JPH0781481A - ハイマウントストップランプ - Google Patents

ハイマウントストップランプ

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Publication number
JPH0781481A
JPH0781481A JP23322793A JP23322793A JPH0781481A JP H0781481 A JPH0781481 A JP H0781481A JP 23322793 A JP23322793 A JP 23322793A JP 23322793 A JP23322793 A JP 23322793A JP H0781481 A JPH0781481 A JP H0781481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front cover
window glass
lamp housing
rear window
mount stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23322793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kanazawa
均 金沢
Shizuo Nakanishi
静雄 中西
Hideyuki Hayashi
秀幸 林
Toru Komizo
徹 小溝
Takehiro Kiuchi
丈浩 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Ichikoh Industries Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP23322793A priority Critical patent/JPH0781481A/ja
Publication of JPH0781481A publication Critical patent/JPH0781481A/ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハイマウントストップランプを改良して、該
ハイマウントストップランプのフロントカバーとリヤー
ウインドウガラスとの間隔寸法d′を規制できるように
する。この寸法d′が過大であると漏光が増大し、ほと
んど零であると振動によって騒音を発し、マイナスであ
ると組立が出来ないからこれらの不具合を防止する。 【構成】 ランプハウジング1に一体構成されてブラケ
ット4aに固着されているアーム1a′の根本部の付近
に、薄肉のヒンジ部1bを形成し、かつ、フロントカバ
ー7とリヤーウインドウガラス10との間にクッション
材12a,12bを介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のリヤーウイン
ドウガラスの内側に設置されるハイマウントストップラ
ンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハイマウントストップランプは補助スト
ップランプとも呼ばれる公知の車両用灯具であって、後
続車両の運転者に対して注意を喚起するため通常のスト
ップランプに比して高い位置に装着されることに着目し
てハイマウントストップランプと呼ばれ、例えば車両の
リヤーウインドウガラスの内側に設置されている。図3
はハイマウントストップランプの従来例を示す垂直断面
図であって、図面の左側が車両の走行方向である。ラン
プハウジング1は合成樹脂製の部材であって、取付用の
アーム1aが一体に成形されている。このランプハウジ
ングの後側にリフレクタ2が設置されるとともに、該リ
フレクタ2の焦点近傍に位置せしめて光源バルブ3が設
置されている。前記のランプハウジング1のアーム1a
は、車体4に固定されたブラケット4aと重ね合わせて
ボルト5を貫通せしめ、ナット6で締め付けて固着,支
持されている。上記ランプハウジング1の前側にはレン
ズ9が配置されている。ただし、灯具の構成部材につい
ての前後の呼称は、投光方向を前と呼び、その反対を後
と呼ぶ。上記ランプハウジング1の後方を覆ってリヤー
カバー8が配置されている。そして、前記のレンズ9は
フロントカバー7の開口に嵌め込まれており、該フロン
トカバー7はランプハウジング1の前側に取り付けられ
ている。上記フロントカバー7は、車両のリヤーウイン
ドウガラス10に対して、その内側から対向している。
本発明における各種構成部材の内、上記リヤーウインド
ウガラスのみは車体の走行方向を基準としてリヤーウイ
ンドウと呼称されており、その他の構成部材は投光方向
(図において右方)を基準として、リヤーカバー8,フ
ロントカバー7と呼称されている。図に示した11はリ
ヤーパーセルである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来例の
ハイマウントストップランプにおいて、ランプハウジン
グのフロントカバー7はランプハウジング1に対して取
り付けられ、該ランプハウジング1はアーム1aおよび
ブラケット4aを介して車体4に固定される。一方、リ
ヤーウインドウガラス10はハイマウントストップラン
プと関係なく、本図3の図外で車体4に装着される。従
って、ハイマウントストップランプとリヤーウインドウ
ガラスとは直接的には位置決めされない構造である。そ
の結果、フロントカバー7とリヤーウインドウガラス1
0との間隔寸法dは、各種誤差の集積によって増減す
る。前記の間隔寸法dがマイナスになると、フロントカ
バー7とリヤーウインドウガラスとが干渉して、ハイマ
ウントストップランプを車体に装着することが出来なく
なる。また、上記間隔寸法dが過大になると、この間隙
からの漏光が多くなり、漏光した赤色光がリヤーウイン
ドウガラス10で反射されて運転者の目に入る(後続車
両の運転者の目に入るという意味ではなく、当該車両の
運転者の目に入る)。このため、運転者の後方視界が妨
げられる。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みて為されたもの
であって、フロントカバーとリヤーウインドウガラスと
の間隔寸法を容易にかつ確実に規制し得るハイマウント
ストップランプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的(間隔寸法規
制)を達成するため本発明に係るハイマウントストップ
ランプの構成は、アームを一体に成形された合成樹脂製
のランプハウジングと、上記ランプハウジングの後方を
覆って配置されたリヤーカバーと、上記ランプハウジン
グの前側に配置されたレンズと、上記レンズを嵌め込ま
れる開口を有し、上記ランプハウジングの前側に取り付
けられたフロントカバーとを具備し、前記ランプハウジ
ングのアームが、車体に固定されたブラケットに対して
固着され、かつ、前記フロントカバーがリヤーウインド
ウガラスの内面に近設しているハイマウントストップラ
ンプにおいて、前記ランプハウジングに一体成形された
アームの根本部付近に、ヒンジとして作用する薄肉部を
形成し、かつ、前記フロントカバーとリヤーウインドウ
ガラスとを、クッション材を介して当接せしめて、該フ
ロントカバーとリヤーウインドウガラスとの間隔寸法が
規制されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成によると、前記のアームに設けられ
ている薄肉部がヒンジとして作用するので、該アームの
中央部ないし先端部がブラケットに固着されていても、
ランプハウジングは該薄肉部を中心として首振り状に傾
動することができる。一方、フロントカバーはクッショ
ン材を介してリヤーウインドウガラスに当接しているの
で、該リヤーウインドウガラスとの間隔寸法を規制され
る。従来技術において該間隔寸法に影響を与えていた各
種の誤差は、前記ランプハウジングの首振り状傾動によ
って吸収され、取付機構部分に過大な応力を発生させる
虞れが無く、また、構成部材の干渉によって組付困難な
いし組付不能を招く虞れも無い。上記のようにしてフロ
ントカバーとリヤーウインドウガラスとの間隔寸法が規
制されるので、該間隔寸法が過大になって漏光の増大に
よる視界不良を招く虞れも無い。この種のハイマウント
ストップランプにおけるランプハウジングに取り付けら
れたフロントカバーと、リヤーウインドウガラスとは一
般に異なる振動系に属しているので、両者を直接,間接
に接触せしめると振動に起因するトラブルを生じる虞れ
無しとしないが、本発明におけるフロントカバーはクッ
ション材を介してリヤーウインドウガラスに当接する構
造であるから、該クッション材の作用によって摩接音や
ビビリ音の発生が防止されるので、振動に起因するトラ
ブルが未然に防止される。
【0007】
【実施例】次に、図1および図2を順次に参照しつつ本
発明の実施例につき説明する。図1は本発明に係るハイ
マウントストップランプの1実施例を示し、模式的に描
いた垂直断面図である。この実施例は、図3に示した従
来例に本発明を適用して改良した1例であって、本図1
において図3と同一の符号を付したものは前記従来例に
おけると同様ないし類似の構成部分である。次に、本図
1が前掲の図3に比して異なっている点、すなわち本発
明を適用して改良した事項について説明する。本実施例
におけるランプハウジング1に一体連設されたアーム1
a′は、その根本部付近に、いわゆる一体形のヒンジ1
bが形成されている。すなわち、容易に屈曲してランプ
ハウジング1の本体部分を首振り状に傾動せしめ得るよ
うになっている。上記ヒンジ部1bの作用によってラン
プハウジング1の本体部分が首振り状に傾動すると、該
ランプハウジング1に取り付けられたフロントカバー7
も一緒に傾動して、リヤーウインドウガラス10との間
隔寸法d′が変化する。そこで本実施例はリング状のゴ
ム製クッション材12aを構成し、フロントカバー7に
接着してある。本図1に示したクッション材12bは前
記クッション材12aと同一の部材であるが、切断面が
2個所に現われているため符号12bを付して示したも
のである。本実施例においては、フロントカバー7とリ
ヤーウインドウガラス10との間隔寸法に影響を与える
誤差要因について、間隔寸法を減少させる方向に誤差を
寄せてある。このため、リヤーウインドウガラス10は
クッション材12a(12b)を圧縮しつつフロントカ
バー7を図の左方に押しつけている。このため、アーム
1a′のヒンジ部1bは、ランプハウジング1の本体部
をしてリヤーウインドウガラス10から離間せしめる方
向に撓み、その弾性復元力により該ランプハウジング1
およびこれに取り付けられたフロントカバー7をリヤー
ウインドウガラス10に向けて弾性的に押圧する。クッ
ション材12a,12bは圧縮を受けつつ、リヤーウイ
ンドウガラス10とフロントカバー7との間隔寸法を図
示のd′に保つとともに、漏光を遮断する作用も果た
す。図2は上記と異なる実施例を示し、模式的に描いた
垂直断面図である。本図2の実施例について、前掲の図
1に示した実施例と異なる点を次に述べる。本例におい
てはリヤーウインドウガラス10の内面にクッション材
13を接着し、該クッション材13に対してピン14を
取り付けてある。本例のピン14はフック状に形成され
ていて、フロントカバー7を貫通してこれに係合してい
る。こののように構成すると、フロントカバー7とリヤ
ーウインドウガラス10との間隔寸法d′が、その最小
値と最大値とが規制される。従って、フロントカバー7
がリヤーウインドウガラス10と直接接触して騒音を発
する虞れが無く、またフロントカバー7とリヤーウイン
ドウガラス10との間隔寸法が過大になって漏光による
後方視界の阻害を生じる虞れも無い。
【0008】
【発明の効果】本発明を適用すると、前記のアームに設
けられている薄肉部がヒンジとして作用するので、該ア
ームの中央部ないし先端部がブラケットに固着されてい
ても、ランプハウジングは該薄肉部を中心として首振り
状に傾動することができる。一方、フロントカバーはク
ッション材を介してリヤーウインドウガラスに当接して
いるので、該リヤーウインドウガラスとの間隔寸法を規
制される。従来技術において間隔寸法に影響を与えてい
た各種の誤差は、前記ランプハウジングの首振り状傾動
によって吸収され、取付機構部分に過大な応力を発生さ
せる虞れが無く、また、構成部材の干渉によって組付困
難ないし組付不能を招く虞れも無い。上記のようにして
フロントカバーとリヤーウインドウガラスとの間隔寸法
が規制されるので、該間隔寸法が過大になって漏光の増
大による視界不良を招く虞れも無い。この種のハイマウ
ントストップランプにおけるランプハウジングに取り付
けられたフロントカバーと、リヤーウインドウガラスと
は一般に異なる振動系に属しているので、両者を直接,
間接に接触せしめると振動に起因するトラブルを生じる
虞れ無しとしないが、本発明におけるフロントカバーは
クッション材を介してリヤーウインドウガラスに当接す
る構造であるから、該クッション材の作用によって摩接
音やビビリ音の発生が防止されるので、振動に起因する
トラブルが未然に防止されるという優れた実用的効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハイマウントストップランプの1
実施例を示し、模式的に描いた垂直断面図である。
【図2】上記と異なる実施例を示し、模式的に描いた垂
直断面図である。
【図3】ハイマウントストップランプの従来例を示す垂
直断面図であって、図面の左側が車両の走行方向であ
る。
【符号の説明】 1…ランプハウジング、1a,1a′…アーム、2…リ
フレクタ、3…光源バルブ、4…車体、4a…ブラケッ
ト、5…ボルト、6…ナット、7…フロントカバー、8
…リヤーカバー、9…レンズ、10…リヤーウインドウ
ガラス、11…パーセル、12a,12b…クッション
材、13…クッション材、14…ピン、d,d′…フロ
ントカバーとリヤーウインドウガラスとの間隔寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 秀幸 神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業 株式会社伊勢原製造所内 (72)発明者 小溝 徹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車 株式会社内 (72)発明者 木内 丈浩 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームを一体に成形された合成樹脂製の
    ランプハウジングと、上記ランプハウジングの後方を覆
    って配置されたリヤーカバーと、上記ランプハウジング
    の前側に配置されたレンズと、上記レンズを嵌め込まれ
    る開口を有し、上記ランプハウジングの前側に取り付け
    られたフロントカバーとを具備し、 前記ランプハウジングのアームが、車体に固定されたブ
    ラケットに対して固着され、かつ、前記フロントカバー
    がリヤーウインドウガラスの内面に近設しているハイマ
    ウントストップランプにおいて、 前記ランプハウジングに一体成形されたアームの根本部
    付近に、ヒンジとして作用する薄肉部を形成し、 かつ、前記フロントカバーとリヤーウインドウガラスと
    を、クッション材を介して当接せしめて、該フロントカ
    バーとリヤーウインドウガラスとの間隔寸法が規制され
    ていることを特徴とするハイマウントストップランプ。
JP23322793A 1993-09-20 1993-09-20 ハイマウントストップランプ Pending JPH0781481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23322793A JPH0781481A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 ハイマウントストップランプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP23322793A JPH0781481A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 ハイマウントストップランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0781481A true JPH0781481A (ja) 1995-03-28

Family

ID=16951752

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23322793A Pending JPH0781481A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 ハイマウントストップランプ

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JP (1) JPH0781481A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013047034A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Kubota Corp ヘッドランプカバーの支持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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