている特許請求の範囲第1項から第
    4項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  10. 【請求項10】耳状区分(315)が円弧状に形成されて
    いる特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1
    項記載の摩擦クラッチ。
  11. 【請求項11】耳状区分(15a,115)が楔形に形成され
    ている特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    1項記載の摩擦クラッチ。
  12. 【請求項12】楔形に形成された耳状区分(15a,115)
    の、クラッチカバーへ移行する範囲が広幅に形成されて
    いる特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1
    項記載の摩擦クラッチ。
  13. 【請求項13】耳状の区分(15,115,215,315)がクラッ
    チカバー内周の半径方向外側に、クラッチカバーの切り
    出しによって、形成されている特許請求の範囲第1項か
    ら第4項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  14. 【請求項14】耳状区分(15,115,215,315)がクラッチ
    カバーからU字状もしくはV字状に切り出すことによっ
    て形成されている特許請求の範囲第1項から第4項まで
    のいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  15. 【請求項15】クラッチカバー側の旋回支持部(8)が
    クラッチカバーに圧刻された圧刻突起(112,212)によ
    って形成されており、かつ該圧刻突起がそのつど2つ
    の、隣り合う耳状区分(115,215)の間の範囲に設けら
    れている特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれ
    か1項記載の摩擦クラッチ。
  16. 【請求項16】耳状区分(115,215)が圧刻突起を有し
    ておらず、もしくは該耳状区分に隣接するクラッチカバ
    ー区分よりも僅かに高い圧刻突起しか有していない特許
    請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載の
    摩擦クラッチ。
  17. 【請求項17】耳状区分の曲げ長さ(25)が、クラッチ
    カバー材料の厚さ(24)の3.5倍乃至10倍である特許請
    求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載の摩
    擦クラッチ。
  18. 【請求項18】耳状区分における支持部直径(22)か
    ら、その半径方向外側にある、クラッチカバー(3)と
    の境界までの長さ(23)がクラッチカバー材料の厚さ
    (24)の2倍乃至6倍である特許請求の範囲第1項から
    第4項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  19. 【請求項19】耳状区分の横断面が、クラッチカバー材
    料との境界範囲で減少している特許請求の範囲第1項か
    ら第4項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  20. 【請求項20】耳状区分(115)の幅がその基部(121)
    のところから次第に減少しかつ保持部材(14)が取付け
    られる範囲へ向かって再び増大している特許請求の範囲
    第1項記載の摩擦クラッチ。
  21. 【請求項21】耳状区分(415,515,615)がクラッチカ
    バー(3)の内周(420)に一体に形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の摩擦クラッ
    チ。
  22. 【請求項22】摩擦クラッチであって、プレッシャプレ
    ートに押圧力を負荷する皿ばねがクラッチカバーに、そ
    れも2つの支持部間において旋回可能に支持されてお
    り、かつクラッチカバーと皿ばねとから成るクラッチカ
    バー−皿ばねユニットが保持部材によってまとめられて
    保持されており、該保持部材の軸方向に延びている範囲
    が皿ばねを貫通しており、かつ保持部材のクラッチカバ
    ー側とは反対の側に設けられた支持部分が、皿ばねの後
    側に直接又は間接的に係合し皿ばねを支持している形式
    のものにおいて、保持部材がクラッチカバー材料から打
    抜かれて折曲げられた、クラッチカバー材料と一体の条
    片(414,514,614)によって形成されており、該条片の
    クラッチ軸方向に延びている範囲がクラッチカバー側
    で、クラッチカバー材料から切り出された、曲げ弾性ビ
    ームとして作用する、軸方向に弾性変形された耳状区分
    (415,515,615)へ移っており、これにより、上記支持
    部分(418,514b,614b)が皿ばね(4)に向かって軸方
    向に引張られていることを特徴とする摩擦クラッチ。
  23. 【請求項23】条片(614)の支持部分(614b)が、軸
    方向に変形された耳状区分(615)の弾力的なプレロー
    ドにより、皿ばね(4)に直接当接している特許請求の
    範囲第22項記載の摩擦クラッチ。
  24. 【請求項24】条片(514)の支持部分(514b)が、該
    条片の軸方向に延びている範囲に一体に続いている範囲
    で折曲げられた区分(514b)によって形成されており、
    かつ上記支持部分(514b)が、軸方向で変形された耳状
    区分(515)の弾力的なプレロードにより、該支持部分
    (514b)と皿ばね(4)との間に設けられた、皿ばね
    (4)用の円形リング状転動支持部(9,13)に当接して
    いる特許請求の範囲第22項記載の摩擦クラッチ。
  25. 【請求項25】耳状区分(515,615)が皿ばね(4)と
    支持部(8,9)との当接範囲を半径方向で越えるところ
    まで延びている特許請求の範囲第22項から第24項までの
    いずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  26. 【請求項26】耳状区分(515,615)が少なくともほぼ
    半径方向に延びている特許請求の範囲第22項から第25項
    までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  27. 【請求項27】耳状区分(515,615)が半径方向外側で
    クラッチカバー材料へ移行している特許請求の範囲第22
    項から第26項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  28. 【請求項28】耳状区分(415)が少なくともほぼ弦状
    もしくは接線状に延びている特許請求の範囲第22項から
    第24項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  29. 【請求項29】耳状区分(415,515,615)がクラッチカ
    バー(3)の内周に形成されている特許請求の範囲第22
    項から第28項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  30. 【請求項30】耳状区分の横断面がクラッチカバー材料
    との境界範囲で減少している特許請求の範囲第22項から
    第29項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  31. 【請求項31】プレッシャプレートに押圧力を負荷する
    皿ばねがクラッチカバーに、それも2つの支持部間にお
    いて旋回可能に支持されており、かつクラッチカバーと
    皿ばねとから成るクラッチカバー−皿ばねユニットが保
    持部材によってまとめられて保持されており、該保持部
    材の軸方向に延びている範囲が皿ばねを貫通しており、
    かつ保持部材の、クラッチカバー側とは反対の側に設け
    られた支持部分が、皿ばねの後側に直接又は間接的に係
    合して皿ばねを支持して摩擦クラッチを製作する方法に
    おいて、クラッチカバー材料に耳状区分(15,115,215,3
    15)を打抜加工し、該耳状区分をクラッチ軸方向で皿ば
    ね(4)から離れる方向に、弾性限界を越えて曲げ、次
    いで皿ばね(4)及びピン(14,214)をクラッチカバー
    (3)の内側へ挿入し、次いで耳状区分を皿ばねの方向
    に変形させかつこの変形された状態で、耳状区分にピン
    をリベット止めすることを特徴とする、摩擦クラッチを
    製作する方法。
  32. 【請求項32】耳状区分(15,115,215,315)を、リベッ
    ト止めするために、弾性限界を越えて曲げる特許請求の
    範囲第31項記載の方法。
  33. 【請求項33】クラッチカバー(3)内へ、皿ばね
    (4)並びにピン(14)、それも皿ばね(4)のクラッ
    チカバー(3)側とは反対の側に設けられる線材リング
    (13)の太さ、皿ばね(4)の厚さ及び皿ばね(4)の
    クラッチカバー(3)側の支持部(8)の高さ(31)よ
    り成る軸方向長さよりも短い軸部長さ(29)を有するピ
    ン(14)を挿入し、次いで皿ばね(4)のカバー(3)
    側とは反対側に設けられる線材リング(13)を挿入した
    後に、上記ピン(14)を耳状区分(15,115,)にリベッ
    ト止めするために、上記耳状区分を皿ばね(4)に向か
    う方向に曲げ、かつこの状態で耳状区分(15,115)に上
    記ピン(14)をリベット止めする特許請求の範囲第31項
    又は第32項記載の方法。
  34. 【請求項34】プレッシャプレートに押圧力を負荷する
    皿ばねがクラッチカバーに、それも2つの支持部間にお
    いて旋回可能に支持されており、かつクラッチカバーと
    皿ばねとから成るクラッチカバー−皿ばねユニットが保
    持部材によってまとめられて保持されており、該保持部
    材の軸方向に延びている範囲が皿ばねを貫通しており、
    かつ保持部材のクラッチカバー側とは反対の側に設けら
    れた支持部分が、皿ばねの後側に直接又は間接的に係合
    して皿ばねを支持しており、かつ保持部材がクラッチカ
    バー材料から打抜かれて折曲げられた、クラッチカバー
    材料と一体の条片によって形成されており、該条片のク
    ラッチ軸方向に延びている範囲がクラッチカバー側で、
    クラッチカバー材料から切り出された、曲げ弾性ビーム
    として作用する、軸方向に弾性変形された耳状区分へ移
    っており、これにより、上記支持部分が皿ばねに向かっ
    て軸方向に引張られている摩擦クラッチを製作する方法
    において、クラッチカバー材料から打抜いた耳状区分
    (515)を軸方向で弾性限界を越えて皿ばね(4)から
    離す方向に曲げ、かつクラッチカバー側の支持部(8)
    として設けられる線材リング(12)並びに皿ばね(4)
    及び、クラッチカバー側とは反対側の支持部(9,13)を
    挿入し、かつ上記後者の支持部(9,13)に支持部分(51
    4b)を位置固定しつつ耳状区分(15)を皿ばね(4)の
    方向にプレロードを有する状態に保持することを特徴と
    する、摩擦クラッチを製作する方法。
  35. 【請求項35】プレッシャプレートに押圧力を負荷する
    皿ばねがクラッチカバーに、それも2つの支持部間にお
    いて旋回可能に支持されており、かつクラッチカバーと
    皿ばねとから成るクラッチカバー−皿ばねユニットが保
    持部材によってまとめられて保持されており、該保持部
    材の軸方向に延びている範囲が皿ばねを貫通しており、
    かつ保持部材のクラッチカバー側とは反対の側に設けら
    れた支持部分が、皿ばねの後側に直接又は間接的に係合
    して皿ばねを支持しており、かつ保持部材がクラッチカ
    バー材料から打抜かれて折曲げられた、クラッチカバー
    材料と一体の条片によって形成されており、該条片のク
    ラッチ軸方向に延びている範囲がクラッチカバー側で、
    クラッチカバー材料から切り出された、曲げ弾性ビーム
    として作用する、軸方向に弾性変形された耳状区分へ移
    っており、これにより、上記支持部分が皿ばねに向かっ
    て軸方向に引張られている摩擦クラッチを製作する方法
    において、クラッチカバー側の支持部(8)を、それぞ
    れ2つの耳状区分(515)間にある範囲に圧刻突起を設
    けることにより形成し、かつ耳状区分(515)は圧刻突
    起を有しない又は僅かな圧刻突起しか有しないように、
    皿ばね(4)及び、クラッチカバー側とは反対側の支持
    部(9,13)の挿入後、上記後者の支持部(9,13)に支持
    部分(514b)を位置固定しつつ、耳状区分(515)を皿
    ばね(4)の方向にプレロードを有する状態に、保持す
    ることを特徴とする、摩擦クラッチを製作する方法。
JP59252102A 1983-12-01 1984-11-30 殊に自動車用の摩擦クラッチ及びその製作法 Expired - Lifetime JPH0781590B2 (ja)

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