JPH0781500A - 自動車用バッテリー取付構造 - Google Patents
自動車用バッテリー取付構造Info
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- JPH0781500A JPH0781500A JP22994293A JP22994293A JPH0781500A JP H0781500 A JPH0781500 A JP H0781500A JP 22994293 A JP22994293 A JP 22994293A JP 22994293 A JP22994293 A JP 22994293A JP H0781500 A JPH0781500 A JP H0781500A
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- JP
- Japan
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- battery
- bracket
- vehicle body
- pressed
- mounting structure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッテリーを簡単にしかも確実に取り付ける
ことのできる自動車用バッテリー取付構造を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 バッテリーサポート2に載置されたバッテリ
ー1の上面部を上方から押圧してバッテリー1を車体側
に取り付ける自動車用バッテリー取付構造において、バ
ッテリー1の上面部の一辺部3とラジエータコアアッパ
パネル4との間に弾性を有する第一ブラケット5を架設
し、この第一ブラケット5を押圧して弾性変形させる凸
部7を有する第二ブラケット6を、この第二ブラケット
6の一端部6aをラジエータコアアッパパネル4の上面
部にてねじ止めするとともに、第二ブラケット6の他端
部6bをバッテリーサポート2から上方に延設された固
定用ロッド10にねじ止めし、バッテリーの他辺部9を
第二ブラケット6の他端部6b側で押圧し、バッテリー
1の一辺部3を第一ブラケット5で押圧した。
ことのできる自動車用バッテリー取付構造を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 バッテリーサポート2に載置されたバッテリ
ー1の上面部を上方から押圧してバッテリー1を車体側
に取り付ける自動車用バッテリー取付構造において、バ
ッテリー1の上面部の一辺部3とラジエータコアアッパ
パネル4との間に弾性を有する第一ブラケット5を架設
し、この第一ブラケット5を押圧して弾性変形させる凸
部7を有する第二ブラケット6を、この第二ブラケット
6の一端部6aをラジエータコアアッパパネル4の上面
部にてねじ止めするとともに、第二ブラケット6の他端
部6bをバッテリーサポート2から上方に延設された固
定用ロッド10にねじ止めし、バッテリーの他辺部9を
第二ブラケット6の他端部6b側で押圧し、バッテリー
1の一辺部3を第一ブラケット5で押圧した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バッテリーを車体に
取り付ける自動車用バッテリー取付構造に関するもので
ある。
取り付ける自動車用バッテリー取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のものとしては、例え
ば図5に示すように、車体側に設けられたバッテリー載
置面部51に載置されたバッテリー52の上面部を上方
からブラケット53で押圧することにより、バッテリー
52を車体に取り付けるようにしたものがある。詳しく
は、固定用ロッド54の下端部がバッテリー載置面部5
1に係止され、この固定用ロッド54の上端部に前記ブ
ラケット53の一端部がねじ止めされ、前記ブラケット
の他端部がラジエータコアアッパパネル55などの車体
上面にねじ止めされることにより、このブラケット53
でバッテリー52を押圧するようにしている。これによ
れば、ブラケット53の両端部をねじ止めするものに比
べて、比較的簡単にバッテリー52の取り付けを行うこ
とができる(なお、より詳細には、実開昭57−534
2号公報等参照)。
ば図5に示すように、車体側に設けられたバッテリー載
置面部51に載置されたバッテリー52の上面部を上方
からブラケット53で押圧することにより、バッテリー
52を車体に取り付けるようにしたものがある。詳しく
は、固定用ロッド54の下端部がバッテリー載置面部5
1に係止され、この固定用ロッド54の上端部に前記ブ
ラケット53の一端部がねじ止めされ、前記ブラケット
の他端部がラジエータコアアッパパネル55などの車体
上面にねじ止めされることにより、このブラケット53
でバッテリー52を押圧するようにしている。これによ
れば、ブラケット53の両端部をねじ止めするものに比
べて、比較的簡単にバッテリー52の取り付けを行うこ
とができる(なお、より詳細には、実開昭57−534
2号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、固定用ロッド54がバッテ
リー52と接近しているので、固定用ロッド54側では
ブラケット53を介してねじの締付力がバッテリー52
の他辺部56に有効に作用するが、バッテリー52の一
辺部57では、バッテリー52とラジエータコアアッパ
パネル55との間隙Hが離れすぎていると、ブラケット
53の撓みによりねじの締付力がその一辺部57に有効
に作用せず、バッテリー52を確実に取り付けられない
場合がある。
うな従来のものにあっては、固定用ロッド54がバッテ
リー52と接近しているので、固定用ロッド54側では
ブラケット53を介してねじの締付力がバッテリー52
の他辺部56に有効に作用するが、バッテリー52の一
辺部57では、バッテリー52とラジエータコアアッパ
パネル55との間隙Hが離れすぎていると、ブラケット
53の撓みによりねじの締付力がその一辺部57に有効
に作用せず、バッテリー52を確実に取り付けられない
場合がある。
【0004】また、車体形状等の変化により、バッテリ
ー52の上面部とラジエータコアアッパパネル55の上
面部との落差(前記の間隙)Hが大きすぎると、固定用
ロッド54側ではブラケット53がバッテリーを押圧す
ることができていても、ラジエータコアアッパパネル5
5側ではブラケット53がバッテリー52の上面をほと
んど押圧できていないような場合があり、バッテリーの
取付が不十分なままとなる場合がある。
ー52の上面部とラジエータコアアッパパネル55の上
面部との落差(前記の間隙)Hが大きすぎると、固定用
ロッド54側ではブラケット53がバッテリーを押圧す
ることができていても、ラジエータコアアッパパネル5
5側ではブラケット53がバッテリー52の上面をほと
んど押圧できていないような場合があり、バッテリーの
取付が不十分なままとなる場合がある。
【0005】この発明は、かかる不具合を解決すべくな
されたもので、バッテリーを簡単にしかも確実に取り付
けることのできる自動車用バッテリー取付構造を提供す
ることを目的としている。
されたもので、バッテリーを簡単にしかも確実に取り付
けることのできる自動車用バッテリー取付構造を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の自動車用バッテリー取付構造は、
バッテリー載置面部に載置されたバッテリーの上面部を
上方から押圧して前記バッテリーを車体側に取り付ける
自動車用バッテリー取付構造において、前記バッテリー
の前記上面部の一辺部とこの一辺部に隣接する車体の上
面部との間に弾性を有する第一ブラケットを架設し、こ
の第一ブラケットを押圧して弾性変形させる凸部を有す
る第二ブラケットを、この第二ブラケットの一端部を前
記バッテリーの前記一辺部に隣接する車体の上面部にね
じ止めすると共に、この第二ブラケットの他端部を前記
バッテリーの前記一辺部と対向する他辺部側にて前記バ
ッテリー載置面から上方に延設された固定用ロッドにね
じ止めし、前記バッテリーの前記他辺部を前記第二ブラ
ケットの前記他端部側で押圧し、前記バッテリーの前記
一辺部を前記第一ブラケットで押圧したことを特徴とし
ている。
め、請求項1に記載の自動車用バッテリー取付構造は、
バッテリー載置面部に載置されたバッテリーの上面部を
上方から押圧して前記バッテリーを車体側に取り付ける
自動車用バッテリー取付構造において、前記バッテリー
の前記上面部の一辺部とこの一辺部に隣接する車体の上
面部との間に弾性を有する第一ブラケットを架設し、こ
の第一ブラケットを押圧して弾性変形させる凸部を有す
る第二ブラケットを、この第二ブラケットの一端部を前
記バッテリーの前記一辺部に隣接する車体の上面部にね
じ止めすると共に、この第二ブラケットの他端部を前記
バッテリーの前記一辺部と対向する他辺部側にて前記バ
ッテリー載置面から上方に延設された固定用ロッドにね
じ止めし、前記バッテリーの前記他辺部を前記第二ブラ
ケットの前記他端部側で押圧し、前記バッテリーの前記
一辺部を前記第一ブラケットで押圧したことを特徴とし
ている。
【0007】また、請求項2に記載の自動車用バッテリ
ー取付構造は、バッテリー載置面部に載置されたバッテ
リーの上面部を上方から押圧して前記バッテリーを車体
側に取り付ける自動車用バッテリー取付構造において、
バッテリー上面部の一辺部とこの一辺部に隣接する車体
との間、および前記バッテリーの前記一辺部に対向する
他辺部とこの他辺部に隣接する車体との間のそれぞれ
に、第一ブラケットを架設し、この第一ブラケットを上
方から押圧して弾性変形させる凸部を有する第二ブラケ
ットの両端部を車体にそれぞれねじ止めし、前記バッテ
リーの両辺部を両第一ブラケットで押圧したことを特徴
としている。
ー取付構造は、バッテリー載置面部に載置されたバッテ
リーの上面部を上方から押圧して前記バッテリーを車体
側に取り付ける自動車用バッテリー取付構造において、
バッテリー上面部の一辺部とこの一辺部に隣接する車体
との間、および前記バッテリーの前記一辺部に対向する
他辺部とこの他辺部に隣接する車体との間のそれぞれ
に、第一ブラケットを架設し、この第一ブラケットを上
方から押圧して弾性変形させる凸部を有する第二ブラケ
ットの両端部を車体にそれぞれねじ止めし、前記バッテ
リーの両辺部を両第一ブラケットで押圧したことを特徴
としている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の自動車用バッテリー取付構造
によれば、固定用ロッドはバッテリーと接近して配設で
きるので、ねじの締付力が第二ブラケットを介してバッ
テリーの他辺部側に有効に作用する。
によれば、固定用ロッドはバッテリーと接近して配設で
きるので、ねじの締付力が第二ブラケットを介してバッ
テリーの他辺部側に有効に作用する。
【0009】また、バッテリーの一辺部側においては、
第二ブラケットの車体へのねじの締付力が凸部を介して
架設された第一ブラケットに作用し、この第一ブラケッ
トにてバッテリーの一辺部側が押圧されるため、ねじの
締付力が有効にバッテリーの一辺部に作用することとな
る。
第二ブラケットの車体へのねじの締付力が凸部を介して
架設された第一ブラケットに作用し、この第一ブラケッ
トにてバッテリーの一辺部側が押圧されるため、ねじの
締付力が有効にバッテリーの一辺部に作用することとな
る。
【0010】さらに、この第一ブラケットは弾性変形す
るため、車体の組付誤差等によりバッテリー上面と車体
取付面との間に落差が生じた場合でも、その第一ブラケ
ットが弾性変形することにより確実にバッテリーの一辺
部を押圧することができる。
るため、車体の組付誤差等によりバッテリー上面と車体
取付面との間に落差が生じた場合でも、その第一ブラケ
ットが弾性変形することにより確実にバッテリーの一辺
部を押圧することができる。
【0011】しかも、第二ブラケットの一端部は車体に
取り付けるものであるため、取付作業性も良好である。
取り付けるものであるため、取付作業性も良好である。
【0012】請求項2に記載の自動車用バッテリー取付
構造によれば、第二ブラケットの両端部における締付力
が両端部を介して両第一ブラケットに作用することによ
り、この第一ブラケットを介してバッテリーの両辺部が
有効に押圧される。
構造によれば、第二ブラケットの両端部における締付力
が両端部を介して両第一ブラケットに作用することによ
り、この第一ブラケットを介してバッテリーの両辺部が
有効に押圧される。
【0013】さらに、この第一ブラケットは弾性変形す
るため、車体の組付誤差等によりバッテリー上面と車体
取付面との間に落差が生じた場合でも、その第一ブラケ
ットが弾性変形することにより確実にバッテリーの両辺
部を押圧することができる。
るため、車体の組付誤差等によりバッテリー上面と車体
取付面との間に落差が生じた場合でも、その第一ブラケ
ットが弾性変形することにより確実にバッテリーの両辺
部を押圧することができる。
【0014】しかも、第二ブラケットの両端部を車体に
取り付けるようにすれば、取付作業性が一層良好なもの
となる。
取り付けるようにすれば、取付作業性が一層良好なもの
となる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の自動車用バッテリー取付構
造の実施例を図面に基づいて説明する。
造の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】(第一実施例)図1ないし図3において、
符号1はバッテリーで、エンジンルーム内に設けられた
載置面部としてのバッテリーサポート2に載置されてい
る。
符号1はバッテリーで、エンジンルーム内に設けられた
載置面部としてのバッテリーサポート2に載置されてい
る。
【0017】バッテリー1の上面部は、以下のような部
材によって上方から押圧されて車体側のバッテリーサポ
ート2に取り付けられている。
材によって上方から押圧されて車体側のバッテリーサポ
ート2に取り付けられている。
【0018】すなわち、バッテリー1の上面部の一辺部
3とこの一辺部3に隣接する車体の上面部としてのラジ
エータコアアッパパネル4との間には、弾性を有する第
一ブラケット5が架設されている。この第一ブラケット
5は、バッテリー1の一辺部3の角およびラジエータコ
アアッパパネル4の角にはまるように、断面逆ハット形
状とされている。
3とこの一辺部3に隣接する車体の上面部としてのラジ
エータコアアッパパネル4との間には、弾性を有する第
一ブラケット5が架設されている。この第一ブラケット
5は、バッテリー1の一辺部3の角およびラジエータコ
アアッパパネル4の角にはまるように、断面逆ハット形
状とされている。
【0019】第一ブラケット5の下面部には、難燃性の
硬質ゴムからなるパッキン21が取り付けられている。
このパッキン21は、ラジエータコアサイドパネル22
の内側に設けられているヘッドランプハウジング23の
上面部に密着するようになっている。
硬質ゴムからなるパッキン21が取り付けられている。
このパッキン21は、ラジエータコアサイドパネル22
の内側に設けられているヘッドランプハウジング23の
上面部に密着するようになっている。
【0020】符号6は、第一ブラケット5を上方から押
圧して弾性変形させるための凸部7を有する第二ブラケ
ットである。この第二ブラケット6の凸部7は、V字状
に屈曲成形されたものである。
圧して弾性変形させるための凸部7を有する第二ブラケ
ットである。この第二ブラケット6の凸部7は、V字状
に屈曲成形されたものである。
【0021】第二ブラケット6の一端部6aは、バッテ
リー1の一辺部3に隣接する車体の上面部すなわちラジ
エータコアアッパパネル4の上面部にボルト8によって
ねじ止めされるようになっている。
リー1の一辺部3に隣接する車体の上面部すなわちラジ
エータコアアッパパネル4の上面部にボルト8によって
ねじ止めされるようになっている。
【0022】また、第二ブラケット6の他端部6bは、
バッテリー1の一辺部3と対向する他辺部9側にてバッ
テリーサポート2から上方に延設された固定用ロッド1
0に蝶ねじ11によってねじ止めされるようになってい
る。
バッテリー1の一辺部3と対向する他辺部9側にてバッ
テリーサポート2から上方に延設された固定用ロッド1
0に蝶ねじ11によってねじ止めされるようになってい
る。
【0023】上記の構成によって、バッテリー1の他辺
部9は、第二ブラケット6の他端部6b側で押圧され
て、またバッテリー1の一辺部3は、第一ブラケット5
で押圧されて車体側に固定される。
部9は、第二ブラケット6の他端部6b側で押圧され
て、またバッテリー1の一辺部3は、第一ブラケット5
で押圧されて車体側に固定される。
【0024】次に、このような構成の自動車用バッテリ
ー取付構造の作用を説明する。
ー取付構造の作用を説明する。
【0025】固定用ロッド10はバッテリー1と接近し
て配設されているので、蝶ねじ11の締付力が第二ブラ
ケット6を介してバッテリー1の他辺部9側に有効に作
用する。
て配設されているので、蝶ねじ11の締付力が第二ブラ
ケット6を介してバッテリー1の他辺部9側に有効に作
用する。
【0026】また、バッテリー1の一辺部3側において
は、第二ブラケット6の車体へのねじの締付力が凸部7
を介して架設された第一ブラケット5に作用し、この第
一ブラケット5にてバッテリー1の一辺部3側が押圧さ
れるため、ねじの締付力が有効にバッテリー1の一辺部
3に作用することとなる。
は、第二ブラケット6の車体へのねじの締付力が凸部7
を介して架設された第一ブラケット5に作用し、この第
一ブラケット5にてバッテリー1の一辺部3側が押圧さ
れるため、ねじの締付力が有効にバッテリー1の一辺部
3に作用することとなる。
【0027】さらに、この第一ブラケット5は弾性変形
するため、車体の組付誤差等によりバッテリー上面と車
体取付面(ラジエータコアアッパパネル4の上面部)と
の間に落差が生じた場合でも、その第一ブラケット5が
弾性変形することにより確実にバッテリー1の一辺部3
を押圧することができる。
するため、車体の組付誤差等によりバッテリー上面と車
体取付面(ラジエータコアアッパパネル4の上面部)と
の間に落差が生じた場合でも、その第一ブラケット5が
弾性変形することにより確実にバッテリー1の一辺部3
を押圧することができる。
【0028】しかも、第二ブラケット6の一端部6aは
車体に取り付けるものであるため、取付作業性も良好で
ある。
車体に取り付けるものであるため、取付作業性も良好で
ある。
【0029】また、このパッキン21は、ヘッドランプ
ハウジング23とラジエータコアサイドパネル22との
間の開口24を封止するため、この開口24からの熱気
の放出が防止される。これによって、アイドリング時な
どにおいて、エンジンルームからの熱気がラジエータの
外部前面へまわり込んで、冷却性能が低下することを抑
制できる。
ハウジング23とラジエータコアサイドパネル22との
間の開口24を封止するため、この開口24からの熱気
の放出が防止される。これによって、アイドリング時な
どにおいて、エンジンルームからの熱気がラジエータの
外部前面へまわり込んで、冷却性能が低下することを抑
制できる。
【0030】(第二実施例)図4において、符号31
は、バッテリーサポート32に載置されたバッテリーで
ある。
は、バッテリーサポート32に載置されたバッテリーで
ある。
【0031】バッテリー31の上面部の一辺部33とこ
の一辺部33に隣接する車体の一部としてのラジエータ
コアアッパパネル34との間、およびバッテリー31の
一辺部33に対向する他辺部35とこの他辺部35に隣
接する車体の一部としてのフードリーージ36との間の
それぞれには、第一ブラケット37、37が架設されて
いる。この第一ブラケット37は、第一実施例における
第一ブラケット5と同様な形状のものである。
の一辺部33に隣接する車体の一部としてのラジエータ
コアアッパパネル34との間、およびバッテリー31の
一辺部33に対向する他辺部35とこの他辺部35に隣
接する車体の一部としてのフードリーージ36との間の
それぞれには、第一ブラケット37、37が架設されて
いる。この第一ブラケット37は、第一実施例における
第一ブラケット5と同様な形状のものである。
【0032】符号38は、ラジエータコアアッパパネル
34とフードリッジ36との間に跨る長さを有する第二
ブラケットである。この第二ブラケット38の両端部に
は、二つの第一ブラケット37、37を上方から押圧し
て弾性変形させる凸部39が屈曲形成されている。この
凸部39は、第一ブラケット37に設けられた凹部40
に入り込むようになっている。
34とフードリッジ36との間に跨る長さを有する第二
ブラケットである。この第二ブラケット38の両端部に
は、二つの第一ブラケット37、37を上方から押圧し
て弾性変形させる凸部39が屈曲形成されている。この
凸部39は、第一ブラケット37に設けられた凹部40
に入り込むようになっている。
【0033】第二ブラケット38の両端部は、ボルト4
1によってそれぞれラジエータコアアッパパネル34、
フードリッジ36にねじ止めされるようになっている。
これによって、バッテリー31の両辺部33、35は両
第一ブラケット37によってバッテリーサポート32に
押圧されて固定される。
1によってそれぞれラジエータコアアッパパネル34、
フードリッジ36にねじ止めされるようになっている。
これによって、バッテリー31の両辺部33、35は両
第一ブラケット37によってバッテリーサポート32に
押圧されて固定される。
【0034】次に、このような構成の自動車用バッテリ
ー取付構造の作用を説明する。
ー取付構造の作用を説明する。
【0035】第二ブラケット38の両端部におけるボル
ト41の締付力が両端部を介して両第一ブラケット37
に作用することにより、この第一ブラケット37、37
を介してバッテリー31の両辺部33、35が有効に押
圧される。
ト41の締付力が両端部を介して両第一ブラケット37
に作用することにより、この第一ブラケット37、37
を介してバッテリー31の両辺部33、35が有効に押
圧される。
【0036】さらに、この第一ブラケット37、37は
弾性変形するため、車体の組付誤差等によりバッテリー
上面と車体取付面(ラジエータコアアッパパネル34、
フードリッジ36の上面)との間に落差が生じた場合で
も、その第一ブラケット37が弾性変形することにより
確実にバッテリー31の両辺部33、35を押圧するこ
とができる。
弾性変形するため、車体の組付誤差等によりバッテリー
上面と車体取付面(ラジエータコアアッパパネル34、
フードリッジ36の上面)との間に落差が生じた場合で
も、その第一ブラケット37が弾性変形することにより
確実にバッテリー31の両辺部33、35を押圧するこ
とができる。
【0037】しかも、第二ブラケット38の両端部を車
体に取り付けるようにすれば、取付作業性が一層良好な
ものとなる。
体に取り付けるようにすれば、取付作業性が一層良好な
ものとなる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
自動車用バッテリー取付構造によれば、固定用ロッドが
バッテリーと接近して配設できるので、バッテリーの他
辺部側に有効に作用する。また、バッテリーの一辺部側
においては、第二ブラケットの車体へのねじの締付力が
第一ブラケットに作用し、この第一ブラケットにてバッ
テリーの一辺部側が押圧されるため、ねじの締付力が有
効にバッテリーの一辺部に作用する。これらによって、
バッテリーを確実に取り付けることができるという効果
がある。さらに、第一ブラケットは弾性変形するため、
車体の組付誤差等によりバッテリー上面と車体取付面と
の間に落差が生じた場合でも、確実にバッテリーの一辺
部を押圧することができる。しかも、第二ブラケットの
一端部は車体に取り付けるものであるため、取付作業性
を良好とすることができるという効果がある。
自動車用バッテリー取付構造によれば、固定用ロッドが
バッテリーと接近して配設できるので、バッテリーの他
辺部側に有効に作用する。また、バッテリーの一辺部側
においては、第二ブラケットの車体へのねじの締付力が
第一ブラケットに作用し、この第一ブラケットにてバッ
テリーの一辺部側が押圧されるため、ねじの締付力が有
効にバッテリーの一辺部に作用する。これらによって、
バッテリーを確実に取り付けることができるという効果
がある。さらに、第一ブラケットは弾性変形するため、
車体の組付誤差等によりバッテリー上面と車体取付面と
の間に落差が生じた場合でも、確実にバッテリーの一辺
部を押圧することができる。しかも、第二ブラケットの
一端部は車体に取り付けるものであるため、取付作業性
を良好とすることができるという効果がある。
【0039】請求項2に記載の自動車用バッテリー取付
構造によれば、第二ブラケットの両端部における締付力
が両第一ブラケットに作用することにより、バッテリー
の両辺部が有効に押圧される。これによって、バッテリ
ーを確実に取り付けることができるという効果がある。
さらに、第一ブラケットは弾性変形するため、車体の組
付誤差等によりバッテリー上面と車体取付面との間に落
差が生じた場合でも、確実にバッテリーの両辺部を押圧
することができる。しかも、第二ブラケットの両端部を
車体に取り付けるようにすれば、取付作業性を一層良好
なものとすることができるという効果がある。
構造によれば、第二ブラケットの両端部における締付力
が両第一ブラケットに作用することにより、バッテリー
の両辺部が有効に押圧される。これによって、バッテリ
ーを確実に取り付けることができるという効果がある。
さらに、第一ブラケットは弾性変形するため、車体の組
付誤差等によりバッテリー上面と車体取付面との間に落
差が生じた場合でも、確実にバッテリーの両辺部を押圧
することができる。しかも、第二ブラケットの両端部を
車体に取り付けるようにすれば、取付作業性を一層良好
なものとすることができるという効果がある。
【図1】この発明の自動車用バッテリー取付構造の第一
実施例を示す側面図である。
実施例を示す側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同斜視図である。
【図4】この発明の自動車用バッテリー取付構造の第二
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図5】従来の自動車用バッテリー取付構造を示す側面
図である。
図である。
1、31 バッテリー 2、32 バッテリーサポート(バッテリー載置面部) 3、33 一辺部 9、35 他辺部 4、34 ラジエータコアアッパパネル(車体の上面
部) 36 フードリッジ(車体の上面) 5、37 第一ブラケット 6、38 第二ブラケット 6a 一端部 6b 他端部 7、39 凸部 10 固定用ロッド
部) 36 フードリッジ(車体の上面) 5、37 第一ブラケット 6、38 第二ブラケット 6a 一端部 6b 他端部 7、39 凸部 10 固定用ロッド
Claims (2)
- 【請求項1】 バッテリー載置面部に載置されたバッテ
リーの上面部を上方から押圧して前記バッテリーを車体
側に取り付ける自動車用バッテリー取付構造において、 前記バッテリーの前記上面部の一辺部とこの一辺部に隣
接する車体の上面部との間に弾性を有する第一ブラケッ
トを架設し、この第一ブラケットを押圧して弾性変形さ
せる凸部を有する第二ブラケットを、この第二ブラケッ
トの一端部を前記バッテリーの前記一辺部に隣接する車
体の上面部にねじ止めすると共に、この第二ブラケット
の他端部を前記バッテリーの前記一辺部と対向する他辺
部側にて前記バッテリー載置面から上方に延設された固
定用ロッドにねじ止めし、前記バッテリーの前記他辺部
を前記第二ブラケットの前記他端部側で押圧し、前記バ
ッテリーの前記一辺部を前記第一ブラケットで押圧した
ことを特徴とする自動車用バッテリー取付構造。 - 【請求項2】バッテリー載置面部に載置されたバッテリ
ーの上面部を上方から押圧して前記バッテリーを車体側
に取り付ける自動車用バッテリー取付構造において、 バッテリー上面部の一辺部とこの一辺部に隣接する車体
との間、および前記バッテリーの前記一辺部に対向する
他辺部とこの他辺部に隣接する車体との間のそれぞれ
に、第一ブラケットを架設し、この第一ブラケットを上
方から押圧して弾性変形させる凸部を有する第二ブラケ
ットの両端部を車体にそれぞれねじ止めし、前記バッテ
リーの両辺部を両第一ブラケットで押圧したことを特徴
とする自動車用バッテリー取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22994293A JPH0781500A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 自動車用バッテリー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22994293A JPH0781500A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 自動車用バッテリー取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781500A true JPH0781500A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16900139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22994293A Pending JPH0781500A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 自動車用バッテリー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781500A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006521235A (ja) * | 2003-03-28 | 2006-09-21 | アー レイモンド エ シー | 特に車両用バッテリの筐体である筐体の支持部への固定器具 |
JP2021123134A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | いすゞ自動車株式会社 | バッテリボックス |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP22994293A patent/JPH0781500A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006521235A (ja) * | 2003-03-28 | 2006-09-21 | アー レイモンド エ シー | 特に車両用バッテリの筐体である筐体の支持部への固定器具 |
JP2021123134A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | いすゞ自動車株式会社 | バッテリボックス |
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